JP2018147006A - 決済装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 割り勘での支払いを簡易に行えるようにする。【解決手段】 実施形態の決済装置は、取得手段、決定手段及び制御手段を備える。取得手段は、グループの属性情報を取得する。決定手段は、取得手段により取得された属性情報に基づいて、釣銭の配分パターンを決定する。制御手段は、決定手段により決定された配分パターンで釣銭を配分するのに応じた金種配分で釣銭を払い出すべく払出機構を制御する。【選択図】 図5

Description

本発明の実施形態は、決済装置及びそのプログラムに関する
飲食店におけるグループでの飲食に関わる代金を割り勘することは、広く行われている。このときに、例えば1,400円の代金を3人で1円単位まで割り勘するならば、2人が467円を支払い、残りの1人が466円を支払うことになる。そしてこのようなケースにおいては、各支払人の現金の所持状況によっては、支払人どうしでの精算が適正に行えない場合がある。
このような事情から、割り勘での支払いを簡易に行えるようにできることが望まれていた。
特許3970698号公報
本発明が解決しようとする課題は、割り勘での支払いを簡易に行えるようにできる決済装置及びそのプログラムを提供することである。
実施形態の決済装置は、取得手段、決定手段及び制御手段を備える。取得手段は、グループの属性を表す複数の属性情報を取得する。決定手段は、取得手段により取得された属性情報に基づいて、釣銭の配分パターンを決定する。制御手段は、決定手段により決定された配分パターンで釣銭を配分するのに応じた金種配分で釣銭を払い出すべく払出機構を制御する。
一実施形態に係るチェックアウト装置の外観の斜視図。 図1に示すチェックアウト装置の要部回路構成を示すブロック図。 一例としての受注データを模式的に示す図。 一例としての設定データを模式的に示す図。 図2中のプロセッサによる決済のための情報処理のフローチャート。 図2中のプロセッサによる決済のための情報処理のフローチャート。 一例としての決済画面を示す図。 一例としての第1の確認画面を示す図。 一例としての第2の確認画面を示す図。 一例としての第3の確認画面を示す図。 一例としてのレシートを示す図。
以下、実施の形態の一例について図面を用いて説明する。なお本実施形態においては、決済装置としての機能を備えたセミセルフチェックアウト装置(以下、チェックアウト装置と略記する)について説明する。
図1は本実施形態に係るチェックアウト装置100の外観の斜視図である。
チェックアウト装置100は、例えば飲食店のチェックアウトコーナーに設置され、飲食の代金を決済するために用いられる。ただしチェックアウト装置100により決済するのは、飲食の代金には限らず、別の任意の取引に関する決済にも用いられ得る。チェックアウト装置100は、図1における右奥側に店員が、また左手前側に客がそれぞれ位置する状態で使用される。このため以下においては、図1における右奥側を店員側、また左手前側を客面側と称する。
メインユニット10は、キーボード11、メインタッチパネル12及びサブタッチパネル13を備える。また、メインユニット10の筐体には、レシート排出口10aが形成されている。
貨幣収受ユニット20の筐体には、硬貨投入口20a、硬貨排出口20b、硬貨トレイ20c及び紙幣投入排出口20dが形成されている。
なお、これらのメインユニット10及び貨幣収受ユニット20に設けられた要素についての詳細は後述する。
図2はチェックアウト装置100の要部回路構成を示すブロック図である。なお、図2において、図1にも示されている要素については図1と同一の符号を付している。
図2に示すようにチェックアウト装置100は、ハンディターミナル200及びステーション300とともに、上記の飲食店における店舗システムを構成する。
ハンディターミナル200は、注文入力のための店員の操作を入力するための端末装置である。ハンディターミナル200は、入力した操作に従って、注文された商品の品目番号を無線送信する。ハンディターミナル200から無線送信された品目番号は、無線アクセスポイント400及び例えばLAN(local area network)などの通信ネットワーク500を介してステーション300に伝送される。
ステーション300は、例えば飲食店のバックヤードに設置され、ハンディターミナル200から送信された品目番号等に基づいて客のグループ毎の受注データを生成し、管理する。
メインユニット10は、キーボード11、メインタッチパネル12及びサブタッチパネル13の他に、スキャナ14、プリンタ15、プロセッサ16、メインメモリ17、補助記憶ユニット18及び通信インタフェース19を含む。これらキーボード11、メインタッチパネル12、サブタッチパネル13、スキャナ14、プリンタ15、プロセッサ16、メインメモリ17、補助記憶ユニット18及び通信インタフェース19は、いずれも伝送路30に接続されている。伝送路30は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含む。伝送路30は、メインユニット10から貨幣収受ユニット20まで引き通されている。なお、伝送路30は、メインユニット10側と貨幣収受ユニット20側とで2つの部分に分かれていて、さらにそれらの部分を互いに接続するインタフェース回路を含んでもよい。
