JP2018144586A - 自動車用燃料タンク - Google Patents

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健志 水谷
Kenji Mizutani
健志 水谷
智久 金森
Tomohisa Kanamori
智久 金森
晋治 下川
Shinji Shimokawa
晋治 下川
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Abstract

【課題】自動車用燃料タンクの内圧の上昇と下降を吸収する自動車用燃料タンクを提供する。【解決手段】熱可塑性合成樹脂で形成されたタンク外壁7を有する自動車用燃料タンク1において、タンク外壁7から燃料タンク1の内側に突出してビード10を形成し、ビードは一体的に平行して少なくとも2本形成される。ビード10の断面形状は略三角形で、ビード10の一方の斜面21とタンク外壁7とのなす角度Xは、他方の斜面22とタンク外壁7とのなす角度Yよりも小さく形成された。【選択図】図3

Description

本発明は、熱可塑性合成樹脂で形成されたタンク外壁を有する自動車用燃料タンクに、タンク外壁から内部にビードを形成する自動車用燃料タンクに関するものである。
従来、自動車用等の燃料タンクの構造としては、金属製のものが用いられていたが、近年、車両の軽量化や、錆が発生しないこと、所望の形状に成形しやすいことなどによって熱可塑性合成樹脂製のものが用いられるようになってきた。
熱可塑性合成樹脂製の自動車用燃料タンクの製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した熱可塑性合成樹脂部材のパリソンを円筒状にして上から押出して、そのパリソンを金型で挟みパリソン中に空気を吹き込み、自動車用燃料タンクを製造していた。
燃料タンク101の内部の圧力は、気温の上昇等により上昇し、熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク101は、内圧により膨張や収縮をすることとなる。その場合には、燃料タンク101が取付けられた車体や他の部品と接触することがないように、燃料タンク101と車体や他の部品との間に空間が必要となり、取付場所について制約が生じる。
そのため、図5と図6に示すように、燃料タンク101の内圧を測定する圧力センサを設け、内圧が規定値以上になると、制御弁を開き、規定値以下になると制御弁を閉じるとともに、タンク外壁110の上壁111に、変異部位112を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
変異部位112は、周囲を2重のビード113で囲まれてビード113の部分で変形することができる。
しかしながら、この場合には、圧力センサ、制御弁及びこれらを作動させる内圧制御システムが必要であり、ビード113の形状は、断面がU字形に形成され、ビード113の変形によるのみでは、内圧の変化の吸収は困難であった。
特許第5445684号公報
そのため、本発明は、熱可塑性合成樹脂で形成された外壁を有する自動車用燃料タンクにおいてタンク外壁からの内部に突出する所定の形状のビードを設け、自動車用燃料タンクの内圧の上昇と下降を吸収する自動車用燃料タンクを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、熱可塑性合成樹脂で形成されたタンク外壁を有する自動車用燃料タンクにおいて、
タンク外壁から燃料タンクの内側に突出してビードを形成し、ビードは一体的に平行して少なくとも2本形成されるビードを形成し、
ビードの断面形状は略三角形で、ビードの一方の斜面とタンク外壁とのなす角度Xは、他方の斜面とタンク外壁とのなす角度Yよりも小さく形成されたことを特徴とする自動車用燃料タンクである。
