JP2018153001A - 電力変換装置 - Google Patents

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隆志 高木
Takashi Takagi
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Abstract

【課題】小型化を図ることができる電力変換装置を提供することである。【解決手段】実施形態の電力変換装置は、電力変換回路と、第1接地回路と、第2接地回路とを持つ。前記第1接地回路は、前記電力変換回路の直流側に自装置内で電気的に接続されている。前記第2接地回路は、前記電力変換回路の交流側に自装置内で電気的に接続されている。前記第1接地回路と前記第2接地回路とは、互いに電気的に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力変換装置に関する。
電動機に電力を供給する電力変換装置が知られている。電力変換装置は、ノイズ源となり得るため、他の装置に対する誘導障害を抑制する対策が必要となることがある。このような対策としては、例えば、コモンモードチョークコイルを多数設置することでノイズを低減させる手法がある。ただし、上記のような対策は、電力変換装置の小型化を困難にする場合があった。
特開平11−298184号公報
本発明が解決しようとする課題は、小型化を図ることができる電力変換装置を提供することである。
実施形態の電力変換装置は、電力変換回路と、第1接地回路と、第2接地回路とを持つ。前記第1接地回路は、前記電力変換回路の直流側に自装置内で電気的に接続されている。前記第2接地回路は、前記電力変換回路の交流側に自装置内で電気的に接続されている。前記第1接地回路と前記第2接地回路とは、互いに電気的に接続されている。
第1の実施形態の電力変換装置1を示す構成図。 第1の実施形態の電力変換装置1の作用を示す構成図。 第2の実施形態の電力変換装置1Aを示す構成図。 第2の実施形態の電力変換装置1Aの作用を示す構成図。 第3の実施形態の電力変換装置1Bを示す構成図。 第3の実施形態の電力変換装置1Bの作用を示す構成図。 第4の実施形態の電力変換装置1Cを示す構成図。 第4の実施形態の電力変換装置1Cの作用を示す構成図。
以下、実施形態の電力変換装置を、図面を参照して説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それらの構成の重複する説明は省略する場合がある。なお本願でいう「回路」とは、電流の流れる通路を広く意味する。
(第1の実施形態)
図1および図2を参照し、第1の実施形態の電力変換装置1について説明する。
本実施形態の電力変換装置1は、例えば、電気化(ハイブリッド化)されたディーゼル気動車のような鉄道車両に搭載される。なお、電力変換装置1の設置先は、上記例に限定されない。
図1は、本実施形態の電力変換装置1を示す構成図である。なお、同図は、電力変換装置1を含む車両用の駆動装置Dの一例を示す。
図1に示すように、駆動装置Dは、電力変換装置1と、発電機2と、電動機3とを備える。
電力変換装置1は、発電機2により発電された交流電力を、電動機3を駆動制御するための周波数・電圧の交流電力に変換し、変換後の電力を電動機3に供給することで電動機3を駆動させる。電力変換装置1は、筐体10と、筐体10の内部に収容された各種部品を有する。発電機2および電動機3は、電力変換装置1の筐体10の外部に設けられる。本願では、例えば筐体10の内部で電気的に接続された場合(例えば、筐体10の内部に形成された閉回路などのこと)を、「電力変換装置1の内部(自装置の内部)で電気的に接続されている」と称する。なお、筐体10は、例えば電力変換装置1の外部部材として、電力変換装置1が搭載される車両や駆動装置の一部として設けられてもよい。
電力変換装置1は、この電力変換装置1の外部(例えば筐体10の外部)に設けられた装置などに接続可能な接続端子(外部接続端子)101,102,103を備える。例えば、発電機2は、接続端子101を介して電力変換装置1に電気的に接続される。電動機3は、接続端子102を介して、電力変換装置1に電気的に接続される。接続端子103は、電力変換装置1内の接地点である。電力変換装置1は、接続端子103を介して、電力変換装置1の外部に設けられた接地極4(例えば車両または駆動装置Dの接地極4)に電気的に接続される。また、電動機3の筐体30は、接続端子103を介して、電力変換装置1に電気的に接続される。接続端子103は、「端子」の一例である。なお、電力変換装置1の内部構成については、詳しく後述する。
発電機2は、例えば、ディーゼル機関またはガソリン機関などにより駆動される発電機である。例えば、発電機2は、3相交流発電機である。発電機2は、この発電機2の中性点20が直接または低抵抗で接地極4に接地されている。
