JP2018154347A - ラベル発行装置 - Google Patents

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光信 林
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Abstract

【課題】ラベル台紙の異常を精度よく判定できるラベル発行装置を提供する。【解決手段】ラベル発行装置3は、複数のセキュリティラベルL2が並ぶ方向に沿ってラベルシートLs2を搬送する搬送ローラ43及び巻取部47と、ラベル発行位置5よりも搬送方向上流側の所定位置において台紙Lb2に貼付されたセキュリティラベルL2の有無を検知するラベル検知部40xと、ラベル検知部40xの検知結果に基づき搬送ローラ43及び巻取部47の動作を制御し、複数のセキュリティラベルL2が順次に発行されるようにラベルシートLs2を搬送させる搬送制御部70xと、N枚(Nは2以上の整数)のセキュリティラベルL2に対応する搬送量のラベルシートLs2が搬送された間にラベル検知部40xでセキュリティラベルL2が検知されない場合、ラベルシートLs2に異常があると判定する異常判定部70yと、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、ラベル発行装置に関する。
従来、複数のラベルと複数のラベルが並んで貼付された台紙とを含むラベル台紙(以下、単に「ラベル台紙」と称する。)を用いてラベルを発行するラベル発行装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなラベル発行装置は、複数のラベルが並ぶ方向に沿ってラベル台紙を搬送する搬送部と、搬送部の動作を制御し、複数のラベルが順次に発行されるようにラベル台紙を搬送させる搬送制御部と、を備える。
特開平6-278729号公報
近年、上述したようなラベル発行装置では、台紙に貼付されたラベルの有無を光電センサ等のラベル検知部により検知し、その検知結果に基づいて、ラベル台紙の異常(ラベル切れ、ラベル欠落等)を判定することが考えられている。しかしこの場合、例えば台紙の継ぎ部分がラベル台紙に存在すると、台紙の継ぎ部分はラベル1枚分程度の領域を有するラベル未貼付領域であることから、この継ぎ部分ではラベル検知部でラベルが検知されない。そのため、実際はラベル台紙には異常が無いのにもかかわらず、異常があると誤判定してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、ラベル台紙の異常を精度よく判定できるラベル発行装置を提供することを目的とする。
本発明に係るラベル発行装置は、複数のラベルと複数のラベルが並んで貼付された台紙とを含むラベル台紙を用いて、ラベルを発行するラベル発行装置であって、複数のラベルが並ぶ方向に沿ってラベル台紙を搬送する搬送部と、ラベル発行位置よりも搬送部の搬送方向上流側の所定位置において、台紙に貼付されたラベルの有無を検知するラベル検知部と、ラベル検知部の検知結果に基づき搬送部の動作を制御し、複数のラベルが順次に発行されるようにラベル台紙を搬送させる搬送制御部と、N枚(Nは2以上の整数)のラベルに対応する搬送量のラベル台紙が搬送部で搬送された間に、ラベル検知部でラベルが検知されない場合、ラベル台紙に異常があると判定する異常判定部と、を備える。
このラベル発行装置では、N枚のラベルに対応する搬送量のラベル台紙が搬送された間にラベルがラベル検知部で検知されない場合に、ラベル台紙に異常があると判定される。したがって、N−1枚のラベルに対応する領域を有する継ぎ部分等のラベル未貼付領域(以下、単に「ラベル未貼付領域」という)がラベル台紙に存在しても、そのことに起因してラベル台紙の異常を誤判定してしまうことを抑制できる。ラベル台紙の異常を精度よく判定することが可能となる。なお、ここでいう「ラベル台紙」とは、複数のラベルと、複数のラベルが並んで貼付された台紙と、の両者を含むものである。
本発明に係るラベル発行装置は、異常判定部で異常があると判定した場合、当該異常を報知する報知部を更に備えていてもよい。この場合、判定したラベル台紙の異常を報知することが可能となる。
本発明に係るラベル発行装置では、ラベル検知部がラベルの有無を検知する所定位置は、N−1枚のラベルに対応する距離以上、ラベル発行位置に対して搬送方向上流側に離れていてもよい。この場合、ラベル発行位置と所定位置との間の台紙上には、少なくともN−1枚のラベルが位置できるバッファ領域が形成される。このバッファ領域を利用することで、ラベル未貼付領域がラベル台紙に存在しても、複数のラベルが順次に発行されるようにラベル台紙を搬送させてラベルの発行を継続できる。
本発明に係るラベル発行装置では、ラベルは、先行ラベル及び後続ラベルを含み、搬送制御部は、ラベル検知部で先行ラベルが検知されてから、M枚(Mは1以上でNより小さい整数)のラベルに対応する搬送量のラベル台紙が搬送部で搬送されている間にラベル検知部でラベルが検知されなかった直後において、ラベル検知部で後続ラベルが検知された場合には、先行ラベルの発行後に後続ラベルを発行する際、M+1枚のラベルに対応する当該搬送量のラベル台紙を搬送させてもよい。これにより、台紙において先行ラベルと後続ラベルとの間にラベル未貼付領域が存在する場合に、ラベル未貼付領域を抜かして進むようにラベル台紙を搬送させ、先行ラベルの発行後に連続して後続ラベルを発行できる。
