JP2018144429A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜して置かれた基材に所望の解像度の画像を形成する。【解決手段】画像形成装置1は、副走査ユニット4と、副走査ユニットに主走査方向調整部10を介して取り付けられた主走査ユニット7を有し、主走査ユニットはレール部材8と移動部材9を有する。移動部材9は、インクジェットヘッド11と検出部13を有する。画像に要求される解像度とノズルピッチから副走査ユニットを移動させる副走査ピッチを算出し、基材2が正規の配置から傾斜している傾斜角度θを検出部の位置情報から算出し、傾斜角度に基づいて副走査ピッチを修正する。基材が傾斜していても、これを修正することなく、そのままで要求されている解像度の画像を形成できる。【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドを所定の走査方向に移動させながら駆動することによって対象物に画像を形成する画像形成装置に係り、特に、簡単な構成でありながら、対象物が正規位置からずれて傾斜して設置された状態のままでも所望の解像度で画像を形成することができる画像形成装置に関するものである。
下記特許文献1に記載された媒体搬送機構は、搬送方向と直交する同一直線上に位置する2つの位置決めピン13と、2つの位置決めピン13の少なくとも1つに当接している媒体50を、位置決めピン13の全てに当接するまで、搬送方向に搬送する送りローラ12を備えている。この発明によれば、画像形成の対象物である媒体が傾斜した姿勢で供給されたとしても、これを作業者の手作業によって修正する必要がなく、作業性を低下させることなく、搬送される媒体の傾きを調整して正規の状態として画像形成に供することができる。
特開2013−56765号公報
上記特許文献1に記載された製本装置3によれば、画像形成の対象物である媒体を所定の位置に所定の姿勢で配置するために、媒体の種類に係わらず、媒体を搬送する送りローラ12及びプラテン11と、位置決めピン13等を備えた複雑な機構が必要であるという問題があった。特に、この媒体が建築用の建材のように比較的大型の重量物であるような場合には、これを搬送して位置決めピンに突き当てて姿勢を修正するためには送りローラの搬送力も相応に大きなものが必要になるため、製造コストがさらに高額になり、適用が一層困難になるという問題があった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、画像形成の対象物が正規位置から外れて傾斜した不正規の状態に配置されたとしても、簡単な構成により、対象物の配置はそのままで所望の解像度の画像を当該対象物に形成できるようにすることを目的としている。
請求項1に記載された画像形成装置は、
所定のノズルピッチで配置された複数のノズルからなるノズル列を有し、前記ノズルからインクを吐出することで画像を形成するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドを保持し、副走査方向に対して交差する主走査方向に沿って前記インクジェットヘッドを往復移動させる主走査ユニットと、
前記副走査方向に対する前記主走査方向の角度を任意に調整する第1角度調整部と、
を備えている。
請求項2に記載された画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記主走査ユニットは、前記インクジェットヘッドが移動可能に設けられるとともに前記第1角度調整部によって前記主走査方向の角度が任意に調整されるレール部材を有しており、
前記インクジェットヘッドは、第2角度調整部を介して前記レール部材に角度調整可能に取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載された画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記主走査ユニットが前記第1角度調整部を介して保持されるとともに、前記副走査方向に移動自在である副走査ユニットと、
前記画像に要求される解像度と前記ノズルピッチから前記副走査ユニットを前記副走査方向に移動させる際の副走査ピッチを算出するとともに、与えられた対象物の位置情報に基づいて対象物が正規の配置から傾斜している傾斜角度を算出し、前記傾斜角度に基づいて前記副走査ピッチを修正し、修正後の副走査ピッチを用いて前記副走査ユニットの移動を制御する制御部と、
