JP2018153986A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Jun Tsukano
純 塚野
裕一 町田
Yuichi Machida
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Abstract

【課題】アクチュエータに触れない状態で配置されるスペーサ部材の変形が防止されて、組立が容易化されたインクジェットヘッド及びインクジェット記録装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るインクジェットヘッドは、複数の圧力室が二次元配列された圧力室基板と、圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータ60と、圧力室を外方に連通させる複数のノズルと、アクチュエータ60よりも厚いスペーサ部材40とを備え、スペーサ部材40は、アクチュエータ60同士の間に位置する桟部からなる基材部40aと、桟部から他の桟部に亘って延在された梁部40bとを有し、桟部と梁部40bの両端との合一箇所の少なくとも一方における桟部は、これら以外の箇所の桟部よりも幅が狭い。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置に関し、詳しくは、アクチュエータに触れない状態で配置されるスペーサ部材の変形が防止されて、組立が容易化されたインクジェットヘッド及びインクジェット記録装置に関する。
近年、インクジェットヘッドの分野では、特許文献1に記載されているように、複数のノズルを二次元配列し、ヘッドサイズの大型化を抑えつつノズルを高密度に配置することができるインクジェットヘッドが提案されている。このインクジェットヘッドにおいては、複数のノズルに対応された複数の圧力室が二次元配列されている。複数の圧力室に対応して、圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータが二次元配列されて配置されている。アクチュエータは、圧力室の一部である振動板を振動させ、圧力室内に圧力を印加する。
アクチュエータの近傍には、アクチュエータに触れない状態でスペーサ部材が配置されている。スペーサ部材は、圧力室のアクチュエータ側に配置される共通インク室と、アクチュエータとの間の空隙を確保するために用いられている。
スペーサ部材は、アクチュエータ同士の間に位置する互いに平行な複数の桟(さん)部を有して、簾(すだれ)状に構成されている。このスペーサ部材は、薄い金属板にエッチング加工を施すことにより構成されている。
特開2015−142979号公報
前述のようなインクジェットヘッドの組立においては、複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板に対して、スペーサ部材を接着させる工程がある。前述したように、スペーサ部材は、複数の桟部を有する簾状の部材である。桟部は、厚さが100μm程度、幅が数十μm程度と極めて細いため、脆弱であり、圧力室基板に対して接着される前においては変形し易い。
桟部が変形されたスペーサ部材を用いてしまうと、桟部がアクチュエータに触れてアクチュエータの動きを阻害する虞が生じ、インクリークの懸念も生ずる。そのため、変形のないスペーサ部材を選別して用いることにより、アクチュエータの動きの阻害や、インクリークが生じないようにしている。
スペーサ部材を選別して用いることは、インクジェットヘッドの製造を煩雑にする要因となっている。したがって、圧力室基板に接着される前において、スペーサ部材の変形を防止することが望まれる。
そこで、本発明は、アクチュエータに触れない状態で配置されるスペーサ部材の変形が防止されて、組立が容易化されたインクジェットヘッド及びインクジェット記録装置を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
1.
複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板と、
前記圧力室に対応して配置され、前記圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータと、
前記圧力室を外方に連通させ、前記圧力室内の液体を液滴として吐出する複数のノズルと、
前記アクチュエータの厚さよりも厚いスペーサ部材とを備え、
前記スペーサ部材は、前記アクチュエータ同士の間に位置して、前記圧力室基板に前記アクチュエータに接触しない状態で接着された複数の並列された桟部からなる基材部と、
一の桟部の合一箇所から他の桟部の合一箇所に亘って延在され、前記圧力室基板、前記アクチュエータ及び該アクチュエータとの接続部から離間している梁部とを有し、
前記一の桟部の合一箇所及び前記他の桟部の合一箇所の少なくとも一方の桟部の幅は、これら以外の箇所の桟部の幅よりも狭いことを特徴とするインクジェットヘッド。
2.
