JP2018150797A - ドア、シャッタ、などのためのヒンジ装置 - Google Patents

ドア、シャッタ、などのためのヒンジ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ドアまたはシャッタなどの閉鎖要素の開閉時の回転運動制御のヒンジ装置を提案する。【解決手段】長手軸Xを画定する第1の固定の筒状半シェル12と、軸Xを中心にして回転することができる第2の筒状半シェル13と、後者と一体に回転し、らせん形状を有する貫通駆動部材72を含んでいるピボット50と、軸Xに沿ってスライドできるプランジャ部材30と、1対の案内カムスロット81を有する筒状ブシュ80とを備え、貫通駆動部材72内に挿入されるピン73が、ピボット50とブシュ80との相互係合を可能に設けられ、第1の筒状半シェル12は、ピボット50を回転可能に支持することができる端部16を含み、第2の筒状半シェル13およびブシュ80は、互いに同軸に結合させられ、ブシュ80および第1の筒状半シェル12は、互いに一体に結合する。【選択図】図1

Description

本発明は、広くには、ドアまたはシャッタなどの閉鎖要素のための閉鎖および/または制御ヒンジの技術分野に適用可能であり、特に壁またはフレームなどの不動の支持構造体へと取り付けられたドアまたはシャッタなどの閉鎖要素の開閉時の回転運動および/または制御のためのヒンジ装置に関する。
公知のとおり、ヒンジは、一般に、通常はドアまたはシャッタなどへと取り付けられる可動部材を、通常はドアまたはシャッタなどの支持フレームへと取り付けられ、あるいは壁および/または床へと取り付けられる固定部材に枢支して備えている。
特許文献1、特許文献2、および特許文献3から、閉鎖位置へのドアの戻りを保証する閉鎖手段の動作に減衰がもたらされないヒンジが公知である。特許文献4から、閉鎖手段の動作を減衰させるための油圧減衰手段を備えるドアクローザが公知である。
これらの公知の装置はいずれも、多少なりともかさばり、したがって好ましい美的魅力を有していない。さらに、ドアの閉鎖速度および/またはラッチ動作の調節を可能にしておらず、いずれにせよ簡単かつ迅速な調節が不可能である。
さらに、これらの公知の装置は、構成部品の数が多く、製造が困難かつ比較的高価であり、頻繁な保守を必要とする。
他のヒンジが、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12、特許文献13、特許文献14、特許文献15、特許文献16、特許文献17、特許文献18、および特許文献19から公知である。
これらの公知のヒンジは、サイズおよび/または信頼性および/または性能に関して、改善の余地がある。
米国特許第7305797号明細書 欧州特許出願公開第1997994号明細書 米国特許出願公開第2004/206007号明細書 欧州特許出願公開第0407150号明細書 英国特許出願公開第19477号明細書 米国特許第1423784号明細書 英国特許出願公開第401858号明細書 国際公開第03/067011号 米国特許出願公開第2009/241289号明細書 欧州特許出願公開第0255781号明細書 国際公開第2008/50989号 欧州特許出願公開第2241708号明細書 中国特許出願公開第101705775号明細書 英国特許出願公開第1516622号明細書 米国特許出願公開第2011/0041285号明細書 国際公開第2007/13776号 国際公開第2006/36044号 米国特許出願公開第2004/0250377号明細書 国際公開第2006/025663号
本発明の目的は、高い機能性を有し、単純な構成であり、低コストであるヒンジ装置を提供することによって、上述の欠点を少なくとも部分的に克服することにある。
本発明の別の目的は、自身に取り付けられた閉鎖要素の開閉角度を簡単かつ迅速に調節することができるヒンジ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、きわめて重たいドアでも自動的に閉めることができるあまりかさばらないヒンジ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、自身に取り付けられたドアについて、開放時および/または閉鎖時の制御された運動を保証するヒンジ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、構成部品の数が最小限であるヒンジ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、時間が経っても正確な閉鎖位置を保つことができるヒンジ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、きわめて安全なヒンジ装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、設置がきわめて容易なヒンジ装置を提供することにある。
これらの目的、ならびに以下でさらに明らかになると考えられる他の目的は、本明細書に開示され、かつ/または特許請求の範囲に記載され、かつ/または図面に示される特徴のうちの1つ以上を有するヒンジ装置によって達成される。
本発明の有利な実施の形態は、従属請求項に従って定められる。
本発明のさらなる特徴および利点が、添付の図面の助けによって例(ただし、これらに限られない)として説明される本発明によるヒンジ装置のいくつかの好ましい実施の形態(ただし、これらに限られない)の詳細な説明を検討することで、さらに明らかになるであろう。
ヒンジ装置1の第1の実施の形態の分解図である。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は閉位置にある。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は閉位置にある。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は休止位置にある。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は休止位置にある。 図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態のいくつかの細部の縦断面の分解図である。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は、細長い要素60のスライドを阻止するための作動位置にある。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は、細長い要素60のスライドを阻止するための作動位置にある。 図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態のいくつかの細部の縦断面の拡大図である。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図、縦断面図、および側面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面に位置する全開位置にある。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図、縦断面図、および側面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面に位置する全開位置にある。 それぞれ図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態の不等角投影図、縦断面図、および側面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面に位置する全開位置にある。 図1のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図3aおよび3bの閉位置、図4aおよび4bの途中まで開いた位置、ならびに図5a、5b、および5cの全開位置におけるブシュ80およびピボット50の両者に対するピン73の位置を示している。 図1のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図3aおよび3bの閉位置、図4aおよび4bの途中まで開いた位置、ならびに図5a、5b、および5cの全開位置におけるブシュ80およびピボット50の両者に対するピン73の位置を示している。 図1のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図3aおよび3bの閉位置、図4aおよび4bの途中まで開いた位置、ならびに図5a、5b、および5cの全開位置におけるブシュ80およびピボット50の両者に対するピン73の位置を示している。 図1のヒンジ装置1の一部分を分解および切断した不等角投影図であり、第2の可動な筒状半シェル13とブシュ80との間の結合を示している。 図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態のいくつかの細部の拡大断面図である。 それぞれ作動位置および休止位置にある規制部材130の第1の実施の形態の拡大図である。 図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態のいくつかの細部の拡大断面図である。 それぞれ作動位置および休止位置にある規制部材130の第1の実施の形態の拡大図である。 図1のヒンジ装置1の第1の実施の形態のいくつかの細部の断面拡大切断図であり、チャネル100の座108を示している。 図8aおよび8bの規制部材130の不等角投影図である。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ブシュ80のいくつかの実施の形態の側面図であり、ブシュ80の各々の実施の形態について、2つの不等角投影図が、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ピボット50のいくつかの実施の形態の不等角投影図であり、駆動貫通要素72が、それぞれ軸Xの周りを180°および90°だけ巡る一定の傾きまたはらせんピッチを有するただ1つのらせん部分71’、71’’で構成されている。 ピボット50のいくつかの実施の形態の不等角投影図であり、駆動貫通要素72が、それぞれ軸Xの周りを180°および90°だけ巡る一定の傾きまたはらせんピッチを有するただ1つのらせん部分71’、71’’で構成されている。 ブシュ80の別の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の2つの不等角投影図を示している。 ブシュ80の別の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の2つの不等角投影図を示している。 ブシュ80の別の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の2つの不等角投影図を示している。 ブシュ80の他の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置、途中まで開いた位置、および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の3つの不等角投影図を示している。 ブシュ80の他の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置、途中まで開いた位置、および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の3つの不等角投影図を示している。 ブシュ80の他の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置、途中まで開いた位置、および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の3つの不等角投影図を示している。 ブシュ80の他の実施の形態のさらなる側面図であり、第2の筒状半シェル13が閉位置、途中まで開いた位置、および全開位置にあるときのピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置の3つの不等角投影図を示している。 