JP2018144043A - 接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦攪拌装置にかかる負荷を小さくすることができる接合方法を提供する。【解決手段】第一金属部材1と第二金属部材2とを接合する接合方法であって、第一金属部材1と第二金属部材2とを突き合わせて突合せ部J1を形成する突合せ工程と、突合せ部J1の表面側に肉盛り溶接を施して表側溶接金属G1を形成する第一の肉盛溶接工程と、攪拌ピンF2を表側溶接金属G1に表面側から挿入し攪拌ピンF2のみを第一金属部材1、第二金属部材2及び表側溶接金属G1に接触させた状態で突合せ部J1に沿って接合用回転ツールFを相対移動させて表側溶接金属G1を押し込みながら突合せ部J1を摩擦攪拌接合する第一の摩擦攪拌工程と、第一の摩擦攪拌工程によってバリVが形成された第一金属部材1及び第二金属部材2からバリVを除去する第一のバリ除去工程と、を含むことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、金属部材同士を摩擦攪拌接合する接合方法に関する。
特許文献1には、金属部材同士を突き合わせ、突合せ部を摩擦攪拌接合する技術が開示されている。当該従来技術は、第一金属部材の側面と第二金属部材の側面とを突き合わせた後、第一金属部材及び第二金属部材の表面側から回転ツールを挿入して突合せ部を摩擦攪拌接合するというものである。
特開2010−201441号公報
従来技術であると、回転ツールのショルダ部を第一金属部材及び第二金属部材の表面に接触させて摩擦攪拌を行うため、摩擦攪拌装置にかかる負荷が大きくなるという問題がある。
このような観点から、本発明は、摩擦攪拌装置にかかる負荷を小さくすることができる接合方法を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために本発明は、攪拌ピンを備えた回転ツールを用いて第一金属部材と第二金属部材とを接合する接合方法であって、前記第一金属部材と前記第二金属部材とを突き合わせて突合せ部を形成する突合せ工程と、前記突合せ部の表面側に肉盛り溶接を施して、表側溶接金属を形成する第一の肉盛溶接工程と、回転する前記攪拌ピンを前記表側溶接金属に表面側から挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記表側溶接金属に接触させた状態で前記突合せ部に沿って前記回転ツールを相対移動させて前記表側溶接金属を押し込みながら前記突合せ部を摩擦攪拌接合する第一の摩擦攪拌工程と、前記第一の摩擦攪拌工程によってバリが形成された前記第一金属部材及び前記第二金属部材からバリを除去する第一のバリ除去工程と、を含むことを特徴とする。
かかる接合方法によれば、攪拌ピンのみを、第一金属部材、第二金属部材及び表側溶接金属に接触させた状態で摩擦攪拌接合を行うため、従来技術に比べて摩擦攪拌装置にかかる負荷を軽減することができる。また、表側溶接金属を押し込みながら突合せ部を摩擦攪拌接合することにより、接合部の金属不足を補うことができる。さらに、肉盛り溶接によって第一金属部材と第二金属部材とを仮接合することができる。これにより、摩擦攪拌工程の際に、金属部材同士が離間することや位置ずれを防ぐことができるため、接合精度を高めることができる。
また、前記第一の摩擦攪拌工程では、前記攪拌ピンの外周面に形成された螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて左回りの場合に前記回転ツールを右回転させ、前記螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて右回りの場合に前記回転ツールを左回転させることが好ましい。かかる接合方法によれば、摩擦攪拌の際に塑性流動化した金属が螺旋溝によって攪拌ピンの先端側に導かれ、第一金属部材及び第二金属部材の外部に溢れ出る金属の量を少なくすることができる。