請求項1の本発明では、熱可塑性合成樹脂で形成されたタンク外壁を有する自動車用燃料タンクにおいて、タンク外壁から燃料タンクの内側に突出してビードを形成し、ビードは一体的に平行して少なくとも2本形成されている。このため、タンク外壁を成形するときに、同時にビードを形成することができ、燃料タンクの成形が容易であり、部品点数を増加させることがない。平行な2本のビードが燃料タンクの内圧の変化により変形して、燃料タンクの内部容量を変化させて、内圧による燃料タンクの形状変化を制御して、車体や他部品との接触を防止することができる。
ビードの断面形状は略三角形で、ビードの一方の斜面とタンク外壁とのなす角度Xは、他方の斜面とタンク外壁とのなす角度Yよりも小さく形成されている。このため、ビードの一方の斜面とタンク外壁とのなす角度Xが小さく形成された側のビードの斜面とタンク外壁の連続部分を起点として、ビードの斜面が撓み、それに応じて他方の斜面とタンク外壁とのなす角度が大きく形成された側のビードの斜面が撓むことにより、2本のビードで挟まれたタンク外壁の部分が平行移動することができ、タンク外壁の膨張と収縮の形状変化を制御することができる。
請求項2の本発明は、平行して少なくとも2本形成されるビードとビードの間のタンク外壁は略平面状に形成された自動車用燃料タンクである。
請求項2の本発明では、平行して少なくとも2本形成されるビードとビードの間のタンク外壁は略平面状に形成されたため、ビートの変形に応じて、略平面状に形成されたタンク外壁がそのままの平行移動的に膨張と収縮をして、タンク外壁の膨張と収縮の形状変化を制御することができる。
請求項3の本発明は、平行に形成された一方のビードの斜面とタンク外壁とのなす角度が他方の角度より大きい斜面が、平行に形成された他方のビード側に形成され、ビードの斜面とタンク外壁とのなす角度が他方の角度より小さい斜面が、タンク外壁の側壁側に形成された自動車用燃料タンクである。
請求項3の本発明では、平行に形成された一方のビードの斜面とタンク外壁とのなす角度が他方の角度より大きい斜面が、平行に形成された他方のビード側に形成され、ビードの斜面とタンク外壁とのなす角度が他方の角度より小さい斜面が、タンク外壁の側壁側に形成されている。このため、ビードの斜面とタンク外壁とのなす角度が他方の角度より小さい斜面とタンク外壁の連続部分が、ビードの変形の起点となり、ビードの変形とビードとビードの間の面の平行移動を確実に大きくすることができるとともに、タンク外壁の膨張と収縮の形状変化を制御することができる。
請求項4の本発明は、ビードは、タンク外壁の上壁又は下壁に形成された自動車用燃料タンクである。
請求項4の本発明では、ビードは、タンク外壁の上壁又は下壁に形成されたため、ビードの変形とビードとビードの間のタンク外壁の面の変形を確実に大きくすることができるとともに、タンク外壁の膨張と収縮の形状変化を制御することができる。
請求項5の本発明は、ビードは、タンクの長手方向に平行に形成された自動車用燃料タンクである。
請求項5の本発明では、ビードは、タンクの長手方向に平行に形成されたため、ビードの変形とビードとビードの間のタンク外壁の面の平行移動の面積を大きくすることができ、タンク内圧の変化を大きく吸収することができる。
平行な2本のビードが燃料タンクの内圧の変化により変形して、燃料タンクの内部容量を変化させて、内圧による燃料タンクの形状変化を制御して、車体や他部品との接触を防止することができる。
ビードの一方の斜面とタンク外壁とのなす角度が小さく形成された側のビードとタンク外壁の連続部分を起点として、2本のビードで挟まれたタンク外壁の部分が変形することができ、タンク外壁の膨張と収縮の形状変化を制御することができる。
本発明の実施の形態である燃料タンクの平面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの裏面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクの断面図である。 本発明の実施の形態である燃料タンクのビードの拡大断面図である。 従来の燃料タンクの平面図である。 従来の燃料タンクのバッフルの断面図である。
