JP2018156123A - 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018156123A
JP2018156123A JP2017049806A JP2017049806A JP2018156123A JP 2018156123 A JP2018156123 A JP 2018156123A JP 2017049806 A JP2017049806 A JP 2017049806A JP 2017049806 A JP2017049806 A JP 2017049806A JP 2018156123 A JP2018156123 A JP 2018156123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
determination
unit
measurement
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017049806A
Other languages
English (en)
Inventor
萌子 大野
Moeko Ono
萌子 大野
明日香 佐野
Asuka Sano
明日香 佐野
孝 角
Takashi Sumi
孝 角
上田 哲也
Tetsuya Ueda
哲也 上田
朋大 石田
Tomohiro Ishida
朋大 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2017049806A priority Critical patent/JP2018156123A/ja
Publication of JP2018156123A publication Critical patent/JP2018156123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】簡単かつより正確に健康状態を把握でき、関連する情報をユーザに提供可能な情報提供装置、情報提供システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】携帯端末4は、ペットの尿に関する測定データを取得する測定取得部45と、質問内容及び複数の選択肢とを含む複数の問診データを記憶する問診データ記憶部74からペットの尿に関連する問診データを出力し質問内容に対する一の選択肢を受け付ける問診処理部47と、一の選択肢を含む複数の選択肢と測定データとの組合せに対応付けて判定データを記憶する判定データ記憶部75から測定取得部45が取得した測定データと問診処理部47が受け付けた一の選択肢とに対する判定データを抽出する判定抽出部48と、判定データに対応した判定対応データである提供データを記憶する提供データ記憶部76から判定抽出部48が抽出した判定データに基づく提供データを抽出して出力する情報出力部51と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報提供装置、情報提供システム及びプログラムに関する。
従来、ペットの日々の生体情報や外見情報に基づいて、現在の健康状態から予測される病気を判断する装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−318325号公報
ペットに限らず、人も含めて、簡単かつより正確に、健康状態を把握したいニーズがある。また、把握した健康状態によって、有用な情報が提供されると便利である。
そこで、本発明は、簡単かつより正確に健康状態を把握でき、関連する情報をユーザに提供可能な情報提供装置、情報提供システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、生体の測定対象に関する測定データを取得する測定データ取得手段と、質問データと、前記質問データに対する複数の質問回答データとを含む複数の問診データを記憶する問診データ記憶部から、前記測定対象に関連する前記問診データを出力し、前記質問データに対する一の質問回答データを受け付ける問診手段と、前記一の質問回答データを含む前記複数の質問回答データと前記測定データとの組合せに対応付けて判定データを記憶する判定データ記憶部から、前記測定データ取得手段が取得した前記測定データと、前記問診手段が受け付けた前記一の質問回答データとに対する判定データを抽出する判定抽出手段と、前記判定データに対応しユーザに提供する判定対応データである提供データを記憶する提供データ記憶部から、前記判定抽出手段が抽出した前記判定データに基づく前記提供データを抽出して出力する情報提供手段と、を備える情報提供装置である。
第2の発明は、第1の発明の情報提供装置において、前記測定データ取得手段は、前記測定対象を撮影した撮影画像から前記測定データを取得すること、を特徴とする情報提供装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の情報提供装置において、前記問診データ記憶部及び前記提供データ記憶部は、前記生体の種類ごとに有すること、を特徴とする情報提供装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの情報提供装置において、前記判定抽出手段により抽出された前記判定データを、前記測定データ取得手段が前記測定データを取得した日時を示す日時情報に対応付けて蓄積して記憶する判定結果蓄積手段と、前記判定結果蓄積手段により蓄積された複数の前記判定データを、時系列に並べて分析する分析手段と、を備え、前記情報提供手段は、前記分析手段による分析結果に基づく前記提供データを、前記提供データ記憶部から抽出して出力すること、を特徴とする情報提供装置である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの情報提供装置において、前記生体の健康状態を示す状態データを記憶した状態データ記憶部を備え、前記情報提供手段は、前記状態データ記憶部の前記状態データと、前記判定データとに基づく前記提供データを、前記提供データ記憶部から抽出して出力すること、を特徴とする情報提供装置である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの情報提供装置と、前記情報提供装置に対して通信可能に接続され、前記問診データ記憶部、前記判定データ記憶部及び提供データ記憶部の少なくともいずれかを記憶した情報格納サーバと、を備える情報提供システムである。
