JP2018149620A - 電動ドライバー用アタッチメント - Google Patents

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高田 博文
Hirobumi Takada
博文 高田
亮典 永木
Akinori Nagaki
亮典 永木
真生 潮見
Masanari Shiomi
真生 潮見
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Abstract

【課題】 杭や棒材等を打ち込む場合、専用のマシンが必要であったが、できるだけ手持ちの工具は減らしたいという要望があった。【解決手段】 電動ドライバーに取り付けるものであり、本体部と回転部と打撃部の3つの部材から構成されるものであって、該本体部は該電動ドライバーに取り付け可能であり、該回転部は該電動ドライバーの回転軸に固着されており、先端回転軸とそれに固着された回転円形カムとから構成され、該打撃部は該回転円形カムと噛み合う打撃円形カム、該打撃円形カムに固着された先端ハンマー部とから構成されるものにおいて、該両円形カムは、波型の歯型で係合し、該打撃円形カムはその回転を制限するための回転規制部が固着され、且つ該本体部にバネによって付勢されているもの。【選択図】 図1

Description

本発明は、電動ドライバー用アタッチメントに関するものである。
電動ハンマー(金槌等)は、電気駆動され、ハンマーのように釘やその他の部材を打撃するものである。最近、自動ドライバーと呼ばれる、電動式でネジを回転させる駆動源が多用されている。これは、釘よりも抜け難いためネジがよく使用されるようになってきているため、そのネジを回転させるのが手動では労力的にも時間的にも損失であるためである。電動式であれば、非常に楽に迅速にネジを回すことができる。
この電動ドライバーは、そのネジのサイズを変換するためや、六角ナットを用いる場合等があるため、先端部は交換可能になっている。そのため、その先端部(ネジ回し部や六角ナット部等)を他の用途の部材にも交換できる。
また、最近はハンマーを用いる釘打ちやホッチキス打ちは、その釘やホッチキス玉が自動で飛び出すように構成されている。よって、釘やホッチキス玉を触らずに打ち込むことができる。
しかし、ハンマーの用途はこのような釘等を打ち込むだけでなく、より大きなもの(棒や心材等)を挿入するため打撃することや、挿入するもの以外のまったく別のものを打撃することもある。
しかし、このような内蔵した釘等を打つのではなく、他の部材を打撃するものも考案され市販もされている。特許文献1のような回転駆動源を往復動打撃に変換する工具である。
特開2012−171063号公報
特許文献1のようなものは、打撃用の専用具であり、従来の自動ドライバーに取り付けるものではない。よって、ドライバーとは別にこれを単品で準備しなければならず使用頻度の少ないものでは大きな無駄であった。そこで、本発明では、簡単な装置で、従来の自動ドライバーに取り付けるだけで、簡単に打撃具となるものを提供する。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明電動ハンマー用アタッチメントを完成したものであり、その特徴とするところは、電動ドライバーに取り付けるものであり、本体部と回転部と打撃部の3つの部材から構成されるものであって、
該本体部は該電動ドライバーに取り付け可能であり、
該回転部は該電動ドライバーの回転軸に固着されており、先端回転軸とそれに固着された回転円形カムとから構成され、
該打撃部は該回転円形カムと噛み合う打撃円形カム、該打撃円形カムに固着された先端ハンマー部とから構成されるものにおいて、
該両円形カムは、波型の歯型で係合し、該打撃円形カムはその回転を制限するための回転規制部が固着され、且つ該本体部にバネによって付勢されている点にある。
ここで、アタッチメントとは交換可能な取り付け部材であり、その接続方法や接続部品形状は自由である。