本発明の実施の形態である自動車用の燃料タンク1について、図1〜図4に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態の燃料タンク1の平面図である。
熱可塑性合成樹脂製の燃料タンク1のタンク外壁7は単層又は多層構造の構成を有することができる。燃料タンク1は、ブロー成形で形成され、タンク外壁7の上壁7aと下壁7b及び側壁7cは、一体的に形成される。
本発明の実施の形態で製造される燃料タンク1は、図1に示すように、その燃料タンク1に燃料ポンプ(図示せず)等を出し入れするためにポンプユニット取付孔4が上面に形成されている。また、燃料タンク1の側壁7c又は上壁7aには、インレットパイプ(図示せず)から燃料を注入する燃料注入孔5が形成されている。
ポンプユニット取付孔4には、ポンプユニット蓋4aが取付けられて、ポンプユニット蓋4aには、ポンプユニット50が取付けられて、燃料タンク1の内部にポンプユニット50が設けられている。ポンプユニット50以外にも、他の部材が燃料タンク1の内部に取付けられている。
また、燃料タンク1の側壁7cには全周に亘り外周リブ2が全周に亘り形成されており、外周リブ2のコーナー部等の所定箇所には、数箇所に亘り取付用孔3が形成され、取付用孔3と車体をボルト締めすることにより、燃料タンク1を車体に取付けている。本実施の形態では、4個所に取付用孔3が形成されているが、その数は適宜選択できる。
さらに、燃料タンク1の上面には、内部の燃料蒸気を回収するホース等を接続する各所の取付孔6が形成されている。
そして、図2と図3に示すように、燃料タンク1のタンク外壁7には、タンク外壁7の下壁7bからビード10が燃料タンク1の内部に向かって、一体的に形成されている。本実施の形態では、ビード10は、第1ビード20と第2ビード30の2本が形成されている。なお、ビード10は、2本以上設けることもできる。
本実施の形態では、タンク外壁7の下壁7bからビード10が形成されているが、タンク外壁7の側壁7c又は上壁7aにもビード10を設けることができる。
熱可塑性合成樹脂で形成された燃料タンク1において、タンク外壁7から燃料タンク1の内側に突出して形成される第1ビード20と第2ビード30は、タンク外壁7から連続的に、一体的に平行して形成されている。このため、タンク外壁7を成形するときに、ブロー成形によりタンク外壁7を成形するときと同時に、第1ビード20と第2ビード30を形成することができ、燃料タンク1の成形が容易であり、部品点数を増加させることがない。
本実施の形態で形成される第1ビード20と第2ビード30は、燃料タンク1の長手方向に平行に形成されている。長手方向とは、燃料タンク1の平面図における長さが長い方向であり、短い方向は幅方向である。
第1ビード20と第2ビード30が燃料タンク1の長手方向に平行に形成されたため、第1ビード20と第2ビード30をタンク外壁7の下壁7bの長手方向に沿って長く形成することができるとともに、第1ビード20と第2ビード30の間に形成された、後述するビード間平面部40の変形の面積を大きくすることができ、燃料タンク1の内圧の変化を大きく吸収することができる。
上述のように、2本のビード10である第1ビード20と第2ビード30は、略平行に形成され、第1ビード20と第2ビード30の間のタンク外壁7の下壁7bは略平面状に形成されて、ビード間平面部40を形成している。
後述するように、燃料タンク1の内圧が上昇したときに、第1ビード20と第2ビード30が変形するとともに、第1ビード20と第2ビード30の変形に応じて、ビード間平面部40は、第1ビード20と第2ビード30とともに平行移動的に膨張と収縮をして、タンク外壁7の膨張と収縮の形状変化を制御することができる。
図3は、燃料タンク1の断面図であり、図1のA−A線に沿った燃料タンク1の内圧の変化に応じた断面図である。
図3の中央の実線が、燃料タンク1の内圧が外気圧と同じ状態の断面形状を示し、内側の2点鎖線が、燃料タンク1の内圧が外気圧よりも低い状態の断面形状を示し、外側の点線が燃料タンク1の内圧が外気圧よりも高い状態の断面形状を示している。