第7の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの情報提供装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、簡単かつより正確に健康状態を把握でき、関連する情報をユーザに提供可能な情報提供装置、情報提供システム及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る検査装置の斜視図である。 本実施形態に係る尿検査紙の具体例を示す図である。 本実施形態に係る撮影ボックスの上面図及び断面図である。 本実施形態に係る検査システムの機能ブロック図である。 本実施形態に係る検査装置を用いた尿検査の流れを説明するための図である。 本実施形態に係る携帯端末での表示例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の尿検査処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る携帯端末の色判定処理(その1)を示すフローチャートである。 本実施形態に係る携帯端末の色判定処理(その2)を示すフローチャートである。 本実施形態に係る検査システムの情報提供処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る問診データの例及び携帯端末での表示例を示す図である。 本実施形態に係る情報提供サーバの記憶部の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲は、これに限られるものではない。
(実施形態)
<検査装置9>
図1は、本実施形態に係る検査装置9の斜視図である。
図2は、本実施形態に係る尿検査紙1の具体例を示す図である。
図3は、本実施形態に係る撮影ボックス3の上面図及び断面図である。
図1に示す検査装置9は、ユーザが飼育している犬や猫等のペット(生体)の尿(測定対象)を、家庭内で採取して検査するための装置であり、これによって、ユーザがペットの健康状態を把握するものである。
検査装置9は、尿検査紙1(検査部材)と、撮影ボックス3(位置合わせ部材)と、携帯端末4(撮影装置、情報提供装置)とを備える。
ユーザは、まず、尿検査紙1にペットの尿を付着させ、その尿検査紙1の上に撮影ボックス3を載置する。次に、ユーザは、携帯端末4を、尿検査紙1の検査領域10、チャート領域20及びマーク28(目印)を撮影できるように撮影ボックス3の上に載置して、携帯端末4に尿検査紙1を撮影させる。
ここで、尿は、血液等と同様に、体の状態を把握することができる体液である。また、尿は、血液のように、採取するために体に針を刺す必要がなく、また、採取のための免許等も不要であるため、家庭内で採取するのに適している。
そして、ペットは、人と比較して一般的に病気の進行度合いが早い。そのため、高い頻度で行うことができる家庭内での検査は、病気の早期発見や治療中の経過観察等が簡易に行えるという利点もあり、簡易に行うことができるため、ペットの健康状態を把握するのに有用である。
<尿検査紙1>
尿検査紙1(1a,1b)は、例えば、横方向Xが200mm程度で、奥行方向Yが90mm程度の大きさのインクジェット用紙である。
図2(A)及び(B)に示すように、尿検査紙1a,1bは、検査領域10と、チャート領域20と、マーク28と、ボックス載置線29(位置合わせ)とを備える。
図2(A)は、尿検査紙1aの例を示し、図2(B)は、尿検査紙1bの例を示す。ここで、尿検査紙1aと、尿検査紙1bとは、チャート領域20に有するカラーチャート(色パターン情報)の内容のみが異なり、他の部分は、同じである。
検査領域10は、試験紙12〜14(検出部)を載置する領域である。試験紙12〜14は、尿に含まれる各物質に反応する。試験紙12は、pH(水素イオン指数)を、試験紙13は、タンパク質を、試験紙14は、ブドウ糖を、それぞれの色(色調)変化によって測定値を示す。なお、試験紙12及び試験紙13は、尿を付着させたらすぐに反応するため、尿を付着した直後に色変化を見るのが望ましい。また、試験紙14は、尿を付着させてしばらく時間が経過して反応するため、尿を付着させた後、例えば、60秒経過後に色変化を見るのが望ましい。
チャート領域20は、例えば、インクジェット印刷によって、カラーチャートが印刷された領域である。
図2(A)に示す尿検査紙1aは、チャート領域20に、色補正用カラーチャート21を有する。色補正用カラーチャート21は、赤、青、緑、黄色、白、黒等の様々な異なる色の正方形を、テーブル状に配置したものである。
他方、図2(B)に示す尿検査紙1bは、チャート領域20に、判定用カラーチャート22〜24を有する。判定用カラーチャート22は、試験紙12に対応し、判定用カラーチャート23は、試験紙13に対応し、判定用カラーチャート24は、試験紙14に対応する。判定用カラーチャート22〜24は、対応する試験紙12〜14が反応することにより変化可能な複数の色パターンを、横方向Xに順番に並べて配置したものである。
マーク28は、携帯端末4が撮影した撮影画像において、角度等の位置合わせに用い、また、検査領域10及びチャート領域20を検出するのに用いる。マーク28は、この例では、矩形形状であるが、これに限定されず、例えば、QRコード(登録商標)に代表される二次元コード等であってもよい。
ボックス載置線29は、撮影ボックス3を載置する際の位置合わせのための線である。ボックス載置線29は、この例では、撮影ボックス3の形状に合ったものになっている。
<撮影ボックス3>
撮影ボックス3は、例えば、横方向Xが200mm程度、奥行方向Yが100mm程度で、高さ方向Zが90mm程度の大きさの箱状を形成するものである。撮影ボックス3は、樹脂等によって形成される。
図3(A)に示すように、撮影ボックス3は、上面31に携帯端末4を載置可能なように、上面31が平面を形成する(保持部)。そして、上面31には、携帯端末4のカメラ66(後述する)等のための貫通穴32を有する。
図3(B)は、図3(A)に示す撮影ボックス3のA−A断面図である。撮影ボックス3は、開口部30を下面に有し、その内部は空洞になっている。
貫通穴32は、尿検査紙1のボックス載置線29に合わせて撮影ボックス3を載置した場合に、検査領域10、チャート領域20及びマーク28を撮影できる位置に設けられる。貫通穴32は、カメラ66と、フラッシュ部67とを含む大きさになっている。また、貫通穴32の下側には、貫通穴32を覆うようにフィルム33(光拡散部材)を有する。
フィルム33は、例えば、無色であって透光性を有する素材からなる。フィルム33は、例えば、合成樹脂等の高分子成分等を薄い膜状に成型したものである。フィルム33は、フラッシュ部67から発する光を拡散させる役割を果たす。