キーボード11は、多数のキーを備え、これらのキーの押下による店員の指示を入力する。
メインタッチパネル12は、図1に示すように店員側に向けて設けられている。メインタッチパネル12は、店員に対する情報提示のための画面を表示する。またメインタッチパネル12は、表示している画面へのタッチによる店員の指示を入力する。
サブタッチパネル13は、図1に示すように客面側に向けて設けられている。サブタッチパネル13は、客に対する情報提示のための画面を表示する。またサブタッチパネル13は、表示している画面へのタッチによる客の指示を入力する。
スキャナ14は、バーコード又は2次元コードなどのシンボルコードを読み取る。スキャナ14は、読み取ったシンボルコードに示されたコードデータをプロセッサ16へと通知する。
プリンタ15は、レシート用紙に対してレシート画像をプリントする。プリンタ15は、レシート画像又は領収証画像をプリントしたレシート用紙を図1に示すレシート排出口10aからメインユニット10の外部へと排出する。
プロセッサ16、メインメモリ17及び補助記憶ユニット18は、伝送路30で接続されてチェックアウト装置100を制御するためのコンピュータを構成する。
プロセッサ16は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ16は、メインメモリ17に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムに基づいて、チェックアウト装置100の各種の機能を実現するべく、チェックアウト装置100の各部を制御する。
メインメモリ17は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ17は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ17は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ17は、プロセッサ16が各種の情報処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ17は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ16によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶ユニット18は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット18は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、SSD(solid state drive)などである。補助記憶ユニット18は、プロセッサ16が各種の情報処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ16での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット18は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
通信インタフェース19は、通信ネットワーク500を介したデータ通信のインタフェースである。
貨幣収受ユニット20は、硬貨収納部21、硬貨計数部22、硬貨排出部23、硬貨センサ24、紙幣収納部25、紙幣計数部26、紙幣排出部27及び紙幣センサ28を含む。これら硬貨収納部21、硬貨計数部22、硬貨排出部23、硬貨センサ24、紙幣収納部25、紙幣計数部26、紙幣排出部27及び紙幣センサ28は、いずれも伝送路30に接続されている。
硬貨収納部21は、図1に示す硬貨投入口20aから投入された硬貨を硬貨収納庫へと収納する。
硬貨計数部22は、硬貨収納部21により硬貨収納庫へと収納される硬貨の金額を計数する。
硬貨排出部23は、硬貨収納庫から、図1に示す硬貨排出口20bを介して貨幣収受ユニット20の外部へと硬貨を排出する。硬貨排出口20bから排出された硬貨は、図1に示す硬貨トレイ20cによって受けられる。
硬貨センサ24は、硬貨トレイ20cに存在する硬貨を検出する。
紙幣収納部25は、図1に示す紙幣投入排出口20dから投入された紙幣を紙幣収納庫へと収納する。
紙幣計数部26は、紙幣収納部25により紙幣収納庫に収納される紙幣の金額を計数する。
紙幣排出部27は、紙幣収納庫から、図1に示す紙幣投入排出口20dを介して貨幣収受ユニット20の外部へと紙幣を排出する。紙幣排出部27が排出した紙幣は、その一部が紙幣投入排出口20dから貨幣収受ユニット20の外部へと突出した状態で紙幣投入排出口20dにより保持される。
紙幣センサ28は、紙幣排出部27により排出されて上記のように紙幣投入排出口20dにより保持された状態にある紙幣を検出する。
次に以上のように構成されたチェックアウト装置100の動作について説明する。
このチェックアウト装置100は、ステーション300により管理されている受注データに基づき、グループ毎の代金の決済のための処理を行う。このため、チェックアウト装置100の具体的な動作の説明に先立って、受注データについて説明する。
