JP6879138B2 - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板と、
前記圧力室に対応して配置され、前記圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータと、
前記圧力室基板との間に前記アクチュエータを挟んで配置され、前記アクチュエータに給電するための配線パターンが形成された配線基板と、
前記圧力室基板及び前記配線基板に挟まれて配置され、表面及び裏面を前記圧力室基板及び前記配線基板に接着され、前記アクチュエータを囲む複数の透孔を有し、前記アクチュエータの厚さよりも厚いスペーサ部材と、
前記圧力室を外方に連通させ、前記圧力室内の液体を液滴として吐出する複数のノズルとを備え、
前記スペーサ部材は、
共通グランド電極の一部に重なる位置に形成された貫通孔と、
前記各透孔を前記貫通孔に連通させる表面又は裏面に形成された連通溝と、
前記透孔のうちの一つを外方に連通させる表面に形成された脱気溝、前記透孔のうちの一つを外方に連通させる裏面に形成された脱気溝、前記貫通孔を外方に連通させる表面に形成された脱気溝、又は、前記貫通孔を外方に連通させる裏面に形成された脱気溝とを有することを特徴とするインクジェットヘッド。
2.
前記連通溝及び前記貫通孔は、前記各透孔の全てを互いに連通させており、
前記脱気溝は、1本のみが形成されていることを特徴とする前記1記載のインクジェットヘッド。
3.
前記脱気溝及び/又は前記連通溝の周囲に、少なくとも1つの凹部を有することを特徴とする前記1又は2記載のインクジェットヘッド。
4.
前記各透孔は、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向である主走査方向に直交する方向が長手方向となっている細長い形状に形成されており、前記主走査方向に直交する方向に配列された複数の前記アクチュエータを囲んでおり、
前記脱気溝は、前記主走査方向に沿う方向に形成されていることを特徴とする前記1、2又は3記載のインクジェットヘッド。
5.
前記各透孔は、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向である主走査方向に直交する方向が長手方向となっている細長い形状に形成されており、前記主走査方向に直交する方向に配列された複数の前記アクチュエータを囲んでおり、
前記脱気溝は、前記主走査方向に対して傾斜した方向に形成されていることを特徴とする前記1、2又は3記載のインクジェットヘッド。
6.
前記各透孔は、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向である主走査方向に直交する方向が長手方向となっている細長い形状に形成されており、前記主走査方向に直交する方向に配列された複数の前記アクチュエータを囲んでおり、
前記スペーサ部材は、前記主走査方向に直交する方向が長辺方向である長方形に形成されており、
前記脱気溝は、前記主走査方向に対して傾斜した方向に形成され、前記スペーサ部材の短辺部から外方に連通していることを特徴とする前記1、2又は3記載のインクジェットヘッド。
7.
前記4、5又は6記載のインクジェットヘッドと、
前記導通路及び前記流路を介して前記圧力室内にインクを供給するインク供給手段と、
前記主走査方向に前記インクジェットヘッドと記録媒体とを相対移動させながら、前記ノズルから液滴を吐出させ、前記記録媒体への描画を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
図1は、本発明に係るインクジェットヘッド1の斜視図である。
アクチュエータ60は、図3に示すように、配線基板50に設けられた配線パターン52と電気的に接続されている。アクチュエータ60の上面には、配線電極61が設けられている。また、アクチュエータ60の下面には、第1電極層62が設けられている。配線電極61は、接続部90を介して、配線基板50の下面側に設けられた配線パターン52と電気的に接続されている。接続部90は、配線電極61と配線パターン52とをZ方向に沿って接続するよう設けられている。
図5は、スペーサ部材の構成を示す底面図(a)及び要部拡大断面図(b−b´断面)(b)である。
図6は、スペーサ部材の構成の他の例を示す底面図である。
このインクジェットヘッドは、インクジェット記録装置において、図5(a)に示すように、スペーサ部材40を構成する桟部の長手方向を、ノズルNから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向(主走査方向)に直交する方向(副走査方向)として配置されることが好ましい。このように配置することにより、副走査方向については、スペーサ部材40によりアクチュエータ60同士の間隔を狭めることが阻害されないので、アクチュエータ60同士の間隔を狭めることにより、副走査方向の画素密度を上げることができるからである。主走査方向については、スペーサ部材40(桟部)によりアクチュエータ60同士の間隔を狭めることが阻害されるが、走査速度に対して駆動周波数を相対的に上げることにより、主走査方向の画素密度を上げることができる。
図11は、本発明に係るインクジェット記録装置の構成を示すブロック図である。
10 ノズルプレート
20 圧力室基板
21 圧力室
21a 流路
30 振動板
31 開口部
40 スペーサ部材
40a 基材部(桟部)
40b 梁部
40c 交差部
41 導通路
42 透孔
43 共通グランド電極
44 貫通孔
45 連通溝
46 脱気溝
47 凹部
50 配線基板
51 導通路
52 配線
53 インターポーザ
60 アクチュエータ
61 配線電極
62 第1電極層
63 第2電極層
