JP2018147179A - リスクアセスメント支援方法およびリスクアセスメント支援プログラム - Google Patents

リスクアセスメント支援方法およびリスクアセスメント支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 装置の設計段階でのリスクアセスメントを支援することにより、設計者がリスクアセスメントを簡単に行えるようにする。【解決手段】 リスクアセスメント支援方法において、設計段階での装置の設備情報が入力される設備情報入力ステップS1と、入力された設備情報に基づいて危険源を同定して危険領域を特定する危険領域特定ステップS4と、危険領域におけるリスクRを算出するリスク算出ステップT4とを設ける。【選択図】 図4

Description

本発明は、装置の設計段階でのリスクアセスメントを支援することにより設計者がリスクアセスメントを簡単に行えるようにするためのリスクアセスメント支援方法、およびこれをコンピュータに実行させるためのリスクアセスメント支援プログラムに関する。
ロボットのリスク評価を行うものとして、たとえば特開2014−188644号公報に示すようなものが提案されている。このリスク評価装置においては、ロボットの教示内容に対応付けして仮想危険源/仮想危険事象/危険対策が記憶された記憶部から、教示内容に対応する仮想危険源/仮想危険事象/危険対策を選択し、前記危険対策により危険回避が可能か否かを判別して、ロボットの作動を制御するようにしている(同公報の請求項1参照)。
上記公報に記載のものでは、教示を行った後の実機のロボットのリスク評価を行うためのものであって、教示を行う前のリスク評価を行うものではなく、従来、教示前のロボットを含む装置の設計段階でのリスク評価に関しては、設計者が個々に判断するしかなかった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、装置の設計段階でのリスクアセスメントを支援することにより、設計者がリスクアセスメントを簡単に行えるリスクアセスメント支援方法を提供することにある。
本発明に係るリスクアセスメント支援方法は、設計段階での装置の設備情報が入力される設備情報入力ステップと、入力された設備情報に基づいて危険源を同定し、危険領域を特定する危険領域特定ステップと、危険領域におけるリスクを算出するリスク算出ステップとを備えている。
本発明に係るリスクアセスメント支援方法によれば、入力された設計段階での装置の設備情報に基づいて危険源を同定して危険領域を特定し、危険領域におけるリスクを算出するようにしたので、装置の設計段階でのリスクアセスメントを支援できるようになり、これにより、設計者が装置のリスクアセスメントを簡単に行えるようになる。
本発明においては、リスク算出ステップで算出されたリスクの安全性評価が許容範囲でない場合にリスク対策を選定するリスク対策選定ステップをさらに備えている。
本発明においては、リスク算出ステップで算出されたリスクの安全性評価が許容範囲でない場合に、設計見直し後の装置の設備変更情報が入力される設備変更情報入力ステップをさらに備えている。
本発明に係るリスクアセスメント支援プログラムは、上記リスクアセスメント支援方法をコンピュータに実行させるためのものである。
以上のように本発明によれば、装置の設計段階でのリスクアセスメントを支援できるようになるので、設計者が装置のリスクアセスメントを簡単に行えるようになる。
本発明の一実施例によるリスクアセスメント支援方法が実行されるコンピュータの概略ブロック構成図である。 本実施例によるリスクアセスメント支援方法を実行するリスクアセスメント支援プログラムが有する設備情報ライブラリの一例を示す図である。 本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムが有するリスク対策ライブラリの一例を示す図である。 本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムのフローチャートである。 本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムのフローチャートである。 本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムのフローチャートである。 