JP2018152191A - 表示装置の製造方法、可撓性フィルム - Google Patents

表示装置の製造方法、可撓性フィルム Download PDF

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Abstract

【課題】表示領域にダメージを与えることなく、可撓性基板から可撓性フィルムを除去可能な表示装置の製造技術を提供する。【解決手段】表示領域、周辺領域、第1可撓性基板、第2可撓性基板、剛性基板、を備える表示母基板を準備する第1準備工程と、第1可撓性フィルムを準備する第2準備工程と、第1可撓性フィルムと表示領域との間の粘着力が、第1可撓性フィルムと周辺領域との間の粘着力よりも低くなるように、第1可撓性フィルムを表示母基板に貼り付ける第1貼付工程と、第1貼付工程の後に、剛性基板を清掃する清掃工程と、表示母基板から第1可撓性フィルムを除去する除去工程と、を含む。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、表示装置の製造技術に関する。
フレキシブルな表示装置の製造技術では、例えば、表示領域を有する可撓性基板をガラス基板から剥離するLLO(Laser Lift Off)プロセスの前に、洗浄プロセスが行われる。洗浄プロセスに際し、可撓性基板には、表示領域を保護するための可撓性フィルムが仮止めされる。当該フィルムには、洗浄中、可撓性基板から容易に剥がれないことが要求される。
このような要求に応えるには、例えば、可撓性基板に対する可撓性フィルムの粘着力を強くすればよい。しかし、そうすると、かかるフィルムの粘着力の強さによっては、可撓性基板から当該フィルムを除去する際に、表示領域にダメージを与えてしまう虞がある。
特開2012−236899号公報
本開示の一態様における目的は、表示領域にダメージを与えることなく、可撓性基板から可撓性フィルムを除去可能な表示装置の製造技術を提供することにある。
一実施形態に係る表示装置の製造方法は、表示領域、周辺領域、第1可撓性基板、第2可撓性基板、剛性基板、を備える表示母基板を準備する第1準備工程と、第1可撓性フィルムを準備する第2準備工程と、第1可撓性フィルムと表示領域との間の粘着力が、第1可撓性フィルムと周辺領域との間の粘着力よりも低くなるように、第1可撓性フィルムを表示母基板に貼り付ける第1貼付工程と、第1貼付工程の後に、剛性基板を清掃する清掃工程と、表示母基板から第1可撓性フィルムを除去する除去工程と、を含む。
一実施形態に係る表示装置の製造方法は、表示領域、周辺領域、可撓性基板、剛性基板、対向部材、を備える表示母基板を準備する第1準備工程と、可撓性フィルムを準備する第2準備工程と、可撓性フィルムと表示領域との間の粘着力が、可撓性フィルムと周辺領域との間の粘着力よりも低くなるように、可撓性フィルムを表示母基板に貼り付ける貼付工程と、貼付工程の後に、剛性基板を清掃する清掃工程と、表示母基板から可撓性フィルムを除去する除去工程と、を含む。
一実施形態に係る可撓性フィルムは、表示母基板に貼り付けられ、かつ、周辺領域の粘着力が、中央領域の粘着力よりも低い。周辺領域は、表示母基板の周辺領域に対向し、中央領域は、表示母基板の表示領域に対向する。
第1実施形態に係る表示装置の概略的な構成を示す平面図。 副画素の回路構成の一例を示す図。 表示領域の一部断面図。 OLEDの製造工程を示すフロー図。 (a)は、OLEDの表示母基板の準備工程図、(b)は、清掃工程図、(c)は、LLO工程図、(d)は、LLO終了後の表示母基板の一部断面図。 (a)は、第1粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF6b−F6b線に沿う断面図。 (a)は、第2粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF7b−F7b線に沿う断面図。 (a)は、第3粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF8b−F8b線に沿う断面図。 (a)は、第4粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF9b−F9b線に沿う断面図。 (a)は、第5粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF10b−F10b線に沿う断面図。 (a)は、第6粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF11b−F11b線に沿う断面図。 (a)は、第7粘着パターンに係る可撓性フィルムの平面図、(a)のF12b−F12b線に沿う断面図。 第2実施形態に係る表示装置の概略的な構成を示す平面図。 表示領域の一部断面図。 LCDの製造工程を示すフロー図。 (a)は、LCDの表示母基板の準備工程図、(b)は、清掃工程図、(c)は、裏LLO工程図、(d)は、清掃工程図、(e)は、表LLO工程図、(f)は、LLO終了後の表示母基板の一部断面図。
いくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者が発明の主旨を保って適宜変更について容易に想到し得るものは、当然に本発明の範囲に含まれる。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。各図面において、連続して配置される同一又は類似の要素について符号を省略することがある。また、本明細書及び各図面において、既に説明した図と同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を省略することがある。
本明細書において「αはA,B又はCを含む」、「αはA,B及びCのいずれかを含む」、「αはA,B及びCからなる群から選択される一つを含む」といった表現は、特に明示がない限り、αがA〜Cの複数の組み合わせを含む場合を排除しない。更に、これらの表現は、αが他の要素を含む場合も排除しない。
本図面において、第1方向X及び第2方向Yは、互いに直交する方向である。第1方向X及び第2方向Yと直交する方向を、第3方向Zと定義する。第3方向Zは、表示装置(表示パネル)の厚さ方向に相当する。第3方向Zと平行に表示装置を見ることを平面視と呼ぶ。
「第1実施形態」
本実施形態では、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を有する表示装置(OLED)を想定する。ただし、本実施形態は、他種の表示装置に対する、当該実施形態にて開示される個々の技術的思想の適用を妨げるものではない。本実施形態の表示装置は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、パーソナルコンピュータ、テレビ受像装置、車載装置、ゲーム機器、ウェアラブル端末などの種々の装置に用いることができる。なお、電気光学層は、OLED層に限定されず、液晶層、無機発光層、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)シャッタ、及び、電気泳動層など、電気を用いて光学特性を変化させる層であればよい。
図1に示すように、本実施形態の表示装置1は、表示パネル2と、光学フィルム3と、フレキシブル回路基板4と、を備えている。
表示パネル2は、画像を表示するアクティブ領域DAと、アクティブ領域DAの外側を囲む額縁領域SAと、接続端子Tが設けられた端子領域TAと、を有している。なお、アクティブ領域DAは、第1方向X及び第2方向Yに配列された多数の画素PXを有している。画素PXは、異なる色に対応する複数の副画素SPを備えている。図面では一例として、1つの画素PXには、赤色の副画素SP(R)と、緑色の副画素SP(G)と、青色の副画素SP(B)と、が含まれている。
接続端子Tには、第1ドライバ回路5及び第2ドライバ回路6が接続されている。第1ドライバ回路5は、額縁領域SAの第1方向Xに沿って配置されている。第2ドライバ回路6は、額縁領域SAの第2方向Yに沿って配置されている。更に、接続端子Tには、例えば異方性導電材などを介して、フレキシブル回路基板4が接続されている。フレキシブル回路基板4には、ドライバIC7が実装されている。ドライバIC7は、第1ドライバ回路5及び第2ドライバ回路6を制御する。各ドライバ回路5,6は、後述するスイッチング素子SW1,SW2(図2参照)を制御する。
光学フィルム3は、光学機能層3aと、透明な接着層3bと、を備えている(図3参照)。光学機能層3aは、例えば、光の特定の偏光成分を通過させ、他の偏光成分を吸収する偏光層、光に位相差を与える位相差層、光を拡散させる拡散層など、特定の光学機能を有した1つ又は複数の層を含んでいる。光学フィルム3は、接着層3bによって、表示パネル2の表示面側に接着(粘着)されている。
図2には、副画素SP(R),SP(G),SP(B)の回路構成の一例が示されている。副画素SP(R),SP(G),SP(B)は、それぞれ、有機EL素子OLEDと、第1スイッチング素子SW1と、第2スイッチング素子SW2と、を備えている。有機EL素子OLEDのアノード電極AEは、第1スイッチング素子SW1を介して、電源線PLに接続されている。有機EL素子OLEDのカソード電極CEは、接地されている。
