JP2018146213A - 申告者信頼性評価装置、空調制御システム、申告者信頼性評価方法および空調制御方法 - Google Patents

申告者信頼性評価装置、空調制御システム、申告者信頼性評価方法および空調制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】空調の対象空間にいる利用者にとって空調環境が快適かどうかを設備管理者が確認できる情報を増やす。【解決手段】空調制御装置102は、申告者からの空調に関する申告を受け付ける申告処理部3と、申告者が行なった過去から現在までの申告の履歴に基づいて、申告者の信頼性を評価する申告者評価部4と、申告者から暑い、寒いのうちどちらか一方の要望申告を受け付けたときに、この要望申告と申告者の信頼性の評価結果とに基づいて、空調機器6に適用する制御プランを決定する制御プラン決定部2と、制御プランに基づいて空調機器6を制御する機器制御部1とを備える。制御プラン決定部2は、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定する。【選択図】 図2

Description

本発明は、空調に関する申告を行なう申告者の信頼性を評価する申告者信頼性評価装置および方法と、この評価結果を利用して申告者からの空調に関する申告を空調制御に反映する空調制御システムおよび方法に関するものである。
従来より、居住者の「暑い」、「寒い」などの申告を空調制御に反映する温冷感申告空調システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。この温冷感申告空調システムは、居住者が例えば「暑い」という申告をすれば、この申告に応じて室温設定値を下げ、「寒い」という申告をすれば、この申告に応じて室温設定値を上げるというものである。
従来の温冷感申告空調システムでは、一部の暑がりの人または寒がりの人による不満足感の申告が多くなるので、設備管理者にとっては、空調の対象空間に居る利用者全体の快適な状態を把握するのが難しいという課題があった。つまり、ビル等の空調に温冷感申告空調システムを導入した場合、「暑い」または「寒い」という、利用者にとって快適でない状態は把握できるが、利用者からの申告がない場合に空調環境が快適なのか、利用者が我慢しているだけなのかを把握することができない。したがって、設備管理者が空調環境の快適な状態を具体的に把握し、利用者の快適性を向上させるために改善が求められている。
特開2013−145088号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、空調の対象空間にいる利用者にとって空調環境が快適かどうかを設備管理者が確認できる情報を増やすことができる申告者信頼性評価装置、空調制御システム、申告者信頼性評価方法および空調制御方法を提供することを目的とする。
本発明の申告者信頼性評価装置は、申告者からの空調に関する申告を受け付けるように構成された申告処理部と、前記申告者が行なった過去から現在までの前記申告の履歴に基づいて、前記申告者の信頼性を評価するように構成された申告者評価部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の申告者信頼性評価装置の1構成例において、前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告の数に対する快適という申告の割合を算出し、この割合が所定の割合閾値を超える場合に前記申告者を信頼性有りと評価し、前記割合が前記割合閾値以下の場合に前記申告者を信頼性無しと評価することを特徴とするものである。
また、本発明の申告者信頼性評価装置の1構成例において、前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告のうち、快適という申告の数が所定の申告数閾値を超える場合に前記申告者を信頼性有りと評価し、快適という申告の数が前記申告数閾値以下の場合に前記申告者を信頼性無しと評価することを特徴とするものである。
また、本発明の申告者信頼性評価装置の1構成例において、前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告の数に対する快適という申告の割合を算出し、この割合が高いほど前記申告者の信頼性を高く評価することを特徴とするものである。
また、本発明の申告者信頼性評価装置の1構成例において、前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告のうち、快適という申告の数が多いほど前記申告者の信頼性を高く評価することを特徴とするものである。
また、本発明の申告者信頼性評価装置の1構成例において、前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの全ての申告のうち所定の申告期間の申告を抽出して前記申告者の信頼性を評価することを特徴とするものである。