をさらに有することを特徴としている。
請求項4に記載された画像形成装置は、請求項3記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記傾斜角度を補正角度によって補正した補正傾斜角度を算出し、前記補正傾斜角度に基づいて前記角度調整部を制御することにより、前記主走査ユニットが主走査方向に移動する行程の少なくとも一部において前記ノズル列配列方向を前記補正傾斜角度に設定することを特徴としている。
請求項1に記載された画像形成装置によれば、対象物の上方で主走査ユニットによってインクジェットヘッドを主走査方向に沿って移動させながら、インクジェットヘッドを駆動してノズルからインクを吐出し、対象物に画像を形成することができる。対象物が所定の正規位置から傾斜して配置されている場合には、前記対象物の配置に応じて、副走査方向に対する主走査方向の角度を第1角度調整部で調整することにより、インクジェットヘッドのノズル列の配列方向の向きを調整して対象物に対して適正に画像形成を行うことができる。
請求項2に記載された画像形成装置によれば、インクジェットヘッドが移動可能に設けられたレール部材を第1角度調整部で角度調整して主走査方向の角度を任意に調整することにより、インクジェットヘッドのノズル列の配列方向が主走査方向となす角度を前記対象物の配置に応じて調整することができる。また、レール部材に取り付けられたインクジェットヘッドの角度を第2角度調整部を介して角度調整することにより、インクジェットヘッドのノズルから吐出されて対象物に着弾するインクのドットの副走査方向の間隔を、見かけ上狭くすることができ、対象物に形成される画像の副走査方向の解像度を高くすることができる。
請求項3に記載された画像形成装置によれば、対象物の上方で主走査ユニットを主走査方向に移動させながらインクジェットヘッドを駆動してノズルからインクを吐出する動作と、副走査ユニットを副走査方向に所定距離だけ移動させる動作を適宜に組み合わせることにより、対象物の画像形成領域の全体に画像を形成することができる。例えば、対象物の上方で主走査ユニットを主走査方向に移動させながら、インクジェットヘッドを駆動してノズルからインクを吐出し、次に副走査ユニットを副走査方向に所定距離だけ移動させてから、再度、主走査ユニットを主走査方向に前回とは反対向きで移動させながらインクジェットヘッドを駆動する動作を繰り返して行うことにより、対象物に画像を形成することができる。対象物が所定の正規位置から傾斜して配置されている場合には、適宜の手段により対象物の位置情報を取得し、制御部が、形成しようとしている画像に要求される解像度とインクジェットヘッドのノズルピッチから、副走査ユニットの副走査方向の移動ピッチを算出し、さらに対象物が正規の配置から傾斜している傾斜角度を位置情報から算出して、この傾斜角度に基づいて副走査方向の移動ピッチを修正する。これにより、対象物が副走査ユニットの移動方向に対して傾斜していても、対象物の配置を修正することなく、そのままで要求されている解像度の画像を対象物上に形成することができる。
請求項4に記載された画像形成装置によれば、制御部は、主走査ユニットの傾斜角度を補正角度で補正して補正傾斜角度を算出し、この補正傾斜角度に基づいて角度調整部を制御することができる。すなわち、主走査ユニットが主走査方向に移動する行程の少なくとも一部において、主走査方向を補正傾斜角度に設定して主走査ユニットの走査を行う。例えば、主走査ユニットによる主走査は、常に補正傾斜角度で行ってもよいし、傾斜角度で行う途中で補正傾斜角度に切り替えて行ってもよい。これによりノズル抜け白線が目立たないようにすることができる。
第1実施形態の画像形成装置の基本構造と、基材に対する画像形成の作用を示す斜視図である。 第1実施形態の画像形成装置の基本構造と、基材に対する画像形成の作用を示す平面図である。 第1実施形態の画像形成装置において、テーブル上に載置された基材の姿勢(傾斜角度)を検出する作用を示す平面図である。 第1実施形態の画像形成装置において副走査ユニットの副走査方向への移動ピッチを決定する方法を説明するための説明図である。 第1実施形態の画像形成装置において副走査ユニットの副走査方向への移動ピッチを補正する方法を説明するための説明図である。 第1実施形態の変形例の説明図である。 第2実施形態の画像形成装置の基本構造と、基材に対する画像形成の作用を示す平面図である。 第3実施形態の画像形成装置の基本構造と、基材に対する画像形成の作用を示す平面図である。 第3実施形態の画像形成装置から一部の構成を除いた状態での作用を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図9を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的又は簡略化したものであり、現実のものとは必ずしも同一ではないことに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合があることはもちろんである。
