JP2018152662A - 通信装置、監視方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】センサから情報を収集する際の通信量や処理コストの増大を抑制する通信装置、監視方法及びプログラムを提供する。【解決手段】通信装置は、所定の測定データを出力するセンサ装置と、有線又は無線にて接続され、センサ装置から測定データを取得する受信部と、取得した測定データに対し所定の処理を行い、データ形式を変換するフォーマット変換部と、フォーマット変換部による変換後の測定データを用いて異常の発生を検知する異常検知部と、異常検知部が異常の発生を検知した場合、ネットワークを介してユーザの装置に通知する送信部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、監視方法及びプログラムに関する。
従来、設備の動作状況を検出するセンサーが出力する信号を入力する制御装置と、遠隔地にある監視システムとをインターネットで結び、設備の動作状況を監視システムへ通信し、設備の部位の寿命を予測するという技術が提案されていた(例えば、特許文献1)。
特開2003−50617号公報
近年、多くのものがインターネットに接続され、これらから得られる大量の情報の流通が人々の生活の基盤に浸透するIoT(Internet of Things)が実現されつつある。これに伴い、ユーザは安価に様々な機器から情報を収集できると共に、機器を監視したり、制御したりすることができるようになった。しかしながら、大量な情報を例えばすべてクラウド上のシステム等で処理するのでは、通信量の増大や処理コストの増大を招くという問題があった。
そこで、本発明は、センサから情報を収集する際の通信量や処理コストの増大を抑制するための技術を提供することを目的とする。
本発明に係る通信装置は、所定の測定データを出力するセンサ装置と、有線又は無線にて接続され、センサ装置から測定データを取得する受信部と、取得した測定データに対し所定の処理を行い、データ形式を変換するフォーマット変換部と、フォーマット変換部による変換後の測定データを用いて異常の発生を検知する異常検知部と、異常検知部が異常の発生を検知した場合、ネットワークを介してユーザの装置に通知する送信部とを備える。
フォーマット変換により、センサ装置から収集したデータを活用し易くすることができるとともに、異常が検知された場合には直接ユーザの装置に通知するため、ユーザは速やかに異常の発生を知ることができる。また、測定データをすべてネットワーク上の他の装置に送信するような場合と比較して、通信量を削減することができ、例えばクラウドサーバにおける処理コストを抑制することができる。
また、センサ装置は振動を測定する振動センサを備え、フォーマット変換部が行うデータ形式の変換は、振動データに対する周波数分解であってもよい。具体的には、このような処理を行うようにしてもよい。
また、センサ装置は、監視対象の機器に生じる振動を測定し、異常検知部は、周波数分解後のデータについて、機器の電源周波数近傍の帯域の強度とその他の帯域の強度とを比較することにより異常の発生を検知するようにしてもよい。特に、電源を利用する回転機器のような場合、電源周波数付近に強度のピークが生じることが多いため、このような判断条件によれば簡便な処理で精度良く一次判定を行うことができる。
また、フォーマット変換部は、センサ装置が測定した振動データを所定のサンプリングレートで記録される音声データに変換するようにしてもよい。一般的に、画像データや音声データを対象としてニューラルネットワーク等による機械学習を行うようなサービスが、クラウド上で提供されることもある。振動データを音声ファイルに変換することで、センシングデータを活用し易くすることができる。
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。また、課題を解決するための手段の内容は、コンピュータ等の装置若しくは複数の装置を含むシステム、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとして提供することができる。なお、プログラムを格納する記録媒体を提供するようにしてもよい。
センサから情報を収集する際の通信量や処理コストの増大を抑制するための技術を提供することができる。
実施形態に係るシステム全体の構成の一例を示す図である。 通信装置の一例を示すブロック図である。 監視処理の一例を示す処理フロー図である。 加速度データのスペクトル強度を示すグラフの一例である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態に示す構成に限定されない。
<システム構成>