また、本発明の空調制御システムは、申告者信頼性評価装置と、前記申告者から暑い、寒いのうちどちらか一方の要望申告を受け付けたときに、この要望申告と前記申告者信頼性評価装置の評価結果とに基づいて、空調機器に適用する制御プランを決定するように構成された制御プラン決定部と、この制御プラン決定部が決定した制御プランに基づいて前記空調機器を制御するように構成された機器制御部とを備え、前記制御プラン決定部は、前記申告者の信頼性が高いほど前記申告者に有利になるように前記制御プランを決定することを特徴とするものである。
また、本発明の空調制御システムの1構成例において、前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者を信頼性有り/無しの2段階で評価し、前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に継続的に変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとし、前記申告者からの要望申告に応じて前記設定温度を前記快適性向上の方向に変更して、一定の維持時間が経過した後に前記設定温度を変更前の値に戻すという制御プランを、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとすることを特徴とするものである。
また、本発明の空調制御システムの1構成例において、前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者を信頼性有り/無しの2段階で評価し、前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に第1の変更幅だけ変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとし、前記申告者からの要望申告に応じて前記設定温度を前記快適性向上の方向に前記第1の変更幅よりも小さい第2の変更幅だけ変更するという制御プランを、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとすることを特徴とするものである。
また、本発明の空調制御システムの1構成例において、前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者の信頼性を多段階評価し、前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に変更して、一定の維持時間が経過した後に前記設定温度を変更前の値に戻すという制御プランを決定し、前記申告者の信頼性が高いほど前記維持時間を長くすることを特徴とするものである。
また、本発明の空調制御システムの1構成例において、前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者の信頼性を多段階評価し、前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に変更するという制御プランを決定し、前記申告者の信頼性が高いほど前記設定温度の変更幅を大きくすることを特徴とするものである。
また、本発明の申告者信頼性評価方法は、申告者からの空調に関する申告を受け付ける第1のステップと、前記申告者が行なった過去から現在までの前記申告の履歴に基づいて、前記申告者の信頼性を評価する第2のステップとを含むことを特徴とするものである。
また、本発明の空調制御方法は、前記の各ステップと、前記申告者から暑い、寒いのうちどちらか一方の要望申告を受け付けたときに、この要望申告と前記申告者の信頼性の評価結果とに基づいて、空調機器に適用する制御プランを決定する第3のステップと、この第3のステップで決定した制御プランに基づいて前記空調機器を制御する第4のステップとを含み、前記第3のステップは、前記申告者の信頼性が高いほど前記申告者に有利になるように前記制御プランを決定するステップを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、申告者からの空調に関する申告を受け付けるように構成された申告処理部と、申告者が行なった過去から現在までの申告の履歴に基づいて、申告者の信頼性を評価するように構成された申告者評価部とを設けることにより、申告者の信頼性を評価することができる。本発明では、信頼性の高い申告者からの申告を利用することで、空調の対象空間に居る利用者にとって空調環境が快適かどうかを設備管理者が確認できる情報を増やすことができる。
また、本発明では、申告者が行なった過去から現在までの申告の数に対する快適という申告の割合を算出し、この割合と所定の割合閾値とを比較することにより、申告者の信頼性を評価することができる。
