JP2018153823A - プレス機及びプレス機改造セット - Google Patents

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Abstract

【課題】高さが大きく異なる複数のワークを一度に成形することが可能なプレス機及びプレス機改造セットレス機の提供を目的とする。【解決手段】本発明のプレス機10では、ラム20に一列に並べて備えられた複数のパンチのうちの特別パンチ32はパンチガイド26に直動可能に支持されかつ、追加駆動機構89Kによってラム20に対して上下に駆動される。また、特別パンチ32以外の通常パンチ30はラム20に固定されている。即ち、1つのプレス機10が有する複数のパンチの一部とそれ以外とを異なるストロークで直動させることができる。これにより、複数のプレス機を使用するより低コストで高さが大きく異なる複数のワークを一度に成形することができる【選択図】図3

Description

本発明は、一列に並んだ複数のパンチがラムと共に上下動して、複数のダイとの協働によりワークを加工するプレス機及び、そのようなプレス機を改造するためのプレス機改造セットに関する。
従来、この種のプレス機の一例として、トランファプレス機が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、トランファプレス機には、ラムに対する各パンチの固定位置を上下方向で調整するための調整機構を備えたものがある。この調整機構により、複数のパンチにて一度に加工されるワーク同士の高さの相違に対応することができる。
特開2003−71524号(図1)
しかしながら、上記した従来のプレス機では、ワーク同士の高さが大きく異なる場合には対応しきれず、そのような場合は、ストロークが異なる複数のプレス機を使用して対応していた。しかしながら、そのようにすると設備費が高くなるという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、高さが大きく異なる複数のワークを一度に成形することが可能なプレス機及びプレス機改造セットの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、一列に並んだ複数のパンチがラムと共に上下動して、複数のダイとの協働によりワークを加工するプレス機において、前記ラムには、前記複数のパンチのうちの一部のパンチを特別パンチとして直動可能に支持するパンチガイドと、前記ラムに搭載されて、前記特別パンチを前記ラムの直動動作に同期して前記ラムに対して上下動させる追加駆動機構と、前記特別パンチ以外の前記パンチを通常パンチとして前記ラムに固定するパンチ固定部と、が備えられているプレス機である。
請求項2の発明は、前記複数のパンチと前記複数のダイとから構成されて一列に並ぶ複数の加工ステージの一端側から他端側へとワークを順次搬送するトランスファ装置を備え、前記特別パンチは、ワークの搬送方向の終端側に配置されている請求項1に記載のプレス機である。
請求項3の発明は、前記追加駆動機構は、ワークから前記特別パンチへの加工負荷が最も大きくなるときに前記特別パンチを前記ラムに対する下死点又は前記下死点の近傍に配置し、前記ラムが上昇するときに、前記特別パンチを前記ラムに対して上昇させる請求項1又は2に記載のプレス機である。
請求項4の発明は、前記ラムの前面下縁部から前方に突出するラム下端ブロックと、前記ラム下端ブロックに複数横並びに形成されて、前記パンチの上部を受容する複数の縦溝部とを備え、前記パンチ固定部は、前記縦溝部と、前記通常パンチの上部を前記縦溝部内に抜け止めする固定部材とを含んでなり、前記パンチガイドは、前記縦溝部内又はその上方に配置されている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のプレス機である。
請求項5の発明は、前記追加駆動機構には、前記特別パンチを上方に付勢する弾性部材と、サーボモータと、前記サーボモータにて回転駆動されて、前記特別パンチを押し下げる回転カムと、が備えられている請求項4に記載のプレス機である。