図1は、実施形態に係るシステム全体の構成の一例を示す図である。本システムは、ユーザの施設1に設置される通信装置10と、施設1に設置された監視対象2から何らかのセンシングデータ(測定データとも呼ぶ)を取得するセンサ装置20と、ネットワーク3に接続されたクラウドサーバ30と、ユーザ装置40とを含む。
ユーザの施設1は、例えば工場のような施設であるが、特に限定されない。また、監視対象2は、施設1に設けられる何らかの設備等であり、本実施形態において稼働時の状態を監視する対象である。監視対象は、何らかの装置であってもよいし、他の装置に接続された配管等の設備であってもよい。
センサ装置20は、加速度、音波等の機械量や、温度、湿度、光、電流、電圧、磁気、対象物との距離、設置場所の位置、角速度等を電気信号等に変換して出力する。本実施形態では、センサ装置20は、監視対象2又はその近傍に設置され、監視対象2の状態を示す何らかの物理量を測定するものとする。また、センサ装置20は、有線又は無線で通信装置10と通信可能に接続され、上述のような何らかの物理量を測定した値を表すセンシングデータを通信装置10へ送信する。なお、センサ装置20は複数が相互に無線通信するセンサネットワークを構成するものであってもよい。
通信装置10は、例えばRaspberry PiやArduino(登録商標)といったシングルボード
コンピュータやワンボードマイコン等のコンピュータである。通信装置10は、センサ装置20から受信したセンシングデータを記憶装置に蓄積したり、ネットワーク3を介してクラウドサーバ30へ何らかのデータを送信したりする。すなわち、通信装置10は、施
設1内のセンサ装置20との間で通信を行うネットワークと、インターネット等のネットワーク3との間で通信を中継するゲートウェイとして機能する。通信装置10は、複数の種類のセンサによって測定されたさまざまな形式のセンシングデータをセンサ装置20から取得することもできる。また、通信装置10は、センシングデータを所定の符号化方式によって圧縮したり、ファイルフォーマットを変換したりしてクラウドサーバ30等へ送信するようにしてもよいし、センサ装置20から受信したセンシングデータに基づいて監視対象2に異常が生じたか否か判断し、判断結果をクラウドサーバ30又はユーザ装置40に送信するようにしてもよい。判断結果の送信には、電子メールや、SMS(Short Message Service)、スマートフォンへのプッシュ通知等を利用することができる。
クラウドサーバ30は、ネットワーク上に設けられたコンピュータであり、ユーザのデータを保存するストレージとして機能したり、データに対し解析等の処理を行ったりする。クラウドサーバ30は、第三者のサービスを利用するようにしてもよい。
ユーザ装置40は、ユーザが使用するPC(Personal Computer)やスマートフォン、
タブレット端末等の一般的なコンピュータである。例えば通信装置10から異常を検知した旨の通知を受信し、表示装置に表示させる。
<装置構成>
図2は、本実施形態に係る通信装置の一例を示すブロック図である。図2の通信装置10は、一般的なコンピュータであり、入出力装置11と、記憶装置12と、演算装置14と、通信インターフェース(I/F)14とを備え、これらがバス15で相互に接続されている。なお、クラウドサーバ30及びユーザ装置40も、同様の構成である。
入出力装置11は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置や、ディスプレイ(表示装置とも呼ぶ)、プリンタ等の出力装置である。通信装置10は、入出力装置11を介して、ユーザからの操作を受け付けたり、ユーザへ情報を出力したりする。なお、通信装置10は入出力装置11を有していなくてもよい。
記憶装置12は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の主記憶装置や、フラッシュメモリ、HDD(Hard-disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置(二次記憶装置)である。主記憶装置は、プロセッサが読み出したプログラムやデータをキャッシュしたり、プロセッサの作業領域を確保したりする。補助記憶装置は、プロセッサが実行するプログラムその他のデータを記憶する。
通信I/F13は、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)、EnOcean(登録商標)、携帯電話網を利用するM2M(Machine to Machine)等の無線通信モジュールであり、センサ装置20からデータを受信する受信部131と、有線又は無線のネットワークカードや無線モジュール等であり、ネットワーク3を介しクラウドサーバ30やユーザ装置40にデータを送信する送信部132とを備える。
