JP6740964B2 - 接合方法 - Google Patents
接合方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6740964B2 JP6740964B2 JP2017119789A JP2017119789A JP6740964B2 JP 6740964 B2 JP6740964 B2 JP 6740964B2 JP 2017119789 A JP2017119789 A JP 2017119789A JP 2017119789 A JP2017119789 A JP 2017119789A JP 6740964 B2 JP6740964 B2 JP 6740964B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal member
- friction stir
- butting
- auxiliary member
- stirring pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 106
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 236
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 236
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 222
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 55
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 21
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000861 Mg alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 aluminum Chemical class 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
また、第一突合せ部に対して、二方向から摩擦攪拌接合を行うため、水密性及び気密性を高めることができる。
また、段差部を設けることにより、突合せ工程において、第一金属部材と第二金属部材との位置ずれを防ぐことができる。
また、第一金属部材と第二金属部材とを接合するとともに、第一金属部材及び第二金属部材に加えて、補助部材も同時に摩擦攪拌接合することにより、接合部の金属不足を防ぐことができる。
また、攪拌ピンのみを挿入する場合には、摩擦攪拌装置にかかる負荷を軽減することができる。また、ショルダ部を接触させた状態で摩擦攪拌接合を行う場合には、バリの発生を抑制することができる。
かかる接合方法によれば、摩擦攪拌接合で発生するバリを補助部材ごと金属部材から除去することができるため、バリを除去する工程が容易となる。
また、前記補助部材の端面を通り、前記第一金属部材の端面に直交する線を基準線とした場合に、前記第一突合せ部摩擦攪拌工程では、前記第一回転ツールの回転中心軸と前記基準線とが重なるように、前記第一回転ツールを相対移動させるとともに、摩擦攪拌接合で発生するバリが前記補助部材に形成されるように接合条件を設定してもよい。
このようにすると、バリを除去する作業をより容易に行うことができる。
また、前記補助部材の端面を通り、前記第一金属部材の端面に直交する線を基準線とした場合に、前記第一突合せ部摩擦攪拌工程では、摩擦攪拌を行った後に、前記第一回転ツールの片側のみに前記補助部材が残存する程度に、前記第一回転ツールの回転中心軸を前記基準線よりもわずかに前記補助部材の中央側に偏移させて、前記第一回転ツールを相対移動させるとともに、残存する前記補助部材にバリが形成されるように接合条件を設定してもよい。
このようにすると、バリを除去する作業をより容易に行うことができるとともに、接合部の金属不足をより確実に防ぐことができる。
また、前記外隅摩擦攪拌工程又は前記第一突合せ部摩擦攪拌工程を行う前に、前記第一金属部材の裏面及び前記第二金属部材の前記第一側面で形成される内隅から前記第二突合せ部に対してスポット仮付けを行う内隅仮接合工程をさらに含むことが好ましい。
かかる接合方法によれば、第一金属部材及び第二金属部材を仮止めできるため、第一突合せ部摩擦攪拌工程及び外隅摩擦攪拌工程での目開きを防ぐことができる。
本発明の第一実施形態に係る接合方法について、図1〜図12を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、第一実施形態に係る接合方法では、第一金属部材1と第二金属部材2とをL字状に突き合わせて接合する。第一実施形態に係る接合方法は、準備工程と、突合せ工程と、タブ材配置工程と、補助部材配置工程と、外隅摩擦攪拌工程と、除去工程と、第一突合せ部摩擦攪拌工程と、を行う。なお、以下の説明における「表面」とは、「裏面」に対する反対側の面という意味である。
