JP2018151534A - 粉体容器、現像装置、および画像形成装置 - Google Patents

粉体容器、現像装置、および画像形成装置 Download PDF

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JP2018151534A JP2017048230A JP2017048230A JP2018151534A JP 2018151534 A JP2018151534 A JP 2018151534A JP 2017048230 A JP2017048230 A JP 2017048230A JP 2017048230 A JP2017048230 A JP 2017048230A JP 2018151534 A JP2018151534 A JP 2018151534A
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Abstract

【課題】容器本体に設けられた孔からのトナー等の粉体の洩れを抑制するにあたりスポンジ等を圧縮して用いる場合に、オーガを駆動する力を利用してスポンジ等を圧縮することでシール性を高める。【解決手段】孔1311が設けられ内部に現像剤が収容される現像器筐体1309の内部であって、端面1341がその孔1311に対面する位置に配置されて現像器筐体1309内を延びるオーガ134と、軸部52が孔1311から現像器筐体1309内に挿し込まれオーガ駆動ギア51で回転駆動力を受けてオーガ134を回転させる駆動力受部材50と、軸部52が挿し込まれて現像器筐体1309の壁に接する位置に配置され、オーガ駆動ギア51が、軸部52が現像器筐体1309内にさらに挿し込まれる向きのスラスト力を受けて駆動力受部材51に押し潰されるスポンジ70とを備えた。【選択図】図6

Description

本発明は、粉体容器、現像装置、および画像形成装置に関する。
引用文献1には、トナーを収容したケース内に撹拌部材が配備され、ケースの一端にその撹拌部材の一端が挿し込まれる孔が設けられ、ケースと撹拌部材との間にシール部材を配置して内部のトナーの洩れを押さえた構造の現像装置が開示されている。
また、引用文献2には、トナーを収容した現像容器内に撹拌軸が配置され、現像容器の一端に内部の撹拌軸の一端が挿し込まれる孔が設けられ、現像容器と撹拌軸との間にシール部材を配置するとともに、撹拌軸に、その撹拌軸の回転により現像容器内部のトナーをその孔から遠ざける向きの螺旋を形成した現像装置が開示されている。
特開2004−184496号公報 特開2010−054868号公報
本発明は、粉体を搬送する搬送部材を配置するために容器本体に設けられた孔からのトナー等の粉体の洩れを抑制するにあたり発泡樹脂を圧縮して用いる場合に、搬送部材を駆動する力を利用して発泡樹脂を圧縮することができる粉体容器、現像装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、
第1の孔が設けられ内部に粉体が収容される容器本体と、
前記容器本体内部であって、一端が前記第1の孔に対面する位置に配置されて該容器本体内に延び、回転して該容器本体内の粉体を搬送する搬送部材と、
はすば歯車と棒状に延びた軸部とを有し該軸部が前記第1の孔から前記容器本体内に挿し込まれて前記搬送部材と連結し該はすば歯車で回転駆動力を受けて該搬送部材を回転させる駆動力受部材と、
前記軸部が挿し込まれる第2の孔を有し該軸部が挿し込まれて前記容器本体の壁に接する位置に配置され、前記はすば歯車が、該軸部が該容器本体内にさらに挿し込まれる向きの力を受ける向きの回転駆動力を受けて、前記駆動力受部材に押し潰される発泡樹脂とを備えたことを特徴とする粉体容器である。
請求項2は、前記搬送部材が、回転により、前記容器本体内部の粉体を前記第1の孔側に向かって搬送する部材であることを特徴とする請求項1に記載の粉体容器である。
請求項3は、
前記軸部が貫通する軸受部材を備え、
