JP2018150722A - 柱梁接合構造及び柱梁接合構造の形成方法 - Google Patents

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聡 北岡
政樹 有田
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政樹 有田
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公司 半谷
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Yusuke Suzuki
悠介 鈴木
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Abstract

【課題】第1柱と第1梁との材軸方向の位置がズレた場合でも、第1柱及び第1梁のそれぞれに形成された孔にボルトを挿入して第1柱と第1梁とを剛接合することができる柱梁接合構造を提供する。
【解決手段】柱梁接合構造2は、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造であって、支持鉄骨27に接合された接続板30を有する第1柱11と;鉄骨造の第1梁12と;接続板及び第1梁の第1端部12aの一方に形成された貫通孔、及び接続板及び第1梁の第1端部の他方に形成されるとともに第1梁の材軸方向Xに沿って延びる長孔30aにそれぞれ挿入されたボルト13と;を備え、長孔、第1梁の第1端部、及び支持鉄骨の少なくとも一部は、第1柱のコンクリート26にそれぞれ埋め込まれている。
【選択図】図5

Description

本発明は、柱梁接合構造及び柱梁接合構造の形成方法に関する。
従来、複数の階層を有する高層の建築物等には、柱及び梁を用いた架構式構造である柱梁接合構造が用いられている。
例えば特許文献1に開示された柱梁接合構造では、外周柱に外周梁が剛接合されている。
外周柱は、芯鉄骨の周囲に、鉄筋コンクリートからなる壁状の被覆コンクリートを一体に設けて形成されている。芯鉄骨には、仮設のスチフナである鋼板が溶接されている。外周梁は、芯鉄骨に溶接されない。外周梁の端部は、芯鉄骨の鋼板上で支持されているだけである。このように配置された外周梁は、外周柱の芯鉄骨を埋設するように外周梁の端部を被覆する被覆コンクリートに定着されている。被覆コンクリートに定着されることで、外周梁は外周柱と一体になる。
こうして、外周梁を芯鉄骨に溶接することなく、外周梁を外周柱に剛接合することができる。なお、剛接合及び後述するピン接合の定義は、特に、欧州設計基準(Eurocode3 Part1−8)に準拠する。
特開2015−101839号公報
複数の階層を有する高層の建築物等には、建物内部に鉄筋コンクリート造等からなるコアウォールを配置し、建物外周に鉄骨鉄筋コンクリート造の柱(第1柱11)を配置し、両者の間に鉄骨造の梁(第1梁12)を架ける構造が広く用いられている(図2参照)。
第1梁の両端部は、2本の第1柱にそれぞれ剛接合される。上下方向に複数の第1梁が配置されている場合には、各第1梁の第1端部を一方の第1柱に剛接合したときに、第1梁の第2端部と他方の第1柱との距離は、他方の第1柱が撓んでいたり上下方向に対して傾いていたりすると、第1梁により変化する。
第1柱と第1梁との接合を、第1柱及び第1梁のそれぞれに形成した孔にボルトを挿入して行っている場合がある。この場合には、第1柱に対して第1梁が第1梁の材軸方向にズレると、各孔にボルトを挿入できなくなり、第1柱と第1梁とを接合できなくなる。