図3は一例としての受注データを模式的に示す図である。
図3に示すように受注データは、注文番号及びテーブル番号等の管理情報と、客層情報及び注文情報とを含む。
注文番号は、複数の客グループに関するそれぞれの扱いを個々に識別するためにハンディターミナル200にて決定される。なお注文番号は、ステーション300で決定されてもよい。テーブル番号は、該当の客グループが利用しているテーブルに予め付与された番号であり、店員によりハンディターミナル200に入力される。管理情報としては他に、例えば受注時刻などの任意の情報を含み得る。
客層情報は、客グループを構成するメンバーの客層を示す。客層は、各客を年代・性別という観点に基づいて、区分、階層化した属性の例である。本実施形態では、客層を「成人男性」「成人女性」及び「子供」に区分することとする。「成人男性」「成人女性」は、年代と性別との組み合わせに基づいて、区分、階層化した属性の例である。「子供」は、年代という観点において二分(成人、子供)させた区分、階層化した属性の例である。したがって、性別という観点に基づいて、客層を「男」「女」と区分、階層化しても良いし、年代という観点に基づいて「成人」を更に細分化し、「青年」「壮年」「中年」「高年」と区分、階層化しても良い。客層情報は、注文の受け付けの際に、店員によりハンディターミナル200に入力される。図3は、客グループが、成人男性1人、成人女性1人及び子供3人からなるファミリーである場合の例を示している。なお、客が成人であるか否かは、店員の判断により、実際の年齢(年代)とは合致しない場合もある。この客層情報は、グループに属するメンバーの属性を表す属性情報に相当する。
注文情報は、注文された商品のそれぞれについてのレコードを含む。当該レコードは例えば、品目番号、品名、価格及び数量の情報を含む。品目番号は、商品のそれぞれを識別するために予め定められた番号である。品名は、該当の商品の名称である。価格は、該当の商品の単価である。数量は、該当の商品の注文数である。
なお、注文が完了するとステーション300は、図2には示されないプリンタに、注文内容を表した注文伝票をプリントさせる。ステーション300は、当該注文伝票には、少なくとも注文番号を表したシンボルコードを併せてプリントさせる。当該注文伝票は、客が決済を開始するよりも前に、店員により客に渡される。
客は、注文した商品の飲食を終えて退店するならば、チェックアウトコーナーに行き、上記の注文伝票を店員に渡す。店員は、当該注文伝票にプリントされたシンボルコードをスキャナ14に読み取らせる。スキャナ14は、シンボルコードを読み取ったならば、それに示された注文番号をプロセッサ16に通知する。このとき店員は、注文伝票にプリントされた注文番号をキーボード11により入力してもよく、この場合にはキーボード11からプロセッサ16へと注文番号が通知される。
プロセッサ16はこのようにして注文番号が通知されたならば、決済のための情報処理を、メインメモリ17又は補助記憶ユニット18に記憶されたアプリケーションプログラムに従って実行する。
なお、プロセッサ16による後述の情報処理のために、メインメモリ17又は補助記憶ユニット18には、釣銭の配分に関わる設定データを事前に保存しておく。なお、この設定データは、ステーション300が備える記憶装置又は通信ネットワーク500に接続した図示しない記憶装置、或いはインターネットなどの別の通信ネットワークを介して通信可能な別の図示しない記憶装置などに保存されていてもよい。
図4は一例としての設定データを模式的に示す図である。
図4に示すように設定データは、客グループを構成するメンバーの客層の組み合わせに関連付けて、釣銭の配分の対象とするか否かと、釣銭を配分する場合の配分数とを示したデータである。
設定データは図4に示す例では、成人男性及び成人女性が1人ずつであり、かつ子供を含む客グループに関しては、釣銭の配分の対象では無いことを示す。また、2人以上の成人男性のみからなる客グループに関しては、釣銭の配分の対象で有り、かつ配分数は当該客グループに属する成人男性の人数であることを示す。
設定データは、例えばチェックアウト装置100の設計者により定められて、製造過程においてメインメモリ17又は補助記憶ユニット18に書き込まれる。あるいは設定データは、使用者により定められて、使用者による操作の下にメインメモリ17又は補助記憶ユニット18に書き込まれてもよい。
図5及び図6は決済のためのプロセッサ16による情報処理のフローチャートである。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。例えば、一部の動作は、その順番を入れ替えることができる。また、一部の動作は、省略することもできるし、別の動作を追加して実行することもできる。
図5中のAct1としてプロセッサ16は、前述のように通知された注文番号を含んだ受注データをステーション300から取得する。なお、以下においては、特に説明なく「受注データ」と記す場合は、ここで取得された受注データを指すこととする。前述の通り、受注データは、属性情報としての客層情報を含む。つまり受注データを取得することは、属性情報としての客層情報を取得することである。かくしてプログラムに基づく情報処理をプロセッサ16が実行することによって、プロセッサ16を中枢部分とするコンピュータは属性情報を取得する取得手段として機能する。