また、本発明では、申告者が行なった過去から現在までの申告のうち、快適という申告の数と所定の申告数閾値とを比較することにより、申告者の信頼性を評価することができる。
また、本発明では、申告者が行なった過去から現在までの申告の数に対する快適という申告の割合を算出し、この割合が高いほど申告者の信頼性が高いと見なすことにより、申告者の信頼性を評価することができる。
また、本発明では、申告者が行なった過去から現在までの申告のうち、快適という申告の数が多いほど申告者の信頼性が高いと見なすことにより、申告者の信頼性を評価することができる。
また、本発明では、申告者が行なった過去から現在までの全ての申告のうち所定の申告期間の申告を抽出して申告者の信頼性を評価することにより、申告者の特定の期間中の申告を重視した信頼性評価を行なうことができる。
また、本発明では、申告者から暑い、寒いのうちどちらか一方の要望申告を受け付けたときに、この要望申告と申告者信頼性評価装置の評価結果とに基づいて、空調機器に適用する制御プランを決定する制御プラン決定部と、制御プランに基づいて空調機器を制御する機器制御部とを設け、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定することにより、空調の対象空間に居る利用者が快適という申告を行なう動機を高めることができる。その結果、本実施例では、利用者にとって空調環境が快適かどうかを設備管理者が確認できる情報を更に増やすことができる。
また、本発明では、申告者からの要望申告に応じて空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に継続的に変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとし、申告者からの要望申告に応じて設定温度を快適性向上の方向に変更して、一定の維持時間が経過した後に設定温度を変更前の値に戻すという制御プランを、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとすることにより、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定することができる。
また、本発明では、申告者からの要望申告に応じて空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に第1の変更幅だけ変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとし、申告者からの要望申告に応じて設定温度を快適性向上の方向に第1の変更幅よりも小さい第2の変更幅だけ変更するという制御プランを、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとすることにより、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定することができる。
また、本発明では、申告者からの要望申告に応じて空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に変更して、一定の維持時間が経過した後に設定温度を変更前の値に戻すという制御プランを決定し、申告者の信頼性が高いほど維持時間を長くすることにより、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定することができる。
また、本発明では、申告者からの要望申告に応じて空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に変更するという制御プランを決定し、申告者の信頼性が高いほど設定温度の変更幅を大きくすることにより、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定することができる。
本発明の第1の実施例に係る空調制御システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る空調制御システムの空調制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る空調制御装置の申告処理部と申告者評価部と出力部の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係る空調制御システムの申告入力端末の入力画面の1例を示す図である。 申告者の信頼性の評価の1例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る空調制御装置の機器制御部と制御プラン決定部の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係る空調制御システムの制御プランを説明する図である。