第一金属部材1及び第二金属部材2の材料は、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン、チタン合金、マグネシウム、マグネシウム合金等の摩擦攪拌可能な金属から適宜選択される。
第一金属部材1の端部の裏面1cには、段差部11が形成されている。段差部11は、段差底面11aと、段差底面11aから垂直に立ち上がる段差側面11bとで構成されている。段差底面11aの幅寸法は、第二金属部材2の板厚寸法と同一になっている。
突合せ工程では、第一金属部材1の段差底面11aに第二金属部材2の端面2aを突き合わせて第一突合せ部J1を形成するとともに、段差側面11bに第二金属部材2の第一側面2bを突き合わせて第二突合せ部J2を形成する。第一金属部材1の端面1aと第二金属部材2の第二側面2cとは面一になる。第一金属部材1の裏面1cと、第二金属部材2の第一側面2bとで内隅が形成される。
タブ材Tは、第一金属部材1と同じ材料からなる板状の金属部材である。タブ材Tの板厚寸法は、第一金属部材1の板厚寸法と同じである。
タブ材配置工程では、タブ材Tの側面を第一金属部材1の側面1dに突き合わせて当該突合せ部を溶接で接合する。タブ材Tの表面Taと、第一金属部材1の表面1bとを面一にするとともに、タブ材Tの裏面Tbと第一金属部材1の裏面1cとを面一にする。また、タブ材Tの側面Tcと第一金属部材1の端面1aとを面一にする。
補助部材4は、平面形状の板状部材である。補助部材4は、摩擦攪拌可能な金属であれば特に制限されないが、第一実施形態では第一金属部材1及び第二金属部材2と同じ材料になっている。
補助部材4の板厚は、後記する外隅摩擦攪拌工程後の塑性化領域W2(図7参照)が金属不足にならないように適宜設定する。補助部材4は、第一金属部材1の端面1aに沿って直線状に延びている。
第一回転ツールFは、連結部F1と、攪拌ピンF2とで構成されており、例えば工具鋼で形成されている。連結部F1は、図示しない摩擦攪拌装置に取り付けられる部位であって、円柱状を呈する。攪拌ピンF2は、連結部F1から垂下しており、連結部F1と同軸になっている。攪拌ピンF2は連結部F1から離間するにつれて先細りになっている。
なお、第一回転ツールFを左回転させる場合は、螺旋溝を攪拌ピンF2の基端から先端に向かうにつれて右回りに形成することが好ましい。
螺旋溝をこのように設定することで、摩擦攪拌の際に塑性流動化した金属が螺旋溝によって攪拌ピンF2の先端側に導かれる。これにより、第一金属部材1及び第二金属部材2の外部に溢れ出る金属の量を少なくすることができる。
外隅摩擦攪拌工程では、図6に示すように、補助部材4、第一金属部材1及び第二金属部材2に攪拌ピンF2のみを接触させている。つまり、第一金属部材1及び第二金属部材2に攪拌ピンF2のみを挿入し、補助部材4の表面4aと連結部F1とは離間させつつ相対移動させる。言い換えると、攪拌ピンF2の基端部は露出させた状態で摩擦攪拌接合を行う。
第一回転ツールFの移動軌跡には塑性化領域W2が形成される。攪拌ピンF2の挿入深さは、適宜設定すればよい。
除去工程は、図8に示すように、分断された補助部材4,4を第一金属部材1及び第二金属部材2から除去する工程である。除去工程では、例えば手作業により、分断された補助部材4,4を第一金属部材1の端面1a及び第二金属部材2の第二側面2cから離間する方向に折り曲げて、補助部材4を第一金属部材1及び第二金属部材2から除去する。また、除去工程が終了したらタブ材T(図2参照)を切除する。
第一突合せ部摩擦攪拌工程では、図9に示すように、タブ材Tの表面Taに設定された開始位置Spに右回転させた第一回転ツールFを挿入し、図9の手前側から奥側に向けて第二金属部材2に沿って第一回転ツールFを相対移動させる。
なお、攪拌ピンF2は、第一金属部材1のみと接触するように挿入深さを設定してもよい。この場合は、攪拌ピンF2と第一金属部材1との摩擦熱によって第一突合せ部J1周りが塑性流動化して接合される。
また、第一実施形態に係る接合方法では、第一突合せ部J1に対して、二方向から摩擦攪拌接合を行うため、水密性及び気密性を高めることができる。
また、第一実施形態に係る接合方法では、図1に示すように、段差部11を設けることにより、突合せ工程において、第一金属部材1と第二金属部材2との位置ずれを防ぐことができる。
また、第一実施形態に係る接合方法では、図6及び図10に示すように、攪拌ピンF2のみを挿入するため、摩擦攪拌装置にかかる負荷を軽減することができる。
また、第一実施形態に係る接合方法では、図8に示すように、除去工程において、バリVを補助部材4ごと第一金属部材1及び第二金属部材2から除去することができるため、バリVを除去する工程が容易となる。
例えば、図9に示す第一突合せ部摩擦攪拌工程において、第一金属部材1の表面1bに補助部材を配置し、補助部材の表面から攪拌ピンF2を挿入してもよい。
また、第一突合せ部摩擦攪拌工程において、第一回転ツールFの回転中心軸が第二突合せ部J2を通るように配置し、攪拌ピンF2が第二突合せ部J2に達するように、第一回転ツールFの挿入深さを設定することで、第一突合せ部J1及び第二突合せ部J2を摩擦攪拌接合してもよい。