本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムをコンピュータに実行させた際に表示されるコンピュータの操作画面の表示の一例であって、設計段階の装置(ここでは自動溶接ライン)を3次元で示している。 コンピュータの操作画面の表示の一例であって、図7の装置を上から見た状態を示している。 図8の画面表示において、自動溶接ラインの各溶接ロボットのアーム可動範囲および作業者の行動範囲が追加表示された例が示されている。 図9の画面表示において、危険事象の発生個所が追加表示された例が示されている。 図10中の危険事象発生個所を図16の表中の各事案番号に対応付けたものが示されている。 本実施例によるリスクアセスメント支援方法において、リスク評価法として加算法を採用した場合の障害の程度の選択基準の一例を示している。 本実施例によるリスクアセスメント支援方法において、リスク評価法として加算法を採用した場合の危険事象の発生確率の選択基準の一例を示している。 本実施例によるリスクアセスメント支援方法において、リスク評価法として加算法を採用した場合の暴露頻度の選択基準の一例を示している。 本実施例によるリスクアセスメント支援方法において、リスク評価法として加算法を採用した場合のリスクレベルの選択基準の一例を示している。 本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムをコンピュータに実行させた際に表示されるコンピュータの操作画面の表示の一例であって、リスクアセスメントの結果を一覧表で示している。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図16は、本発明の一実施例によるリスクアセスメント支援方法を説明するための図である。ここでは、本実施例によるリスクアセスメント支援方法が適用される設計段階の装置として、自動車用扉の自動溶接ラインを例にとる。
図1は、本実施例によるリスクアセスメント支援方法が実行されるコンピュータ(たとえばパソコン)の概略ブロック構成を示している。コンピュータ1は制御・演算部2を有しており、制御・演算部2には、キーボードやマウス等の入力部3およびその他の入力部4が接続されている。また制御・演算部2には、ROM5およびRAM6と、本実施例のリスクアセスメント支援方法を実行するためのリスクアセスメント支援プログラムが格納される記憶部7と、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示部8と、その他の出力部9とが接続されている。本実施例によるリスクアセスメント支援プログラムは、CD等の外部記憶媒体を通じて記憶部7にインストールされ、またはインターネットやイントラネット等のネットワーク回線を通じて記憶部7にダウンロードされる。
本リスクアセスメント支援プログラムは、図2に示すような、装置の設備情報ライブラリ10を有している。この設備情報ライブラリ10には、たとえば、各種ロボットアームのデータ10A、各種エンドエフェクタのデータ10B、各種コンベアのデータ10Cおよびその他の機械類のデータ10Dが登録されている。各データは、たとえばメーカー/種別/性能等に応じて分類されており、設計者が所望の設備情報をコンピュータの操作画面から適宜選択できるようになっている。なお、所望の設備情報が設備情報ライブラリ10に登録されていない場合には、ネットワーク回線を通じてまたはデータベースから新たな設備情報をダウンロードしたり、あるいは設計者が手入力で異なる設備情報を入力できるようにしてもよい。
また、本リスクアセスメント支援プログラムは、図3に示すような、装置のリスク対策ライブラリ20を有している。このリスク対策ライブラリ20には、たとえば、各種安全柵のデータ20A、各種ライトカーテンのデータ20B、各種インターロックスイッチのデータ20Cおよびその他安全関連機器のデータ20Dが登録されている。これらのリスク対策の中から装置に適切なリスク対策がプログラムによって自動的に選定され、または設計者によってコンピュータの操作画面から適宜選択されるようになっている。なお、この例では、各種安全柵のデータ20Aは、設備情報ライブラリ10のその他の機械類のデータ10Dにも登録されている。
次に、本リスクアセスメント支援方法について、図4ないし図6のフローチャートおよび図7ないし図16を用いて説明する。
プログラムがスタートすると、図4のステップS1において、装置の設備情報が入力されるのを待つ。設計者は、プログラムの実行中にコンピュータ1の操作画面から設備情報ライブラリ10(図2)を呼び出す。