Act2としてプロセッサ16は、受注データに含まれる客層情報に基づき、グループ客であるか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、客層情報が複数人の客に関する客層を示しているならばYesと判定し、Act3へと進む。
Act3としてプロセッサ16は、受注データに含まれる客層情報に示される客の組み合わせを、設定データに示されるグループ構成と照合する。
Act4としてプロセッサ16は、上記の照合により、客の組み合わせに一致するグループ構成が設定データに示されていたか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、一致したならばYesと判定し、Act5へと進む。
Act5としてプロセッサ16は、客の組み合わせに一致したグループ構成が、設定データにて釣銭の配分の対象とされているか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、対象とされているならばYesと判定し、Act6へと進む。
Act6としてプロセッサ16は、配分フラグをセット状態とする。配分フラグは、メインメモリ17又は補助記憶ユニット18に記憶される1ビットのデータである。
Act7としてプロセッサ16は、客の組み合わせに一致したグループ構成に対して設定データに示されている配分数を変数Nに代入する。プロセッサ16は具体的には、例えば図2に示すように配分数として「成人男性数」と示されているならば、受注データに含まれる客層情報に示される成人男性の人数を変数Nに代入する。こののちにプロセッサ16は、Act9へと進む。
一方、プロセッサ16は、受注データに含まれる客層情報が一人の客に関する客層を示しているならばAct2にてNoと判定し、Act8へと進む。プロセッサ16は、客の組み合わせに一致するグループ構成が設定データに示されてないならばAct4にてNoと判定し、Act8へと進む。プロセッサ16は、客の組み合わせに一致したグループ構成が、設定データにて釣銭の配分の非対象とされているならばAct5にてNoと判定し、Act8へと進む。
Act8としてプロセッサ16は、配分フラグをリセット状態とする。そしてプロセッサ16はこののち、Act9へと進む。
Act9としてプロセッサ16は、受注データに含まれた注文情報に基づいて決済額を決定する。この処理は例えば、既存の同種のチェックアウト装置で行われている処理と同様であってよい。
Act10としてプロセッサ16は、サブタッチパネル13に決済画面を表示させる。決済画面は、決済額を客に知らせるとともに、その決済額を決済するための貨幣を投入するように客に案内する。
図7は一例としての決済画面を示す図である。
図7に示す決済画面は、決済額が1,400円である場合の初期状態を示す。決済画面には、ボタンB11,B12を含む。ボタンB11は、客による決済実行の指示を入力する。ボタンB12は、客による決済中断の指示を入力する。
図5のAct11としてプロセッサ16は、貨幣が投入されたか否かを確認する。そして投入されていないならばNoと判定し、Act12へと進む。
Act12としてプロセッサ16は、決済実行が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、当該指示がなされていないならばNoと判定し、Act11へと戻る。
かくしてプロセッサ16はAct11及びAct12としては、貨幣が投入されるか、あるいは決済実行が指示されるのを待ち受ける。
客は、決済画面での案内に従って、硬貨又は紙幣を、硬貨投入口20a又は紙幣投入排出口20dに投入する。そうすると硬貨収納部21又は紙幣収納部25は、投入された硬貨又は紙幣を硬貨収納庫又は紙幣収納庫へと収納する。この際に硬貨計数部22又は紙幣計数部26は、硬貨又は紙幣の投入金額を更新する。硬貨計数部22又は紙幣計数部26は、投入金額を更新すると、その更新後の投入金額をプロセッサ16へと通知する。プロセッサ16はこの通知を受けると、Act11にてYesと判定し、Act13へと進む。
Act13としてプロセッサ16は、最新の硬貨及び紙幣の投入額の総額を表すように決済画面を更新する。すなわちプロセッサ16は、図7においては「0」と示される投入金額を、上記総額を表すように変更する。そしてプロセッサ16はこののち、Act11及びAct12の待受状態に戻る。
客は、決済額以上の貨幣を投入し終えたら、決済画面におけるボタンB11を押す。サブタッチパネル13は、その旨をプロセッサ16へと通知する。そしてプロセッサ16はこの通知を受けると、Act12にてYesと判定し、図6中のAct14へと進む。なお、図示は省略しているが、決済画面におけるボタンB12が押された場合にプロセッサ16は、それまでの手順をキャンセルするための処理を周知のように行った上で、図5及び図6に示す情報処理の実行を終了する。
Act14としてプロセッサ16は、硬貨又は紙幣の投入金額から決済額を差し引くことにより総釣銭額を算出する。