前記軸部が、該軸部が貫通した状態の前記軸受部材よりも前記搬送部材側に突き出た位置に、該搬送部材側を向いた壁面を有し、
前記弾性部材は、前記軸部に挿し込まれて前記壁面により前記容器の壁に押し当てられることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体容器である。
請求項4は、前記軸部が、該軸部の前記壁面に続く前記搬送部材側に、該軸部の前記軸受部材に挿通された部分の径よりも小径に形成された小径部を有することを特徴とする請求項3に記載の粉体容器である。
請求項5は、前記壁面の外径が、前記発泡樹脂の外径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の粉体容器である。
請求項6は、
第1の孔が設けられ内部にトナーが収容される容器本体と、
前記容器本体内部であって、一端が前記第1の孔に対面する位置に配置されて該容器本体内に延び、回転して該容器本体内の粉体を搬送する搬送部材と、
はすば歯車と棒状に延びた軸部とを有し該軸部が前記第1の孔から前記容器本体内に挿し込まれて前記搬送部材と連結し該はすば歯車で回転駆動力を受けて該搬送部材を回転させる駆動力受部材と、
前記軸部が挿し込まれる第2の孔を有し該軸部が挿し込まれて前記容器本体の壁に接する位置に配置され、前記はすば歯車が、該軸部が該容器本体内にさらに挿し込まれる向きの力を受ける向きの回転駆動力を受けて、前記駆動力受部材に押し潰される発泡樹脂と、
前記容器本体内部のトナーを、静電潜像が形成された像保持部材に対面した位置に搬送して該静電潜像を現像する現像ロールとを備えたことを特徴とする現像装置である。
請求項7は、
回転しながら帯電、露光、および現像の過程を経てトナー像を保持し、該トナー像を被転写体上に転写する像保持部材と、
請求項6に記載の現像装置と、
用紙を搬送する搬送装置と、
前記像保持部材上に形成されたトナー像を搬送されてきた用紙上に転写する転写装置と、
用紙上に転写されたトナー像を該用紙上に定着させる定着装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1および請求項2の粉体容器、請求項6の現像装置、および請求項7の画像形成装置によれば、搬送部材を駆動する力を利用して発泡樹脂を圧縮することができる。
請求項3の粉体容器によれば、はすば歯車と発泡樹脂とのあいだに軸受部材が配置される場合であっても、はすば歯車が受けた回転駆動力により発泡樹脂を圧縮することができる。
請求項4の粉体容器によれば、小径部を設けない場合と比べ粉体容器の孔を小さくでき、シール性がさらに高められる。
請求項5の粉体容器によれば、発泡樹脂の全域ではなく第2の孔により近い位置のみを集中的に押し潰すことができる。
本発明の一実施形態としての画像形成装置の模式図である。 現像器の外観斜視図である。 図3は、現像器の筐体を構成している上カバーを取り外した状態における、図2の左側の端部を示した斜視図である。 現像器の、図3に示した端部と同じ側の端部について一部を非表示にしてその内部の構造を示した斜視図である。 図4と同じ状態にまで一部を非表示としたときの現像器の、図4と同じ側の端部を示した平面図である。 現像器の端部の、2本のオーガの回転軸を含む平面による断面図である。 図6に示す円Rの部分の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての画像形成装置の模式図である。この図1に示す画像形成装置100には、本発明の現像装置の一実施形態、および本発明の粉体容器の一実施形態を内包している。
この画像形成装置100は、給紙部110と、画像形成部120と、巻取部130とを有する。
給紙部110には、ロール状に巻回された長尺のロール紙P1が装着されている。この給紙部110に装着されているロール紙P1は、不図示の駆動源によるロール軸111の矢印Aの向きへの回転と送出ロール112の回転により、画像形成部120に向けて矢印X1の向きに連続紙Pとして送り出される。