複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板と、
前記圧力室に対応して配置され、前記圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータと、
前記圧力室を外方に連通させ、前記圧力室内の液体を液滴として吐出する複数のノズルと、
前記アクチュエータの厚さよりも厚いスペーサ部材とを備え、
前記スペーサ部材は、前記アクチュエータ同士の間に位置して、前記圧力室基板に前記アクチュエータに接触しない状態で接着された複数の並列された桟部からなる基材部と、
一の桟部の合一箇所から他の桟部の合一箇所に亘って延在され、前記圧力室基板、前記アクチュエータ及び該アクチュエータとの接続部から離間している梁部とを有し、
前記接続部は、前記アクチュエータの端の位置に設けられ、
前記梁部は、前記アクチュエータのほぼ中央位置を跨いで、前記一の桟部の合一箇所及び前記他の桟部の合一箇所の少なくとも一方である前記接続部に近い側において、前記桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一していることを特徴とするインクジェットヘッド。
3.
前記合一箇所の少なくとも一方における前記桟部は、該合一箇所以外の箇所よりも幅が狭いことにより、前記アクチュエータとの間隔が拡がっていることを特徴とする前記1又は2記載のインクジェットヘッド。
4.
前記桟部の長手方向を、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向に直交する方向として配置されていることを特徴とする前記1、2又は3記載のインクジェットヘッド。
5.
前記4記載のインクジェットヘッドと、
前記導通路及び前記流路を介して前記圧力室内にインクを供給するインク供給手段と、
前記桟部の長手方向に直交する方向に前記インクジェットヘッドと記録媒体とを相対移動させながら、前記ノズルから液滴を吐出させ、前記記録媒体への描画を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
本発明によれば、アクチュエータに触れない状態で配置されるスペーサ部材の変形が防止されて、組立が容易化されたインクジェットヘッド及びインクジェット記録装置を提供することができる。
本発明に係るインクジェットヘッドの斜視図 図1に示すインクジェットヘッドの縦断面図 図2に示す縦断面図のうち、一つのノズルに係る構成の拡大図 アクチュエータ及びスペーサ部材の構成を示す平面図 スペーサ部材の要部を示す拡大平面図 スペーサ部材の構成を示す図4中の(vi)−(vi)縦断面図 スペーサ部材の要部の他の例を示す拡大平面図 本発明に係るインクジェット記録装置の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔インクジェットヘッド〕
図1は、本発明に係るインクジェットヘッド1の斜視図である。
図1では、1つのインクジェットヘッド1のみを示している。一般にインクジェット記録装置には、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の各色インク用の複数のインクジェットヘッド1が搭載される。
インクジェットヘッド1は、図1に示すように、平面である射出面Pに二次元配列されて設けられた複数のノズルNを備えている。これらノズルNからは、射出面Pから離間する方向(図1中の下方)に向けてインクが吐出される。
以下、複数のノズルNが設けられた射出面Pに平行な平面をX−Y平面とし、X−Y平面に平行な方向であって互いに直交する方向を、それぞれ「X方向」及び「Y方向」とする。また、X−Y平面に直交する方向を「Z方向」とする。「Z方向」のうち、インクが吐出される方向を「下方」とし、その反対方向を「上方」とする。
複数のノズルNは、Y方向に配列された複数のノズルNからなるノズル列が、X方向に複数列設けられて、二次元配列されている。
図2は、図1に示すインクジェットヘッドの縦断面図である。なお、図2では、複数のノズルNのうち、4つのノズルNについて図示している。
複数のノズルNは、図2に示すように、板状のノズルプレート10を厚み方向(Z方向)に貫いた貫通孔として形成されている。ノズルプレート10には、複数のノズルNからインクが吐出される方向(下方)の反対方向(上方)に、複数の基板等の板状部材が積層されている。ノズルプレート10には、近い側から、圧力室基板20、スペーサ部材40及び配線基板50が積層されている。以下、ノズルプレート10、圧力室基板20、スペーサ部材40及び配線基板50が積層された複数の板状部材からなる構造体を積層体Aという。