また、近年では、柱梁接合構造の剛性を高めるために、第1柱と第1梁とをピン接合するのに代えて、第1柱と第1梁とを剛接合することが検討されている。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、第1柱と第1梁との材軸方向の位置がズレた場合でも、第1柱及び第1梁のそれぞれに形成された孔にボルトを挿入して第1柱と第1梁とを剛接合することができる柱梁接合構造、及び柱梁接合構造の形成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明の柱梁接合構造は、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造であって、支持鉄骨に接合された接続板を有する第1柱と;鉄骨造の第1梁と;前記接続板及び前記第1梁の第1端部の一方に形成された貫通孔、及び前記接続板及び前記第1梁の第1端部の他方に形成されるとともに前記第1梁の材軸方向に沿って延びる長孔にそれぞれ挿入されたボルトと;を備え、前記長孔、前記第1梁の第1端部、及び前記支持鉄骨の少なくとも一部は、前記第1柱のコンクリートにそれぞれ埋め込まれていることを特徴としている。
(7)また、本発明の柱梁接合構造の形成方法は、鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造である第1柱と、鉄骨造の第1梁と、が接合された柱梁接合構造の形成方法であって、前記第1柱のコンクリートを打設する前に、支持鉄骨に接合された接続板及び前記第1梁の第1端部の一方に形成された貫通孔、及び前記接続板及び前記第1梁の第1端部の他方に形成されるとともに前記第1梁の材軸方向に沿って延びる長孔にそれぞれボルトを挿入し;前記第1柱のコンクリートを打設して、前記長孔、前記第1梁の第1端部、及び前記支持鉄骨の少なくとも一部を、前記第1柱のコンクリートにそれぞれ埋め込むことを特徴としている。
これらの発明によれば、第1柱のコンクリートを打設する前では、ボルトを長孔の材軸方向の所望の位置に挿入することができるため、第1柱と第1梁との材軸方向の位置がズレた場合でも、貫通孔に挿入したボルトを長孔にも挿入することができる。
そして、第1柱のコンクリートを打設して、長孔、第1梁の第1端部、及び支持鉄骨の少なくとも一部を第1柱のコンクリートにそれぞれ埋め込むと、第1柱と第1梁とが剛接合される。
(2)上記(1)に記載の柱梁接合構造において、前記長孔は前記接続板に形成されていてもよい。
この発明によれば、例えば、長孔は、H形鋼のような立体的に構成された部材よりも、板のような平面的に構成された部材に形成する方が容易であるため、長孔を形成する加工を容易に行うことができる。
(3)上記(1)又は(2)に記載の柱梁接合構造において、前記第1柱は鉄骨鉄筋コンクリート造であり;前記支持鉄骨は、前記第1柱が有する柱鉄骨であってもよい。
この発明によれば、支持鉄骨を第1柱のコンクリートと一体に第1柱内に配置することで、第1柱のコンクリート及び支持鉄骨の全体としての外形を小型化することができる。
(4)上記(1)又は(2)に記載の柱梁接合構造において、前記第1柱は鉄筋コンクリート造であり;前記支持鉄骨は、少なくとも一部が第1柱のコンクリートに埋め込まれた鉄骨造の第2梁であってもよい。
この発明によれば、第1柱が鉄筋コンクリート造であっても、接続板を第2梁を介して第1柱のコンクリートに固定し、接続板に接合した第1梁を第1柱のコンクリートに固定することができる。
(5)上記(1)から(4)のいずれかに記載の柱梁接合構造において、前記第1梁は、前記材軸方向に作用する引張力を前記第1柱のコンクリートに伝達する引張応力伝達部材と;前記材軸方向に作用する圧縮力を前記第1柱のコンクリートに伝達する圧縮応力伝達部材と;を有していてもよい。
この発明によれば、第1梁に引張力及び圧縮力のいずれが作用しても、引張応力伝達部材又は圧縮応力伝達部材を用いて第1柱のコンクリートに引張力又は圧縮力を効率的に伝達することができる。これによって、第1梁はその上面の床スラブから作用する鉛直荷重を端部の曲げモーメントとして第1柱に伝達することができ、鉄骨梁の軽量化を図ることができる。
(6)上記(1)から(5)のいずれかに記載の柱梁接合構造において、前記第1梁の第2端部に接合された第2柱を備えていてもよい。
この発明によれば、第2柱と第1梁の第2端部とを接合した後で、第1柱と第1梁の第1端部とを剛接合する場合に、第1柱と第1梁との材軸方向の位置がズレた場合でも、貫通孔に挿入したボルトを長孔にも挿入することができる。
本発明の柱梁接合構造及び柱梁接合構造の形成方法によれば、第1柱と第1梁との材軸方向の位置がズレた場合でも、第1柱及び第1梁のそれぞれに形成された孔にボルトを挿入して第1柱と第1梁とを剛接合することができる。