油圧回路100の一部が端部キャップ27の内部に位置しているヒンジ装置1の第3の実施の形態を分解した不等角投影図である。 それぞれ閉位置、途中まで開いた位置(ストッパねじ90は作動位置にある)、および全開位置における図20のヒンジ装置1の縦断面図である。 それぞれ閉位置、途中まで開いた位置(ストッパねじ90は作動位置にある)、および全開位置における図20のヒンジ装置1の縦断面図である。 それぞれ閉位置、途中まで開いた位置(ストッパねじ90は作動位置にある)、および全開位置における図20のヒンジ装置1の縦断面図である。 ヒンジ装置1の第4の実施の形態の分解図である。 それぞれ図22のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は閉位置にある。 それぞれ図22のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は閉位置にある。 それぞれ図22のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にある。 それぞれ図22のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にある。 それぞれ図22のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面になる全開位置にある。 それぞれ図22のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面になる全開位置にある。 ヒンジ装置1の第5の実施の形態の分解図である。 それぞれ図26のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル要素13は閉位置にある。 それぞれ図26のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル要素13は閉位置にある。 それぞれ図26のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にある。 それぞれ図26のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にある。 それぞれ図26のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面になる全開位置にある。 それぞれ図26のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面になる全開位置にある。 ヒンジ装置1の第6の実施の形態の分解図である。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は閉位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は閉位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は休止位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は休止位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は、細長い要素60のスライドを阻止するための作動位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図および縦断面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14に実質的に垂直になる途中まで開いた位置にあり、ストッパねじ90は、細長い要素60のスライドを阻止するための作動位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図、縦断面図、および側面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面に位置する全開位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図、縦断面図、および側面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面に位置する全開位置にある。 それぞれ図30のヒンジ装置1の実施の形態の不等角投影図、縦断面図、および側面図であり、第2の筒状半シェル13は、接続プレート15が第1の固定の筒状半シェル12の接続プレート14と実質的に同一平面に位置する全開位置にある。 ヒンジ装置1の第7の実施の形態の不等角投影図である。 ヒンジ装置1の第7の実施の形態の一部分を分解した不等角投影図である。 ヒンジ装置1が閉位置にある第2の筒状半シェル13を有している図35の実施の形態の上面図である。 図36のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図37に示した状態にあるときの接続プレート14、15の相対位置ならびにピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 図36のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図37に示した状態にあるときの接続プレート14、15の相対位置ならびにピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ヒンジ装置1が途中まで開いた位置にある第2の筒状半シェル13を有している図35の実施の形態の上面図である。 図36のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図39に示した状態にあるときの接続プレート14、15の相対位置ならびにピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 図36のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図39に示した状態にあるときの接続プレート14、15の相対位置ならびにピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 ヒンジ装置1が全開位置にある第2の筒状半シェル13を有している図35の実施の形態の上面図である。 図36のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図41に示した状態にあるときの接続プレート14、15の相対位置ならびにピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 図36のヒンジ装置1の不等角投影図であり、それぞれ図41に示した状態にあるときの接続プレート14、15の相対位置ならびにピン73、プランジャ部材30、および弾性対抗手段40の位置を示している。 図20のヒンジ装置1の実施の形態のいくつかの細部の拡大断面図である。 図20のヒンジ装置1の実施の形態のいくつかの細部の拡大断面図である。 端部キャップ27の側面図、平面XLIV−XLIVに沿った断面図、およびこの断面による不等角投影図である。 端部キャップ27の側面図、平面XLIV−XLIVに沿った断面図、およびこの断面による不等角投影図である。 端部キャップ27の側面図、平面XLIV−XLIVに沿った断面図、およびこの断面による不等角投影図である。 ブシュ80の別の実施の形態の不等角投影図である。 ブシュ80の別の実施の形態の不等角投影図である。 ブシュ80のさらなる実施の形態の不等角投影図である。 ブシュ80のさらなる実施の形態の不等角投影図である。 図46aおよび46bのブシュ80の実施の形態を備えるヒンジ装置1の不等角投影図であり、ピン73がカムスロット81に沿ったいくつかの位置にある。 図46aおよび46bのブシュ80の実施の形態を備えるヒンジ装置1の不等角投影図であり、ピン73がカムスロット81に沿ったいくつかの位置にある。 図46aおよび46bのブシュ80の実施の形態を備えるヒンジ装置1の不等角投影図であり、ピン73がカムスロット81に沿ったいくつかの位置にある。 図46aおよび46bのブシュ80の実施の形態を備えるヒンジ装置1の不等角投影図であり、ピン73がカムスロット81に沿ったいくつかの位置にある。 図46aおよび46bのブシュ80の実施の形態を備えるヒンジ装置1の不等角投影図であり、ピン73がカムスロット81に沿ったいくつかの位置にある。 それぞれ作動位置および休止位置にある規制部材130の第2の実施の形態を備えるヒンジ装置1のいくつかの細部の拡大断面図である。 それぞれ作動位置および休止位置にある規制部材130の第2の実施の形態を備えるヒンジ装置1のいくつかの細部の拡大断面図である。 図48aおよび48bの規制部材130の第2の実施の形態の不等角投影図である。 図49の平面L−Lに沿って得た断面の不等角投影図である。
以上の図を参照すると、本発明によるヒンジ装置(全体が1で示されている)は、壁、ドア枠、窓枠、支持柱、および/または床などの不動の支持構造体Sへと取り付けることができるドア、シャッタ、またはゲートなどの閉鎖要素Dの回転運動および/または制御にきわめて有用である。
構成に応じて、本発明によるヒンジ装置1は、図30〜34cに示されるようにヒンジ装置1に組み合わせられた閉鎖要素Dの自動的な閉鎖だけを可能にし、あるいは例えば図22〜25bに示されるように閉鎖要素Dの開放および/または閉鎖時の制御だけを可能にし、もしくは図1〜5cに示されるように両方の動作を可能にする。
一般に、ヒンジ装置1は、不動の支持構造体Sへと取り付けられる固定要素10と、閉鎖要素Dへと取り付けることができる可動要素11とを備えることができる。
好ましい実施の形態(ただし、これに限られるわけではない)においては、固定要素10を、可動要素11の下方に配置することができる。
好ましい実施の形態(ただし、これに限られるわけではない)において、固定および可動要素10、11は、例えば図3a〜5cに示される開位置と例えば図2aおよび2bに示される閉位置との間を長手軸Xを中心にして回転するように互いに相互に組み合わせられる第1および第2のそれぞれの筒状半シェル12、13を備えることができる。
適切には、固定および可動要素10、11は、不動の支持構造体Sおよび閉鎖要素Dへの取り付けのために、第1および第2の筒状半シェル12、13にそれぞれ接続された第1および第2のそれぞれの接続プレート14、15を備えることができる。
好ましくは、ヒンジ装置1を、「アヌーバ(anuba)」型のヒンジとして構成することができる。
好都合には、接続プレート14、15を除いて、ヒンジ装置1の他のすべての構成要素が、第1および第2の筒状半シェル12、13内に含まれてよい。
特に、第1の筒状半シェル12が固定であってよく、軸Xを画定する作動室20と、作動室20においてスライドするプランジャ部材30とを備えることができる。適切には、作動室20を、筒状半シェル12へと挿入される閉鎖キャップ27によって閉じることができる。
後でさらに説明されるとおり、第1の固定の筒状半シェル12は、ピストン30の動作に流体的(hydraulically)に対抗するようにピストン30に作用する作動流体(通常は、油)、および/または同じプランジャ部材30に作用する弾性対抗手段40(例えば、圧縮コイルばね41)をさらに含むことができる。
適切には、好都合にはアクチュエータとして動作することができ、端部51および筒状体52を備えることができるピボット50を、作動室20の外部に、作動室20と同軸に設けることができる。好都合には、ピボット50を、第1の固定の筒状半シェル12の端部16によって支持することができる。
ピボット50の端部51は、第2の可動の筒状半シェル13とピボット50とが第2の可動の筒状半シェル13の開位置と閉位置との間を一体となって回転するように、ピボット50と第2の可動の筒状半シェル13との間の同軸な結合を可能にする。
この目的のため、好ましい実施の形態(ただし、これに限られるわけではない)において、ピボット50の端部51は、第2の可動の筒状半シェル13の反対形状の表面17と好ましくは着脱可能なやり方で結合する所定の形状を有する外面53を備えることができる。
例えば図7に示される好ましい実施の形態(ただし、これに限られるわけではない)において、この成形された表面53は、反対形状の表面17の対応する凹所に係合することができる複数の軸方向に延びた突出部を備えることができる。
