JP2018150707A - 連続削孔装置、及び、連続削孔方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート躯体において、より効率的に、短時間で、多数の削孔を連続して形成する方法、及び、この方法の実施に際して好適に使用することができる連続削孔装置を提供する。【解決手段】トラックレール2と、ポールベース3と、ドリルユニット4とによって構成され、ポールベース3は、ベース部(上側ベース部31、下側ベース部33)とポール部32を有し、ポール部32は、上側ベース部31から上方へ向かって立設され、ドリルユニット4は、モータ41とクランプ42とコアビット43を有し、クランプ42はポール部32に装着され、ドリルユニット4の全体をポール部32の長手方向へ移動可能なように構成され、ポールベース3がトラックレール2の長手方向のみへ移動可能な状態でトラックレール2の軌道上に保持されるように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート躯体において多数の削孔を連続して形成する方法、及び、この方法に使用する連続削孔装置に関する。
コンクリート構造物においては、躯体の表面から内部へ向かって削孔を形成し、これらの削孔内にせん断補強鉄筋を挿入してグラウト等で埋め戻すことにより、躯体のせん断強度を増加させる工事(せん断補強工事)が実施されている。
せん断補強工事においてコンクリート躯体に削孔を形成しようとする場合、従来より図5に示すような、ポールベース3とドリルユニット4とによって構成される削孔装置11が用いられている。この削孔装置11においては、ポールベース3が、ベース部37、及び、ポール部32(ベース部37から上方へ向かって立設されている)によって構成されており、また、ドリルユニット4は、モータ41、クランプ42、及び、コアビット43によって構成されている。
クランプ42は、ポール部32周りに装着されており、このクランプ42をはじめとするドリルユニット4の全体が、ポール部32の長手方向へ移動可能なように構成されている。コアビット43は、軸線がポール部32の長手方向と平行となる向きで、出力軸(モータ41の駆動軸とギヤを介して接続されている)の先端に、着脱自在に取り付けられており、モータ41から伝達される駆動力を受けて高速で回転するように構成されている。
この削孔装置11を用いてコンクリート躯体に削孔を形成する場合、まず、削孔の形成予定位置の近傍において、コンクリート躯体Cの表面から内部へ向かって打ち込んだアンカーボルト38(あと施工アンカーボルト)によって、ポールベース3のベース部37をコンクリート躯体Cの表面に固定し、コアビット43を高速回転させた状態でドリルユニット4の全体をコンクリート躯体Cへ向かって(ポール部32に沿って)移動させていき、コンクリート躯体Cを切削しながらコアビット43を内部へ進入させて、図5に示すような削孔Dを形成する。
尚、このようにして形成した削孔Dに対して目粗し(めあらし)処理を実施する場合には、ドリルユニット4の先端のコアビット43を目粗しビット(図示せず)と交換し、これを回転させながら削孔D内に挿入し、削孔Dの内周面に凹凸を形成する。
特開2006−016893号公報
ところで、上述したようなせん断補強工事が、例えば道路のトンネルに対して実施される場合、図6に示すように、対象区間におけるトンネルの内壁51において、多数の削孔Dが、縦方向(垂直方向)へ所定の間隔をおいて、また、横方向(トンネルの全長方向)へ所定の間隔をおいて、マトリックス状に形成されるとともに、トンネルの路床53及び天井部54においても、内壁51と同様に、多数の削孔がマトリックス状に形成されることになる。
そして従来方法によって削孔を形成する場合(図5に示す削孔装置11を用いる場合)、上述したように、施工対象面における削孔Dの形成予定位置の近傍にアンカーボルト38を打ち込んで、ポールベース3のベース部37を固定する作業が必要になるところ、このアンカーボルト38の打ち込みによるポールベース3の固定作業(及び、削孔形成後におけるアンカーボルト38の抜き取りによるポールベース3の取り外し作業)は、削孔毎に、即ち、全ての削孔の形成に際して逐一実施しなければならず、非常に効率が悪く、手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような従来技術における問題を解決しようとするものであって、コンクリート躯体において多数の削孔を、より効率的に連続して形成する方法、及び、この方法に使用することができる連続削孔装置を提供することを目的とする。