尿検査紙1の上に撮影ボックス3を載置すると、撮影ボックス3の内部は、貫通穴32からの光が到達する。そこで、携帯端末4のカメラ66を貫通穴32の位置にして携帯端末4を載置することで、撮影ボックス3の内部は、暗部になる。そして、その状態で携帯端末4が撮影することで、撮影画像は、携帯端末4から発せられる光以外の外光の影響を受けないものにできる。
また、尿検査紙1に設けられた試験紙12〜14の特性上、携帯端末4は、時間を空けて複数回撮影する必要がある。そこで、撮影ボックス3を使用して撮影することで、携帯端末4は、同じ位置かつ条件での撮影が可能になる。
<検査システム100>
次に、検査装置9の携帯端末4を使用した検査システム100について説明する。
図4は、本実施形態に係る検査システム100の機能ブロック図である。
検査システム100は、携帯端末4と、情報提供サーバ7とを備え、携帯端末4と、情報提供サーバ7とは、通信ネットワークNを介して接続されている。
<携帯端末4>
携帯端末4は、尿検査紙1の上に撮影ボックス3が載置されている場合に、図1に示すように、撮影ボックス3の上に載置して、尿検査紙1を撮影するための装置である。また、携帯端末4は、撮影した尿検査紙1から得られる測定データ(検査データ)に基づく情報を出力する。
携帯端末4は、例えば、スマートフォンに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯電話機である。携帯端末4は、その他、タブレット等の携帯型の端末であってもよい。
図4に示すように、携帯端末4は、制御部40と、記憶部60と、タッチパネルディスプレイ65と、カメラ66(撮影手段)と、フラッシュ部67と、タイマ部68(時間計測手段)と、通信インタフェース部69とを備える。
制御部40は、携帯端末4の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部40は、記憶部60に記憶されているOS(オペレーティングシステム)や、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部40は、撮影処理部41(撮影処理手段)と、画像取得部42と、画像補正部43(補正手段)と、色判定部44(色判定手段)と、測定取得部45(測定データ取得手段)と、問診処理部47(問診手段)と、判定抽出部48(判定抽出手段)と、蓄積処理部49(判定結果蓄積手段)と、分析部50(分析手段)と、情報出力部51(情報提供手段)とを備える。
撮影処理部41は、タイマ部68の計測によって指定時間になった場合に、カメラ66による撮影を実行させる。
画像取得部42は、カメラ66が撮影した撮影画像を取得する。
画像補正部43は、取得した撮影画像からマーク28を認識する。また、画像補正部43は、認識したマーク28の位置に応じて、取得した撮影画像の角度を補正し、検査領域10及びチャート領域20を検出する。
色判定部44は、検出したチャート領域20のカラーチャート(色補正用カラーチャート21又は判定用カラーチャート22〜24)を用いて、検査領域10の試験紙12〜14の色を判定する。
測定取得部45は、色判定部44による判定結果に基づいて、各項目の測定値を得る。
問診処理部47は、各項目に関連する問診データを、情報提供サーバ7の問診データ記憶部74から取得して、質問内容(質問データ)と、複数の選択肢(質問回答データ)とを出力する。そして、問診処理部47は、ユーザに選択された1つの選択肢を受け付ける。
判定抽出部48は、測定値と、受け付けた質問内容に対する1つの選択肢とに基づいて、判定データ記憶部75から判定データを抽出する。
蓄積処理部49は、抽出した判定データを、撮影画像の撮影日時に対応付けて蓄積データ記憶部63に記憶させる。
分析部50は、蓄積処理部49によって蓄積データ記憶部63に記憶された複数の判定データを分析する。分析部50は、複数の判定データを時系列に並べて、判定データの変化を分析することもできる。
情報出力部51は、分析部50による分析結果に基づいて、提供データ記憶部76から提供データを抽出し、タッチパネルディスプレイ65に出力する。提供データは、判定データに対応する判定対応データであり、例えば、健康状態に対するアドバイスデータ等のユーザに提供する有益なデータである。
なお、これらの各機能の詳細については、後述する。
記憶部60は、携帯端末4の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶装置である。
なお、コンピュータとは、制御装置、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、携帯端末4は、制御部40、記憶部60等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
記憶部60は、プログラム記憶部61と、基本データ記憶部62と、蓄積データ記憶部63とを備える。
プログラム記憶部61は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部61は、検査アプリ61aを記憶している。
検査アプリ61aは、例えば、アプリ配信サーバ(図示せず)からダウンロードすることで、記憶することができる。検査アプリ61aは、上述した制御部40の各機能を実行するためのプログラムである。そして、検査アプリ61aは、尿検査紙1aに関する処理をするため、色補正用カラーチャート21の基準色のデータである色補正基準色データを有する。また、検査アプリ61aは、尿検査紙1aに関する処理をするため、変化する試験紙12〜14の色と、その色が示す測定値とのデータである検査結果基準色データを有する。
基本データ記憶部62は、この携帯端末4で健康状態を把握するペットに関する基本データを記憶する記憶領域である。基本データは、例えば、ペットの名前、ペットの種類、性別、年齢、体重等である。
蓄積データ記憶部63は、判定データを蓄積するための記憶領域である。また、蓄積データ記憶部63は、質問内容に対してユーザが回答した最新の選択肢を記憶する。
タッチパネルディスプレイ65は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
カメラ66は、尿検査紙1を撮影するための撮影装置である。
フラッシュ部67は、光を出力する光源装置である。
タイマ部68は、時間を計測する装置である。
通信インタフェース部69は、通信ネットワークNを介して、例えば、情報提供サーバ7や、上述したアプリ配信サーバ等との通信を行うためのインタフェースである。
情報提供サーバ7は、各種データを記憶するデータサーバである。
情報提供サーバ7は、制御部70と、記憶部72と、通信インタフェース部79とを備える。