ここでは、設計者は、設計段階の装置として自動車用扉の自動溶接ラインを構築しようとしているので、自動車用扉の溶接に適したロボットアーム、溶接用エンドエフェクタ(たとえばスポット溶接ガン等の溶接機)、自動車用扉の搬送に適したコンベア、およびその他必要な機械(たとえば自動車扉搬入用のローダ等)を設備情報ライブラリ10の各登録データから適宜選択して、コンピュータの操作画面上に配置する。
図7は操作画面の一例を示しており、同図には、自動車用扉Wを下側から上側に向かって搬送するコンベアCと、自動車用扉WをコンベアCに搬入するローダLと、コンベア搬送方向の左右にそれぞれ配置され、コンベアCによる搬送中に自動車用扉Wにそれぞれ溶接を行う2台の溶接用ロボットR1、R2とが3次元で表示されている。この例では、設計者が設備情報ライブラリ10から安全柵Fをすでに選択しているので、自動溶接ラインの周りに安全柵Fが配設されたものが表示されている。なお、符号E1、E2はそれぞれメンテナンス用入口1、2を示しており、符号Dはメンテナンス用入口1に設けられたドアであり、符号Pは操作パネルである。一方、図8は、図7の装置を上から見た状態(平面図)を示しており(自動車用扉は図示省略)、寸法も併せて表示されている。なお、図8の装置を横から見た状態(正面図および側面図)についての図示は省略するが、視点を切り替えることにより、設計者は操作画面上で装置を様々な角度から見ることができるようになっている。
図4のステップS1において、装置の設備情報の入力が完了すれば、ステップS2に移行する。ステップS2では、装置のライフサイクルのどの段階(たとえば運転/保守等のいずれのモード)について、リスクアセスメントを行うかが選択されるのを待つ。いずれかのモード(たとえば運転モード)が選択されれば、ステップS3に移行する。
ステップS3では、ステップS1で入力された設備情報およびステップS2で選択されたモードに基づいて、作業員の行動範囲を特定する。この行動範囲の特定は、コンピュータにより自動的に処理され、操作画面上に表示される。たとえば、ステップS2で運転モードが選択されていたとき、ロボットR1、R2の稼働中に作業員が行動する範囲は、たとえば図9中の二点鎖線Sm1、Sm2で示すようなものになる。同図には、シミュレーションされたロボットR1、R2のアーム可動範囲が一点鎖線SR1、SR2で併せて表示されている。図9に示すように、作業者の行動範囲Sm1、Sm2は、安全柵Fの内側のみならず、メンテナンス用入口E1、E2および安全柵Fの外側にも存在している。
なお、ステップS3での処理の際には、コンピュータで設定された作業員の行動範囲を設計者が必要に応じて適宜修正できるようにしてもよい。設計者がマウス等を用いて行動範囲を修正する際には、図9のように装置の上から見るだけでなく、正面側や側面側からも見て作業員の行動範囲を決定するのが好ましい。このとき、装置をいずれの側から見た場合でも、ロボットR1、R2のアーム可動範囲の領域SR1、SR2が表示されるようにしておくことで、設計者による作業員の行動範囲の入力が容易になる。
ステップS3の処理が完了すれば、ステップS4に移行する。ステップS4では、ステップS1で入力された装置の設備情報、ステップS2で選択された装置のモード、およびステップS3で特定された作業員の行動範囲に基づき、人体に対する危険源を同定して危険領域を特定する危険領域特定処理を実行する。ここでは、まず、駆動源のあるロボットR1、R2、コンベアCおよびローダLがいずれも危険源として同定される。
次に、作業員の行動範囲の領域Sm1、Sm2がロボットR1、R2のアーム可動範囲の領域SR1、SR2とオーバラップしていないかどうか、作業員側の領域Sm1、Sm2およびロボット側の領域SR1、SR2が接近し過ぎていないか(つまり双方の間隔が狭すぎないか)どうか、さらには、ロボット側の領域SR1、SR2と安全柵Fとの間隔に人が挟まれるおそれがないかどうか等に基づいて、危険領域か否かが判断される。
作業員側の領域Sm1、Sm2およびロボット側の領域SR1、SR2がオーバラップしている場合には、即座に危険領域と判断され、オーバラップしていない場合でも双方の領域の最小間隔が予め定めておいた間隔よりも狭い場合には、危険領域と判断され、ロボット側の領域SR1、SR2と安全柵Fとの間の最小間隔が予め定めておいた間隔よりも狭い場合には、危険領域と判断される。危険領域と判断された個所は、図10中に斜線領域で示すように、好ましくは、操作画面中にたとえば黄色や赤色等でハイライト表示される。なお、図10では、装置を上から見た状態が示されているが、危険領域か否かの判断は、装置の正面側および側面側を含む3次元で行われる。すなわち、図10の紙面内にX軸およびY軸をとり、これらと直交するように紙面に垂直にZ軸をとるとき、危険領域か否かの判断はX、Y、Zのすべての方向に関して行われる。