本発明に係るラベル発行装置では、ラベルは、電子タグであってもよい。この場合、複数の電子タグを含むラベル台紙の異常を精度よく判定できる。
本発明に係るラベル発行装置では、ラベル検知部は、遮光を検知することでラベルを検知する光電センサであり、搬送制御部は、ラベル検知部の検知結果に基づいて、ラベル台紙を断続的に搬送させる搬送制御を実行し、搬送制御では、搬送の停止時に光電センサで遮光が検知されている場合、搬送の再開後であって光電センサが投光を検知したときから、ラベル検知部の検知結果に基づく搬送量のラベル台紙を搬送させた後に停止させ、搬送の停止時に光電センサで遮光が検知されていない場合、搬送の再開後から、ラベル検知部の検知結果に基づく搬送量のラベル台紙を搬送させた後に停止させてもよい。この場合、搬送制御部による搬送部の動作制御を、ラベル検知部の検知結果に基づき具体的に実現できる。
本発明によれば、ラベル台紙の異常を精度よく判定できるラベル発行装置を提供することが可能となる。
一実施形態に係る包装装置の斜視図である。 一実施形態に係るラベル貼付装置の概略構成図である。 一実施形態に係る第2ラベル発行部の概略構成図である。 一実施形態に係る包装装置の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る第2ラベル発行部の動作を説明するための側面図である。 (A)は、一実施形態に係るラベル貼付部の動作を説明するための側面図である。(B)は、図6(A)の続きを示す側面図である。(C)は、図6(B)の続きを示す側面図である。(D)は、図6(C)の続きを示す側面図である。 一実施形態に係る第2ラベル発行部及びラベル貼付部の動作を説明するための側面図である。 一実施形態に係る第2ラベル発行部及びラベル貼付部の動作を説明するための側面図である。 一実施形態に係るラベル発行装置の要部の機能構成を示すブロック図である。 (A)は、一実施形態に係る第2ラベル発行部の動作を説明するための側面図である。(B)は、図10(A)の続きを示す側面図である。 (A)は、図10(B)の続きを示す側面図である。(B)は、図11(A)の続きを示す側面図である。 (A)は、一実施形態に係る第2ラベル発行部の他の動作を説明するための側面図である。(B)は、図12(A)の続きを示す側面図である。(C)は、図12(B)の続きを示す側面図である。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、本実施形態では、説明の便宜のため、図1において前後方向、左右方向、及び上下方向をそれぞれ設定した。
一実施形態に係るラベル発行装置3を有する包装装置1について説明する。図1及び図2に示されるように、包装装置1は、トレー内に食品等の被包装物を収容した物品M(以下、単に「物品M」と称する。)を計量及び包装し、包装された物品Mに、商品名、加工日、消費期限日、及び計量値等が印刷された商品ラベルL1及びセキュリティラベル(ラベル)L2を貼り付ける装置である。
包装装置1は、主として、計量包装部10と、第1ラベル発行部30と、第2ラベル発行部40と、ラベル貼付部50と、シール機構60と、制御装置70と、表示入力パネル(報知部)80と、を備える。第1ラベル発行部30、第2ラベル発行部40及びラベル貼付部50、制御装置70及び表示入力パネル80は、ラベル発行装置3を構成する。なお、図2は、左右に並んで配置される第1ラベル発行部30及び第2ラベル発行部40のうち第1ラベル発行部30のみを示し、第2ラベル発行部40は図3に示す。
計量包装部10は、物品Mを計量及び包装する。計量包装部10は、計量部13と、搬送部21と、包装部15と、プッシャ25と、を有する。計量部13は、計量部13に載せられた物品Mを計量する。計量部13は、物品Mの計量値を制御装置70に送信する。搬送部21は、計量された物品Mを包装部15まで搬送する。
包装部15は、物品Mを包装する。包装部15は、物品Mが載置されたリフト23を上昇させ、フィルムフィーダによって(図示せず)リフト上方に張設されたフィルムに押し付けることによって物品Mの上面を覆う。その後、折込板(図示せず)によってフィルムを物品Mの下面に折込むことによって物品Mを包装する。プッシャ25は、包装部15によって包装された物品Mをラベル貼付部50によって商品ラベルL1及びセキュリティラベルL2が貼り付けられる位置(貼付位置P3)まで押し出す。
図2に示されるように、第1ラベル発行部30は、包装された物品Mに貼付するための商品ラベルL1を発行する。第1ラベル発行部30は、ラベルシートホルダ31と、搬送ローラ33と、印字ローラ34と、サーマルヘッド35と、折返部36と、巻取部37と、支持ローラ(ローラ)38と、を有する。商品ラベルL1には、商品名、加工日、消費期限日、及び計量値等の少なくとも何れかが印刷されておいる。