請求項6の発明は、ラムの前面下縁部から前方に突出するラム下端ブロックに複数の縦溝部が横並びに形成され、任意の前記縦溝部にパンチの上部が受容されて固定されるプレス機の前記ラムに組み付けられるプレス機改造セットであって、前記縦溝部内又はその上方に組み付けられ、前記前記縦溝部に固定される前記パンチとは別の特別パンチを上下動可能に支持するパンチガイドと、前記特別パンチを前記ラムの直動動作に同期して前記ラムに対して上下動させる追加駆動機構とを備えるプレス機改造セットである。
請求項7の発明は、前記追加駆動機構には、前記特別パンチを上方に付勢する弾性部材と、サーボモータと、前記サーボモータにて回転駆動され、前記特別パンチを押し下げる回転カムと、が備えられている請求項6に記載のプレス機改造セットである。
[請求項1の発明]
請求項1のプレス機では、ラムに一列に並べて備えられた複数のパンチのうちの特別パンチはパンチガイドに直動可能に支持されかつ、追加駆動機構によってラムに対して上下に駆動される。また、特別パンチ以外の通常パンチはラムに固定されている。即ち、1つのプレス機が有する複数のパンチの一部とそれ以外とを異なるストロークで直動させることができる。これにより、本発明のプレス機によれば、複数のプレス機を使用するより低コストで高さが大きく異なる複数のワークを一度に成形することができる。
[請求項2の発明]
請求項2のプレス機のように、トランスファ装置を備えてワークを複数の加工ステージに順次搬送して加工を行うものでは、搬送方向の終端側に向かうに従ってワークの高さが増していく。これに対し、本発明のプレス機では、ワーク搬送方向の終端側に特別パンチが配置されてパンチのストロークが長くなっているので、絞り成形によるワークの高さの増加に容易に対応することができる。
[請求項3の発明]
請求項3のプレス機では、ワークから特別パンチへの加工負荷が最も大きくなるときに特別パンチがラムに対する下死点又は下死点の近傍に配置されるので、特別パンチは、主としてラムが降下する駆動力のみでワークを加工する。これにより、追加駆動機構の駆動力を大きくする必要がなくなり、追加駆動機構の小型・軽量化が図られる。
[請求項4の発明]
請求項4のプレス機の構成によれば、通常パンチを固定するためのラムの縦溝部が、特別パンチの組み付けにも利用されるので、プレス機の製造コスト又は改造コストを抑えることができる。また、複数の縦溝に特別パンチか通常パンチの何れかを任意に選んで取り付けることができ、ワーク同士の様々な形状の相違に対応することが可能になる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、特別パンチを駆動する駆動源としてサーボモータを備えているので、ラムの直動動作と特別パンチの直動動作とを容易に同期させることができる。また、サーボモータの回転を特別パンチの直動に変換するための機構としては、ボール螺子機構やラックアンドピニオン機構やクランクレバー機構の他に、請求項5の発明のような回転カムを備えた機構が挙げられる。
[請求項6及び7の発明]
請求項6及び7のプレス機改造セットを使用すれば、従来のプレス機を容易かつ低コストで本発明に係るプレス機に改造することができる。
本発明の一実施形態に係るプレス機の正面図 ラムの側断面図 ラムの正断面図 ラムの正面図 ラムの側断面図 ラムに対して特別パンチが上死点に位置するときの側断面図 ラムに対して特別パンチが下死点に位置するときの側断面図 昇降プレートの平面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。本実施形態のプレス機10の支持フレーム11は、工場等の床面から起立する1対の側壁12,12の間に下端架橋部13、中間架橋部14及び上端架橋部15が差し渡され、後面に図示しない後部壁を備えた構造をなしている。