Act15としてプロセッサ16は、配分フラグがセット状態にあるか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、リセット状態にあるならばNoと判定し、Act16へと進む。
Act16としてプロセッサ16は、第1の確認画面をサブタッチパネル13に表示させる。第1の確認画面は、総釣銭額を一括で払い出すことを客に確認させる画面である。
図8は一例としての第1の確認画面を示す図である。
図8に示す第1の確認画面は、決済額が1,400円であるのに対して、3,000円が投入され、総釣銭額として1,600円が算出された場合を示している。第1の確認画面には、ボタンB21,B22を含む。ボタンB21は、客による払い出し実行の指示を入力する。ボタンB22は、客による払い出し形態の変更の指示を入力する。
一方でプロセッサ16は、配分フラグがセット状態であるならば図6のAct15にてYesと判定し、Act17へと進む。
Act17としてプロセッサ16は、総釣銭額が変数Nによって割り切れるか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、割り切れるならばYesと判定し、Act18へと進む。
Act18としてプロセッサ16は、N人に配分する場合の個別釣銭額を算出する。プロセッサ16は具体的には、総釣銭額をNで除算して求まる金額を個別釣銭額とする。
Act19としてプロセッサ16は、第2の確認画面をサブタッチパネル13に表示させる。第2の確認画面は、釣銭をN人分に均等分割して払い出すことを客に確認させる画面である。
図9は一例としての第2の確認画面を示す図である。
図9に示す第2の確認画面は、総釣銭額が1,600円であるのに対して、変数Nが「4」である場合を示している。このため図9に示す第2の確認画面は、釣銭を4人分、400円ずつに均等分割して払い出すことを表している。第2の確認画面も、ボタンB21,B22を含む。
さてプロセッサ16は、総釣銭額が変数Nによって割り切ることができないならば図6のAct17にてNoと判定し、Act20へと進む。
Act20としてプロセッサ16は、第1の釣銭額を算出する。プロセッサ16は具体的には、総釣銭額を変数Nにより除算して求まる値の小数点以下を切り捨てた値として第1の釣銭額を算出する。つまり、例えば総釣銭額が1,600円であり、変数Nが「3」であるとするならば、第1の釣銭額として533円を求める。
Act21としてプロセッサ16は、第2の釣銭額を算出する。プロセッサ16は具体的には、第1の釣銭額に変数Nから1を減じた値を乗じて求まる金額を総釣銭額から差し引くことにより第2の釣銭額を算出する。つまり上記のように総釣銭額が1,600円、変数Nが「3」であり、第1の釣銭額として533円を求めたならば、[1,600−533×(3-1)=534]として第2の釣銭額を算出する。
Act22としてプロセッサ16は、第3の確認画面をサブタッチパネル13に表示させる。第3の確認画面は、釣銭を第1の釣銭額をN−1人分と、第2の釣銭額を1人分とに分割して払い出すことを客に確認させる画面である。
図10は一例としての第3の確認画面を示す図である。
図10に示す第3の確認画面は、上記の具体例に対応し、第1の釣銭額としての533円を2人分と、第2の釣銭額としての534円を1人分とを払い出すことを示している。第3の確認画面も、ボタンB21,B22を含む。
以上のようにプロセッサ16は、グループに属するメンバーのうちの少なくとも2人のそれぞれの属性の組み合わせに基づいて、釣銭の配分パターンを決定している。かくしてプログラムに基づく情報処理をプロセッサ16が実行することによって、プロセッサ16を中枢部分とするコンピュータは、当該決定を行う決定手段として機能する。
プロセッサ16は、図6のAct16,Act19又はAct22にて、第1、第2又は第3の確認画面を表示したならば、いずれの場合もAct23へと進む。
Act23としてプロセッサ16は、確定が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、当該指示がなされていないならばNoと判定し、Act24へと進む。
Act24としてプロセッサ16は、変更が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、当該指示がなされていないならばNoと判定し、Act23へと戻る。
かくしてプロセッサ16はAct23及びAct24においては、確定又は変更が指示されるのを待ち受ける。
客は、第1、第2又は第3の確認画面に示されたのとは別の形態での釣銭の払い出しを希望するならば、ボタンB22を押す。サブタッチパネル13は、その旨をプロセッサ16へと通知する。そしてプロセッサ16はこの通知を受けると、Act24にてYesと判定し、Act25へと進む。
Act25としてプロセッサ16は、変更画面をサブタッチパネル13に表示させる。変更画面は、釣銭を一括で払い出すことの一括指定と、釣銭を複数人分に配分して払い出す場合の配分数の指定とのいずれかを客に行わせる画面である。客は、変更画面に従って、一括指定又は配分数指定のいずれかを行う。
Act26としてプロセッサ16は、一括指定がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、一括指定がなされていないならばNoと判定し、Act27へと進む。
