JP2013196092A - 監視制御サーバ装置及びこれを用いたリアルタイム警報管理システム並びに警報受信端末 - Google Patents

監視制御サーバ装置及びこれを用いたリアルタイム警報管理システム並びに警報受信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】メールサーバを経由することなくかつリアルタイム性を損なうことなく、警報情報をスマートデバイスに送信できるようにしたリアルタイム警報管理システムを得る。
【解決手段】監視制御サーバ300は、データ受信部30により監視対象100の監視データを子局200を経由して受信し、データ処理部31により監視データの異常を判定し、異常が判定された場合には、通知情報生成部32により、警報情報を生成し、かつ通知情報送信先定義33を参照して警報情報の送信先のスマートデバイスのアドレスを設定して、Web通信機能34から、インターネット400及び無線基地局500を介して無線通信機能60を有するスマートデバイス600に送信し、これを受信したスマートデバイス600は、画面表示部62により警報情報を画面表示するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、インターネットを利用して観測地点で観測した監視対象の異常・故障を警報情報として任意のスマートデバイスに通知する監視制御サーバ装置及びこれを用いたリアルタイム警報管理システム並びに警報受信端末に関するものである。
従来から、ダム設備、ビル設備、またはプラント設備などの監視制御システムにおいて、観測地点で観測した監視対象から異常・故障が発生した場合、即座に異常・故障の内容、発生した日時、対処方法などの情報を警報情報として生成・通知し、警報情報を取得した部署が、警報情報に記載されている監視対象の異常・故障について、作業員に指示を出し、迅速に対応することが求められている。
現在の手法として、発生した異常・故障を警報情報として通知する方式において、監視制御サーバは各子局から受信した監視データを演算・変換し、その中で異常・故障を示す数値が検出された場合、監視制御サーバは、発生した異常・故障に対する警報情報を記載したメールを作成する。そして、監視制御サーバからメールサーバ、及びインターネットを経由して、警報情報を記載したメールを任意のPC端末・携帯端末などに送信し、警報情報に対応する各部署がリアルタイムに警報情報を記載したメールを取得する方式が開示されている。(特許文献1参照)
特開2003−150245号公報(第3−9頁、第2−6図、第9図)
従来の監視制御システムは、メールサーバと携帯端末を有し、警報情報を通知する際はメールサーバを経由して通知するように構成されているので、メールサーバが存在しない場合、監視制御サーバが警報情報を記載したメールを送信することができず、PC端末・携帯端末などが警報情報を取得することができなかった。
また、メールサーバに過負荷が掛っている状態で、監視制御サーバが警報情報を記載したメールを送信した場合、そのメールサーバを経由するため遅延が発生し、PC端末・携帯端末などで警報情報を受信した時には、リアルタイム性が損われているという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、メールサーバを経由することなくかつリアルタイム性を損なうことなく、警報情報を警報受信端末に送信できるようにした監視制御サーバ装置及びこれを用いたリアルタイム警報管理システム並びに警報受信端末を得ることを目的にする。
この発明に係わる監視制御サーバ装置においては、監視対象の監視データを収集する子局から監視データを受信するデータ受信部、このデータ受信部によって受信された監視データを処理し、異常を判定するためのしきい値と比較して、監視対象の異常を判定するデータ処理部、このデータ処理部により監視対象の異常が判定された場合に、警報情報を生成し、この生成した警報情報に、予め登録された送信先を設定する警報情報生成部、及びこの警報情報生成部によって生成された警報情報をインターネットを経由して登録された送信先に送信するWeb通信部を備えたものである。
この発明によれば、監視対象の監視データを収集する子局から監視データを受信するデータ受信部、このデータ受信部によって受信された監視データを処理し、異常を判定するためのしきい値と比較して、監視対象の異常を判定するデータ処理部、このデータ処理部により監視対象の異常が判定された場合に、警報情報を生成し、この生成した警報情報に、予め登録された送信先を設定する警報情報生成部、及びこの警報情報生成部によって生成された警報情報をインターネットを経由して登録された送信先に送信するWeb通信部を備えたので、メールサーバを経由することなく、警報情報を速やかに警報受信端末に送信することができる。