画像形成部120では、矢印X1の向きに送り込まれてきた連続紙Pを搬送部材121により矢印X2の向きに搬送し、その間に、その連続紙P上に画像を形成する。
この画像が形成された連続紙Pは、矢印X3の向きに巻取部130に送り込まれ、速度差吸収のためのバッファ132を経由して、不図示の駆動源により矢印Bの向きに回転駆動されるロール軸131の周りにロール紙P2として巻き取られる。
画像形成部120には、それぞれが矢印Yの向きに回転する4つの像保持体11Y,11M,11C,11Kが備えられている。ここで、Y,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色を意味している。それら4つの像保持体11Y,11M,11C,11K上には、以下に説明するトナー像形成プロセスを経て各色のトナーによる各トナー像が形成される。以下では、各色に共通な説明においては、色の区別を表わすY,M,C,Kの符号は省略する。
各像保持体11の周りには、各帯電器12および各現像器13が備えられている。各帯電器12は各像保持体11を帯電する。また、各現像器13は各像保持体11上に形成された静電潜像を各色のトナーで現像する。これらの各現像器13は、本発明の現像装置の一例に相当し、また、本発明の粉体容器の一例にも相当する。
さらに、それら4つの像保持体11Y,11M,11C,11Kの上部には、露光器14が備えられている。この露光器14からは、各像保持体11に向けて、各色に応じた画像データで変調された各露光光141が照射される。そした、各像保持体11上には、各帯電器12による帯電、露光器14からの各露光光141の照射による静電潜像の形成、各現像器13による現像により、各色のトナー像が形成され、各像保持体11は、形成された各色のトナー像を一時的に保持する。
また、この画像形成部120には、中間転写ベルト21が備えられている。この中間転写ベルト21は、複数のロール22に支持されて、4つの像保持体11に沿う経路を通って矢印Zの向きに循環移動する無端のベルトである。
各像保持体11との間に中間転写ベルト21を挟んだ各位置に、各1次転写ロール23が備えられている。そして、各像保持体11上に一時的に保持された各トナー像は、各1次転写ロール23の作用により、中間転写ベルト21上に転写される。中間転写ベルト21上に転写されたトナー像は、その中間転写ベルト21によって矢印Zの向きに運ばれ、2次転写ロール24の作用により連続紙P上に転写される。
連続紙P上に転写されたトナー像は、連続紙Pに運ばれて矢印X2の向きに進み、定着器30を構成する加熱ロール31と加圧ロール32とに挟まれて加熱および加圧を受け、そのトナー像が連続紙P上に定着される。これにより、連続紙P上には、定着トナー像からなる画像が形成される。この画像が形成された連続紙Pは、前述の通り、巻取部130に送り込まれて巻き取られ、ロール紙P2となる。
この画像形成装置100にはさらに、制御部41と操作部42が備えられている。制御部41は、この画像形成装置100における上述の画像形成プロセスを実現するための制御全般を担っている。また、この制御部41は、外部装置から送信されてきた画像データを含む印刷指示を受信して一時的に蓄え、その画像データに基づいて露光器14を制御し、露光器14に、その画像データに応じた露光光141を生成させる。
また、操作部42は、ユーザによる操作を受け付けて、そのユーザ操作を制御部41に伝える役割を担っている。制御部41は、操作部42から伝えられてきたユーザ操作に応じた動作が実行されるように、この画像形成装置100を制御する。
ここで、本実施形態の特徴は現像器13の構造にあり、以下、現像器13の構造について説明する。現像器13は、本発明の現像装置の一例に相当し、また本発明の粉体容器のの一例にも相当する。
図2は、現像器の外観斜視図である。
また、図3は、現像器の筐体を構成している上カバーを取り外した状態における、図2の左側の端部を示した斜視図である。
図1に示す4台の現像器13Y,13M,13C,13Kは、いずれも同じ構造を有する。そこで、図2以降の各図では、色の区別を表わすY,M,C,Kの符号を省略して、現像器を符号‘13’で表わす。現像器13の構成要素についての符号も同様である。