ラベルシートホルダ31は、ロール状のラベルシートLs1を回転可能に保持する。ラベルシートLs1は、台紙Lb1と、台紙Lb1に貼付された商品ラベルL1と、を有する。商品ラベルL1は、一方の面が印字面となっており、他方の面が粘着面(糊付面)となっている。印字面は、感熱発色層が形成されている。粘着面には、粘着性のある接着剤層が形成されている。ラベルシートLs1には、台紙Lb1の延在方向(長手方向)において、複数の商品ラベルL1が所定の間隔をあけて複数貼付されている。
搬送ローラ33は、ラベルシートLs1を搬送する。搬送ローラ33は、一対のローラ33A,33Bからなる。一対のローラ33A,33Bは、ラベルシートLs1を挟んだ状態で回転することにより、ラベルシートLs1を搬送方向に送り出す。一対のローラ33A,33Bは、一方が駆動ローラであり、他方が従動ローラである。複数の搬送ローラ33は、ラベルシートLs1の搬送経路を形成する。搬送ローラ33によって形成される搬送経路上には、印字ローラ34及びサーマルヘッド35が配置される。印字ローラ34及びサーマルヘッド35は、商品ラベルL1に印字する。
折返部36は、台紙Lb1を屈曲させることにより、ラベルシートLs1の台紙Lb1から商品ラベルL1を剥離する。更に詳細には、折返部36の一部分であって、台紙Lb1を屈曲させる先端において台紙Lb1から商品ラベルL1を剥離させる剥離部36aが形成されている。折返部36は、左右方向から見た断面が三角形状を呈している。折返部36は、搬送方向に沿って搬送される台紙Lb1と、折返部36により屈曲された台紙Lb1とが成す角度が90°よりも小さくなるように、台紙Lb1を屈曲させる(台紙Lb1を折り返す)。
巻取部37は、折返部36により商品ラベルL1が剥離された台紙Lb1を巻き取る。台紙Lb1は、折返部36により商品ラベルL1が剥離された後、例えば、複数の搬送ローラ33を介して巻取部37に巻き取られる。
支持ローラ38は、折返部36の前方(下流側)に設けられている。支持ローラ38は、折返部36によって台紙Lb1から剥離された商品ラベルL1を支持すると共に、ラベル貼付部50による商品ラベルL1の捕捉位置に商品ラベルL1を送り出す。すなわち、支持ローラ38は、折返部36においてLb1から剥離された商品ラベルL1を保持し、ラベル貼付部50に商品ラベルL1を受け渡す。
支持ローラ38は、例えば、回転軸方向に所定の間隔をあけて設けられる複数のローラから形成されている。なお、支持ローラ38は、回転軸に沿って延びる一つの円柱状のローラによって形成されてもよい。支持ローラ38は、商品ラベルL1を発行方向へ送り出す回転方向である順方向、及び、順方向とは反対の回転方向である逆方向の双方に回転可能である。なお、支持ローラ38は、商品ラベルL1を送り出す方向にのみ回転してもよい。支持ローラ38を一方向のみに回転可能とする機構としては、特に限定されず、例えば、ワンウェイクラッチ、制動機構等を用いることができる。
図3に示されるように、第2ラベル発行部40は、包装された物品M(図2参照)に貼付するためのセキュリティラベルL2を発行する。第2ラベル発行部40は、ラベルシートホルダ41と、搬送ローラ43と、折返部46と、巻取部47と、支持ローラ48と、を有する。
ラベルシートホルダ41は、ロール状のラベルシートLs2を回転可能に保持する。ラベルシートLs2は、光透過性の台紙Lb2と、台紙Lb2に貼付されたセキュリティラベルL2と、を有するラベル台紙である。すなわち。ここでいうラベルシート(ラベル台紙)Ls2は、台紙Lb2とセキュリティラベルL2との両者を有するもの(台紙Lb2にセキュリティラベルL2が貼り付けられて成るもの)である。セキュリティラベルL2は、盗難防止のための電子タグであり、一方の面が粘着面となっている。粘着面には、粘着性のある接着剤層が形成されている。ラベルシートLs2には、台紙Lb2の延在方向(長手方向)において、複数のセキュリティラベルL2が所定の間隔をあけて複数並んで貼付されている。なお、ここでのセキュリティラベルL2には、タグ(荷札)、セキュリティタグ、タグ、RF(Radio Frequency)タグ、IC(Integrated Circuits)タグ、及び、無線タグ等が含まれる。
搬送ローラ43は、台紙Lb2の延在方向(複数のセキュリティラベルL2が並ぶ方向)に沿ってラベルシートLs2を搬送する。搬送ローラ43は、第2ラベル発行部40に複数設けられている。各搬送ローラ43は、一対のローラ43A,43Bからなる。一対のローラ43A,43Bは、ラベルシートLs2を挟んだ状態で回転することにより、ラベルシートLs2を搬送方向に送り出す。一対のローラ43A,43Bは、一方が駆動ローラであり、他方が従動ローラである。複数の搬送ローラ43は、ラベルシートLs2の搬送経路を形成する。
折返部46は、台紙Lb2を屈曲させることにより、ラベルシートLs2の台紙Lb2からセキュリティラベルL2を剥離する。更に詳細には、折返部46の一部分であって、台紙Lb2を屈曲させる先端において台紙Lb2からセキュリティラベルL2を剥離させる剥離部46aが形成されている。折返部46は、左右方向から見た断面が三角形状を呈している。折返部46は、搬送方向に沿って搬送される台紙Lb2と、折返部46により屈曲された台紙Lb2とが成す角度が90°よりも小さくなるように、台紙Lb2を屈曲させる(台紙Lb2を折り返す)。