この発明の実施の形態1によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるリアルタイム警報管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるリアルタイム警報管理システムの警報情報のフォーマットを示す図である。 この発明の実施の形態2によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2によるリアルタイム警報管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるリアルタイム警報管理システムの通知情報通知エリア定義を示す構造図である。 この発明の実施の形態3によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3によるリアルタイム警報管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4によるリアルタイム警報管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5によるリアルタイム警報管理システムの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。
図1において、監視制御システムは、ダム設備、ビル設備またはプラント設備などの監視対象100〜100nに設置された各観測機器から、監視対象100〜100nの監視データを収集し、監視制御サーバ300に送信する監視対象子局200〜200nと、この監視対象子局200〜200nに接続され、監視データを受信し、データ処理して警報情報を作成する監視制御サーバ300(監視制御サーバ装置)と、この監視制御サーバ300が接続されたインターネット400と、このインターネット400に接続された無線基地局500と、この無線基地局500と無線によって接続される任意のスマートフォン・タブレット端末などのスマートデバイス600〜600n(警報受信端末)とによって構成される。
各子局200〜200nは、それぞれが監視している監視対象100〜100nより監視データを収集し、それを監視制御サーバ300に送信する。
監視制御サーバ300は、各子局200〜200nから監視データを受信するデータ受信部30と、受信した監視データを画面に表示する、また正常値であるかどうかを判断するために、意味のあるデータに演算・変換し、演算・変換したデータに対して、各監視データのしきい値と比較して、監視対象に異常・故障が発生しているかどうかを判別するデータ処理部31と、発生した異常・故障に対応する警報情報を生成する通知情報生成部32(警報情報生成部)と、警報情報を送信するスマートデバイス600〜600nの機器名称、IPアドレスなどの情報を定義した通知情報送信先定義33と、生成した警報情報をインターネット400へ送信するためのWeb通信機能34(Web通信部)を備えている。
この監視制御サーバ300から送信された警報情報は、インターネット400、及び各地域に設置されている無線基地局500を経由して、スマートデバイス600〜600nへ通知される。
スマートデバイス600〜600n(警報受信端末)は、監視制御サーバ300から通知された警報情報を、無線通信により受信する無線通信機能60〜60n(無線通信部)と、警報情報を受信したことを簡単なメッセージで通知する通知機能61〜61nと、詳細な警報情報を画面に表示する画面表示部62〜62nと、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を基にして、自スマートデバイスの位置情報を取得するGPS機能63(GPS部)とを備えている。
図3は、この発明の実施の形態1によるリアルタイム警報管理システムの警報情報のフォーマットを示す図である。
図3において、警報情報は、送信元情報、送信先情報、警報情報の内容から構成される。警報情報の内容は、障害の発生した監視対象、発生した障害の内容、障害の発生時刻などである。この警報情報の内容には、障害への対処方法を含めてもよい。また、送信先情報としてはIPアドレスであり、これに送信先のポート番号を含めてもよい。
次に、動作について説明する。
図1の監視制御サーバ300から警報情報をスマートデバイス600〜600nへ通知する際の動作を図2を用いて説明する。
子局200〜200nがそれぞれ監視している監視対象100〜100nから収集した監視データを監視制御サーバ300に送信する(ST1001)。
監視制御サーバ300は、データ受信部30にて子局200〜200nが送信した監視データを受信、収集する(ST1002)。次いで、データ処理部31が、受信した監視データを演算・変換し、監視対象の状態を判断するためのデータを生成する(ST1003)。次いで、データ処理部31が、演算・変換したデータをしきい値と比較して、監視対象に異常・故障が発生していないかどうかの判別を実施する(ST1004)。
演算・変換データから監視対象の異常・故障を検出した場合、通知情報生成部32が、発生している異常・故障に対応する警報情報を生成する(ST1005)。