本発明に係る連続削孔装置は、トラックレールと、ポールベースと、ドリルユニットとによって構成され、ポールベースは、ベース部とポール部を有し、ポール部は、ベース部から上方へ向かって立設され、ドリルユニットは、モータとクランプと切削工具を有し、クランプは、ポール部に装着され、ドリルユニットの全体をポール部の長手方向へ移動可能なように構成され、切削工具は、軸線がポール部の長手方向と平行となる向きで着脱自在に取り付けられ、ポールベースをトラックレールと嵌合させることにより、ポールベースがトラックレールの長手方向のみへ移動可能な状態でトラックレールの軌道上に保持されるように構成されていることを特徴としている。
尚、ポールベースのベース部には、先端部が底面側へ貫通して突出するバランス調整ボルトが複数個配置されていることが好ましく、更に、これらのバランス調整ボルトは、トラックレールの両側にそれぞれ配置されるとともに、ドリルユニットの両側に配置されることが好ましい。
また、ポールベースのベース部が、上側ベース部と下側ベース部とによって構成され、上側ベース部と下側ベース部は、上下に重ねられた状態で連結され、下側ベース部に対して上側ベース部をトラックレールの長手方向と交差する方向へスライド調整できるように構成されていることが更に好ましい。
尚、トラックレールとしては、その軌道方向に沿ってラックギヤが配置されているものを用いることができ、この場合、当該ラックギヤと噛み合うピニオンギヤと、このピニオンギヤと接続されたレバーハンドルとが備えられているポールベースを用いることが好ましい。
また、本発明に係る連続削孔方法は、施工対象面にトラックレールを固定し、ドリルユニットを取り付けたポールベースと、トラックレールとを嵌合させて、トラックレールの長手方向のみへ移動可能な状態でトラックレールの軌道上にポールベースを保持させ、トラックレールの軌道上のいずれかの位置にポールベースを固定してドリルユニットによる削孔作業を行った後、トラックレールの軌道上の他の位置へポールベースを移動し、移動後の位置においてドリルユニットによる削孔作業を行うことを特徴としている。
尚、この連続削孔方法においては、少なくとも二本のトラックレールを使用し、ドリルユニットによる削孔作業の進行状況に合わせて、後方側のトラックレールを前方側のトラックレールの前方へ順繰りに送っていくことが好ましい。
本発明に係る連続削孔装置によれば、施工対象面において、多数の削孔を直線方向へ連続的に形成することができ、かつ、極めて効率的に、短時間で施工することができる。より詳細には、従来の削孔装置11(図5参照)を用いた場合には、アンカーボルトの打ち込みによるポールベースの固定作業、及び、アンカーボルトの抜き取りによるポールベースの取り外し作業を、削孔毎に、即ち、全ての削孔の形成に際して逐一実施しなければならないが、本発明に係る連続削孔装置を用いれば、トラックレールを施工対象面に固定した後は、ポールベースを固定するためのアンカーボルトの打ち込み作業及び抜き取り作業を行う必要がなく、施工時間を大幅に短縮することができる。
尚、ポールベースのベース部にバランス調整ボルトを適切な位置に複数個配置した場合には、それぞれの先端部の突出量を調整することにより、施工対象面に対するポールベース等の姿勢角度を変更することができ、トラックレールと施工対象面との間に不陸が生じているような場合であっても、突出量の適切な調整により、削孔の設計上の軸線と切削工具の軸線とを一致させ、この状態で安定させることができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る連続削孔装置1の側面図である。 図2は、図1に示す連続削孔装置1の平面図である。 図3は、本発明の第二実施形態に係る連続削孔装置1の平面図である。 図4は、本発明の第三実施形態に係る連続削孔方法の説明図である。 図5は、従来の削孔装置11の側面図である。 図6は、道路のトンネルを対象とするせん断補強工事において、トンネルの内壁51に多数の削孔Dが形成された状態の一例を示す図である。
本発明は、「連続削孔装置」として実施できるほか、この連続削孔装置を用いた「連続削孔方法」としても実施することができる。以下、添付図面に沿って、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る「連続削孔装置」(第一実施形態)の側面図、図2は、その平面図である。図示されているように、この連続削孔装置1は、ポールベース3と、ドリルユニット4と、トラックレール2と、によって構成されている。