上述のように、タンク外壁7の下壁7bには、2本のビード10である第1ビード20と第2ビード30と、その間にビード間平面部40が設けられている。
第1ビード20と第2ビード30の断面形状は、略三角形をなしている。第1ビード20と第2ビード30の断面形状は、略三角形に形成されている。第1ビード20と第2ビード30の断面形状は、左右対称形に形成されている。
ビード10の断面形状を、第1ビード20を例にとり、図4に基づき説明する。
第1ビード20の断面三角形の図4における左側の斜面である第1ビード傾斜壁21は、タンク外壁7の下壁7bとなす角度(図4においてXで示す。)が、第1ビード20の断面三角形の図4における右側の壁である第1ビード縦壁22がタンク外壁7の下壁7bとなす角度(図4においてYで示す。)よりも小さく形成されている。
第1ビード傾斜壁21がタンク外壁7の下壁7bとなす角度(図4においてXで示す。)は、10〜40度程度であり、第1ビード縦壁22がタンク外壁7の下壁7bとなす角度(図4においてYで示す。)は、60〜90度程度である。
また、第1ビード傾斜壁21の先端と第1ビード縦壁22と先端が連続する部分である第1ビード頂部23は、円弧状に形成されているが、その第1ビード傾斜壁21と第1ビード縦壁22のなす角度は60〜90度程度である。
また、第1ビード20の底辺の幅である、第1ビード傾斜壁21がタンク外壁7の下壁7bと連続する部分である第1ビード傾斜壁根元部24と、第1ビード縦壁22がタンク外壁7の下壁7bと連続する部分である第1ビード縦壁根元部25の間の幅は、30〜100mm程度である。
第1ビード20及び第2ビード30の幅が30mm未満の場合には、第1ビード20及び第2ビード30のたわみ量が少なく、燃料タンク1の内圧の増加を十分に吸収することができなくなり、幅が100mmを超える場合には、タンク外壁7の撓み量が大きくなり撓み形状の制御が難しくなるからである。
第1ビード20の高さである第1ビード頂部23とタンク外壁7の下壁7bとの間は、20〜50mm程度である。
さらに、第1ビード20の長手方向の長さは、200〜350mm程度である。
なお、第2ビード30も対称形の同様の形状である。
第1ビード20及び第2ビード30の高さが20mm未満の場合には、第1ビード20及び第2ビード30のたわみ量が少なく、燃料タンク1の内圧の増加を十分に吸収することができなくなり、高さが50mmを超える場合には、燃料タンク1の容量の減少が大きくなり過ぎるからである。
第1ビード20及び第2ビード30の長手方向の長さが200mm未満の場合には、ビード間平面部40の面積が小さく、ビード間平面部40の平行移動による体積の増加が少なく、燃料タンク1の内圧の増加を十分に吸収することができなくなり、長さが350mmを超える場合には、ビード間平面部40の面積が大きくなり、ビード間平面部40自体が撓んでしまうからである。
次に、燃料タンク1の内圧が増加した場合について説明する。
燃料タンク1の内圧が増加すると、燃料タンク1は膨張し、図3に示す最も外側の点線で示す形状になる。
第1ビード傾斜壁21とタンク外壁7とのなす角度(X)は、第1ビード縦壁22とタンク外壁7とのなす角度(Y)よりも大きく形成されている。このため、燃料タンク1の内圧が増加すると、第1ビード傾斜壁21の第1ビード傾斜壁根元部24を起点として、回動する。
即ち、第1ビード傾斜壁根元部24を起点にして第1ビード傾斜壁21は燃料タンク1の外側方向に回動する。そのときに、第2ビード30の第2ビード傾斜壁根元部34を起点にして第2ビード傾斜壁31は燃料タンク1の外側方向に回動する。
そのため、ビード間平面部40は、第1ビード頂部23と第2ビード頂部33が若干開きながら、第1ビード縦壁22と第2ビード縦壁32に保持されて、平面形状を維持しつつ、ほぼ平行に燃料タンク1の外側の方向に膨らむ。
これにより、燃料タンク1のタンク外壁7の膨張の形状変化を制御することができる。従って、燃料タンク1の膨張時に燃料タンク1は、異常変形することなく、車体等と当接しないために必要な燃料タンク1と車体の間の隙間を所定の範囲内に制御して、燃料タンク1を取付けるための空間を減少させることができる。