また、以下に示す各実施形態及び変形例は、この発明の技術的思想を具体化するための装置やその作用等を例示するものであって、この発明の技術的思想における構成要件やそれによる作用効果を下記のもののみに限定するものではない。本願の特許請求の範囲に記載された発明の技術的思想は、本願の明細書及び図面に開示された範囲及び本願出願時点における公知技術の範囲内において、種々の組合せ、変更を加えることができる。
図1〜図5を参照して第1実施形態の画像形成装置の構成について説明する。
図1及び図2に示す画像形成装置1は、後述するインクジェットヘッドを主走査方向M及び副走査方向Sに移動させつつインクを吐出することにより、対象物としての基材2に画像を形成する装置である。ここで、基材2とは、例えば建築材料であるパネルやブロック等であり、例えばその素材はコンクリート製であって、一旦配置したら容易には位置の微調整が行いにくいような重量物を好適例とする。なお、第1実施形態の基材2は図1〜図3に示すよう正方形であるが、基材2は直線状のエッジ(縁辺)又はポイント(角部)の何れかを有する外形であればよく、長方形その他の四角形でもよいし、四角形以外では三角形その他の多角形でもよく、さらに外形の少なくとも一部が直線状のエッジ(縁辺)である任意の形状でもよい。ポイント(角部)がない例としては、角を丸くアール加工した多角形でもよい。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、基材2を載置するためのテーブル3を備えている。テーブル3は矩形の平坦な台であり、設置場所は任意であるが、例えば相当の重量に耐えうる安定した架台等に設置される。第1実施形態では、長方形のテーブル3は、基準となる副走査方向Sに対して一対の長辺が平行となっており、基準となる主走査方向Mに対して一対の短辺が平行となっている。そして、図1及び図2において、正方形の基材2の2対の対辺が、テーブル3の2対の対辺と互いに平行になるように基材2をテーブル3上に置く配置を、基材2の正規配置(基準位置)としている。この正規配置におけるテーブル3に対する基材2の傾斜角度を0度と考えるものとする。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は副走査方向Sの移動体である副走査ユニット4を有している。この画像形成装置1では、テーブル3の一対の長辺が副走査ユニット4の移動を案内する案内辺3aとなっており、このテーブル3の案内辺3aの方向が副走査方向Sの基準となる。副走査ユニット4は、この案内辺3aに沿って任意のピッチで移動することができる。副走査ユニット4は、案内辺3aに沿って移動する一対の脚部5,5と、一対の脚部5,5の各上端を結合する基部6とを備えた門型の構造体である。副走査ユニット4は、図示しない駆動機構により、テーブル3上に載置された基材2の上方で、副走査方向Sについて任意に往復移動することができる。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は主走査方向Mに移動する主走査ユニット7を有している。この画像形成装置1では、テーブル3の案内辺3aと直行する短辺3bの方向が主走査方向Mの基準となる。この主走査ユニット7が規定する主走査方向Mは、短辺3bの方向を基準として、図2に示すように反時計周り方向に所定角度傾斜した状態に調整することもできるし、図2において時計周り方向に所定角度傾斜した状態に調整することもできる。すなわち、副走査ユニット4が移動する方向は基準の副走査方向Sで一定となっているが、これと交差する主走査方向Mは、以下に説明する機構により所定角度範囲で調整可能である。