電動機3は、電力変換装置1から供給される電力により駆動される。上述したように、電力変換装置1から供給される電力は、周波数および電圧が調整された交流電力である。電動機3の筐体30は、電力変換装置1の外部の経路を介して、直接または低抵抗で接地極4に接地されている。また後述するように、電動機3の筐体30は、電動機3から電力変換装置1の筐体10の内部に引き込まれた電線31および接続端子103を介して、接地極4に接地されている。電動機3は、「電力変換装置から電力が供給される負荷」の一例である。電動機3の筐体30は、電動機3の「接地極」の一例である。
以下、本実施形態の電力変換装置1の内部構成の一例について説明する。
電力変換装置1は、整流器11(第1電力変換回路)と、平滑コンデンサ12と、三相インバータ13と、中性点接地回路14(第1接地回路、第1回路)と、スナバ回路15(第2接地回路、第2回路)と、制御部16と、中性線17とを備える。整流器11、平滑コンデンサ12、三相インバータ13、中性点接地回路14、スナバ回路15、制御部16、中性線17、および電線31は、筐体10の内部に収容されている。
整流器11の入力側は、電力変換装置1の接続端子101に電気的に接続され、接続端子101を介して発電機2に電気的に接続されている。整流器11は、発電機2から供給される交流電力を整流して直流電力に変換する。例えば、整流器11は、三相ブリッジ整流器である。整流器11の入力側には、電力変換装置1内(筐体10内)において、後述するスナバ回路15が電気的に接続される。整流器11の入力側は、「電力変換回路の交流側」の一例である。整流器11の出力側は、電力変換装置1内(筐体10内)において、後述する平滑コンデンサ12と、三相インバータ13と、中性点接地回路14とが電気的に接続される。整流器11の出力側は、「電力変換回路の直流側」の一例である。
平滑コンデンサ12は、整流器11から出力される脈流を平滑化する。
三相インバータ13の入力側は、整流器11の出力側に電気的に接続されている。三相インバータ13の出力側は、電力変換装置1の接続端子102に電気的に接続され、接続端子102を介して電動機3に電気的に接続されている。三相インバータ13は、整流器11と平滑コンデンサ12とにより生成された直流電力を変換して、交流電力を生成し、接続端子102から出力する。例えば、三相インバータ13は、PWM(Pulse Width Modulation)制御により駆動されることで、周波数および電圧を任意に制御した交流電力を出力し、電動機3のトルク・速度制御を可能にする。
中性点接地回路14は、整流器11の出力側と三相インバータ13の入力側との間の直流区間において中性点140を形成している。中性点接地回路14は、例えば、1対のインピーダンス回路141とインピーダンス回路142とを含む。インピーダンス回路141およびインピーダンス回路142の各々は、互いに電気的に並列に接続された抵抗とコンデンサとを含む。インピーダンス回路142の一端は、正極(整流器11と三相インバータ13との間の正極接続線145)に電気的に接続される。インピーダンス回路142の一端は、負極(整流器11と三相インバータ13との間の負極接続線146)に電気的に接続される。各インピーダンス回路141,142の他端は、互いに電気的に接続される。つまり、平衡になるように結線された中性点接地回路14は、直流区間の中性点140を形成し、その中性点140を接地可能とする。
スナバ回路15は、例えば、相数に対応する複数のRCスナバ回路151,152,153を含む。すなわち、スナバ回路151、スナバ回路152、およびスナバ回路153の各々が、RCスナバ回路である。RCスナバ回路151,152,153の各々は、電気的に直列に接続された抵抗とコンデンサとを含む。RCスナバ回路151,152,153の各々の一端は、交流の各相にそれぞれ電気的に接続されている。すなわち、RCスナバ回路151,152,153の各々の一端は、接続端子101と整流器11との間の三相線147のそれぞれに電気的に接続されている。一方で、RCスナバ回路151,152,153の各々の他端は、互いに電気的に接続されている。これにより、RCスナバ回路151,152,153によって、Y(スター)型に結線されたスナバ回路15が形成されている。本実施形態では、Y(スター)型に結線されたスナバ回路15は、電力変換装置1の発電機2側の交流区間において中性点150を形成し、その中性点150を接地可能とする。スナバ回路15は、整流器11の転流サージ電圧を抑圧し、高電圧から整流器11などを保護する。
制御部16は、図示されていない検出器により検出された電力変換装置1の各部(各種装置および部品)の状態を取得するとともに、電動機3を制御するための指令値などを外部から取得する。制御部16は、電力変換装置1の各部の状態と、電動機3を制御するための指令値とに基づき、三相インバータ13を制御することで、電動機3を駆動させる。
中性線17は、中性点接地回路14により形成された中性点140と、スナバ回路15により形成された中性点150とを、電力変換装置1内(筐体10内)で互いに電気的に接続する。例えば、中性線17は、電力変換装置1の筐体10の内部に設けられた、ケーブルまたはバスバーなどの導体、あるいは、中性点140と中性点150を電気的に接続する端子などである。中性線17は、「接続体」の一例である。中性線17は、例えば筐体10とは独立して設けられている。電力変換装置1が車両または駆動装置Dに搭載された場合、中性線17、中性点140、および中性点150は、これら中性線17、中性点140、および中性点150の少なくとも一つを介して、前述の接地極4に電気的に接続される。
