JP2008102630A - ソフトウェア安全性診断装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ソフトウェア技法データと、安全度水準ごとのソフトウェア技法の推奨指針データとを含むベストプラクティスデータを保存するベストプラクティスデータ保存手段と、ベストプラクティスデータを参照してソフトウェア技法を表示する表示手段と、表示手段によって表示されたソフトウェア技法に対して入力された適用状況に基づいてソフトウェア技法ごとに適用条件の成立、不成立を判定する適用状況入力手段と、この判定結果と推奨指針データとを用いて安全度水準ごとに当該水準を満たしているか否かを判定するSIL診断手段と、SIL診断手段の判定結果を出力する出力手段とを備える。
【選択図】 図3
Description
このような状況の中で、IEC(国際電気標準会議)は、機能安全に関する国際規格IEC 61508を2000年に制定し、また、国内でも、JIS C 0508「電気・電子・プログラマブル電子安全関連系の機能安全」として2000年に制定された。
図3は、第1の実施の形態によるソフトウェア安全性診断装置の機能ブロック図である。ここで、ソフトウェア安全性診断装置1は、汎用的なコンピュータシステムによって構成され、その記憶部は、IEC61508で提示されているソフトウェア技法と安全度水準ごとの推奨指針からなるベストプラクティスデータを保存するベストプラクティスデータ保存手段2を有している。また、CPUによって実行される演算処理機能として、ベストプラクティスデータ保存手段2に格納されているソフトウェア技法や推奨指針データを修正するベストプラクティス修正手段10、ベストプラクティスをディスプレイなどに表示出力するベストプラクティス表示手段3、ベストプラクティスの適用状況をマウスやキーボードなどの入力装置あるいはネットワークを介して入力するベストプラクティス適用状況入力手段4、ベストプラクティスデータ保存手段2に保存されている推奨指針と入力された適用状況により、診断処理を実施するSIL診断手段5、診断結果をディスプレイ、プリンタあるいはネットワークなどに出力する診断結果出力手段6、目標SILがある場合に目標SILを入力する目標SIL入力手段7、SIL診断結果と目標SILより判定を実施するSIL判定手段8と、判定結果と目標SILに到達するために必要な技法の適用指針をディスプレイ、プリンタ、ネットワークなどに出力する目標未達技法出力手段9を有している。
図9は本実施の形態におけるソフトウェア安全性診断装置の機能ブロック図である。
図3との違いは、記憶部に、ソフトウェア技法データごとに定義された重み付け点数を保存する点数保存手段21、重み付け点数の補正データを保存する補正データ保存手段22、および試験項目数などの情報を保存する試験データ保存手段23を追加し、演算部に、重み付け点数によって診断対象のソフトウェアの点数を算出する点数算出手段31と、ソフトウェアの評価試験結果にしたがって重み付け点数を変更する補正データ変更手段32とを追加したことである。重み付けとしては、ソフトウェア技法の適用が必須の場合に高く、任意の場合に低くする。その他については図3と同様であるので、同一機能には同一符号を付して説明を省略する。
図10は、点数算出手段31と補正データ変更手段32の処理手順を示すフローチャートである。
(1)式は、実施した試験項目数、プログラムのステップ数、およびプログラムの言語によって補正係数を算出するというものであり、実施した試験の数が多くなるほど補正係数は大きくなる。また、高級言語になるほど、言語係数は大きくなる。
たとえば、実施した試験項目数=50、プログラムステップ数=10,000、言語係数=100とすれば、上記(1)式より補正係数=0.5となり、さらに、重み付け点数=50、試験の影響比率=0.8とすれば、(2)式よりソフトウェア技法の当該試験における点数は20となる。
8・・・SIL判定手段、9・・・目標未達技法出力手段、10・・・ベストプラクティスデータ修正手段、21・・・点数保存手段、22・・・補正データ保存手段、
23・・・試験データ保存手段、31・・・点数算出手段、32・・・補正データ変更手段
Claims (10)
- ソフトウェア技法データと、安全度水準ごとのソフトウェア技法の推奨指針データとを含むベストプラクティスデータを保存するベストプラクティスデータ保存手段と、
前記ベストプラクティスデータを参照してソフトウェア技法を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示されたソフトウェア技法に対して入力された適用状況に基づいてソフトウェア技法ごとに適用条件の成立、不成立を判定する適用状況入力手段と、
前記適用状況入力手段の判定結果と前記ベストプラクティスデータ保存手段に保存されている前記推奨指針データとを用いて安全度水準ごとに当該水準を満たしているか否かを判定するSIL診断手段と、
前記SIL診断手段の判定結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とするソフトウェア安全性診断装置。 - 前記ベストプラクティス保存手段に保存されているベストプラクティスデータを修正する技法データ修正手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア安全性診断装置。
- 前記ベストプラクティス保存手段は、前記ソフトウェア技法データまたは前記推奨指針データに関連付けてこれらの詳細内容を保存しておき、
前記表示手段は、表示されているソフトウェア技法または推奨指針の詳細内容を表示するガイダンス機能を有することを特徴とする請求項1または2記載のソフトウェア安全性診断装置。 - 診断対象とするソフトウェアの目標SILを入力するための目標SIL入力手段と、
前記SIL診断手段による診断結果から前記目標SILに到達するために必要なソフトウェア技法を判定するための判定手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載のソフトウェア安全性診断装置。 - 前記ソフトウェア技法データに重み付け点数を定義するための点数定義手段と、
定義した重み付け点数を保存するための点数保存手段と、
ソフトウェア技法に対する適用状況をもとに前記重み付け点数によって診断対象のソフトウェアの点数を算出し、当該ソフトウェアのSIL信頼度として出力する点数算出手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載のソフトウェア安全性診断装置。 - 前記重み付け点数の補正データを診断対象のソフトウェアごとに保存する手段と、
ソフトウェアの評価試験結果にしたがって前記補正データを変更する補正データ変更手段と、
を備えたことを特徴とする請求項5記載のソフトウェア安全性診断装置。 - 前記補正データ変更手段は、診断対象とするソフトウェアの使用言語ごとに定められた当該ソフトウェアのステップ数と実施した試験項目数との比率に基づいて前記補正データを変更することを特徴とする請求項6記載のソフトウェア安全性診断装置。
- ソフトウェア技法ごとに試験項目および試験項目との関連度を保存する手段を備え、
前記点数算出手段は、ソフトウェア技法ごとにSIL信頼度を算出することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載のソフトウェア安全性診断装置。 - ソフトウェア技法の代替方法を定義するための代替技法定義手段と、
定義した代替技法を保存するための代替技法保存手段と、
ソフトウェア技法に対する適用状況の入力において、代替技法を表示する代替技法表示手段と、
入力されたソフトウェア技法に対する適用状況と代替技法に対する適用状況に基づいて安全水準を満たしているか否かを判定する複合診断手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載のソフトウェア安全性診断装置。 - ソフトウェア技法データと、安全度水準ごとのソフトウェア技法の推奨指針データとを含むベストプラクティスデータを保存し、ソフトウェアの安全性を診断するコンピュータ上で動作するプログラムであって、
前記ベストプラクティスデータを参照してソフトウェア技法を表示する処理と、
表示されたソフトウェア技法に対して入力された適用状況に基づいてソフトウェア技法ごとに適用タイプを判定する処理と、
この適用タイプをもとに適用条件の成立、不成立を判定し、当該判定結果と前記推奨指針データとを用いて安全度水準ごとに当該水準を満たしているか否かを判定する処理と、
前記判定結果を出力する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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