[発明の原理]
本発明では、空調の対象空間に居る利用者が「暑い」、「寒い」といった要望申告だけでなく、「快適」という申告をできるようにする。そして、発明者は、利用者からの「快適」という申告の実績に応じて、「快適」という申告をした利用者に有利になるように空調制御を実施すれば、利用者にとって「快適」を申告することの動機付けになるので、快適であることの意思表示を促進できることに着目した。
利用者が「快適」という申告をしてくれれば、空調環境が快適であることを設備管理者が確認できる情報(申告)を増やすことができる。すなわち、有益な情報(空調の対象空間に居る利用者全体の快適な状態に関する情報)を増やすことができる。
[第1の実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。第1の実施例では、利用者(申告者)からの申告の中で、「快適」という申告の割合を求め、その割合に応じて、申告者の信頼性を判断する。信頼性が高いと判断した申告者からの申告は、設定値変更を維持する反面、信頼性が低い人の申告は、一定時間経過後に、設定値を元に戻すなどして、信頼性の高い人の申告を優先させる。
図1は第1の実施例に係る空調制御システムの構成を示す図である。図1において、100は在席空間、101は利用者、102は在席空間100の利用者2からの空調に関する申告を受ける空調制御装置、103は在席空間100の室温を計測する温度センサ、104は室内機、105は室外機である。
図2は第1の実施例の空調制御装置102の構成を示すブロック図である。空調制御装置102は、機器制御部1と、制御プラン決定部2と、申告処理部3と、申告者評価部4と、出力部5とを備えている。
機器制御部1は、制御プラン決定部2が決定した制御プランに基づき空調機器6(室内機104および室外機105)を制御する。
制御プラン決定部2は、要望申告の処理時点で実施されている制御プランと申告処理部3が受け付けた要望申告と申告者の信頼性の評価結果とに基づいて、空調機器3に新たに適用する制御プランを決定する。第1の実施例の制御プランは、空調機器6の設定温度Tsetを規定する。
申告処理部3は、利用者からの空調に関する申告を受け付ける。申告者評価部4は、申告処理部3が申告を受け付けたときに、申告者が行なった過去から現在までの申告の履歴に基づいて、申告者の信頼性を評価する。
利用者が空調に関する申告を入力する申告入力端末7としては、PC(Personal Computer)、携帯電話機、スマートフォン、専用リモコン端末などがある。
以下、申告入力端末7から利用者の申告を受け付けた際の空調制御システムの動作を、図3を参照して説明する。図3は空調制御装置102の申告処理部3と申告者評価部4と出力部5の動作を説明するフローチャートである。
申告入力端末7は、申告入力端末7を操作して空調に関する申告を入力した利用者(申告者)を特定する情報であるUIDとこの申告者が入力した申告の種類DSと申告時刻Stimeとを空調制御装置102に送信する。空調制御装置102の申告処理部3は、受信した情報を申告V(UID,DS,Stime)として保持する(図3ステップS1−1)。
第1の実施例では、利用者が選択する申告の種類DSを「暑い」、「快適」、「寒い」の3種類とし、「暑い」を値「1」で示し、「快適」を値「0」で示し、「寒い」を値「−1」で示すものとする。つまり、例えば申告時刻10時10分にUID=500の利用者が「暑い」と申告すれば、V(500,1,10:10)として保持され、同じ時刻に「寒い」と申告すれば、(500,−1,10:10)として保持され、「快適」と申告すれば、(500,0,10:10)として保持される。
例えば図4に示すように、申告入力端末7のタッチパネル式の表示装置の入力画面70には、「暑い」と「快適」と「寒い」という3種類の選択ボタン71,72,73が表示される。利用者は、空調環境の変更を希望するときに、選択ボタン71,73のうちどちらか一方に触れるようにすればよい。また、利用者は、空調環境が快適であることを申告するときに、選択ボタン72に触れるようにすればよい。
なお、この例では申告入力端末7から申告者特定情報UIDと変更種類DSと申告時刻Stimeとを送信するが、申告時刻Stimeを申告入力端末7から送信せずに、申告を受け付けた時刻を申告時刻として、申告処理部3が申告時刻Stimeを付加しても構わない。
申告入力端末7から申告V(UID,DS,Stime)を受け付けると、空調制御装置102の申告者評価部4は、この申告V(UID,DS,Stime)を記憶する。そして、申告者評価部4は、申告者特定情報UIDで特定される申告者の過去の申告履歴(申告の種類と申告数)を取得し(図3ステップS1−2)、この申告履歴とステップS1−1で受け付けた最新の申告V(UID,DS,Stime)とに基づき申告者の信頼性を評価する(図3ステップS1−3)。