中間架橋部14の上面には凹部13Aが形成され、そこに複数のダイ17が一列に並べて固定されている。各ダイ17には、上面に開放した図示しない成形孔が備えられ、複数のダイ17の全体を上方から見ると、複数の成形孔が等間隔に一直線上に並んでいる。また、中間架橋部14の上面には、例えば、特開2016−203212号公報等に開示されている公知な構造のトランスファ装置18が備えられている。そして、複数のダイ17と後述する複数のパンチ(30,32)とによって複数の加工ステージSが構成され、トランスファ装置18によって左側の加工ステージSから右側の加工ステージSへと順次ワークが搬送されて絞り成形されていく。
後部壁の前面および側壁12,12の内側面には、上下方向に延びたアリ溝(図示せず)が形成されている。そして、ラム20に形成された係合突部がそれらアリ溝にスライド可能に係合して、ラム20が上下方向に直動可能に支持されている。
1対の側壁12,12の上端寄り位置には、図示しないカム駆動シャフトが差し渡されて、ラム20の上端寄り位置を貫通している。そして、カム駆動シャフトに設けられた1対のカムが、ラム20に回転可能に支持された1対のコロに上下から挟まれた状態になっている。これにより、カムシャフトが回転駆動されるとラム20が上下動する。また、カムシャフトの回転駆動源として図示しないメインサーボモータが備えられている。
図2に示すように、ラム20には、前面下縁部から前方に突出するラム下端ブロック21が備えられている。具体的には、ラム本体20Hの下端部にパンチ支持部材20Bが固定され、ラム本体20Hの前面からパンチ支持部材20Bの一部が突出して前述のラム下端ブロック21になっている。また、ラム下端ブロック21の前面には、上下方向の途中位置に段差面21Dが形成され、その段差面21Dより上側が前方に突出している。
図1に示すように、ラム下端ブロック21のうち段差面21Dより下側部分には、複数の縦溝部22が等間隔に横一列に並べられている。縦溝部22は、断面四角形をなしている。また、ラム下端ブロック21のうち縦溝部22の両側方には、1対のプレート固定用螺子孔22Nが、上下に並べて設けられている。さらに、図3に示すように、ラム下端ブロック21には、段差面21D(図4参照)より上側部分を上下方向に貫通して縦溝部22に連通する複数の調整用螺子孔23が形成されている。また、各調整用螺子孔23の中間部には、ラム下端ブロック21の前面との間を連絡するように螺子孔23N(図4参照)が形成されている。
複数の縦溝部22のうちワーク搬送方向の終端から2番目と3番目の縦溝部22を除く他の縦溝部22には、パンチ30が固定されている。以下、縦溝部22に固定されているパンチ30を「通常パンチ30」という。
通常パンチ30は、図3に示すように、例えば、上下方向に延びた棒状をなし、上端に円板状のヘッド部30Hを備えている。また、通常パンチ30が取り付けられる縦溝部22には、パンチホルダ31が嵌合される。そのパンチホルダ31は、縦長の直方体状をなし、中心部を上下に貫通孔31Aが貫通している。そして、通常パンチ30が貫通孔31Aに挿通されて、ヘッド部30Hがパンチホルダ31の上面に重ねられた状態で、パンチホルダ31が縦溝部22に嵌合されている。
さらには、通常パンチ30が取り付けられる縦溝部22の上の調整用螺子孔23には、調整螺子24が螺合している。そして、縦溝部22内に突出した調整螺子24の下端部をヘッド部30Hに当接させることで、通常パンチ30が、ラム20に対して上下方向で位置決めされている。また、調整用螺子孔23から上方に突出する調整螺子24の上端部には、断面六角形のヘッド部24Hが備えられ、そこに工具を係合させて回転操作することができる。また、螺子孔23Nにセット螺子を螺合して調整螺子24に側方から押し付けることで、調整螺子24が周り止めされている。
パンチホルダ31は、縦溝部22に嵌合された状態でラム下端ブロック21の前面から僅かに突出している。そして、図4に示すように、押え板25がパンチホルダ31の前面を斜めに横切るように配置され、押え板25の両端部に形成された貫通孔に通したボルトがプレート固定用螺子孔22Nに締め付けられている。これらにより、通常パンチ30がラム20に固定されている。なお、この押え板25とパンチホルダ31とが、本発明に係る「パンチ固定部」に相当する。