本発明の第1実施形態の柱梁接合構造が用いられている建築物を模式的に示す正面図である。 同建築物を模式的に示す平面図である。 図2中のIII−III線に相当する断面図である。 図3中のIV−IV線に相当する断面図である。 図3中の要部拡大図である。 図5中のVI−VI線に相当する断面図である。 図3中のVII−VII線に相当する断面図である。 本発明の第2実施形態の柱梁接合構造における縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る柱梁接合構造の第1実施形態を、図1から図7を参照しながら説明する。図1及び図2に示す建築物1には、本実施形態の柱梁接合構造2が用いられている。例えば、建築物1は、複数の階層を有する高層建築物である。なお、図1及び図2では、建築物1の架構式構造のみを示すとともに、後述するコアウォール10にハッチングを付して示している。
この建築物1は、平面視において、建築物1の中央部に配置され、上下方向に沿って延びるコアウォール(第2柱)10と、コアウォール10を囲むように配置される複数本の柱(第1柱)11と、コアウォール10及び複数本の柱11を互いに接合する鉄骨造の梁(第1梁)12と、を備えている。建築物1のコアウォール10及び複数本の柱11は、地盤等の被設置体Gに立設されている。
図3に示すように、柱11と、梁12と、柱11と梁12の第1端部12aとを接合する複数のボルト13と、を有して、柱梁接合構造2が構成される。なお、図3、及び後述する図5、図8の一部では、図を見やすくするために、コンクリートを表すハッチングを省略している。
柱梁接合構造2は、さらに、梁12の第2端部12bに接合されたコアウォール10を有していてもよい。
図2に示すように、例えば、コアウォール10は、平面視で1辺の長さが数十mの矩形となる角筒状に形成されている。コアウォール10は、RC(Reinforced Concrete:鉄筋コンクリート)造である。コアウォール10は、上下方向に沿って延び互いに対向する一対の第1壁部10aと、上下方向に沿って延び互いに対向するとともに、第1壁部10aの端部に連設された一対の第2壁部10bと、を有している。
図3に示すように、コアウォール10は、被覆コンクリート16と、被覆コンクリート16に埋め込まれた主筋17と、を有している。主筋17は、上下方向に沿って延びている。
被覆コンクリート16の外周面には、鋼板等で形成された接続プレート18が取り付けられている。被覆コンクリート16には、側面視でL字形のスターターバー20が埋め込まれている。スターターバー20の端部には、長ナット21が固定されている。長ナット21の図示しない雌ネジは、被覆コンクリート16の外周面に開口している。
コアウォール10内には、図示しないエレベータや階段等が配設されている。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、柱11はSRC(Steel Reinforced Concrete:鉄骨鉄筋コンクリート)造である。柱11は、被覆コンクリート(第1柱のコンクリート)26と、被覆コンクリート26に埋め込まれた柱鉄骨(支持鉄骨)27、複数本の主筋28及び複数本の帯筋29と、柱鉄骨27に接合されたシアプレート(接続板、曲げ応力伝達部材)30と、を有している。なお、図3では、複数本の主筋28及び帯筋29を一部だけ示している。
柱鉄骨27には、H形鋼が用いられている。柱鉄骨27は、ウェブ27aと、ウェブ27aの端部に連設された一対のフランジ27b,27cと、を備えている。
主筋28は、上下方向に沿って延びるように複数配設されている。図4に示す平面視において、複数の主筋28は、柱鉄骨27を囲うように配置されている。帯筋29は、複数の主筋28を外側から束ねている。
図4及び図5に示すように、シアプレート30は、このシアプレート30に接合される梁12の材軸方向(長手方向)X、及び上下方向に沿ってそれぞれ延びている。なお、図5では、ボルト13の後述する軸部41を示し、頭部42を二点鎖線で示している。