図1及び図2に示すように、主走査ユニット7はレール部材8を有している。レール部材8は、副走査ユニット4の基部6に対して角度調整可能となるように、角度調整部としての第1角度調整部10を介して取り付けられている。第1角度調整部10は、軸と軸受けの如き回転支持構造を備えており、図示しない駆動機構によりレール部材8を旋回させて所定位置に設定することにより、主走査方向Mの角度を任意に設定することができる。すなわち、第1角度調整部10によれば、主走査方向Mが副走査方向Sと交差する角度を、駆動機構によって任意の値に設定することができ、その結果、主走査方向Mとノズル列の配列方向とがなす角度を調整することができる。なお、図示の例では、レール部材8の中央の1箇所を第1角度調整部10によって支えているが、実際にはレール部材8が撓まないよう複数箇所で支持する構造としてもよい。
図1及び図2に示すように、主走査ユニット7は移動部材9を有している。移動部材9は、図示しない駆動機構によりレール部材8に沿って移動可能とされている。移動部材9にはインクジェットヘッド11が搭載されている。インクジェットヘッド11は、主走査方向Mと交差する副走査方向Sに沿って所定のノズルピッチで配置された複数のノズル12を有している。移動部材9とともにインクジェットヘッド11を主走査方向Mに移動しながら、各ノズル12からインクを吐出すれば、基材2に画像を形成することができる。
図1及び図2に示すように、主走査ユニット7の移動部には検出部13が搭載されている。検出部13は、投光部と受光部を有する反射型の光センサ等によって構成できる。後述する作用により、検出部13は基材2のエッジを検出し、テーブル3上に載置された基材2の正規位置からのずれを示す位置情報を出力する。この位置情報に基づき、後述する制御部は、テーブル3上にある基材2の傾斜角度を算出することができる。なお、検出部13はカメラでもよい。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は制御部15を有している。制御部15は、基材2に形成しようとする画像の画像データと、画像を形成しようとする基材2の形状データと、画像形成に必要な各種制御データ及び制御プログラムを有している。さらに制御部15は、画像形成前の走査によって検出部13が取得した基材2の位置情報を制御線C1を介して取得することができる。そして、制御部15は、上記各種データ及び位置情報を利用し、制御プログラムに従い、制御線C2を介して副走査ユニット4の駆動機構を制御し、制御線C3を介して主走査ユニット7の第1角度調整部10の駆動機構を制御し、制御線C4を介して主走査ユニット7の移動部の駆動機構を制御し、制御線C5を介して主走査ユニット7の移動部に設けられたインクジェットヘッド11を制御し、基材2に画像を形成することができる。
図3〜図5を参照して第1実施形態の画像形成装置1の作用について説明する。
(1) 基材2の正規位置に対する傾斜角度を検出する
まず、テーブル3上に載置された基材2の正規位置に対する傾斜角度を検出する必要性について説明する。
基材2は重量物であり、テーブル3上に載置する際に、必ずしも正規位置に正確に設定することができず、図2に示すように、傾斜して配置されることがある。また、重量物であるため人手による位置修正も容易ではない。そこで、予め画像形成前にテーブル3上に載置された基材2の正規位置に対する傾斜角度が分かれば、これに基づいて主走査方向Mを本来の方向から修正し、傾斜した基材2に合せれば、傾斜して置かれた基材2の配置はそのままで、所望の画質を維持して画像形成することができる。
予め画像形成前に主走査ユニット7及び副走査ユニット4を駆動しながら基材2を走査する。これをプリスキャン(非印字移動)と称する。プリスキャンにおいて、検出部13(主走査ユニット7の移動部)及び副走査ユニット4の位置から、基材2のポイント(角部)の座標を検出する。すなわち、図3に示すように、基材2の少なくとも2つのポイント(角部)を検出して位置データ(X1,Y1)、(X2,Y2)を取得し、この座標データから、基材2の傾斜角度θを以下の式で計算する。
θ=tan-1(Y2−Y1)/(X2−X1)
第1実施形態では基材2は正方形であるが、その形状データを予め用意しておけば、当該形状データと、2つのポイントの位置データ(X1,Y1)及び(X2,Y2)から、基材2の任意のエッジ(縁辺)の位置データが計算でき、このデータは画像形成時の画像形成作業の始点データとして使用できる。
基材2の検出の手法の第2の例を説明する。
プリスキャンを行い、基材2のエッジ(縁辺)及びポイント(角部)を検出して基材2の形状データを取得する。基材2がテーブル3上の正規位置にある場合の基材2の形状データを予め用意しておき、これと画像形成前の走査で実際に取得した前記形状データを比較すれば、テーブル3上の基材2の傾斜角度θを検出することができる。