次に、本発明の第二実施形態に係る接合方法について、図13及び図14を参照して説明する。
第二実施形態に係る接合方法は、図14に示すように、第一突合せ部摩擦攪拌工程の後に外隅摩擦攪拌工程を行っている点で第一実施形態と相違する。第二実施形態に係る接合方法では、第一実施形態の接合方法と相違する点を中心に説明する。
第二実施形態に係る接合方法によれば、金属部材同士の内隅にコンタミネーションが発生するのを防ぐとともに、水密性及び気密性を高めることができる。
例えば、第一突合せ部摩擦攪拌工程の前に外隅仮接合工程や内隅仮接合工程を行ってもよい。
次に、本発明の第三実施形態に係る接合方法について、図15及び図16を参照して説明する。
第三実施形態に係る接合方法では、第一突合せ部摩擦攪拌工程において、図15に示す第二回転ツールGを用いる点で第一実施形態と相違する。第三実施形態では、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。
第二回転ツールGは、図16に示すように、円柱状のショルダ部G1と、ショルダ部G1の下端面G1aから垂下する攪拌ピンG2とを備えて構成されている。
そして、第二回転ツールGを第一金属部材の表面1bから第一突合せ部J1に挿入し、ショルダ部G1の下端面G1aを第一金属部材1の表面1bに接触させながら相対移動させる。このようにして、第一突合せ部J1を摩擦攪拌接合する。
以上のように、第二回転ツールGのショルダ部G1を金属部材に接触させた状態で第一突合せ部J1を摩擦攪拌接合した場合には、バリの発生を抑制することができる。
例えば、第三実施形態では、外隅摩擦攪拌工程の後に、第一突合せ部摩擦攪拌工程を行っているが、第一突合せ部摩擦攪拌工程の後に、外隅摩擦攪拌工程を行ってもよい。
次に、本発明の第四実施形態に係る接合方法について、図17〜図19を参照して詳細に説明する。
第四実施形態に係る接合方法は、図18に示すように、外隅摩擦攪拌工程において、攪拌ピンF2を補助部材4の端部に挿入する点で第一実施形態と相違する。第四実施形態に係る接合方法では、第一実施形態の接合方法と相違する点を中心に説明する。
第四実施形態に係る外隅摩擦攪拌工程では、図17に示すように、補助部材4の端面4cを通り第一金属部材1の端面1aに直交する基準線Xと、第一回転ツールFの回転中心軸とが重なるように、第一回転ツールFの移動ルートを設定している。また、第四実施形態では、図18の手前側から奥側に向けて第一回転ツールFを移動させる。つまり、第一回転ツールFの進行方向の上側に補助部材4が配置されている。そして、補助部材4の端部に攪拌ピンF2を挿入している。
一方、第一回転ツールFの回転速度が速い場合は、フロー側に比べてシアー側の方が塑性流動材の温度が上昇するものの、回転速度が速い分、塑性化領域W1外のフロー側(第一回転ツールFの進行方向の左側)にバリVが多く発生する傾向にある。
前記したように、外隅摩擦攪拌工程の際に、第一回転ツールFの進行方向のどちら側にバリVが発生するかは接合条件によって異なる。
接合条件とは、第一回転ツールFの回転速度、回転方向、移動方向、移動速度(送り速度)、攪拌ピンF2の傾斜角度、第一金属部材1、第二金属部材2及び補助部材4の材料、各部材の厚さ等の各要素と、これらの要素の組み合わせで決定される。
接合条件に応じて、バリVが発生する側又はバリVが多く発生する側に補助部材4を配置するようにすれば、バリVを除去する工程を容易に行うことができる。
例えば、第四実施形態では、外隅摩擦攪拌工程の後に、第一突合せ部摩擦攪拌工程を行っているが、第一突合せ部摩擦攪拌工程の後に、外隅摩擦攪拌工程を行ってもよい。
次に、本発明の第五実施形態に係る接合方法について、図20〜図22を参照して詳細に説明する。
第五実施形態に係る接合方法は、図21に示すように、外隅摩擦攪拌工程において、攪拌ピンF2を補助部材4の端部よりもわずかに中央側に挿入する点で第四実施形態と相違する。第五実施形態に係る接合方法では、第四実施形態の接合方法と相違する点を中心に説明する。
また、補助部材4を第二突合せ部J2よりも下側に突出させることで、バランス良く摩擦攪拌接合することができる。
1a 端面
1b 表面
1c 裏面
1d 側面
2 第二金属部材
2a 端面
2b 第一側面
2c 第二側面
4 補助部材
4a 表面
4b 裏面
4c 端面
11 段差部
11a 段差底面
11b 段差側面
F 第一回転ツール
F1 連結部
F2 攪拌ピン
G 第二回転ツール
G1 ショルダ部
G2 攪拌ピン
J1 第一突合せ部
J2 第二突合せ部
W1 塑性化領域
W2 塑性化領域
Claims (15)
- 端部の裏面に段差部が形成された板状の第一金属部材を用意するとともに、板状の第二金属部材を用意する準備工程と、
前記第一金属部材の前記段差部の段差底面と、前記第二金属部材の端面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差部の段差側面と、前記第二金属部材の第一側面とを突き合わせて第二突合せ部を形成する突合せ工程と、