シアプレート30の上面は、上下方向に直交する平坦面である。シアプレート30の下面は、柱鉄骨27のウェブ27aから離間するに従い漸次、上方に向かう傾斜面である。
シアプレート30をこのように構成することで、後述するように梁12に上方から下方に向かって荷重Pが負荷されたときのシアプレート30の耐力を高めることができる。
図5及び図6に示すように、シアプレート30には、材軸方向Xに沿って延びる長孔30aが複数形成されている。長孔30aは、シアプレート30をシアプレート30の厚さ方向に貫通している。長孔30aは、上下方向の内径よりも材軸方向Xの内径の方が長い。複数の長孔30aは、上下方向に間隔を空けて配置されている。
シアプレート30は、柱鉄骨27のウェブ27aに溶接等により接合されている。なお、シアプレート30は柱鉄骨27のフランジ27b,27cに接合されていてもよい。
シアプレート30の複数の長孔30a及び柱鉄骨27は、被覆コンクリート26にそれぞれ埋め込まれている。なお、シアプレート30全体も、被覆コンクリート26に埋め込まれていることが好ましい。
シアプレート30が柱鉄骨27に接合されていることで、シアプレート30は柱鉄骨27を介して被覆コンクリート26に固定されている。
図2に示すように、例えば、平面視において、複数本の柱11の一部は、第1壁部10aと第2壁部10bとの連設部分から第1壁部10aの主面に沿って離間した位置や、この連設部分から第2壁部10bの主面に沿って離間した位置に配置されている。複数本の柱11は、全体として、コアウォール10を囲む額縁状に配置されている。
図3から図5に示すように、梁12には、H形鋼が用いられている。梁12は、水平面に沿って延びるように配置されている。梁12は、ウェブ36と、ウェブ36の端部に連設された一対のフランジ37,38と、を備えている。フランジ37はウェブ36よりも上方に配置され、フランジ38はウェブ36よりも下方に配置されている。
ウェブ36における梁12の第1端部12aとなる位置には、図6に示す複数の貫通孔36aが形成されている(図6には、複数の貫通孔36aのうちの1つのみを示す)。貫通孔36aは、ウェブ36をウェブ36の厚さ方向に貫通し、この厚さ方向に見たときに円形である。貫通孔36aの内径は、長孔30aの上下方向の内径程度である。複数の貫通孔36aは、上下方向に間隔を空けて、シアプレート30の長孔30aに対向する位置に配置されている。
なお、貫通孔36aは、長孔30aと同様に、材軸方向Xに沿って延びる長孔であってもよい。
例えば、ボルト13は公知の支圧ボルトである。図6に示すように、ボルト13は、円柱状に形成された軸部41と、軸部41の第1端部に連設された頭部42と、を有している。軸部41の第2端部の外周面には雄ネジ(符号省略)が形成されている。軸部41の外径は、梁12の貫通孔36aの内径、及びシアプレート30の長孔30aの上下方向の内径よりもそれぞれ小さい。軸部41の外径に対する長孔30aの材軸方向Xの内径の比率は、1.2倍以上2.0倍以下であることが好ましい。
この比率が1.2倍以上であると、一般の建物の建て方精度の範囲で鉄骨造の梁12を接合できないという事態を安定的に回避することができる。一方で、この比率が2.0倍を超えると、梁12のウェブ36の端部の余長を確保することが困難になり、長孔30aの隅で梁12のウェブ36が端抜け破壊を起こさないように補強を施す必要が生じ得る。
頭部42の外径は、梁12の貫通孔36aの内径、及びシアプレート30の長孔30aの上下方向の内径よりもそれぞれ大きい。
ボルト13の軸部41は、シアプレート30の長孔30a及び梁12の貫通孔36aにそれぞれ挿入されている。
軸部41は、梁12の貫通孔36aに対して、上下方向及び材軸方向Xにほとんど移動できない。軸部41は、シアプレート30の長孔30aに対して、上下方向にほとんど移動できないが、材軸方向Xに一定の範囲で移動することができる。
本実施形態では、ボルト13とともに、ワッシャ44,45及びナット46が用いられていることが好ましい。
ワッシャ44は、軸部41の第1端部に外装されている。このワッシャ44は、頭部42とシアプレート30との間に配置されている。