現像器13の筐体1309内には、トナーとキャリアを含む現像剤(不図示)が収容される2つの現像剤収容室1302,1303が形成されている。これら2つの各現像剤収容室1302,1303内には、各オーガ134,135が配置されている。一方のオーガ134は、現像剤収容室1302内の現像剤を撹拌しながら現像剤を矢印Jの向きに搬送し、もう一方のオーガ135は、現像剤収容室1303内の現像剤を撹拌しながら矢印Kの向きに搬送する。現像剤収容室1302,1303の端部には、互いの現像剤収容室1302,1303どうしを繋ぐ通路136が設けられている。図3に示した端部から離れたもう一方の端部にも、この通路136と同様の通路が設けられている。このため、現像剤収容室1302内を矢印Jの向きに搬送されてきた現像剤は通路136を通って現像剤収容室1303内に入って、今度は矢印Kの向きに搬送される。また、現像剤収容室1303内を矢印Kの向きに搬送されて行った現像剤は、もう一方の端部の通路を通って現像剤収容室1302内に入り、その現像剤収容室1302内を矢印Jの向きに搬送される。このようにして、この現像器13内の現像剤は、撹拌されながら現像器13の長手方向に循環する。また、一方の現像剤収容室1302には、現像ロール137が備えられている。この現像ロール137は、その回転方向についての一部分が筐体1309から露出し、その露出した部分が像保持体11(図1参照)に対面するように配置されている。そして、この現像ロール137は、現像剤収容室1302内の現像剤をその表面に載せ、矢印Cの向きに回転しながら像保持体11に対面した位置に現像剤を搬送する。前述の通り、像保持体11上には静電潜像が形成され、その静電潜像が、現像ロール137により搬送された現像剤中のトナーで現像される。
像保持体11上の静電潜像の現像によりトナーが消費されるため、現像器11にはトナーが補給される。このため、この現像器13には、シャッタ138に覆われた位置に、トナーの補給を受けるトナー補給口(不図示)が設けられている。この現像器13が画像形成装置100の本体から取り外された状態にあるときは、シャッタ138は、コイルバネ139に押されてトナー補給口を塞いだ状態にある。現像器13が画像形成装置100の本体に装着されると、シャッタ138が本体側の部材に押されてトナー補給口が開口する。この画像形成装置100(図1参照)には、補給用のトナーが収容された不図示のトナータンクが備えられている。そして、現像器13には、その現像器13内のトナーの減少に応じた量のトナーがトナー補給口から補給される。このトナー補給口は現像剤収容室1303に繋がっていて、補給されたトナーは、通路136を通って現像剤収容室1303に入り込んできた現像剤と合流し、撹拌されながら矢印Kの向きに搬送される。
ここで、現像ロール137の、図3に示す端部には、現像ロール137と同軸にカップリング1371が固定されている。このカップリング1371は、画像形成装置100の本体側のカップリング(不図示)と結合して本体側から回転駆動力を受け、現像ロール137を矢印Cの向きに回転させる。
図4は、現像器の、図3に示した端部と同じ側の端部について一部を非表示にしてその内部の構造を示した斜視図である。
現像ロール137とカップリング1371との間には、現像ロール137およびカップリング1371と同軸に、現像ロールギア1372が備えられている。また、ここには、アイドルギア1301とオーガ駆動ギア51も備えられている。アイドルギア1301は、現像ロールギア1372と噛み合っていて、その現像ロールギア1372から回転駆動力を受け取り、矢印Dの向きに回転するギアである。また、オーガ駆動ギア51は、アイドルギア1301と噛み合っていて、そのアイドルギア1301から矢印Eの向きの回転駆動力を受け取る。このオーガ駆動ギア51は、オーガ134の一端に同軸に備えられていて、アイドルギア1301から回転駆動力を受け取るとオーガ134をその矢印Eの向きに回転させる。現像剤収容室1302内の現像剤は、オーガ134の矢印Eの向きへの回転により、矢印Jの向きに搬送される。また、このオーガ134ともう1本のオーガ135の、この図3に示す端部から離れたもう一方の端部にも、各ギア(不図示)が備えられている。それらのギアは互いに噛み合っていて、オーガ134の回転がそれらのギアを介してオーガ135にも伝えられ、オーガ135も回転する。現像剤収容室1303内の現像剤は、オーガ135の回転により矢印Kの向きに搬送される。