トラックレール2は、左右側方へそれぞれ突出する突条部21を軌道面に有している。また、底面部22には、長手方向(軌道方向)へ延在する複数の長孔23が直列的に形成されており、これらの長孔23を利用してアンカーボルト24(あと施工アンカーボルト)を打ち込むことにより、トラックレール2を躯体表面に対して固定できるように構成されている。
ポールベース3は、ベース部(上側ベース部31、下側ベース部33)と、このベース部から上方へ向かって立設されたポール部32とによって構成されている。上側ベース部31と下側ベース部33とは、上下に重ねられた状態で、スライド調整ボルト35によって連結されており、このスライド調整ボルト35を緩めることにより、下側ベース部33上において上側ベース部31を所定方向(図1における左右方向、図2における上下方向)へスライド可能な状態とすることができ、また、スライド調整ボルト35を締め付けることにより、上側ベース部31がスライドしないよう固定することができる。
下側ベース部33の四隅には、先端部が底面側へ貫通して突出するバランス調整ボルト36が一つずつ配置されている。また、下側ベース部33の底面側には、嵌合部34が形成されており、この嵌合部34内へトラックレール2の突条部21を嵌合させて、トラックレール2に下側ベース33を装着すると、下側ベース33を含むポールベース3の全体(及び、ドリルユニット4)を、トラックレール2の長手方向(図2における左右方向)のみへ移動可能な状態で保持させることができる。
ドリルユニット4は、モータ41と、クランプ42と、コアビット43(切削工具)とによって構成されている。クランプ42は、ポール部32周りに装着されており、ドリルユニット4の全体をポール部32の長手方向へ移動可能なように構成されている。コアビット43は、軸線がポール部32の長手方向と平行となる向きで、出力軸(モータ41の駆動軸とギヤを介して接続されている)の先端に、着脱自在に取り付けられており、モータ41から伝達される駆動力を受けて高速で回転するように構成されている。
尚、本実施形態においては、切削工具としてコアビット43が、出力軸の先端に取り付けられているが、その他の切削工具(コンクリート用ドリルビット、目粗しビット等)を取り付けることもできる。
また、図3に示すように、軌道方向に沿ってラックギヤ25が配置されたトラックレール2を用いるとともに、このラックギヤ25と噛み合うピニオンギヤ(図示せず)、及び、当該ピニオンギヤと動力的に接続されたレバーハンドル39を備えたポールベース3を用いることもできる(本発明の第二実施形態)。この場合、レバーハンドル39を操作する(回転させる)ことにより、その操作量に応じてポールベース3等をトラックレール2の軌道上において容易に移動させることができる。
本発明に係る連続削孔装置1(第一実施形態及び第二実施形態)は、以上に説明したような構成に係るものであるところ、この連続削孔装置1を用いることにより、次のような「連続削孔方法」(第三実施形態)を実施することができる。
例えば、図4に示すように、道路のトンネルの内壁51(コンクリート躯体)において、トンネルの全長方向と平行な仮想直線Lに沿って、多数の削孔を所定の間隔をおいて形成する場合、まず、仮想直線Lから上方(又は下方)へ一定の間隔をおいた位置に、複数本(例えば二本)のトラックレール2を仮想直線Lと平行な向きで直列的に配置して固定する。尚、トラックレール2の固定は、一本のトラックレール2につき少なくとも二本のアンカーボルト24を長孔23越しに内壁51内に打ち込むことによって行う。
次に、ドリルユニット4を取り付けたポールベース3をトラックレール2に装着する。具体的には、トラックレール2の端部位置において、図1において破線で示すように、トラックレール2の突条部21が、ポールベース3の嵌合部34内に嵌合するようにポールベース3の位置を調整し、ポールベース3をトラックレール2の長手方向へスライドさせて、トラックレール2の軌道上に装着する。
続いて、ポールベース3をトラックレール2の軌道に沿って適宜移動させることにより横方向の位置を調整し、更に、図1に示すスライド調整ボルト35を緩めた状態で、上側ベース部31を下側ベース部33に対し上下方向(トラックレール2の軌道方向と直交する方向)へ適宜移動させて縦方向の位置を調整して、コアビット43が、削孔形成予定位置を表示するマーク52と重なる位置に合わせる。
