JP2018147831A - 燃料電池システムの始動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】始動時に遮断線の異常確認を行う際に、始動時間を短縮することができる燃料電池システムの始動方法を提供する。【解決手段】FC−CVT15(燃料電池コンバータ)からの異常信号NODDに異常があるか否かを確認する異常判断と、FC−CVT15の動作を遮断する遮断信号をSubCPU302からFC−CVT15へ出力する遮断線FSDN2のうち少なくとも1つ以上の遮断線が異常であるか否かを確認する異常判断と、を並行して実施する第1異常確認工程と、車両に搭載される高電圧駆動機器の停止中に実行するプリチャージと並行して、第1異常確認工程において選択されていない遮断線の異常を確認する第2異常確認工程と、遮断線の全ての確認が完了したときに、システムメインリレーを接続する接続工程と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムの始動方法に関する。
従来から、燃料電池(以下、FC)とバッテリの2つを電力供給源とするFCシステムが知られている。FCに接続される電源ラインとバッテリに接続される電源ラインとの間で双方向に電圧変換を行うDC−DCコンバータ(燃料電池コンバータ、バッテリコンバータ)を設けることにより、電力の相互供給等を効率的に行っている。
上記DC−DCコンバータが設けられた燃料電池システムにおいて、例えば燃料電池コンバータを構成する主スイッチに過電流が流れ、スイッチング素子がオープン故障してしまうと、モータやバッテリに大電流が流れ、モータ等に接続されるインバータやバッテリに接続されるバッテリコンバータに過電圧が発生し、これによってインバータやバッテリコンバータ等も故障するいわゆる共連れ故障が発生することが指摘されている。
このような共連れ故障の対策として、例えば特許文献1では、燃料電池コンバータが故障したときに、燃料電池コンバータの動作を遮断する遮断信号を遮断線に出力して燃料電池コンバータの動作を遮断する燃料電池システムが提案されている。
特開2011−228294号公報
上記遮断線に異常がないか否か、燃料電池システムの始動時に異常判断を行うことがある。しかし、ISO26262(自動車の安全要求と安全対策を指定する指標)に対応するために遮断線が増えると、遮断線の異常判断に要する時間が長くなり、燃料電池システムの始動に時間がかかるおそれがある。
そこで、本発明は、始動時に遮断線の異常確認を行う際に、始動時間を短縮することができる燃料電池システムの始動方法を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池システムの始動方法は、電力供給源としての燃料電池及びバッテリと、燃料電池と第1負荷との間に設けられた燃料電池コンバータと、バッテリと第2負荷との間に設けられたバッテリコンバータと、燃料電池コンバータと第1負荷との間に設けられた第1インバータと、バッテリコンバータと第2負荷との間に設けられた第2インバータと、燃料電池コンバータを制御する第1コントローラと、第1コントローラとは別個に構成され、バッテリコンバータを制御する第2コントローラと、燃料電池、燃料電池コンバータ、バッテリコンバータ、第1インバータ、第2インバータ、第1コントローラ、及び、第2コントローラの動作をそれぞれ遮断する遮断信号が出力される遮断線と、燃料電池から第1負荷への電力の供給と遮断とを切換えるシステムメインリレーと、を備えた燃料電池システムの始動方法であって、第1コントローラ又は第2コントローラは、イグニッションオンの後に遮断線の異常判断工程を行い、遮断線の異常判断工程は、燃料電池コンバータからの異常信号に異常があるか否かを確認する異常判断と、第1インバータ及び第2インバータの動作を遮断する遮断信号を第1コントローラから第1インバータ及び第2インバータへ出力する遮断線、燃料電池コンバータの動作を遮断する遮断信号を第1コントローラから燃料電池コンバータへ出力する遮断線、第1インバータ及び第2インバータの動作を遮断する遮断信号を燃料電池コンバータから第1インバータ及び第2インバータへ出力する遮断線、第1インバータ及び第2インバータの動作を遮断する遮断信号を第2コントローラから第1インバータ及び第2インバータへ出力する遮断線、並びに、燃料電池コンバータの動作を遮断する遮断信号を第2コントローラから燃料電池コンバータへ出力する遮断線のうち、少なくとも1つ以上の遮断線が異常であるか否かを確認する異常判断と、を並行して実施する第1異常確認工程と、燃料電池又はバッテリから供給される電力が流れる高電圧回路上の電荷を0とする停止工程と、車両に搭載される高電圧駆動機器の停止中に実行するプリチャージと並行して、第1異常確認工程において選択されていない遮断線の異常を確認する第2異常確認工程と、遮断線の全ての確認が完了したときに、システムメインリレーを接続する接続工程と、を含む。