また、前記第一の摩擦攪拌工程の前に、前記突合せ部の脇にタブ材を配置するタブ材配置工程と、前記タブ材の表面において摩擦攪拌の開始位置に下穴を形成する下穴形成工程と、を含み、前記第一の摩擦攪拌工程では、前記下穴に前記攪拌ピンを挿入することが好ましい。かかる接合方法によれば、突合せ部で攪拌ピンの挿入を行わないため、攪拌ピンの挿入による接合欠陥を突合せ部に形成することがない。また、タブ材において摩擦攪拌の開始位置に下穴を形成することにより、攪拌ピンをタブ材に容易に挿入することができる。
また、前記肉盛り溶接は、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接であることが好ましい。
また、このような課題を解決するために本発明は、攪拌ピンを備えた回転ツールを用いて第一金属部材と第二金属部材とを接合する接合方法であって、前記第一金属部材と前記第二金属部材とを突き合わせて突合せ部を形成する突合せ工程と、前記突合せ部の表面側に肉盛り溶接を施して、表側溶接金属を形成する第一の肉盛溶接工程と、回転する前記攪拌ピンを前記表側溶接金属に表面側から挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記表側溶接金属に接触させた状態で前記突合せ部に沿って前記回転ツールを相対移動させて前記表側溶接金属を押し込みながら前記突合せ部を摩擦攪拌接合する第一の摩擦攪拌工程と、前記第一の摩擦攪拌工程によってバリが形成された前記第一金属部材及び前記第二金属部材からバリを除去する第一のバリ除去工程と、前記第一のバリ除去工程の後、前記第一金属部材及び前記第二金属部材を裏返す裏返し工程と、前記突合せ部の裏面側に肉盛り溶接を施して、裏側溶接金属を形成する第二の肉盛溶接工程と、回転する前記攪拌ピンを前記裏側溶接金属に裏面側から挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記裏側溶接金属に接触させた状態で前記突合せ部に沿って前記回転ツールを相対移動させて前記裏側溶接金属を押し込みながら前記突合せ部を摩擦攪拌接合する第二の摩擦攪拌工程と、前記第二の摩擦攪拌工程によってバリが形成された前記第一金属部材及び前記第二金属部材からバリを除去する第二のバリ除去工程と、を含み、前記第二の摩擦攪拌工程では、前記攪拌ピンを前記第一の摩擦攪拌工程で形成された塑性化領域に入り込ませつつ、摩擦攪拌を行うことを特徴とする。
かかる接合方法によれば、攪拌ピンのみを、第一金属部材、第二金属部材及び表側溶接金属、又は、第一金属部材、第二金属部材及び裏側溶接金属に接触させた状態で摩擦攪拌接合を行うため、従来技術に比べて摩擦攪拌装置にかかる負荷を軽減することができる。また、表側溶接金属や裏側溶接金属を押し込みながら突合せ部を摩擦攪拌接合することにより、接合部の金属不足を補うことができる。また、肉盛り溶接によって第一金属部材と第二金属部材とを仮接合することができる。これにより、摩擦攪拌工程の際に、金属部材同士が離間することや位置ずれを防ぐことができるため、接合精度を高めることができる。さらに、突合せ部の表裏両面側から摩擦攪拌接合を行って、表面側に形成された塑性化領域と裏面側に形成された塑性化領域とを重複させるため、突合せ部の気密性及び水密性を高めることができる。
また、前記第一の摩擦攪拌工程及び前記第二の摩擦攪拌工程では、前記攪拌ピンの外周面に形成された螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて左回りの場合に前記回転ツールを右回転させ、前記螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて右回りの場合に前記回転ツールを左回転させることが好ましい。かかる接合方法によれば、摩擦攪拌の際に塑性流動化した金属が螺旋溝によって攪拌ピンの先端側に導かれ、第一金属部材及び第二金属部材の外部に溢れ出る金属の量を少なくすることができる。
また、前記第一の摩擦攪拌工程の前に、前記突合せ部の脇にタブ材を配置するタブ材配置工程と、前記タブ材の表裏両面において摩擦攪拌の開始位置に下穴を形成する下穴形成工程と、を含み、前記第一の摩擦攪拌工程及び前記第二の摩擦攪拌工程では、前記下穴に前記攪拌ピンを挿入することが好ましい。かかる接合方法によれば、突合せ部で攪拌ピンの挿入を行わないため、攪拌ピンの挿入による接合欠陥を突合せ部に形成することがない。また、タブ材において摩擦攪拌の開始位置に下穴を形成することにより、攪拌ピンをタブ材に容易に挿入することができる。