図3は、図2に示す断面図のうち、一つのノズルNに係る構成の拡大図である。
圧力室基板20には、図2及び図3に示すように、複数のノズルNに対応して連通された複数の圧力室21が二次元配列されて形成されている。圧力室基板20は、上面部に沿って振動板30を有している。圧力室21は、圧力室基板20を厚み方向(Z方向)に貫いた貫通孔が、上面側を振動板30によって閉蓋され、下面側をノズルプレート10によって閉蓋された空間である。振動板30は、圧力室21の天井面を構成しており、圧力室21の一部をなしている。
複数のノズルNは、圧力室21をノズルプレート10の下面において外方(下方)に連通させている。複数のノズルNは、圧力室21内の液体を液滴として外方(下方)に吐出する。
図4は、アクチュエータ60及びスペーサ部材40の構成を示す平面図である。
圧力室基板20の上面には、図4に示すように、振動板30を介して、複数のアクチュエータ60が二次元配列されて設けられている。アクチュエータ60は、圧力室21に対応して配置されている。アクチュエータ60は、振動板30を振動させることにより、圧力室21内に圧力を印加する。アクチュエータ60は、この実施形態においては、横断面形状がほぼ円形である円盤形状に構成されている。
アクチュエータ60は、図3及び図4に示すように、圧力室基板20の上面に積層されたスペーサ部材40と該圧力室基板20との間に形成された空隙部42内に位置している。スペーサ部材40は、アクチュエータ60の厚さ(例えば50μm程度)よりも厚く形成され、その厚さは、例えば100μm程度である。アクチュエータ60は、空隙部42内に全体が収納された状態で設置されている。スペーサ部材40は、圧力室基板20と配線基板50との間で、アクチュエータ60及びアクチュエータ60に給電するための接続部90のZ方向に沿った厚さに対応する空隙部42を確保している。接続部90は、アクチュエータ60の円盤形状からは外方側に突出したアクチュエータ60の端の位置に設けられている。
なお、接続部90は、この実施形態ではアクチュエータ60への給電のために設けられているが、他の目的で設けられるものであっても、アクチュエータ60の端の位置からZ方向に延在されるものであれば、本発明における接続部90に該当する。
スペーサ部材40及び配線基板50には、圧力室21に連通する複数の導通路41、51が開設されていることが好ましい。これら導通路41、51は、スペーサ部材40及び配線基板50を厚み方向(Z方向)に貫いた貫通孔であり、互いに連通してインク流路を構成している。スペーサ部材40において、導通路41は、空隙部42とは異なる位置に、空隙部42から離間して形成されている。
圧力室基板20には、圧力室基板20の上面から圧力室21内にインクを供給するための流路21aが形成されている。この流路21aは、圧力室基板20の上面側の振動板30の開口部31から、圧力室21に連通されている。この流路21aは、開口部31において導通路41、51からなるインク流路に連通され、さらに、配線基板50の上方に設けられた共通インク室70に連通されている。したがって、圧力室21は、共通インク室70に連通されている。
共通インク室70は、図2に示すように、配線基板50の上方に配置された筐体80内に設けられ、図示しないインク供給手段に接続される。インク供給手段から共通インク室70に供給されたインクは、導通路51、41、開口部31及び流路21aを通って圧力室21に供給される。圧力室21に供給されたインクは、アクチュエータ60の動作に応じて振動板30が振動することにより、圧力が加えられ、ノズルNから吐出される。
〔配線基板〕
アクチュエータ60は、図3に示すように、配線基板50に設けられた配線52と電気的に接続されている。アクチュエータ60の上面には、配線電極61が設けられている。また、アクチュエータ60の下面には、第1電極層62が設けられている。配線電極61は、接続部90を介して、配線基板50の下面側に設けられた配線52と電気的に接続されている。接続部90は、配線電極61と配線52とをZ方向に沿って接続するよう設けられている。