かかる構成によれば、燃料電池コンバータからの異常信号に異常があるか否かを確認する異常判断を行うタイミング、又は、高電圧駆動機器の停止中に実行するプリチャージのタイミングと並行して遮断線の異常確認を行うため、例えばISO26262に対応するために遮断線が増えたとしても、燃料電池システムの始動時間を短縮することができる。
本発明によれば、始動時に遮断線の異常確認を行う際に、始動時間を短縮することができる燃料電池システムの始動方法を提供することができる。
燃料電池システムの構成図である。 FC昇圧コンバータコントローラとインバータ類コントローラとの間における故障情報の相互通信によってFC昇圧コンバータ、駆動インバータ、補機インバータ、及びバッテリ昇圧コンバータの同時運転停止がどのようにして実現されるかを説明する図である。 図2中の故障信号やシャットダウン信号の内容を説明する図である。 遮断線の異常判断工程を説明するためのフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、本実施形態のFCシステム11は、負荷への電力供給源として、例えば高分子電解質型のFC12及びBAT20を備えている。
FC12と車両を走行させるための駆動モータ(第1の負荷)13とは、電力供給経路Aを介して接続されている。この電力供給経路Aには、FC12側から順に、FCリレー50、FC−CVT(第1コンバータ)15及び駆動IVT16が設けられている。なお、FCリレー50は、FC−CVT15と後述する接続点Xとの間に設けられていてもよい。
FC−CVT15は直流の電圧変換器であり、FC12から入力された直流電圧を調整して駆動IVT16側へ出力する。駆動モータ13は例えば三相交流モータであり、駆動IVT16は直流電流を三相交流に変換して駆動モータ13に供給する。
電力供給経路Aには、電力供給経路Bが接続されている。電力供給経路Aと電力供給経路Bとの接続点Xは、FC−CVT15と駆動IVT16との間に位置する。電力供給経路Bの一端にはBAT20が接続されており、BAT20と接続点Xとの間には、BAT20側から順にリレー(図示略)及びBAT−CVT(第2コンバータ)22が設けられている。
BAT20は、CTRL30からの制御信号に基づいて、FC12の出力電力の余剰分や駆動モータ13の回生電力を充電することや、駆動モータ13,14の駆動に必要な電力に対してFC12の出力電力では不足する場合にその不足分の電力を補給することが可能になっている。
BAT−CVT22は直流の電圧変換器であり、BAT20から入力された直流電圧を調整して駆動モータ13,14側へ出力する機能と、FC12または駆動モータ13から入力された直流電圧を調整してBAT20に出力する機能と、を有する。このようなBAT−CVT22の機能により、BAT20の充放電が実現される。
電力供給経路Bの高電圧側には、電力供給経路Cが接続されている。電力供給経路Bと電力供給経路Cとの接続点Yは、接続点XとBAT−CVT22との間に位置する。電力供給経路Cの一端には、駆動モータ(第1の負荷)14が接続されている。駆動モータ14は、例えば三相交流モータであり、FC12に空気(酸化ガス)を圧送するエアコンプレッサの駆動モータである。駆動モータ14と接続点Yとの間には、補機IVT17が設けられている。補機IVT17は、直流電流を三相交流に変換して駆動モータ14に供給する。
なお、本実施形態では、図示を省略しているが、電力供給経路Bの低電圧側(BAT20側)には、FC12の水素ガス流路から排出された水素オフガスをFC12に還流させるための水素ポンプを駆動する補機モータ、FC12の温調に使用される冷却水を循環させるための冷却水ポンプを駆動する補機モータ、及びこれらの補機モータに直流電流を三相交流に変換したうえで供給する補機インバータが設けられている。
CTRL30(統合ECU)は、FCシステム11を統合制御するためのコンピュータシステムであり、本実施形態では、例えば、MainCPU301(以下、M−CPU301)、SubCPU302(以下、S−CPU302)、RAM、ROM等を有している。CTRL30は、各種センサから供給される信号(例えば、アクセル開度を表す信号、車速を表す信号、FC12の出力電流や出力電圧を表す信号等で、図1には一部のみを図示している。)の入力を受けて、駆動モータ13,14及び補機モータを含む負荷全体の要求電力を算出する。