第1の実施例では、申告者を信頼性有り/無しの2段階で評価する。具体的には、申告者評価部4は、申告者特定情報UIDで特定される申告者が行なった過去から現在までの全ての申告(最新の申告V(UID,DS,Stime)を含む)の数に対する「快適」という申告の割合を算出し、この割合が所定の割合閾値を超える場合には、申告者を信頼性有りと評価し、算出した割合が所定の割合閾値以下の場合には、申告者を信頼性無しと評価する。
図5は申告者評価部4による申告者の信頼性の評価の1例を示す図である。図5の例では、申告者Aは、過去から現在までの「暑い」という申告の数が300件、「快適」という申告の数が0件、「寒い」という申告の数が20件で、計320件の申告を行なっている。したがって、全申告数に対する「快適」という申告の割合は0%である。この割合は所定の割合閾値(例えば50%)以下のため、申告者評価部4は申告者Aを信頼性無しと判断する。
また、申告者Bは、過去から現在までの「暑い」という申告の数が10件、「快適」という申告の数が30件、「寒い」という申告の数が10件で、計50件の申告を行なっている。全申告数に対する「快適」という申告の割合は60%である。この割合は割合閾値を超えるため、申告者評価部4は申告者Bを信頼性有りと判断する。
また、申告者Cは、過去から現在までの「暑い」という申告の数が0件、「快適」という申告の数が1件、「寒い」という申告の数が99件で、計100件の申告を行なっている。全申告数に対する「快適」という申告の割合は1%である。この割合は割合閾値以下のため、申告者評価部4は申告者Cを信頼性無しと判断する。
こうして、申告者評価部4は、申告者の信頼性を評価し、評価結果を保存する(図3ステップS1−4)。
空調制御装置102の出力部5は、申告入力端末7から受け付けた申告V(UID,DS,Stime)の内容と申告者の信頼性の評価結果とを外部に出力する(図3ステップS1−5)。このときの出力方法としては、例えば申告V(UID,DS,Stime)の内容と評価結果の表示、申告V(UID,DS,Stime)の内容と評価結果の外部への送信などがある。
利用者からの新たな申告が発生した場合には、この申告に対してステップS1−1〜S1−5の処理が繰り返される。
次に、空調制御装置102の機器制御部1と制御プラン決定部2の動作を、図6を参照して説明する。
空調制御装置102の制御プラン決定部2は、上記のように申告入力端末7から申告V(UID,DS,Stime)を受け付けたときに、この申告V(UID,DS,Stime)がDS=1またはDS=−1、すなわち「暑い」または「寒い」という要望申告であった場合(図6ステップS2−1)、申告者の信頼性の評価結果を申告者評価部4から取得する(図6ステップS2−2)。
制御プラン決定部2は、「暑い」または「寒い」という申告V(UID,DS,Stime)と申告者評価部4から取得した申告者の信頼性の評価結果とに基づいて、空調機器6に新たに適用する制御プランを決定する(図6ステップS2−3)。第1の実施例では、図7(A)に示すように要望申告V(UID,DS,Stime)の処理時点での在席空間100の空調機器6の設定温度Tset=Tbefを要望申告V(UID,DS,Stime)の種類DSに応じて変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとする。この制御プランによる設定温度Tsetの変更は次式のように表すことができる。
Tset=Tbef+Tdp(DS) ・・・(1)
式(1)のTdp(DS)は設定温度Tsetの変更幅である。この変更幅Tdp(DS)は以下の式で決定される。
Tdp(DS)=S(DS)×γdp(DS) ・・・(2)
上記のとおり、申告者が「暑い」と申告したとき、種類DS=1となり、申告者が「寒い」と申告したとき、種類DS=−1となる。式(2)におけるS(DS)は種類DSに対応する設定温度Tsetの増減方向を示す係数である。種類DS=1のとき、係数S(1)=−1となり、種類DS=−1のとき、係数S(−1)=1となる。つまり、申告者が「暑い」と申告したときは、係数S(DS)を−1にして設定温度Tsetを下げ、申告者が「寒い」と申告したときは、係数S(DS)を1にして設定温度Tsetを上げる。
式(2)におけるγdp(DS)は種類DSに対応する設定温度Tsetの変更幅である。この変更幅γdp(DS)は、種類DSに応じて予め制御プロバイダや設備管理者などによって決定される。変更幅γdp(DS)は、種類DSの値によらず一律の値(例えば0.5℃)としてもよいし、種類DSの値に応じて異なる値としてもよい。
一方、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとしては、例えば信頼性有りの申告者に対応する制御プランと同様に設定温度Tsetを変更するが、この変更を維持時間tαだけ維持した後、設定温度Tsetを変更前のTset=Tbefに復帰させるという制御プランを設定すればよい(図7(B))。設定温度Tsetの変更は式(1)、式(2)で説明したとおりである。維持時間tαは、例えば20分などと設定すればよい。この維持時間tαは、運用実態に応じて設備管理者などが適宜修正すればよい。