電線31は、その一部が電力変換装置1内(筐体10内)に設けられ、接続端子103と電動機3とを電気的に接続している。これにより、電動機3の筐体30は、電線31、および接続端子103を介して、接地極4に電気的に接続されている。
ここで、電力変換装置1の接地系について整理する。
まず、電力変換装置1の筐体10の外部の接地系について説明する。
電力変換装置1の接続端子103、発電機2の中性点20、電動機3の筐体30のそれぞれは、接地極4に電気的に接続され、接地極4に接地されている。
次に、電力変換装置1の筐体10の内部の接地系について説明する。
電力変換装置1の筐体10の内部では、中性点接地回路14の中性点140、スナバ回路15の中性点150、および、電動機3の筐体30から引き込んだ電線31が纏めて接続端子103に電気的に接続されている。接続端子103は、電力変換装置1内の接地点である。接続端子103は、接地極4に電気的に接続される。これにより、中性点接地回路14の中性点140、スナバ回路15の中性点150、および、電動機3の筐体30は、接続端子103を介して、接地極4に接地される。
次に、本実施形態の電力変換装置1の作用について説明する。
ここで比較のため、中性線17が設けられていない比較例について説明する。この比較例では、スナバ回路15により形成された中性点150は、接地されておらず、中性点接地回路14により形成された中性点140にも電気的に接続されていない。
上記比較例の電力変換装置では、発電機2から整流器11までの交流区間に、接地極4に対する電位が生じると零相電流(コモンモード電流)が流れる。例えば、この零相電流は、発電機2の中性点20から接地極4に向かう経路に流れる。さらに、この零相電流は、接続端子103を介して電力変換装置1の内部に入り、直流区間の中性点接地回路14を経て整流器11に戻り一巡する(網掛け矢印A)。言い換えると、零相電流の多くが、電力変換装置の外部に流れる。この場合、零相電流に起因する誘導ノイズが大きくなり、その対策に多くの部品が必要となる。
一方で、図2は、本実施形態の電力変換装置1の作用を示す。
図2に示すように、本実施形態の電力変換装置1では、中性点接地回路14と、スナバ回路15とが互いに電気的に接続されている。これにより、本実施形態の電力変換装置1では、接地極4に対する電位が生じた場合に零相電流が流れる経路が、発電機2と整流器11との間の交流区間に2通り存在する。
第1ルートは、前述の比較例と同じルート(網掛け矢印A)である。
第2ルートは、スナバ回路15を介して、スナバ回路15の中性点150から接続端子103に向かうルート(黒矢印B)である。この第2ルートの零相電流は、接続端子103を介して直流区間の中性点接地回路14を経て整流器11に戻り一巡する。言い換えると、第2ルートの零相電流は、電力変換装置1の外部(筐体10の外部)に出ることなく、電力変換装置1の内部(筐体10の内部)で循環する。
すなわち、本実施形態の電力変換装置1に生じる零相電流は、この第2ルートがあることにより、第1ルートと第2ルートとに分かれて流れる。このため、比較例と等量の電流が流れるとすれば、電力変換装置1の外部に流れる零相電流(第1ルートに流れる零相電流)は、比較例の場合と比べて減少する。
さらに、第2ルートは、第1ルートとは異なり、電力変換装置1の筐体10の内部を通る経路であるため、外部を通る経路に比べて経路長が短く、経路のインピーダンスが比較的低くなる。また、スナバ回路15に設定される抵抗値および容量値を適切に設定することで、第1ルートに流れる電流がさらに減少する。これにより、第1ルートに流れる電流に起因するふく射ノイズが減少する。
また、上記の通り、第2ルートは、電力変換装置1の筐体10の内部に流れる電流であることから、第2ルートの電流によってふく射ノイズが生じたとしても、電力変換装置1の筐体10による遮蔽効果により、電力変換装置1の筐体10の外部に対してふく射されるノイズのエネルギーは減少する。
また、第1ルート中、接地極4から電力変換装置1の接続端子103までの経路に流れる電流が減少することから、接地極4に対する電力変換装置1の電位の変動が減少する。これにより、電力変換装置1からふく射されるノイズが減少する。
本実施形態によれば、電力変換装置1は、整流器11と、中性点接地回路14と、スナバ回路15とを有する。中性点接地回路14は、整流器11の直流側に、この電力変換装置1内で電気的に接続されている。スナバ回路15は、整流器11の交流側に、この電力変換装置1内で電気的に接続されている。そして、中性点接地回路14とスナバ回路15とは、互いに電気的に接続されている。この構成によれば、零相電流に起因するノイズが減少する。このため、コモンモードチョークコイルを設けることなく、またはその必要数を減らしつつ、ノイズ対策を施すことができる。これにより、ノイズ対策を図りつつ、小型化を図ることができる電力変換装置1を提供することができる。