好ましくは、ピボット50の成形された表面53および第2の筒状半シェル13の反対形状の表面17を、相互の角度位置の選択的な変化を可能にするように構成することができる。
このやり方で、例えば図38に示されるように、例えば接続プレート14、15が閉鎖要素Dの閉位置において互いに垂直になりうるような様相で、必要に応じて接続プレート14、15の相互の角度位置を変更することができる。
適切には、プランジャ部材30およびピボット50を、軸Xを中心とする後者の回転が同じ軸Xに沿った前者のスライドに対応し、逆もまた同様であるように、細長い円柱要素60を介して互いに動作可能に接続することができる。
この目的のため、細長い要素60は、作動室20内に挿入され、プランジャ部材30と相互に接続される第1の円柱形の端部61と、作動室20の外部に位置し、ピボット50の筒状体52の内側をスライドする第2の端部62と備えることができる。
細長い円柱要素60とプランジャ部材30との間の接続は、これらの要素によって軸Xに沿って移動することができるスライダを画定することができるよう、これらの要素を一体にできることが可能であってよい。
好都合には、ピボット50の筒状部52は、細長い円柱要素60の直径D’’’に実質的に一致する内径Di’を有することができる。
したがって、細長い円柱要素60は、プランジャ部材30と一体に軸Xに沿ってスライドすることができる。換言すると、細長い円柱要素60とピボット50とを、伸縮自在の様相で一体に組み合わせることができる。
さらに、後でよりよく説明されるように、ブシュ80の案内カムスロット81の構成に応じて、細長い円柱要素60は、そのプランジャ部材30とともに、作動室20に沿ったスライドの際に軸Xを中心とする回転を防止するために作動室20において回転に関してロックされても、あるいはロックされなくてもよい。
したがって、プランジャ部材30は、第2の可動の筒状半シェル13の開位置および閉位置の一方に対応するピボット50に近い行程終了位置と、第2の可動の筒状半シェル13の開位置および閉位置の他方に対応するピボット50から遠い行程終了位置との間を、軸Xに沿ってスライド可能である。
プランジャ部材30とピボット50との間の相対移動を可能にするために、ピボット50の筒状体52は、少なくとも1対の溝70’、70’’を備えることができ、溝70’、70’’は、互いに等しく、180°の角度だけ離れており、各々が軸Xの周囲を巡る少なくとも1つのらせん部分71’、71’’を備えている。溝70’、70’’は、ただ1つの貫通の駆動部材72を画定するように互いに連絡していてもよい。
図16および17に、貫通の駆動部材72の実施の形態が示されている。
適切には、少なくとも1つのらせん部分71’、71’’は、任意の傾きを有することができ、それぞれ右回りまたは左回りであってよい。好ましくは、少なくとも1つのらせん部分71’、71’’は、軸Xの周囲を少なくとも90°、さらにより好ましくは少なくとも180°にわたって巡ることができる。
好都合には、少なくとも1つのらせん部分71’、71’’は、20mm〜100mm、好ましくは30mm〜80mmのらせんピッチPを有することができる。
好ましい実施の形態(ただし、これに限られるわけではない)においては、溝70’、70’’の各々を、一定の傾きまたはらせんピッチを有することができるただ1つのらせん部分71’、71’’によって形成することができる。
好都合には、駆動部材72は、駆動部材72を通ってスライドするピン73について溝71’、71’’によって画定され2つの端部阻止点74’、74’’を有する閉じた経路を画定するように、両端において閉じられてよい。
その位置または構成にかかわらず、軸Xを中心とする駆動部材72の回転は、ピボット50とプランジャ部材30との相対移動を可能にする。
この回転を案内するために、ピボット50の筒状体52の外部に位置する筒状の案内ブシュ80を、ピボット50の筒状体52と同軸に設けることができる。案内ブシュ80は、180°の角度だけ離れた1対のカムスロット81を備えることができる。
ピボット50、細長い要素60、および案内ブシュ80の間の相互の接続を可能にするために、細長い要素60の第2の端部62は、貫通の駆動部材72およびカムスロット81を通って挿入され、貫通の駆動部材72およびカムスロット81において移動するピン73を備えることができる。
したがって、ピン73の長さは、この機能を可能にするような長さであってよい。ピン73は、軸Xに実質的に垂直な軸Yを画定することもできる。
結果として、貫通の駆動部材72の回転時に、ピン73は、貫通の駆動部材72によって動かされ、カムスロット81によって案内される。
すでに上述したように、第1の筒状半シェル12の端部16は、ピボット50を支持することが可能であってよい。次いで、第1および第2の筒状半シェル12、13の結合を可能にするために、ピボット50に同軸に組み合わせられたブシュ80を、好ましくは同じ端部16において第1の筒状半シェル12に一体に組み合わせることができる。
好都合には、ピボット50の筒状部52は、ブシュ80の内径Di’’よりも小さく、あるいはブシュ80の内径Di’’におそらくは実質的に一致する外径De’を有することができる。
さらに、第1の筒状半シェル12の端部16は、ピボット50の筒状部52の外径De’よりも大きく、あるいはピボット50の筒状部52の外径De’に実質的に一致し、したがってブシュ80の内径Di’’よりも小さく、あるいはブシュ80の内径Di’’に実質的に一致する外径Deを有している実質的に環状の付加物18をさらに備えることができる。
実質的に環状の付加物18は、ピボット50の筒状部52の内径Di’に実質的に一致し、したがって細長い円柱要素60の直径D’’’に実質的に一致する内径Diをさらに有することができる。
より詳しくは、実質的に環状の付加物18は、作動室20の上壁を画定する下面21と、ピボット50の筒状部52の下部54に面する上面19’と、細長い要素60の側壁63に面する内側面19’’と、ブシュ80を第1の筒状半シェル12に一体に結合させるためのブシュ80の内側壁83に面する円柱形の外側面19’’’とを、さらに備えることができる。この目的のため、例えば、壁19’’’にねじ山を設けることができる一方で、内壁83の対応する結合部85に反対のねじ山を設けることができる。
好ましくは、第2の半シェル13は、この第2の筒状半シェル13が第1の筒状半シェル12へと組み合わせられるときにブシュ80の外側壁82に面する筒状の内側壁13’を有することができる。
上述の特徴のうちの1つ以上のおかげで、ヒンジ装置1は、高い性能を有する一方で、製造がきわめて簡単であり、費用効果に優れる。
実際、ブシュ80は、ピン73を案内するとともに、閉鎖要素Dへと接続される第2の可動の筒状半シェル13を柱として支持するという2つの機能を有する。
このやり方で、ヒンジ装置1の可動部品、特にピボット50にわずかの荷重も加えることなく、閉鎖要素Dの重量の鉛直方向成分が不動の支持構造体Sへと加わる一方で、水平方向成分がブシュ80の全長に分配される。
これは、先行技術の装置と比べて、より高い性能をもたらす。
さらに、第1および/または第2の筒状半シェル12、13を、それらの機能が主として支持の機能であり、比較的摩耗が少ないがゆえに、例えばポリエチレン、ABS、またはポリプロピレンなどのポリマー材料あるいはアルミニウムなどの比較的機械的強度の低い金属材料で製作することができる。
これは、コストおよび製造時間の最小化を可能にする。
さらにこれは、金属構造を有するヒンジまたは油圧ドアクローザにおいて生じる熱の伝達(金属構造が外部の温度の変化を作動流体へと伝え、結果としてこの作動流体の粘度が変化し、したがって設置時に設定した動作パラメータが変化してしまう)を、最小化または皆無にすることを可能にする。
他方で、使用時により大きな応力に曝されるピボット50および/またはブシュ80は、例えば硬化鋼などの比較的高い機械的強度を有する金属材料で製作することができる。
さらに、ヒンジ装置の組み立てが非常に簡単であり、したがって製造が簡単になる。
上述のように、ブシュ80および第2の筒状半シェル13を、例えば後者を前者へと軸Xに沿ってスライドさせ、その後に外側の成形された表面53と反対形状の表面17とを互いに係合させることによって、着脱可能な様相で互いにさらに結合させることができる。
これは、閉鎖要素Dを単に持ち上げるだけでヒンジ装置1を分解することなく稼働位置から取り外すことができるため、閉鎖要素Dの保守作業を大幅に簡単にする。
この場合に、第2の筒状半シェルは、単純に重力のおかげでブシュ80上の稼働位置にとどまると考えられる。
図9a〜15cおよび18a〜19cは、あくまでも本発明を非限定的なやり方で例示するために、案内カムスロット81の構成において互いに相違するブシュ80のいくつかの実施の形態を示している。
特に、図9aが、軸Xに平行に延びている第1の部位84’と、軸Xに垂直に延びている後続の第2の部位84’’とを有する案内カムスロット81を有しているブシュ80を示している。
両方の部位84’、84’’は、軸Xを中心にして90°に及ぶ第2の筒状半シェル13と一体のピボット50の回転を案内するために十分な長さを有することができる。おそらくは、ピン73を図示の典型的な実施の形態においては第2の部位84’’の端部である所望の位置にとどめるためのストッパ部145を、さらに設けることができる。
この構成は、弾性手段40を備え、特に圧縮ばね41を備えているヒンジ装置1の実施の形態において、特に好都合である。
案内カムスロット81の特定の構成のおかげで、ばね41を最大の蓄勢力で蓄勢することができ、したがって同じサイズにおいて、本発明のヒンジ装置は先行技術の装置よりも大きな力を有し、あるいは同じ力において、本発明のヒンジ装置はより小さいサイズを有する。
実際、ピン73が軸Xに平行に延びている第1の部位84’に沿ってスライドするとき、同じ軸Xを中心にして回転するピボット50が、90°にわたってばね41を圧縮する。ピン73が軸Xに垂直に延びている第2の部位84’’に沿ってスライドするとき、ピボット50は、同じ軸Xを中心にして回転を続けるが、ばね41を圧縮することはない。
これにより、ばね41を最高の蓄勢力で蓄勢でき、上述の利点がもたらされる。この場合に、ピン73が第1の部位84’に沿ってスライドするときにのみばね41が移動することは、明らかである。
この場合に、ブシュ80を、例えば、貫通の駆動部材72が軸Xの周囲を180°にわたって一定の傾きまたはらせんピッチで巡るただ1つのらせん部分71’、71’’で構成されている図16に示されるピボットに動作可能に組み合わせることができる。
図10aは、軸Xに平行に延びている第1の部位84’と、軸Xに垂直に延びている後続の第2の部位84’’とを有する案内カムスロット81を有しているブシュ80を示しており、このブシュ80は、案内カムスロット81の第2の部位84’’に沿って3つのストッパ部145が存在する点で、図9aに示したブシュ80から相違している。
図11aは、軸Xに平行に延びている第1の部位84’と、軸Xに垂直に延びている後続の第2の部位84’’とを有する案内カムスロット81を有しているブシュ80を示しており、このブシュ80は、同じ第2の部位84’’の向きおよび案内カムスロット81を通るピン73のスライドの方向に関して、図9aおよび10aに示したブシュ80から相違する。
実際、この場合には、ばね41がピン73を引き下げる図9a〜10cに示した実施の形態と異なり、ばね41がピン73を押し上げることができる。したがって、案内カムスロット81は、ピン73を下方への経路において案内し、ばね41を蓄勢するように構成される。
図12a、13a、および14aは、所定の角度またはピッチを有する斜め、または、らせんの形状のただ1つの部位84を有する案内カムスロット81を有しているブシュ80を示している。このやり方で、第2の半シェル13の閉位置と全開位置との間にピン73の中間的な停止点が存在しない。
この構成は、部位84が貫通の駆動部材72のらせん部分71’、71’’の一方とは反対の角度またはピッチを有する場合に、きわめて好都合である。実際、この場合には、ピン73が案内カムスロット81を通ってスライドする際に案内カムスロット81に作用させる反力の鉛直方向成分が、貫通の駆動部材72によってもたらされる反力の鉛直方向成分に加えられる。
これにより、同じサイズにおいて先行技術の装置よりも大きな力を有するヒンジ装置を得ることができ、あるいはより小さなサイズのヒンジ装置で同じ力を得ることができる。