制御部15は、以上のようにして基材2の傾斜角度を算出した後、第1角度調整部10を制御して主走査ユニット7を必要な角度だけ旋回させ、図2に示すように、レール部材8をテーブル3の案内辺3aに対して直角な状態から傾斜角度θだけ旋回した位置に設定する。
(2) 画像形成時に副走査ユニット4が移動する移動ピッチを決定する
制御部15は、形成しようとする画像に求められる副走査方向Sの解像度と、インクジェットヘッド11のノズル12のピッチから、副走査ユニット4が移動する際の移動ピッチを決定する。
図4(a)は、インクジェットヘッド11のノズル12のノズルピッチが141μm(180npi)である場合において、副走査ユニット4が副走査方向Sに移動する移動ピッチを同じ141μm(180dpi)とした例を示している。これに対し、図4(b)に示すように、このインクジェットヘッド11で例えば解像度360dpiを得ようとすれば、副走査ユニット4が副走査方向Sに移動する移動ピッチは、ノズルピッチの半分の70.5μmとする必要がある。
上で計算した副走査ユニット4が移動する移動ピッチは、主走査方向Mに対して副走査方向Sが直交している場合の数値であり、第1実施形態では、先に説明したように、主走査ユニット7はテーブル3の案内辺3aに対して直角な状態から傾斜角度θだけ旋回した位置に設定されている。このため、次項で説明するように、傾斜角度θに基づいて副走査方向Sについての移動ピッチを補正する必要がある。
(3) 副走査方向Sの移動ピッチを補正する
図5において、主走査方向Mに対して副走査方向Sが直行している場合の副走査ユニット4の移動ピッチP1は、縦の細線の矢印で示すように副走査方向Sについて70.5μmとなる。主走査ユニット7は傾斜角度θだけ傾斜しており、これを新副走査方向S’と呼べば、新副走査方向S’に関する副走査ユニット4の移動ピッチP1’は、傾斜角度θだけ傾斜した斜めの細線の矢印で示すように70.5μmとなる。この場合、この移動ピッチP1’の寸法を実際に副走査ユニット4が移動する副走査方向Sに投射すると、縦の太線の矢印で示すように、副走査ユニット4の移動ピッチP2は70.5×cosθμmとなる。
すなわち、基材2の傾斜角度をθ、副走査方向Sの移動ピッチを70.5μmとすると、新副走査方向S’に移動する場合の副走査ユニット4の移動ピッチは、式70.5×cosθμmにより算出できる。なお、主走査方向Mの印字開始位置は、検出部13が検出した基材2のエッジ(縁辺)の位置データから決めることができ、又は検出部13が検出した基材2のポイント(角部)の位置データ(X1,Y1)又は(X2,Y2)を用いて決めればよい。
以上説明した第1実施形態の画像形成装置1によれば、対象物の上方で主走査ユニットを主走査方向に移動させながらインクジェットヘッドを駆動する動作と、副走査ユニットを副走査方向に所定距離だけ移動させる動作を適宜に組み合わせて対象物に画像を形成できる。例えば、基材2の上方で、基材2の画像形成エリアの幅分だけ主走査ユニット7を主走査方向Mに移動させながら、インクジェットヘッド11を駆動してノズル12からインクを吐出する。次に、副走査ユニット4を副走査方向Sに所定距離(前述の例では所定の移動量+70.5×cosθμm)だけ移動させてから、再度、主走査ユニット7を主走査方向Mに移動させながらインクジェットヘッド11を駆動する。この動作の繰り返しにより、対象物に所望の解像度(前述の例では360dpi)の画像を形成することができる。なお、副走査方向に関するノズル列の長さをヘッド幅と称した場合、インクジェットヘッドを主走査方向に一往復させるごとに一ヘッド幅の印字領域を完成させる印字動作を取る場合には、前記「所定の移動量」はヘッド幅の1/2となる。
このように、基材2が所定の正規位置から傾斜して配置されている場合には、制御部15は、検出部13が検出した基材2の位置情報から基材2の傾斜角度θを算出し、また形成しようとしている画像に要求される解像度とノズルピッチから、副走査ユニット4を副走査方向Sに移動させる際の副走査ピッチを算出する。そして、傾斜角度θに基づいて副走査ピッチを補正することにより、上述したような作用で、所望の画質の画像を基材2に形成できる。すなわち、基材2が副走査ユニット4の移動方向に対して傾斜していても、基材2の配置を修正する煩雑な作業を行うことなく、そのままで要求されている解像度の画像を基材2に形成することができる。