図3に示すように、ワーク搬送方向の終端から2番目と3番目の縦溝部22には、パンチ32(以下、「特別パンチ32」という)が直動可能に支持されている。また、それら縦溝部22に連通する調整用螺子孔23には、前述の調整螺子24の代わりに調整スリーブ27が装着されている。
図6に示すように、調整スリーブ27は、パイプの外面に雄螺子部を備えた構造をなして調整用螺子孔23に螺合され、調整用螺子孔23の上方と下方とに突出している。なお、図4に示すように、調整スリーブ27の上端部には、周方向に複数の係合孔27Aが形成され、工具を任意の係合孔27Aに係合して回転操作することができる。また、螺子孔23Nにはセット螺子が螺合されて調整スリーブ27に側方から押し付けられ、これにより調整スリーブ27が周り止めされている。
図6に示すように、特別パンチ32は、パンチ本体33の上端部に延長ロッド34を連結してなる。延長ロッド34は、上下方向に延びるロッド本体34Hの下端部に円柱状の連結部35を備える。また、連結部35の中心部には、下面に開口する圧入孔35Aが穿孔されている。一方、パンチ本体33は、丸棒状をなしかつ上端部の外径が大きくなっている。そして、パンチ本体33の上端部が連結部35の圧入孔35Aに圧入されてパンチ本体33と延長ロッド34とが一体になっている。また、特別パンチ32の軸心部分には、全体に亘って中心孔32Aが形成されている。
連結部35は、パンチガイド26に収容されている。パンチガイド26は、角柱形状をなしかつ上下に貫通する円形孔26Aを有し、その円形孔26Aに特別パンチ32の連結部35が直動可能に収容されている。また、パンチガイド26の下面には、下面蓋28が重ねて螺子止めされ、下面蓋28に貫通形成された貫通孔28Aを特別パンチ32のパンチ本体33が貫通している。さらに、パンチガイド26の上面には、上面蓋29が重ねて螺子止めされ、上面蓋29に貫通形成された貫通孔29Aを延長ロッド34のロッド本体34Hが貫通している。なお、貫通孔29Aの内側には、摺動部材からなるブッシュ29Bが嵌合固定されている。
パンチガイド26の前面には、横方向に延びるキー溝26Mが形成されて、その中間部分が円形孔26A内に連通している。また、キー溝26Mに収容されたキー26Kの両端部には図示しないザグリ孔が形成され、パンチガイド26には、ザグリ孔に対応する図示しない1対の螺子孔が形成されている。そして、ザグリ孔に通した螺子によりキー26Kがパンチガイド26に螺子止めされ、円形孔26A内に突出している。これに対応して、連結部35の周方向の一部には、下端から上端寄り位置に亘ってフラット面35Fが形成され、そのフラット面35Fの上側に係止突部35Tが備えられている。そして、連結部35がパンチガイド26内で直動して下方まで移動すると係止突部35Tとキー26Kが当接し、それ以上連結部35が下方に移動しないようになっている。なお、キー26Kは、パンチガイド26の外面より僅かに引っ込んだ位置に配置されている。
延長ロッド34の上部の外周面には螺子部が形成されて、そこに1対のナット36,36が螺合している。また、ナット36と上面蓋29との間には、ロッド本体34Hの外側に挿通された圧縮コイルばね37(本発明の「弾性部材」に相当する)が挟まれ、特別パンチ32を上方に付勢している。
上記した特別パンチ32、パンチガイド26、下面蓋28,上面蓋29,ブッシュ29B、圧縮コイルばね37及びナット36が組み付けられてなるパンチユニット32Uになっている。そして、そのパンチユニット32Uのロッド本体34H及び圧縮コイルばね37が調整スリーブ27に下方から挿通され、パンチガイド26が縦溝部22に収容された状態に組み付けられる。そして、調整スリーブ27の下端部を上面蓋29に当接させて、パンチホルダ31の場合と同様に押え板25によりパンチガイド26がラム下端ブロック21に固定されている。
図4に示すように、ラム20には、サーボモータ50とその回転出力を特別パンチ32の直動に変換するカム機構89とが取り付けられている。なお、サーボモータ50とカム機構89と前述の圧縮コイルばね37とによって本発明に係る追加駆動機構89Kが構成されている。