また、前記肉盛り溶接は、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接であることが好ましい。
本発明に係る接合方法によれば、摩擦攪拌装置にかかる負荷を小さくすることができる。
実施形態に係る第一金属部材、第二金属部材、第一タブ材及び第二タブ材の配置を説明するための図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(b)のI−I線断面図、(d)は(b)のII−II線断面図である。 実施形態に係る第一の予備工程を示す斜視図である。 実施形態に係る第一の摩擦攪拌工程を示す断面図であり、(a)は開始位置を示し、(b)は金属部材内における摩擦攪拌時を示す拡大断面図である。 (a)は図3(b)のIII−III線断面図、(b)は実施形態に係る第一のバリ除去工程後を示す断面図である。 実施形態に係る第二の摩擦攪拌工程を示す断面図であり、(a)は開始位置を示し、(b)は金属部材内における摩擦攪拌時を示す拡大断面図である。
本発明の実施形態に係る接合方法について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る接合方法では、第一金属部材1と第二金属部材2とを直線状に突き合わせて摩擦攪拌により接合する。本実施形態に係る接合方法では、準備工程と、第一の予備工程と、第一の摩擦攪拌工程と、第一のバリ除去工程と、第二の予備工程と、第二の摩擦攪拌工程と、第二のバリ除去工程とを行う。なお、説明における「表面」とは、「裏面」の反対側の面を意味する。
図1(a)に示すように、第一金属部材1及び第二金属部材2は、いずれも板状を呈する。第一金属部材1及び第二金属部材2は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、チタン合金、 マグネシウム、マグネシウム合金等の摩擦攪拌可能な金属から適宜選択される。第一金属部材1及び第二金属部材2の板厚寸法は適宜設定すればよい。第一金属部材1及び第二金属部材2は、同じ材料であることが好ましい。
第一タブ材3及び第二タブ材4は、いずれも板状を呈する。第一タブ材3及び第二タブ材4は、第一金属部材1と第二金属部材2との突合せ部J1を板幅方向両側から挟むように配置される。第一タブ材3及び第二タブ材4は、第一金属部材1及び第二金属部材2にそれぞれ添設され、第一金属部材1及び第二金属部材2の側面14,24側に現れる継ぎ目(境界線)を覆い隠す。第一タブ材3及び第二タブ材4の材質に特に制限されないが、本実施形態では第一金属部材1及び第二金属部材2と同じ材料で形成されている。第一タブ材3及び第二タブ材4の板厚寸法も特に制限されないが、本実施形態では第一金属部材1及び第二金属部材2の板厚寸法と同一である。
<準備工程>
準備工程は、第一金属部材1、第二金属部材2、第一タブ材3及び第二タブ材4を準備する工程である。本実施形態の準備工程は、突合工程と、タブ材配置工程とを含んでいる。
突合工程は、図1(b)に示すように、第一金属部材1の側面11と第二金属部材2の側面21とを突き合わせて突合せ部J1を形成する工程である。突合工程では、図1(c)に示すように、第一金属部材1の表面12と第二金属部材2の表面22とを面一にするとともに、第一金属部材1の裏面13と第二金属部材2の裏面23とを面一にする。
タブ材配置工程は、図1(b)に示すように、突合せ部J1の両脇に第一タブ材3と第二タブ材4とを配置する工程である。タブ材配置工程では、突合せ部J1の一端側に第一タブ材3を配置して、第一金属部材1の側面14及び第二金属部材2の側面24に第一タブ材3の当接面31を突き合わせて突合せ部J2を形成する。また、タブ材配置工程では、突合せ部J1の他端側に第二タブ材4を配置して、第一金属部材1の側面14及び第二金属部材2の側面24に第二タブ材4の当接面41を突き合わせて突合せ部J3を形成する。タブ材配置工程では、図1(d)に示すように、第一タブ材3の表面32と第二タブ材4の表面42と第一金属部材1の表面12と第二金属部材2の表面22とを面一にする。また、タブ材配置工程では、第一タブ材3の裏面33と第二タブ材4の裏面43と第一金属部材1の裏面13と第二金属部材2の裏面23とを面一にする。