電動ドライバーは、市販されている電動のドライバー(ねじ回し)であり、その先端部(ネジ部)が交換可能なものである。本発明にとっては、この電動ドライバーは特別なものである必要はなく、通常のものでよい。
本発明アタッチメントは、上記した電動ドライバーに交換可能に取り付けられることが前提である。即ち、電動ドライバーに取り付けられる継ぎ手(四角や六角の突起、逆に四角や六角の凹みその他、電動ドライバーと噛み合う部分)を有することである。
本発明アタッチメントは、本体部、回転部、打撃部の3つの部分から構成されている。本体部は、本発明アタッチメントの本体であり、唯一の動かない部材である。ここでいう「動かない」という語の意味は、電動ドライバーの本体(ハウジング)に対して動かない、即ち電動ドライバーと一体的という意味である。
回転部は、電動ドライバーの回転軸に連結して、それによって回転する部材である。打撃部は、被打撃体(釘や棒その他の打ち込むべき部材)を打撃する往復動する部材である。
次に各部材について説明する。回転部は、先端回転軸と回転円形カムを有している。先端回転軸は、その先端部には回転円形カムが固着され、根元部は、電動ドライバーに回転部と接続できる形状になっているか、接続できる部材が固着されている。
回転円形カムは、後述する打撃円形カムと噛み合って回転運動を往復動に変換するものである。形状としては、円筒で周囲が波型になっているものでも柱状でもよい。
打撃部は、打撃円形カムと先端ハンマー部を有している。打撃円形カムは、上記の回転円形カムと同様のものでよい。この打撃円形カムの先端に先端ハンマー部が固着されている。
先端ハンマー部は、直接被打撃物を打撃する部分である。
回転円形カムと打撃円形カムの歯型は、回転円形カムが回転した場合、それに従って打撃円形カムが回転しない場合に歯同士がすべりながら前後するものであればよい。よって、歯型としてはサイン曲線のような滑らかな曲線が好ましい。波の山の数は自由であるが、4〜8個程度がよい。
回転規制部は、打撃円形カムの回転を規制するもので、通常は単なる突起である。この突起が、本体部に設けられた長孔部に嵌り込み、回転を阻止されるのである。長孔部は、往復動方向に長く伸びた長孔であり、往復動は阻害しない。
バネは、打撃部が円形カムによって前方又は後方に移動した後に、元に戻すためのものであり、打撃部と本体部の間に設けられているものである。
さらに、本発明アタッチメントでは、先端ハンマー部が、本体部の先端部分より突出してもよい。これは、被打撃部材をより深く打ち込むことができるようにするためである。
また、先端ハンマー部にカバー筒を設けてもよい。これは、突出、引っ込みが自在であり、先端ハンマー部の往復動は邪魔しないが、被打撃物(釘や棒材等)に被せて、先端ハンマー部がずれるのを防止するためのものである。
本発明アタッチメントには次のような効果がある。
(1) 市販の電動ドライバーに簡単に取り付けられて、電動ハンマーになる。
(2) 力の変換が簡単であり、装置が小さくてすむ。
(3) 大きな棒等を電動で打ちつけることができる。釘やファスナーが自動で出て打ち付ける装置は市販されているが、大きな棒等を電動で打ちつけるハンマーはなかった。
本発明の作動原理を説明するための概略部分断面図である。 図1と同様に原理を示す概略断面図である。 本発明アタッチメントの1例を電動ドライバーに取り付けたところの側面図である。 図3の部分断面図である。
以下図面に基づいて、本発明の作動原理を簡単に説明する。
図1は、本発明の作動原理を説明するための概略部分断面図である。本発明アタッチメント1は、本体部2(白抜き部)、回転部(ドット部)及び打撃部(斜線部)から構成されている。本体部2は、電動ドライバー(図示せず)に固定するもので、固定することによって、安定させ、かつ自身が回転するのを防止する。
回転部(ドット部)は、先端回転軸3と回転円形カム4とから構成され、先端回転軸3は、電動ドライバーの回転部分にはめ込まれ、係合して回転を伝える。
この図1(図2も)では、回転円形カム4と後述する打撃円形カム5は断面していない。