ステップS4での処理が完了すれば、ステップS5に移行する。ステップS5では、図6に示すようなリスク見積サブルーチンを実行する。この場合には、まず、図6のステップT1において、リスク評価法が選択されるのを待つ。リスク評価法には、たとえば、加算法、積算法、マトリクス法、リスクグラフ法があり、設計者は操作画面のプルダウンメニュー等からいずれの評価法を用いるかを選択する。ここでは、一例として、加算法が選択される場合を例にとる。
ステップT1での選択が完了すれば、ステップT2に移行する。ステップT2では、図10中の危険領域(斜線領域)で起こり得る危険事象およびそれにともなう障害を特定する危険事象特定処理を実行する。この場合には、好ましくは、図10中の各危険領域にカーソル/マウスポインタを移動させたときに、それぞれの危険領域に対応した危険事象および障害が表示されるようにする。なお、危険事象および障害の特定に際しては、危険領域の態様に応じた危険事象/傷害の代表的な事例をパターン化してテーブルにしたものを用意するようにすればよい。
具体的には、作業員の行動範囲の領域Sm1、Sm2とロボットR1、R2のアーム可動範囲の領域SR1、SR2とがオーバラップしている場合や、作業員側の領域Sm1、Sm2およびロボット側の領域SR1、SR2間の最小間隔が予め定めておいた間隔よりも狭い場合には、作業員がロボットアームと衝突する可能性があるため、危険事象としては、前記テーブルの中から「ロボットアームと衝突する」が選択される。また、ロボット側の領域SR1、SR2と安全柵Fとの間の最小間隔が予め定めておいた間隔よりも狭い場合には、作業員がロボットアームと安全柵との間に挟み込まれる可能性があるため、危険事象としては、前記テーブルの中から「作業員がロボットアームと安全柵の間に挟まれる」が選択される。障害としては、「ロボットアームと衝突する」という危険事象の場合には、前記テーブルの中から「打撲もしくは骨折」が選択され、「作業員がロボットアームと安全柵の間に挟まれる」という危険事象の場合には、前記テーブルの中から「骨折以上の重傷」が選択される。
なお、運転中のロボットアームは、領域SR1、SR2中のいずれの位置にあるかで移動速度が異なり、その結果、人に対する衝撃力も異なるため、ロボットアームの領域SR1、SR2内の位置に応じて、衝突にともなう障害の程度が異なるように表示できるようにしてもよい。
ステップT2での処理が完了すれば、ステップT3に移行する。ステップT3では、障害S、発生確率P、暴露頻度Fが選択されるのを待つ。設計者は、各危険領域における障害の程度S、危険事象の発生確率P、暴露頻度Fについて、図12ないし図14の各表から該当するものを選択する。なお、これらの表は、あくまで一例を示しており、設計者が必要に応じて適宜カスタマイズできるようになっている。ステップT3での選択が完了すれば、ステップT4に移行する。
ステップT4では、ステップT3で選択された障害S、発生確率P、暴露頻度Fに基づき、リスクRを算出するリスク算出処理を実行する。リスクRは、加算法に基づき、
R=S+P+F
により算出される。そして、算出されたリスクRの値に基づいて、図15の表より、リスクレベルがI〜IVのいずれにあるかが特定される。
この場合、好ましくは、図10中の各危険領域にカーソル/マウスポインタを移動させたときに、それぞれの危険領域におけるリスクRが表示されるようにする。すなわち、この例では、各危険領域にカーソル/マウスポインタを移動させたとき、それぞれの危険領域に対応した危険事象および障害ならびにリスクRが表示されるようになっている。
また、これらの表示結果は、図16に示すような一覧表にして表示するようにしてもよい。同表には、一例として、No.1〜No.10の事案について、モードの種別、装置名、危険区分No.および危険源、危険源に関連する箇所、作業名、危険事象(「誰が」、「起こり得る危険事象」、「どのような障害を受けるのか」)、リスクの程度(「障害の程度S」、「発生確率P」、「暴露頻度F」、「リスクR」、「リスクレベル」)がそれぞれ記入されている。なお、ステップT4までの段階では、図16の表中のすべての欄は埋まっておらず、一部は空欄のままである。図11は、図10中の危険領域と図16の表中の各事案No.とを対応付けたものを示している。すなわち、図16の表中の各事案No.1, 2, 3,…10 は、図11中の危険事象発生個所X1, X2, X3,…X10にそれぞれ対応している。