<第一の予備工程>
図2に示す第一の予備工程は、第一の摩擦攪拌工程の前に行われる工程である。本実施形態の第一の予備工程は、第一タブ材表側接合工程と、第二タブ材表側接合工程と、第一の肉盛溶接工程と、第一の下穴形成工程とを含んでいる。
第一タブ材表側接合工程は、突合せ部J2の表面側に肉盛り溶接を施して、第一金属部材1及び第二金属部材2に第一タブ材3を仮接合する工程である。第一タブ材表側接合工程では、突合せ部J2に沿って溶接によるスポット仮接合を行う。第一タブ材表側接合工程では、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接等によって突合せ部J2に断続的に肉盛溶接を行う。これにより、突合せ部J2の表面側には、第一金属部材1の表面12及び第二金属部材2の表面22よりも突出する溶接金属G3が点状に断続的に形成される。
第二タブ材表側接合工程は、突合せ部J3の表面側に肉盛り溶接を施して、第一金属部材1及び第二金属部材2に第二タブ材4を仮接合する工程である。第二タブ材表側接合工程では、突合せ部J3に沿って溶接によるスポット仮接合を行う。第二タブ材表側接合工程では、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接等によって突合せ部J3に断続的に肉盛溶接を行う。これにより、突合せ部J3の表面側には、第一金属部材1の表面12及び第二金属部材2の表面22よりも突出する溶接金属G4が点状に断続的に形成される。第一タブ材表側接合工程及び第二タブ材表側接合工程では、肉盛溶接でスポット仮接合を行うことにより各金属部材の熱歪みを防ぐことができるとともに、短時間で仮接合することができる。なお、突合せ部J2,J3の全長に亘って連続的に肉盛溶接を施してもよい。
第一の肉盛溶接工程は、突合せ部J1の表面側に肉盛り溶接を施して、溶接金属G1を形成する工程である。第一の肉盛溶接工程では、突合せ部J1の全長に亘って肉盛溶接を行う。第一の肉盛溶接工程では、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接等によって突合せ部J1に連続的に肉盛溶接を行う。これにより、突合せ部J1の表面側には、第一金属部材1の表面12及び第二金属部材2の表面22よりも突出する溶接金属G1(以下「表側溶接金属G1」と呼ぶ場合がある)が連続的に形成される。なお、突合せ部J1の全長に亘って連続的に肉盛溶接を施すのが好ましいが、突合せ部J1に断続的に肉盛溶接を施してもよい。後記するように塑性流動化された金属の一部は接合用回転ツールFの外周部からバリV(図4(a)参照)となって排出されるため、その分を考慮して表側溶接金属G1の体積(厚み)を設定することが好ましい。
第一の下穴形成工程は、第二タブ材4の表面42において第一の摩擦攪拌工程における摩擦攪拌の開始位置S1に下穴P1を形成する工程である。下穴P1を設けることで、接合用回転ツールFを第二タブ材4に押し込む際の圧入抵抗を低減することができる。
<第一の摩擦攪拌工程>
第一の摩擦攪拌工程は、図3(a)(b)に示すように、回転する接合用回転ツールFを表側溶接金属G1に表面側から挿入し、表側溶接金属G1を押し込みながら突合せ部J1を表面側から摩擦攪拌接合する工程である。接合用回転ツールFは、特許請求の範囲の「回転ツール」に相当する。接合用回転ツールFは、連結部F1と、攪拌ピンF2とで構成されている。連結部F1は、図示しない摩擦攪拌装置に取り付けられる部位であって、円柱状を呈する。
攪拌ピンF2は、連結部F1から垂下しており、連結部F1と同軸になっている。攪拌ピンF2は、連結部F1から離間するにつれて先細りになっている。攪拌ピンF2の長さは、第一金属部材1及び第二金属部材2の板厚よりも大きくなっている。攪拌ピンF2の外周面には、螺旋溝F3が刻設されている。本実施形態では、接合用回転ツールFを右回転させるため、螺旋溝F3は、基端から先端に向かうにつれて左回りに形成されている。