本実施形態のCTRL30は、FC12の出力電圧(言い換えれば、FC−CVT15の入力電圧)を制御するC−CTRL31と、BAT20からの出力電圧(言い換えれば、BAT−CVT22の入力電圧)と駆動IVT16及び補機IVT17へ供給する出力電圧を制御するI−CTRL32と、相互通信可能に接続されている。
図1中の破線枠で示すように、FC−CVT15はC−CTRL31によって制御されるシステム構成要素群(以下、制御対象群41)に属するものであり、BAT−CVT22,駆動IVT16及び補機IVT17はI−CTRL32によって制御されるシステム構成要素群(以下、制御対象群42)に属している。
これらC−CTRL31とI−CTRL32とは、CTRL30を介して相互通信可能に接続されている。例えば一方の制御対象群41/42に属するシステム構成要素に故障が発生した場合には、その故障情報を一方のC−CTRL31/I−CTRL32からCTRL30が受信し、CTRL30から一方の制御対象群41/42に属するシステム構成要素を緊急停止するための遮断指令を出力するようになっている。
駆動モータ13,14及び補機モータ以外の負荷としては、車両走行に必要な不図示の装置(変速機、車輪制御装置、操舵装置、懸架装置等)で消費される電力や、乗員空間内に配置される不図示の装置(空調装置、照明器具、オーディオ等)で消費される電力等がある。
CTRL30は、FC12とBAT20の各出力電力の配分を決定し、発電指令値を算出する。より具体的には、CTRL30は、FC12及びBAT20に対する要求電力を算出すると、これらの要求電力が得られるようにFC−CVT15及びBAT−CVT22の動作を制御する。
そして、通常運転時においては、C−CTRL31がFC−CVT15にFC12の出力電圧を制御させると共に、I−CTRL32がBAT−CVT22に駆動モータ13,14側への出力電圧、言い換えれば、駆動IVT16及び補機IVT17への入力電圧を制御させるが、一方のC−CTRL31/I−CTRL32が制御する一方の制御対象群41/42に属するシステム構成要素の故障をCTRL30が検知した場合には、CTRL30から一方の制御対象群41/42に属するシステム構成要素を緊急停止するための遮断指令を出力する
CTRL30は、例えばMG−ECU(図2参照)の故障を検知(MG−ECUの故障をソフトウェア的な信号線を受信することによって検知)した場合には、インバータ(図2に示す駆動IVT16及び補機IVT17)を緊急停止するための遮断指令HSDN(図2参照)を、CTRL30のM−CPU301から出力する。なお、M−CPU301が故障している場合において、MG−ECUの故障をCTRL30が検知した場合には、駆動IVT16及び補機IVT17を緊急停止するための遮断指令HSDN2を、CTRL30のS−CPU302から出力する。
CTRL30から送信された故障情報を受信した他方のI−CTRL32/C−CTRL31は、故障したシステム構成要素が何であるかに応じて、種々の同時シャットダウン(同時運転停止)処理を実施する。以下、このシャットダウン処理について詳述する。
図2は、本実施形態に係るFCシステム11のシャットダウン体系の一例を示す図である。符号100は、I−CTRL32によって駆動IVT16、補機IVT17、及びBAT−CVT22のシャットダウンとその解除等が制御される第1のシャットダウン体系である。また、符号200は、C−CTRL31によってFC−CVT15のシャットダウンとその解除等が制御される第2のシャットダウン体系である。
ところで、コンバータやインバータには、IPM(Intelligent Power Module)と呼ばれる機能部品が組み込まれている。これは、コンバータやインバータ内の半導体素子(例えば、IGBT)が過熱、過電流、過電圧等の異常に対して非常に弱く、故障しやすい部品であるため、あらかじめIGBTモジュールを設計する際に、前記異常を検知する異常検知回路を当該IGBTモジュールに組み込み、異常が検知された場合に速やかに回路への通電を遮断することで、IGBTの故障を抑制するものである。
本実施形態においては、図2に示すように、駆動IVT16、補機IVT17、及びBAT−CVT22を備えた制御対象群41に対してPCU−IPM110が組み込まれており、FC−CVT15を備えた制御対象群42に対してFDC−IPM210が組み込まれている。なお、図2には、FC−CVT15がU相、V相、W相、及びX相の4相の昇圧回路部を備えてなるマルチフェーズコンバータである場合が例示されている。
以下、図2及び図2中の記号の説明をリストにした図3を参照しながら、CTRL30によって制御されるシャットダウン動作の代表例について具体的に説明する