打撃部(斜線部)は、打撃円形カム5と先端ハンマー部6から構成されている。この打撃円形カム5には、回転規制部7が設けられている。この回転規制部7は、本体部に設けられた長孔部8に係合し左右(図1でいう左右)には移動できるが、回転はしないようにしている。さらに、回転規制部7はバネ9によって先端回転軸3に近づく方向に引き寄せられるように付勢されている。
この図1の状態で、回転円形カム4が回転すると、それと係合する打撃円形カム5も回転しようとするが、回転が規制されている為、左方に移動することになる。そして、円形カム同士が、互いに頂点同士が接する点を越えたときに、打撃円形カム5はバネ9によって右方に移動し、元の状態に戻る。即ち、打撃円形カム5は往復動することになる。これが、本発明の回転運動を往復動に変換する原理である。
図2は、図1と同様に原理を示す概略断面図である。この例では、回転円形カム4が、打撃円形カム5よりも左側(先端側)に位置している。運動の変換原理は同じである。即ち、回転部(ドット部)が回転し、打撃部(斜線部)が往復動する。よって、先端回転軸3は、打撃円形カム5の貫通孔を係合せず貫通している。
図3は、本発明アタッチメント1の1例を電動ドライバー12に取り付けたところの側面図である。電動ドライバー12は一点鎖線で示している。
この図に示すように、電動ドライバー12の先端部に取り付けることができる。先端ハンマー部の周囲を覆うように、本体部の先端にカバー筒13が設けられている。このカバー筒13によって、被打撃体14(釘や棒材等)がずれなくて打撃が容易になる。
この図では、回転規制部7である突起と、それが係合する長孔部8が見えている。電動ドライバー12への取り付け方法は、その電動ドライバーのアタッチメントの取替えと同様であり、特別な方法でなくてよい。
図4は、図3のアタッチメント部分の断面図である。原理的には、図2と同様である。先端回転軸3と回転円形カム4とが連結され、回転円形カム4は、手前(右方)の打撃円形カム5とその波型の歯で係合している。先端回転軸3が回転すると、同時に円筒円形カム4が回転する。すると、歯で噛み合っている打撃円形カム5が回転しようとする。しかし、回転規制部7があるため回転できず、歯同士が接しながら後退することになる。そして、歯の頂部同士が接した後、後退する力がなくなり、バネ9の力によって打撃円形カム5は前方に進むことになる。
先端ハンマー部6が、前後することになるが、被打撃体14はカバー筒13によって覆われているため、ずれることがない。また、被打撃体14を完全に打ち込むためには、カバー筒13は、被打撃体14を打ち込む平面に接当し押し込むと、本体2内に入り込むように構成されている。それによって、先端ハンマー部6がカバー筒13より突出することができる。
1 本発明アタッチメント
2 本体部
3 先端回転軸
4 回転円形カム
5 打撃円形カム
6 先端ハンマー部
7 回転規制部
8 長孔部
9 バネ
12 電動ドライバー
13 カバー筒
14 被打撃体

Claims (3)

  1. 電動ドライバーに取り付けるものであり、本体部と回転部と打撃部の3つの部材から構成されるものであって、
    該本体部は該電動ドライバーに取り付け可能であり、
    該回転部は該電動ドライバーの回転軸に固着される部分であり、先端回転軸とそれに固着された回転円形カムとから構成され、
    該打撃部は該回転円形カムと噛み合う打撃円形カム、及び該打撃円形カムに固着された先端ハンマー部とから構成されるものにおいて、
    該両円形カムは、波型の歯型で係合し、該打撃円形カムはその回転を制限するための回転規制部が固着され、且つ該本体部にバネによって付勢されていることを特徴とする電動ドライバー用アタッチメント。
  2. 該先端ハンマー部は、該本体部の先端部分より突出するものである請求項1記載の電動ドライバー用アタッチメント。
  3. 該先端ハンマー部に、カバー筒が設けられているものである請求項1又は2記載の電動ドライバー用アタッチメント。

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