図3及び図5に示されるように、折返部46から一定の距離連続する搬送方向上流側の上記搬送経路は、搬送方向上流側に向かって下方に傾斜している。このような構成により、図7に示されるように、捕捉位置P2における吸着部(保持部)51の吸着面(保持面)51aに対するラベルシートLs2の搬送面の距離Dが、剥離部46aから搬送方向上流側に離れるにつれて徐々に長くなる。言い換えれば、搬送ローラ43によって形成される搬送経路は、捕捉位置(粘着位置)P2にラベル貼付部50が位置するときの吸着部51の吸着面51aと剥離部46aよりも搬送方向上流側におけるラベルシートLs2の搬送面との距離Dが、捕捉位置P2における吸着部51の吸着面51aと剥離部46aにおけるラベルシートLs2の搬送面との距離D0よりも長くなるように形成されている。
巻取部47は、折返部46によりセキュリティラベルL2が剥離された台紙Lb2を巻き取る。台紙Lb2は、折返部46によりセキュリティラベルL2が剥離された後、例えば、複数の搬送ローラ43を介して巻取部47に巻き取られる。
支持ローラ48は、折返部46の前方(下流側)に設けられている。支持ローラ48は、折返部46によって台紙Lb2ら剥離されたセキュリティラベルL2を支持すると共に、ラベル貼付部50によるセキュリティラベルL2の捕捉位置P2にセキュリティラベルL2を送り出す。すなわち、支持ローラ48は、折返部46から発行されたセキュリティラベルL2を保持し、ラベル貼付部50にセキュリティラベルL2を受け渡す。
支持ローラ48は、例えば、回転軸方向に所定の間隔をあけて設けられる複数のローラによって形成されている。なお、支持ローラ48は、回転軸に沿って延びる一つの円柱状のローラによって形成されてもよい。支持ローラ48は、セキュリティラベルL2を発行方向へ送り出す回転方向である順方向、及び、順方向とは反対の回転方向である逆方向の双方に回転可能である。なお、支持ローラ48は、セキュリティラベルL2を送り出す方向にのみ回転してもよい。支持ローラ48を一方向のみに回転可能とする機構としては、特に限定されず、例えば、ワンウェイクラッチ、制動機構等を用いることができる。
図2に示されるように、ラベル貼付部50は、商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2が粘着されることによって商品ラベルL1とセキュリティラベルL2とが一体化されたラベル(以下、「セキュリティラベル付き商品ラベルL1」とも称する。)を、物品Mに貼付する。ラベル貼付部50は、吸着部51と、移動部53と、を有する。ラベル貼付部50は、第2ラベル発行部40で発行したセキュリティラベルL2を、吸着部51で吸着して保持した商品ラベルL1の粘着面に粘着させて保持(粘着保持)する。ラベル貼付部50は、当該商品ラベルL1及び当該セキュリティラベルL2を物品Mに貼付する。
吸着部51は、商品ラベルL1の吸着面に形成された孔から空気を吸引して吸着することにより、商品ラベルL1を第1ラベル発行部30の支持ローラ38から受け取る。吸着部51は、吸着部51における重心位置と商品ラベルL1における重心位置とが略一致するように、商品ラベルL1を吸着する。吸着部51は、吸着保持した商品ラベルL1の粘着面に第2ラベル発行部40において発行されたセキュリティラベルL2を粘着させて保持する。すなわち、吸着部51は、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を吸着保持する。
移動部53は、吸着部51を移動させる移動機構であり、第1ラベル発行部30から商品ラベルL1を受け取る捕捉位置P1と、第2ラベル発行部40からセキュリティラベルL2を受け取る捕捉位置P2と、計量包装部10によって包装された物品Mに商品ラベルL1及びセキュリティラベルL2(セキュリティラベル付き商品ラベルL1)を貼付する貼付位置P3との間を移動させる。移動部53は、例えば、ステッピングモータ等の駆動部(図示せず)により駆動される。
シール機構60は、包装部15により折り込まれたフィルムを熱シールする。シール機構60は、例えば、搬送ローラ及び加熱ローラを有し、プッシャ25で押し出された物品Mを搬送ローラ及び加熱ローラによって搬送しつつヒートシールする。シール機構60は、包装済みの物品Mを排出台62に向かって排出する。
制御装置70は、包装装置1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。図4に示されるように、制御装置70は、計量包装部10、第1ラベル発行部30、第2ラベル発行部40、ラベル貼付部50、及びシール機構60等の各種動作を制御する。制御装置70における各種動作の制御は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されることによって行われる。
表示入力パネル80は、制御装置70と接続されている。作業者は、表示入力パネル80を介して包装装置1の各種操作を行うことができる。また、表示入力パネル80は、タッチパネル、スピーカ又はブザーを含み、各種情報を表示又は音声により報知する。