接続部90は、配線基板50に形成されたバンプ91を有する。具体的には、バンプ91は、例えば、金を材料としたワイヤーボンディングにより形成される。また、バンプ91は、例えば、配線52の下面に形成される。配線52は、例えば、少なくとも下面が平坦な面となるよう設けられた導電性を有する金属(例えば、アルミニウム)製の板により構成されている。バンプ91の下端側には、導電性材料92が塗布されている。具体的には、導電性材料92は、例えば、導電性接着剤である。導電性接着剤とは、導電性を有する金属粉末(例えば、銀粉等)が混入された接着剤であり、導電性を有する。
このように、接続部90は、配線基板50に形成されたバンプ91とバンプ91に塗布された導電性材料92を介して、配線基板50とアクチュエータ60とを電気的に接続する。
なお、接続部90の構造及び形状は、上記したものに限定されず、どのような構造及び形状であってもよい。
配線基板50は、例えば、配線基板50の基部である板状のインターポーザ53と、インターポーザ53の下面を被覆する絶縁層55と、絶縁層55の下面に設けられた配線52と、配線52のうちバンプ91が形成されない部分の下面及び絶縁層55のうち配線52が設けられていない下面を被覆する絶縁層59と、インターポーザ53、絶縁層55及び絶縁層59を貫通する導通路51と、を有する。配線52は、アクチュエータ60への電圧の印加に係る図示しない制御部に接続されている。
また、第1電極層62は、第2電極層63に当接している。第2電極層63は、第1電極層62と制御部とを電気的に接続する。具体的には、第1電極層62は、例えば、第2電極層63及び第2電極層63に接続された図示しない配線を介して制御部に接続されている。なお、振動板30を導電体とすれば、振動板30を、第1電極層62と制御部とを電気的に接続する電極として機能させることができる。この場合には、第2電極層63を別途設ける必要はない。
アクチュエータ60は、配線電極61が、接続部90及び配線52を介して制御部に接続されるとともに、第1電極層62が、振動板30(又は第2電極層63)及び図示しない配線を介して制御部に接続されることにより、制御部の制御下で動作する。
〔スペーサ部材〕
図5は、スペーサ部材の要部を示す拡大平面図である。
スペーサ部材40は、振動板30を介して圧力室基板20の上面に積層され接着されている。スペーサ部材40は、図4及び図5に示すように、基材部40aを有し、この基材部40aが圧力室基板20の上面(振動板30)に接着されている。基材部40aは、アクチュエータ60に接触しない領域に接着されている。すなわち、基材部40aは、アクチュエータ60同士の間に位置して圧力室基板20の上面に接着された複数の互いに平行に並列された長尺状の桟部からなる。
基材部40aをなす各桟部は、アクチュエータ60の外形形状に対応して各アクチュエータ60の輪郭に沿った形状となっており、アクチュエータ60同士の間が広い箇所では幅が広い幅広部40wとなっており、アクチュエータ60同士の間が狭い箇所では幅が狭い幅狭部40nとなっている。各桟部は、各アクチュエータ60の配置間隔に応じて、幅広部40wと幅狭部40nとが交互に繰り返される形状となっている。
すなわち、基材部40aは、アクチュエータ60との接触を避けつつなるべく大きな面積を有するように構成されている。基材部40aの面積を大きくすることにより、圧力室基板20に対する接着強度を向上させることができる。
このスペーサ部材40において、導通路41は、基材部40aの幅広部40wに設けられている。幅広部40wでは、導通路41を形成するための面積が十分に確保でき、導通路41の周囲に十分な幅を残すことができるので、桟部の強度(剛性)を維持したままで導通路41を形成することができる。
スペーサ部材40は、一の桟部の合一箇所から他の桟部の合一箇所に亘って延在された梁(はり)部40bを複数有している。梁部40bは、圧力室基板20、アクチュエータ60及び接続部90から離間している。梁部40bは、その一部(中途部分)がアクチュエータ60の上方に位置している。梁部40bは、基材部40aに一体的に形成されている。基材部40aと梁部40bとで、スペーサ部材40の全体としては格子形状が構成されている。
スペーサ部材40において、基材部40aのうちの2本の桟部及び2本の梁部40bによって囲まれた部分、及び、梁部40bと圧力室基板20との間が、空隙部42である。空隙部42は、梁部40bが圧力室基板20から離間しているので、基材部40aである桟部の長手方向について繋がった空間となっている。