制御部70は、情報提供サーバ7の全体を制御するCPUである。制御部70は、記憶部72に記憶されているOSや、各種のアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部72は、情報提供サーバ7の動作に必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶装置である。
記憶部72は、問診データ記憶部74と、判定データ記憶部75と、提供データ記憶部76とを備える。
問診データ記憶部74は、質問内容と複数の選択肢とからなる問診データを記憶する。
判定データ記憶部75は、1以上の質問内容に対応する選択肢及び測定データの組合せと、判定データとを対応付けて記憶する。
提供データ記憶部76は、判定データと、提供データとを対応付けて記憶する。
なお、記憶部72の具体的な内容については、後述する。
通信インタフェース部79は、通信ネットワークNを介して、例えば、携帯端末4との通信を行うためのインタフェースである。
<検査処理>
次に、検査装置9を使用して行う尿検査について説明する。
図5は、本実施形態に係る検査装置9を用いた尿検査の流れを説明するための図である。
図6は、本実施形態に係る携帯端末4での表示例を示す図である。
図7は、本実施形態に係る携帯端末4の尿検査処理を示すフローチャートである。
図8及び図9は、本実施形態に係る携帯端末4の色判定処理を示すフローチャートである。
図5のステップS(以下、単に「S」という。)1において、ユーザは、ペットの尿を採取する。ユーザは、どのような方法によって尿を採取してもよく、例えば、採尿するための器具である、例えば、採尿器を用いてペットの尿を採取してもよいし、尿を吸い取るシート等を用いてペットの尿を採取してもよい。
次に、S2において、ユーザは、携帯端末4を操作し、例えば、タッチパネルディスプレイ65に表示されている検査アプリ61aを起動させるアイコン(図示せず)を選択することで、検査アプリ61aを実行させる。そして、ユーザは、図示しないメニュー画面を操作して、携帯端末4のタッチパネルディスプレイ65に、撮影開始のためのスタートボタンが表示されたスタート画面80を表示させる。
図6(A)は、携帯端末4に表示されたスタート画面80の例を示す。スタート画面80は、ペット情報表示部80aと、ボタン部80bとを有する。ペット情報表示部80aは、例えば、ペットの名前、ペットの写真や、属性情報等、対象になるペットに関する情報を表示する。ボタン部80bは、尿検査紙1の撮影を開始させるためのスタートボタンである。
図5に戻り、S3において、ユーザは、尿検査紙1を準備する。尿検査紙1は、湿気や光に触れることによる品質劣化を防ぐため、光を遮り、乾燥された、例えば、アルミニウム製の保管袋(遮光部材)の中に保管されている。そして、ユーザは、保管の袋の中から尿検査紙1を1枚取り出す。
なお、尿検査紙1は、保管袋に保管するものの他、検査領域10を、アルミニウム製のシート(遮光部材)によって覆っているものであってもよい。その場合には、ユーザは、尿検査紙1の検査領域10を覆うシートを剥がす。
S4において、ユーザは、準備した尿検査紙1の試験紙12〜14に、S1で採取した尿を付着させる。
S5において、ユーザは、尿を付着させた尿検査紙1の上に、撮影ボックス3を配置する。ここで、ユーザは、撮影ボックス3を、尿検査紙1のボックス載置線29に合わせて、カメラ66が検査領域10等を撮影可能にする所定の向きで載置する。
S6において、ユーザは、撮影ボックス3の上に、携帯端末4を配置する。ここで、ユーザは、携帯端末4のカメラ66及びフラッシュ部67が貫通穴32にセットされるように、携帯端末4を載置する。
S7において、ユーザは、携帯端末4のタッチパネルディスプレイ65に表示されたスタート画面80のボタン部80b(図6(A)参照)を選択する。これにより、携帯端末4は、尿検査紙1の撮影を開始することができる。
なお、ユーザは、S2の処理を、S6までの間に行えばよい。しかし、S4の処理以降、試験紙12〜14の変色度合いを撮影する必要があるため、早急に行う必要があり、S2の処理は、なるべく早めに行っておくことが望ましい。
S7の処理の後の携帯端末4での処理について、図7に基づき説明する。
図7のS10において、携帯端末4の制御部40(撮影処理部41、画像取得部42)は、カメラ66による撮影を実行させて、カメラ66が撮影した撮影画像を取得する。
S11において、制御部40(撮影処理部41)は、タイマ部68を起動させて時間計測を開始する。そして、制御部40は、タッチパネルディスプレイ65に、待ち画面81を表示させる。図6(B)は、待ち画面81の例を示す。待ち画面81は、経過表示部81aを有する。経過表示部81aは、タイマ部68による計測開始してから、次に画像を撮影するまでの時間を示す。
図7に戻り、S12において、制御部40(画像補正部43)は、画像補正処理を行う。画像補正処理として、制御部40は、撮影画像からマーク28を認識し、認識したマーク28の位置に基づいて撮影画像を補正する。この補正によって、補正した撮影画像(以下、補正画像という。)は、検査領域10及びチャート領域20を含み、試験紙12〜14と、色補正用カラーチャート21又は判定用カラーチャート22〜24の位置を把握できる。なお、制御部40は、補正するのに用いた補正情報を、記憶部60に記憶させる。このようにすることで、制御部40は、この検査アプリ61aが実行中に撮影画像を複数回取得した場合に、この補正情報を使用することで撮影画像を簡単に補正できる。
S13において、制御部40(色判定部44、測定取得部45)は、補正画像から試験紙12,13の色を判定して、測定データを取得する色判定処理を行う。
ここで、尿検査紙1aを用いた場合の色判定処理を、図8に基づいて説明する。
図8のS30において、制御部40は、補正画像に含まれるチャート領域20を認識し、色補正用カラーチャート21を検出する。
S31において、制御部40は、予め検査アプリ61aに記憶された色補正基準データと、検出した色補正用カラーチャート21とを比較し、補正式を作成する。具体的には、制御部40は、色補正用カラーチャート21の色を、色補正基準データの色に一致させるための値を算出する。
S32において、制御部40は、補正式を用いて、補正画像に含まれる検査領域10の色を補正する。
S33において、制御部40は、予め検査アプリ61aに記憶された検査結果基準色データと、補正した検査領域10のうち対象の試験紙12〜14の色とを比較し、最も近い値の検査結果基準色データが示す測定値を、測定データとする。その後、制御部40は、本処理を終了し、処理を図7に移す。
次に、尿検査紙1bを用いた場合の色判定処理を、図9に基づいて説明する。
図9のS40において、制御部40は、補正画像に含まれるチャート領域20を認識し、判定用カラーチャート22〜24を検出する。