ワッシャ45は、軸部41の第2端部に外装されている。ナット46は、軸部41の雄ネジに嵌め合わせられている。ワッシャ45は、ナット46と梁12のウェブ36との間に配置されている。
ボルト13の頭部42及びナット46は、ワッシャ44,45を介してシアプレート30及びウェブ36をこれらの厚さ方向に挟み込んでいる。
図3及び図4に示すように、梁12の第1端部12aにおけるフランジ37とフランジ38との間には、圧縮応力伝達部材であるフェイスベアリングプレート51が2枚固定されている。フェイスベアリングプレート51は、水平面に沿うとともに材軸方向Xに直交する直交方向Y、及び上下方向にそれぞれ延びている。2枚のフェイスベアリングプレート51は、梁12のウェブ36を挟むように配置されている。
図3に示すように、梁12の第2端部12bには、エンドプレート52が固定されている。エンドプレート52は、コアウォール10の接続プレート18に接触している。
梁12の第1端部12a及び2枚のフェイスベアリングプレート51は、被覆コンクリート26にそれぞれ埋め込まれている。なお、梁12の貫通孔36a、ボルト13、ワッシャ44,45、及びナット46も、被覆コンクリート26にそれぞれ埋め込まれていることが好ましい。
2枚のフェイスベアリングプレート51は、被覆コンクリート26の外面に配置されていてもよい。
図3に示すように、接続プレート18及びエンドプレート52には、アンカーボルト54がそれぞれ挿入されている。アンカーボルト54は、コアウォール10の第2壁部10bを第2壁部10bの厚さ方向に貫通している。アンカーボルト54の第1端部には、ナット55が嵌め合わせられている。ナット55は、エンドプレート52に対して第2壁部10bの厚さ方向に係合している。アンカーボルト54の第2端部には、ナット56が嵌め合わせられている。ナット56は、第2壁部10bの内面に対して第2壁部10bの厚さ方向に係合している。
こうして、コアウォール10と梁12の第2端部12bとは、剛接合されている。
図5に示すように、梁12のフランジ37上には、床スラブ61が配設されている。床スラブ61は、コンクリート62と、コンクリート62に埋め込まれた引張応力伝達部材である複数の頭付きスタッド63及び主筋64と、を有している。頭付きスタッド63は、梁12のフランジ37の上面に立設されている。頭付きスタッド63の下端部は、梁12のフランジ37の上面に溶接等により接合されている。
主筋64は、側面視でL字形に形成されている。主筋64は、材軸方向Xに沿って延びる第1部材64aと、第1部材64aの第1端部から下方に向かって延びる第2部材64bと、を有している。第1部材64aの第2端部には、図示しない雄ネジが形成されている。
図7に示すように、複数の主筋64は、直交方向Yに間隔を空けて配置されている。主筋64の雄ネジは、コアウォール10に埋め込まれた長ナット21の雌ネジに嵌め合わせられている。
次に、以上のように構成された建築物1における柱梁接合構造2の形成方法(以下、単に形成方法とも言う)について説明する。
まず、柱11に被覆コンクリート26を打設する前に、以下の工程を行う。なお、この時点では、コアウォール10は設置されていて、シアプレート30は柱鉄骨27に接合されている。梁12には、フェイスベアリングプレート51及び複数の頭付きスタッド63が予め固定されている。
まず、作業者は、ボルト13の軸部41にワッシャ44を外装する。柱11のシアプレート30の長孔30a、及び梁12の貫通孔36aにそれぞれボルト13の軸部41を挿入する(梁配置工程)。長孔30aは材軸方向Xに沿って延びているため、柱11と梁12との材軸方向Xの位置がズレた場合でも、ボルト13の軸部41を長孔30aの材軸方向Xの所望の位置に挿入することができる。
ボルト13の軸部41にワッシャ45を外装し、軸部41の雄ネジにナット46を嵌め合わせる。このとき、ボルト13とナット46との嵌め合わせは、比較的緩く締めた仮止めにしておく。
コアウォール10の接続プレート18に梁12のエンドプレート52を接触させ、接続プレート18及びエンドプレート52にアンカーボルト54をそれぞれ挿入する。アンカーボルト54の両端部にナット55,56を嵌め合わせる。このとき、アンカーボルト54とナット55,56との嵌め合わせは、比較的緩く締めた仮止めにしておく。梁12上の所定の位置に主筋64を配置し、コアウォール10に埋め込まれた長ナット21に、主筋64の雌ネジを嵌め合わせる。