なお、図3において、MFINV,GFINV,FCV等のように大文字のアルファベットで表記され、且つ、信号名に「−rg」を有しない信号は、シャットダウン指令(停止信号)を意味する信号値(以下、「シャットダウン側の信号値」という場合があり、また、「シャットダウン側の信号値を有する」を単に「シャットダウン側の」という場合があるものとする。)、又は、シャットダウン解除指令(停止解除信号)を意味する信号値(以下、「シャットダウン解除側の信号値」という場合があり、また、「シャットダウン解除側の信号値を有する」を単に「シャットダウン解除側の」という場合があるものとする。)のいずれか一方を有する信号である。
また、mfinv−rg,gfinv−rg,fcv−rg等のように小文字のアルファベットで表記され、且つ、信号名に「−rg」を有する信号は、上記シャットダウン指令を意味する信号値が出力されている場合でもそれをマスクしてシャットダウン指令を無効化する信号である。
<MFINV>
第1のシャットダウン体系100において、例えば駆動IVT16が故障した場合には、その故障がPCU−IPM110によって検知され、駆動IVT16の故障検知に対応してシャットダウン側の信号値を有するMFINVが出力される。このシャットダウン側のMFINVが出力されると、駆動モータ13,14に対するシャットダウン側の信号値を有するMSDN及びGSDNが生成され、それらシャットダウン側のMSDN及びGSDNがそれぞれ駆動IVT16及び補機IVT17に出力され、駆動モータ13,14の運転が停止する。
このとき、BAT−CVT22に対しては、シャットダウン解除側の信号値を有するCSDNが出力されている。また、第1のシャットダウン体系100においてシャットダウン側のMFINVが出力されると、このシャットダウン側のMFINVの出力に応じて制御対象群41に対するシャットダウン側の信号値を有するFSDNが、CTRL30のM−CPU301から生成され、このシャットダウン側のFSDNが、CTRL30のM−CPU301から第2のシャットダウン体系200に送信される。なお、例えばM−CPU301が故障して、シャットダウン側のFSDNがM−CPU301から第2のシャットダウン体系200に送信されない場合に、S−CPU302からFSDN2が第2のシャットダウン体系200に送信される。具体的には、M−CPU301が故障している状態で第1のシャットダウン体系100においてシャットダウン側のMFINVが出力されると、このシャットダウン側のMFINVの出力に応じて制御対象群41に対するシャットダウン側の信号値を有するFSDN2が、S−CPU302から生成され、このシャットダウン側のFSDN2が、S−CPU302から第2のシャットダウン体系200に送信される。
すると、第2のシャットダウン体系200においては、FC−CVT15のU相、V相、W相、及びX相の各相に対するシャットダウン側の信号値を有するSDNU、SDNV、SDNW、及びSDNXが生成され、これらシャットダウン側のSDNU乃至SDNXがそれぞれU相乃至X相に出力され、FC−CVT15の運転が停止する。
このように、本実施形態では、駆動IVT16の故障が検知された場合には、同じ制御対象群42に属しているシステム構成要素のうちBAT−CVT22を除くその他の駆動IVT16及び補機IVT17の運転が同時に停止するだけでなく、もう一方の制御対象群41に属しているFC−CVT15の運転までもが同時に停止する。したがって、駆動IVT16が故障した場合であっても、それに伴う補機IVT17やFC−CVT15の共連れ故障が抑制される。
本実施形態では、共連れ故障を抑制するために、故障したシステム構成要素以外のシステム構成要素についても同時停止させるものであるが、BAT−CVT22だけは同時停止の対象から外されている。つまり、BAT−CVT22だけは、上記同時停止のタイミングから所定時間が経過した後に停止する。
これにより、駆動IVT16や補機IVT17が同時停止した後に発生し得る逆起電圧をBAT−CVT22によって制御することが可能となり、逆起電圧による半導体素子の故障を抑制することができる。
<GFINV>
第1のシャットダウン体系100において、補機IVT17が故障した場合は、その故障がPCU−1PM110によって検知され、かかる故障検知に対応してシャットダウン側の信号値を有するGFINVが出力される。そして、シャットダウン側のGFINVが出力されると、このシャットダウン側のMSDN及びGSDNが出力される。それ以降のシステム構成要素の同時停止動作は、上述した駆動IVT16が故障した場合(上記<MFINV>)と同様であるので、かかる場合の動作及び作用効果の説明は省略する。