図5は、図4と同じ状態にまで一部を非表示にしたときの現像器の、図4と同じ側の端部を示した平面図である。
現像ロールギア1372、アイドルギア1301、およびオーガ駆動ギア51は、いずれも、はすばギアである。この図5には、現像ロールギア1372、アイドルギア1301、およびオーガ駆動ギア51についてのギアの歯が模式的に示されている。ここでは、ギアの歯が回転軸に対し図示の向きに斜めに形成されたはすばギアを採用しているため、オーガ駆動ギア51は、アイドルギア1301から矢印Gの向きの力を受けることになる。この矢印Gの向きの力は、オーガ134の回転軸と垂直な向きの分力G1と、回転軸方向の分力G2とに分解することができる。オーガ134の回転軸と垂直な向きの分力G1はオーガ134を回転させる回転駆動力として作用する。一方、回転軸方向の分力G2はオーガ134をその矢印G2の向きに押すスラスト力として作用する。
図6は、現像器の端部の、2本のオーガの回転軸を含む平面による断面図である。
また、図7は、図6に示す円Rの部分の拡大図である。
ここでは、これらの断面図を参照しながら、オーガ134の端部の構造について説明する。
この現像器13の筐体1309には、オーガ134の端面1341が対面する位置に孔1311が形成されている。ここで、筐体1309、オーガ134、および孔1311は、本発明にいう、それぞれ容器本体、搬送部材、および第1の孔の各一例に相当する。オーガ134は、回転により現像剤を孔1311に向かう矢印J(図3,図4参照)の向きに搬送する部材である。
この現像器13の筐体1309には、図6,図7に示す側の端部に孔1311が設けられており、また、オーガ134が延びる反対側の不図示の端部にも孔が設けられている。ただし、オーガ134は、現像剤を、図6,図7に示す側の端部に向けて搬送する。すなわち、反対側の不図示の端部の現像剤は、その不図示の端部に設けられている孔から離れる向きに搬送される。このため、反対側の不図示の端部に設けられている孔からのトナー等の洩れの懸念は低く、図6,図7に示した側の端部の孔1311から洩れる懸念が高い。そこで、本実施形態では、図6,図7に示した側の端部に以下の工夫を施すことにより、孔1311からのトナー等の洩れを防止している。
また、ここには、駆動力受部材50が配置されている。この駆動力受部材50は本発明にいう駆動力受部材の一例に相当する。この駆動力受部材50の外面には、図4,図5にも示したオーガ駆動ギア51が形成されている。このオーガ駆動ギア51は、本発明にいう、はすば歯車の一例に相当する。また、この駆動力受部材50は、筐体1309の内側に向かって棒状に延びた軸部52が設けられている。この軸部52は、本発明にいう軸部の一例に相当する。この軸部52は、現像器13の筐体1309の孔1311を外側から内側に貫通している。すなわち、孔1311に対して筐体1309の外側にオーガ駆動ギア51が位置し、筐体1309の孔1311に対応する位置および内側に、軸部52が位置する。軸部52は、オーガ134と同軸にそのオーガ134の端部と結合している。これにより、オーガ駆動ギア51がアイドルギア1301から回転駆動力を受けると、その回転駆動力がオーガ134に伝達されて、オーガ134が駆動力受部材50と一体に回転する。
また、駆動力受部材50のオーガ駆動ギア51と筐体1309の外壁1312のあいだには、ボールベアリング60とスポンジ70が配置されている。スポンジ70は外壁1312に接する位置に配置されており、ボールベアリング70はその外側に配置されている。