なお、この実施形態では、基材2の位置情報を移動部材9に設けた検出部13で取得したが、本装置の外部に前述した光センサやカメラ等の検出部を設けておき、この検出部でテーブル3上に載置された基材2を検出して外形や角部等の位置情報を取得し、画像形成装置1の制御部15に送るようにしてもよい。
次に、第1実施形態の変形例について図6を参照して説明する。
この変形例は、第1実施形態において主走査ユニット7を傾斜角度θだけ傾斜させて画像形成する際に、基材2に形成しようとする画像が、木目(図6(a))、格子(図6(b))、罫線など特定のパターンを持ち、かつこれらのパターンが、傾斜角度θだけ傾斜させた主走査方向M’に略平行な場合に画像に生ずる不具合に対応するものである。すなわち、このような場合には、図6(c)に示すように、1個のノズル12に不具合があっただけでも、傾斜角度θだけ傾斜した主走査方向M’に平行なノズル抜けの白線が生じて画質を劣化させてしまう場合がある。
そこで、図6(a)、(d)に示すように、第1角度調整部10により、主走査ユニット7の傾斜角度をθからさらに意図的に補正角度αだけ動かし、補正傾斜角度θ+αとする。つまり、基材2が正規位置から傾斜角度θだけ傾斜している場合に、主走査ユニット7のレール部材8の方向M”が基準の主走査方向Mに対してもつ角度をθ+αとする。これにより、ノズル抜けがあっても、図6(c)に示すように傾斜角度をθとして主走査方向Mの白線が生じた場合に比べて、図6(d)に示すように白線や画質のムラが目立たなくなる。
このような主走査ユニット7の傾斜角度の調整は、画像形成前に予め行い、レール部材8の角度を補正傾斜角度θ+α(αは微小角度)に設定してから画像形成を開始してもよい。また、傾斜角度θで画像形成開始後、主走査ユニット7の移動部材9が主走査方向Mに移動している時に補正傾斜角度θ±αに変更し、レール部材8の角度を途中で変え、主走査方向Mの軌跡を蛇行させて意図的にインクの着弾位置を微小にズラしてムラを目立たなくするようにしてもよい。
次に、図7を参照して第2実施形態の画像形成装置1について説明する。
この画像形成装置1aは副走査ユニット4を備えておらず、第1実施形態の副走査ユニット4に外観上相当する門型の部材として、所定位置に設置されたフレーム18を備えている。このフレーム18の構造は、副走査方向Sに移動しない点を除き、第1実施形態の副走査ユニット4と略同構造であり、第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の主走査ユニット17は、レール部材8に沿って移動する移動部材19を有している。レール部材8の構成は第1実施形態のそれと同一であるが、移動部材19は、第1実施形態の移動部材9に比べて副走査方向Sの長さが大きい点が異なる。また、この移動部材19に搭載されているインクジェットヘッド11’は、第1実施形態のインクジェットヘッド11よりも副走査方向Sの長さが大きく、基材2の副走査方向Sの長さに比べて相対的に長い範囲にわたり所定のノズルピッチで配置されたより多くのノズルを備えている。
従って、第2実施形態によれば、テーブル3上に載置された基材2の傾斜角度に合せて第1角度調整部10を駆動して主走査方向Mを調整し、設定した主走査方向M’に移動部材19を走査しながらインクジェットヘッド11’を駆動すれば、1パス(1スキャン)で基材2に画像を形成することができる。
次に、図8及び図9を参照して第3実施形態の画像形成装置1について説明する。
この画像形成装置1bは、次段落で説明する事項が第2実施形態と異なっている。その他の構造は第2実施形態と同一なので、同一の部分については第2実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、第3実施形態の移動部材19は、角度調整部としての第2角度調整部20を介して、レール部材8に取り付けられている。第2角度調整部20の構造は、第1角度調整部10と略同一である。制御部15が、第2角度調整部20を駆動することにより、レール部材8の長手方向である主走査方向M(又はM’) に対し、移動部材19のインクジェットヘッド11’のノズルが並ぶ角度を任意に設定することができる。