S41において、制御部40は、補正画像に含まれる検査領域10のうち対象の試験紙12〜14の色と、対象の試験紙12〜14に対応する判定用カラーチャート22〜24の色とを比較し、最も近い判定用カラーチャート22〜24の色の位置を特定する。
S42において、制御部40は、特定した位置に対応した測定値を、測定データとする。ここで、制御部40は、最も近い判定用カラーチャート22〜24の色の位置から、測定値を決定してもよいし、最も近い判定用カラーチャート22〜24の色の順番から、測定値を決定してもよい。その後、制御部40は、本処理を終了し、処理を図7に移す。
図7に戻り、S14において、制御部40(撮影処理部41)は、タイマ部68の計測時間が、特定時間(例えば、60秒)になったか否かを判断する。特定時間になった場合(S14:YES)には、制御部40は、処理をS15に移す。他方、特定時間になっていない場合(S14:NO)には、制御部40は、特定時間になるまで本処理に留まる。その際、制御部40は、待ち画面81(図6(B)参照)の経過表示部81aを、更新して表示する。
S15において、制御部40(撮影処理部41、画像取得部42)は、カメラ66による撮影を実行させて、撮影画像を取得する。
S16において、制御部40(画像補正部43)は、撮影画像に対して記憶部60に記憶させた補正情報を反映させて、補正画像を生成する。そして、制御部40(色判定部44、測定取得部45)は、補正画像から試験紙14の色を判定して、測定データを取得する色判定処理を行う。色判定処理は、上述した図8,9の処理と同様である。
S17において、制御部40は、測定データを含む測定結果画面82を、タッチパネルディスプレイ65に出力する。図6(C)は、タッチパネルディスプレイ65に表示された測定結果画面82の例を示す。測定結果画面82は、測定値表示部82aと、ボタン部82bとを含む。測定値表示部82aは、各項目の測定値を、数値で表示すると共に、測定値に対応した健康状態を、アイコンによって分かりやすく表示する。ボタン部82bは、後述する情報提供処理を行うためのボタンである。
その後、制御部40は、本処理を終了する。
<情報提供処理>
次に、尿検査後に検査システム100で行う処理について説明する。
図10は、本実施形態に係る検査システム100の情報提供処理を示すフローチャートである。
図11は、本実施形態に係る問診データ90の例及び携帯端末4での表示例を示す図である。
図12は、本実施形態に係る情報提供サーバ7の記憶部72の例を示す図である。
この情報提供処理は、図7に示した尿検査処理の後に実行される。具体的には、ユーザによって携帯端末4に表示された測定結果画面82のボタン部82bが選択されることで、携帯端末4は、本処理を開始する。
図10のS50において、携帯端末4の制御部40は、尿検査に関する問診データの要求を、情報提供サーバ7に対して送信する。ここで、制御部40は、尿検査に関する問診データの要求として、ペットの属性と、測定対象を特定する情報(この例では、尿検査)とを含む要求データを送信する。なお、尿検査とは異なる他の検査を行った場合には、その検査対象に関する問診データの要求を、情報提供サーバ7に対して送信する。
S60において、情報提供サーバ7の制御部70は、携帯端末4から尿検査に関する問診データの要求を受信したことに応じて、問診データ記憶部74に記憶され、該当のペットの属性に対応した尿検査に関する問診データを抽出して送信する。
S51において、携帯端末4の制御部40は、情報提供サーバ7から問診データを受信する。
図11(A)は、情報提供サーバ7から受信した問診データ90(90a,90b,90c,・・・)の例を示す。問診データ90は、質問内容を識別する質問コードと、質問内容と、複数の選択肢とが対応付けられたデータである。
そして、制御部40(問診処理部47)は、問診処理を行う。制御部40は、例えば、携帯端末4が受信した複数の問診データ90から、1つの問診データ90を出力する。
図11(B)は、問診データ画面83の例を示す。問診データ画面83は、質問部83aと選択部83bと、ボタン部83cとを備える。質問部83aは、1つの問診データの質問内容を出力したものである。選択部83bは、質問部83aに出力された質問内容に対する選択肢を出力したものである。選択部83bは、ユーザにより1つの選択肢を選択可能になっている。ボタン部83cは、次に進めるためのボタンである。
ユーザは、選択部83bに表示された問診内容に対する1つの選択肢を、複数の選択肢から選択する。
そして、制御部40は、ボタン部83cの選択を受け付けることで、複数の問診データ90を、順番に出力し、ユーザにより選択された1つの選択肢を受け付ける。
なお、以前に同じユーザが選択した選択肢を、質問内容に対応付けて記憶部60に記憶しておき、問診データ画面83は、予め、ユーザが直近に回答した選択肢を、選択された状態に反映させておいてもよい。
図10に戻り、S52において、制御部40(判定抽出部48)は、質問内容ごとに、受け付けた1つの選択肢と、測定データとを含む判定要求データを、情報提供サーバ7に対して送信する。
S61において、情報提供サーバ7の制御部70は、受信した判定要求データに基づいて、判定データ記憶部75から判定データを抽出する。そして、制御部70は、抽出した判定データを、携帯端末4に送信する。
図12(A)及び(B)は、判定データ記憶部75に記憶された判定データの例を示す図である。
図12(A)は、腎機能を判定するための判定データであり、例えば、「水を飲む量」という質問内容に関する3つの選択肢と、pHの測定データとに対する判定データが、「○」、「△」、「×」という3つの記号で示されている。
また、図12(B)は、泌尿器疾患を判定するための判定データであり、例えば、「行動」という質問内容に関する3つの選択肢と、ぶどう糖の測定データとに対する判定データが、「○」、「△」、「×」という3つの記号で示されている。
図10に戻り、S53において、制御部40(蓄積処理部49)は、情報提供サーバ7から判定データを受信し、蓄積データ記憶部63に記憶させる。
S54において、制御部40(分析部50)は、蓄積データ記憶部63に記憶された判定データを分析する。制御部40は、例えば、1回の尿検査によって測定した測定データに基づく判定データから、健康状態を把握する。
S55において、制御部40は、分析結果データを情報提供サーバ7に送信する。
S62において、情報提供サーバ7の制御部70は、受信した分析結果データに基づいて、提供データ記憶部76から該当の提供データを抽出して、携帯端末4に送信する。その後、制御部70は、本処理を終了する。
図12(C)は、提供データ記憶部76に記憶された提供データの例を示す図である。この例では、腎機能と、泌尿器疾患との判定データに基づく提供データを記憶している。この例の提供データは、健康状態に対するアドバイスデータである。