カム機構89は、ラム20に固定される支持フレーム51を有し、その支持フレーム51は、横方向に延びるベース部52の両端部に1対の側壁54,54を備えた構造をなしている。また、図5に示すように、ベース部52の上面には固定プレート53が重ねて固定されて、ベース部52より後方に張り出している。さらに、固定ベース52の後面には、下縁部から突条52Tが突出していて、その突条52Tと固定プレート53との間が角溝部52Mになっている。そして、角溝部52Mに、ラム下端ブロック21のうち段差面21Dより上側部分が受容され、角溝部52Mの下側内側面が段差面21Dに面当接している。また、固定ベース52には、複数の貫通孔が前後方向に貫通していて、それら貫通孔に通されたボルトBがラム下端ブロック21に追加工された複数の螺子孔21Nに締め付けられている。
固定プレート53は、ラム下端ブロック21の上面に隙間を空けて対向している。そして、固定プレート53を上下に貫通する貫通孔53A,53Aに、前述の調整スリーブ27,27が挿通され、それら調整スリーブ27の上端部が固定プレート53より上方に突出している。
固定プレート53からは計4本の支持ポール55が起立している。それら支持ポール55は、固定プレート53の横方向の両端部に前後に並べて設けられている。そして、これら支持ポール55に昇降プレート56が直動可能に支持されている。昇降プレート56は平板状をなし、図8に示すように、支持ポール55が貫通する貫通孔56Aを横方向の両端寄り位置に備える。また、それら貫通孔56Aには、摺動部材で構成されたブッシュ56Bが圧入されている。
図3に示すように、昇降プレート56には、特別パンチ32,32の同軸上に1対の螺子孔56N,56Nが形成され、そこに調整ボルト57,57が螺合装着されている。そして、それら調整ボルト57,57が特別パンチ32,32の上端部に当接している。なお、調整ボルト57の上端部は断面六角形になっていて、調整ボルト57の中心には、特別パンチ32の中心孔32Aに連通する中心孔57Aが形成されている。
図8に示すように、昇降プレート56の横方向の両端部には、四角形のコロ収容孔56C,56Cが形成されると共に、それら各コロ収容孔56Cに直交するピン孔56Dが形成されている。また、各ピン孔56Dの一端部は昇降プレート56の側面に開口している。そして、各コロ収容孔56Cにコロ58が収容されてピン孔56Dに通したピン56Pにて回転可能に支持されている。また、図4に示すように、コロ58の一部が昇降プレート56の上方に突出している。
1対の側壁54,54は、固定ベース52の両側面にボルト固定されて固定ベース52より上方に起立している。そして、それら側壁54,54の上端部の間にカムシャフト59が差し渡されて回転可能に支持され、コロ58,58の真上に配置されている。また、カムシャフト59のうちコロ58,58との対向位置には、回転カム60,60が一体回転可能に備えられている。図6に示すように、回転カム60は円形をなし、その中心部とカムシャフト59の中心部とがずれた配置になっている。そして、前述の圧縮コイルばね37の弾発力によって昇降プレート56が上方に付勢されて、各コロ58が各回転カム60に当接している。これにより、図6,7に示すように、カムシャフト59の回転に伴って昇降プレート56と共に特別パンチ32,32が上下動する。
図4に示すように、カムシャフト59のうち側壁54より外側に突出した左側端部には、プーリ59Pが一体回転可能に固定されている。また、図2に示すように、ラム20のうち支持フレーム51より上側には、パイプ部材63を介して支持プレート62が対向配置されている。具体的には、支持プレート62の四隅に貫通孔が形成され、それら貫通孔に対応してラム20の前面の4箇所に螺子孔が形成されている。そして、支持プレート62の貫通孔に通した各ボルトをパイプ部材63に通して、ラム20の螺子孔に締め付けることで、上述の如く支持プレート62がラム20に対向配置されている。
支持プレート62のうちラム20との対向面にサーボモータ50が取り付けられている。サーボモータ50は、減速機50Gを一体に備え、その減速機50Gの出力軸にプーリ50Pが固定されている。そして、そのプーリ50Pとカムシャフト59のプーリ59Pとがタイミングベルト61によって連結されている。