ボールベアリング60は、中心に孔があいたリング形状を有し、そのボールベアリング60には駆動力受部材50の軸部52が貫通した状態にある。このボールベアリング60は、その内壁面および外壁面がそれぞれ軸部52および筐体1309に接し、駆動力受部材50が円滑に回転するようにその駆動力受部材50を支持している。このボールベアリング60は、本発明にいう、軸受部材の一例に相当する。
また、スポンジ70は、孔1311からトナーが洩れ出るのを防ぐシール部材としての役割を担っている。このスポンジ70も、ボールベアリング60と同様に中心に孔があいたリング形状を有する。このスポンジ70は本発明にいう「発泡樹脂」の一例に相当し、スポンジ70に形成されている孔71は、本発明にいう第2の孔の一例に相当する。なお、発泡樹脂とは、内部にガスを細かく分散させ、発泡状(フォーム)または多孔質形状に成形された合成樹脂をいう。
ボールベアリング60を貫通した軸部52の、そのボールベアリング60よりもオーガ134側に少し突き出た位置には、オーガ134側を向いた壁面521が形成されている。そして、この軸部52は、壁面521に続くオーガ134側に、その軸部52の、ボールベアリング60に挿通された部分よりも小径の小径部522を有する。スポンジ70の孔71の径は、軸部52の小径部522の径に適合した径を有し、スポンジ70はその小径部522に挿し込まれて、壁面521により、筐体1309の外壁1312に向かって押されている。ここで、この図6には、スポンジ70の一部が軸部52およびボールベアリング60と重なっているように示されている。これは、押し潰される前の形状のスポンジ70が描かれているからであって、このスポンジ70は、実際には、軸部52の壁面521やボールベアリング60により、それらと重ならない形状にまで押し潰されて筐体1309の外壁1312に押し当てられている。
ここで、オーガ駆動ギア51は、はすばギアであり、図5を参照して説明した通り、オーガ駆動ギア51が回転駆動力を受けると図5に示す矢印G2の向きのスラスト力が発生する。このスラスト力は、駆動力受部材50を筐体1309内に押し込む向きの力である。このため、スポンジ70はこのスラスト力の作用により押し潰されて、筐体1309の外壁1312に押し当てられる。
また、本実施形態では、オーガ134側を向いた壁面521が、ボールベアリング60のオーガ134側を向いている面よりもそのオーガ134寄りの位置に形成されており、スポンジ70の、オーガ134側とは反対側を向いた面を押す。このため、ボールベアリング60がオーガ駆動ギア51とスポンジ70との間に位置する場合であっても、オーガー駆動ギア51が受けた回転駆動力が壁面521を介してスポンジ70に作用する。
さらに、本実施形態では、壁面521の外径がスポンジ70の外径よりも小さくされている。このため、スポンジ70は、中心に近い側、すなわちそのリング形状の孔71に近い側がより強く押し潰され、孔1311の周りに強く押し当てられる。このため、孔1311からのトナー等の洩れが確実に抑制される。
また、軸部52にはボールベアリング60の内径よりも小径の小径部522が設けられている。このため、孔1311は、その小径部522の径に合う小径に形成されている。このように、軸部52に小径部522を設けて孔1311を小径に形成した点も、孔1311からのトナー等の洩れの抑制に寄与している。

また、ここでは、図1に示す、連続紙P上に画像を形成する画像形成装置100に備えられている現像器13を取り上げて説明したが、本発明は、カット紙上に画像をを形成するタイプの画像形成装置の現像器にも適用することができる。
また、ここでは、図1に示す、カラー画像を形成する画像形成装置100に備えられている現像器13について説明したが、本発明は、モノクロ画像をを形成するタイプの画像形成装置の現像器にも適用することができる。
さらに、ここでは、画像形成装置に備えられている現像器を例に挙げて説明したが、本発明は、現像器以外の粉体容器にも広く適用することができる。
11Y,11M,11C,11K 像保持体