図10に戻り、S56において、携帯端末4の制御部40(情報出力部51)は、受信した提供データを、タッチパネルディスプレイ65に出力する。
その後、制御部40は、本処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、検査システム100は、以下のような効果がある。
(1)検査装置9は、尿検査紙1と撮影ボックス3と、携帯端末4とを備え、尿検査紙1の上に撮影ボックス3を載置し、載置した撮影ボックス3に携帯端末4を載置して、尿検査紙1を撮影する。撮影ボックス3を用いることで、撮影環境を均一にすることができる。また、携帯端末4を撮影ボックス3に載置するので、携帯端末4が固定され、複数回の撮影でも、同じ位置で撮影が可能にできる。
(2)撮影ボックス3に貫通穴32を備えることで、携帯端末4のカメラ66及びフラッシュ部67の位置を貫通穴32に合わせやすくできる。
(3)貫通穴32をフィルム33で覆うことで、フラッシュ部67が発する光を拡散させることができる。
(4)尿検査紙1は、検査領域10と、チャート領域20とを備える。そして、尿検査紙1aは、チャート領域20に、色補正用カラーチャート21を有する。よって、携帯端末4は、色補正用カラーチャート21と、予め記憶された色補正基準色データを用いることによって、検査領域10の色を判定でき、試験紙12〜14の色に対応する測定値を求めることができる。
(5)尿検査紙1bは、チャート領域20に、判定用カラーチャート22〜24を有する。よって、携帯端末4は、検査領域10の試験紙12〜14の色と判定用カラーチャート22〜24の色との比較によって、試験紙12〜14の色に対応する測定値を求めることができる。
(6)尿検査紙1は、少なくとも検査領域10の試験紙12〜14をアルミニウム等の遮光部材で覆うことによって、その品質を保持できる。
(7)尿検査紙1の試験紙12〜14は、測定タイミングが異なるものであっても、携帯端末4で時間を測定することで、携帯端末4は、測定に最適なタイミングで尿検査紙1を撮影できる。
(8)携帯端末4は、尿検査紙1のマーク28を用いて撮影画像を補正することで、最適な状態で、検査領域10及びチャート領域20を認識できる。
(9)携帯端末4は、測定データと、問診結果とに基づいて、提供データを抽出するので、測定データだけでなく、問診結果をあわせて判断した健康状態に関する提供データを、ユーザに提供できる。
(10)携帯端末4は、尿検査紙1を撮影した撮影画像を用いて測定データを取得するので、尿検査紙1を撮影すればよく、簡単に測定データを取得できる。
(11)問診データや提供データは、ペットの属性ごとに有するため、犬、猫等、各ペットの特性に合った問診を行うことができ、各ペットにあった情報を提供できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、尿検査による測定データと、問診の回答とに基づいて、健康状態を推定するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、病院で測定した血液検査の結果データ等をさらに加えて、健康状態を推定してもよい。その場合には、例えば、情報提供サーバに、ペットごとに状態データを記憶する状態データ記憶部を備え、対象のペットの状態データを受信して分析に使用するようにすればよい。
また、尿検査による測定データに代えて、他のデータを測定データとしてもよい。例えば、携帯端末に有するマイクから音声データを取得して、音声データを測定データとして、問診の回答とあわせて健康状態を推定してもよい。
さらに、他の装置によって取得した測定データを受信してもよく、例えば、携帯端末と通信可能なセンサを、ペットに装着させて、ペットの心拍に関するデータや、加速度センサによる歩くテンポのデータ等を取得して、そのデータを用いてもよい。
さらにまた、複数の測定データを用いてもよい。
(2)本実施形態では、尿検査として、pH、タンパク質、ブドウ糖を検査するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、他の項目を加えてもよいし、例とした検査項目のうち、いずれかがなくてもよい。また、尿検査に限定するものではなく、生体から採取可能な、例えば、涙、唾液等の他の体液による検査をするものであってもよい。その場合には、例えば、携帯端末で、検査対象を選択できるようにしておき、検査対象に関連する問診データを、問診データ記憶部から取得するようにすればよい。また、各検査紙に検査対象を表すマークを印刷しておき、携帯端末でマークを読み取ることで、検査対象に関する問診データを、問診データ記憶部から取得してもよい。
(3)本実施形態では、提供データは、健康状態に対するアドバイスデータであるとして説明したが、これに限定されない。提供データは、例えば、健康状態から既に罹っていると思われる病気を推測し、その病気の専門医がいる病院を紹介する紹介データ等であってもよい。その場合には、ユーザの住所等を予め登録しておくことで、ユーザの居住地に近い病院を優先的に出力するようにしてもよい。
また、提供データは、例えば、健康状態から罹りやすい病気等を推測等して健康度合を数値として算出し、算出した健康度合に基づく保険料の情報であってもよい。この場合、健康度合の数値が小さい、つまり、健康である場合には、算出した保険料を低額にしたものにしてもよい。また、提供データは、罹りやすい病気から選定したユーザに適した保険プランの情報であってもよい。
さらに、提供データは、例えば、健康状態に対応し、健康に関連した広告データであってもよいし、健康に関連したクーポンデータであってもよい。
(4)本実施形態では、1回の測定データ及び問診結果に基づいて、提供データを決定するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、複数回の測定データ及び問診結果を分析して、測定値と問診結果の傾向から提供データを決定してもよい。そのようにすることで、ユーザにより有用な情報を提供できる可能性がある。
(5)本実施形態では、ペットの健康状態を把握するものを例に説明したが、これに限定されない。ペット以外の動物や、人に用いてもよい。
1 尿検査紙
3 撮影ボックス
4 携帯端末
10 検査領域
12,13,14 試験紙
20 チャート領域
21 色補正用カラーチャート
22,23,24 判定用カラーチャート
32 貫通穴
33 フィルム
40 制御部
41 撮影処理部
43 画像補正部
44 色判定部
45 測定取得部
47 問診処理部
48 判定抽出部
49 蓄積処理部
50 分析部
51 情報出力部