第1スイッチング素子SW1のゲート電極は、第2スイッチング素子SW2を介して、信号線Sに接続されている。第2スイッチング素子SW2のゲート電極は、走査線Gに接続されている。なお、信号線Sは、第1ドライバ回路5に接続されている。走査線Gは、第2ドライバ回路6に接続されている。更に、第1スイッチング素子SW1のゲート電極とソース電極(或いはドレイン電極)との間には、保持容量Cが形成されている。この場合、各スイッチング素子SW1,SW2は、例えば、ポリシリコン製の薄膜トランジスタ(画素トランジスタ)で構成することができる。
図3には、アクティブ領域DAの断面構成の一例が示されている。ここでは、副画素SP(R),SP(G),SP(B)の断面が示されている。これらの副画素SP(R),SP(G),SP(B)の構成は、互いに同様である。このため、図面においては、主に副画素SP(G)の構成要素について符号を付し、その他の副画素SP(R),SP(B)の構成要素については、符号を省略する。
図3に示すように、表示装置1は、可撓性基板8と、電気光学層9と、封止膜(対向部材)SLと、第1〜第3パッシベーション層PV1〜PV3と、上記した光学フィルム3と、を有している。図面では一例として、可撓性基板8は、基材10と、絶縁層11と、を備えている。電気光学層9は、有機樹脂層12と、リブ13と、反射層RFと、を備えている。
基材10は、例えばポリイミドなどの樹脂材料で形成され、可撓性を有している。絶縁層11には、第1絶縁層11a、第2絶縁層11b、第3絶縁層11c、が含まれている。絶縁層11には、第1スイッチング素子SW1の半導体層SC、ゲート電極GE、ソース電極SE、ドレイン電極DEが形成されている。
有機樹脂層12は、第1スイッチング素子SW1や第2スイッチング素子SW2によって生じる凹凸を平坦化する。リブ13は、有機樹脂層12によって平坦化された平面上に形成されている。封止膜(対向部材)SLは、電気光学層9(有機樹脂層12、リブ13)を覆うように形成されている。なお、封止膜SLは、例えば絶縁性の有機樹脂材料で形成することができる。
ここで、上記した表示装置1(OLED)において、第1スイッチング素子SW1を介してアノード電極AEに映像信号が供給される。このとき、アノード電極AEとカソード電極CEとの間に所定の電位差が生じる。この電位差により、有機発光層ORGが発光する。このとき、副画素SP(R)が赤色に発光する。副画素SP(G)が緑色に発光する。副画素SP(B)が青色に発光する。
「表示装置1(OLED)の製造方法(図4〜図5参照)」
表示母基板を準備する(図4のS1)。表示母基板は、上記した可撓性基板8と電気光学層9と封止膜(対向部材)SLに加えて、更に、例えばガラス製の剛性基板14を備えている(図5(a))。
表示母基板において、剛性基板14の上に、可撓性基板8、電気光学層9、封止膜(対向部材)SLがこの順番で積層されている。可撓性基板8は、第1面8aと、第1面8aの反対側の第2面8bとを有する。剛性基板14は、第1面8aに対向した第3面14aと、第3面14aの反対側の第4面14bとを有する。封止膜(対向部材)SLは、表面SLpを有し、かつ、アクティブ領域DAと額縁領域SAの双方を覆う。なお、表面SLpとは、上記した表示パネル2の表示面に対応した部分である。
可撓性フィルム15を準備する(図4のS2)。可撓性フィルム15は、例えば、耐水性ないし耐圧性に優れた材料で形成されている。可撓性フィルム15は、封止膜(対向部材)SLの表面SLp全体を覆う。
可撓性フィルム15を、封止膜(対向部材)SLの表面SLpに貼り付ける(図4のS3)。可撓性フィルム15は、粘着剤によって、当該表面SLpに貼り付けられる(図5(b))。なお、粘着剤のレイアウトについては後述する。
剛性基板14を清掃する(図4のS4)。図5(b)には、清掃方法の一例が示されている。即ち、表示母基板の搬送方向Hの上流側において、剛性基板14の第4面14bに向けて水16が吹き付けられる。これにより、剛性基板14が洗浄される。続いて、搬送方向Hの下流側において、剛性基板14の第4面14bに向けて圧縮エア17が吹き付けられる。これにより、第4面14bに付着した水分が除去される。なお、清掃工程は、可撓性フィルム15の表面の清掃のために外部から刺激を与える工程であれば、どのようなものでも良い。
剛性基板14を剥離する(図4のS5)。剥離方法の一例として、レーザー・リフト・オフ(LLO:Laser Lift Off)法を用いる(図5(c))。即ち、第4面14b側から剛性基板14にレーザー光を照射する。これにより、剛性基板14を可撓性基板8から剥離させる。
剛性基板14を剥離させた後、表示母基板を、予め設定された輪郭に切断する(図4のS6)。これにより、複数の表示基板18を作成する(図5(d))。次に、各表示基板18から可撓性フィルム15を除去する(図4のS7)。そして、当該表示基板18(即ち、封止膜(対向部材)SLの表面SLp)、に、上記した光学フィルム3を接着(粘着)する。かくして、表示装置1(OLED)が製造される(図1、図3参照)。
「粘着剤のレイアウト」