本実施形態では、中性点接地回路14とスナバ回路15とは、筐体10の内部で電気的に接続されている。このような構成によれば、電力変換装置1の筐体10の外部に生じるノイズがさらに小さくなる。このため、電力変換装置1のさらなる小型化を図ることができる。
本実施形態では、電力変換装置1は、筐体10内で中性点接地回路14とスナバ回路15とを電気的に接続する中性線17を有する。このため、零相電流が筐体10に入力されにくくなり、電力変換装置1の筐体10の外部に生じるノイズがさらに小さくなる。このため、電力変換装置1のさらなる小型化を図ることができる。
本実施形態では、中性線17は、筐体10の外部に設けられた接地極4に電気的に接続可能である。この構成によれば、スナバ回路15の中性点150から接地極4までのインピーダンスを低減することができ、中性点150の電圧変動を低減することができる。
本実施形態では、中性点接地回路14およびスナバ回路15が用いられている。スナバ回路15は、整流器11の交流側に電気的に接続され、交流側の中性点150を形成するRCスナバ回路を含む。中性点接地回路14は、整流器11の直流側に電気的に接続され、直流側の中性点140を形成する中性点接地回路を含む。これらは、交流側の各相間および直流側の各極間の電位変動を抑圧するために利用される場合がある。本実施形態では、中性点接地回路14およびスナバ回路15を、整流器11の交流側の中性点150の電位と、直流側の中性点140の電位の電位差を低減させることができ、コモンモードノイズを発生させる循環電流を減少させることができる。これにより、コモンモードチョークコイルなどの部品を追加するまでもなく、電力変換装置1の低コスト化、小型化が可能になる。
本実施形態では、整流器11の交流側の中性点150と直流型の中性点140が電気的に接続されていることにより、第2のルートを形成するとともに、直流側ではそのルートに流れる電流(零相電流の一部)が、正極接続線145と負極接続線146に分かれて流れるため、コモンモードノイズがさらに小さくなる。
本実施形態では、電力変換装置1は、この電力変換装置1から電力が供給される電動機3の筐体30に電線31などにより電気的に接続可能な接続端子103を有する。接続端子103は、中性点接地回路14と電力変換装置1内で電気的に接続されている。この構成によれば、電動機3の筐体30の電位と中性点接地回路14の電位を等電位化することができ、電力変換装置1から電動機3までの間で発生するコモンモードノイズを低減させることができる。
また別の観点で見ると、本実施形態では、電力変換装置1は、整流器11と、整流器11の直流側に電気的に接続され、直流側の中性点を形成する中性点接地回路14と、整流器11の交流側に電気的に接続され、交流側の中性点を形成するスナバ回路15と、を有する。そして、中性点接地回路14の中性点140とスナバ回路15の中性点150とは、互いに電気的に接続されている。この構成によれば、零相電流に起因するノイズが減少する。このため、コモンモードチョークコイルを設けることなく、またはその必要数を減らしつつ、ノイズ対策を施すことができる。これにより、電力変換装置1を小型化するこができる。
例えば、気動車の電気化に際しては、車両に備わるディーゼル機関等に追加する形で、電力変換装置1などの各種電気機器を車両に艤装する必要がある。このため、電力変換装置1の小型化を図ることができると、車両により搭載しやすい電力変換装置1を提供することができる。
なお、整流器11は、これに代えて、コンバータであってもよい。これにより、交流側の電圧(実効電圧等)に依存することなく、直流側の正極接続線145と負極接続線146の線間電圧を任意の電圧に決定できる。
なお、スナバ回路15と中性点接地回路14が接続されていればよく、接地極4に接地されていることは必須ではない。
(第2の実施形態)
次に、図3および図4を参照し、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、発電機2に代えて直流電源5が設けられた点、および三相インバータ13の交流側にスナバ回路18が設けられた点などで第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図3は、本実施形態の電力変換装置1Aを示す構成図である。なお、同図は、電力変換装置1Aを含む車両用の駆動装置Dの一例を示す。
図3に示す駆動装置Dは、電力変換装置1Aと、直流電源5と、電動機3とを備える。
電力変換装置1Aは、直流電源5が出力した直流電力を、電動機3を駆動制御するための周波数・電圧の交流電力に変換し、変換後の電力を電動機3に供給することで電動機3を駆動させる。電力変換装置1Aは、筐体10と、筐体10の内部に収容された各種部品を有する。直流電源5および電動機3は、電力変換装置1Aの筐体10の外部に設けられる。電力変換装置1Aは、この電力変換装置1Aの外部(例えば筐体10の外部)に設けられた装置などに接続可能な接続端子(外部接続端子)101,102,103を備える。例えば、直流電源5は、接続端子101を介して電力変換装置1Aに電気的に接続される。