Act27としてプロセッサ16は、配分数指定がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ16は、配分数指定がなされていないならばNoと判定し、Act26へと戻る。
かくしてプロセッサ16はAct26及びAct27として、一括指定又は配分数指定がなされるのを待ち受ける。そして客が変更画面にて一括指定を行うと、サブタッチパネル13は、その旨をプロセッサ16へと通知する。そしてプロセッサ16はこの通知を受けると、Act26にてYesと判定し、Act16へと進む。そしてプロセッサ16は、Act16以降を前述と同様に実行する。つまりプロセッサ16は、第1の確認画面をサブタッチパネル13に表示させた状態でAct23及びAct24の待受状態に戻る。
一方、客が変更画面にて配分数の指定を行うと、サブタッチパネル13は、その旨をプロセッサ16へと通知する。そしてプロセッサ16はこの通知を受けると、Act27にてYesと判定し、Act28へと進む。
Act28としてプロセッサ16は、配分数として指定された値を変数Nに代入する。そしてプロセッサ16はこののち、Act17以降を前述と同様に実行する。つまりプロセッサ16は、第2又は第3の確認画面をサブタッチパネル13に表示させた状態でAct23及びAct24の待受状態に戻る。
第1、第2又は第3の確認画面がサブタッチパネル13に表示された状態で客は、その表示されている確認画面に示された形態での釣銭の払い出しを確定させる場合には、第1、第2又は第3の確認画面においてボタンB21を押す。サブタッチパネル13は、その旨をプロセッサ16へと通知する。そしてプロセッサ16はこの通知を受けると、Act23にてYesと判定し、Act29へと進む。
Act29としてプロセッサ16は、釣銭の払い出しを次のように行う。
(第1の確認画面におけるボタンB21が押された場合)
プロセッサ16は、総釣銭額を、貨幣の払い出し枚数が最小となる金種毎の組み合わせにより払い出すように硬貨排出部23及び紙幣排出部27に指示する。
プロセッサ16は例えば、図8に示す第1の確認画面においてボタンB21が押された場合は、500円硬貨及び100円硬貨を1枚ずつ払い出すよう硬貨排出部23に指示するとともに、1,000円紙幣を1枚払い出すよう紙幣排出部27に指示する。
(第2の確認画面におけるボタンB21が押された場合)
プロセッサ16は、個別釣銭額を、貨幣の払い出し枚数が最小となる金種毎の組み合わせにより払い出すように硬貨排出部23及び紙幣排出部27に指示する。この指示に応じて硬貨排出部23及び紙幣排出部27が貨幣を払い出すと、硬貨センサ24及び紙幣センサ28の少なくともいずれか一方が検出状態となる。そして、払い出した貨幣の全てを客が取り除くと、硬貨センサ24及び紙幣センサ28の双方が未検出状態となる。これに応じてプロセッサ16は、上述と同様にして個別釣銭額を払い出すように硬貨排出部23及び紙幣排出部27に指示する。そしてプロセッサ16は、このような個別釣銭額の貨幣の払い出しを、N回繰り返す。
プロセッサ16は例えば、図9に示す第2の確認画面においてボタンB21が押された場合は、4枚の100円硬貨の払い出しを4回繰り返すように硬貨排出部23に指示する。
(第3の確認画面におけるボタンB21が押された場合)
プロセッサ16は、第1の釣銭額を、貨幣の払い出し枚数が最小となる金種毎の組み合わせにより払い出すように硬貨排出部23及び紙幣排出部27に指示する。この指示に応じて硬貨排出部23及び紙幣排出部27が貨幣を払い出すと、硬貨センサ24及び紙幣センサ28の少なくともいずれか一方が検出状態となる。そして、払い出した貨幣の全てを客が取り除くと、硬貨センサ24及び紙幣センサ28の双方が未検出状態となる。これに応じてプロセッサ16は、上述と同様にして第1の釣銭額を払い出すように硬貨排出部23及び紙幣排出部27に指示する。そしてプロセッサ16は、このような第1の釣銭額の貨幣の払い出しを、N−1回繰り返す。さらにプロセッサ16は、N−1回目の払い出しの後に硬貨センサ24及び紙幣センサ28の双方が未検出状態となると、第2の釣銭額を、貨幣の払い出し枚数が最小となる金種毎の組み合わせにより払い出すように硬貨排出部23及び紙幣排出部27に指示する。
プロセッサ16は例えば、図10に示す第3の確認画面においてボタンB21が押された場合は、1枚の500円硬貨、3枚の10円硬貨及び3枚の1円硬貨の払い出しを2回繰り返すように硬貨排出部23に指示する。そしてプロセッサ16はこの後、1枚の500円硬貨、3枚の10円硬貨及び4枚の1円硬貨の払い出しを1回行うように硬貨排出部23に指示する。
以上のようにプロセッサ16は、決定した配分パターンで釣銭を配分するのに応じた金種配分で釣銭を払い出すべく、払出機構としての硬貨排出部23及び紙幣排出部27を制御する。かくしてプログラムに基づく情報処理をプロセッサ16が実行することによって、プロセッサ16を中枢部分とするコンピュータは、当該制御を行なう制御手段として機能する。