本実施形態のプレス機10の構成に関する説明は以上である。次に、このプレス機10の作用効果について説明する。上記したプレス機10を駆動すると、ワークとして図示しない円形の板金が左端の加工ステージS(図1参照)に供給される。そして、その円板状のワークが通常パンチ30によりダイ17の成形孔に押し込まれて筒状にワークに絞り成形される。また、成形されたワークは、成形孔の奥側に備えたノックアウトピンによって成形孔の上方に排出される。そして、トランスファ装置18に把持されて右隣の加工ステージSに搬送され、そこで通常パンチ30により成形孔に押し込まれて絞り成形される。即ち、ラム20が上下動する度にワークがトランスファ装置18により右隣の加工ステージSに搬送されて繰り返して絞り成形され、徐々にワークの高さが増加していく。
ここで、ラム20が上死点に至ったときに、例えば、特別パンチ32は、ラム20に対する上死点(図6)を通過して降下し始めている。降下している特別パンチ32の先端とダイ17との間が、ワークやトランスファ装置18の高さに比べて高い状態のときに、ワークが特別パンチ32を有する加工ステージSへと搬送される。そして、ラム20が上死点から降下し始めたときに特別パンチ32の先端部がワークの底部に当接する直前に特別パンチ32がラム20に対する下死点に至る。その状態で特別パンチ32の先端がワークの底部に当接してワークが成形孔に押し込まれる。即ち、ワークから特別パンチ32への加工負荷が最も大きくなるときに特別パンチ32がラム20に対する下死点又は下死点の近傍に配置されるので、特別パンチ32は、主としてラム20が降下する駆動力でワークを加工する。
そして、ラム20が下死点に至ってから上昇する途中で特別パンチ32がワークから離脱し、ラム20が上死点に至る前に特別パンチ32がラム20に対して上昇する。これにより、ワークから特別パンチ32が大きく離間し、ワークを特別パンチ32との干渉を心配せずに特別パンチ32を有する加工ステージSからその右隣の加工ステージSへと搬送することができる。そして、ラム20が上死点に至る前に特別パンチ32がラム20に対する上死点に至り、ラム20が上死点に至ったときに、特別パンチ32が、ラム20に対する上死点を通過して降下し始め、最初の状態に戻る。
なお、終端の加工ステージSでは、トリミングなどのワークを低くする加工が行われるので、特別パンチ32ではなく通常パンチ30であっても、ワークとの干渉の心配はない。
上記したように本実施形態のプレス機10は、1つのプレス機でありながら、ストロークが異なる通常パンチ30と特別パンチ32とを有するので、複数のプレス機を使用するより低コストで高さが大きく異なる複数のワークを一度に成形することができる。
特にトランスファ装置18を備えて、ワークを順次搬送して複数の加工ステージで加工を行うものでは、搬送方向の終端側に向かうに従ってワークの高さが増していくので、本実施形態のプレス機10によれば、これに容易に対応することができる。
また、ワークから特別パンチ32への加工負荷が最も大きくなるときに特別パンチ32がラム20に対する下死点又は下死点の近傍に配置されるので、特別パンチ32は、主としてラム20が降下する駆動力でワークを加工する。これにより、追加駆動機構89Kの駆動力を大きくする必要がなくなり、追加駆動機構89Kの小型・軽量化が図られる。
また、前記実施形態で、特別パンチ32を駆動するための部品群のセットが、本発明に係るプレス機改造セットに相当し、このプレス機改造セットを使用すれば、従来のプレス機を容易かつ低コストで本発明に係るプレス機10に改造することができる。しかも、通常パンチ30を固定するためのラム20の縦溝部22が、特別パンチ32の組み付けにも利用されるので、プレス機10の改造コストを抑えることができる。さらには、複数の縦溝22に特別パンチ32か通常パンチ30の何れかを任意に選んで取り付けることができ、ワーク同士の様々な形状の相違に対応することが可能になる。
