JP2018147735A - 光照射装置および光照射ユニット - Google Patents

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【課題】設置に要する上方スペースが少なくて済む光照射装置および光照射ユニットを提供する。
【解決手段】光照射装置の一態様は、ランプを内包し、第1部分と第2部分とに分割自在なランプ室と、上記ランプ室の上方に位置し、上記第1部分を支持して伸縮することによりその第1部分を昇降させる支持昇降体と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光照射装置および光照射ユニットに関する。
従来、光照射装置として例えば、液晶を配向させるための配向膜に配向性を光照射によって付与する光配向装置などが知られている。このような光配向装置では光源としてロングアーク型放電ランプが一般に用いられている。また、液晶基板のサイズ拡大にともない、光配向装置の照射面積も拡大し、しかも大面積に対して照射量及び偏光軸角度の均一な偏光光が求められているため、ランプはより長尺なものが望まれるようになってきた。
これまで、度重なる基板サイズの拡大によってロングアーク放電ランプ1本の長さは2500mmまで伸長されており、このような長尺なランプを所定の使用時間の後に交換する作業は、ランプと同じ長さの抜き取りのためのスペースを工場内に要求し、作業員の負担も大きかった。
そこで、特許文献1に記載の灯具昇降式のランプ交換方式が提案された。この方式によれば、光照射装置のランプが収められた箱である、いわゆる灯具が3段に分割され、その分割された各々が上下方向に昇降する。そして、このような昇降によって、作業員が手を入れて作業するスペースが上下方向に生み出され、ランプの交換や、偏光板を含むフィルタユニットの交換が可能となっている。
特開2014−191939号公報
上述した灯具昇降式のランプ交換方式による光照射装置の場合、分割された灯具の上昇スペースが必要となり、光照射装置の設置場所として天井の高い建物が求められることになる。しかしながら、光照射装置の上方には、ランプの冷却に用いられる送風ダクトなどが接続されることが多く、灯具の上昇スペースは確保が難しい場合がある。
そこで、本発明は、設置に要する上方スペースが少なくて済む光照射装置および光照射ユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光照射装置の一態様は、ランプを内包し、第1部分と第2部分とに分割自在なランプ室と、上記ランプ室の上方に位置し、上記第1部分を支持して伸縮することによりその第1部分を昇降させる支持昇降体と、を備える。
このような光照射装置によれば、支持昇降体の収縮によって作業員の作業スペースが生み出されるので光照射装置の上方には余分なスペースが不要である。
上記光照射装置において、上記ランプ室および上記支持昇降体を内包して保持した筐体を備えてもよい。このような筐体が備えられることにより、支持昇降体が伸縮時にも安定して保持される。
また、上記光照射装置において、上記筐体が、上記支持昇降体によって分割された上記第1部分と上記第2部分との間を側方から臨む位置に、開閉自在な開閉蓋を有するものであってもよい。このような側方の開閉蓋が開けられることにより、ランプなどが側方から容易に交換できる。
また、上記光照射装置において、上記支持昇降体による上記第1部分の昇降に際して昇降の重さを支える補助支持機構を備えてもよい。この補助支持機構を備えることで、支持昇降体の昇降が例えば人力でも容易となる。更に、上記補助支持機構は、定荷重バネによって昇降の重さを支えるものであってもよい。定荷重バネによって支えられることにより、支持昇降体は、どの昇降位置でも同等の力で支えられることになり、円滑な昇降が実現される。
また、上記光照射装置において、上記支持昇降体が、上記ランプ室を通過する空気流を通す通気ダクトを兼ねたものであってもよい。支持昇降体が通気ダクトを兼ねることで部品やスペースの有効活用が図られる。更に、上記通気ダクトは、複数の剛性管の入れ子で構成されたものであってもよい。剛性管の入れ子で構成されることで通気ダクトは伸縮動作が安定する。
本発明に係る光照射ユニットの一態様は、開閉蓋を有する上記光照射装置を複数備え、それら複数の光照射装置のうちの2つが、上記開閉蓋を互いに背ける向きで並んでいる。このような光照射ユニットによれば、ランプ交換などの作業スペースが確保された状態で2つの光照射装置が密接配置可能なので生産性が向上する。