図8に示すように、テーブル3上の基材2の傾斜角度に合せて、主走査方向Mに平行であったレール部材8の長手方向を、傾斜した基材2の幅方向に平行に設定し(主走査方向M’)、さらに移動部材19の長手方向(インクジェットヘッド11’のノズルの並び方向)を、基材2の縦方向に対して平行な状態から若干の角度を付けた状態とする。この状態で移動部材19を主走査方向M’に走査しながらインクジェットヘッド11’を駆動する。インクジェットヘッド11’のノズル12の並びが、移動方向に対して傾斜した状態でノズル12からインクが吐出されるため、インクジェットヘッド11’のノズル12の並びが移動方向に対して直交している場合に比べ、基材2上に着弾するインクドットの副走査方向Sの間隔が短くなり、画像の解像度が高くなる。
図9は、図8の第3実施形態による解像度向上の効果を説明するため、第2実施形態において移動部材19を基材2の縦辺に対して傾斜させて走査した状態を示したものである。このように、図8の第3実施形態において第2角度調整部20がないとしたら、移動部材19を基材2の縦辺に対して傾斜させるためには、図9に示すように第1角度調整部10を駆動してレール部材8が基材2の幅方向と角度が付くように傾斜させる必要がある。しかし、これでは、インクジェットヘッド11’のノズル12の並び方向と、インクジェットヘッド11’の移動方向が直交しているため、基材2上に形成されるインクドットのピッチは、ノズルピッチと変わらないため、解像度は変わらない。
以上説明した実施形態では、第1実施形態は比較的小さいインクジェットヘッド11を主走査方向M及び副走査方向Sに移動して広い面積の基材2の表面に画像を形成することを想定していた。しかしながら、第1実施形態のような比較的小さいインクジェットヘッド11であっても、基材2が小さければ、副走査方向Sの移動をせず、主走査方向Mの1パスの走査のみで必要な画像を形成できることは言うまでもない。また、第1実施形態の移動部材9は、レール部材8に沿って移動する構成であったが、図8に示す第3実施形態のように、第2角度調整部20を介して移動部材9をレール部材8に取り付け、レール部材8に沿って移動できるだけでなく、レール部材8に対して回動できるようにして解像度を高くできるようにしてもよい。
1,1a,1b…画像形成装置
2…画像形成の対象物としての基材
4…副走査ユニット
7,17…主走査ユニット
8…レール部材
9,19…移動部材
10…角度調整部としての第1角度調整部
11,11’…インクジェットヘッド
13…検出部
15…制御部
20…角度調整部としての第2角度調整部
M…主走査方向
S…副走査方向

Claims (4)

  1. 所定のノズルピッチで配置された複数のノズルからなるノズル列を有し、前記ノズルからインクを吐出することで画像を形成するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドを保持し、副走査方向に対して交差する主走査方向に沿って前記インクジェットヘッドを往復移動させる主走査ユニットと、
    前記副走査方向に対する前記主走査方向の角度を任意に調整する第1角度調整部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記主走査ユニットは、前記インクジェットヘッドが移動可能に設けられるとともに前記第1角度調整部によって前記主走査方向の角度が任意に調整されるレール部材を有しており、
    前記インクジェットヘッドは、第2角度調整部を介して前記レール部材に角度調整可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記主走査ユニットが前記第1角度調整部を介して保持されるとともに、前記副走査方向に移動自在である副走査ユニットと、
    前記画像に要求される解像度と前記ノズルピッチから前記副走査ユニットを前記副走査方向に移動させる際の副走査ピッチを算出するとともに、与えられた対象物の位置情報に基づいて対象物が正規の配置から傾斜している傾斜角度を算出し、前記傾斜角度に基づいて前記副走査ピッチを修正し、修正後の副走査ピッチを用いて前記副走査ユニットの移動を制御する制御部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記傾斜角度を補正角度によって補正した補正傾斜角度を算出し、前記補正傾斜角度に基づいて前記角度調整部を制御することにより、前記主走査ユニットが主走査方向に移動する行程の少なくとも一部において前記ノズル列配列方向を前記補正傾斜角度に設定することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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