なお、接合用回転ツールFを左回転させる場合は、螺旋溝F3を基端から先端に向かうにつれて右回りに形成することが好ましい。螺旋溝F3をこのように設定することで、摩擦攪拌の際に塑性流動化した金属が螺旋溝F3によって攪拌ピンF2の先端側に導かれる。これにより、被接合金属部材(第一金属部材1や第二金属部材2)の外部に溢れ出る金属の量を少なくすることができる。
第一の摩擦攪拌工程では、図3(a)に示すように、開始位置S1である下穴P1に右回転させた攪拌ピンF2を挿入する。第一の摩擦攪拌工程では、図3(a)(b)に示すように、攪拌ピンF2のみを第一金属部材1、第二金属部材2及び表側溶接金属G1に接触させた状態で、第二タブ材4に設定された開始位置S1から第一タブ材3に設定された終了位置E1に向けて突合せ部J1に沿って接合用回転ツールFを相対移動させる。また、第一の摩擦攪拌工程では、攪拌ピンF2の基端側は露出させた状態で摩擦攪拌を行う。
第一の摩擦攪拌工程では、回転する攪拌ピンF2の螺旋溝F3で進行方向前側に位置する表側溶接金属G1を押し込みながら突合せ部J1の摩擦攪拌を行う。本実施形態では、表側溶接金属G1を攪拌ピンF2によって押し込むことができる。接合用回転ツールFの移動軌跡には、表側塑性化領域W1が形成される。表側塑性化領域W1には、表側溶接金属G1が混入する。
図4(a)に示すように、塑性流動化された金属の一部は攪拌ピンF2の外周部からバリVとなって排出され、第一金属部材1の表面12及び第二金属部材2の表面22にバリVが形成される。接合用回転ツールFが第一タブ材3に設定した終了位置E1に達したら、接合用回転ツールFを第一タブ材3から離脱させる。離脱箇所には、接合用回転ツールFの抜け穴P3(図5(a)参照)が残存する。なお、本実施形態では、第二タブ材4に摩擦攪拌の開始位置S1を設け、第一タブ材3に終了位置E1を設けているが、開始位置S1と終了位置E1の位置を限定する趣旨ではない。
<第一のバリ除去工程>
第一のバリ除去工程は、図4(b)に示すように、第一の摩擦攪拌工程によってバリVが形成された第一金属部材1の表面12及び第二金属部材2の表面22からバリVを除去する工程である。より詳しくは、第一のバリ除去工程では、表側溶接金属G1が混入した第一金属部材1及び第二金属部材2からバリVを除去する。第一のバリ除去工程では、切削工具等を用いて除去する。
<第二の予備工程>
第二の予備工程は、第一の摩擦攪拌工程の後で、第二の摩擦攪拌工程の開始前に行われる工程である。本実施形態の第二の予備工程は、裏返し工程と、第一タブ材裏側接合工程と、第二タブ材裏側接合工程と、第二の肉盛溶接工程と、第二の下穴形成工程とを含んでいる。
裏返し工程は、図5(a)に示すように、第一金属部材1及び第二金属部材2の表裏を逆にする工程である。裏返し工程では、第一タブ材3と第二タブ材4の位置を図3(a)に示す第一の摩擦攪拌工程とは左右逆にしている。
第一タブ材裏側接合工程は、突合せ部J2の裏面側に肉盛り溶接を施して、第一金属部材1及び第二金属部材2に第一タブ材3を仮接合する工程である。第一タブ材裏側接合工程では、突合せ部J2に沿って溶接によるスポット仮接合を行う。第一タブ材裏側接合工程では、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接等によって突合せ部J2に断続的に肉盛溶接を行う。これにより、突合せ部J2の裏面側には、第一金属部材1の裏面13及び第二金属部材2の裏面23よりも突出する溶接金属G5が点状に断続的に形成される。
第二タブ材裏側接合工程は、突合せ部J3の裏面側に肉盛り溶接を施して、第一金属部材1及び第二金属部材2に第二タブ材4を仮接合する工程である。第二タブ材裏側接合工程では、突合せ部J3に沿って溶接によるスポット仮接合を行う。第二タブ材裏側接合工程では、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接等によって突合せ部J3に断続的に肉盛溶接を行う。これにより、突合せ部J3の裏面側には、第一金属部材1の裏面13及び第二金属部材2の裏面23よりも突出する溶接金属G6が点状に断続的に形成される。第一タブ材裏側接合工程及び第二タブ材裏側接合工程では、肉盛溶接でスポット仮接合を行うことにより各金属部材の熱歪みを防ぐことができるとともに、短時間で仮接合することができる。なお、突合せ部J2,J3の全長に亘って連続的に肉盛溶接を施してもよい。第一タブ材裏側接合工程及び第二タブ材裏側接合工程は、省略してもよい。
