JP2018146240A - 電波時計 - Google Patents
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Description
そして、電流Iに起因して平面アンテナ110の周辺に電界Eが発生する。
電界ベクトルE1とE2、またE3とE4のX方向は、互いに逆方向であり合成すると打ち消し合う損失成分であり、アンテナ感度が低下する原因となる。
ナ感度を向上させることができる。また、非配置領域以外には、金属部材を自由に配置できるので、時計内部の部品レイアウトの自由度が向上する。
図面の縮尺等は説明のため適宜変更し、また、構造が理解しやすいように一部を模式的に示している。
第1実施形態について図1〜図4を用いて説明する。図1は、第1実施形態の電波時計の外観を示す平面図である。図2は、電波時計1の平面アンテナと金属部材の一つであるソーラーパネルの配置について説明をするための平面図である。図3は、平面アンテナ近傍の金属部材を配置しない非配置領域について説明をするための図2の部分拡大図である。図4は、平面アンテナとソーラーパネル以外の代表的な金属部材との配置について説明をするための平面図である。
第1実施形態の電波時計の外観について図1を用いて説明する。図1に示すように、電波時計1は、ケース11内部に、時刻表示をおこなう文字板12と指針の時針13a、分
針13b、秒針13cが配置されている。この文字板12と指針によって時刻表示部が構成される。
ケース11の側面には、時刻修正やその他の機能を操作するためのリューズ14、操作ボタン15a、15bなどが配置されている。また、ケース11には、バンド14が繋がっている。
ケース11の内部であって、文字板12の時刻表示部とは反対側には、時刻を計時する制御回路、時刻情報を有する電波を受信する平面アンテナ、ソーラーパネル、受信回路、輪列、電池などが配置される。
平面アンテナは、GPS衛星やBluetooth(登録商標)等から送信される高周波電波を受信するアンテナであり、パッチアンテナやマイクロストリップアンテナと称されることもある。
電波時計1の平面アンテナとソーラーパネルの配置について図2を用いて説明する。図2は図1の文字板12と指針を外した状態に相当する。図2に示すように、ケース11の内部に平面アンテナ20と金属部材であるソーラーパネル30が平面視において重ならないように配置されている。
以外の領域で効率よく光を受光して発電できる。
平面アンテナ20の非配置領域22a〜22dと発生する電界との関係について図3を用いて説明する。図3に示すように、平面アンテナ20の周辺には、外部からの電波信号に基づいて電界ベクトルE発生する。
この電界ベクトルEのY方向に直交するX方向を略二分する方向(すなわち、電界ベクトルEの方向に対して±45度)における平面アンテナ20の端部(角部)から所定距離r1の範囲が非配置領域22a〜22dである。この非配置領域22a〜22dが金属部材を配置しない領域である。つまり、アンテナ電極21の面積を電界ベクトルEの方向に略二等分する線分と、この等分されたアンテナ電極21のそれぞれの面積をさらに略二等分する電界ベクトルEと直交する線分に対し、さらにその等分(4等分)された面積をそれぞれ略二等分する線分を引き、この線分とアンテナ電極21の外周との交点を端部として、この端部から所定距離r1を非配置領域としている。
また、平面視におけるアンテナ電極21の形状が多角形であり、電界ベクトルEの方向でアンテナ電極21の面積を略二等分する線分を仮定したときの、二等分線に近い角部を端部としてもよい。
次に、電波時計1の平面アンテナ20と複数の金属部材の配置について図4を用いて説明する。図4は、図2で示す電波時計1のソーラーパネル30と指針を取り外した状態に相当する平面アンテナ20と複数の金属部材の配置図である。図4に示すように、ケース11の内部には平面アンテナ20と複数の金属部材が配置されている。
42などの駆動に使用される。図4においては、地板48の内部に配置されているため破線で外形が示されている。電池41は、ケース11の内面積に対して占める割合が高く、アンテナ感度に与える影響が大きいため、平面アンテナ20から最も離間した位置に配置することが好ましい。
また、非配置領域22a〜22d以外の領域には、ソーラーパネル30、ケース11、電池41、ステップモータ42、輪列43等の金属部材を自由に配置できるので、金属部材のレイアウト設計の自由度が増し、スペース効率に優れた小型で高性能の電波時計を実現できる。
第2実施形態は、所望する電界ベクトルの方向(所定方向)の平面アンテナの端部から金属部材までの距離が非配置領域の距離よりも小さい構成である。なお、図面の説明において、上述した実施形態と同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第2実施形態の電波時計2の平面アンテナとソーラーパネルについて図5を用いて説明する。図5は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計2の文字板と指針を外した状態に相当し、平面アンテナ20とその周辺を示した部分拡大図である。
また、所定方向である電界ベクトルEの方向のソーラーパネル30の端部は、アンテナ電極21の辺21eの中央に近接するように略円弧状の凸部33を有している。すなわち、電界ベクトルEの方向であるアンテナ電極21の端部の辺21eの中央からソーラーパネル30までの距離r2が、非配置領域22a〜22dの所定距離r1よりも小さくなるように構成される。
また、ソーラーパネル30の面積を凸部33の分だけ広げることができるため、発電量をより大きくすることができる。
第3実施形態は、金属部材がケースであって、非配置領域はケースが切り欠かれている構成である。なお、図面の説明において、上述した実施形態と同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第3実施形態の電波時計3の平面アンテナ、ソーラーパネル、及びケースの構成について図6を用いて説明する。図6は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計3の文字板と指針を外した状態に相当し、平面アンテナ20、ソーラーパネル30、及びケース11の周辺を示した部分拡大図である。この実施形態において、ケース11は金属などの導電性部材で構成されている。