演算装置14は、CPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等のプロ
セッサである。また、演算装置14は、フォーマット変換部141と、異常検知部142と、通信管理部143といった複数の機能部を含む。演算装置14は、記憶装置12に格納された本実施形態に係るプログラムを実行することにより、これらの処理部として機能するものとする。なお、記憶装置12の代わりに、演算装置14が主記憶装置として機能するメモリを備えていてもよい。
フォーマット変換部141は、センシングデータを所定のファイルフォーマットに変換したり、所定の符号化方式により圧縮したりする。例えば、振動センサが出力した3軸方
向の加速度を示すデータを、例えばRIFF(Resource Interchange File Format)のような音声ファイルの形式に変換するようにしてもよい。
異常検知部142は、センシングデータを用いて所定の判定処理を行い、監視対象2に異常が生じたか否か判断する。なお、異常検知部142では一次的な判定処理を行い、別途クラウドサーバ30において二次的な異常判定を行うようにしてもよい。また、異常検知部142において用いる判定基準のパラメータや、判定処理のアルゴリズムは、例えばクラウドサーバ30によって機械学習した結果をフィードバックさせ、更新するようにしてもよい。
<監視処理>
図3は、本実施形態に係る監視処理の一例を示す処理フロー図である。本実施形態では、モータを備える回転機械を監視対象2とし、3軸方向の加速度を測定する振動センサを備えるセンサ装置20からセンシングデータを通信装置10が受信するものとする。
まず、通信装置10は通信I/F13を介してセンサ装置20からセンシングデータを受信する(図3:S1)。センサ装置20は、所定のサンプリング間隔で振動センサが測定した加速度を示すデータを生成し、通信装置10へ送信するものとする。また、受信したセンシングデータ(加速度データとも呼ぶ)は、通信装置10の記憶装置12に保持される。
例えば、センサ装置20から次のようなパケットを受信する。以下に示すパケットでは、あるタイミングで測定された加速度を示す16進数が、X軸、Y軸、Z軸の順にリトルエンディアンで記述されている。
パケット 54 E0 21 01 F3 39
なお、センサ装置20はセンシングデータを必ずしもリアルタイムに送信する必要はなく、1つのパケットで送信する所定量をバッファしてから送信するようにしてもよい。
また、通信装置10の記憶装置12には、次のようなデータが記憶される。以下に示すX軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度は、受信した値をビッグエンディアンで表している。
X軸加速度 0xE054
Y軸加速度 0x0121
Z軸加速度 0x39F3
また、通信装置10のフォーマット変換部141は、センシングデータを所定のデータ形式にフォーマット変換する(S2)。本ステップでは、フォーマット変換部141は、受信した加速度データをフーリエ変換し、周波数ごとの強度を示す値を算出する。
図4は、加速度データのスペクトル強度を示すグラフの一例である。図4のグラフは、横軸に周波数を示し、縦軸に周波数ごとの強度を示している。S2において算出されるフーリエ変換後の強度を示す情報は、視覚的に表現すると例えば図4のようになる。
その後、通信装置10の異常検知部142は、フォーマット変換後のデータを用いて監視対象2に異常が発生したか否か判断する(図3:S3)。すなわち、異常検知部142は、センシングデータに基づいて所定の条件を満たすか否か判断する。本実施形態では、監視対象2である回転機器の電源周波数の近傍にピーク周波数が所定の割合以上ない場合、異常が発生したと判断する。例えば、電源周波数である50Hz又は60Hzから上下3Hz以内に、強度が所定の閾値0.5以上のピークが存在することという条件を満たさないサンプルが、直近の100等のような所定数のサンプルのうち例えば20%を超えた
場合に異常であると判断する。交流電源を利用するモータ等の場合、ピーク周波数は電源周波数とほぼ同じになるため、そこから外れた場合に本実施形態では異常と判断する。
S3において異常が発生したと判断された場合(S3:YES)、通信管理部143は、ユーザ装置40に対してアラートを通知する(S4)。本ステップでは、通信管理部143は、通信I/F13及びネットワーク3を介し、ユーザ装置40を宛先として、電子メールや、SMS、スマートフォンへのプッシュ通知等を送信する。