図15aは、軸Xに実質的に平行なただ1つの部位84’を有する案内カムスロット81を有しているブシュ80を示している。
図18aは、第1の部位84と、軸Xに垂直に延びている後続の第2の部位84’とを有する案内カムスロット81を有しているブシュ80を示している。第1の部位84は、所定の角度またはピッチにて斜めまたはらせん状であってよい。角度は、30°未満、好ましくは25°未満、さらにより好ましくは20°近くであってよく、貫通の駆動部材72のらせん部分71’、71’’とは反対の角度またはピッチを有することができる。
これは、例えば図9a〜12aのブシュ80に関する上述の利点を組み合わせることを可能にする。実際、第1の部位84が、そのわずかな角度によって、ばね41を最大の蓄勢力で蓄勢することを可能にする一方で、第2の部位84’’が、閉鎖または開放の際にこの力を最大にすることを可能にする。実際、大きな閉じ力または開き力、ならびに最初に遅く、後に速い(逆も可)2つの速度を有しており、随意によるストッパ部145に対応する阻止点を除き、潜在的に阻止点を有さない閉鎖要素Dが得られる。さらに、ストッパねじ90を操作することによって、0°〜180°の間の実質的に任意の開きまたは閉じ角度を得ることが可能である。
添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の技術的範囲から逸脱することなく、図1〜8dおよび18〜42bに示したヒンジ装置1の実施の形態の各々が、図9a〜15cおよび18a〜19cに示したブシュ80のうちの任意の1つ、ならびに右向きまたは左向きのいずれかの少なくとも1つのらせん部分71’、71’’を有するピボット50を備えることができることを、理解されたい。
カムスロット81の形状にかかわらず、カムスロット81を、カムスロット81を通ってスライドするピン73について2つの端部阻止点87’、87’’を有する閉じた経路を画定するように、両端において閉じることができる。
図45a〜46bが、カムスロット81が第1の部位84’および第2の部位84’’を備えることができるブシュ80のさらなる実施の形態を示している。
第1の部位84’は、図45aおよび45bに示されるように軸Xに実質的に平行に延びてよく、あるいは図46aおよび46bに示されるように、ピボット50の溝70’、70’’の傾きに対して反対の傾きにて、同じ軸Xに対してわずかに傾けられてもよい。
他方で、第2の部位84’’は、軸Xに実質的に垂直に延びることができる。
適切には、第1および第2の部位84’、84’’は、軸Xを中心とする90°に及ぶ可動の筒状半シェル13の回転を案内するために十分な長さをそれぞれ有することができる。
図47a〜47eは、図45aおよび45bによるブシュ80を備えるヒンジ装置1を示している。
図47aは、完全に閉じられた閉鎖要素Dの位置を示している。ピン73が、第1の端部阻止点87’に対応している。
図47bは、ドアの閉じ位置に対して90°にある閉鎖要素Dの位置を示している。ピン73が、中間の阻止点87’’’に対応している。
中間の阻止点87’’’に対応して、可動の筒状半シェル13のさらなるわずかな回転に対応できるばね41の例えば1〜2mmのさらなる最小限の圧縮を可能にするように、軸Xに実質的に平行に第1の部位84’におけるピン73のスライドの方向に一致した方向に延びる第1の衝撃吸収部287’を、設けることができる。図示の実施の形態において、第1の衝撃吸収部287’は、閉鎖要素Dを図47bに示されている90°の位置から図47cに示されるとおりのドアの閉じ位置に対して120°まで回転させるようにピン73を案内する。
図47dは、ドアの閉じ位置に対して180°にある閉鎖要素Dの位置を示している。ピン73が、第2の阻止点87’’に対応している。
第2の阻止点87’’に対応して、閉鎖要素Dを図47dに示されている180°の位置から図47eに示されるとおりのドアの閉じ位置に対して190°まで回転させるようにピン73を案内するために、第2の衝撃吸収部287’’を設けることができる。
好都合には、阻止点87’、87’’、87’’’は、開閉の際に閉鎖要素Dをとどめるためにピン73がカムスロット81を通ってスライドする際に当接するカムスロット81の領域を含むことができる。
阻止点87’、87’’、87’’がストッパ部145とは異なり、機能も異なることに留意されたい。
衝撃吸収部287’、287’’は、阻止点87’、87’’へのピン73の当接によって閉鎖要素Dに加わる衝撃を吸収できるようにする。
実際、この当接は、閉鎖要素Dへと剛直に伝達され、閉鎖要素Dのぐらつきの恐れにつながる。したがって、衝撃吸収部287’、287’’が、阻止点87’’、87’’’へのピン73の当接の衝撃を吸収するばね41のさらなる圧縮を可能にし、上述の危険を回避する。
この構成は、閉鎖要素Dおよび不動の支持構造体Sの相互のねじりを回避するために、アルミニウム製のフレームの場合に特に好都合である。
適切には、衝撃吸収部287’、287’’は、軸Xを中心とする可動要素11の5°〜15°のさらなる最小限の回転を可能にするために十分な長さを有する。
上記の構成のさらなる利点は、たとえ閉鎖要素Dが阻止点87’’、87’’’によって決定される開位置を過ぎて回転しても、ばね41がこの閉鎖要素Dを所定の開位置に戻すことにある。したがって、衝撃吸収部287’、287’’の動作が閉鎖要素Dの所定の開位置に影響することがなく、したがって、数度の衝撃吸収動作の場合でも、時間とともに閉鎖要素Dの開位置が変化することがない。
カムスロット81の阻止点および衝撃吸収部の両方が、添付の特許請求の範囲の技術的範囲から逸脱することなく、任意の数であってよいことを、理解されたい。
ユーザが第2の筒状半シェル13の開きおよび/または閉じ角度を調節できるように、細長い要素60の第2の端部62と選択的に相互作用することができる第1の端部91と、軸Xに沿ったこの細長い要素60の行程を調節するためにユーザによって外部から操作される第2の端部92とを有する少なくとも1つのストッパねじ90を設けることができる。
好ましくは、少なくとも1つのストッパねじ90を、細長い要素60の第2の端部62から離れた休止位置と、細長い要素60の第2の端部62に接触する作動位置との間を軸Xに沿ってスライドするように、ピボット50の端部51に対応させてピボット50内に挿入することができる。
このやり方で、ヒンジ装置1を任意のやり方で調節することができる。
例えば、図4bおよび33bが、ストッパねじ90がブシュ80の案内カムスロット81の第2の部位84’’におけるピン73のスライドを防止するための作動位置にあるヒンジ装置1の実施の形態を示している。この構成のおかげで、このような実施の形態においては、ピン73が、第2の半シェル13の閉位置と完全に開いた位置との間を、中間の阻止点を伴うことなくスライドし、この実施の形態において、完全に開いた位置は、接続プレート14、15の間の約90°の角度を示している。
図30〜34cに示される実施の形態など、いくつかの実施の形態においては、ヒンジ装置1の上方および下方のそれぞれの端部2、3に対応して配置される1対のストッパねじ90、90’を設けることができる。
上側のストッパねじ90は、上述の特徴を有することができる。
下側のストッパねじ90’は、プランジャ部材30と選択的に相互作用することができる第1の端部91’と、ユーザによって外部から操作される第2の端部92’とを有することができる。
上述のように、図1〜8dおよび20〜29bに示される実施の形態など、ヒンジ装置1のいくつかの実施の形態は、作動流体を含むことができる。
そのような実施の形態は、図1〜8d、20〜21c、および26〜29cに示される実施の形態など、弾性手段40を備えることができ、あるいは図22〜25cに示される実施の形態など、弾性手段40を備えなくてもよい。
弾性手段40を備える実施の形態においては、弾性手段40が、図1〜8d、20〜21c、および26〜29cに示される実施の形態などのように、閉鎖要素Dの自動的な閉鎖または開放を保証し、あるいは閉鎖要素Dの自動的な閉鎖または開放を保証することなく、単にプランジャ部材30の遠位位置または近位位置の一方から遠位位置または近位位置の他方への復帰を可能にする。
前者の場合、弾性手段40は、比較的大きな力の押しばね41を備えることができ、後者の場合には、比較的小さな力のリセットばねを備えることができる。
前者の場合、ヒンジ装置1が、自動的な閉鎖を備える油圧ヒンジまたはドアクローザとして機能する一方で、後者の場合には、同じヒンジ装置1が、油圧減衰ヒンジとして機能する。
減衰ヒンジ装置1におけるばねの使用が、純粋に随意であることを理解されたい。例えば、図22〜25bに示されるヒンジ装置1の実施の形態においては、ばねが使用されていない。
これは、作動室20の全長を使用することを可能にし、したがってかさばりを最小限にすることができる。
好都合には、作動流体を含む実施の形態において、作動室20は、例えば1つ以上のOリングなど、作動流体の漏れを防止するための1つ以上のシール要素を備えることができる。
プランジャ部材30が、作動室20を、互いに流体連通しており、好ましくは隣接している少なくとも1つの第1の容積可変の区画23および少なくとも1つの第2の容積可変の区画24へと分割することができる。適切には、弾性対抗手段(存在する場合)を、第1の区画23に挿入することができる。
第1および第2の区画23、24の間の作動流体の通過を可能にするために、プランジャ部材30は、貫通孔31と、逆止弁32を含むことができる弁手段とを備えることができる。
好都合には、逆止弁32は、軸Xに沿って軸方向に移動するように適切なハウジング34に最小限のすき間にて挿入されたディスク33を備えることができる。
逆止弁32は、その取り付けの方向に応じて、閉鎖要素Dの開放時または閉鎖時に開き、閉鎖要素Dの開放時または閉鎖時の一方において第1の区画23と第2の区画24との間の作動流体の通過を可能にし、この閉鎖要素Dの開放時または閉鎖時の他方において作動流体の逆流を防止する。
閉鎖要素Dの開放時または閉鎖時の他方における第1の区画23と第2の区画24との間の作動流体の逆流を制御するために、適切な油圧回路100を設けることができる。
適切には、プランジャ部材30が、作動室20にぴったりと挿入されて作動室20の内側壁25に面する円柱体を備えることができ、あるいはそのような円柱体で構成されてよい。油圧回路100は、少なくとも部分的に第1の筒状半シェル12の内部に位置することができ、好ましくは軸Xに実質的に平行な軸X’を画定する作動室20の外部のチャネル107を含むことができる。
好都合には、油圧回路100は、第1の区画23の少なくとも1つの第1の開口101と、第2の区画24の少なくとも1つのさらなる開口102とを含むことができる。弁32の取り付けの方向に応じて、開口101、102は、それぞれ回路100の入口および出口あるいは回路100の出口および入口として機能することができる。
第1の筒状半シェル12は、油圧回路100の開口102と相互作用する第1の端部104と、この開口102を通る作動流体の流れの断面を調節するためにユーザによって外部から操作することができる第2の端部105とを有する少なくとも1つの第1の調節ねじ103を有することができる。
図1〜8dおよび20〜29cに示される実施の形態においては、弁32が、閉鎖要素の開放時に開き、閉鎖要素の閉鎖時に閉じて、作動流体を油圧回路100を通って逆流させる。これらの状況においては、開口101が油圧回路100の入口として機能する一方で、開口102は油圧回路100の出口として機能する。
適切には、出口102を、プランジャ部材30の全行程においてプランジャ部材30から流体的に切り離すことができる。ねじ103は、閉鎖要素の閉鎖の速度を調節するために開口102と相互作用する第1の端部104を有することができる。
例えば図1〜8dおよび22〜25cに示される実施の形態など、いくつかの好ましい実施の形態(ただし、これらに限られるわけではない)において、油圧回路100は、上述の例において回路100の第2の区画24の第2の出口として機能することができる第2の区画24のさらなる開口106を備えることができる。
したがって、プランジャ部材30は、上述のようにプランジャ部材30の全行程において開口102から流体的に切り離されたままであり、プランジャ部材30の行程の第1の部分において開口106に流体的に接続されたままであり、プランジャ部材30の行程の第2の部分においてこの開口106から流体的に切り離されたままとなるような開口102、106との空間的関係に位置することができる。