このスペーサ部材40においては、基材部40aである複数の桟部同士が複数の梁部40bによって連結されて格子形状が構成されていることにより、基材部40aの屈曲変形が抑止される。
梁部40bの端部が合一した一の桟部の合一箇所及び他の桟部の合一箇所の少なくとも一方は、これら以外の箇所よりも桟部の幅が狭い幅狭部40nである。合一箇所の少なくとも一方が幅狭部40nであることにより、梁部40bは、接続部90から十分に離間される。梁部40bが接続部90から十分に離間されることにより、スペーサ部材40を圧力室基板20に取付けるときに、梁部40bと接続部90との干渉が防止され、作業性が向上される。
図6は、スペーサ部材の構成を示す図4中の(vi)−(vi)縦断面図である。
スペーサ部材40は、図6に示すように、配線基板50が積層される上面部は面一である。したがって、梁部40bは、下面部の肉が削がれていることにより、圧力室基板20及びアクチュエータ60から離間している。梁部40bの最も薄い部分の厚さは、例えば20μm〜30μm程度である。
梁部40bをエッチング加工によって減肉して形成した場合には、下面部がアーチ形状となる。このアーチ形状の中央部下方にアクチュエータ60を位置させることにより、梁部40bとアクチュエータ60との接触を避けることができる。
梁部40bは、アクチュエータ60のほぼ中央位置(幅の広い部位)を跨いで延在されるので、基材部40a(桟部)とアクチュエータ60との距離が近い場所に梁部40bを配置すると、梁部40bの下面部のアーチ形状を急峻な屈曲を有する形状にしなければ、梁部40bとアクチュエータ60とを離間させることが困難になる。そこで、梁部40bの端部が合一された幅狭部40nは、より幅を狭くすることによりアクチュエータ60から離し、梁部40bとアクチュエータ60との間隔を拡げることが好ましい。
さらに、基材部40aにおいて、梁部40bの端部が桟部に合一する合一箇所となる幅狭部40nは、梁部40bとアクチュエータ60との間隔を拡げるために敢えて幅を狭くした箇所であることが好ましい。すなわち、合一箇所となる幅狭部40nは、アクチュエータ60との接触を避けるための最小限の狭隘化を超えて、さらにアクチュエータ60から側部が離れるように狭隘化されていることが好ましい。幅狭部40nの幅を狭くして側部をアクチュエータ60から離すことにより、梁部40bとアクチュエータ60及び接続部90との間隔を広げることができる。
図4及び図5に示す実施形態においては、梁部40bの両端の合一箇所のいずれも、これら以外の箇所よりも桟部の幅が狭い幅狭部40nである。この実施形態においては、梁部40bの両端の合一箇所のいずれもが幅狭部40nであることにより、基材部40aである桟部と梁部40bとがほぼ直交する格子形状が構成されており、圧力室基板20に取付ける前の基材部40aの屈曲変形が良好に抑止され、作業性が向上される。
また、梁部40bは、前述のようにアクチュエータ60のほぼ中央位置を跨いでおり、一の桟部の合一箇所及び他の桟部の合一箇所の少なくとも一方である接続部90に近い側(図5中下側)において、桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一している。図4及び図5に示す実施形態においては、梁部40bの両端の合一箇所のいずれも、桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一している。したがって、この実施形態においては、基材部40aである桟部と梁部40bとがほぼ直交する格子形状が構成されており、圧力室基板20に取付ける前の基材部40aの屈曲変形が良好に抑止され、作業性が向上される。
梁部40bのうち、アクチュエータ60のほぼ中央位置から桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一する部分は、アクチュエータ60の端の位置に設けられている接続部90からは十分に離間される。梁部40bが接続部90から十分に離間されることにより、スペーサ部材40を圧力室基板20に取付けるときに、梁部40bと接続部90との干渉が防止され、作業性が向上される。
スペーサ部材40をなす材料としては、42アロイ等の金属材料が好ましい。42アロイは、重量パーセントでニッケルが42%、鉄が57%で、残りが微量の添加物質(例えば、銅、マンガン等)からなる合金である。スペーサ部材40は、スペーサ部材40の厚みに相当する厚みを有する金属板に対して、両面エッチング加工を施すことによって作成される。スペーサ部材40には、ニッケルメッキやパリレン(登録商標)等の表面処理を施すことも好ましい。