S4の後、又はS3において異常が発生していないと判断された場合(S3:NO)、S5へ移行する。S5においては、通信管理部143は、クラウドサーバ30へデータを送信するための所定のタイミングであるか否か判断する。例えば、測定されたデータが所定のサンプリング数分蓄積された場合、クラウドサーバ30へデータを送信するタイミングであると判断する。また、夜間等にバッチ処理としてデータの送信を行うようにしてもよい。なお、S5の判断はS1〜S4と並列に行い、割込み処理としてS6及びS7を行うようにしてもよい。
データを送信するタイミングであると判断された場合(S5:YES)、フォーマット変換部141は、記憶装置12に保持されているセンシングデータを所定の符号化方法により圧縮する(S6)。なお、圧縮する対象は、S2で生成したフォーマット変換後のセンシングデータであってもよい。
そして、通信管理部143は、圧縮後のセンシングデータをクラウドサーバ30へ送信する(S7)。このようにすれば、クラウドサーバ30との通信量を低減することができる。S7の後、又はS5においてデータを送信するタイミングでナイト判断された場合(S5;NO)、監視処理を終了し、通信装置10は、センサ装置20からセンシングデータを受信するたびに、監視処理を繰り返すものとする。
<効果>
本発明によれば、監視対象2の設置場所において、生成されたセンシングデータに基づく異常判定を行うことができる。S3に示した条件によれば、簡単な処理によって精度よく一次解析ができる。また、通信装置10から直接ユーザ装置40へアラートを送信するため、ユーザは速やかに異常の発生を知ることができるようになる。例えば交流電源を利用するモータ等の場合、ピーク周波数は電源周波数とほぼ同じになる。したがって、S3に例示した条件によれば簡易的に一時判定ができる。また、ある程度蓄積されたセンシングデータを圧縮してクラウドサーバ30へ送信するため、クラウドサーバ30との通信量を低減することができる。
<変形例1>
S6におけるファイル圧縮の代わりに、又はファイル圧縮の前に、フォーマット変換部141は、振動データをRIFF等の音声ファイルの形式に変換するようにしてもよい。一般的なRIFF形式のファイルには、所定のヘッダ情報に続き、所定のサンプリングレート及びサンプルあたりの所定のビット数で、ステレオであれば右チャンネルと左チャンネルの音声(波形)データが繰り返し格納される。本変形例では、フォーマット変換部141は、例えば、上述のX軸加速度、Y軸加速度、Z軸加速度の値を音声データとしてRIFF形式のファイルに格納する。このとき、右チャンネルのみのモノラル形式のファイルとしてもよいし、ステレオ形式のファイルとしてもよい。いずれの場合も、所定の順序で3軸の加速度の値が格納される。また、3軸の加速度を順に1つのファイルに記憶させてもよいし、3軸それぞれの加速度を記憶する3つのファイルを生成するようにしてもよい。また、例えば鉛直方向の加速度のみのように、3軸方向のうち少なくともいずれかの加速度を利用するようにしてもよい。また、音声ファイルのビットレートは任意であり、
加速度データを測定時と等倍のビットレートで記録してもよいし、異なるビットレートで記録してもよい。
一般的に、画像データや音声データを対象としてニューラルネットワーク等による機械学習を行うようなサービスが、クラウド上で提供されることもある。センサの仕様に応じた形式で出力されるデータを分析するためには一般的に専用のロジックが必要になるところ、本変形例のように、加速度データを音声データに変換することで、既存のサービスを利用してデータを分析できるようになり、センシングデータを活用し易くなる。また、機械学習等を利用することにより、クラウドサーバ30における二次的な分析処理は、専門的な知識のない者でも使いこなせるようになり得る。
<変形例2>
S3における異常判定の条件も、上述した実施形態の例には限られない。例えば、予め機械学習により抽出した異常時の振動データの特徴量を記憶装置12に保持させておくようにしてもよい。この場合は、センシングデータから算出した特徴量と記憶装置12に格納されている特徴量とを比較することにより、異常が発生したか否かを判断する。
また、S2においては、フォーマット変換部141は、振動データをRIFF形式の音声ファイルに変換するようにしてもよい。例えばクラウドサーバ30において、予め異常時の音声ファイルからその特徴量を算出しておき、S3においては、S2において作成された音声ファイルからその特徴量を算出すると共に、予め算出した異常時の特徴量と比較することにより異常が発生したか否か判断する。
このように、加速度データを音声データに変換することで、センシングデータを活用し易くなる。
<変形例3>
また、クラウドサーバ30においては、通信装置10から受信したデータを用いて、いわゆる見える化を行うようにしてもよい。例えば、振動のスペクトル強度について、図4に示したようなグラフを描画し、ユーザ装置40からのアクセスに応じてグラフを送信する。