このやり方で、上述の実施の形態において、閉鎖要素Dは、第2の筒状半シェル13が第1の筒状半シェル12に近接しているとき、またはいずれにせよ閉鎖要素Dが閉位置の近傍にあるときに、閉位置へとラッチする。
弁32が反対に取り付けられ、すなわち閉鎖要素の閉鎖時に開き、閉鎖要素の開放時に閉じる場合、上述のように構成された回路100は、開放時に2つの抵抗を有することを可能にし、すなわち閉鎖要素Dの開放の第1の角度部分における第1の抵抗と、閉鎖要素Dの開放の第2の角度部分における第2の抵抗とを有することができる。
この場合、閉鎖要素Dの開放時に、作動流体は、開口102、106を通って進入し、開口101を通って出て行くことにより、第2の区画24から第1の区画23へとチャネル107を通って流れる。閉鎖要素Dの閉鎖時に、作動流体は、第1の区画23から第2の区画24へと弁32を通って流れる。開放時の第1の抵抗が、プランジャ部材30が行程の第1の部分において開口106に流体的に接続されているときに得られる一方で、開放時の第2の抵抗は、プランジャ部材30が行程の第2の部分においてこの開口106から流体的に切り離されているときに得られる。
例えば図1〜5dに示される実施の形態など、いくつかの好ましい実施の形態(ただし、これらに限られるわけではない)において、チャネル107は、規制部材130を挿入することができる実質的に円柱形の座108を備えることができ、規制部材130は、操作端131と、操作端31へと接続されたロッド132とを備える。ロッド132は、チャネル107の軸X’と互いに平行またはチャネル107の軸X’に一致する長手軸X’’を画定することができる。
図8eに特に示されるとおり、座108は、開口102に対応した第1の円柱形部分109’と、開口106に対応した第2の円柱形部分109’’とを有することができる。
規制部材130と座108との間の相互の結合を可能にするために、規制部材130のロッド132が第1および第2のねじ部133’、133’’を備えることができる一方で、座108に相手方となるねじ山を第1の円柱形部分109’に対応させて設けることができる。あるいは、規制部材130は、第1のねじ部133’の代わりに、第1の反対形状の円柱形部分109’を通って挿入されるSeeger型のリングを備えることができる。
しかしながら、第2の円柱形部分109’’は、好都合には平滑であってよく、すなわち相手方となるねじ山を有していない。したがって、座108の第1の円柱形部分109’は、第2の円柱形部分109’’の最大径Dp2よりも大きい最大径Dp1を有することができる。
ロッド132は、開口101および106の両方に面する外面134を有することができ、外面134は、例えば図8a〜8fに示される第1の実施の形態においては、基本的に、実質的に円柱形の領域135’と、この領域の反対側の平坦な領域135’’とを有することができる。
より詳しくは、外面134は、座108の第1および第2の円柱形部分109’、109’’にそれぞれ面する第3および第4の円柱形部分136’、136’’ならびに反対側の第1および第2の平坦部分137’、137’’を含むことができる。
適切には、第4の円柱形部分136’の最大径Dp4は、第3の円柱形部分136’の最大径Dp3よりも大きく、座108の第2の円柱形部分109’’の最大径Dp2に実質的に一致することができる。したがって、第3の円柱形部分136’の最大径Dp3は、第1の円柱形部分109’の最大径Dp1よりも小さい。
ロッド132の形状は、実質的に円柱形の領域135’が規制部材130の対称の平面を過ぎて延びるような形状であってよい。したがって、第1および第2の平坦部分137’、137’’は、第3および第4の円柱形部分136’、136’’のそれぞれの最大径Dp3、Dp4よりも小さいそれぞれの最大幅h’、h’’を有することができる。
次いで、好都合には、第3および第4の円柱形部分136’、136’’の間に挟まれてよい第1のねじ部133’が、第3および第4の円柱形部分136’、136’’に対応する第1の円柱形領域138’と、第1および第2の平坦部分137’、137’’に対応する第1の平坦領域138’’とを含むことができる。
他方で、ロッド132の操作端131と第3の円柱形部分136’との間に挟まれてよい第2のねじ部133’’は、第3の円柱形部分136’に対応する第2の円柱形領域139’と、第1の平坦部分137’に対応する第2の平坦領域139’’とを含むことができる。
上述の特徴のうちの1つ以上のおかげで、規制部材130は、今回の場合のようにヒンジ装置1のかさばりが抑えられているがゆえに「古典的」な径方向のねじを使用することができない場合に、開口106の流れの断面の調節を容易に可能にする。規制部材130は、例えば、閉鎖要素Dの閉位置へのラッチ力の調節を可能にするとともに、ラッチ動作の回避ならびに開放時の抵抗のうちの1つの調節または回避を可能にする。
例えばねじ回しを使用して操作端131を操作することによって、ユーザは、例えば図8bおよび8dに示される作動位置と例えば図8aおよび8cに示される休止位置との間の軸X’’を中心とするロッド132の回転を促進することができる。
これらの図に示されるとおり、作動位置においては、第3および第4の円柱形部分136’、136’’が、それぞれ第1および第2の開口101、106に面し、したがってロッド132の外面134が開口106を選択的に遮る一方で、他方の開口101は、ロッド132の休止位置または作動位置にかかわらず、チャネル107および開口102に流体連通したままである。
他方で、休止位置においては、第1および第2の平坦部分137’、137’’が、それぞれ開口101、106に面したままであり、したがって作動流体が、チャネル107を通って容積可変の第1および第2の区画23、24の間を自由に通過することができる。
したがって、規制部材130の休止位置または作動位置にかかわらず、開口101が常に開口102に流体連通している一方で、開口106は、規制部材130が休止位置にあるか、あるいは作動位置にあるかに応じて、この開口102に流体連通し、あるいは流体連通しない。
結果として、調節部材130が休止位置にあるとき、開口101は、両方の開口102および106に流体連通したままであり、したがって例えば上述のラッチ動作または開放時の2つの抵抗を可能にする一方で、作動位置においては、開口101がもっぱら開口102に流体連通し、したがって例えば上述のラッチ動作または開放時の2つの抵抗を排除する。
図48a〜50に示される代案の実施の形態においては、規制部材130が、軸方向の行き止まり穴240を備えることができる一方で、第3および第4の円柱形部分136’、136’’は、特に図50に示されるように、軸方向の行き止まり穴240と互いに流体連通する第1および第2のそれぞれの貫通孔250’、250’’を備えることができる。
この実施の形態の動作は、図8a〜8fに示した上述の実施の形態の動作と同様である。
図48aおよび48bに示されるとおり、ロッド132が図48bに示されるとおりの休止位置にあるとき、第2の貫通孔250’’は、開口106に流体的に接続されたままであり、ロッド132が図48aに示されるとおりの作動位置にあるとき、第2の貫通孔250’’は、開口106から流体的に切り離され、開口106を選択的に塞ぐ状態である。
適切には、第1の貫通孔250’は、ロッド132が休止位置または作動位置のどちらにあるかにかかわらず、開口101および開口102をチャネル107によって互いに流体連通させることが可能であってよい。実際、ロッド132が作動位置にあるとき、作動流体は、円柱形部分136’に対応して流れ、貫通孔250’を通過する。
例えば図1〜8および22〜29bに示される実施の形態など、いくつかの好ましい実施の形態(ただし、これらに限られない)では、チャネル107が、接続プレート14を通過することができる。
好都合には、そのような実施の形態においては、規制部材130を、開口106を選択的に塞ぐためにチャネル107の一端(例えば、下端)において挿入できる一方で、調節ねじ103を、開口102を選択的に塞ぐために同じチャネル107の他端(例えば、上端)において挿入することができる。
より詳しくは、規制部材130および調節ねじ103を、チャネル107の軸X’が規制部材130の第4の軸X’’および調節ねじ103の第5の軸X’’’に一致するように、チャネル107へと挿入することができる。軸X’、X’’、およびX’’’が軸Xに実質的に平行であることを、理解されたい。
このやり方で、規制部材130の操作端131および調節ねじ103の操作端105を、例えば図3aに示されており、接続プレート14を通過しており、軸X’、X’’、およびX’’’に実質的に垂直であり、したがって軸Xに垂直である中央面πMに対する両側において、ユーザにとってアクセス可能にすることができる。
この構成のおかげで、(調節ねじ103を操作することによる)閉鎖要素Dの閉鎖および/または開放速度の調節、ならびに(規制部材130を操作することによる)ラッチ動作および/または開放時の抵抗の力の両方を、最小限のかさばりおよび「アヌーバ」型のヒンジに典型的な丸みをおびた形状にて、得ることができる。
例えば図20〜21cおよび43a〜44cに示される実施の形態など、いくつかの好ましい実施の形態(ただし、これらに限られない)において、作動室20の閉鎖キャップ27は、貫通ダクト100’と、このキャップ27の実質的に円柱形の側壁28を巡る実質的に環状の周溝29とを備えることができる。ひとたびキャップ27が作動室20に挿入されると、キャップ27の実質的に円柱形の側壁28、したがって周溝29は、この作動室20の内側壁25に面した状態となる。
好都合には、向かい合う側壁29’、29’’と底壁29’’’とを有することができる周溝29は、底壁29’’’と作動室20の内側壁25とが互いに直面した状態となるように、上部において開いていてよい。
貫通ダクト100’は、周溝29および第2の半シェル12を通過する開口101を介してチャネル107に流体連通するそれぞれの開口100を有している1対の第1の枝部140’、140’’と、第1の区画23に流体連通する開口100’’’を有する第2の枝部141とを備えることができる。
中央マニホールド100’’’’が、第1の枝部140’、140’’と第2の枝部141との間のX軸に沿った実質的に中央の位置に位置することができ、したがってこの中央マニホールド100’’’’は、チャネル107および第1の区画23の両方に流体連通する。
好都合には、キャップ27は、好ましくは軸Xに沿った軸上の位置に調節ねじ103を備えることができる。ねじ103は、中央マニホールド100’’’’と相互作用する端部104と、中央マニホールド100’’’’を通過する作動流体の流れの断面を調節するためにユーザによって外部から操作される操作端105とを有することができる。
閉鎖要素Dの開放の際には第1の区画23と第2の区画24との間の作動流体の通過を可能にし、同じ閉鎖要素Dの閉鎖の際には作動流体の逆流を防止するように弁手段32が構成されている図20〜21cおよび43a〜44cに示される実施の形態においては、ただ1つのねじ部103が、閉鎖要素Dの閉鎖の速度を調節することができる。
上述の特徴のうちの1つ以上のおかげで、ねじを軸方向にも径方向にも挿入することができない最小限の寸法しか有さず、あるいは完全に丸い形状のヒンジ装置1においても、簡単かつ迅速な調節を得ることが可能である。
さらに、環状の周溝29は、ヒンジ装置1の信頼性を改善しつつ、ヒンジ装置1の取り付けを簡単にすることを可能にする。
上述のように、図1〜8d、20〜21c、および26〜34cに示される実施の形態など、ヒンジ装置1のいくつかの実施の形態は、弾性対抗手段40を備えることができる。
そのような実施の形態は、図1〜8d、20〜21c、および26〜29cに示される実施の形態など、作動流体を含むことができ、あるいは図30〜34cに示される実施の形態など、作動流体を含まなくてもよい。
後者の場合には、ヒンジ装置1は、純粋に機械的な開閉ヒンジとして機能する。
例えば図1〜8d、20〜21c、および30〜34cに示される実施の形態など、いくつかの好ましい実施の形態(ただし、これらに限られない)においては、ばね41およびプランジャ部材30を、前者41が後者の行程終了の遠位位置に対応して最大伸びの状態となるように互いに結合させることができる。この場合、ばね41を、ピボット50の円柱形部分52とプランジャ部材30との間に介装することができる。