水平面に対する梁12の傾きを調節して梁12のレベル出しをし、ボルト13とナット46、及びアンカーボルト54とナット55,56を比較的きつく締め付けた本締めにする。これにより、コアウォール10に梁12の第2端部12bが剛接合され、梁12の傾きの調節した状態が保持される。
次に、柱11の被覆コンクリート26、及び床スラブ61のコンクリート62を打設する(コンクリート打設工程)。
被覆コンクリート26及びコンクリート62を打設する際に、シアプレート30の長孔30a、梁12の第1端部12a、及び柱鉄骨27を被覆コンクリート26にそれぞれ埋め込み、複数の頭付きスタッド63、及び主筋64をコンクリート62にそれぞれ埋め込む。なお、被覆コンクリート26を打設する際に、シアプレート30、梁12の貫通孔36a、ボルト13、ワッシャ44,45、及びナット46も、被覆コンクリート26にそれぞれ埋め込むことが好ましい。
これにより、柱11に梁12の第1端部12aが剛接合される。
なお、本実施形態では、被覆コンクリート26の打設とコンクリート62の打設とを一度の工程で行うとしたが、被覆コンクリート26の打設とコンクリート62の打設とを別々の工程で行ってもよい。
以上のように構成され製造された柱梁接合構造2の作用について説明する。
図5に示すように、梁12は、梁12に上方から下方に向かって荷重Pが負荷されると、梁12に対して上下方向に作用するせん断力により、梁12の端部12a,12bに曲げモーメントMが作用する。このとき、梁12の頭付きスタッド63及び主筋64は、材軸方向Xに作用する引張力Tを被覆コンクリート26に伝達する。同様に、梁12のフェイスベアリングプレート51は、材軸方向Xに作用する圧縮力Cを被覆コンクリート26に伝達する。梁12のウェブ36は、曲げモーメントMを柱11のシアプレート30に伝達する。
以上説明したように、本実施形態の柱梁接合構造2及び形成方法によれば、被覆コンクリート26を打設する前では、ボルト13をシアプレート30の長孔30aの材軸方向Xの所望の位置に挿入することができるため、柱11と梁12との材軸方向Xの位置がズレた場合でも、貫通孔36aに挿入したボルト13を長孔30aにも挿入することができる。
そして、被覆コンクリート26を打設して、長孔30a、梁12の第1端部12a、及び柱鉄骨27を被覆コンクリート26にそれぞれ埋め込むと、柱11と梁12とが剛接合される。特に、被覆コンクリート26が長孔30a内に入り込んだ状態で硬化した場合には、長孔30a内のボルト13の動きが抑制されるため梁12が材軸方向Xに移動できなくなる。これにより、シアプレート30が柱鉄骨27を介して被覆コンクリート26に固定され、柱11と梁12とがより安定的に剛接合される。
したがって、柱11と梁12との材軸方向Xの位置がズレた場合でも、柱11の長孔30a及び梁12の貫通孔36aにボルト13を挿入して柱11と梁12とを剛接合することができる。
長孔30aは、材軸方向Xに沿って延びていて上下方向には比較的短いため、長孔30aにボルト13を挿入しても、梁12の第1端部12aが上下方向に大きく傾くことなく、梁12のレベル出しをすることができる。
建築物1の建て方の精度に起因して必要となる梁12の長さの調節を、柱11の内部である被覆コンクリート26内で行うことができる。
長孔30aは、シアプレート30に形成されている。例えば、長孔30aは、H形鋼のような立体的に構成された部材よりも、板のような平面的に構成された部材に形成する方が容易であるため、長孔30aを形成する加工を容易に行うことができる。
柱11はRC造であり、支持鉄骨は柱11が有する柱鉄骨27である。柱鉄骨27を被覆コンクリート26と一体に柱11内に配置することで、被覆コンクリート26及び柱鉄骨27の全体としての外形を小型化することができる。
梁12は、引張応力伝達部材である複数の頭付きスタッド63及び主筋64と、圧縮応力伝達部材であるフェイスベアリングプレート51と、を有している。このため、梁12に引張力T及び圧縮力Cのいずれが作用しても、複数の頭付きスタッド63及び主筋64、又はフェイスベアリングプレート51を用いて被覆コンクリート26に引張力T又は圧縮力Cを効率的に伝達することができる。