<FCV>
次に、第1のシャットダウン体系100において、BAT−CVT22が故障した場合について説明する。かかる場合には、その故障がPCU−IPM110によって検知され、BAT−CVT22の故障検知に対応してシャットダウン側の指令値を有するFCVが出力される。
このシャットダウン側のFCVが出力されると、駆動モータ13,14及びBAT−CVT22に対するシャットダウン側の信号値を有するMSDN,GSDN及びCSDNが出力され、それらシャットダウン側のMSDN,GSDN及びCSDNがそれぞれ駆動IVT16,補機IVT17及びBAT−CVT22に出力され、駆動モータ13,14及びBAT−CVT22の運転が停止する。
また、上述した駆動IVT16が故障した場合と同様に、第1のシャットダウン体系100においてシャットダウン側のFCVが出力されると、このFCVの出力に応じてFC−CVT15に対するシャットダウン側の信号値を有するFSDNがCTRL30から生成されて第2のシャットダウン体系200に送信され、FC−CVT15のU相、V相、W相、及びX相の各相に対するシャットダウン側の信号値を有するSDNU乃至SDNXがそれぞれU相乃至X相に出力され、FC−CVT15の運転が停止する。
このように、BAT−CVT22の故障が検知された場合にも、制御対象群42に属しているBAT−CVT22、駆動IVT16及び補機IVT17の運転が同時に停止するだけでなく、もう一方の制御対象群41に属しているFC−CVT15の運転までもが同時に停止するので、共連れ故障が抑制される。
<OVH>
第1のシャットダウン体系100において、駆動IVT16の入力電圧が所定の閾値以上となる駆動IVT16の過電圧異常が検知された場合には、その異常がPCU−IPM110によって検知され、かかる異常検知に対応してシャットダウン側の信号値を有するOVHが出力される。
そして、このシャットダウン側のOVHが出力されると、シャットダウン側のMSDN,GSDN及びCSDNが出力される。それ以降のシステム構成要素の同時停止動作は、上述したBAT−CVT22の故障が検知された場合(上記<FCV>)と同様であるので、かかる場合の動作と作用効果の説明は省略する。
<OVL>
また、第1のシャットダウン体系100において、BAT−CVT22の入口電圧が所定の閾値以上となるBAT−CVT22の過電圧異常が検知された場合には、その異常がPCU−IPM110によって検知され、かかる異常検知に対応してシャットダウン側の信号値を有するOVLが出力される。
そして、このシャットダウン側のOVLが出力されると、シャットダウン側のMSDN,GSDN及びCSDNが出力される。それ以降のシステム構成要素の同時停止動作は、上述したBAT−CVT22の故障が検知された場合(上記<FCV>)と同様であるので、かかる場合の動作と作用効果の説明は省略する。
<FCVU>
次に、第2のシャットダウン体系200において、FC−CVT15内のU相が故障した場合について説明する。かかる場合には、その故障がFDC−IPM210によって検知され、FC−CVT15のU相の故障検知に対応してシャットダウン側の信号値を有するFCVUが出力される。
シャットダウン側のFCVUが出力されると、FC−CVT15のU相、V相、W相、X相に対するシャットダウン側の信号値を有するSDNU,SDNV,SDNW及びSDNXが出力され、それらシャットダウン側のSDNU,SDNV,SDNW及びSDNXがそれぞれ駆動FC−CVT15のU相、V相、W相、X相に出力され、FC−CVT15の全相の運転が停止する。
なお、図2ではソフトウェア的な信号線の図示を省略しているが、シャットダウン側のFCVUが出力されると、M−CPU301及びS−CPU302は、U相乃至X相をソフトウェア的にもシャットダウンするように構成されている。
第2のシャットダウン体系200においては、シャットダウン側のFCVUが出力されると、このFCVUの出力に応じて制御対象群42に対するシャットダウン側の信号値を有するISDNが生成されて第1のシャットダウン体系100に送信される。
すると、第1のシャットダウン体系100においては、駆動モータ13,14に対するシャットダウン側の信号値を有するMSDN及びGSDNが生成され、それらシャットダウン側のMSDN及びGSDNがそれぞれ駆動IVT16及び補機IVT17に出力され、駆動モータ13,14の運転が停止する。
このとき、BAT−CVT22に対しては、シャットダウン解除側の信号値を有するCSDNが出力されている。