圧力室基板20(振動板30を含む)及び配線基板50をなす材料としては、シリコン(Si)が好ましい。42アロイの熱膨張係数は、4.5×10−6/℃〜6×10−6/℃である。シリコンの熱膨張係数は、2.5×10−6/℃〜4×10−6/℃である。また、42アロイとシリコンとの熱膨張係数の差は、0.5×10−6/℃〜3.5×10−6/℃である。このように、42アロイ及びシリコンの熱膨張係数は、ともに極めて小さく、また、略同一といえる。
そのため、積層体Aの形成に際して行われる各基板等に対する加熱等による温度変化や、インクジェットヘッド1の動作に伴う発熱による温度変化等、各種の要因による温度変化が各基板等に生じたとしても、各基板等の熱膨張の度合いが極めて小さく、また、略同一となることから、基板等同士の熱膨張係数の差による基板等の反りや基板等間の剥離による問題の発生を防止することができる。したがって、基板等の反りによるノズルNからのインクの吐出角度の変化を防止することができる。また、基板等間の剥離部分からインクが漏れ出すこともなくなる。このように、本実施形態のインクジェットヘッド1によれば、インクジェットヘッド1の信頼性をより向上させることができる。
なお、梁部40bは、図4に示す例では全てのアクチュエータ60に対応して、すなわち、アクチュエータ60の間隔に等しい間隔ごとに設けられているが、これに限られない。梁部40bは、アクチュエータ60の間隔の2倍の間隔や、3倍の間隔で、すなわち、アクチュエータ60の数よりも少ない数を設けてもよい。
〔スペーサ部材の他の例〕
図7は、スペーサ部材の要部の他の例を示す拡大平面図である。
スペーサ部材40は、図7に示すように、梁部40bの端部が合一した一の桟部の合一箇所及び他の桟部の合一箇所の一方のみを、これら以外の箇所の桟部よりも幅が狭い幅狭部40nとしてもよい。この場合には、接続部90に近い側の合一箇所(図7中下側)を接続部90から離間させ、桟部の幅が狭い幅狭部40nにおいて合一されていることが好ましい。また、この場合には、梁部40bは、アクチュエータ60のほぼ中央位置を跨ぎ、一の桟部の合一箇所及び他の桟部の合一箇所のうちの一方である接続部90に近い側(図7中下側)のみが、桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一している。他方の合一箇所(図7中上側)は、桟部の幅が広い幅広部40wにおいて合一させることができる。
この実施形態においても、梁部40bと基材部40aをなす桟部とが格子形状を構成しており、圧力室基板20に取付ける前の基材部40aの屈曲変形が良好に抑止され、作業性が向上される。
また、この実施形態においても、梁部40bのうち、アクチュエータ60のほぼ中央位置から桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一する部分は、アクチュエータ60の端の位置に設けられている接続部90からは十分に離間される。梁部40bが接続部90から十分に離間されることにより、スペーサ部材40を圧力室基板20に取付けるときに、梁部40bと接続部90との干渉が防止され、作業性が向上される。
〔インクジェットヘッドの配置〕
このインクジェットヘッドは、インクジェット記録装置において、図4に示すように、基材部40aである桟部の長手方向を、ノズルNから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向(主走査方向)に直交する方向(副走査方向)として配置されることが好ましい。このように配置することにより、副走査方向については、基材部40aによりアクチュエータ60同士の間隔を狭めることが阻害されないので、アクチュエータ60同士の間隔を狭めることにより、副走査方向の画素密度を上げることができるからである。主走査方向については、基材部40a(桟部)によりアクチュエータ60同士の間隔を狭めることが阻害されるが、走査速度に対して駆動周波数を相対的に上げる ことにより、主走査方向の画素密度を上げることができる。
〔インクジェット記録装置〕
図8は、本発明に係るインクジェット記録装置の構成を示すブロック図である。
本発明に係るインクジェット記録装置は、図8に示すように、前述したインクジェットヘッド1と、導通路51、41、開口部及び流路を介して圧力室内にインクを供給するインク供給手段100と、インクジェットヘッド1の吐出動作及び記録媒体101との相対移動操作を制御する制御手段となる制御部102とを備えて構成される。