粘着剤のレイアウトにおいて、可撓性フィルムの周辺領域の粘着力は、当該可撓性フィルムの中央領域の粘着力よりも低くなっている。ここで、当該周辺領域は、表示母基板の周辺領域に対向する。当該中央領域は、表示母基板の表示領域に対向する。
具体的には、粘着剤のレイアウトは、可撓性フィルム15と表示領域19との間の粘着力が、可撓性フィルム15と周辺領域20(表示領域19を除く)との間の粘着力よりも低くなるように設定されている。表示領域19とは、平面視(図1参照)で見て、上記した表示パネル2となる範囲であり、アクティブ領域DA及び額縁領域SAを含めた領域を指す(図1参照)。なお、「粘着力が低い」とは、粘着力が無い場合も含む。
図6(a),図7(a),図8(a),図9(a),図10(a)のクロスハッチングは、後述する強粘着剤22のレイアウトを平面視に表示したものであり、断面を示すものではない。また、後述する弱粘着剤21は、必ずしも必要ではなく、可撓性フィルム15と表示領域19との間の粘着力を無くしてもよい。
図6(a)〜(b)には、第1粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第1粘着パターンにおいて、表示領域19には、粘着力の弱い弱粘着剤21がレイアウトされている。周辺領域20には、弱粘着剤21よりも粘着力の強い強粘着剤22がレイアウトされている。
図7(a)〜(b)には、第2粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第2粘着パターンは、上記した第1粘着パターン(図6(a)〜(b))の部分的な改良である。即ち、強粘着剤22の一部が、表示パネル2の額縁領域SAの一部に、はみ出してレイアウトされている。
この場合、はみ出し部分は、端子領域TA(図1参照)とは反対側の額縁領域SAに設定する。これにより、上記した切断工程(図4のS6)において、可撓性フィルム15が表示装置1の一部分の端部で接着するように、表示母基板が切断される。
図8(a)〜(b)には、第3粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第3粘着パターンにおいて、複数の表示領域19の外側を囲むように、周辺領域20の最外縁部20aに沿って、強粘着剤22がレイアウトされている。最外縁部20aの内側には、弱粘着剤21がレイアウトされている。
図9(a)〜(b)には、第4粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第4粘着パターンは、上記した第3粘着パターン(図8(a)〜(b))の部分的な改良である。即ち、当該第3粘着パターンに加えて、更に、最外縁部20aの対向部相互を横断するように、強粘着剤22がレイアウトされている。図面では一例として、4つの表示領域19を2つに区画する区画部20bが設けられている。区画部20bには、強粘着剤22がレイアウトされている。
図10(a)〜(b)には、第5粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第5粘着パターンは、上記した第3粘着パターン(図8(a)〜(b))の部分的な改良である。即ち、最外縁部20aのうち、表示母基板の搬送方向Hを横断する2つの部分20c,20dに沿って強粘着剤22がレイアウトされている。図面では一例として、搬送方向Hの下流側に第1部分20cが設けられ、上流側に第2部分20dが設けられている。第1部分20cと第2部分20dとは、互いに平行に配置されている。この場合、第1部分20cと第2部分20dとの間に、第3部分20eを、表示母基板の搬送方向Hを横断する方向に沿って設けてもよい。第3部分20eは、第1部分20c及び第2部分20dと平行に配置されている。
図11(a)〜(b)には、第6粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第6粘着パターンは、上記した第3粘着パターン(図8(a)〜(b))の部分的な改良である。即ち、最外縁部20aの両側を囲むように、2つの土手部23,24が、表示基板18上に形成されている。第1土手部23は、最外縁部20aの内側に沿って連続して形成されている。第2土手部24は、最外縁部20aの外側に沿って連続して形成されている。
2つの土手部23,24の相互間には、例えばディスペンサなどによって、粘着剤25が充填(滴下)される。この場合、粘着剤25としては、例えば、上記した弱粘着剤21又は強粘着剤22のいずれか、或いは、それ以外の種類の粘着剤を用いることができる。更に、可撓性フィルム15としては、例えば、市販された安価な樹脂フィルムを用いることができる。当該第6粘着パターンにおいて、土手部23,24の相互間以外に粘着剤はレイアウトされない。よって、可撓性フィルム15と表示領域19との間に粘着力は存在しない。