第二の肉盛溶接工程は、図5(a)に示すように、突合せ部J1の裏面側に肉盛り溶接を施して、溶接金属G2を形成する工程である。第二の肉盛溶接工程では、突合せ部J1の全長に亘って肉盛溶接を行う。第二の肉盛溶接工程では、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接等によって突合せ部J1に連続的に肉盛溶接を行う。これにより、突合せ部J1の裏面側には、第一金属部材1の裏面13及び第二金属部材2の裏面23よりも突出する溶接金属G2(以下「裏側溶接金属G2」と呼ぶ場合がある)が連続的に形成される。なお、突合せ部J1の全長に亘って連続的に肉盛溶接を施すのが好ましいが、突合せ部J1に断続的に肉盛溶接を施してもよい。塑性流動化された金属の一部は接合用回転ツールFの外周部からバリV(図5(b)参照)となって排出されるため、その分を考慮して裏側溶接金属G2の体積(厚み)を設定することが好ましい。
第二の下穴形成工程は、第二タブ材4の裏面43において第二の摩擦攪拌工程における摩擦攪拌の開始位置S2に下穴P2を形成する工程である。下穴P2を設けることで、接合用回転ツールFを第二タブ材4に押し込む際の圧入抵抗を低減することができる。
<第二の摩擦攪拌工程>
第二の摩擦攪拌工程は、図5(a)(b)に示すように、回転する接合用回転ツールFを裏側溶接金属G2に裏面側から挿入し、裏側溶接金属G2を押し込みながら突合せ部J1を裏面側から摩擦攪拌接合する工程である。第二の摩擦攪拌工程では、第一の摩擦攪拌工程と同様の接合用回転ツールFを使用する。本実施形態では、第一の摩擦攪拌工程と同様に接合用回転ツールFを右回転させる。なお、接合用回転ツールFを左回転させる場合は、螺旋溝F3を基端から先端に向かうにつれて右回りに形成することが好ましい。
第二の摩擦攪拌工程では、図5(a)に示すように、開始位置S2である下穴P2に右回転させた攪拌ピンF2を挿入する。第二の摩擦攪拌工程では、図5(a)(b)に示すように、攪拌ピンF2のみを第一金属部材1、第二金属部材2及び裏側溶接金属G2に接触させた状態で、第二タブ材4に設定された開始位置S2から第一タブ材3に設定された終了位置E2に向けて突合せ部J1に沿って接合用回転ツールFを相対移動させる。また、第二の摩擦攪拌工程では、攪拌ピンF2の基端側は露出させた状態で摩擦攪拌を行う。なお、第二の摩擦攪拌工程の開始位置S2(下穴P2)が第一の摩擦攪拌工程で残存した接合用回転ツールFの抜け穴P3の上方に位置していないのは、第二の摩擦攪拌工程で塑性流動化した金属が抜け穴P3から移動するのを防ぐためである。
第二の摩擦攪拌工程では、回転する攪拌ピンF2の螺旋溝F3で進行方向前側に位置する裏側溶接金属G2を押し込みながら突合せ部J1の摩擦攪拌を行う。本実施形態では、裏側溶接金属G2を攪拌ピンF2によって押し込むことができる。接合用回転ツールFの移動軌跡には、裏側塑性化領域W2が形成される。裏側塑性化領域W2には、裏側溶接金属G2が混入する。第二の摩擦攪拌工程では、接合用回転ツールFの攪拌ピンF2の先端を表側塑性化領域W1に入り込ませつつ摩擦攪拌を行う。これにより、表側塑性化領域W1と裏側塑性化領域W2の先端側同士が重複する。
図5(b)に示すように、塑性流動化された金属の一部は攪拌ピンF2の外周部からバリVとなって排出され、第一金属部材1の裏面13及び第二金属部材2の裏面23にバリVが形成される。接合用回転ツールFが第一タブ材3に設定した終了位置E2に達したら、接合用回転ツールFを第一タブ材3から離脱させる。離脱箇所には、接合用回転ツールFの抜け穴(図示略)が残存する。なお、本実施形態では、第二タブ材4に摩擦攪拌の開始位置S2を設け、第一タブ材3に終了位置E2を設けているが、開始位置S2と終了位置E2の位置を限定する趣旨ではない。
<第二のバリ除去工程>