60 記憶部
61a 検査アプリ
63 蓄積データ記憶部
65 タッチパネルディスプレイ
66 カメラ
67 フラッシュ部
68 タイマ部
70 制御部
74 問診データ記憶部
75 判定データ記憶部
76 提供データ記憶部
100 検査システム

Claims (7)

  1. 生体の測定対象に関する測定データを取得する測定データ取得手段と、
    質問データと、前記質問データに対する複数の質問回答データとを含む複数の問診データを記憶する問診データ記憶部から、前記測定対象に関連する前記問診データを出力し、前記質問データに対する一の質問回答データを受け付ける問診手段と、
    前記一の質問回答データを含む前記複数の質問回答データと前記測定データとの組合せに対応付けて判定データを記憶する判定データ記憶部から、前記測定データ取得手段が取得した前記測定データと、前記問診手段が受け付けた前記一の質問回答データとに対する判定データを抽出する判定抽出手段と、
    前記判定データに対応しユーザに提供する判定対応データである提供データを記憶する提供データ記憶部から、前記判定抽出手段が抽出した前記判定データに基づく前記提供データを抽出して出力する情報提供手段と、
    を備える情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記測定データ取得手段は、前記測定対象を撮影した撮影画像から前記測定データを取得すること、
    を特徴とする情報提供装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報提供装置において、
    前記問診データ記憶部及び前記提供データ記憶部は、前記生体の種類ごとに有すること、
    を特徴とする情報提供装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の情報提供装置において、
    前記判定抽出手段により抽出された前記判定データを、前記測定データ取得手段が前記測定データを取得した日時を示す日時情報に対応付けて蓄積して記憶する判定結果蓄積手段と、
    前記判定結果蓄積手段により蓄積された複数の前記判定データを、時系列に並べて分析する分析手段と、
    を備え、
    前記情報提供手段は、前記分析手段による分析結果に基づく前記提供データを、前記提供データ記憶部から抽出して出力すること、
    を特徴とする情報提供装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の情報提供装置において、
    前記生体の健康状態を示す状態データを記憶した状態データ記憶部を備え、
    前記情報提供手段は、前記状態データ記憶部の前記状態データと、前記判定データとに基づく前記提供データを、前記提供データ記憶部から抽出して出力すること、
    を特徴とする情報提供装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報提供装置と、
    前記情報提供装置に対して通信可能に接続され、前記問診データ記憶部、前記判定データ記憶部及び提供データ記憶部の少なくともいずれかを記憶した情報格納サーバと、
    を備える情報提供システム。
  7. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の情報提供装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2017049806A 2017-03-15 2017-03-15 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム Pending JP2018156123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017049806A JP2018156123A (ja) 2017-03-15 2017-03-15 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017049806A JP2018156123A (ja) 2017-03-15 2017-03-15 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018156123A true JP2018156123A (ja) 2018-10-04

Family

ID=63718183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017049806A Pending JP2018156123A (ja) 2017-03-15 2017-03-15 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018156123A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021082087A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 富士フイルム株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6969837B1 (ja) * 2020-03-31 2021-11-24 株式会社Peco 動物診療支援システム、動物診療支援サーバおよび動物診療支援プログラム
WO2021246074A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09 株式会社ユカシカド 尿試験紙を用いた栄養状態解析システム
JP7154675B1 (ja) * 2021-04-28 2022-10-18 株式会社スクリエ 医療施設紹介システム、医療施設紹介方法及びプログラム
JP7157506B1 (ja) * 2022-02-24 2022-10-20 株式会社Peco 獣医療支援システム、獣医療支援方法及びプログラム
JP7207805B1 (ja) * 2021-07-30 2023-01-18 株式会社Peco 動物健康管理システム
WO2023007692A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 通知システム、通知方法、及びプログラム
WO2023007690A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 動物健康管理システム
WO2023007691A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 動物健康管理システム