図12(a)〜(b)には、第7粘着パターンに係る粘着剤のレイアウトが示されている。第7粘着パターンは、上記した第4及び第6粘着パターン(図9、図11)の部分的な改良である。即ち、第1土手部23及び第2土手部24に加えて、更に、区画部20bの両側を囲むように、2つの土手部(第3土手部26、第4土手部27)が、表示基板18上に形成されている。2つの土手部26,27の両端は、第1土手部23に接続されている。
第1土手部23と第2土手部24との間、及び、第3土手部26と第4土手部27との間には、例えばディスペンサなどによって、粘着剤25が充填(滴下)される。他の構成は、上記した第6粘着パターン(図11(a)〜(b))と同様である。
[第1実施形態の効果]
本実施形態によれば、第1〜第7粘着パターン(図6〜図12参照)のように、可撓性フィルム15と表示領域19との間の粘着力を、可撓性フィルム15と周辺領域20(表示領域19を除く)との間の粘着力よりも低くなるように設定する。これにより、LLOプロセスの前の清掃工程において、表示領域19は、常に保護された状態に維持されると共に、清掃工程の後の除去工程において、当該可撓性フィルム15を除去する際に、表示領域19にダメージを与えることもない。
本実施形態によれば、第2粘着パターン(図7(a)〜(b)参照)のように、強粘着剤22の一部を、表示パネル2の額縁領域SAの一部に、はみ出してレイアウトする。これにより、例えば、可撓性フィルム15を持ち上げつつ、表示領域19に対する点検や実装など各種の処理を行うことができる。更に、当該各種の処理を行った後、再び、可撓性フィルム15によって表示領域19を覆うことができる。
本実施形態によれば、第3〜第4粘着パターン(図8〜図9参照)のように、周辺領域20の最外縁部20aに沿って、強粘着剤22をレイアウトする。これにより、表示領域19(表示パネル2)における構造の自由度を向上させることができる。この場合、第4粘着パターン(図9(a)〜(b)参照)のように、区画部20bを設けることで、表示領域19に対するシール性を更に向上させることができる。
本実施形態によれば、第5粘着パターン(図10(a)〜(b)参照)のように、搬送方向Hを横断する部分20c,20d,20eに沿って強粘着剤22をレイアウトする。この場合、ロール状の樹脂フィルムを搬送しながら、粘着剤を塗布するだけで製造できるため、安価に樹脂フィルムを製造できる。これにより、必要最小限の強粘着剤22によって、可撓性フィルム15を剥がれ難くすることができる。この結果、表示領域19を常にシールされた状態に維持できると共に、表示領域19にダメージを与えることなく、可撓性フィルム15を除去することができる。
本実施形態によれば、第6〜第7粘着パターン(図11〜図12参照)のように、土手部23,24(26,27)の相互間に粘着剤25を充填(滴下)する。これにより、可撓性フィルム15としては、例えば、市販された安価な樹脂フィルムを用いることができる。この結果、表示装置1の製造コストを低減することができる。
「第2実施形態」
本実施形態では、液晶表示素子を有した表示装置(LCD)を想定する。図13〜図14に示すように、本実施形態の表示装置28は、表示パネル29と、フレキシブル回路基板30と、バックライトBLと、を備えている。なお、バックライトBLは、表示パネル29に対向させて設けられている。
表示パネル29は、第1可撓性基板SUB1(アレイ基板)と、第2可撓性基板SUB2(対向基板)と、液晶層LCと、を備えている。液晶層LCは、電気光学層46の一例であり、第1可撓性基板SUB1と第2可撓性基板SUB2との間に封入されている。
表示パネル29は、第1可撓性基板SUB1と第2可撓性基板SUB2とが重なる領域において、画像を表示するアクティブ領域DAと、アクティブ領域DAの外側を囲む額縁領域SAと、を有している。更に、表示パネル2は、第1可撓性基板SUB1と第2可撓性基板SUB2とが重ならない領域において、接続端子Tが設けられた端子領域TA(非対向領域)を有している。
アクティブ領域DAにおいて、第1可撓性基板SUB1は、第1方向X及び第2方向Yに配列された多数の画素PXを有している。画素PXは、異なる色に対応する複数の副画素SPを備えている。図面では一例として、1つの画素PXには、赤色の副画素SP(R)と、緑色の副画素SP(G)と、青色の副画素SP(B)と、が含まれている。
端子領域TAにおいて、第1可撓性基板SUB1は、接続端子Tを有している。
接続端子Tには、第1ドライバ回路31及び第2ドライバ回路32が接続されている。第1ドライバ回路31は、額縁領域SAの第1方向Xに沿って、第1可撓性基板SUB1に配置されている。第2ドライバ回路32は、額縁領域SAの第2方向Yに沿って、第1可撓性基板SUB1に配置されている。