最後に、空調制御装置102の機器制御部1は、制御プラン決定部2が決定した新たな制御プランによって規定される設定温度Tsetに基づいて空調機器6を制御する(図6ステップS2−4)。例えば機器制御部1は、温度センサ103によって計測される室温が設定温度Tsetと一致するように空調機器6を制御する。制御アルゴリズムとしては例えばPIDが知られている。
利用者からの新たな要望申告が発生した場合には、この要望申告に対してステップS2−1〜S2−4の処理が繰り返される。
以上のように、第1の実施例では、申告処理部3と申告者評価部4と出力部5とを設けることにより、申告者の信頼性を評価することができる。信頼性の高い申告者から「快適」という申告が得られたときには、在席空間100の現在の空調環境が利用者にとって快適であると推定することができ、また信頼性の高い申告者から「暑い」または「寒い」という申告が得られたときには、現在の空調環境が利用者にとって不満足であると推定することができる。したがって、第1の実施例では、利用者にとって空調環境が快適かどうかを設備管理者が確認できる情報を増やすことができる。
更に、第1の実施例では、信頼性が高い申告者と信頼性が低い申告者で申告への対応方法を変更し、申告者の信頼性が高いほど申告者に有利になるように制御プランを決定することにより、利用者が「快適」という申告を行なう動機を高めることができる。したがって、第1の実施例では、利用者にとって空調環境が快適かどうかを設備管理者が確認できる情報を更に増やすことができる。
[第2の実施例]
第1の実施例では、申告者が行なった過去から現在までの全ての申告の数に対する「快適」という申告の割合を算出して、この割合に基づいて申告者の信頼性を評価したが、「快適」という申告の割合を求めるにあたり、申告期間により申告のフィルタリングしてもよい。
例えば申告者評価部4は、申告者特定情報UIDで特定される申告者が行なった過去から現在までの全ての申告のうち、過去1ケ月前から現在までの申告期間の申告を抽出し、この申告期間の当該申告者の全申告数に対する「快適」という申告の割合を算出し、この割合が所定の割合閾値を超える場合には、申告者を信頼性有りと評価し、算出した割合が割合閾値以下の場合には、申告者を信頼性無しと評価する。
このように、第2の実施例では、申告期間を設定することにより、例えば申告者の最近の申告を重視した信頼性評価を行なうことができる。
[第3の実施例]
また、申告者評価部4は、申告者特定情報UIDで特定される申告者が行なった過去から現在までの全ての申告のうち、「快適」という申告の数が所定の申告数閾値を超える場合には、申告者を信頼性有りと評価し、「快適」という申告の数が申告数閾値以下の場合には、申告者を信頼性無しと評価するようにしてもよい。
また、この第3の実施例において、第2の実施例で説明した申告期間を適用し、申告期間の「快適」という申告の数を抽出して申告者の信頼性を評価してもよい。
[第4実施例]
また、第1の実施例では、信頼性無しと判断した申告者の場合、この申告者の要望申告に応じて設定温度Tsetをいったん変更し、一定の維持時間tαが経過した後に設定温度Tsetを変更前の値に戻したが、このような設定温度変更を行なう代わりに、信頼性が高い申告者と信頼性が低い申告者で、設定温度Tsetの変更幅を変えるようにしてもよい。
この第4実施例では、申告者の信頼性の高低に関係なく、設定温度Tsetを式(1)、式(2)に基づいて変更し、変更した設定温度Tsetを次の変更まで維持するが、例えば信頼性有りの申告者に対応する変更幅γdp(DS)を1℃とし、信頼性無しの申告者に対応する変更幅γdp(DS)を0.5℃とする。
こうして、第4実施例では、信頼性が高い申告者の設定温度Tsetの変更幅を大きくし、信頼性が低い申告者の設定温度Tsetの変更幅を小さくすることにより、利用者が「快適」という申告を行なう動機を高めることができる。
[第5の実施例]
また、第1の実施例では、申告者を信頼性有り/無しの2段階で評価したが、多段階で評価してもよい。例えば第1の実施例で説明した割合閾値を予め複数設定するか、第3の実施例で説明した申告数閾値を予め複数設定すれば、申告者評価部4は、申告者の信頼性を複数のレベルに区分することができる。この場合、「快適」という申告の割合が高くなるほど、あるいは「快適」という申告の数が多くなるほど、申告者の信頼性も高くなる。また、申告者評価部4は、「快適」という申告の割合(0−100%)を、そのまま申告者の信頼性を示す値としてもよい。