制御部102は、メモリ103から描画データを取得し、この描画データに基づいて、インクジェットヘッド1のアクチュエータ60に駆動電圧を印加する。駆動電流を供給されたアクチュエータ60は、圧力室内のインクを、記録媒体101に向けてノズルから吐出させる。
また、制御部102は、インク供給手段100を制御して、インクジェットヘッド1の導通路51、41を介して、圧力室内にインクを供給させる。インク供給手段100は、インクを貯留するインクタンク、インクタンクからインクジェットヘッド1に至る流路、流路中をインクジェットヘッド1に向けてインクを流すポンプを有している。制御部102は、ポンプを駆動させて、インクジェットヘッド1にインクを供給させる。
制御部102は、移動操作機構104を制御して、インクジェットヘッド1及び記録媒体101を相対移動操作させる。移動操作機構104は、記録媒体101を移動操作するための支持機構及び駆動機構と、インクジェットヘッド1を移動操作するための支持機構及び駆動機構とを有している。制御部102は、描画データに基づいて、駆動機構に駆動電流を供給して、インクジェットヘッド1及び記録媒体101を相対移動操作させる。
描画を行うときは、インクジェットヘッド1及び記録媒体101の相対移動方向は、スペーサ部材40の基材部40aである桟部の長手方向に直交する方向(主走査方向)であ
る。制御部102は、このように主走査をさせながら、複数のノズルから液滴を吐出させ、記録媒体101への描画データに基づく描画を行わせる。
次に制御部102は、描画を行わずに、スペーサ部材40の基材部40aである桟部の長手方向(副走査方向)にインクジェットヘッド1及び記録媒体101を相対移動させる。このような副走査が終了すると、制御部102は、再び主走査及び描画を行う。このようにして、主走査及び描画と、副走査とが繰り返されることにより、記録媒体101上に、描画データに基づく画像が形成される。
本発明は、前述した各実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
アクチュエータ60は、前述した実施形態におけるような円盤形状に限定されず、横断面形状が四角形である平板形状に構成されていてもよい。この場合には、基材部40aをなす各桟部は、各アクチュエータ60の輪郭に沿った場合には、幅狭部40n及び幅広部40wを有さずに直線状に形成される。そして、前述したように、梁部40bは、アクチュエータ60のほぼ中央位置を跨いでおり、一の桟部の合一箇所及び他の桟部の合一箇所の少なくとも一方である接続部90に近い側において、桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一している。
この場合には、梁部40bのうち、アクチュエータ60のほぼ中央位置から桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一する部分は、アクチュエータ60の端の位置に設けられている接続部90からは十分に離間される。梁部40bが接続部90から十分に離間されることにより、スペーサ部材40を圧力室基板20に取付けるときに、梁部40bと接続部90との干渉が防止され、作業性が向上される。
また、この場合にも、梁部40bの端部が桟部に合一する合一箇所は、梁部40bとアクチュエータ60との間隔を拡げるために、幅を狭くすることが好ましい。すなわち、合一箇所における桟部は、アクチュエータ60の輪郭に沿った直線状よりも、さらにアクチュエータ60から側部が離れるように狭隘化されていることが好ましい。桟部の幅を狭くして側部をアクチュエータ60から離すことにより、梁部40bとアクチュエータ60及び接続部90との間隔を広げることができる。
インクジェットヘッド1の構成は、入口及び出口がそれぞれ設けられた複数の圧力室21を有し、圧力室21に対して圧電素子により圧力を付与して、圧力室21の出口に連通するノズルNからインクを吐出させる構成のものであれば、如何なる構成であってもよい。
また、上記各実施形態にあっては、インク吐出方向が上下方向と略平行となるように構成されたインクジェットヘッド1を示したが、インク吐出方向は如何なる方向であっても良く、例えば、傾斜方向や水平方向となるように構成してもよい。