ステップT4での処理後、プログラムは図5のメインフローに戻って、ステップS6に移行する。ステップS6では、ステップT4で算出されたリスクRの値を加味しつつ、現在の対策状況に基づいて安全性が評価されるのを待つ。安全性の評価は、安全に関する専門知識を有する設計者等が行うのが好ましい。この評価は、たとえば、「○」(十分である)や「×」(不十分である)により行う。設計者等が現在の対策状況およびその安全性評価について評価結果を入力することにより、図16の表中の対応する欄に記入される。たとえば事案No.1に関していえば、「現在の対策状況」の欄には「扉を閂で固定している」と記入され、「現状の安全性評価」の欄には「×」と記入される。
次に、ステップS7では、ステップS6でなされた安全性評価が許容範囲かどうか判断される。許容範囲である(つまり安全性評価が「○」)と判断されれば、プログラムはステップS8〜S10をスキップしてステップS11に移行する。ステップS11では、図16の表の残りの欄を埋めて対応する事案についての一覧表を完成させる。この例では、表中の事案No.7に関しては、「現状の安全性評価」が「○」と判断されており、そのため、リスク対策が必要とされることなく「修正後安全性評価」の欄にもそのまま「○」が記入されている。設計者等は、残りの「妥当性確認の根拠」の欄および「残留リスクに対する処置」の欄に必要事項を記入する。
ステップS11での処理後、ステップS12に移行する。ステップS12では、リスクアセスメントを他のモード(たとえば運転モード以外のモード)で実施するかどうか選択する。他のモードで実施すると選択されれば、図4のステップS2に戻り、運転モード以外のたとえば保守モードを選択する。そして、ステップS3〜ステップS11の処理を繰り返す。なお、保守モードを選択した場合、ロボットR1、R2のティーチング作業中/保守点検作業中のアーム可動範囲の領域SR1、SR2は、図9に示した運転モードの場合とは若干異なり、それにともなって、ティーチング作業中/保守点検作業中に保守要員/清掃要員が行動する範囲Sm1、Sm2についても、図9にした領域とは若干異なるものになると考えられる。
また、ステップS12で他のモードで実施しないと選択されれば、ステップS13に移行してプログラムの終了を待つ。プルダウンメニュー等から終了が選択されれば、プログラムは終了する。その一方、プログラムの終了が選択されなければ、ステップT1に戻って他のリスク評価法が選択されるのを待ち、他のリスク評価法が選択されれば、ステップT2〜T4の処理を実行した後、図5のステップS6に戻る。
また、図5のステップS7において、ステップS6でなされた安全性評価が許容範囲でない(つまり安全性評価が「×」)と判断されれば、ステップS8に移行する。ステップS8では、リスク対策を選定するリスク対策選定処理を実行する。この場合には、必要なリスク対策を選定して、たとえば図16の表中の「修正後の保護方策」の欄に表示させる。このとき、リスク対策の選定は、好ましくは、図3のリスク対策ライブラリ20の中からプログラムにより自動的に選択される。
たとえば事案No.1に関していえば、メンテナンス用入口E1に設置された扉Dには単に閂が設けられているだけであってインターロック装置が取り付けられておらず、その場合、「修正後の保護方策」の欄には「扉にインターロック装置を取り付ける」旨の記載を自動的に記入させる。同様に、事案No.2に関していえば、メンテナンス用入口E2には扉が設置されておらず、その場合、「修正後の保護方策」の欄に「インターロック装置付きの扉を設ける」旨の記載を自動的に記入させる。なお、リスク対策の選定は、プログラムの実行中に設計者がコンピュータ1の操作画面からリスク対策ライブラリ20(図3)を呼び出して所望のリスク対策を選定するようにしてもよい。
ステップS8での処理後、ステップS9に移行する。ステップS9では、ステップS8で選定されたリスク対策について安全性が評価されるのを待つ。ここでの安全性の評価は、安全に関して高度な専門知識を有する設計者等が行うのが好ましい。この評価は、たとえば、「○」(十分である)や「×」(不十分である)により行う。設計者等がリスク対策後の安全性評価について評価結果を入力することにより、図16の表中の「修正後安全性評価」の欄に記入される。たとえば事案No.1に関していえば、「修正後安全性評価」の欄には「○」と記入される。