警報情報を送信する送信先のスマートデバイス600〜600nの機器名称、IPアドレスなどの情報を通知情報送信先定義33より取得し、送信する警報情報に設定する(ST1006)。
そして、Web通信機能34を用いて、インターネット400と、無線基地局500を
経由して、生成した警報情報をスマートデバイス600〜600nへ通知する(ST1007)。
このとき、警報情報の通知は、警報情報発生のつど、登録しているスマートデバイス全てに対してマルチキャスト送信する。
スマートデバイス600〜600nは、無線通信機能60〜60nを用いて、監視制御サーバ300から通知された警報情報を受信する(ST1008)。次に、スマートデバイス600〜600nは、搭載されている通知機能61〜61nを用いて、警報情報を受信したことを、簡単なメッセージで通知する(ST1009)。スマートデバイスは、通知された警報情報を画面に表示する(ST1010)。
実施の形態1によれば、メールサーバが存在しない場合においても警報情報を通知することができ、高い携行性・処理能力を持つスマートデバイスにより、リアルタイムに警報情報を取得し管理することができる。
これにより、従来、警報情報をメール送信という手段により通知するために必要であったメールサーバ、及びその設置費用を削減できる効果がある。
また、メールサーバが存在しない場合において、メール送信をすることができない問題の解決、及びメール送信の遅延問題を改善し、警報管理のリアルタイム性を向上する効果がある。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。
図4は、この発明の実施の形態2によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。
図4において、30〜34、60〜63、100、100n、200、200n、300、400、500、600は図1におけるものと同一のものである。図4では、監視制御サーバ300に、警報情報を通知する情報通知エリア900を指定する通知情報通知エリア定義35(通知エリア定義部)を設けている。
図6は、この発明の実施の形態2によるリアルタイム警報管理システムの通知情報通知エリア定義を示す構造図である。
図6において、通知情報通知エリア定義35の構成を示し、警報情報名ごとに、情報通知エリアが定義されている。情報通知エリアは、四角形を想定して、a、b、c、dの4点によって定義され、それぞれ緯度と経度の情報を有している。なお、情報通知エリアの定義は、四角形以外の形状であってもよいことは言うまでもない。
実施の形態2では、図4に示すように、警報情報・監視対象に関する情報などを通知すべきエリアを予め指定する通知情報通知エリア定義35を、監視制御サーバ300に設けている。
監視制御サーバ300は、スマートデバイス600から最新の警報情報を要求された場合、当該要求に設定されているスマートデバイスの位置情報と、通知情報通知エリア定義35に定義されている警報情報などを通知すべき情報通知エリア900の位置情報を比較し、該当する警報情報のみを要求元であるスマートデバイス600に送信するようにする。
これにより、スマートデバイス600は、自身の位置するエリアで必要となる最新情報(最新の警報情報)を取得し、画面に表示することができるようになる。
なお、スマートデバイス600は、情報通知エリア外から情報通知エリア内に入ったとき、または電源断から起動したときに、最新情報を監視制御サーバ300に要求する。
以下、動作について説明する。
図4において、最新の警報情報・監視対象に関する情報などをスマートデバイスへ通知する際の動作を図5を用いて説明する。
スマートデバイス600が無線通信機能60を用いて、無線基地局500とインターネット400を経由して、監視制御サーバ300に最新情報要求を送信する(ST2001)。このとき、最後に受信した警報情報の受信時刻を要求に含める。
監視制御サーバ300は、Web通信機能34によって、スマートデバイス600が送信した最新情報要求を受信する(ST2002)。
監視制御サーバ300のデータ処理部31において、スマートデバイス600から受信した最新情報要求に含まれる時刻以降に発生した警報情報があるかどうかを判別する。すなわち、未通知の警報情報(図5では、通知する最新情報)が存在しているかどうかを判別する(ST2003)。
通知する最新情報が存在している場合、通知情報生成部32は、その最新情報に該当する情報通知エリアを取得する(ST2004)。また、最新情報要求に設定されているスマートデバイス600の現在の位置情報を取得する(ST2005)。ST2004で取得した、最新情報を通知する情報通知エリア900と、ST2005で取得したスマートデバイス600の位置情報を比較し、スマートデバイス600の現在位置に対して、通知する最新情報が存在するかどうかを判別する(ST2006)。ST2006の結果、通知する最新情報のみをスマートデバイス600への通知情報として設定する(ST2007)。