接続端子Tには、例えば異方性導電材などを介して、フレキシブル回路基板30が接続されている。フレキシブル回路基板30には、ドライバIC33が実装されている。ドライバIC33は、第1ドライバ回路31及び第2ドライバ回路32を制御する。各ドライバ回路31,32は、後述するスイッチング素子SWを制御する。
また、上記した副画素SP(R),SP(G),SP(B)は、それぞれ、スイッチング素子SWと、画素電極PEと、共通電極KEと、を備えている。共通電極KEには、ドライバIC33から共通電圧が供給される。スイッチング素子SWのゲート電極は、走査線Gに接続されている。この場合、信号線Sは、スイッチング素子SWを介して、画素電極PEに接続されている。
なお、図14には、表示パネル29(アクティブ領域DA)の断面構成の一例が示されている。即ち、第1可撓性基板SUB1において、第1絶縁基板34上に、複数の絶縁層35〜41、半導体層SC、導電層PM、中継電極RE、スイッチング素子SWなどが積層されている。第2可撓性基板SUB2において、第2絶縁基板42上に、各種フィルタ層43(例えば、カラーフィルタ層)、オーバーコート層44、遮光層45などが積層されている。第1絶縁基板34および第2絶縁基板42は、例えばポリイミドなどの樹脂材料で形成され、可撓性を有している。
そして、第1可撓性基板SUB1と第2可撓性基板SUB2との間には、電気光学層46が形成されている。図面では一例として、電気光学層46は、液晶層LCと、当該液晶層LCの両側の配向膜47,48と、を備えている。
「表示装置28(LCD)の製造方法(図15〜図16参照)」
表示母基板を準備する(図15のT1)。表示母基板は、上記した第1可撓性基板SUB1と第2可撓性基板SUB2と電気光学層46に加えて、更に、例えばガラス製の2つの剛性基板(第1剛性基板49、第2剛性基板50)を備えている(図16(a))。
表示母基板において、電気光学層46は、第1可撓性基板SUB1と第2可撓性基板SUB2との間に配置されている。第1可撓性基板SUB1の外側に第1剛性基板49が配置されている。第2可撓性基板SUB2の外側に第2剛性基板50が配置されている。
第1可撓性基板SUB1は、第1面51と、第1面51の反対側の第2面52と、を有する。第2可撓性基板SUB2は、第2面52に対向した第3面53と、第3面53の反対側の第4面54と、を有する。第2剛性基板50は、第4面54に対向した第5面55と、第5面55の反対側の第6面56と、を有する。第1剛性基板49は、第1面51に対向した第7面57と、第7面57の反対側の第8面58と、を有する。
第1可撓性フィルム59を準備する(図15のT2)。第1可撓性フィルム59は、例えば、耐水性ないし耐圧性に優れた材料で形成されている。第1可撓性フィルム59は、後述する第1可撓性基板SUB1の第1面51の全体を覆う。
第1剛性基板49を清掃する(図15のT3)。図16(b)には、清掃方法の一例が示されている。即ち、表示母基板の搬送方向Hの上流側において、第1剛性基板49の第8面58に向けて水16が吹き付けられる。これにより、第1剛性基板49が洗浄される。続いて、搬送方向Hの下流側において、第1剛性基板49の第8面58に向けて圧縮エア17が吹き付けられる。これにより、第8面58に付着した水分が除去される。
第1剛性基板49を剥離する(図15のT4)。剥離方法の一例として、レーザー・リフト・オフ(LLO:Laser Lift Off)法を用いる(図16(c))。即ち、第8面58側から第1剛性基板49にレーザー光を照射する。当該裏LLO法により、第1剛性基板49を第1可撓性基板SUB1から剥離させる。
第1可撓性フィルム59を、第1可撓性基板SUB1の第1面51に貼り付ける(図15のT5)。第1可撓性フィルム59は、粘着剤によって、当該第1面51に貼り付けられる(図16(d))。なお、粘着剤のレイアウトについては後述する。
第2可撓性フィルム60を準備する(図15のT6)。第2可撓性フィルム60は、例えば、耐水性ないし耐圧性に優れた材料で形成されている。第2可撓性フィルム60は、後述する第2可撓性基板SUB2の第4面54の全体を覆う。
第2剛性基板50を清掃する(図15のT7)。図16(d)には、清掃方法の一例が示されている。即ち、表示母基板の搬送方向Hの上流側において、第2剛性基板50の第6面56に向けて水16が吹き付けられる。これにより、第2剛性基板50が洗浄される。続いて、搬送方向Hの下流側において、第2剛性基板50の第6面56に向けて圧縮エア17が吹き付けられる。これにより、第6面56に付着した水分が除去される。
第2剛性基板50を剥離する(図15のT8)。剥離方法の一例として、レーザー・リフト・オフ(LLO:Laser Lift Off)法を用いる(図16(e))。即ち、第6面56側から第2剛性基板50にレーザー光を照射する。当該表LLO法により、第2剛性基板50を第2可撓性基板SUB2から剥離させる。