また、本発明に係る光照射ユニットの別の態様は、上述したいずれかの光照射装置を複数備え、上記複数の光照射装置のそれぞれが、上記ランプとして棒状に延びたランプを有し、上記複数の光照射装置のそれぞれが、上記ランプから発せられる光を透過させて偏光させる、そのランプの延びた方向に沿って並んだ複数の偏光板を備え、上記複数の光照射装置が、上記ランプの延びた方向に対して交わる方向に並んでいて、上記複数の光照射装置のうち少なくとも2つでは、上記複数の偏光板の並びが上記ランプの延びた方向に互いに偏倚している。
このように偏光板の並びが偏倚した光照射ユニットによれば、照射光の光量や偏光軸角度が均一化される。
本発明によれば、設置に要する上方スペースが少なくて済む。
本発明の光照射ユニットの一実施形態を備えた偏光光照射装置を示す概略構成図である。 灯具の具体的構成を示す断面図である。 ランプの周辺構造を示した図である メンテナンス時の灯具を示した断面図である。 本発明にいう補助支持機構の第1の別例を示す図である。 本発明にいう補助支持機構の第2の別例を示す図である。 2つの灯具の配置を示した図である。 直線スライド方式のメンテナンスハッチを示す図である。 跳ね上げ式のメンテナンスハッチを示す図である。 スライドドア方式のメンテナンスハッチを示す図である。 偏光素子ユニットが有する偏光板の配置を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の光照射ユニットの一実施形態を備えた偏光光照射装置100を示す概略構成図である。
偏光光照射装置100は、光源部10と、ワークWを搬送する搬送部20とを備える。ここで、ワークWは、例えば光配向膜が形成された矩形状の基板である。
偏光光照射装置100は、光源部10から偏光光(偏光した光)を照射しながら、搬送部20によってワークWを直線移動させ、ワークWの光配向膜に上記偏光光を照射して光配向処理を行う。
光源部10は、一例として2つの灯具30を備えており、各灯具30は、棒状の光源であるランプ11と、ランプ11の光を反射するミラー12とを備える。この灯具30が本発明の光照射装置の一実施形態に相当し、2つの灯具30を備えた光源部10が、本発明の光照射ユニットの一実施形態に相当する。
各灯具30は、光出射側に配置されたフィルタユニット13および偏光素子ユニット19も備える。また、各灯具30は、ランプ11、ミラー12、フィルタユニット13、および偏光素子ユニット19を収容した筐体14を備える。筐体14の上部からミラー12へと向かって内部ダクト15が延びており、筐体14の上方には、図示が省略された外部ダクトが接続されている。また、筐体14の長手方向の一端に位置する側面には、内部に冷却気体を取り込む吸気口33が形成されている。吸気口33には不図示の循環冷却ユニットが接続されており、これら吸気口33、内部ダクト15、および外部ダクトを通る気体流によってランプ11が循環冷却される。
各灯具30は、ワークWの搬送路が延在する方向である搬送方向に直交する方向にランプ11の長手方向を一致させた状態で設置されている。本明細書では、ワークWの搬送方向をX方向、X方向に直交する水平方向をY方向、鉛直方向をZ方向とする。なお、ランプ11の長手方向が搬送方向に直交することは必須ではないが、ランプ11の長手方向が搬送方向に交わる方向であると、ワークWへの照射光の光量が均一化されるとともに生産性も向上する。各灯具30は支持柱35によって支持されている。
なお、図1では、灯具30が2灯備えられているが、本発明の光照射ユニットでは3灯以上備えられてもよい。灯具の数は、光配向処理に必要な光量やタクトタイム等に応じて決定される。
本実施形態ではランプ11として長尺状のいわゆるロングアーク放電ランプが採用されている。そして、そのランプ11の発光部が、搬送方向に直交する方向のワークWの幅に対応する長さを有する。
なお、光源としては、ショートアーク放電ランプやワークWの幅よりも長さの短いロングアーク放電ランプが採用されてもよいが、照射光の均一化の観点からは、ワークWの幅に対応する長さ以上の長尺なロングアーク放電ランプが望ましい。
ミラー12は、ランプ11からの放射光を所定の方向に反射するものであり、その断面が楕円形または放物線状の樋状集光鏡である。ミラー12は、その長手方向がランプ11の長手方向と一致するように配置されている。