柱梁接合構造2が、梁12の第2端部12bに接合されたコアウォール10を備える。したがって、コアウォール10と梁12の第2端部12bとを接合した後で、柱11と梁12の第1端部12aとを剛接合する場合に、柱11と梁12との材軸方向Xの位置がズレた場合でも、梁12の貫通孔36aに挿入したボルト13をシアプレート30の長孔30aにも挿入することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図8を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態の柱梁接合構造4は、第1実施形態の柱11に代えて、柱71及び第2梁(支持鉄骨)72を備えている。
柱71は、柱鉄骨を有さないRC造である。柱71は、下方に配置された下部柱76と、下部柱76の上端部に立設する上部柱77と、を有している。
下部柱76は、RC造であり、例えば、被覆コンクリート79と、被覆コンクリート79に埋め込まれた主筋80と、を有している。主筋80は、上下方向に沿って延びている。
下部柱76の上面76aには、第2梁72が設置されている。第2梁72には、H形鋼が用いられている。第2梁72は、直交方向Yに沿って延びている。第2梁72は、ウェブ86と、ウェブ86の端部に連設された一対のフランジ87,88と、を備えている。フランジ87はウェブ86よりも上方に配置され、フランジ88はウェブ86よりも下方に配置されている。フランジ88は、下部柱76の上面76aに接触している。シアプレート30は、第2梁72のウェブ86に溶接等により接合されている。
このシアプレート30に、第1実施形態と同様に梁12の第1端部12aがボルト13等により接合されている。
上部柱77は、RC造であり、例えば、被覆コンクリート90と、被覆コンクリート90に埋め込まれた主筋91と、を有している。
シアプレート30の複数の長孔30a、梁12の第1端部12a、及び直交方向Yに延びる第2梁72の一部は、上部柱77の被覆コンクリート90にそれぞれ埋め込まれている。
梁12の第1端部12aが被覆コンクリート90に埋め込まれることで、柱71と梁12とが剛接合されている。シアプレート30が第2梁72に接合されていることで、シアプレート30は第2梁72を介して被覆コンクリート90に固定されている。
次に、以上のように構成された柱梁接合構造4の形成方法について説明する。
コアウォール10及び下部柱76が設置された後で、作業者は、下部柱76の上面76aにシアプレート30が接合された第2梁72を配置する。シアプレート30に梁12の第1端部12aをボルト13等により接合するとともに、コアウォール10に梁12の第2端部12bを剛接合する(梁配置工程)。梁12上の所定の位置に主筋64を配置するとともに、下部柱76上の所定の位置に主筋91を配置する。
次に、上部柱77の被覆コンクリート90、及び床スラブ61のコンクリート62を打設する(コンクリート打設工程)。被覆コンクリート90を打設する際に、シアプレート30の長孔30a、梁12の第1端部12a、及び第2梁72の一部を被覆コンクリート90にそれぞれ埋め込む。
以上説明したように、本実施形態の柱梁接合構造4及び形成方法によれば、柱71と梁12との材軸方向Xの位置がズレた場合でも、柱71の長孔30a及び梁12の貫通孔36aにボルト13を挿入して柱71と梁12とを剛接合することができる。
さらに、柱71はRC造であり、支持鉄骨は、鉄骨造の第2梁72である。したがって、柱71がRC造であっても、シアプレート30を第2梁72を介して柱71の被覆コンクリート90に固定し、シアプレート30に接合した梁12を被覆コンクリート90に固定することができる。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
例えば、前記第1実施形態及び第2実施形態では、梁12の第1端部12aに形成される貫通孔36aの数、及び、シアプレート30に形成される長孔30aの数は、それぞれ複数に限定されず、1つでもよい。