第2可撓性フィルム60を、第2可撓性基板SUB2の第4面54に貼り付ける(図15のT9)。第2可撓性フィルム60は、粘着剤によって、当該第4面54に貼り付けられる(図16(f))。
第2可撓性フィルム60の貼り付け方法としては、当該第2可撓性フィルム60と表示領域19との間の粘着力が、第2可撓性フィルム60と周辺領域20との間の粘着力と等しくなるように、第2可撓性フィルム60を表示母基板(第2可撓性基板SUB2の第4面54)に貼り付ける。この場合、表示装置28(LCD)の製造方法において、清掃工程(図16(b),(d)参照)に晒されるのは、第1可撓性フィルム59だけである。このため、第2可撓性フィルム60は、その全面に亘って、例えば弱粘着剤21でレイアウトすればよい。
第2可撓性フィルム60を第4面54に貼り付けた後、表示母基板を、予め設定された輪郭に切断する(図15のT10)。これにより、複数の表示基板18を作成する(図16(f))。次に、各表示基板18から可撓性フィルム59,60を除去する(図15のT11)。かくして、表示装置28(LCD)が製造される(図13〜図14参照)。
「粘着剤のレイアウト」
粘着剤のレイアウトは、第1可撓性フィルム59と表示領域19との間の粘着力が、第1可撓性フィルム59と周辺領域20(表示領域19を除く)との間の粘着力よりも低くなるように設定されている。表示領域19とは、平面視(図13参照)で見て、上記した表示パネル29となる範囲であり、アクティブ領域DA及び額縁領域SAを含めた領域を指す(図13参照)。
なお、粘着剤のレイアウトの具体的な説明は、上記した第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
[第2実施形態の効果]
本実施形態によれば、上記した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、具体的な効果の説明は、上記した第1実施形態と同様であるため、その説明は省略する。
「本発明の変形例」
第5粘着パターンに係る粘着剤のレイアウト(図10(a)〜(b)参照)において、搬送方向Hの下流側の第1部分20cのみを残し、上流側の第2部分20dを無くしてもよい。少なくとも第1部分20cに強粘着剤22をレイアウトすれば、LLOプロセスの前の洗浄などの清掃に際し、表示領域19に対するシール性を一定に維持することができる。同時に、圧縮エア17によって、可撓性フィルム(15、59)が剥がれることもない。
第5粘着パターンに係る粘着剤のレイアウト(図10(a)〜(b)参照)において、2つの部分20c,20dを表示母基板の搬送方向Hに沿って構成し、当該各部分20c,20dに強粘着剤22をレイアウトする。そして、LLOプロセスの前の洗浄などの清掃に際し、例えば、表示母基板を90°回転させる。これにより、清掃時の表示領域19に対するシール性が一定に維持される。
粘着剤のレイアウト(図6〜図12参照)において、粘着力の異なる弱粘着剤21と強粘着剤22とをレイアウトする代わりに、例えば、紫外線(UV)硬化型粘着剤を適用してもよい。紫外線を照射する場所や時間などを制御することで、表示領域19の部分の粘着力を弱めることができる。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変形例に想到し得るものであり、それら変形例についても本発明の範囲に属するものと解される。例えば、上述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述の実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について、本明細書の記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
DA…アクティブ領域、SA…額縁領域、1,28…表示装置、2,29…表示パネル、3…光学フィルム、4,30…フレキシブル回路基板、5,31…第1ドライバ回路、6,32…第2ドライバ回路、7,33…ドライバIC、8…可撓性基板、SUB1…第1可撓性基板、SUB2…第2可撓性基板、9,46…電気光学層、15…可撓性フィルム、59…第1可撓性フィルム、60…第2可撓性フィルム。

Claims (13)

  1. 表示装置の製造方法であって、
    電気光学層を有する表示領域、前記表示領域の外側にある周辺領域、第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有する第1可撓性基板、前記第2面に対向した第3面及び前記第3面の反対側の第4面を有する第2可撓性基板、前記第4面に対向した第5面及び前記第5面の反対側の第6面を有する剛性基板、を備える表示母基板を準備する第1準備工程と、