ランプハウス14は、その底面に、ランプ11からの放射光およびミラー12による反射光が通過する光出射口を有する。
搬送部20は、ワークWが載置されるステージ21を備える。ステージ21は、真空吸着等の方法によりワークWを吸着保持可能な平板状のステージである。なお、本実施形態では、一例としてステージ21およびワークWを矩形状としているが、ステージ21およびワークWの形状はこれに限定されるものではなく、任意の形状が採用され得る。また、搬送部20は、ワークWを平板状のステージで吸着保持する構成に限定されるものではなく、複数のピンによってワークWを吸着保持する構成であってもよい。
搬送部20は、ステージ21をX方向に移動するためのX方向駆動機構22を備える。X方向駆動機構22は、例えばリニアモータ駆動機構であり、X方向に沿って延びる2本のガイド22Aと、2本のガイド22Aの間に配置されたマグネット板22Bと、コイルモジュール22Cとを備える。2本のガイド22Aとマグネット板22Bは、不図示の設置台の上面に配置されている。マグネット板22Bは、隣り合う磁極の極性を交互に変えてX方向に等間隔で並べられた複数のマグネットにより構成されている。また、コイルモジュール22Cは、ステージ21の裏面の中央部に、マグネット板22Bと対向するように取り付けられている。
このように、ステージ21は、搬送軸であるガイド22Aに沿ってX方向に往復移動可能に構成されている。なお、X方向駆動機構22の構成は、図1に示す構成に限定されるものではなく、ステージ21をX方向に移動可能な構成であれば任意の構成が採用され得る。例えば、X方向駆動機構22としては、ボールねじが用いられた機構も採用され得る。
さらに、搬送部20は、ステージ21をθ方向(Z軸回り)に回転可能な回転制御部を構成するθ移動機構24を備えていてもよい。本実施形態では、ステージ21は、固定ベース25上に可動部26がθ方向に回転可能に取り付けられた二段構造となっており、θ移動機構24は、可動部26のθ方向の回転角度を調整可能である。
ステージ21の移動経路は、光源部10の真下を通るように設計されている。搬送部20は、ワークWを光源部10による偏光光の照射領域に搬送し、且つその照射領域を通過させるように構成されている。また、搬送部20は、ワークWが照射領域を完全に通過した後、当該ワークWを折り返し、再び当該照射領域を通過させるように構成されていてもよい。
次に、灯具30の具体的構成について説明する。
図2は、灯具30の具体的構成を示す断面図である。
灯具30には、上述したように、筐体14とランプ11とミラー12とフィルタユニット13と偏光素子ユニット19と内部ダクト15が備えられている。
フィルタユニット13は波長選択フィルタを有し筐体14の光出射口に取り付けられている。このフィルタユニット13は、当該光出射口を通過する光の波長を選択する。
偏光素子ユニット19は偏光板を有し筐体14の光出射口に取り付けられている。この偏光素子ユニット19は、当該光出射口を通過する光の偏光を選択する。
ランプ11は、ランプ11の長尺方向の数カ所に配置されたランプ保持具16によって保持されている。
図3は、ランプ11の周辺構造を示した図である。
ミラー12とフィルタユニット13と偏光素子ユニット19は、図3では便宜上、互いに分離した状態に図示されているが、実際には互いに接触していて、ランプ11を内包したランプ室101を形成している。このランプ室101は、ミラー12を備えた上部102と、フィルタユニット13および偏光素子ユニット19を備えた下部103とに分離自在となっている。
このランプ室101が、本発明にいうランプ室の一例に相当し、上部102が、本発明にいう第1部分の一例に相当し、下部103が、本発明にいう第2部分の一例に相当する。
図2に戻って説明を続ける。
内部ダクト15は筐体14の上部から下方へと延びてランプ室101の上部102に接続されていて、ランプ室101の上部102は内部ダクト15によって支持されている。一方、ランプ室101の下部103は筐体14に保持されている。
また、内部ダクト15は、筐体14に固定された固定部15aと、固定部15aに対して昇降自在な移動部15bとに分かれていて、内部ダクト15全体として伸縮自在となっている。また、固定部15aと移動部15bは、例えばステンレスなどの剛性管で形成されており、入れ子構造となっている。このため、固定部15aに対する移動部15bの昇降に際して内部ダクト15の歪みが小さいので円滑な昇降が実現される。