図示は省略するが、第二のバリ除去工程は、第二の摩擦攪拌工程によってバリVが形成された第一金属部材1の裏面13及び第二金属部材2の裏面23からバリVを除去する工程である。より詳しくは、第二のバリ除去工程では、裏側溶接金属G2が混入した第一金属部材1及び第二金属部材2からバリVを除去する。第二のバリ除去工程では、切削工具等を用いて除去する。以上の工程により、第一金属部材1と第二金属部材2とが直線状に接合される。
以上説明した本実施形態に係る接合方法によれば、攪拌ピンF2のみを、第一金属部材1、第二金属部材2及び表側溶接金属G1、又は、第一金属部材1、第二金属部材2及び裏側溶接金属G2に接触させた状態で摩擦攪拌接合を行うため、従来技術に比べて摩擦攪拌装置にかかる負荷を軽減することができる。
また、表側溶接金属G1や裏側溶接金属G2を押し込みながら突合せ部J1を摩擦攪拌接合することにより、接合部(表側塑性化領域W1や裏側塑性化領域W2)の金属不足を補うことができる。
さらに、突合せ部J1の表裏両面側から摩擦攪拌接合を行って、表側塑性化領域W1と裏側塑性化領域W2とを重複させるため、突合せ部J1の気密性及び水密性を高めることができる。
また、肉盛り溶接によって第一金属部材1と第二金属部材2とを仮接合することができる。これにより、摩擦攪拌工程の際に、第一金属部材1と第二金属部材2が離間することや位置ずれを防ぐことができるため、接合精度を高めることができる。
また、バリVを除去するため、第一金属部材1の表面12と裏面13及び第二金属部材2の表面22と裏面23をきれいに仕上げることができる。
また、第一の摩擦攪拌工程及び第二の摩擦攪拌工程では、攪拌ピンF2の螺旋溝F3の周回方向に応じて接合用回転ツールFの回転方向を設定することで、摩擦攪拌の際に塑性流動化した金属が螺旋溝F3によって攪拌ピンF2の先端側に導かれ、第一金属部材1及び第二金属部材2の外部に溢れ出る金属の量を少なくすることができる。
また、第二タブ材4の表面42や裏面43において摩擦攪拌の開始位置S1,S2に下穴P1,P2を形成し、第一の摩擦攪拌工程及び第二の摩擦攪拌工程では、下穴P1,P2に攪拌ピンF2を挿入した。これにより、突合せ部J1で攪拌ピンF2の挿入を行わないため、攪拌ピンF2の挿入による接合欠陥を突合せ部J1に形成することがない。
また、第二タブ材4の表面42や裏面43において摩擦攪拌の開始位置S1,S2に下穴P1,P2を形成することにより、攪拌ピンF2を第二タブ材4に容易に挿入することができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、突合せ部J1を表裏両面側から摩擦攪拌接合したが、突合せ部J1を表面側のみから摩擦攪拌接合してもよい、すなわち、第二の予備工程、第二の摩擦攪拌工程及び第二のバリ除去工程を省略してもよい。
本実施形態では、第一タブ材3及び第二タブ材4を使用したが、これらを使用しなくてもよい。このようにすると、タブ材配置工程、第一タブ材表側接合工程、第二タブ材表側接合工程、第一の下穴形成工程、第一タブ材裏側接合工程、第二タブ材裏側接合工程、第二の下穴形成工程を省略することができる。
1 第一金属部材
2 第二金属部材
3 第一タブ材
4 第二タブ材
F 接合用回転ツール(回転ツール)
F2 攪拌ピン
F3 螺旋溝
J1 突合せ部
W1 表側塑性化領域
W2 裏側塑性化領域
G1 表側溶接金属
G2 裏側溶接金属
P1,P2 下穴
S1,S2 開始位置
V バリ

Claims (8)

  1. 攪拌ピンを備えた回転ツールを用いて第一金属部材と第二金属部材とを接合する接合方法であって、
    前記第一金属部材と前記第二金属部材とを突き合わせて突合せ部を形成する突合せ工程と、
    前記突合せ部の表面側に肉盛り溶接を施して、表側溶接金属を形成する第一の肉盛溶接工程と、
    回転する前記攪拌ピンを前記表側溶接金属に表面側から挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記表側溶接金属に接触させた状態で前記突合せ部に沿って前記回転ツールを相対移動させて前記表側溶接金属を押し込みながら前記突合せ部を摩擦攪拌接合する第一の摩擦攪拌工程と、
    前記第一の摩擦攪拌工程によってバリが形成された前記第一金属部材及び前記第二金属部材からバリを除去する第一のバリ除去工程と、