次に、ステップS10では、ステップS9でなされた安全性評価が許容範囲かどうか判断される。許容範囲である(つまり安全性評価が「○」)と判断されれば、プログラムはステップS11に移行する。ステップS11では、図16の表中の残りの欄を埋めて対応する事案についての一覧表を完成させる。この例では、表中の事案No.1に関しては、設計者等は、残りの「妥当性確認の根拠」の欄および「残留リスクに対する処置」の欄に必要事項を入力する。
一方、ステップS10において、ステップS9でなされた安全性評価が許容範囲でない(つまり安全性評価が「×)と判断されれば、ステップS14に移行する。ステップS14では、装置の設備情報を変更するかどうか判断される。ステップS14で設備情報を変更しないと判断されれば、ステップS8に戻り、別のリスク対策を選定して、ステップS9で設計者等がその安全性評価を行う。また、ステップS14で設備情報を変更すると判断されれば、ステップS15に移行する。ステップS15では、変更後の設備情報が入力されるのを待つ。この場合、設計者は、コンピュータ1の操作画面から設備情報ライブラリ10(図2)を呼び出し、たとえば、別のロボットアーム等を設備情報ライブラリ10の各登録データから適宜選択して、コンピュータの操作画面上でロボットアーム等の差替えを行う。あるいは、同じロボットアームを用いつつ、その可動範囲や駆動速度等を適宜変更して、その変更データを入力する。
ステップS15での処理後、プログラムは図4のステップS3に戻り、ステップS3〜S10の処理を繰り返す。ステップS15で設備変更情報が入力されたことにより、特定される作業員の行動範囲、同定される危険源、特定される危険領域や危険事象/傷害が異なってくることで、安全性評価の判断が覆ることが期待される。
このように本実施例によれば、装置の設計段階でのリスクアセスメントを支援できるようになるので、設計者が装置のリスクアセスメントを簡単に行えるようになる。
〔第1の変形例〕
前記実施例では、図16の表中の「修正後安全性評価」の欄に「○」が記入された場合でも、図10中には危険領域が黄色または赤色等でハイライト表示されたままであるが、「修正後安全性評価」の欄に「○」が記入された段階で危険領域のハイライト表示を消すようにしたり、あるいは緑色のハイライト表示に切り替えたりするようにしてもよい。これにより、リスクアセスメントの結果がビジュアル表示されるので、装置の安全性が確保されたかどうかが誰の目にも一目瞭然となる。
〔第2の変形例〕
前記実施例では、図16の表中の事案No.1に示したように、ロボットと作業員との衝突を回避するために、修正後の保護方策(すなわちリスク対策)として、メンテナンス用入口に扉およびインターロック装置の組合せを用い、ロボット動作中に作業員が安全柵内に進入できないようにした例を示したが、これに加えてさらに、ロボットアームに近接センサを設けることで、仮に作業員が安全柵内に進入してロボットに接近しすぎた場合には、ロボットを緊急停止させるようにしてもよい。
〔第3の変形例〕
前記実施例において、図4中のステップS3は省略することも可能である。この場合、ステップS4での処理を行う際には、作業員の行動範囲の如何に拘らず、ロボットアームの最大可動範囲の領域やその近傍領域、最大可動範囲と安全柵との間の領域を自動的に危険領域と判断するようにすればよい。
〔第4の変形例〕
前記実施例では、図4のステップS2でのモード選択の際に、装置のライフサイクルの各段階の代表的なものとして、運転モードおよび保守モードを例に挙げたが、ライフサイクルのその他の段階として、製造/保管/運搬/改造等を含めるようにしてもよい。
〔第5の変形例〕
前記実施例では、図4のステップS4での危険領域の表示、図5のステップS8でのリスク対策の表示、図6のステップT2での危険事象/障害の表示、同図のステップT4でのリスクRの表示をデスクトップパソコンやノートパソコンのディスプレイに表示させるようにした例を示したが、表示部としてはこれらに限定されない。たとえば、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等のウェアラブル・コンピュータに表示させるようにしてもよい。
〔第6の変形例〕
前記実施例において、図6中のステップT1は省略することも可能である。この場合には、本プログラムにおいて用いられるリスク評価法を予め一種類(たとえば加算法)に設定しておき、そのリスク評価法でのみリスク見積を行うようにすればよい。