直流電源5は、直流電力を出力し、電力変換装置1Aに電力を供給する。直流電源5は、例えば、各種二次電池または燃料電池などの化学的変化を利用して直流電力を出力するものでもよい。直流電源5の種類は、上記に限定されず、これら以外のものでもよい。
以下、本実施形態の電力変換装置1Aの内部構成の一例の詳細を説明する。
電力変換装置1Aは、平滑コンデンサ12と、三相インバータ13(第1電力変換回路)と、中性点接地回路14(第1接地回路)と、スナバ回路18(第2接地回路)と、制御部16と、中性線17とを備える。平滑コンデンサ12、三相インバータ13、中性点接地回路14、スナバ回路15、制御部16、中性線17、および電線31は、筐体10の内部に収容されている。
平滑コンデンサ12は、電力変換装置1Aの接続端子101に供給される直流電圧を平滑化する。
三相インバータ13の入力側は、直流電源5に電気的に接続されている。三相インバータ13は、直流電源5から出力された直流電力を変換して、交流電力を生成し、接続端子102から出力する。三相インバータ13の入力側には、電力変換装置1A内(筐体10内)において、中性点接地回路14が電気的に接続されている。三相インバータ13の入力側は、「電力変換回路の直流側」の一例である。三相インバータ13の出力側は、電力変換装置1A内(筐体10内)において、スナバ回路18が電気的に接続されている。三相インバータ13の出力側は、「電力変換回路の交流側」の一例である。
スナバ回路18は、第1の実施形態のスナバ回路15と同様に、相数に対応する複数のRCスナバ回路181,182,183を含む。すなわち、RCスナバ回路181、RCスナバ回路182、およびRCスナバ回路183の各々が、RCスナバ回路である。RCスナバ回路181,182,183の各々は、電気的に直列に接続された抵抗とコンデンサとを含む。RCスナバ回路181,182,183の各々の一端は、交流の各相にそれぞれ電気的に接続されている。すなわち、RCスナバ回路181,182,183の各々の一端は、三相インバータ13と接続端子102との間の三相線148に電気的に接続されている。一方で、RCスナバ回路181,182,183の各々の他端は、互いに電気的に接続されている。そして、RCスナバ回路181,182,183によって、Y(スター)型に結線されたスナバ回路15が形成されている。本実施形態では、Y(スター)型に結線されたスナバ回路18は、電力変換装置1Aの電動機3側の交流区間において中性点180を形成し、その中性点180を接地可能とする。
中性線17は、中性点接地回路14により形成された中性点140と、スナバ回路18により形成された中性点180とを、電力変換装置1内(筐体10内)で互いに電気的に接続する。
ここで、電力変換装置1Aの接地系について整理する。
まず、電力変換装置1Aの筐体10の外部の接地系について説明する。
電力変換装置1Aの接続端子103および電動機3の筐体30のそれぞれは、接地極4に電気的に接続され、接地極4に接地される。
次に、電力変換装置1Aの筐体の内部の接地系について説明する。
電力変換装置1Aの筐体10の内部では、中性点接地回路14の中性点140、スナバ回路18の中性点180、および、電動機3の筐体30から引き込んだ電線31が纏めて接続端子103に電気的に接続されている。これにより、中性点接地回路14の中性点140、スナバ回路18の中性点180、および、電動機3の筐体30は、接続端子103を介して、接地極4に接地される。
次に、本実施形態の電力変換装置1Aの作用について説明する。
ここで比較のため、中性線17が設けられていない比較例について説明する。この比較例では、スナバ回路18により形成された中性点180は、接地されておらず、中性点接地回路14により形成された中性点140にも電気的に接続されていない。
上記比較例の電力変換装置では、三相インバータ13から電動機3までの交流区間に、接地極4に対する電位が生じると零相電流(コモンモード電流)が流れる。この零相電流は、電動機3において、電動機3の巻線と電動機3の筐体30との間の浮遊容量(不図示)などを経て、電動機3の筐体30に流れる。さらに、この零相電流は、電動機3の筐体30から接地極4に向かう経路に流れる。また、この零相電流は、接続端子103を介して電力変換装置1Aの内部に入り、直流区間の中性点接地回路14を経て三相インバータ13に戻り一巡する。言い換えると、零相電流の多くが、電力変換装置の外部に流れる。この場合、零相電流に起因する誘導ノイズが大きくなり、その対策に多くの部品が必要となる。
一方で、図4は、本実施形態の電力変換装置1Aの作用を示す。
図4に示すように、本実施形態の電力変換装置1Aでは、中性点接地回路14と、スナバ回路18とが互いに電気的に接続されている。これにより、本実施形態の電力変換装置1Aでは、接地極4に対する電位が生じた場合に零相電流が流れる経路が、発電機2と整流器11との間の交流区間に2通り存在する。