13,13Y,13M,13C,13K 現像器
21 中間転写ベルト
23Y,23M,23C,23K 1次転写ロール
24 2次転写ロール
30 定着器
50 駆動力受部材
51 オーガ駆動ギア
52 軸部
521 壁面
522 小径部
60 ボールベアリング
70 スポンジ
71 孔
100 画像形成装置
110 給紙部
120 画像形成部
130 巻取部
134,135 オーガ
136 通路
137 現像ロール
138 シャッタ
139 コイルバネ
1302,1303 現像剤収容室
1309 筐体
1311 孔
1341 オーガ134の端面

Claims (7)

  1. 第1の孔が設けられ内部に粉体が収容される容器本体と、
    前記容器本体内部にあって、一端面が前記第1の孔に対面する位置に配置されて該容器本体内に延び、回転して該容器本体内の粉体を搬送する搬送部材と、
    はすば歯車と棒状に延びた軸部とを有し該軸部が前記第1の孔から前記容器本体内に挿し込まれて前記搬送部材と連結し、該はすば歯車で回転駆動力を受けて該搬送部材を回転させる駆動力受部材と、
    前記軸部が挿し込まれる第2の孔を有し該軸部が挿し込まれて前記容器本体の外壁に接する位置に配置され、前記はすば歯車が、該軸部が該容器本体内にさらに挿し込まれる向きの力を受ける向きの回転駆動力を受けて、前記駆動力受部材に押し潰される発泡樹脂とを備えたことを特徴とする粉体容器。
  2. 前記搬送部材が、回転により、前記容器本体内部の粉体を前記第1の孔側に向かって搬送する部材であることを特徴とする請求項1に記載の粉体容器。
  3. 前記はすば歯車と前記発泡樹脂とのあいだに、前記軸部が貫通する軸受部材を備え、
    前記軸部が、該軸部が貫通した状態の前記軸受部材よりも前記搬送部材側に突き出た位置に、該搬送部材側を向いた壁面を有し、
    前記発泡樹脂は、前記軸部に挿し込まれて前記壁面により前記容器本体の前記外壁に押し当てられることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体容器。
  4. 前記軸部が、該軸部の前記壁面に続く前記搬送部材側に、該軸部の前記軸受部材に挿通された部分の径よりも小径に形成された小径部を有することを特徴とする請求項3に記載の粉体容器。
  5. 前記壁面の外径が、前記発泡樹脂の外径よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の粉体容器。
  6. 第1の孔が設けられ内部にトナーが収容される容器本体と、
    前記容器本体内部であって、一端が前記第1の孔に対面する位置に配置されて該容器本体内に延び、回転して該容器本体内の粉体を搬送する搬送部材と、
    はすば歯車と棒状に延びた軸部とを有し該軸部が前記第1の孔から前記容器本体内に挿し込まれて前記搬送部材と連結し、該はすば歯車で回転駆動力を受けて該搬送部材を回転させる駆動力受部材と、
    前記軸部が挿し込まれる第2の孔を有し該軸部が挿し込まれて前記容器本体の外壁に接する位置に配置され、前記はすば歯車が、該軸部が該容器本体内にさらに挿し込まれる向きの力を受ける向きの回転駆動力を受けて、前記駆動力受部材に押し潰される発泡樹脂と、
    前記容器本体内部のトナーを、静電潜像が形成された像保持部材に対面した位置に搬送して該静電潜像を現像する現像ロールとを備えたことを特徴とする現像装置。
  7. 回転しながら帯電、露光、および現像の過程を経てトナー像を保持し、該トナー像を被転写体上に転写する像保持部材と、
    請求項6に記載の現像装置と、
    用紙を搬送する搬送装置と、
    前記像保持部材上に形成されたトナー像を搬送されてきた用紙上に転写する転写装置と、
    用紙上に転写されたトナー像を該用紙上に定着させる定着装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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