さらに、その他、制御部102の制御内容や具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。加えて、今回開示された各実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 インクジェットヘッド
10 ノズルプレート
20 圧力室基板
21 圧力室
21a 流路
30 振動板
31 開口部
40 スペーサ部材
40a 基材部(桟部)
40b 梁部
40c 交差部
41 導通路
42 空隙部
50 配線基板
51 導通路
52 配線
53 インターポーザ
60 アクチュエータ
61 配線電極
62 第1電極層
63 第2電極層
70 共通インク室
80 筐体
90 接続部
91 バンプ
92 導電性材料
100 インク供給手段
101 記録媒体
102 制御部
103 メモリ
104 移動操作機構
A 積層体
N ノズル
P 射出面

Claims (5)

  1. 複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板と、
    前記圧力室に対応して配置され、前記圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータと、
    前記圧力室を外方に連通させ、前記圧力室内の液体を液滴として吐出する複数のノズルと、
    前記アクチュエータの厚さよりも厚いスペーサ部材とを備え、
    前記スペーサ部材は、前記アクチュエータ同士の間に位置して、前記圧力室基板に前記アクチュエータに接触しない状態で接着された複数の並列された桟部からなる基材部と、
    一の桟部の合一箇所から他の桟部の合一箇所に亘って延在され、前記圧力室基板、前記アクチュエータ及び該アクチュエータとの接続部から離間している梁部とを有し、
    前記一の桟部の合一箇所及び前記他の桟部の合一箇所の少なくとも一方の桟部の幅は、これら以外の箇所の桟部の幅よりも狭いことを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板と、
    前記圧力室に対応して配置され、前記圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータと、
    前記圧力室を外方に連通させ、前記圧力室内の液体を液滴として吐出する複数のノズルと、
    前記アクチュエータの厚さよりも厚いスペーサ部材とを備え、
    前記スペーサ部材は、前記アクチュエータ同士の間に位置して、前記圧力室基板に前記アクチュエータに接触しない状態で接着された複数の並列された桟部からなる基材部と、
    一の桟部の合一箇所から他の桟部の合一箇所に亘って延在され、前記圧力室基板、前記アクチュエータ及び該アクチュエータとの接続部から離間している梁部とを有し、
    前記接続部は、前記アクチュエータの端の位置に設けられ、
    前記梁部は、前記アクチュエータのほぼ中央位置を跨いで、前記一の桟部の合一箇所及び前記他の桟部の合一箇所の少なくとも一方である前記接続部に近い側において、前記桟部の長手方向にほぼ直交して該桟部に合一していることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 前記合一箇所の少なくとも一方における前記桟部は、該合一箇所以外の箇所よりも幅が狭いことにより、前記アクチュエータとの間隔が拡がっていることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記桟部の長手方向を、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向に直交する方向として配置されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットヘッド。
  5. 請求項4記載のインクジェットヘッドと、
    前記導通路及び前記流路を介して前記圧力室内にインクを供給するインク供給手段と、
    前記桟部の長手方向に直交する方向に前記インクジェットヘッドと記録媒体とを相対移動させながら、前記ノズルから液滴を吐出させ、前記記録媒体への描画を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
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