図6のAct30としてプロセッサ16は、決済の対象となった注文の内容及び決済の結果を表したレシートを発行するようプリンタ15に指示する。なおプロセッサ16は、釣銭を複数回に分けて払い出した場合には、その内訳をレシートに表すようにする。かくしてプログラムに基づく情報処理をプロセッサ16が実行することによって、プロセッサ1を中枢部分とするコンピュータはプリンタ15との協働により、証票としてのレシートをプリントするプリント手段としての機能を実現する。
図11は一例としてのレシートを示す図である。
図11に示すレシートは、図10に示す第3の確認画面におけるボタンB21が押された場合に発行されるものの例である。そして、領域A11に、釣銭の払い出しの内訳を表している。
以上のようにチェックアウト装置100によれば、例えば1,600円の決済額に対して、3人の支払人が1,000円ずつを出して3,000円を支払えば、2人に対してそれぞれ533円と、1人に対して534円とがそれぞれ釣銭として払い出される。従って、このような割り勘に当たって、支払額の調整のために支払者どうしで現金の授受を行う必要がなく、割り勘での支払いを簡易に行える。そしてチェックアウト装置100によれば、例えば成人男性が3人である客グループに関する決済の際には、最初に上記の形態での釣銭の払い出し形態を客に対して提案される。従って、客は上記の形態での釣銭の払い出しのために複雑な操作を行う必要がない。
またチェックアウト装置100によれば、上記のような払い出し形態にあっては、釣銭が複数回に分けて払い出される。しかもチェックアウト装置100によれば、払い出し済みの貨幣が取り去られるのを待って、次の払い出しが行われる。従って客は、このように順次に払い出される釣銭を各支払人がそれぞれに受け取ればよく、釣銭の配分に関わる作業をほとんど行う必要がない。
またチェックアウト装置100によれば、上記のような払い出し形態で釣銭を払い出した場合には、その内訳を表したレシートが発行される。従って、複数回に分けて払い出された釣銭を、客が誤って混ぜてしまったとしても、その後の再びの配分をレシートの表示に従って客が容易に行うことができる。
またチェックアウト装置100によれば、客の指示に応じて釣銭の払い出し形態が変更される。従って、チェックアウト装置100により選択された払い出し形態が客の意にそぐわない場合は、客は希望する払い出し形態での払い出しを指定することができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
お子様ランチのような子供限定の品目が注文品目に含まれる場合は、客グループに子供が含まれることが分かる。また、女性限定又はお年寄り限定などの品目が注文品目に含まれる場合は、女性又はお年寄りが客グループに含まれることが分かる。そこで、このような特定の品目が注文品目となっていることを、客の属性の1つとして加味して釣銭の配分パターンを決定してもよい。
客グループに子供が含まれている場合には、当該子供は、支払の人数割りから除外されるので、これを加味した釣銭の配分パターンを選択することが考えられる。男女混合の客グループでは、女性の支払負担が、男性より軽減されることがあるので、これを加味した釣銭の配分パターンを選択することが考えられる。客グループにお年寄りが含まれている場合には、当該グループ客の中に幼少の孫が含まれていると、お年寄りが娘息子夫婦よりも少し多めに支払いを負担することが推測されるので、これを加味した釣銭の配分パターンが選択することが考えられる。客グループにお年寄りが含まれている場合であったとしても、当該グループ客の中に成人の孫が含まれる場合、あるいは当該グループ客が老親と娘息子夫婦である場合には、お年寄りの支払負担はないものと推測されるので、これを加味した釣銭の配分パターンを選択することが考えられる。
このように、各客グループを構成する各客の属性のみではなく、各客グループを区分、階層化した属性も加味して釣銭の配分パターンを決定してもよい。各客グループの属性の例としては、カップル客(夫婦、恋人同士)、ファミリー客(乳幼児連れ夫婦、三世代家族等の家族構成に基づいたもの)、学生グループ客(男子のみ、女子のみ、男女混合)、職場仲間(男性のみの同僚、女性のみの同僚、男女混合、先輩後輩、上司部下)、友達グループ客(ママ友、同級生)、ご近所グループ客、親戚、保護者会、女子会等がある。
このような客グループの属性は、例えば予約受け付け時の情報に基づいて特定できる。又、客グループの属性は、注文受け時や配膳時の場の雰囲気や飲食時の会話内容等に基づいて店員が推測(判断)し、特定することができる。また、当該客グループに関する注文品目の種別、品目別注文個数、注文品目の組み合わせに基づいて、当該客グループの属性や当該客グループを構成する客の属性の組み合わせ(パターン)を特定してもよい。
プロセッサ16は、第1の釣銭額を算出するための丸め幅は、任意に変更が可能である。例えば、10,50又は100として丸め幅を定めることが考えられる。具体的にはプロセッサ16は、第1の釣銭額を50の倍数とするように第1の釣銭額を算出してもよい。つまり、例えば総釣銭額が1,600円であり、変数Nが「3」であるとするならば、第1の釣銭額として500円と算出する。因みにこの場合にプロセッサ16は、第2の釣銭額としては600円と算出する。なお、丸め幅は、設計値として固定的に定められても良いし、ユーザにより任意に変更可能としてもよい。