このように、FC−CVT15内のU相の故障が検知された場合には、制御対象群41に属しているFC−CVT15の全相の運転が同時に停止するだけでなく、もう一方の制御対象群42に属している駆動IVT16及び補機IVT17の運転までもが同時に停止するので、共連れ故障が抑制される。
この同時停止の際、BAT−CVT22だけは同時停止の対象から外されている。つまり、BAT−CVT22だけは、上記同時停止のタイミングから所定時間が経過した後に停止する。これにより、駆動IVT16や補機IVT17が同時停止した後に発生し得る逆起電圧をBAT−CVT22によって制御することが可能となり、逆起電圧による半導体素子の故障を抑制することができる。
<FCVV,FCVW,FCVX>
第2のシャットダウン体系200において、FC−CVT15内の他の相(V相、W相、X相)のいずれかの相において故障が検知された場合も、その故障がFDC−IPM210によって検知され、故障した相に対応する故障検知信号として、それぞれシャットダウン側の信号値を有するFCVV(V相)、FCVW(W相)、或いはFCVX(X相)が出力される。
そして、シャットダウン側のFCVV乃至FCVXのいずれかが出力されると、シャットダウン側のSDNU,SDNV,SDNW及びSDNXが出力される。それ以外のシステム構成要素の同時停止動作やソフトウェア的なシャットダウン動作は、上述したU相の故障が検知された場合(上記<FCVU>)と同様であるので、かかる場合の動作と作用効果の説明は省略する。
<FOVH>
第2のシャットダウン体系200において、FC−CVT15の出口電圧が所定の閾値以上となる過電圧異常が検知された場合には、かかる異常検知に対応してシャットダウン側の信号値を有するFOVHが出力される。
そして、このシャットダウン側のFOVHが出力されると、シャットダウン側のSDNU,SDNV,SDNW及びSDNXが出力される。それ以外のシステム構成要素の同時停止動作やソフトウェア的なシャットダウン動作は、上述したFC−CVT15のU相の故障が検知された場合(上記<FCVU>)と同様であるので、かかる場合の動作と作用効果の説明は省略する。
上述したように、第1のシャットダウン体系100及び第2のシャットダウン体系200が動作した後は、FCシステム11の運転に係る主要なシステム構成要素の全てが運転を停止しているので、そのままでは車両が路上故障の状態に陥ってしまう。
そこで、上述したシャットダウン動作によってシステム構成要素を安全に停止させて共連れ故障を回避した後は、その故障(異常)内容を特定したうえで、最適な方法でFCシステム11を再起動させ、フェールセーフ走行(退避走行)を行なう。
上述したように、第1のシャットダウン体系100又は第2のシャットダウン体系200におけるいずれかのシステム構成要素が故障した場合に、FC−CVT15又は駆動IVT16・補機IVT17の動作を遮断する遮断信号を遮断線に出力して、FC−CVT15又は駆動IVT16・補機IVT17の動作を遮断するが、本実施形態では、遮断線に異常があるか否かの確認を、燃料電池システムの始動時に行う。図4は、燃料電池システムの始動時に行われる、遮断線の異常判断工程の一例を示すフローチャートである。以下で説明する異常判断工程において、適宜図1及び図2に示した構成要素を参照しながら説明する。
図4に示すステップS110にて、IG(イグニッション)がオンされたか否かが判定される。IGオンを検出した場合には(ステップS110にてYES)、次のステップへ進む。IGオンを検出しない場合には(S120にてNO)、処理はS110へ戻されて、IGオンを検出するまで繰り返される。
ステップS120にて、FC−CVT15の降圧動作が異常であることをCTRL30に連絡するための異常信号NODDについて異常の有無を確認する。なお、降圧動作の異常とは、例えば、FC−CVT15の本体故障が発生した場合、あるいはFC−CVT15の入力側電圧が異常に上昇した場合(過電圧)等が挙げられる。
ステップS120と並行してステップS130(第1異常確認工程)の処理を実行する。ステップS130では、FC−CVT15、又は、駆動IVT16及び補機IVT17のいずれかの動作を遮断する遮断信号が出力される遮断線のうち、任意に選択される遮断線の異常確認を行う。具体的には、CTRL30(M−CPU301又は−CPU302)は、FC−CVT15、又は、駆動IVT16及び補機IVT17のいずれかの動作を遮断する遮断信号を出力し(ステップS130の遮断線ON)、モニタ線が正常に接続されているか否か、例えば図2に示す符号M箇所にて確認する。モニタ線が正常に接続されている場合には、ステップS140へ移行し、モニタ線が正常に接続されていない場合には、ステップS110へ戻る。