ST2003、及びST2006の結果、通知する最新情報が存在しない場合、最新情報が存在しないことを通知情報として設定する(ST2008)。最新情報を送信する送信先の情報を最新情報要求元のスマートデバイス600に設定する(ST2009)。
以降は、図2で説明したST1007〜ST1010を実行する。
ただし、ST1007では、複数のスマートデバイス宛のマルチキャスト送信ではなく、要求のあったスマートデバイス600宛にユニキャスト送信する。最新情報を受信したスマートデバイス600の処理は、ST1008〜ST1010と同じである。
実施の形態2によれば、実施の形態1において、スマートデバイスから監視制御サーバが保持している最新の警報情報を要求された場合、スマートデバイスの位置と情報を通知すべくあらかじめ定義されている情報通知エリアを比較し、警報情報を選別して通知する。
これにより、スマートデバイスが位置する場所により、不必要な警報情報の送受信を抑えることができ、監視制御サーバからスマートデバイス間の通信量を削減でき、通信のトラフィック負荷を改善できる効果がある。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図7は、この発明の実施の形態3によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。
図7において、30〜34、60〜63、60n〜63n、100、100n、200、200n、300、400、500、600、600nは図1におけるものと同一のものである。図7では、後述する情報非通知エリア950に位置するスマートデバイス800〜800nが配置され、それぞれ無線通信機能80、80n、通知機能81、81n、画面表示部82、82n、GPS機能83、83nを有する。
図7では、監視制御サーバ300に、スマートデバイス位置情報データベース36を設けるとともに、図4と同じ、通知情報通知エリア定義35を設けている。スマートデバイス位置情報データベース36は、監視制御サーバ300が警報情報を通知する情報通知エリア900に位置しているスマートデバイス600〜600n、及び情報を通知しない情報非通知エリア950に位置しているスマートデバイス800〜800nが定周期に送信
してくる、スマートデバイスのGPS機能を用いて取得した現在の位置情報を登録・更新する。
実施の形態3は、実施の形態1に対して、通知情報通知エリア定義35で、警報情報を送信すべきエリアを定義し、この定義された情報通知エリア900内にあるスマートデバイス600〜600nにのみ警報情報を通知するようにしたものである。
以下、動作について説明する。
図7の監視制御サーバ300が、スマートデバイスの位置情報を登録・更新する際の動作、及び警報情報をスマートデバイスへ通知する際の動作を図8を用いて説明する。
始めに、スマートデバイスの位置情報を登録する動作について説明する。
スマートデバイス600〜600n、及びスマートデバイス800〜800nは定周期で監視制御サーバ300に向け、GPS機能を用いて取得した自端末の現在位置情報を通知する(ST3001)。監視制御サーバ300は、Web通信機能34を用いて、スマートデバイス600〜600n、及びスマートデバイス800〜800nの現在の位置情報を受信する(ST3002)。
監視制御サーバ300のデータ処理部31において、受信したスマートデバイス600〜600n、及びスマートデバイス800〜800nの現在の位置情報をスマートデバイス位置情報データベース36に登録・更新する(ST3003)。
次に、スマートデバイスに警報情報を通知する動作について説明する。
子局200にて監視対象100から監視データを取得し、警報情報を送信する送信先の情報を取得するまでの処理(ST1001〜ST1006)は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略する。
通知情報生成部32は、発生した警報情報に該当する情報通知エリアを通知情報通知エリア定義35より取得する(ST3004)。また、警報情報を送信する候補に挙がっているスマートデバイス600〜600n、及びスマートデバイス800〜800nの現在の位置情報を、スマートデバイス位置情報データベース36より取得する(ST3005)。情報通知エリアと、スマートデバイス600〜600n、及びスマートデバイス800〜800nの位置情報とを比較して、情報通知エリア内にある、当該警報情報を通知するスマートデバイスを判別する(ST3007)。
その後、ST1007〜ST1010の手順にてスマートデバイスの画面に警報情報を表示する。
実施の形態3によれば、発生した警報情報などを通知するスマートデバイスが、指定された情報通知エリアに位置している場合にのみ通知することになり、警報情報を通知する情報通知エリア外に位置している場合、警報情報を通知することがなくなる。