<変形例4>
また、センサ装置20が備えるセンサは、振動センサには限られない。例えば、センサ装置20は、設置場所の周囲の音声を電気信号で出力するマイクロフォンや、監視対象2の温度を色によって表現するサーモカメラを備えるようにしてもよい。音声データや画像データについては、既存の機械学習技術を利用して異常時の特徴を抽出することができる。したがって、変形例2と同様に機械学習を利用した異常判定を行うことができる。以上のようなセンサを備える複数のセンサ装置20が通信装置10に接続されていてもよい。また、複数種類のセンサから取得したセンシングデータを組み合わせて異常の発生を検知するようにしてもよい。
<その他>
本発明は上述の処理を実行するコンピュータプログラムを含む。さらに、当該プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に属する。当該プログラムが記録された記録媒体については、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上述の処理が可能となる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読
み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としては、ハードディスクドライブやROM等がある。
1 :施設
10 :通信装置
11 :入出力I/F
12 :記憶装置
13 :通信I/F
131 :受信部
132 :送信部
14 :演算装置
141 :フォーマット変換部
142 :異常検知部
143 :通信管理部
15 :バス
2 :監視対象
20 :センサ装置
3 :ネットワーク
30 :クラウドサーバ
40 :ユーザ装置

Claims (7)

  1. 所定の測定データを出力するセンサ装置と、有線又は無線にて接続され、
    前記センサ装置から前記測定データを取得する受信部と、
    取得した前記測定データに対し所定の処理を行い、データ形式を変換するフォーマット変換部と、
    前記フォーマット変換部による変換後の測定データを用いて異常の発生を検知する異常検知部と、
    前記異常検知部が異常の発生を検知した場合、ネットワークを介してユーザの装置に通知する送信部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記センサ装置は振動を測定する振動センサを備え、
    前記フォーマット変換部が行う前記データ形式の変換は、振動データに対する周波数分解である
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記センサ装置は、監視対象の機器に生じる振動を測定し、
    前記異常検知部は、前記周波数分解後のデータについて、前記機器の電源周波数近傍の帯域の強度とその他の帯域の強度とを比較することにより異常の発生を検知する
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記フォーマット変換部は、前記センサ装置が測定した振動データを所定のサンプリングレートで記録される音声データに変換する
    請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 前記フォーマット変換部は、前記センサ装置が測定した測定データを所定の符号化方式で圧縮する
    請求項2から4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 所定の測定データを出力するセンサ装置と、有線又は無線にて接続される通信装置が実行する監視方法であって、
    前記センサ装置から前記測定データを取得し、
    取得した前記測定データに対し所定の処理を行い、データ形式を変換し、
    変換後の測定データを用いて異常の発生を検知し、
    異常の発生を検知した場合、ネットワークを介してユーザの装置に通知する
    監視方法。
  7. 所定の測定データを出力するセンサ装置と、有線又は無線にて接続される通信装置によって実行されるプログラムであって、
    前記センサ装置から前記測定データを取得し、
    取得した前記測定データに対し所定の処理を行い、データ形式を変換し、
    変換後の測定データを用いて異常の発生を検知し、
    異常の発生を検知した場合、ネットワークを介してユーザの装置に通知する
    処理を通信装置に実行させるプログラム。
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