第1ルートは、前述の比較例と同じルート(網掛け矢印A)である。
第2ルートは、スナバ回路18を介して、その中性点180から接続端子103に向かうルート(黒矢印B)である。さらに、この第2のルートの零相電流は、接続端子103を介して直流区間の中性点接地回路14を経て三相インバータ13に戻り一巡する。言い換えると、第2ルートの零相電流は、電力変換装置1Aの外部(筐体10の外部)に出ることなく、電力変換装置1Aの内部(筐体10の内部)で循環する。
すなわち、本実施形態の電力変換装置1Aに生じる零相電流は、この第2ルートがあることにより、第1ルートと第2ルートとに分かれて流れる。このため、比較例と等量の流れるとすれば、電力変換装置1Aの外部に流れる零相電流(第1ルートに流れる零相電流)は、比較例の場合と比べて減少する。
さらに、第2ルートは、第1ルートとは異なり、電力変換装置1Aの筐体10の内部を通る経路であるため、経路長が短く、経路のインピーダンスが比較的低くなる。また、スナバ回路18に設定される抵抗値および容量値を適切に設定することで、第1ルートに流れる電流がさらに減少する。これにより、第1ルートに流れる電流に起因するふく射ノイズが減少する。
また、上記の通り、第2ルートは、電力変換装置1Aの筐体10の内部に流れる電流であることから、第2ルートの電流によってふく射ノイズが生じたとしても、電力変換装置1Aの筐体10による遮蔽効果により、電力変換装置1Aの筐体10の外部に対してふく射されるノイズのエネルギーは減少する。
また、第1ルート中、接地極4から電力変換装置1Aの接続端子103までの経路に流れる電流が減少することから、接地極4に対する電力変換装置1Aの電位の変動が減少する。これにより、電力変換装置1Aからふく射されるノイズが減少する。
本実施形態によれば、電力変換装置1Aは、三相インバータ13と、中性点接地回路14と、スナバ回路18とを有する。中性点接地回路14は、三相インバータ13の直流側に、この電力変換装置1A内で電気的に接続されている。スナバ回路18は、三相インバータ13の交流側に、この電力変換装置1A内で電気的に接続されている。そして、中性点接地回路14とスナバ回路15とは、互いに電気的に接続されている。この構成によれば、第1の実施形態と同様に、零相電流に起因するノイズが減少する。このため、コモンモードチョークコイルを設けることなく、またはその必要数を減らしつつ、ノイズ対策を施すことができる。これにより、ノイズ対策を図りつつ、小型化を図ることができる電力変換装置1Aを提供することができる。
(第3の実施形態)
次に、図5および図6を参照し、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、第1の実施形態に対して、第2の実施形態と同様に三相インバータ13の交流側にスナバ回路18が設けられた点などで、第1の実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図5は、本実施形態の電力変換装置1Bを示す構成図である。なお、同図は、電力変換装置1Bを含む車両用の駆動装置Dの一例を示す。
図5に示すように、駆動装置Dは、電力変換装置1Bと、発電機2と、電動機3を備える。電力変換装置1Bにおける発電機2側の構成は、第1実施形態の電力変換装置1における発電機2側の構成と略同じである。一方で、電力変換装置1Bにおける電動機3側の構成は、第2実施形態の電力変換装置1Aにおける電動機3側の構成と略同じである。
以下、本実施形態の電力変換装置1Bの内部構成の一例の詳細を説明する。
電力変換装置1Bは、整流器11(第1電力変換回路)と、平滑コンデンサ12と、三相インバータ13(第2電力変換回路)と、中性点接地回路14(第1接地回路)と、スナバ回路15(第2接地回路)と、制御部16と、中性線17と、スナバ回路18(第3接地回路)と、中性線19と、を備える。三相インバータ13は、整流器11の出力側(直流側)に電気的に接続されている。中性点接地回路14の中性点140と、スナバ回路15の中性点150と、スナバ回路18の中性点180は、電力変換装置1B内(例えば筐体10内)において、互いに電気的に接続されている。
次に、本実施形態の電力変換装置1Bの作用について説明する。
図6は、本実施形態の電力変換装置1Bの作用を示す。
図6に示すように、本実施形態の電力変換装置1Bでは、中性点接地回路14とスナバ回路15とが電気的に接続されている。また、中性点接地回路14とスナバ回路18とが互いに電気的に接続されている。これにより、本実施形態の電力変換装置1Bでは、零相電流は、第1の実施形態で説明した第1および第2ルートに分流して流れるとともに、第2の実施形態で説明した第1および第2ルートとに分流して流れる。このため、電力変換装置1Bの外部に流れる零相電流が減少する。
このような構成によれば、第1および第2の実施形態と同様に、ノイズ対策を図りつつ、小型化を図ることができる電力変換装置1Bを提供することができる。
(第4の実施形態)
次に、図7および図8を参照して第4の実施形態について説明する。