なお、プレス機改造セットをプレス機10に組み付けるには、パンチユニット32U及び調整スリーブ27以外の部品を先にプレス機10に組み付けておき、調整スリーブ27、パンチユニット32Uの順番に組み付ければよい。また、特別パンチ32のメンテナンスは、例えば、下面蓋28をパンチガイド26から取り外し、連結部35からパンチ本体33を抜き取って行うことができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、サーボモータ50の回転を特別パンチ32の直動に変換するための機構としては、回転カム60を備えた機構を挙げたが、ボール螺子機構やラックアンドピニオン機構やクランクレバー機構であってもよい。
(2)前記実施形態では、サーボモータ50がタイミングベルト61を介してカムシャフト59に連結されていたが、例えば、サーボモータ50のステータを支持フレーム51の側壁54に固定して、サーボモータ50の減速機50Gの回転出力軸をカムシャフト59に連結した構成としてもよい。
10 プレス機
17 ダイ
18 トランスファ装置
20 ラム
21 ラム下端ブロック
22 縦溝部
26 パンチガイド
30 通常パンチ
32 特別パンチ
37 圧縮コイルばね
50 サーボモータ
60 回転カム
89 カム機構
89K 追加駆動機構
S 加工ステージ

Claims (7)

  1. 一列に並んだ複数のパンチがラムと共に上下動して、複数のダイとの協働によりワークを加工するプレス機において、
    前記ラムには、
    前記複数のパンチのうちの一部のパンチを特別パンチとして直動可能に支持するパンチガイドと、
    前記ラムに搭載されて、前記特別パンチを前記ラムの直動動作に同期して前記ラムに対して上下動させる追加駆動機構と、
    前記特別パンチ以外の前記パンチを通常パンチとして前記ラムに固定するパンチ固定部と、が備えられているプレス機。
  2. 前記複数のパンチと前記複数のダイとから構成されて一列に並ぶ複数の加工ステージの一端側から他端側へとワークを順次搬送するトランスファ装置を備え、
    前記特別パンチは、ワークの搬送方向の終端側に配置されている請求項1に記載のプレス機。
  3. 前記追加駆動機構は、ワークから前記特別パンチへの加工負荷が最も大きくなるときに前記特別パンチを前記ラムに対する下死点又は前記下死点の近傍に配置し、前記ラムが上昇するときに、前記特別パンチを前記ラムに対して上昇させる請求項1又は2に記載のプレス機。
  4. 前記ラムの前面下縁部から前方に突出するラム下端ブロックと、
    前記ラム下端ブロックに複数横並びに形成されて、前記パンチの上部を受容する複数の縦溝部とを備え、
    前記パンチ固定部は、前記縦溝部と、前記通常パンチの上部を前記縦溝部内に抜け止めする固定部材とを含んでなり、
    前記パンチガイドは、前記縦溝部内又はその上方に配置されている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のプレス機。
  5. 前記追加駆動機構には、前記特別パンチを上方に付勢する弾性部材と、サーボモータと、前記サーボモータにて回転駆動されて、前記特別パンチを押し下げる回転カムと、が備えられている請求項4に記載のプレス機。
  6. ラムの前面下縁部から前方に突出するラム下端ブロックに複数の縦溝部が横並びに形成され、任意の前記縦溝部にパンチの上部が受容されて固定されるプレス機の前記ラムに組み付けられるプレス機改造セットであって、
    前記縦溝部内又はその上方に組み付けられ、前記前記縦溝部に固定される前記パンチとは別の特別パンチを上下動可能に支持するパンチガイドと、
    前記特別パンチを前記ラムの直動動作に同期して前記ラムに対して上下動させる追加駆動機構とを備えるプレス機改造セット。
  7. 前記追加駆動機構には、前記特別パンチを上方に付勢する弾性部材と、サーボモータと、前記サーボモータにて回転駆動され、前記特別パンチを押し下げる回転カムと、が備えられている請求項6に記載のプレス機改造セット。
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