そして、スライド調整ボルト35を締め付けて縦方向の位置を固定し、更に、下側ベース部33のバランス調整ボルト36(図1及び図2参照)を締め付けて、それぞれの先端部を内壁51の表面に密着させることにより、ポールベース3の姿勢角度を安定させるとともに横方向の位置を固定する。
尚、バランス調整ボルト36は、図2に示すように、ポールベース3をトラックレール2に装着した際に、トラックレール2の両側(トラックレール2を中心として、ドリルユニット4側とその反対側)(図2において上方側と下方側)にそれぞれ配置されるとともに、ドリルユニット4の両側(ドリルユニット4を中心として、トラックレール2の一端側と他端側)(図2において左側と右側)にそれぞれ配置されているため、それぞれの先端部の突出量(締め込み量)を調整することにより、内壁51(施工対象面)に対するポールベース3等の姿勢角度を変更(微調整)することができる。従って、内壁51が平坦ではなく、トラックレール2と内壁51との間に不陸が生じているような場合であっても、各バランス調整ボルト36の先端部の突出量をそれぞれ適切に調整することにより、形成しようとする(設計上の)削孔の軸線とコアビット43の軸線とを一致させることができ、この状態で安定させることができる。
ポールベース3の位置決め作業及び姿勢角度調整作業が完了したら、コアビット43を高速回転させた状態でドリルユニット4の全体を内壁51(コンクリート躯体)へ向かって移動させていき、コンクリートを切削しながらコアビット43を躯体内部へ進入させて、削孔を形成する。
このようにして一つの削孔を形成し終えたら、ポールベース3等を、隣接するマーク52の位置まで、トラックレール2の軌道に沿って移動させ、上記と同様の手順(位置決め、姿勢角度調整、及び、削孔)を繰り返していく。
このように本実施形態の連続削孔方法によれば、多数の削孔を直線方向へ連続的に形成することができ、かつ、これらの一連の作業を、上述したような従来方法(アンカーボルトの打ち込みによるポールベースの固定作業、及び、アンカーボルトの抜き取りによるポールベースの取り外し作業を、全ての削孔の形成に際して逐一実施する方法)と比較して、極めて効率的に、短時間で実施することができる。
尚、本実施形態の連続削孔方法においては、内壁51に対して先に二本のトラックレール2を固定してから削孔作業を開始しているが、一本目のトラックレール2(例えば、図4において右側のトラックレール2)の固定後に、このトラックレール2にポールベース3等を装着し、位置決め作業乃至は削孔作業等を開始し、この作業と並行して、二本目のトラックレール2(図4において左側のトラックレール2)の固定作業を行うようにしてもよい。
また、一本目のトラックレール2の軌道上にポールベース3等を固定して行う削孔作業等が終了し、ポールベース3等を二本目のトラックレール2の軌道上へ移動した後、二本目のトラックレール2の軌道上における削孔作業等の実行中に、一本目のトラックレール2を内壁51から取り外し、二本目のトラックレール2の前方(延長方向側、図4において左側)に固定する作業を行うようにすれば、つまり、少なくとも二本のトラックレール2を使用し、ドリルユニット4による削孔作業の進行状況に合わせて、後方側のトラックレール2を前方側のトラックレール2の前方へ順繰りに送っていくことにより、トラックレール2の全長の何倍もの長さにわたって、削孔作業を連続して実行することができる。
尚ここでは、道路のトンネルの内壁51において、トンネルの全長方向と平行な一本の仮想直線Lに沿って多数の削孔を形成する場合について説明したが、図6に示すように、内壁51において多数の削孔Dをマトリックス状に形成する場合には、図4に示す仮想直線Lの上方側及び下方側においても、上述したような連続削孔方法を並行して、或いは、順番に実施すればよい。
また、この連続削孔方法は、図4に示すような内壁51だけでなく、路床53や天井部54などの水平面、或いは、傾斜面を対象とする場合においても問題なく実施することができ、また、せん断補強工事以外の工事においても、コンクリート躯体や岩盤等において多数の削孔を直線方向へ連続して形成する場合において幅広く適用することができる。