梁12の第1端部12aに複数の貫通孔36aが形成され、シアプレート30に複数の長孔30aが形成されているとした。しかし、梁12の第1端部12aに材軸方向Xに延びる複数の長孔が形成されるとともに、シアプレート30に複数の貫通孔が形成されているとしてもよい。
梁12に作用する荷重Pが小さい場合には、梁12は、頭付きスタッド63、主筋64、及びフェイスベアリングプレート51を備えなくてもよい。この場合、梁12自体が、圧縮応力伝達部材及び引張応力伝達部材を兼ねる。
梁12は、水平面に対して傾斜するように配置されていてもよい。
梁12、柱鉄骨27、及び第2梁72には、H形鋼が用いられているとした。しかし、梁、柱鉄骨、及び第2梁にフランジ付き十字鉄骨等を用いてもよい。
2,4 柱梁接合構造
10 コアウォール(第2柱)
11,71 柱(第1柱)
12 梁(第1梁)
12a 第1端部
12b 第2端部
13 ボルト
26,90 被覆コンクリート(第1柱のコンクリート)
27 柱鉄骨(支持鉄骨)
30 シアプレート(接続板)
30a 長孔
36a 貫通孔
51 フェイスベアリングプレート(圧縮応力伝達部材)
63 頭付きスタッド(引張応力伝達部材)
64 主筋(引張応力伝達部材)
72 第2梁(支持鉄骨)
C 圧縮力
T 引張力
X 材軸方向

Claims (7)

  1. 鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造であって、支持鉄骨に接合された接続板を有する第1柱と;
    鉄骨造の第1梁と;
    前記接続板及び前記第1梁の第1端部の一方に形成された貫通孔、及び前記接続板及び前記第1梁の第1端部の他方に形成されるとともに前記第1梁の材軸方向に沿って延びる長孔にそれぞれ挿入されたボルトと;
    を備え、
    前記長孔、前記第1梁の第1端部、及び前記支持鉄骨の少なくとも一部は、前記第1柱のコンクリートにそれぞれ埋め込まれている
    柱梁接合構造。
  2. 前記長孔は前記接続板に形成されている
    請求項1に記載の柱梁接合構造。
  3. 前記第1柱は鉄骨鉄筋コンクリート造であり;
    前記支持鉄骨は、前記第1柱が有する柱鉄骨である;
    請求項1又は2に記載の柱梁接合構造。
  4. 前記第1柱は鉄筋コンクリート造であり;
    前記支持鉄骨は、少なくとも一部が第1柱のコンクリートに埋め込まれた鉄骨造の第2梁である;
    請求項1又は2に記載の柱梁接合構造。
  5. 前記第1梁は、
    前記材軸方向に作用する引張力を前記第1柱のコンクリートに伝達する引張応力伝達部材と;
    前記材軸方向に作用する圧縮力を前記第1柱のコンクリートに伝達する圧縮応力伝達部材と;
    を有している
    請求項1から4のいずれか一項に記載の柱梁接合構造。
  6. 前記第1梁の第2端部に接合された第2柱を備えている請求項1から5のいずれか一項に記載の柱梁接合構造。
  7. 鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄筋コンクリート造である第1柱と、鉄骨造の第1梁と、が接合された柱梁接合構造の形成方法であって、
    前記第1柱のコンクリートを打設する前に、支持鉄骨に接合された接続板及び前記第1梁の第1端部の一方に形成された貫通孔、及び前記接続板及び前記第1梁の第1端部の他方に形成されるとともに前記第1梁の材軸方向に沿って延びる長孔にそれぞれボルトを挿入し;
    前記第1柱のコンクリートを打設して、前記長孔、前記第1梁の第1端部、及び前記支持鉄骨の少なくとも一部を、前記第1柱のコンクリートにそれぞれ埋め込む;
    柱梁接合構造の形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113756433A (zh) * 2021-09-06 2021-12-07 百盛联合集团有限公司 钢筋混凝土柱与钢筋混凝土梁的钢筋强化加固及快速连接构造和方法

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