筐体14内には、内部ダクト15の移動部15bを昇降自在に支持した定荷重バネ18も備えられている。この定荷重バネ18によって移動部15bおよびランプ室101の上部102の昇降時の重さが支えられており、移動部15bおよびランプ室101の上部102は作業者の人力によって容易に昇降される。
この内部ダクト15が、本発明にいう支持昇降体の一例に相当し、定荷重バネ18が、本発明にいう補助支持機構の一例に相当する。筐体14は、本発明にいう筐体の一例に相当し、筐体14は、ランプ室101と内部ダクト15を内包して保持している。
筐体14の側面には、開閉自在のメンテナンスハッチ17が設けられており、例えばランプ11や偏光素子の交換を行うメンテナンス時にはメンテナンスハッチ17が開けられる。このメンテナンスハッチ17が、本発明にいう開閉蓋の一例に相当する。
図4は、メンテナンス時の灯具30を示した断面図である。
メンテナンスハッチ17は、例えばスライドによって開閉するものであり、メンテナンス時に作業者の人力で開かれる。そして、作業者によって内部ダクト15の移動部15bが、ランプ室101の上部102とともに持ち上げられる。これによってランプ室101の上部102と下部103が分離し、作業者が例えばランプ11の交換などを行うための作業スペースが生じる。
メンテナンスハッチ17は、この作業スペースを臨む位置(高さ)で開くので、作業者は、筐体14の側面から手を筐体14内部に入れて作業を行う事ができる。また、このように作業スペースが生じている場合にも、灯具30の高さは変化しないので、灯具30の上方に余分なスペースは必要がなく、上述した外部ダクトが接続されるスペースがあればよい。従って省スペースの装置が実現される。
ここで、本発明にいう補助支持機構に関し、図4に示した定荷重バネ18以外の例について説明する。
図5は、本発明にいう補助支持機構の第1の別例を示す図である。
図5には、本発明にいう補助支持機構の一例としてバランス機構110が示されている。このバランス機構110は、内部ダクト15の移動部15bに一端が固定されたワイヤ111と、そのワイヤ111の他端に固定された重り112と、ワイヤ111が掛けられた滑車113とを有している。重り112の重さと、移動部15bおよびランプ室の上部102の昇降時の重さがバランスしているので、作業者による昇降が容易である。
図6は、本発明にいう補助支持機構の第2の別例を示す図である。
図6には、本発明にいう補助支持機構の一例としてダンパ120が示されている。このダンパ120は引き延ばされることで収縮力を生じるものであり、その収縮力によって移動部15bおよびランプ室の上部102の昇降時の重さを支持する。このようなダンパ120による補助支持機構でも、作業者による移動部15bなどの昇降が容易となる。
次に、図1に示されたように2つの灯具30が並べられた場合の配置について説明する。
図7は、2つの灯具30の配置を示した図である。
2つの灯具30は、メンテナンスハッチ17が備えられている側方を腹側とし、メンテナンスハッチ17とは逆側の側方を背側とした場合に、互いに背中合わせに配置されている。このような配置により、2つの灯具30それぞれについてメンテナンスハッチ17からの作業が可能となる。更に、このような配置であると、2つの灯具30におけるランプ11同士の距離が短いので、ステージ21に載置されたワークWの通過時間が短く、生産性が高い。
次に、メンテナンスハッチ17の具体的な開閉方式について説明する。
図8は、直線スライド方式のメンテナンスハッチ17を示す図である。
図8(A)には正面図が示され、図8(B)には断面図が示されている。
直線スライド方式の場合は、筐体14の側面に、例えば溝状のスライドレール131が設けられ、メンテナンスハッチ17は、このスライドレール131に案内されてスライドすることで開閉される。この直線スライド方式はメンテナンスハッチ17の開閉スペースが小さいので、メンテナンスハッチ17の外に広い作業スペースが得られる。
図9は、跳ね上げ式のメンテナンスハッチ17を示す図である。
図9(A)には正面図が示され、図9(B)には断面図が示されている。
跳ね上げ式の場合は、メンテナンスハッチ17の縁に並ぶように複数のヒンジ部材132が設けられ、メンテナンスハッチ17は、このヒンジ部材132を中心として回転するように開閉される。また、ヒンジ部材132にはバネが組み込まれており、開いた状態でメンテナンスハッチ17がヒンジ部材132によって支えられる。