図6中のAct24−Act28を行わずに、プロセッサ16が選択した形態での釣銭払い出しを実行してもよい。またこの場合は、さらにAct23も省略してもよい。
上記実施形態のように、1度に払い出した釣銭が取り出されるのを待って次の払い出しを行うのであれば、その内訳をレシートに表さなくてもよい。
上記の実施形態のように、釣銭の分配の内訳を表したレシートを発行するのならば、上記実施形態で複数回に分けて払い出している釣銭を、金種毎の枚数はそのままに一括で払い出してもよい。
別の装置での勘定処理により決定された決済額の決済を行う決裁装置として実現することもできる。つまり、勘定処理と決済処理とを別々の装置で行うセパレートタイプのセミセルフチェックアウトシステムの決済装置としての実現が可能である。また、勘定処理の機能も備えるチェックアウト装置として実現する場合であっても、セルフ方式又は対面方式として実現することもできる。ただし、対面方式のチェックアウト装置として実現する場合は、上記の実施形態において客により行われている操作は店員により行われるのであり、各種表示は店員用のタッチパネルで行うようにする。払い出された釣銭の取り出しも店員により行われ、店員から客に手渡される。
チェックアウト装置100のハードウェアと、当該ハードウェア上で実行される情報処理の手順であるアプリケーションプログラムとは、同じ事業者がチェックアウト装置100の使用者に譲渡しても良いし、異なった事業者がそれぞれ個別に譲渡しても良い。チェックアウト装置100のハードウェアとアプリケーションプログラムとを同じ事業者がチェックアウト装置100の使用者に譲渡する場合、アプリケーションプログラムは、一般的にはチェックアウト装置100のハードウェアであるメインメモリ17又は補助記憶ユニット18に記憶された状態で譲渡される。しかしながら、このような譲渡の場合であったとしても、アプリケーションプログラムは、チェックアウト装置100のハードウェアであるメインメモリ17又は補助記憶ユニット18に記憶された状態である必然性はない。例えばチェックアウト装置100のハードウェアでない、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録された状態で譲渡されても良いし、あるいはネットワーク資源からダウンロードにより譲渡されても良い。
情報処理によりプロセッサ16が実現する各機能は、その一部または全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…プロセッサ、10…メインユニット、11…キーボード、12…メインタッチパネル、13…サブタッチパネル、14…スキャナ、15…プリンタ、16…プロセッサ、17…メインメモリ、18…補助記憶ユニット、19…通信インタフェース、20…貨幣収受ユニット、21…硬貨収納部、22…硬貨計数部、23…硬貨排出部、24…硬貨センサ、25…紙幣収納部、26…紙幣計数部、27…紙幣排出部、28…紙幣センサ、30…伝送路、100…チェックアウト装置、200…ハンディターミナル、300…ステーション、400…無線アクセスポイント、500…通信ネットワーク。

Claims (6)

  1. グループの属性情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された属性情報に基づいて、釣銭の配分パターンを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された配分パターンで釣銭を配分するのに応じた金種配分で釣銭を払い出すべく払出機構を制御する制御手段と、
    を具備した決済装置。
  2. 前記制御手段は、前記決定手段により決定された前記配分パターンで配分した複数組の釣銭を順次に払い出すべく前記払出機構を制御する、
    請求項1に記載の決済装置。
  3. 前記決定手段は、前記属性情報に基づく配分パターンの候補と、当該配分パターンとは異なる配分パターンの候補とのうちの一方を操作者による操作に応じて前記配分パターンとして決定する、
    請求項1又は請求項2に記載の決済装置。
  4. 前記決定手段は、前記グループに属するメンバーによる操作に応じて前記配分パターンを決定する、
    請求項2又は請求項3に記載の決済装置。
  5. 前記決定手段により決定された配分パターンに応じた複数組の釣銭のそれぞれの金額を表した証票をプリントするプリント手段、
    をさらに備えた請求項1−請求項4のいずれか一項に記載の決済装置。
  6. 決済装置を制御するコンピュータを、
    グループの属性を表す複数の属性情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された属性情報に基づいて、釣銭の配分パターンを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された配分パターンで釣銭を配分するのに応じた金種配分で釣銭を払い出すべく払出機構を制御する制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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