これにより、不必要な警報情報の送受信を抑えることで、監視制御サーバからスマートデバイス間の通信量を削減でき、通信のトラフィック負荷を改善することができ、また、警報情報を通知するエリアに制限を掛けることにより、重要な情報が外部に漏洩するというセキュリティリスクを回避するという効果がある。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図に基づいて説明する。
図9は、この発明の実施の形態4によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。
図9において、30〜36、60〜63、100、100n、200、200n、300、400、500、600は図7におけるものと同一のものである。図9では、スマートデバイス600と同じ構成のスマートデバイス700が配置され、双方ともに無線通信可能な無線通信エリア1000内に配置されている。スマートデバイス700は、無線通
信機能70と、通知機能71と、画面表示部72、GPS機能73とを有する。
実施の形態4は、実施の形態1〜実施の形態3にさらに、警報情報を通知されていないスマートデバイス700が、無線通信機能70を利用して直接通信可能な無線通信エリア1000に位置する、警報情報などを受信したスマートデバイス600に向けて、警報情報などの共有要求を送信し、要求を受けたスマートデバイス600がこの要求に応答することにより、現在発生している警報情報などの情報の共有化を図るようにしたものである。
なお、スマートデバイス700は、通知エリア外から通知エリア内に入ったとき、または電源断から起動したときに警報情報をスマートデバイス600に問い合わせる。
以下、動作について説明する。
スマートデバイスが警報情報を共有する際の動作について、図10を用いて説明する。
はじめに、警報情報の共有を要求するスマートデバイス700の動作について説明する。
無線通信機能71を用いて、周囲のスマートデバイス600に向けて現在発生している警報情報の共有要求を送信する(ST4001)。このとき、スマートデバイス700は、このとき、最後に受信した警報情報の受信時刻を共有要求に含める。
スマートデバイス700は、スマートデバイス600より、一定時間内に応答を受信したかどうかを判別する(ST4002)。
スマートデバイス600から一定時間内に応答を受信できた場合、応答データの中に警報情報が含まれているかどうかを判断する(ST4003)。応答データの中に警報情報が含まれている場合、スマートデバイス700の通知機能71を用いて警報情報の共有成功を簡単なメッセージで通知する(ST4005)。スマートデバイス700は、画面表示部72により、警報情報の内容を画面に表示する(ST4006)。
一方、スマートデバイス600から一定時間内に応答を受信できない場合、及び応答データの中に警報情報が含まれていない場合、情報の共有失敗を画面に表示する(ST4004)。
次に、警報情報の共有要求を受信したスマートデバイス600の動作について説明する。
警報情報を監視制御サーバ300から通知されているスマートデバイス600は、スマートデバイス700が周囲に向けて送信した警報情報の共有要求を受信する(ST4008)。スマートデバイス600は、スマートデバイス700からの共有要求に含まれる時刻を基にして、その時刻以降に発生した警報情報を、自端末(自スマートデバイス)が保持しているかどうかを判別する(ST4009)。
スマートデバイス600が警報情報を保持している場合、無線通信機能61を用いて、スマートデバイス700に共有する警報情報を応答する(ST4010)。
一方、スマートデバイス600が警報情報を保持していない場合、無線通信機能61を用いて、スマートデバイス700に警報情報を所持していないことを応答する(ST4011)。
実施の形態4によれば、実施の形態1〜実施の形態3において、警報情報を通知されているスマートデバイスと、通知されていないスマートデバイスとの間で、無線通信機能を用いて警報情報を共有する。
これにより、スマートデバイスは、監視制御サーバまで警報情報を取得する処理をなくすことで、通信のトラフィック負荷を改善し、また監視制御サーバではスマートデバイスからの要求に対応する処理の負荷を軽減する効果がある。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図に基づいて説明する。
図11は、この発明の実施の形態5によるリアルタイム警報管理システムのシステム構成を示すブロック図である。
図11において、30〜36、60〜63、80〜83、100、100n、200、200n、300、400、500、600、800、900は図7におけるものと同一のものである。図11では、スマートデバイス600は、警報情報をそのまま表示できる情報表示エリア1100内に位置し、スマートデバイス800は、警報情報の表示に際し、表示制限がかかる情報表示制限エリア1200に位置している。
監視制御サーバ300に、スマートデバイスの画面表示部が警報情報を表示する際に、表示内容に制限を掛けるエリアである情報表示制限エリアを定義した通知情報表示制限エリア定義37(表示制限エリア定義部)を設けている。この情報表示制限エリア1200は、情報通知エリア900内のより狭いエリアである。