〔第7の変形例〕
前記実施例において、安全性評価が許容範囲と判断された装置については、その設備情報のデータ(たとえばロボットアームの稼働データやその周辺設備の稼働データ等)が、設備情報ライブラリ10の対応する設備の登録データにアプリケーションデータの一つとして書き込まれるようにしてもよい。たとえばロボットアームに関していえば、アーム可動範囲や移動速度等のシミュレーションデータや、人と衝突した際に人に及ぼす衝撃力等のデータが、設備情報ライブラリ10の各種ロボットアームの登録データ10A内の対応するロボットアームのデータに追加される。これにより、過去に選択したことのあるロボットアームについて再び選択した際には、その規格だけでなく、過去のシミュレーションデータについても呼び出すことができ、装置の設計が容易になる。
〔第8の変形例〕
前記実施例の図4ないし図6のフローチャートで表現されるアルゴリズムを人工知能(AI:Artificial Intelligence)を用いて処理するようにしてもよい。その際には、過去の危険事象の事例等のデータを大量に蓄積してコンピュータに機械学習またはディープラーニングをさせることで、設備情報入力ステップS1以外の処理に関しては、安全性評価も含めてAIによる全自動化が可能になるので、安全性評価について安全の専門家に頼る必要がなくなる。
〔第9の変形例〕
前記実施例においては、ステップS3で作業員の行動範囲を特定する際、作業員が人であることを想定しているが、作業員としては、人の代わり/補助をするように各種センサを備えた歩行/走行可能な移動ロボットを含めるようにしてもよい。この場合、ステップS4では、移動ロボットの行動範囲の領域がロボットR1、R2のアーム可動領域SR1、SR2とオーバラップしていないかどうか等に基づいて危険領域か否かが判断されることになる。
〔その他の変形例〕
上述した実施例および各変形例はあらゆる点で本発明の単なる例示としてのみみなされるべきものであって、限定的なものではない。本発明が関連する分野の当業者は、本明細書中に明示の記載はなくても、上述の教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する種々の変形例やその他の実施例を構築し得る。
〔他の適用例〕
前記実施例および前記各変形例では、本発明によるリスクアセスメント支援方法が適用される設計段階の装置として、自動車用扉の自動溶接ラインを例にとって説明したが、本発明によるリスクアセスメント支援方法の適用はこれに限定されるものでないことはいうまでもなく、本発明は、自動車扉以外のその他のワークの自動溶接ラインの他、ロボットアームを含むその他の自動化ライン(たとえば組立ラインや製造ライン等)にも同様に適用でき、さらには、ロボットアーム以外の機械を含む装置にも適用可能である。
本発明は、設計段階の装置のリスクアセスメントを支援するリスクアセスメント支援方法に有用である。
1: コンピュータ

S1: 設備情報入力ステップ
S4: 危険領域特定ステップ
T4: リスク算出ステップ

S8: リスト対策選定ステップ
S15: 設備変更情報入力ステップ
特開2014−188644号公報(請求項1参照)

Claims (4)

  1. リスクアセスメント支援方法であって、
    設計段階での装置の設備情報が入力される設備情報入力ステップと、
    入力された前記設備情報に基づいて危険源を同定し、危険領域を特定する危険領域特定ステップと、
    前記危険領域におけるリスクを算出するリスク算出ステップと、
    を備えたリスクアセスメント支援方法。
  2. 請求項1において、
    前記リスク算出ステップで算出された前記リスクの安全性評価が許容範囲でない場合にリスク対策を選定するリスク対策選定ステップをさらに備えている、
    ことを特徴とするリスクアセスメント支援方法。
  3. 請求項1において、
    前記リスク算出ステップで算出された前記リスクの安全性評価が許容範囲でない場合に、設計見直し後の装置の設備変更情報が入力される設備変更情報入力ステップをさらに備えている、
    ことを特徴とするリスクアセスメント支援方法。
  4. 請求項1ないし3に記載のリスクアセスメント支援方法をコンピュータに実行させるためのリスクアセスメント支援プログラム。
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