なお、ステップS130の異常確認において選択される遮断線の本数は任意であるが、ステップS120と並行して処理する観点から、ステップS120の処理時間に基づきステップS130で確認する遮断線の本数を決定することが望ましい。ステップS130において選択される少なくとも1つ以上の遮断線としては、以下の遮断線を含む。すなわち、駆動IVT16及び補機IVT17の動作を遮断する遮断信号を、M−CPU301から駆動IVT16及び補機IVT17へ出力する遮断線(HSDN)、M−CPU301が故障したときに、駆動IVT16及び補機IVT17の動作を遮断する遮断信号を、S−CPU302から駆動IVT16及び補機IVT17へ出力する遮断線(HSDN2)、第1のシャットダウン体系100において、シャットダウン側のいずれかのシステム構成要素が故障したときに出力される信号に応じて、FC−CVT15の動作を遮断する遮断信号を、M−CPU301からFC−CVT15へ出力する遮断線(FSDN)、M−CPU301が故障したときに、FC−CVT15の動作を遮断する遮断信号を、S−CPU302からFC−CVT15へ出力する遮断線(FSDN2)、第2のシャットダウン体系200において、シャットダウン側のいずれかのシステム構成要素が故障したときに出力される信号に応じて、駆動IVT16及び補機IVT17の動作を遮断する遮断信号を、駆動IVT16及び補機IVT17へ出力する遮断線(ISDN)を含む。
次いで、ステップS140において、FC12又はBAT20から供給される電力が流れる高電圧回路上に電荷が有るか否かを確認し、電荷が有る場合には放電させて電荷を0とし、処理はステップS150へ移される。
ステップS150にて、ST(システムスタート)がオンされたか否かを判断する。STオンを検出した場合(ステップS150にてYES)、処理はステップS160へ移される。STオンを検出しない場合(ステップS150にてNO)、処理はステップS150へ戻されて、STオンを検出するまで繰り返される。
ステップS160(停止工程)にて、車両に搭載された高電圧駆動機器(例えばモータ、エアコンプレッサ等を含む装置)を停止させ、次のステップへ移行する。
高電圧駆動機器の停止中に、ステップS170においてプリチャージを行う。このプリチャージは、例えば、システムメインリレーをバイパスするように接続したプリチャージ用リレー(図示略)をオンとした状態で、負荷側の電圧値が予め定められた電圧値以上に到達したか、予め定められたプリチャージ時間が経過したことにより完了する。本実施形態では、このプリチャージと並行してステップS180の処理を行う。すなわち、ステップS180では、高電圧駆動機器の停止中に、ステップS130で選択されなかった遮断線(異常が有るか否か未確認の遮断線)について異常確認を行い、全ての遮断線の確認が終了したときに、システムメインリレー(SMR、例えばFCリレー50(図1参照)、BAT20側のリレー(図示略)を含む)を接続する(ステップS190)。
なお、ステップS180における処理内容は、ステップS130における処理内容と同じであり、確認する遮断線が異なるものである。例えば、ステップS130において、HSDN、HSDN2の異常確認が完了していたときには、ステップS180において、FSDN、FSDN2、ISDNの異常確認を行う。ステップS180において、遮断線の異常(故障)が有る場合には、フェールセーフ走行(退避走行)へ移行する。
ステップS200では、システム起動完了しReadyON状態(車両の発進を可能にする状態)とする。なお、ステップS180においてフェールセーフ走行へ移行してReadyOFFと設定している場合には、ReadyON状態としない。
以上説明した本実施形態では、FC−CVT15からの異常信号(NODD)に異常があるか否かを確認する異常判断を行うタイミング、又は、高電圧駆動機器の停止中のプリチャージを行うタイミングと並行して遮断線の異常確認を行うため、ISO26262に対応するために遮断線が増えたとしてもFCシステム11の始動時間を短縮することができる。
以上説明したとおり、上述の実施形態においては、あるシステム構成要素の故障に起因して他のシステム構成要素を同時停止(シャットダウン)させた後でも、故障したシステム構成要素とその故障原因を特定することにより、故障していないシステム構成要素によるシステム再起動が可能である。よって、FCシステム11を搭載した車両によれば、システム構成要素の共連れ故障を回避しつつ、その回避後においても最低限のフェールセーフ走行が可能である。
なお、上述した実施形態においては、I−CTRL32が物理的に1つのコントローラで構成され、この1つのコントローラで駆動IVT16(第1インバータ)、補機IVT17(第2インバータ)、及びBAT−CVT22(第2コンバータ)を制御する例について説明したが、本発明は、そのような例に限定されるものではない。