JPWO2023037425A1 (ja) * 2021-09-08 2023-03-16

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021082087A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 富士フイルム株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6969837B1 (ja) * 2020-03-31 2021-11-24 株式会社Peco 動物診療支援システム、動物診療支援サーバおよび動物診療支援プログラム
WO2021246074A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09 株式会社ユカシカド 尿試験紙を用いた栄養状態解析システム
JPWO2021246074A1 (ja) * 2020-06-02 2021-12-09
JP7281856B2 (ja) 2020-06-02 2023-05-26 株式会社ユカシカド 尿試験紙を用いた栄養状態解析システム
JP7154675B1 (ja) * 2021-04-28 2022-10-18 株式会社スクリエ 医療施設紹介システム、医療施設紹介方法及びプログラム
WO2022230150A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 株式会社スクリエ 医療施設紹介システム、医療施設紹介方法及びプログラム
WO2023007692A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 通知システム、通知方法、及びプログラム
JP7207805B1 (ja) * 2021-07-30 2023-01-18 株式会社Peco 動物健康管理システム
WO2023007690A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 動物健康管理システム
JPWO2023007692A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02
WO2023007688A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 動物健康管理システム
JPWO2023007690A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02
WO2023007691A1 (ja) * 2021-07-30 2023-02-02 株式会社Peco 動物健康管理システム
JP7260943B1 (ja) * 2021-07-30 2023-04-19 株式会社Peco 動物健康管理システム
JPWO2023037425A1 (ja) * 2021-09-08 2023-03-16
WO2023037425A1 (ja) * 2021-09-08 2023-03-16 株式会社Peco 動物健康管理システム
JP7157506B1 (ja) * 2022-02-24 2022-10-20 株式会社Peco 獣医療支援システム、獣医療支援方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018156123A (ja) 情報提供装置、情報提供システム及びプログラム
JP2018155490A (ja) 検査具、撮影装置、プログラム及び検査装置
US11996183B2 (en) Methods of analyzing diagnostic test kits
CN105572110B (zh) 用于测量生物特征信息的方法和设备
US8506901B2 (en) All-in-one specimen cup with optically readable results
JP6298828B2 (ja) 分析物の測定方法及び装置
CN110226085B (zh) 包括计时器的尿液检查试纸、尿液检查试纸检测及分析方法
US9317913B2 (en) Method for measuring the absorption of fluid in an absorbent product
WO2012036732A1 (en) Method and apparatus for performing color-based reaction testing of biological materials
US20220270720A1 (en) Adjustment method for an analytical determination of an analyte in a body fluid
JP2021500569A (ja) 分析測定を行うための方法および装置
US20220291134A1 (en) Method of performing an analytical measurement
Dell et al. Mobile tools for point-of-care diagnostics in the developing world
JP2015187562A (ja) 尿試験情報取得装置及び尿試験情報管理システム
US20220283148A1 (en) Method of determining a concentration of an analyte in a bodily fluid
JP2019132771A (ja) 呈色反応観察補助システム、呈色反応観察補助方法及びプログラム
KR20130086690A (ko) 휴대용 장치에서 구동되는 비색 분석 시스템 및 이를 이용한 비색 분석 방법
KR20170014980A (ko) 혈당 자가 진단용 시험지 및 그를 이용한 혈당 자가 진단방법
US20230408417A1 (en) Method and system for companion animal health diagnosis using image of sample
EP3954990A1 (en) Test strip fixation device for optical measurements of an analyte
JP2008261850A (ja) 検査プレートの画像検査方法
TW202346832A (zh) 判定體液中至少一種分析物之濃度的方法及裝置
TW202410856A (zh) 使用行動裝置來判定與體液中分析物之濃度對應的最終數值分析物結果值之方法
CN114829911A (zh) 用于调整分析方法的设置的调整方法