続いて、第2ラベル発行部40及びラベル貼付部50の動作について、図5〜図8を参照して詳細に説明する。第2ラベル発行部40及びラベル貼付部50の動作は、制御装置70により制御される。
まず、第2ラベル発行部40の動作について説明する。図5に示されるように、第2ラベル発行部40では、セキュリティラベルL2が、搬送ローラ43(図3参照)によるラベルシートLs2の搬送によって台紙Lb2と共に搬送され、折返部46の剥離部46aにおいて台紙Lb2から剥離される。台紙Lb2から剥離されたセキュリティラベルL2は、支持ローラ48の回転により送り出し方向に送り出されると共に、支持ローラ48によって支持される。
このとき、セキュリティラベルL2の発行方向(送り出し方向)の下流側の一部が台紙Lb2から剥離し、且つ、発行方向の上流側の他部が台紙Lb2に貼り付いて残っている状態で、台紙Lb2(ラベルシートLs1)の搬送が停止される。すなわち、セキュリティラベルL2が台紙Lb2と支持ローラ48とに架け渡された状態で台紙Lb2の搬送が停止される。セキュリティラベルL2は、ラベル貼付部50により捕捉される捕捉位置P2に位置する。セキュリティラベルL2が台紙Lb2に貼付されている長さは、搬送ローラ43により調整される。セキュリティラベルL2が台紙Lb2に貼付されている長さは、設計に応じて適宜設定される。
次に、ラベル貼付部50の動作について説明する。図6(A)に示されるように、移動部53は、捕捉位置P1(図2参照)の上方に設定されている待機位置に待機する吸着部51を下方に移動させて、支持ローラ38に支持されている商品ラベルL1に押し当てる。これにより、吸着部51は、商品ラベルL1を吸着保持する。次に、移動部53は、図6(B)に示されるように、吸着部51を前方に移動させ、吸着部51を上方に移動させる。
次に、図6(C)に示されるように、移動部53は、吸着部51を右方に移動させてセキュリティラベルL2を支持する支持ローラ48の前方上方に位置させる。次に、図6(D)に示されるように、移動部53は、吸着部51を後方に移動させてセキュリティラベルL2を支持する支持ローラ48の上方に位置させる。
次に、図7に示されるように、移動部53は、吸着部51を下方に移動させて、商品ラベルL1における裏面の粘着面をセキュリティラベルL2の上面へ押し当てる。これにより、吸着部51で保持している商品ラベルL1の粘着面にセキュリティラベルL2を重ね合わせ、当該粘着面にセキュリティラベルL2を粘着させて保持する。すなわち、吸着部51は、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を吸着保持する。
続いて、図8に示されるように、移動部53は、前側である発行方向側へ吸着部51を移動させて、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を発行方向側へ移動させる。移動部53の当該移動の開始タイミングに少し遅れて、搬送ローラ43及び巻取部47により台紙Lb2を所定搬送量搬送させる。これにより、第2ラベルが台紙Lb2から完全に剥離された後に停止され、第2ラベルの発行が完了する。移動部53は、吸着部51を移動させて、セキュリティラベル付き商品ラベルL1を貼付位置P3(図2参照)に位置させる。ここで、移動部53は、吸着部51を下方に移動させて、物品Mにセキュリティラベル付き商品ラベルL1を押し付けて貼付する。
次に、ラベル発行装置3について、図9〜図12を用いて詳説する。
図9は、ラベル発行装置3の要部の機能構成を示すブロック図である。図10〜図12は、第2ラベル発行部40の動作を説明するための側面図である。図9に示されるように、ラベル発行装置3は、第2ラベル発行部40と制御装置70と表示入力パネル80とを少なくとも含んで構成されている。ラベル発行装置3は、ラベルシートLs2を用いてセキュリティラベルL2を発行可能な装置である。
第2ラベル発行部40は、搬送ローラ43及び巻取部47を搬送部として有する。第2ラベル発行部40は、台紙Lb2に貼付されたセキュリティラベルL2の有無を検知するラベル検知部40xを有する。ラベル検知部40xとしては、光電センサが用いられている。図10に示されるように、ラベル検知部40xは、レーザ光Bを投光する投光部Rと、投光部Rから投光されてラベルシートLs2を通過したレーザ光Bを受光する受光部Pと、を有する。
ラベル検知部40xは、第2ラベル発行部40のラベル発行位置5よりも搬送方向上流側の所定位置において、投光部Rから投光されたレーザ光Bの遮光を受光部Pで検知することで、セキュリティラベルL2を検知する。ラベル検知部40xがセキュリティラベルL1の有無を検知する所定位置は、ラベル発行位置5に対して、N−1枚のセキュリティラベルL2に対応する距離以上の規定距離D1だけ搬送方向上流側に離れている。なお、Nは2以上の整数であり、ここでは、Nは3である。
制御装置70は、搬送制御部70x及び異常判定部70yを有する。搬送制御部70xは、ラベル検知部40xの検知結果に基づき搬送ローラ43及び巻取部47の動作を制御し、複数のセキュリティラベルL2が順次に発行されるようにラベルシートLs2を断続的に搬送させる搬送制御(詳しくは後述)を実行する。