例えば、第1インバータ、第2インバータ、及び第2コンバータのそれぞれに対して各1つのコントローラが設けられていて、これら3つのコントローラが接続されて第2コントローラが構成されていてもよい。
また、第1インバータ、第2インバータ、及び第2コンバータのうちの1つを制御するコントローラと、他の2つを制御するコントローラとが接続されて第2コントローラが構成されていてもよい。
また、上述した実施形態においては、本発明に係るFCシステムをFC車両に搭載した場合について説明したが、FC車両以外の各種移動体(ロボット、船舶、航空機等)にも本発明に係るFCシステムを適用することができる。また、本発明に係るFCシステムを、建物(住宅、ビル等)用の発電設備として用いられる定置用発電システムに適用することもできる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
11…FCシステム
12…FC(燃料電池)
13、14…駆動モータ
15…FC−CVT(燃料電池コンバータ)
16…駆動IVT(インバータ)
17…補機IVT(インバータ)
20…BAT(バッテリ)
30…統合ECU
41、42…制御対象群
100…第1シャットダウン体系
200…第2シャットダウン体系
301…MainCPU(第1コントローラ)
302…SubCPU(第2コントローラ)
NODD…異常信号
HSDN…遮断線
FSDN…遮断線
ISDN…遮断線
HSDN2…遮断線
FSDN2…遮断線

Claims (1)

  1. 電力供給源としての燃料電池及びバッテリと、
    前記燃料電池と第1負荷との間に設けられた燃料電池コンバータと、
    前記バッテリと第2負荷との間に設けられたバッテリコンバータと、
    前記燃料電池コンバータと前記第1負荷との間に設けられた第1インバータと、
    前記バッテリコンバータと前記第2負荷との間に設けられた第2インバータと、
    前記燃料電池コンバータを制御する第1コントローラと、
    前記第1コントローラとは別個に構成され、前記バッテリコンバータを制御する第2コントローラと、
    前記燃料電池、前記燃料電池コンバータ、前記バッテリコンバータ、前記第1インバータ、前記第2インバータ、前記第1コントローラ、及び、前記第2コントローラの動作をそれぞれ遮断する遮断信号が出力される遮断線と、
    前記燃料電池から前記第1負荷への電力の供給と遮断とを切換えるシステムメインリレーと
    を備えた燃料電池システムの始動方法であって、
    前記第1コントローラ又は前記第2コントローラは、イグニッションオンの後に前記遮断線の異常判断工程を行い、
    前記遮断線の異常判断工程は、
    前記燃料電池コンバータからの異常信号に異常があるか否かを確認する異常判断と、前記第1インバータ及び前記第2インバータの動作を遮断する遮断信号を前記第1コントローラから前記第1インバータ及び前記第2インバータへ出力する遮断線、前記燃料電池コンバータの動作を遮断する遮断信号を前記第1コントローラから前記燃料電池コンバータへ出力する遮断線、前記第1インバータ及び前記第2インバータの動作を遮断する遮断信号を前記燃料電池コンバータから前記第1インバータ及び前記第2インバータへ出力する遮断線、前記第1インバータ及び前記第2インバータの動作を遮断する遮断信号を前記第2コントローラから前記第1インバータ及び前記第2インバータへ出力する遮断線、並びに、前記燃料電池コンバータの動作を遮断する遮断信号を前記第2コントローラから前記燃料電池コンバータへ出力する遮断線のうち、少なくとも1つ以上の遮断線が異常であるか否かを確認する異常判断と、を並行して実施する第1異常確認工程と、
    前記燃料電池又は前記バッテリから供給される電力が流れる高電圧回路上の電荷を0とする停止工程と、
    車両に搭載される高電圧駆動機器の停止中に実行するプリチャージと並行して、前記第1異常確認工程において選択されていない遮断線の異常を確認する第2異常確認工程と、
    前記遮断線の全ての確認が完了したときに、前記システムメインリレーを接続する接続工程と、
    を含むことを特徴とする燃料電池システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024067460A1 (zh) * 2022-09-29 2024-04-04 永安行科技股份有限公司 氢能自行车整车控制系统及控制方法

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