可動部品間の摩擦を最小限にするために、ピボット50とピボット50を支持するための第1の筒状半シェル12の端部16との間に介装される環状ベアリング110など、少なくとも1つの摩擦防止部材を設けることができる。
実際、上述の実施の形態においては、ピン73が下方へと引かれ、すなわちピボット50も下方へと押され、ベアリング110上で軸Xを中心にして回転すると考えられる。適切には、ピンが、ばね41の作用に起因する応力を後者のベアリング110へと加える。
図26〜29cに示される実施の形態など、他の好ましい実施の形態(ただし、これらに限られない)においては、ばね41およびプランジャ部材30を、前者がプランジャ部材30の近位側の行程終了位置に対応して最大伸びの状態となるように互いに結合させることができる。この場合、ばね41を、作動室20の底壁26とプランジャ部材30との間に介装することができる。
この場合、可動部品間の摩擦を最小限にするために、例えばピボット50とピボット50を保持することができるスリーブ120(ブシュ80の外側に一体的に結合させられ、ブシュ80と同軸である)の上壁121との間に介装されるさらなる環状ベアリング111など、少なくとも1つの摩擦防止部材を設けることができる。
実際、上述の構成においては、ピン73が上方へと押され、ピボット50を上方へと押して、ベアリング111上で軸Xを中心にして回転させる。保持スリーブ120を、ピボット50を動作位置に保持するために、例えばブシュ80の下部へとねじ込むことができる。
いずれの場合も、ヒンジ装置1を、可動部品間の摩擦を最小にするように構成することができる。
この目的のため、例えば軸Xを中心とする第2の筒状半シェル13の回転を支持するようなやり方でブシュ80と第2の筒状半シェル13との間に介装されるさらなる環状ベアリング112など、少なくとも1つの摩擦防止部材を設けることができる。
したがって、ブシュ80は、ピボット50の端部51の挿入のために、上部87の付近に中央開口86を適切に有することができる。より詳しくは、ブシュ80およびピボット50を、ひとたびピボット50がブシュ80の内側に挿入されたならば前者の端部51が後者の中央開口86を通過するように相互に構成することができる。
この目的のために、ブシュ80は、ベアリング110、ピボット50の筒状体52、および環状の付加物18の外側壁19’’’との結合部85の高さの合計に実質的に等しい高さhを有することができる。
したがって、ベアリング112は、閉鎖要素が軸Xを中心とする回転の際にピボット50にまったく荷重を作用させることがないように、上部87に載せられる。実際、閉鎖要素Dの重量は、ベアリング110へと加えられる。
さらに、ブシュ80内のピボット50の位置が、例えばユーザが閉鎖要素Dの閉鎖を強要する場合に、ピボット50を上方へと押す力に起因するこのピボット50の整列ずれおよび/または滑り出しを防止する。実際、この場合には、図32bおよび33bに明瞭に見て取ることができるように、ピボット50がブシュ80の上部87に突き当たり、元の位置にとどまり続ける。
さらに、ブシュ80および第2の筒状半シェル13は、好ましくは第2の筒状半シェル13がひとたびブシュ80に組み合わせられたならば例えば10分の数ミリメートルの距離dだけ第1の筒状半シェル12から離れた状態を保つような互いの空間的関係にあってよい。
以上の説明から、本発明が意図される目的を満たすことが明らかである。本発明は、多数の変更および変種を受け入れる余地を有する。添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の技術的範囲を超えることなく、すべての詳細は、他の技術的に同等な要素によって置き換え可能であり、材料は、必要に応じてさまざまであってよい。

Claims (43)

  1. 壁またはフレームなどの不動の支持構造体(S)へと取り付けられたドアまたはシャッタなどの閉鎖要素(D)の開閉時の回転運動および/または制御のためのヒンジ装置であって、
    ・前記不動の支持構造体(S)へと取り付けられる固定要素(10)と、
    ・前記閉鎖要素(D)へと取り付けられる可動要素(11)と
    を備え、
    前記固定要素(10)および可動要素(11)の一方が、長手軸(X)を画定する作動室(20)を含む第1の筒状半シェル(12)を含み、前記固定要素(10)および可動要素(11)の他方が、第2の筒状半シェル(13)を含み、前記第2の筒状半シェル(13)と前記第1の筒状半シェル(12)とが、開位置と閉位置との間を前記長手軸(X)を中心にして相対回転するように互いに重ねられるとともに、
    ・筒状体(52)を備えており、前記作動室(20)の外部に前記軸(X)に沿って配置され、前記第2の筒状半シェル(13)に堅固に結合させられるピボット(50)と、
    ・前記可動要素(11)の前記開位置および前記閉位置の一方に対応する前記ピボット(50)に近い行程終了位置と、前記可動要素(11)の前記開位置および前記閉位置の他方に対応する前記ピボット(50)から遠い行程終了位置との間を、前記軸(X)に沿ってスライドするように、前記ピボット(50)へと動作可能に接続されて前記作動室(20)に挿入されるプランジャ部材(30)と、
    ・前記プランジャ部材(30)と相互に接続される前記作動室(20)内に挿入される第1の端部(61)と、前記ピボット(50)の前記筒状体(52)内をスライドする前記作動室(20)の外部の第2の端部(62)とを有し、前記軸(X)に沿って延びている細長い円柱形要素(60)と、
    ・180°の角度間隔で位置する1対の案内カムスロット(81)を有しており、前記ピボット(50)の前記筒状体(52)の外部に同軸に位置する筒状ブシュ(80)と
    をさらに備えており、
    前記作動室(20)は、
    ・前記プランジャ部材(30)の動作に流体的に対抗するように前記プランジャ部材(30)に作用する作動流体、および
    ・前記プランジャ部材(30)を前記近い行程終了位置および遠い行程終了位置の一方から前記近い行程終了位置および遠い行程終了位置の他方へと戻すように前記プランジャ部材(30)に作用する弾性対抗手段(40)
    の少なくとも一方を含み、
    前記ピボット(50)は、180°の角度間隔で位置した互いに等しい少なくとも1対の溝(70’、70’’)を含み、各々の溝(70’、70’’)は、前記軸(X)の周囲を巡る少なくとも1つのらせん部分(71’、71’’)を備えており、前記溝(70’、70’’)は、ただ1つの貫通駆動部材(72)を画定するように互いにつながっており、
    前記細長い要素(60)の前記第2の端部(62)は、前記ピボット(50)、前記細長い円柱形要素(60)、および前記ブシュ(80)を相互に係合させるようなやり方で、前記貫通駆動部材(72)を貫いて前記案内カムスロット(81)に挿入されて前記案内カムスロット(81)を通ってスライドするピン(73)を含み、
    前記第1の筒状半シェル(12)は、前記ピボット(50)に動作可能に結合させられる端部(16)を含み、前記ブシュ(80)および前記第1の筒状半シェル(12)は、前記貫通駆動部材(72)によって駆動される前記ピン(73)のスライドを前記カムスロット(81)によって案内できるように互いに一体的に結合させられ、前記ブシュ(80)および前記第2の筒状半シェル(13)は、一方が他方の回転軸を画定するような方法で同軸に結合させられる装置。
  2. 前記ブシュ(80)および前記第2の筒状半シェル(13)は、ユーザが前記閉鎖要素(D)を持ち上げることによって前記不動の支持構造体(S)から切り離すことができるように、前記軸(X)に沿った相互のスライドによって着脱可能な様相で同軸に結合させられる、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ピボット(50)の前記筒状部(52)は、前記細長い円柱形要素(60)の直径(D’’’)に実質的に一致する内径(Di’)と、前記ブシュ(80)の内径(Di’’)よりも小さく、あるいは前記ブシュ(80)の内径(Di’’)に実質的に一致する外径(De’)とを有し、前記第2の筒状半シェル(13)は、前記第2の筒状半シェル(13)が前記第1の筒状半シェル(12)に結合させられたときに前記ブシュ(80)の前記外側壁(82)に面する内側壁(13’)を有し、前記第1の筒状半シェル(12)の前記端部(16)は、前記ピボット(50)の前記筒状部(52)の外径(De’)よりも大きく、あるいは前記ピボット(50)の前記筒状部(52)の外径(De’)に実質的に一致する外径(De)と、前記ピボット(50)の前記筒状部(52)の内径(Di’)に実質的に一致する内径(Di)とを有する実質的に環状の付加物(18)を含み、前記実質的に環状の付加物(18)は、前記作動室(20)の端壁を画定する第1の端面(21)と、前記ピボット(50)の前記筒状部(52)の下部(54)に面して前記ピボット(50)を支持する前記第1の端面(21)の反対側の第2の端面(19’)と、前記細長い円柱形要素(60)の側壁(63)に面する内側面(19’’)と、前記ブシュ(80)の内側面(83)に面する外側面(19’’’)とを備えている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 当該装置の上端または下端(2、3)の一方の付近の少なくとも1つのストッパねじ(90)をさらに備えており、前記少なくとも1つのストッパねじ(90)は、前記細長い円柱形要素(60)の前記第2の端部(62)と選択的に相互作用することができる第1の端部(91)と、前記軸(X)に沿った行程を調節するためにユーザによって外部から操作される第2の端部(92)とを含んでおり、前記少なくとも1つのストッパねじ(90)は、前記細長い円柱形要素(60)の前記第2の端部(62)から離れた休止位置と、前記細長い円柱形要素(60)の前記第2の端部(62)に接する作動位置との間を、前記軸(X)に沿ってスライドするように、前記端部(51)において前記ピボット(50)内に挿入される、請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記第1および/または前記第2の筒状半シェル(12、13)は、ポリマー材料で製作され、前記ピボット(50)および/または前記ブシュ(80)は、金属材料で製作される、請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
  6. 最大伸びおよび最小伸びの状態の間を前記軸(X)に沿って可動である前記弾性対抗手段(40)を含んでおり、前記弾性対抗手段(40)および前記プランジャ部材(30)は、前者(40)が後者(30)の前記遠い行程終了位置に対応して最大伸びの状態となるように相互に結合させられ、前記弾性対抗手段(40)は、前記ピボット(50)の前記円筒部(52)と前記プランジャ部材(30)との間に介装され、前記ピボット(50)と前記第1の筒状半シェル(12)の前記端部(16)との間に介装される少なくとも1つの第1の摩擦防止部材(110)が、前記ピボット(50)の弾性対抗手段(40)の作用に起因する摩擦を最小にするために設けられる、請求項1〜5のいずれに記載の装置。
  7. 前記ブシュ(80)は、前記上部(87)に中央開口(86)を有しており、前記ブシュ(80)および前記ピボット(50)は、後者(50)の前記端部(51)が前者(80)の前記中央開口(86)を通過するように相互に構成され、前記ピボット(50)は、前記少なくとも1つの第1の摩擦防止部材(110)と前記ブシュ(80)の前記上部(87)との間に挟まれた状態で前記ブシュ(80)内に位置し、前記少なくとも1つの第2の摩擦防止部材(112)は、前記閉鎖要素(50)の荷重が前記ピボット(50)に加わることがないように、前記ブシュ(80)の前記上部(87)と前記第2の筒状半シェル(13)との間の前記ブシュ(80)の外部に配置される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記ブシュ(80)および前記第2の筒状半シェル(13)は、後者(13)が前記第1の筒状半シェル(12)から離れた状態であるような相互の空間的関係にある、請求項6または7に記載の装置。