なお、通知情報表示制限エリア定義37は、図6に示す通知情報通知エリア定義35と同様のデータ構造である。
実施の形態5は、実施の形態1〜実施の形態4に対して、監視制御サーバ300に、スマートデバイス600及びスマートデバイス800に通知する警報情報を画面表示部が表示する際に、表示内容に制限を掛けるエリアを定義した通知情報表示制限エリア定義37を備え、スマートデバイス600及びスマートデバイス800に通知する警報情報に情報表示制限エリアを設定しておくようにする。
なお、制限された表示内容では、障害発生を簡単なメッセージにより伝えるに留める。
警報情報を通知され、内容を確認しようとするスマートデバイスは、GPS機能により現在の位置情報を取得し、監視制御サーバ300から送信される警報情報に含まれる情報表示制限エリアと比較することにより、自端末が表示制限を指定されたエリアに位置するかどうかをスマートデバイスで判別できるようになっている。
情報表示エリア1100に位置するスマートデバイス600では、表示に制限を掛けず、画面表示部62は通知された警報情報などを表示する。
一方、情報表示制限エリア1200に位置しているスマートデバイス800では、画面表示部82は通知された警報情報などの内容に対して表示制限を掛け画面に表示する。
以下、動作について説明する。
警報情報をスマートデバイスへ通知する際の動作について、図12を用いて説明する。
子局にて監視データを収集してから、スマートデバイスに警報情報を通知するまでの処理(ST1001〜ST3006)、(ST1007〜ST1009)は実施の形態1〜実施の形態4と同様であるため、その説明を省略する。
通知情報生成部32は、通知情報表示制限エリア定義37より、警報情報を画面に表示する際、表示制限を掛ける情報表示制限エリアを取得し、通知する警報情報に設定する(ST5001)。
スマートデバイス600、及びスマートデバイス800が監視制御サーバ300から通知された警報情報を画面に表示する際、警報情報に含まれている通知情報表示制限エリアと自端末のGPS機能により取得した自端末の位置とを比較し、自端末が通知情報表示制限エリア位置しているかどうかを判別する(ST5002)。
スマートデバイス600は、情報報表示制限の掛っていないエリアである情報表示エリア1100に位置しているため、警報情報などの情報に表示制限を掛けず画面に表示する(ST5003)。
一方、スマートデバイス800は、通知情報表示制限エリア1200に位置しているため、警報情報などの情報に表示内容を制限し、画面に表示する(S5004)。
実施の形態5によれば、実施の形態1と実施の形態2において、警報情報などを通知されたスマートデバイスが、特定の監視対象の付近のエリアに存在する場合のみ制限を掛けずに表示し、それ以外のエリアに存在する場合、警報情報の表示内容に制限を掛けることにより、重要な情報が外部に漏洩するというセキュリティリスクを回避することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
30 データ受信部
31 データ処理部
32 通知情報生成部
33 通知情報送信先定義
34 Web通信機能
35 通知情報通知エリア定義
36 スマートデバイス位置情報
37 通知情報表示制限エリア定義
60 無線通信機能
61 通知機能
62 画面表示部
63 GPS機能
70 無線通信機能
71 通知機能
72 画面表示部
73 GPS機能
80 無線通信機能
81 通知機能
82 画面表示部
83 GPS機能
100 監視対象
200 子局
300 監視制御サーバ
400 インターネット
500 無線基地局
600 スマートデバイス
700 スマートデバイス
800 スマートデバイス
900 情報通知エリア
950 情報非通知エリア
1000 スマートデバイス無線通信エリア
1100 情報表示エリア
1200 情報表示制限エリア

Claims (12)

  1. 監視対象の監視データを収集する子局から上記監視データを受信するデータ受信部、
    このデータ受信部によって受信された監視データを処理し、異常を判定するためのしきい値と比較して、上記監視対象の異常を判定するデータ処理部、
    このデータ処理部により上記監視対象の異常が判定された場合に、警報情報を生成し、この生成した警報情報に、予め登録された送信先を設定する警報情報生成部、
    及びこの警報情報生成部によって生成された警報情報をインターネットを経由して上記登録された送信先に送信するWeb通信部を備えたことを特徴とする監視制御サーバ装置。
  2. 上記警報情報ごとに、上記警報情報を送信するエリアを特定した通知エリア定義部を備え、
    上記警報情報生成部は、上記通知アリア定義部で定義されたエリア内に存在する送信先のみを上記警報情報に設定することを特徴とする請求項1記載の監視制御サーバ装置。