本実施形態は、並列に稼働することが可能な複数の電力変換回路が設けられた点で第1の第2実施形態とは異なる。なお、以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図7は、本実施形態の電力変換装置1Cを示す構成図である。なお、同図は、電力変換装置1Cを含む車両用の駆動装置Dの一例を示す。
図7に示すように、駆動装置Dは、電力変換装置1Cと、直流電源5と、電動機3を備える。なお、駆動装置Dは、直流電源5に代えて、発電機2を有してもよい。
電力変換装置1Cは、第2の実施形態の電力変換装置1Aと同様に、直流電源5から出力された直流電力を変換し、変換後の電力を電動機3に供給する。
以下、本実施形態の電力変換装置1Cの内部構成の一例の詳細を説明する。
電力変換装置1Cは、平滑コンデンサ12と、三相インバータ13と、中性点接地回路14(第1接地回路)と、制御部16と、スナバ回路18−1(第2接地回路)と、スナバ回路18−1(第3接地回路)と、中性線19−1と、中性線19−2と、を備える。
本実施形態の三相インバータ13は、電力変換回路131−1と、電力変換回路131−2とを備える。電力変換回路131−1は、「第1電力変換回路」の一例である。電力変換回路131−2は、「第2電力変換回路」の一例である。例えば、電力変換回路131−1および電力変換回路131−2の各々は、第2の実施形態の三相インバータ13と同様に構成される。電力変換回路131−1と電力変換回路131−2とは、電気的に互いに並列に設けられている。つまり、電力変換回路131−1と電力変換回路131−2は、直流回路を互いに共有する複数の変換回路である。
電力変換回路131−1および電力変換回路131−2のそれぞれは、制御部16からの制御を受け、直流電源5からの電力を変換して電動機3に電力を供給可能である。例えば、電力変換回路131−1および電力変換回路131−2のそれぞれは、制御部16によって個々に制御され、電動機3に供給する電力、および、その位相などが調整可能である。例えば、制御部16は、電力変換回路131−1および電力変換回路131−2のそれぞれの位相を制御することで、各電力変換回路の零相電流の位相をずらすことができ、さらに、発生するコモンモードノイズを低減することができる。
本実施形態では、中性点接地回路14は、電力変換回路131−1および電力変換回路131−2の各々の入力側(直流側)に電気的に接続されている。
スナバ回路18−1およびスナバ回路18−2の各々は、第2の実施形態のスナバ回路18と略同じ構成を有する。スナバ回路18−1は、電力変換回路131−1の出力側(交流側)に、電力変換装置1C内(例えば筐体10内)で電気的に接続されている。スナバ回路18−1のRCスナバ回路181,182,183の各々の一端は、三相インバータ13と接続端子102との間の三相線148−1に電気的に接続されている。一方で、スナバ回路18−2は、電力変換回路131−2の出力側(交流側)に、電力変換装置1C内(例えば筐体10内)で電気的に接続されている。スナバ回路18−2のRCスナバ回路181,182,183の各々の一端は、三相インバータ13と接続端子102との間の三相線148−2に電気的に接続されている。
中性線19−1は、中性点接地回路14により形成された中性点140と、スナバ回路18−1により形成された中性点180−1とを、電力変換装置1C内(筐体10内)で互いに電気的に接続する。中性線19−2は、中性点接地回路14により形成された中性点140と、スナバ回路18−2により形成された中性点180−2とを、電力変換装置1C内(筐体10内)で互いに電気的に接続する。なお、中性線19−1、中性線19−2、中性点140、および中性点180は、中性線19−1、中性線19−2、中性点140、および中性点180の少なくとも一つを介して、前述の接地極4に電気的に接続される。
ここで、電力変換装置1Cの接地系について整理する。
まず、電力変換装置1Cの筐体10の外部の接地系について説明する。
電力変換装置1Cの接続端子103および電動機3の筐体30のそれぞれは、接地極4に電気的に接続され、接地極4に接地される。
次に、電力変換装置1Cの筐体の内部の接地系について説明する。
電力変換装置1Cの筐体の内部では、中性点接地回路14の中性点140、スナバ回路18−1の中性点180−1、スナバ回路18−2の中性点180−2、および、電動機3の筐体30から引き込んだ電線31が纏めて接続端子103に電気的に接続する。これにより、中性点接地回路14の中性点140、スナバ回路18−1の中性点180−1、スナバ回路18−2の中性点180−2、および、電動機3の筐体30は、接続端子103を介して、接地極4に接地される。
次に、本実施形態の電力変換装置1Cの作用について説明する。
図8は、本実施形態の電力変換装置1Cの作用を示す。
図8に示すように、本実施形態の電力変換装置1Cでは、中性点接地回路14の中性点140と、スナバ回路18の中性点180−1と、スナバ回路18−2の中性点180−2とが互いに電気的に接続されている。これにより、本実施形態の電力変換装置1Cでは、第2の実施形態と同様に、電力変換装置1Cの外部に流れる零相電流が減少する。