  9. 前記固定要素(10)は、前記第1の筒状半シェル(12)を含み、前記可動要素(11)は、前記第2の筒状半シェル(13)を含み、前記第2の筒状半シェル(13)は、前記第1の筒状半シェル(12)へと重ねられ、前記第1の筒状半シェル(12)の前記端部(16)は、前記ピボット(50)を回転可能に支持し、前記ブシュ(80)は、前記第2の筒状半シェル(13)の回転軸を画定する、請求項1〜8のいずれかに記載の装置。
  10. 前記作動室(20)が、前記作動流体を含み、少なくとも1つのシール要素(22)が、前記作動室(20)からの前記作動流体の漏れを防止するために設けられ、前記プランジャ部材(30)は、前記作動室(20)を互いに連通し、好ましくは隣接する少なくとも1つの第1の容積可変の区画(23)および第2の容積可変の区画(24)へと分割でき、前記プランジャ部材(30)は、前記第1の容積可変の区画(23)と前記第2の容積可変の区画(24)とを連通させる貫通孔(31)と、前記閉鎖要素(D)の開放または閉鎖の一方において前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の通過を許し、前記閉鎖要素(D)の開放または閉鎖の他方において前記作動流体の逆流を阻止するように、前記孔(31)と相互作用する弁手段(32)とを備えており、前記閉鎖要素(D)の開放または閉鎖の他方において前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の通過が可能にするための油圧回路(100)がさらに設けられている、請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記プランジャ部材(30)は、前記作動室(20)にぴったりと挿入され、前記第1の筒状半シェル(12)は、前記油圧回路(100)の少なくとも一部分を含み、前記油圧回路(100)は、前記第1の区画(23)内の少なくとも1つの第1の開口(101)と、前記第2の区画(24)内の少なくとも1つの第2の開口(106)とを含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記油圧回路(100)は、前記第2の区画(24)内の第3の開口(102)を含み、前記プランジャ部材(30)は、前記プランジャ部材(30)の全行程において前記第3の開口(102)から流体に関して切り離された状態であるとともに、前記行程の第1の部分において前記第2の開口(106)に流体に関して結合した状態であり、前記行程の第2の部分において前記第2の開口(106)から流体に関して切り離された状態であるような前記回路(100)の前記第2および第3の開口(102、106)との空間的関係にある、請求項11に記載の装置。
  13. 前記弁手段(32)は、前記閉鎖要素(D)の開放の際に前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の通過を可能にし、前記閉鎖要素(D)の閉鎖の際に前記作動流体の逆流を阻止するように構成され、前記油圧回路(100)は、前記閉鎖要素(D)の閉鎖の際に前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の通過を可能にし、前記プランジャ部材(30)は、前記第2の筒状半シェル(13)が前記閉位置の近傍にあるときに前記閉鎖要素(D)にラッチ動作を与えることができるような前記回路(100)の前記第2および第3の開口(102、106)との空間的関係にある、請求項12に記載の装置。
  14. 前記弁手段(32)は、前記閉鎖要素(D)の閉鎖または開放の際に前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の通過を可能にし、前記閉鎖要素(D)の開放または閉鎖の際に前記作動流体の逆流を阻止するように構成され、前記油圧回路(100)は、前記閉鎖要素(D)の開放または閉鎖の際に前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の通過を可能にし、前記プランジャ部材(30)は、前記閉鎖要素(D)が前記プランジャ部材(30)の前記行程の前記第1の部分に対応する前記軸(X)を中心とする前記第2の筒状半シェル(13)の角度回転の第1の部分について閉鎖または開放の際の運動に対する第1の抵抗を有し、前記行程の前記第2の部分に対応する前記軸(X)を中心とする前記第2の筒状半シェル(13)の角度回転の第2の部分について閉鎖または開放の際の運動に対する第2の抵抗を有するような、前記回路(100)の前記第2および第3の開口(102、106)との空間的関係にある、請求項12に記載の装置。
  15. 前記油圧回路(100)は、前記第1および/または前記第2の軸(X)に実質的に平行な第3の軸(X’)を定める前記作動室(20)の外部の少なくとも1つのチャネル(107)を含み、前記チャネル(107)は、前記第1の区画(23)内の前記少なくとも1つの第1の開口(101)を有するとともに、前記第2の区画(24)内の少なくとも1つの開口(106)をさらに有し、前記第1の区画(23)と前記第2の区画(24)との間の前記作動流体の流れを規制する少なくとも1つの第1の規制部材(130)が設けられ、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、前記第1および前記第2の開口(101、106)の両方に面する外面(134)を有する第4の長手軸(X’’)を定めるステム(132)を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記第2の開口(106)は、前記第1の開口(101)に近く、前記チャネル(107)は、前記第1の開口(101)から遠い前記第2の区画(24)内の第3の開口(102)を含んでおり、前記プランジャ部材(30)は、前記プランジャ部材(30)の全行程において前記第3の開口(102)から流体に関して切り離された状態であるとともに、前記行程の第1の部分において前記第2の開口(106)に流体に関して結合した状態であり、前記行程の第2の部分において前記第2の開口(106)から流体に関して切り離された状態であるような前記回路(100)の前記第2および第3の開口(106、102)との空間的関係にある、請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、前記第3および第4の軸(X’、X’’)が互いに実質的に平行または一致するように、前記少なくとも1つのチャネル(107)に挿入され、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)の前記外面(134)は、前記第1の開口(101)に面する少なくとも1つの第1の部分(234’)および前記第2の開口(106)に面する少なくとも1つの第2の部分(234’’)を含んでおり、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)の前記外面(134)の前記少なくとも1つの第2の部分(234’’)が前記第2の開口(106)を選択的に塞ぐ作動位置と、前記第2の開口(106)と前記チャネル(107)とを互いに連通させる休止位置との間の前記第4の軸(X’’)を中心とする前記ロッド(132)の回転を促進するために、ユーザによって外部から操作される少なくとも1つの操作端(131)をさらに含んでおり、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)の前記外面(134)の前記少なくとも1つの第1の部分(234’)は、前記ステム(132)が前記休止位置または前記作動位置のどちらにあるかにかかわらず前記第1の開口(101)と前記第3の開口(102)とが前記チャネル(107)を介して相互に連通しているような構成および/または寸法とされている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記チャネル(107)は、前記第1および前記第2の開口(101、106)を含んでいる前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)のための実質的に円筒形の座(108)を含んでおり、前記座(108)は、第1の最大径(Dp1)を有している前記第1の開口(102)に位置する第1の円柱形部分(109’)と、第2の最大径(Dp2)を有している前記第2の開口(106)に位置する第2の円柱形部分(109’’)とを有しており、前記少なくとも1つの規制部材(130)の前記外面(134)の前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の部分(234’、234’’)は、前記座(108)の前記第1および第2の円柱形部分(109’、109’’)にそれぞれ位置するそれぞれの最大径(Dp3、Dp4)をそれぞれ有している第3および第4のそれぞれの円柱形部分(136’、136’’)を含んでいる、請求項15〜17のいずれかに記載の装置。
  19. 前記第4の円柱形部分(136’’)は、前記座(108)の前記第2の円柱形部分(109’、109’’)の最大径(Dp2)に実質的に一致する最大径(Dp4)を有し、前記第3の円柱形部分(136’)は、前記座(108)の前記第1の円柱形部分(109’)の最大径(Dp1)よりも小さい最大径(Dp3)を有する、請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)の前記外面(134)の前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の部分(234’、234’’)は、前記第3および第4の円柱形部分(136’、136’’)のそれぞれの反対側の第1および第2のそれぞれの平坦部分(137’、137’’)を有しており、前記ロッド(132)が前記休止位置にあるときに、前記第1および第2の平坦部分(137’、137’’)が前記第1および前記第2の開口(101、106)にそれぞれ面した状態であり、前記ロッド(132)が前記作動位置にあるときに、前記第3および第4の円柱形部分(136’、136’’)が前記第1および第2の開口(101、106)にそれぞれ面した状態となることで、前記第1および第2の開口(101、106)が選択的に塞がれる、請求項18または19に記載の装置。
  21. 前記第1および第2の平坦部分(137’、137’’)は、前記第3および第4の円柱形部分(136’、136’’)のそれぞれの最大径(Dp3、Dp4)よりも小さいそれぞれの最大幅(h’、h’’)を有する、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つの規制部材(130)は、軸方向の行き止まり穴(240)を含んでおり、前記少なくとも1つの規制部材(130)の前記第3および第4の円柱形部分(136’、136’’)は、前記軸方向の行き止まり穴(240)に相互に連通した第1および第2のそれぞれの貫通孔(250’、250’’)を含んでおり、前記ロッド(132)が前記休止位置にあるときに前記第2の貫通孔(250’’)が前記第2の開口(106)に流体に関して結合した状態であり、前記ロッド(132)が前記作動位置にあるときに前記第2の貫通孔(250’’)が前記第2の開口(106)から流体に関して切り離された状態となることで、前記第2の開口(106)が選択的に塞がれ、前記第1の貫通孔(250’)は、前記ロッド(132)が前記休止位置または前記作動位置のどちらにあるかにかかわらず常に前記第1の開口(101)と前記第3の開口(102)とを前記チャネル(107)を介して相互に連通させることができる、請求項16〜19のいずれかに記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、前記第3および第4の円柱形部分(136’、136’’)の間に挟まれた少なくとも1つの第1のねじ部(133’)を含んでおり、前記第1の円柱形部分(109’)に相手方のねじ山が設けられ、前記第2の円柱形部分(109’’)は平滑である、請求項16〜22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つの第1のねじ部(133’)は、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)の前記外面(134)の前記第3および第4の円柱形部分(136’、136’’)に対応する円柱形領域(138’)と、前記第1および第2の平坦部分(137’、137’’)に対応する平坦領域(138’’)とを含んでいる、請求項23に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つの作動室(20)は、少なくとも1つの端部キャップ(27)を含み、前記油圧回路(100)は、前記少なくとも1つの作動室(20)の前記少なくとも1つの端部キャップ(27)を通過するダクト(100’)をさらに含み、前記ダクト(100’)は、前記少なくとも1つのチャネル(107)に連通する少なくとも1つの第1の開口(100’’)と、前記第1の区画(23)および/または前記第2の区画(24)に連通する少なくとも1つの第2の開口(100’’’)とを含む、請求項1〜24のいずれかに記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つの端部キャップ(27)は、前記少なくとも1つの作動室(20)の実質的に円柱形の内側壁(25)に面した側壁(28)を含み、前記側壁(28)は、前記貫通ダクト(100’)の前記少なくとも1つの第1の開口(100’’)および前記少なくとも1つのチャネル(107)の両方に連通する実質的に円筒形の周溝(29)を含んでおり、前記周溝(29)は、前記少なくとも1つの実質的に円柱形の端部キャップ(27)の前記側壁(28)に沿った実質的に環状の形状である、請求項25に記載の装置。