図10は、スライドドア方式のメンテナンスハッチ17を示す図である。
図10(A)には正面図が示され、図10(B)には断面図が示されている。
スライドドア方式の場合は、メンテナンスハッチ17の両横と筐体14の側面に合計で3本の、スライドレール133が設けられ、メンテナンスハッチ17は、このスライドレール133に案内されてスライドすることで開閉される。車のスライドドアと同様に、スライドドア方式のメンテナンスハッチ17表面は、閉じている状態では筐体14表面と同面になっている。そして、メンテナンスハッチ17は、同面の位置から外側に出て、それから上方へとスライドする。
次に、偏光素子ユニット19が有する偏光板の配置について説明する。
図11は、偏光素子ユニット19が有する偏光板19aの配置を示した図である。
図1にも示されているように、本実施形態では2灯の灯具30が並べて配置されている。そして、各灯具30内に偏光素子ユニット19が収められている。この偏光素子ユニット19には複数の偏光板19aが並べて配置されており、その並び方向は、ランプの長尺方向に沿った方向となっている。
本実施形態のように複数の灯具30が配備されている場合、各灯具30内での偏光板19aの並びが同一であると、偏光板同士の境目の位置がワークの搬送方向に重なってしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、複数の灯具30で互いに、偏光板19aの並びがランプの長尺方向に偏倚している。このような配置により、偏光板同士の境目がワークの搬送方向に重なる事が回避され、ランプの長尺方向のいずれでも偏光光の光量および偏光軸角度が均一化される。
100…偏光光照射装置、10…光源部、20…搬送部、30…灯具、11…ランプ、12…ミラー、13…フィルタユニット、14…筐体、15…内部ダクト、33…吸気口、17…メンテナンスハッチ、18…定荷重バネ、19…偏光素子ユニット、101…ランプ室、102…上部、103…下部

Claims (9)

  1. ランプを内包し、第1部分と第2部分とに分割自在なランプ室と、
    前記ランプ室の上方に位置し、前記第1部分を支持して伸縮することによりその第1部分を昇降させる支持昇降体と、
    を備えたことを特徴とする光照射装置。
  2. 前記ランプ室および前記支持昇降体を内包して保持した筐体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記筐体が、前記支持昇降体によって分割された前記第1部分と前記第2部分との間を側方から臨む位置に、開閉自在な開閉蓋を有するものであることを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
  4. 前記支持昇降体による前記第1部分の昇降に際して昇降の重さを支える補助支持機構を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光照射装置。
  5. 前記補助支持機構が定荷重バネによって昇降の重さを支えるものであることを特徴とする請求項4に記載の光照射装置。
  6. 前記支持昇降体が、前記ランプ室を通過する空気流を通す通気ダクトを兼ねたものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光照射装置。
  7. 前記通気ダクトが、複数の剛性管の入れ子で構成されたものであることを特徴とする請求項6に記載の光照射装置。
  8. 請求項3に記載の光照射装置を複数備え、それら複数の光照射装置のうちの2つが、前記開閉蓋を互いに背ける向きで並んでいることを特徴とする光照射ユニット。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の光照射装置を複数備え、
    前記複数の光照射装置のそれぞれが、前記ランプとして棒状に延びたランプを有し、
    前記複数の光照射装置のそれぞれが、前記ランプから発せられる光を透過させて偏光させる、該ランプの延びた方向に沿って並んだ複数の偏光板を備え、
    前記複数の光照射装置が、前記ランプの延びた方向に対して交わる方向に並んでいて、
    前記複数の光照射装置のうち少なくとも2つでは、前記複数の偏光板の並びが前記ランプの延びた方向に互いに偏倚していることを特徴とする光照射ユニット。
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