70 共通インク室
80 筐体
90 接続部
91 バンプ
92 導電性材料
100 インク供給手段
101 記録媒体
102 制御部
103 メモリ
104 移動操作機構
A 積層体
N ノズル
P 射出面
Claims (7)
- 複数の圧力室が二次元配列されて形成された圧力室基板と、
前記圧力室に対応して配置され、前記圧力室内に圧力を印加する複数のアクチュエータと、
前記圧力室基板との間に前記アクチュエータを挟んで配置され、前記アクチュエータに給電するための配線パターンが形成された配線基板と、
前記圧力室基板及び前記配線基板に挟まれて配置され、表面及び裏面を前記圧力室基板及び前記配線基板に接着され、前記アクチュエータを囲む複数の透孔を有し、前記アクチュエータの厚さよりも厚いスペーサ部材と、
前記圧力室を外方に連通させ、前記圧力室内の液体を液滴として吐出する複数のノズルとを備え、
前記スペーサ部材は、
共通グランド電極の一部に重なる位置に形成された貫通孔と、
前記各透孔を前記貫通孔に連通させる表面又は裏面に形成された連通溝と、
前記透孔のうちの一つを外方に連通させる表面に形成された脱気溝、前記透孔のうちの一つを外方に連通させる裏面に形成された脱気溝、前記貫通孔を外方に連通させる表面に形成された脱気溝、又は、前記貫通孔を外方に連通させる裏面に形成された脱気溝とを有することを特徴とするインクジェットヘッド。 - 前記連通溝及び前記貫通孔は、前記各透孔の全てを互いに連通させており、
前記脱気溝は、1本のみが形成されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。 - 前記脱気溝及び/又は前記連通溝の周囲に、少なくとも1つの凹部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットヘッド。
- 前記各透孔は、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向である主走査方向に直交する方向が長手方向となっている細長い形状に形成されており、前記主走査方向に直交する方向に配列された複数の前記アクチュエータを囲んでおり、
前記脱気溝は、前記主走査方向に沿う方向に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットヘッド。 - 前記各透孔は、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向である主走査方向に直交する方向が長手方向となっている細長い形状に形成されており、前記主走査方向に直交する方向に配列された複数の前記アクチュエータを囲んでおり、
前記脱気溝は、前記主走査方向に対して傾斜した方向に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットヘッド。 - 前記各透孔は、前記ノズルから液滴を吐出しながら描画を行うときの記録媒体に対する相対移動方向である主走査方向に直交する方向が長手方向となっている細長い形状に形成されており、前記主走査方向に直交する方向に配列された複数の前記アクチュエータを囲んでおり、
前記スペーサ部材は、前記主走査方向に直交する方向が長辺方向である長方形に形成されており、
前記脱気溝は、前記主走査方向に対して傾斜した方向に形成され、前記スペーサ部材の短辺部から外方に連通していることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットヘッド。 - 請求項4、5又は6記載のインクジェットヘッドと、
前記圧力室内にインクを供給するインク供給手段と、
前記主走査方向に前記インクジェットヘッドと記録媒体とを相対移動させながら、前記ノズルから液滴を吐出させ、前記記録媒体への描画を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
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JP2017173553A JP6879138B2 (ja) | 2017-09-08 | 2017-09-08 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017173553A JP6879138B2 (ja) | 2017-09-08 | 2017-09-08 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
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JP2019048412A JP2019048412A (ja) | 2019-03-28 |
JP6879138B2 true JP6879138B2 (ja) | 2021-06-02 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017173553A Active JP6879138B2 (ja) | 2017-09-08 | 2017-09-08 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
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JP2017045746A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | セイコーエプソン株式会社 | 接合構造体の製造方法、圧電デバイスの製造方法、及び、液体噴射ヘッドの製造方法 |
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