この第5の実施例のように、申告者の信頼性を多段階評価する場合、申告者の信頼性の高低に応じて、例えば上記の維持時間tαの長さを変えるようにすればよい。この場合、制御プラン決定部2は、信頼性が最も高い申告者に対応する維持時間tαを無限大として、申告者の信頼性が高いほど維持時間tαが長く、申告者の信頼性が低いほど維持時間tαが短くなるようにすればよい。
また、第4実施例で説明したように、変更した設定温度Tsetを次の変更まで維持するようにし、申告者の信頼性の高低に応じて、設定温度Tsetの変更幅γdp(DS)を変えるようにしてもよい。この場合、制御プラン決定部2は、申告者の信頼性が高いほど変更幅γdp(DS)が大きくなるようにすればよい。
また、この第5の実施例に、第2の実施例で説明した申告期間を適用し、申告期間の「快適」という申告を抽出して申告者の信頼性を評価してもよい。
なお、第1〜第5の実施例において在席空間100に複数の空調機器6が設置されている場合、全ての空調機器6の設定温度Tset(制御プラン)を変更するのではなく、申告者に対応する空調機器6のみ設定温度Tsetを変更するようにしてもよい。この場合、申告入力端末7は、対象となる空調機器6を特定できる対象機器特定情報(例えば空調機器のID、空調ゾーンのID、申告者特定情報UID、申告入力端末7の位置情報など)を申告Vに付加して空調制御装置102に送信すればよい。制御プラン決定部2は、対象機器特定情報に応じて制御対象となる空調機器6の制御プランを決定し、また機器制御部1は、対象機器特定情報に基づいて制御対象となる空調機器6を特定して制御すればよい。
第1〜第5の実施例で説明した空調制御装置102は、CPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。これらのコンピュータにおいて、本発明の申告者信頼性評価方法および空調制御方法を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供され、記憶装置に格納される。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1〜第5の実施例で説明した処理を実行する。
なお、申告処理部3と申告者評価部4と出力部5とを別のコンピュータからなる申告者信頼性評価装置として空調制御装置102の外部に設けるようにしてもよい。この場合においても、申告者信頼性評価装置のCPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1〜第5の実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、空調制御システムに適用することができる。
1…機器制御部、2…制御プラン決定部、3…申告処理部、4…申告者評価部、5…出力部、6…空調機器、7…申告入力端末、100…在席空間、101…利用者、102…空調制御装置、103…温度センサ、104…室内機、105…室外機。

Claims (13)

  1. 申告者からの空調に関する申告を受け付けるように構成された申告処理部と、
    前記申告者が行なった過去から現在までの前記申告の履歴に基づいて、前記申告者の信頼性を評価するように構成された申告者評価部とを備えることを特徴とする申告者信頼性評価装置。
  2. 請求項1記載の申告者信頼性評価装置において、
    前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、
    前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告の数に対する快適という申告の割合を算出し、この割合が所定の割合閾値を超える場合に前記申告者を信頼性有りと評価し、前記割合が前記割合閾値以下の場合に前記申告者を信頼性無しと評価することを特徴とする申告者信頼性評価装置。
  3. 請求項1記載の申告者信頼性評価装置において、
    前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、
    前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告のうち、快適という申告の数が所定の申告数閾値を超える場合に前記申告者を信頼性有りと評価し、快適という申告の数が前記申告数閾値以下の場合に前記申告者を信頼性無しと評価することを特徴とする申告者信頼性評価装置。
  4. 請求項1記載の申告者信頼性評価装置において、
    前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、
    前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告の数に対する快適という申告の割合を算出し、この割合が高いほど前記申告者の信頼性を高く評価することを特徴とする申告者信頼性評価装置。
  5. 請求項1記載の申告者信頼性評価装置において、