    を含むことを特徴とする接合方法。
  2. 前記第一の摩擦攪拌工程では、
    前記攪拌ピンの外周面に形成された螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて左回りの場合に前記回転ツールを右回転させ、
    前記螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて右回りの場合に前記回転ツールを左回転させることを特徴とする請求項1に記載の接合方法。
  3. 前記第一の摩擦攪拌工程の前に、前記突合せ部の脇にタブ材を配置するタブ材配置工程と、
    前記タブ材の表面において摩擦攪拌の開始位置に下穴を形成する下穴形成工程と、を含み、
    前記第一の摩擦攪拌工程では、前記下穴に前記攪拌ピンを挿入することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の接合方法。
  4. 前記肉盛り溶接は、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の接合方法。
  5. 攪拌ピンを備えた回転ツールを用いて第一金属部材と第二金属部材とを接合する接合方法であって、
    前記第一金属部材と前記第二金属部材とを突き合わせて突合せ部を形成する突合せ工程と、
    前記突合せ部の表面側に肉盛り溶接を施して、表側溶接金属を形成する第一の肉盛溶接工程と、
    回転する前記攪拌ピンを前記表側溶接金属に表面側から挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記表側溶接金属に接触させた状態で前記突合せ部に沿って前記回転ツールを相対移動させて前記表側溶接金属を押し込みながら前記突合せ部を摩擦攪拌接合する第一の摩擦攪拌工程と、
    前記第一の摩擦攪拌工程によってバリが形成された前記第一金属部材及び前記第二金属部材からバリを除去する第一のバリ除去工程と、
    前記第一のバリ除去工程の後、前記第一金属部材及び前記第二金属部材を裏返す裏返し工程と、
    前記突合せ部の裏面側に肉盛り溶接を施して、裏側溶接金属を形成する第二の肉盛溶接工程と、
    回転する前記攪拌ピンを前記裏側溶接金属に裏面側から挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記裏側溶接金属に接触させた状態で前記突合せ部に沿って前記回転ツールを相対移動させて前記裏側溶接金属を押し込みながら前記突合せ部を摩擦攪拌接合する第二の摩擦攪拌工程と、
    前記第二の摩擦攪拌工程によってバリが形成された前記第一金属部材及び前記第二金属部材からバリを除去する第二のバリ除去工程と、
    を含み、
    前記第二の摩擦攪拌工程では、前記攪拌ピンを前記第一の摩擦攪拌工程で形成された塑性化領域に入り込ませつつ、摩擦攪拌を行うことを特徴とする接合方法。
  6. 前記第一の摩擦攪拌工程及び前記第二の摩擦攪拌工程では、
    前記攪拌ピンの外周面に形成された螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて左回りの場合に前記回転ツールを右回転させ、
    前記螺旋溝が基端から先端に向かうにつれて右回りの場合に前記回転ツールを左回転させることを特徴とする請求項5に記載の接合方法。
  7. 前記第一の摩擦攪拌工程の前に、前記突合せ部の脇にタブ材を配置するタブ材配置工程と、
    前記タブ材の表裏両面において摩擦攪拌の開始位置に下穴を形成する下穴形成工程と、を含み、
    前記第一の摩擦攪拌工程及び前記第二の摩擦攪拌工程では、前記下穴に前記攪拌ピンを挿入することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の接合方法。
  8. 前記肉盛り溶接は、TIG溶接、MIG溶接又はレーザー溶接であることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載の接合方法。
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