搬送制御部70xは、ラベル検知部40xで先行ラベルが検知されてから、M枚のセキュリティラベルL2に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送されている間にラベル検知部40xでセキュリティラベルL2が検知されなかった直後において、ラベル検知部40xで後続ラベルが検知された場合には、先行ラベルの発行後に後続ラベルを発行する際、M枚のセキュリティラベルL2に対応する当該搬送量だけラベルシートLs2を搬送させる。先行ラベルは、複数のセキュリティラベルL2の中の任意の一つであって、後続ラベルよりも搬送方向下流側に位置する。後続ラベルは、複数のセキュリティラベルL2の先行ラベルに続く一つであって、先行ラベルの搬送方向上流側に並ぶ。なお、Mは1以上でNより小さい整数であり、ここでは、1又は2である。
異常判定部70yは、N枚のセキュリティラベルL2に対応する搬送量、ラベルシートLs2が搬送された間にラベル検知部40xでセキュリティラベルL2が検知されない場合、ラベルシートLs2に異常があると判定する。表示入力パネル80は、異常判定部70yで異常があると判定した場合、当該異常を表示及び音声の少なくとも何れかで報知する。
次に、第2ラベル発行部40におけるラベルシートLs2の搬送及び異常判定について、図10〜図12を用いて詳説する。なお、図示する例では、セキュリティラベルL2はセキュリティラベルL21〜L29を含んでいる。
第2ラベル発行部40では、セキュリティラベルL2の発行の際、ラベルシートLs2を断続的に搬送させる次の搬送制御が搬送制御部70xにより実行される。すなわち、ラベル検知部40xによって複数のセキュリティラベルL2が順次に検知されながら、その検知結果に応じた搬送量だけ断続的にラベルシートLs2が搬送される。これにより、セキュリティラベルL2が1枚ずつ連続的且つ順次に、ラベル発行位置5にて発行される。
搬送量は、例えば、ラベル検知部40xにおけるレーザ光Bの投光及び遮光のタイミングと、搬送ローラ43を駆動する駆動モータ(不図示)の動作パルス数(以下、単に「動作パルス数」という)と、に基づいて定めることができる。搬送量は、例えば、隣接する複数のセキュリティラベルL2の間隔に対応する動作パルス数、正常搬送時における停止から次の停止までの動作パルス数である停止間動作パルス数、ラベル検知部40xで投光を検出してから一定の動作パルス数、及び、発行するセキュリティラベルL2の大きさに対応する動作パルス数等の少なくとも何れかに基づいて、定めることができる。
ここで、図10及び図11の例では、図10(A)に示されるように、ラベル検知部40xでセキュリティラベルL22での遮光が検知された後、ラベル検知部40xで投光を検出してから一定動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL2での遮光が検知されず、ラベル検知部40xの検知位置である所定位置にはセキュリティラベルL2が無いと検知され、ラベル未貼付領域L0が台紙Lb2に存在すると判断される。しかし、セキュリティラベルL2の当該未検知は、N枚のセキュリティラベルL2に対応する搬送量のラベルシートLs2が搬送された間における検知結果ではないため、異常判定部70yでは、ラベルシートLs2に異常があるとは判定されない。
続いて、図10(B)に示されるように、ラベルシートLs2の搬送が再開され、停止間動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。これにより、セキュリティラベルL2の1枚分の搬送量だけラベルシートLs2が搬送されて停止し、セキュリティラベルL21が発行される。このとき、ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL23での遮光が検知され、セキュリティラベルL23が存在することが検知される。
続いて、図11(A)に示されるように、ラベルシートLs2の搬送が再開され、ラベル検知部40xで投光を検出してから一定動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。これにより、セキュリティラベルL2の1枚分の搬送量だけラベルシートLs2が搬送されて停止し、セキュリティラベルL22が発行される。このときにおいても、ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL24での遮光が検知され、セキュリティラベルL24が存在することが検知される。
続いて、図11(B)に示されるように、ラベルシートLs2の搬送が再開され、停止間動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送されると共に、ラベル検知部40xで投光を検出してから一定動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。これにより、セキュリティラベルL2の2枚分の搬送量だけラベルシートLs2が搬送されて停止し、ラベル未貼付領域L0を抜かしてセキュリティラベルL23が発行される。このとき、ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL25,L26での遮光が検知され、セキュリティラベルL25,L26が存在することが検知される。