    前記第1可撓性基板の前記第1面側に貼り付けられる第1可撓性フィルムを準備する第2準備工程と、
    前記第1可撓性フィルムと前記表示領域との間の粘着力が、前記第1可撓性フィルムと前記周辺領域との間の粘着力よりも低くなるように、前記第1可撓性フィルムを前記表示母基板に貼り付ける第1貼付工程と、
    前記第1貼付工程の後に、前記剛性基板の前記第6面側を清掃する清掃工程と、
    前記表示母基板から前記第1可撓性フィルムを除去する除去工程と、を含む製造方法。
  2. 前記清掃工程の後であって前記除去工程の前に、前記表示母基板を切断して複数の表示基板を作成する切断工程を備える請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第1可撓性基板は、ドライバ回路が接続される接続端子を有し、
    前記第1貼付工程において、前記第1可撓性フィルムと前記表示領域との間に粘着力を有しておらず、
    前記切断工程において、前記第1可撓性フィルムが前記表示装置の一部分の端部で接着するように、前記表示母基板を切断する請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記清掃工程の後であって前記除去工程の前に、光を照射して前記剛性基板を前記第2可撓性基板から剥離させる剥離工程を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記第2可撓性基板の前記第4面側に貼り付けられる第2可撓性フィルムを準備する第3準備工程と、
    前記剥離工程の後に、前記第2可撓性フィルムと前記表示領域との間の粘着力が、前記第2可撓性フィルムと前記周辺領域との間の粘着力と等しくなるように、前記第2可撓性フィルムを前記表示母基板に貼り付ける第2貼付工程と、を含む請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記第1可撓性基板は、ドライバ回路が接続される接続端子、及び、前記ドライバ回路によって駆動される画素トランジスタを有する請求項5に記載の製造方法。
  7. 表示装置の製造方法であって、
    電気光学層を有する表示領域、前記表示領域の外側にある周辺領域、第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有する可撓性基板、前記第1面に対向した第3面及び前記第3面の反対側の第4面を有する剛性基板、表面を有し前記表示領域及び前記周辺領域を覆う対向部材、を備える表示母基板を準備する第1準備工程と、
    前記対向部材の前記表面に貼り付けられる可撓性フィルムを準備する第2準備工程と、
    前記可撓性フィルムと前記表示領域との間の粘着力が、前記可撓性フィルムと前記周辺領域との間の粘着力よりも低くなるように、前記可撓性フィルムを前記表示母基板に貼り付ける貼付工程と、
    前記貼付工程の後に、前記剛性基板の前記第4面側を清掃する清掃工程と、
    前記表示母基板から前記可撓性フィルムを除去する除去工程と、を含む製造方法。
  8. 前記清掃工程の後であって前記除去工程の前に、前記表示母基板を切断して複数の表示基板を作成する切断工程を備える請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記可撓性基板は、ドライバ回路が接続される接続端子を有し、
    前記貼付工程において、前記可撓性フィルムと前記表示領域との間に粘着力を有しておらず、
    前記切断工程において、前記可撓性フィルムが前記表示装置の一部分の端部で接着するように、前記表示母基板を切断する請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記清掃工程の後であって前記除去工程の前に、光を照射して前記剛性基板を前記可撓性基板から剥離させる剥離工程を含む請求項7〜9のいずれか1項に記載の製造方法。
  11. 前記清掃工程は、前記表示母基板に風を吹き付ける工程を含む請求項1〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
  12. 表示母基板に貼り付けられる可撓性フィルムであって、
    前記可撓性フィルムの周辺領域の粘着力が、前記可撓性フィルムの中央領域の粘着力よりも低い可撓性フィルム。
  13. 前記表示母基板は、可撓性基板と、前記可撓性基板に対向する剛性基板と、を含み、前記可撓性フィルムの前記周辺領域は、前記表示母基板の周辺領域に対向し、
    前記可撓性フィルムの前記中央領域は、前記表示母基板の表示領域に対向する請求項12に記載の可撓性フィルム。
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