第1ビード20と第2ビード30の長手方向の長さは、200〜350mm程度であるため、ビード間平面部40が十分な面積を有しているため、第1ビード20と第2ビード30が撓んで、その間にあるビード間平面部40が形状を維持しつつ平行移動して膨らむときに、十分な体積分が膨らむことができ、燃料タンク1の膨張を制御しつつ、燃料タンク1の内圧の上昇を低減できる。
上述のように、第1ビード20と第2ビード30の長手方向の長さが350mmを超える場合には、ビード間平面部40自体が膨らむように変形して、燃料タンク1のタンク外壁7の膨張の形状を制御することができない恐れがある。また、第1ビード20と第2ビード30の長手方向の長さが200mm未満の場合には、ビード間平面部40の移動によっても内圧の減少を吸収する体積に変化が少なく、燃料タンク1の内圧の上昇を十分に低減できないからである。
次に、燃料タンク1の内圧が減少する場合について説明する。
燃料タンク1の内圧が減少すると、燃料タンク1は収縮し、図3に示す最も内側の2点鎖線で示す形状になる。
即ち、第1ビード傾斜壁根元部24を起点にして第1ビード傾斜壁21は燃料タンク1の内側方向に回動する。そのときに、第2ビード30の第2ビード傾斜壁根元部34を起点にして第2ビード傾斜壁31は燃料タンク1の内側方向に回動する。
そのため、ビード間平面部40は、第1ビード頂部23と第2ビード頂部33が若干閉じながら、第1ビード縦壁22と第2ビード縦壁32に保持されて、平面形状を維持しつつ、ほぼ平行に燃料タンク1の内側の方向に膨らむ。
これにより、燃料タンク1のタンク外壁7の収縮の形状変化を制御することができるため、燃料タンク1の膨張のために、燃料タンク1と車体の間の隙間を所定の範囲内に制御して、燃料タンク1を取付けるための空間を減少させることができる。
第1ビード20と第2ビード30の長手方向の長さは、200〜350mm程度であるため、第1ビード20と第2ビード30が撓んで、その間にあるビード間平面部40が形状を維持しつつ平行移動して縮小することができ、燃料タンク1の収縮を制御しつつ、燃料タンク1の内圧の下降を低減できる。
1 燃料タンク
7 タンク外壁
10 ビード
20 第1ビード
21 第1ビード傾斜壁
22 第1ビード縦壁
30 第2ビード
31 第2ビード傾斜壁
32 第2ビード縦壁

Claims (5)

  1. 熱可塑性合成樹脂で形成されたタンク外壁を有する自動車用燃料タンクにおいて、
    上記タンク外壁から上記燃料タンクの内側に突出してビードを形成し、該ビードは、一体的に平行して少なくとも2本形成され、
    上記ビードの断面形状は略三角形で、上記ビードの一方の斜面と上記タンク外壁とのなす角度は、他方の斜面と上記タンク外壁とのなす角度よりも小さく形成されたことを特徴とする自動車用燃料タンク。
  2. 平行して少なくとも2本形成される上記ビードとビードの間の上記タンク外壁は略平面状に形成された請求項1に記載の自動車用燃料タンク。
  3. 平行に形成された一方の上記ビードの斜面と上記タンク外壁とのなす角度が他方の角度より大きい斜面が、平行に形成された他方のビード側に形成され、上記ビードの斜面と上記タンク外壁とのなす角度が他方の角度より小さい斜面が、上記タンク外壁の側壁側に形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用燃料タンク。
  4. 上記ビードは、上記タンク外壁の上壁又は下壁に形成された請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載された自動車用燃料タンク。
  5. 上記ビードは、上記タンクの長手方向に平行に形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載された自動車用燃料タンク。
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