更に、削孔の形成後において、削孔の内周面を粗面とするために目粗し処理を実行する場合には、一つの削孔を形成した後で、コアビット43を目粗しビットと交換して目粗し処理を行う、つまり、一本のトラックレール2に対してポールベース3及びドリルユニット4を一組だけ装着して、コアビット43による削孔、目粗しビットによる目粗し、ポールベース3の移動、という順番で一連の作業を繰り返すようにしてもよいし、一本のトラックレール2に対してポールベース3及びドリルユニット4を二組装着し、前方側の組のドリルユニット4にコアビット43を取り付けるとともに、後方側の組のドリルユニット4に目粗しビット(図示せず)を取り付けて、前方側のドリルユニット4によって削孔作業を行って一つ目の削孔を形成した後、この前方側のドリルユニット4等を前方へ移動させ、次の位置で二つ目の削孔を形成するための作業を行っている間に、後方側の組のドリルユニット4により、一つ目の削孔に対して目粗し作業を行うようにしてもよい。
1:連続削孔装置、
11:削孔装置、
2:トラックレール、
21:突条部、
22:底面部、
23:長孔、
24:アンカーボルト、
25:ラックギア、
3:ポールベース、
31:上側ベース部、
32:ポール部、
33:下側ベース部、
34:嵌合部、
35:スライド調整ボルト
36:バランス調整ボルト、
37:ベース部、
38:アンカーボルト、
39:レバーハンドル、
4:ドリルユニット、
41:モータ、
42:クランプ、
43:コアビット、
51:内壁、
52:マーク、
53:路床、
54:天井部、
C:コンクリート躯体、
D:削孔、
L:仮想直線

Claims (7)

  1. トラックレールと、ポールベースと、ドリルユニットとによって構成され、
    ポールベースは、ベース部とポール部を有し、
    ポール部は、ベース部から上方へ向かって立設され、
    ドリルユニットは、モータとクランプと切削工具を有し、
    クランプは、ポール部に装着され、ドリルユニットの全体をポール部の長手方向へ移動可能なように構成され、
    切削工具は、軸線がポール部の長手方向と平行となる向きで着脱自在に取り付けられ、
    ポールベースをトラックレールと嵌合させることにより、ポールベースがトラックレールの長手方向のみへ移動可能な状態でトラックレールの軌道上に保持されるように構成されていることを特徴とする連続削孔装置。
  2. 先端部がベース部の底面側へ貫通して突出するバランス調整ボルトがベース部に複数個配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の連続削孔装置。
  3. バランス調整ボルトが、トラックレールの両側にそれぞれ配置されるとともに、ドリルユニットの両側に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の連続削孔装置。
  4. ベース部が、上側ベース部と下側ベース部とによって構成され、
    上側ベース部と下側ベース部は、上下に重ねられた状態で連結され、下側ベース部に対して上側ベース部をトラックレールの長手方向と交差する方向へスライド調整できるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の連続削孔装置。
  5. トラックレールには、その軌道方向に沿ってラックギヤが配置されるとともに、ポールベースには、トラックレールのラックギヤと噛み合うピニオンギヤと、このピニオンギヤと接続されたレバーハンドルとが備えられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の連続削孔装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の連続削孔装置を用いて削孔を行う方法であって、
    施工対象面にトラックレールを固定し、
    ドリルユニットを取り付けたポールベースと、トラックレールとを嵌合させて、トラックレールの長手方向のみへ移動可能な状態でトラックレールの軌道上にポールベースを保持させ、
    トラックレールの軌道上のいずれかの位置にポールベースを固定してドリルユニットによる削孔作業を行った後、トラックレールの軌道上の他の位置へポールベースを移動し、移動後の位置においてドリルユニットによる削孔作業を行うことを特徴とする連続削孔方法。
  7. 少なくとも二本のトラックレールを使用し、ドリルユニットによる削孔作業の進行状況に合わせて、後方側のトラックレールを前方側のトラックレールの前方へ順繰りに送っていくことを特徴とする、請求項6に記載の連続削孔方法。
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