図12の例では、図12(A)に示されるように、ラベル検知部40xでセキュリティラベルL29での遮光が検知された後、ラベル検知部40xで投光を検出してから一定動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL2での遮光が検知されず、ラベル検知部40xの検知位置である所定位置にセキュリティラベルL2が無いと検知されるが、異常判定部70yでは、ラベルシートLs2に異常があるとは判定されない。
続いて、図12(B)に示されるように、ラベルシートLs2の搬送が再開され、停止間動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。これにより、セキュリティラベルL2の1枚分の搬送量だけラベルシートLs2が搬送されて停止し、セキュリティラベルL28が発行される。このとき、ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL2での遮光が検知されず、ラベル検知部40xの検知位置である所定位置にセキュリティラベルL2が無いと検知されるが、異常判定部70yでは、ラベルシートLs2に異常があるとは判定されない。
続いて、図12(C)に示されるように、ラベルシートLs2の搬送が再開され、停止間動作パルス数に対応する搬送量だけラベルシートLs2が搬送される。これにより、セキュリティラベルL2の1枚分の搬送量だけラベルシートLs2が搬送されて停止し、セキュリティラベルL29が発行される。このとき、ラベル検知部40xによってセキュリティラベルL2での遮光が検知されず、ラベル検知部40xの検知位置である所定位置にセキュリティラベルL2が無いと検知される。N枚(ここでは3枚)のセキュリティラベルL2に対応する搬送量のラベルシートLs2が搬送された間にラベル検知部40xでセキュリティラベルL2が検知されないため、異常判定部70yでは、ラベルシートLs2に異常(例えば、ラベル切れ、ラベル欠落等)があると判定する。その結果、表示入力パネル80により、異常が表示及び音声の少なくとも何れかで報知されると共に、ラベルシートLs2の交換が指示される。
以上、ラベル発行装置3では、N枚のセキュリティラベルL2に対応する搬送量のラベルシートLs2が搬送された間にセキュリティラベルL2がラベル検知部40xで検知されない場合に、ラベルシートLs2に異常があると判定される。したがって、N−1枚のラベルに対応するラベル未貼付領域L0がラベルシートLs2に存在しても、そのことに起因してラベルシートLs2の異常を誤判定してしまうことを抑制できる。ラベルシートLs2の異常を精度よく判定することが可能となる。
その結果、例えばセキュリティラベルL2が1枚分抜けているといった継ぎ部分が台紙Lb2に存在したとしても、その箇所で異常を誤判定してしまうことが無く、ラベル発行を途中で停止せずに継続させることが可能となる。追加センサを要さずに、ラベルシートLs2の最後のセキュリティラベルL2まで確実に発行することが可能となる。
ラベル発行装置3は、異常判定部70yで異常があると判定した場合に当該異常を報知する表示入力パネル80を備える。これにより、判定したラベルシートLs2の異常を報知することが可能となる。
ラベル発行装置3において、ラベル検知部40xの検知位置である所定位置は、N−1枚のセキュリティラベルL2に対応する距離以上、ラベル発行位置5に対して搬送方向上流側に離れている。この場合、ラベル発行位置5と所定位置との間の台紙Lb2上には、少なくともN−1枚のセキュリティラベルL2が位置できるバッファ領域が形成される。このバッファ領域を利用することで、ラベル未貼付領域L0がラベルシートLs2に存在しても、複数のセキュリティラベルL2が順次に発行されるようにラベルシートLs2を搬送させ、セキュリティラベルL2の発行を継続できる。
ラベル発行装置3では、図10(A)及び図10(B)に示されるように、ラベル検知部40xでセキュリティラベルL22が検知されてから、1枚(N枚よりも小さいM枚)のセキュリティラベルL2分の搬送量だけラベルシートLs2が搬送されている間にラベル検知部40xでセキュリティラベルL2が検知されなかった直後、ラベル検知部40xでセキュリティラベルL23が検知される。この場合には、図10(A)及び図10(B)に示されるように、セキュリティラベルL23を発行する際、M+1枚のラベルに対応する当該搬送量だけラベルシートLs2を搬送させる。
これにより、台紙Lb2においてセキュリティラベルL22とセキュリティラベルL23との間にラベル未貼付領域L0が存在する場合に、このラベル未貼付領域L0を自動的に抜かして進むようにラベルシートLs2を搬送させる。セキュリティラベルL22の発行後に連続してセキュリティラベルL23を発行でき、別途の空送り動作も不要となる。なお、図10(A)及び図10(B)において、セキュリティラベルL22が先行ラベルに対応し、セキュリティラベルL23が後続ラベルに対応する。