このような構成によれば、第2の実施形態と同様に、ノイズ対策を図りつつ、小型化を図ることができる電力変換装置1Cを提供することができる。
以上、いくつかの実施形態について説明したが、実施形態の構成は、上記例に限定されない。例えば、上記の実施形態における交流系は、3相であるものとして説明したが、N相(Nは3以上の自然数)であってもよい。例えば、整流器11は、N相ブリッジ整流器である。また、接地極4は、大地に直接接地される極であってもよく、或いは、移動体のフレームなど基準電位を示す極であってもよい。その移動体には、車両、鉄道車両などが含まれる。また、中性点接地回路14が直流の中性点140を形成するものとして説明したが、直流の一方の極を中性点として定めてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、電力変換装置は、電力変換回路と、前記電力変換回路の直流側に自装置内で電気的に接続された第1接地回路と、前記電力変換回路の交流側に自装置内で電気的に接続された第2接地回路とを持ち、前記第1接地回路と前記第2接地回路とは互いに電気的に接続されている。この構成によれば、電力変換装置の小型化を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A、1B、1C…電力変換装置、2…発電機、3…電動機、4…接地極、11…整流器(第1電力変換回路)、12…平滑コンデンサ、13…三相インバータ(第1電力変換回路、第2電力変換回路)、14…中性点接地回路(第1接地回路)、15、18、18−1、18−2…スナバ回路(第2接地回路)、16…制御部、17、19、19−1、19−2…中性線、20、140、150、180…中性点、30…筐体(接地極)、31…電線。

Claims (10)

  1. 第1電力変換回路と、
    前記第1電力変換回路の直流側に自装置内で電気的に接続された第1接地回路と、
    前記第1電力変換回路の交流側に自装置内で電気的に接続された第2接地回路と、
    を備え、
    前記第1接地回路と前記第2接地回路とは、互いに電気的に接続されている、
    電力変換装置。
  2. 前記第1接地回路と前記第2接地回路とは、前記第1電力変換回路、前記第1接地回路、および前記第2接地回路を収容する筐体の内部で互いに電気的に接続されている、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記筐体の内部で前記第1接地回路と前記第2接地回路とを電気的に接続する接続体、
    を備える請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記接続体は、前記筐体の外部に設けられた接地極に電気的に接続可能である、
    請求項3に記載の電力変換装置。
  5. 前記第1接地回路は、前記第1電力変換回路の交流側に電気的に接続され、前記交流側の中性点を形成するスナバ回路を含み、
    前記第2接地回路は、前記第1電力変換回路の直流側に電気的に接続され、前記直流側の中性点を形成する中性点接地回路を含み、
    前記交流側の中性点と前記直流側の中性点とが互いに電気的に接続されている、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  6. 前記第1電力変換回路の交流側は、3相以上の複数の相を有し、
    前記スナバ回路は、前記複数の相にスター型で接続されて前記交流側の中性点を形成している、
    請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記第1電力変換回路は、三相ブリッジ整流器である、
    請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記第1電力変換回路から電力が供給される負荷の接地極に電気的に接続可能な端子を備え、
    前記端子は、前記第1接地回路と自装置内で電気的に接続されている、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  9. 前記第1電力変換回路の直流側に電気的に接続された第2電力変換回路と、
    前記第2電力変換回路の交流側に自装置内で電気的に接続された第3接地回路と、
    を備え、
    前記第3接地回路と前記第2接地回路とが互いに電気的に接続されている、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  10. 電力変換回路と、
    前記電力変換回路の直流側に電気的に接続され、前記直流側の中性点を形成する第1回路と、
    前記電力変換回路の交流側に電気的に接続され、前記交流側の中性点を形成する第2回路と、
    を備え、
    前記第1回路と前記第2回路とは、互いに電気的に接続されている、
    電力変換装置。
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