  27. 前記周溝(29)は、互いに面する側壁(29’、29’’)と、前記少なくとも1つの第1の開口(100’’)を介して前記貫通ダクト(100’)に連通した底壁(29’’’)とを有し、前記周溝(29)は、前記底壁(29’’’)と前記作動室(20)の前記内側壁(25)とが互いに直面した状態であるように上部において開いており、前記油圧回路(100)は、前記作動室(20)の前記内側壁(25)を通過する少なくとも1つの第2の開口(101)をさらに含む、請求項26に記載の装置。
  28. 前記貫通ダクト(100’)は、前記貫通ダクト(100’)の前記少なくとも1つの第1の開口(100’’)および前記少なくとも1つの第2の開口(100’’’)をそれぞれ介して前記少なくとも1つのチャネル(107)ならびに前記第1の区画(23)および/または前記第2の区画(24)の両者に連通する中央マニホールド(100’’’’)を含み、前記中央マニホールド(100’’’’)は、前記第2の軸(X)に沿って位置し、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、前記中央マニホールド(100’’’’)と相互作用する第1の端部(104)と、前記中央マニホールド(100’’’’)を通過する前記作動流体の流れを調節するためにユーザによって外部から操作される第2の端部(105)とを含んでいる、請求項25〜27のいずれか一項に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つの第1の規制部材(103)は、当該ヒンジ装置の唯一の規制部材である、請求項28に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つの第1の規制部材(103)は、前記第2の軸(X)に実質的に一致する前記第4の軸(X’’)を有する、請求項25〜29のいずれかに記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのチャネル(107)は、前記第2の区画(24)における第2の開口(102、106)を有しており、前記少なくとも1つのチャネル(107)の前記第1の開口(101)は、前記貫通ダクト(100’)の前記第2の開口(100’’’)を介して前記第1の区画(23)に連通し、前記少なくとも1つの端部キャップ(27)は、前記閉鎖要素(D)の閉鎖および/または開放の速度を調節することができる単一の規制部材(103)を含んでいる、請求項25〜30のいずれか一項に記載の装置。
  32. 前記第1の下側筒状半シェル(12)は、前記不動の支持構造体(S)への取り付けのための接続プレート(14)をさらに含み、前記接続プレート(14)は、前記少なくとも1つのチャネル(107)を含み、前記油圧開路は、前記第1、前記第2、および前記第3の開口(101、102、106)を含み、前記少なくとも1つのチャネル(107)は、前記固定プレート(14)を通過し、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、前記第2の開口(106)を選択的に塞ぐべく前記少なくとも1つのチャネル(107)の一端に挿入され、前記少なくとも1つのチャネル(107)は、前記第3の開口(102)を選択的に塞ぐべく前記少なくとも1つのチャネル(107)の他端に挿入される第2の規制部材(103)をさらに含む、請求項1〜31のいずれかに記載の装置。
  33. 前記第2の規制部材(103)は、第5の軸(X’’’)を定め、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)および前記第2の規制部材(103)は、前記第3、第4、および第5の軸(X’、X’’、X’’’)が互いに実質的に平行または一致するように前記少なくとも1つのチャネル(107)に挿入され、前記少なくとも1つの第1の規制部材(130)は、ユーザによる外部からの操作が可能である少なくとも1つの第1の操作端(131)を含み、前記少なくとも1つの第2の規制部材(103)は、ユーザによる外部からの操作が可能である少なくとも1つの第2の操作端(105)を含み、前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の操作端(131、135)は、前記固定プレート(14)を通過しており、前記第3、第4、および第5の軸(X’、X’’、X’’’)に実質的に垂直である中央面(πM)に対する両側においてユーザにとってアクセス可能である、請求項32に記載の装置。
  34. 前記溝(70’、70’’)の前記らせん部分(71’、71’’)は、右回りまたは左回りであり、前記カムスロット(81)は、前記軸(X)に実質的に平行に延び、あるいは前記ピボット(50)の前記溝(70’、70’’)の傾きとは反対の傾きにて前記(X)に対してわずかに傾けられた少なくとも1つの第1の部位(84’)を含み、前記カムスロット(81)は、前記第1の部位(84’)に実質的に垂直に延びる少なくとも1つの第2の部位(84’’)をさらに含み、前記ピン(73)が前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1の部位(84’)に沿ってスライドするとき、前記弾性対抗手段(40)が前記最大伸びおよび最小伸びの状態の間を移動し、前記ピン(73)が前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第2の部位(84’’)に沿ってスライドするとき、前記弾性対抗手段(40)は前記最小伸びの状態にとどまる、請求項1〜33のいずれか一項に記載の装置。
  35. 前記弾性対抗手段(40)は、当該装置の閉鎖または開放力を最大にし、および/または当該装置のかさばりを最小限にするために蓄勢されている、請求項34に記載の装置。
  36. 前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の部位(84’、84’’)は、互いに連続している、請求項34または35に記載の装置。
  37. 前記少なくとも1つの第1の部位(84’)は、前記軸(X)に実質的に平行に延び、前記ピン(73)が前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1の部位(84’)に沿ってスライドするとき、前記プランジャ部材(30)が、回転に関して阻止された状態であることによって前記第1および第2の行程終了位置の間をスライドし、前記ピン(73)が前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第2の部位(84’’)に沿ってスライドするとき、前記プランジャ部材(30)が、前記第1および第2の行程終了位置の一方にとどまることによって前記ピボット(50)と一体に前記軸(X)を中心にして回転する、請求項34〜36のいずれか一項に記載の装置。
  38. 前記少なくとも1つのらせん部分(71’、71’’)は、前記軸(X)の周りを少なくとも180°にわたって延びており、前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の部位(84’、84’’)は、前記軸(X)を中心とする少なくとも90°にわたる前記可動要素(11)の回転を案内するために充分な長さをそれぞれ有している、請求項34〜37のいずれか一項に記載の装置。
  39. 前記貫通駆動部材(72)は、前記第1の軸(X)の周りを180°巡る一定の傾きまたはらせんピッチを有するただ1つのらせん部分(71’、71’’)で構成され、前記カムスロット(81)は、前記軸(X)を中心とする前記可動要素(11)の90°の回転を案内するために充分な長さをそれぞれが有している前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の部位(84’、84’’)によって形成されている、請求項34〜38のいずれか一項に記載の装置。
  40. 前記貫通駆動部材(72)は、スライドして通過するピン(73)について2つの端部阻止点(74’、74’’)を有する第1の閉じた経路を定めるように両端において閉じられており、前記第1の閉じた経路は、前記溝(70’、70’’)によって定められ、前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1および少なくとも1つの第2の部位(84’、84’’)は、スライドして通過するピン(73)について前記第1の部位(84’)に対応する少なくとも1つの第1の阻止点(87’)と、前記第2の部位(84’)に対応する少なくとも1つの第2の阻止点(87’’、87’’’)とを有する第2の閉じた経路を定めるように、両端においてさらに閉じられている、請求項34〜39のいずれか一項に記載の装置。
  41. 少なくとも1つの第1の阻止点(87’)および/または前記少なくとも1つの第2の阻止点(87’’、87’’’)は、開放および/または閉鎖の際に前記閉鎖要素(D)を阻止するために前記ピン(73)が前記カムスロット(81)におけるスライドの最中に当接する前記カムスロット(81)の一領域を含む、請求項40に記載の装置。
  42. 前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1の部位(84’)における前記ピン(73)の前記第1の阻止点(87’)からのスライドが、最大伸びの状態から最小伸びの状態への前記弾性対抗手段(40)の移動に対応し、前記ブシュ(80)の前記カムスロット(81)は、前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第2の部位(84’’)の前記少なくとも1つの第2の阻止点(87’’、87’’’)に対応する少なくとも1つの衝撃吸収部(287’、287’’)をさらに含み、前記少なくとも1つの衝撃吸収部(287’、287’’)は、前記ピン(73)が前記少なくとも1つの第2の端部阻止点(87’’、87’’’)に当接することによって前記閉鎖要素(D)に加わる衝撃を吸収するようなやり方で前記弾性対抗手段(40)のさらなる最小限の圧縮を可能にするために、前記軸(X)に実質的に平行に、前記第1の阻止点(87’)から出発する前記カムスロット(81)の前記少なくとも1つの第1の部位(84’)における前記ピン(73)のスライドの方向に一致する方向に延びている、請求項40または41に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つの衝撃吸収部(287’、287’’)は、前記軸(X)を中心とする前記可動要素(11)の5°〜15°のさらなる最小限の回転を可能にするために充分な長さを有しており、前記可動要素(11)の前記最小限の回転は、前記弾性対抗手段(40)の前記さらなる最小限の圧縮に対応する、請求項42に記載の装置。
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