ラベル発行装置3では、ラベル検知部40xは光電センサである。搬送制御部70xが実行する搬送制御では、搬送の停止時にラベル検知部40xで遮光が検知されている場合、搬送の再開後であってラベル検知部40xが投光を検知したときから、一定動作パルス数に対応する搬送量のラベルシートLs2を搬送させて停止させる。搬送の停止時にラベル検知部40xで遮光が検知されていない場合、搬送の再開後から、停止間動作パルス数に対応する搬送量のラベルシートLs2を搬送させて停止させる。この構成によれば、搬送制御部70xによる搬送ローラ43及び巻取部47の動作制御を、ラベル検知部40xの検知結果に基づき具体的に実現できる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、第1ラベルを商品ラベルL1とし、第2ラベルをセキュリティラベルL2としたが、これに限定されない。第1ラベル及び第2ラベルは、種々のラベルであってもよい。第1ラベルと第2ラベルとは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。上記実施形態では、ラベル発行装置3を包装装置1に搭載したが、ラベル発行装置3を搭載する装置は特に限定されず、種々の装置にラベル発行装置3を搭載してもよい。
上記実施形態では、異常を報知する報知部として表示入力パネル80を備えたが、報知部は特に限定されず、異常を報知できる機器又は装置であれば、その他の種々の機器又は装置を報知部として備えていてもよい。また、場合によっては、報知部は無くてもよい。
上記実施形態では、一例として、Nを3としたが、Nの数は特に限定されず、2以上の整数であればよい。同様に、Mを1としたが、Mの数は特に限定されず、1以上でNよりも小さい整数であればよい。上記実施形態では、搬送ローラ43及び巻取部47が搬送部を構成する形態を一例に説明したが、搬送部の構成はこれに限定されず。搬送部は他のローラ等を更に備えていてもよい。
3…ラベル発行装置、5…ラベル発行位置、40x…ラベル検知部、43…搬送ローラ(搬送部)、47…巻取部(搬送部)、70x…搬送制御部、70y…異常判定部、80…表示入力パネル(報知部)、L2…セキュリティラベル(ラベル)、L22…セキュリティラベル(先行ラベル)、L23…セキュリティラベル(後続ラベル)、Lb2…台紙、Ls2…ラベルシート(ラベル台紙)。

Claims (6)

  1. 複数のラベルと複数の前記ラベルが並んで貼付された台紙とを含むラベル台紙を用いて、前記ラベルを発行するラベル発行装置であって、
    複数の前記ラベルが並ぶ方向に沿って前記ラベル台紙を搬送する搬送部と、
    ラベル発行位置よりも前記搬送部の搬送方向上流側の所定位置において、前記台紙に貼付された前記ラベルの有無を検知するラベル検知部と、
    前記ラベル検知部の検知結果に基づき前記搬送部の動作を制御し、複数の前記ラベルが順次に発行されるように前記ラベル台紙を搬送させる搬送制御部と、
    N枚(Nは2以上の整数)の前記ラベルに対応する搬送量の前記ラベル台紙が前記搬送部で搬送された間に、前記ラベル検知部で前記ラベルが検知されない場合、前記ラベル台紙に異常があると判定する異常判定部と、を備える、ラベル発行装置。
  2. 前記異常判定部で異常があると判定した場合、当該異常を報知する報知部を更に備える、請求項1に記載のラベル発行装置。
  3. 前記ラベル検知部が前記ラベルの有無を検知する前記所定位置は、N−1枚の前記ラベルに対応する距離以上、前記ラベル発行位置に対して前記搬送方向上流側に離れている、請求項1又は2に記載のラベル発行装置。
  4. 前記ラベルは、先行ラベル及び後続ラベルを含み、
    前記搬送制御部は、
    前記ラベル検知部で前記先行ラベルが検知されてから、M枚(Mは1以上でNより小さい整数)の前記ラベルに対応する搬送量の前記ラベル台紙が前記搬送部で搬送されている間に前記ラベル検知部で前記ラベルが検知されなかった直後において、前記ラベル検知部で前記後続ラベルが検知された場合には、前記先行ラベルの発行後に前記後続ラベルを発行する際、M+1枚の前記ラベルに対応する当該搬送量の前記ラベル台紙を搬送させる、請求項1〜3の何れか一項に記載のラベル発行装置。
  5. 前記ラベルは、電子タグである、請求項1〜4の何れか一項に記載のラベル発行装置。
  6. 前記ラベル検知部は、遮光を検知することで前記ラベルを検知する光電センサであり、
    前記搬送制御部は、前記ラベル検知部の検知結果に基づいて、前記ラベル台紙を断続的に搬送させる搬送制御を実行し、
    前記搬送制御では、
    前記搬送の停止時に前記光電センサで遮光が検知されている場合、前記搬送の再開後であって前記光電センサが投光を検知したときから、前記ラベル検知部の検知結果に基づく搬送量の前記ラベル台紙を搬送させた後に停止させ、
    前記搬送の停止時に前記光電センサで遮光が検知されていない場合、前記搬送の再開後から、前記ラベル検知部の検知結果に基づく搬送量の前記ラベル台紙を搬送させた後に停止させる、請求項1〜5の何れか一項に記載のラベル発行装置。
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