第4実施形態は、第2及び第3実施形態の特徴を有する構成である。なお、図面の説明において、上述した実施形態と同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第4実施形態の電波時計4の平面アンテナ、ソーラーパネル、及びケースの構成について図7を用いて説明する。図7は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計4の文字板と指針を外した状態に相当し、平面アンテナ20、ソーラーパネル30、及びケース11の周辺を示した部分拡大図である。この実施形態において、ケース11は金属などの導電性部材で構成されている。
第5実施形態は、ソーラーパネルが非配置領域を除いて平面アンテナの上面側に配置される構成である。なお、図面の説明において、上述した実施形態と同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第5実施形態の電波時計5の平面アンテナとソーラーパネルの構成について図8を用いて説明する。図8は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計5の文字板と指針を外した状態に相当する平面アンテナ20とその周辺を示した部分拡大図である。
第5実施形態の変形例1の電波時計6の平面アンテナとソーラーパネルの構成について図9を用いて説明する。図9は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計6の文字板と指針を外した状態に相当する平面アンテナとその周辺を示した部分拡大図である。
また、非配置領域22cと22dとについても同様に、非配置領域22cと22dとの間が横方向に切り抜かれている。
また、ソーラーパネル30は、切り抜き部35aと35bの二つだけの切り抜き部を形成すれば良いので、ソーラーパネル30の製造工程を簡略化できる。
第5実施形態の変形例2の電波時計7の平面アンテナとソーラーパネルの構成について図10を用いて説明する。図10は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計7の文字板と指針を外した状態に相当する平面アンテナとその周辺を示した部分拡大図である。
、金属部材が配置されないため、平面アンテナ20のアンテナ感度をより向上することができるとともに、平面アンテナ20の周辺に発生した電界は、損失となる成分の発生を抑制することができ、所望の所定方向である電界ベクトルEを支配的にすることができる。
また、ソーラーパネル30は、切り抜き部36aと36bの二つだけの切り抜き部を形成すれば良いので、ソーラーパネル30の製造工程を簡略化できる。
第6実施形態は、略矩形の平面アンテナ20のアンテナ電極の角部から対角に向かう方向に電流が発生し、所望の電界ベクトルEの方向も角部から対角に向かう方向とされ、非配置領域はアンテナ電極の辺から所定距離の範囲に設定される構成である。
なお、図面の説明において、上述した実施形態と同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
第6実施形態の電波時計8の平面アンテナとソーラーパネルの配置について図11を用いて説明する。図11は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計8の文字板と指針を外した状態に相当する平面アンテナ20とその周辺を示した部分拡大図である。
また、非配置領域22c、22dとケース11が平面視で重ならないように、平面アンテナ20は金属部材であるケース11から離れた位置に配置される。非配置領域22c、22dがケース11と重なる場合は、第3実施形態と同様にケースに切欠き部を設けることができる。
第6実施形態の変形例の電波時計9の平面アンテナとソーラーパネルの配置について図12を用いて説明する。図12は、図2で示した電波時計1と同様に、電波時計9の文字板と指針を外した状態に相当する平面アンテナ20とその周辺を示した部分拡大図である。
11 ケース
11a、11b ケース切り欠き部
20 平面アンテナ
21、23 アンテナ電極
22a〜22d 非配置領域
30 ソーラーパネル
31、37、39 切り取り部
32a、32b、38a、38b 切り欠き部
33 凸部
34a〜34d、35a、35b、36a、36b 切り抜き部
41 電池
42 ステップモータ
43 輪列
44 巻真
45 受信回路
46 制御回路
Claims (9)
- ケースと、前記ケース内に収容され計時を行う制御回路と、前記制御回路で計時される時刻情報を表示する時刻表示部と、誘電体上にアンテナ電極を有し電波信号を受信する平面アンテナと、を備える電波時計であって、
平面視において、前記電波信号の受信に起因して前記平面アンテナの周辺に発生する電界ベクトルの方向が所定方向になるように、前記アンテナ電極の中心を通り、前記所定方向及び前記所定方向に直交する方向を略二分する方向における前記アンテナ電極の端部から所定距離の範囲に、金属部材が配置されない非配置領域を有する電波時計。 - 前記所定方向における前記アンテナ電極の端部から前記金属部材までの距離は、前記所定距離よりも小さい請求項1に記載の電波時計。
- 前記所定距離は、前記所定方向における前記アンテナ電極の端部から前記金属部材までの距離の平方根倍以上である請求項2に記載の電波時計。
- 前記金属部材は、前記ケース、前記ケース内に配置されるソーラーパネル、電池、ステップモータ、地板、輪列、輪列受け、リューズ、受信回路、制御回路のうち少なくともいずれか1つを含む請求項1〜3のいずれか一つに記載の電波時計。
- 前記金属部材はソーラーパネルであって、平面視において前記非配置領域に対する部分は、切り欠き又は絶縁体で構成される請求項1〜4のいずれか一つに記載の電波時計。
- 前記金属部材は前記ケースであって、平面視において前記非配置領域に対する部分は、
切り欠かれている請求項1〜5のいずれか一つに記載の電波時計。 - 前記非配置領域には、誘電体が配置される請求項1〜6のいずれか一つに記載の電波時計。
- 前記平面アンテナの前記アンテナ電極は矩形であり、
前記電界ベクトルは、前記アンテナ電極の対向する一方の辺から他方の辺に向かう方向であり、
前記非配置領域は、前記アンテナ電極の角部から所定距離の範囲である
請求項1〜7のいずれか一つに記載の電波時計。 - 前記平面アンテナの前記アンテナ電極は矩形であり、
前記電界ベクトルの方向は前記アンテナ電極の所定の角部から対角に向かう方向であり、
前記非配置領域は、前記アンテナ電極の辺から所定距離の範囲である
請求項1〜7のいずれか一つに記載の電波時計。
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