    前記申告処理部は、前記申告者から暑い、快適、寒いのいずれかの申告を受け付け、
    前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの申告のうち、快適という申告の数が多いほど前記申告者の信頼性を高く評価することを特徴とする申告者信頼性評価装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の申告者信頼性評価装置において、
    前記申告者評価部は、前記申告者が行なった過去から現在までの全ての申告のうち所定の申告期間の申告を抽出して前記申告者の信頼性を評価することを特徴とする申告者信頼性評価装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の申告者信頼性評価装置と、
    前記申告者から暑い、寒いのうちどちらか一方の要望申告を受け付けたときに、この要望申告と前記申告者信頼性評価装置の評価結果とに基づいて、空調機器に適用する制御プランを決定するように構成された制御プラン決定部と、
    この制御プラン決定部が決定した制御プランに基づいて前記空調機器を制御するように構成された機器制御部とを備え、
    前記制御プラン決定部は、前記申告者の信頼性が高いほど前記申告者に有利になるように前記制御プランを決定することを特徴とする空調制御システム。
  8. 請求項7記載の空調制御システムにおいて、
    前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者を信頼性有り/無しの2段階で評価し、
    前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に継続的に変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとし、前記申告者からの要望申告に応じて前記設定温度を前記快適性向上の方向に変更して、一定の維持時間が経過した後に前記設定温度を変更前の値に戻すという制御プランを、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとすることを特徴とする空調制御システム。
  9. 請求項7記載の空調制御システムにおいて、
    前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者を信頼性有り/無しの2段階で評価し、
    前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に第1の変更幅だけ変更するという制御プランを、信頼性有りの申告者に対応する制御プランとし、前記申告者からの要望申告に応じて前記設定温度を前記快適性向上の方向に前記第1の変更幅よりも小さい第2の変更幅だけ変更するという制御プランを、信頼性無しの申告者に対応する制御プランとすることを特徴とする空調制御システム。
  10. 請求項7記載の空調制御システムにおいて、
    前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者の信頼性を多段階評価し、
    前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に変更して、一定の維持時間が経過した後に前記設定温度を変更前の値に戻すという制御プランを決定し、前記申告者の信頼性が高いほど前記維持時間を長くすることを特徴とする空調制御システム。
  11. 請求項7記載の空調制御システムにおいて、
    前記申告者信頼性評価装置は、前記申告者の信頼性を多段階評価し、
    前記制御プラン決定部は、前記申告者からの要望申告に応じて前記空調機器の設定温度を空調環境の快適性向上の方向に変更するという制御プランを決定し、前記申告者の信頼性が高いほど前記設定温度の変更幅を大きくすることを特徴とする空調制御システム。
  12. 申告者からの空調に関する申告を受け付ける第1のステップと、
    前記申告者が行なった過去から現在までの前記申告の履歴に基づいて、前記申告者の信頼性を評価する第2のステップとを含むことを特徴とする申告者信頼性評価方法。
  13. 請求項12に記載の各ステップと、
    前記申告者から暑い、寒いのうちどちらか一方の要望申告を受け付けたときに、この要望申告と前記申告者の信頼性の評価結果とに基づいて、空調機器に適用する制御プランを決定する第3のステップと、
    この第3のステップで決定した制御プランに基づいて前記空調機器を制御する第4のステップとを含み、
    前記第3のステップは、前記申告者の信頼性が高いほど前記申告者に有利になるように前記制御プランを決定するステップを含むことを特徴とする空調制御方法。
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