  3. 上記警報情報生成部は、任意の送信先から、最後に警報情報を受信したときの時刻を含む警報情報送信要求を受けた場合には、当該送信先が上記通知エリア定義部で定義されたエリア内に存在する場合のみ、上記時刻以降に発生した警報情報を生成し、上記Web通信部を介して当該送信先に送信することを特徴とする請求項2記載の監視制御サーバ装置。
  4. 上記警報情報ごとに、上記送信先で上記警報情報を表示する場合の表示制限を設けるエリアを特定した表示制限エリア定義部を備え、
    上記警報情報生成部は、上記表示制限エリア定義部により定義されたエリア内にある送信先に対しては、上記警報情報に表示制限を設定することを特徴とする請求項2または請求項3記載の監視制御サーバ装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の監視制御サーバ装置、
    及びこの監視制御サーバ装置からの上記警報情報をインターネット及び無線基地局を介して無線通信により受信する警報受信端末を備え、
    上記警報受信端末は、上記受信した警報情報を画面表示する画面表示部を有することを特徴とするリアルタイム警報管理システム。
  6. 請求項4記載の監視制御サーバ装置、
    及びこの監視制御サーバ装置からの表示制限が設定された上記警報情報をインターネット及び無線基地局を介して無線通信により受信する警報受信端末を備え、
    上記警報受信端末は、無線通信により受信した警報情報に上記表示制限が設定されている場合には、上記警報情報から簡単なメッセージを形成して画面表示する画面表示部を有することを特徴とするリアルタイム警報管理システム。
  7. 上記画面表示部は、自警報受信端末が最後に受信した警報情報の時刻を付して、他の警報受信端末に警報情報要求を送信し、これを受信した上記他の警報受信端末から送信される警報情報を画面表示することを特徴とする請求項5または請求項6記載のリアルタイム警報管理システム。
  8. 上記画面表示部は、他の警報受信端末から、時刻を付して警報情報要求を送信された場合には、上記警報情報要求に付された時刻以降に上記監視制御サーバ装置から受信した警報情報を上記他の警報受信端末に送信することを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一項記載のリアルタイム警報管理システム。
  9. 監視対象を監視する監視制御サーバ装置から送信される警報情報をインターネット及び無線基地局を介して受信する無線通信部、
    GPS衛星からの電波に基づき自警報受信端末の位置情報を取得するGPS部、
    及びこのGPS部によって取得された自警報受信端末の位置情報を上記監視制御サーバに送信するとともに、上記送信した自警報受信端末の位置情報に対応して上記監視制御サーバ装置から送信された上記警報情報を画面表示する画面表示部を備えたことを特徴とする警報受信端末。
  10. 監視対象を監視する監視制御サーバ装置から送信される警報情報をインターネット及び無線基地局を介して受信する無線通信部、
    GPS衛星からの電波に基づき自警報受信端末の位置情報を取得するGPS部、
    及びこのGPS部によって取得された自警報受信端末の位置情報を上記監視制御サーバに送信するとともに、上記送信した自警報受信端末の位置情報に対応して上記監視制御サーバ装置から送信された上記警報情報に表示制限が設定されている場合には、簡単なメッセージを生成して画面表示する画面表示部を備えたことを特徴とする警報受信端末。
  11. 上記画面表示部は、自警報受信端末が最後に受信した警報情報の時刻を付して、他の警報受信端末に警報情報要求を送信し、これを受信した上記他の警報受信端末から送信される警報情報を画面表示することを特徴とする請求項9または請求項10記載の警報受信端末。
  12. 上記画面表示部は、他の警報受信端末から、時刻を付して警報情報要求を送信された場合には、上記警報情報要求に付された時刻以降に上記監視制御サーバ装置から受信した警報情報を上記他の警報受信端末に送信することを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれか一項記載の警報受信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016091179A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社神鋼環境ソリューション 中央監視制御システム、サーバ装置、検出情報作成方法、及び、検出情報作成プログラム
JP2018152662A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 Tis株式会社 通信装置、監視方法及びプログラム
CN110427303A (zh) * 2019-07-30 2019-11-08 新华三技术有限公司成都分公司 一种故障告警方法及装置

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