前記第一金属部材の端面及び前記第二金属部材の第二側面の間に現れた前記第一突合せ部を覆うように補助部材を配置する補助部材配置工程と、
前記補助部材の表面側から回転ツールの攪拌ピンを挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記補助部材に接触させた状態で、前記回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する外隅摩擦攪拌工程と、
前記第一金属部材の表面側から前記攪拌ピンを挿入し、前記回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する第一突合せ部摩擦攪拌工程と、を含むことを特徴とする接合方法。 - バリが形成された前記補助部材を前記第一金属部材及び前記第二金属部材から除去する除去工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の接合方法。
- 前記外隅摩擦攪拌工程では、前記補助部材の中央部に前記攪拌ピンを挿入することを特徴とする請求項2に記載の接合方法。
- 端部の裏面に段差部が形成された板状の第一金属部材を用意するとともに、板状の第二金属部材を用意する準備工程と、
前記第一金属部材の前記段差部の段差底面と、前記第二金属部材の端面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差部の段差側面と、前記第二金属部材の第一側面とを突き合わせて第二突合せ部を形成する突合せ工程と、
前記第一金属部材の端面及び前記第二金属部材の第二側面の間に現れた前記第一突合せ部に沿って補助部材を配置する補助部材配置工程と、
前記補助部材の表面側から回転ツールの攪拌ピンを挿入し、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記補助部材に接触させた状態で、前記回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する外隅摩擦攪拌工程と、
前記第一金属部材の表面側から前記攪拌ピンを挿入し、前記回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する第一突合せ部摩擦攪拌工程と、を含むことを特徴とする接合方法。 - 前記補助部材の端面を通り、前記第一金属部材の端面に直交する線を基準線とした場合に、
前記外隅摩擦攪拌工程では、前記回転ツールの回転中心軸と前記基準線とが重なるように、前記回転ツールを相対移動させるとともに、摩擦攪拌接合で発生するバリが前記補助部材に形成されるように接合条件を設定することを特徴とする請求項4に記載の接合方法。 - 前記補助部材の端面を通り、前記第一金属部材の端面に直交する線を基準線とした場合に、
前記外隅摩擦攪拌工程では、摩擦攪拌を行った後に、前記回転ツールの片側のみに前記補助部材が残存する程度に、前記回転ツールの回転中心軸を前記基準線よりもわずかに前記補助部材の中央側に偏移させて、前記回転ツールを相対移動させるとともに、残存する前記補助部材にバリが形成されるように接合条件を設定することを特徴とする請求項4に記載の接合方法。 - 前記第一突合せ部摩擦攪拌工程では、前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材のみ、又は前記第一金属部材及び前記第二金属部材に接触させた状態で、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の接合方法。
- 端部の裏面に段差部が形成された板状の第一金属部材を用意するとともに、板状の第二金属部材を用意する準備工程と、
前記第一金属部材の前記段差部の段差底面と、前記第二金属部材の端面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差部の段差側面と、前記第二金属部材の第一側面とを突き合わせて第二突合せ部を形成する突合せ工程と、
前記第一金属部材の端面及び前記第二金属部材の第二側面の間に現れた前記第一突合せ部を覆うように補助部材を配置する補助部材配置工程と、
前記補助部材の表面側から第一回転ツールの攪拌ピンを挿入し、前記第一回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記補助部材に接触させた状態で、前記第一回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する外隅摩擦攪拌工程と、
前記第一金属部材の表面側からショルダ部及び攪拌ピンを備えた第二回転ツールの前記攪拌ピンを挿入し、前記ショルダ部を前記第一金属部材に接触させた状態で、前記第二回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する第一突合せ部摩擦攪拌工程と、を含むことを特徴とする接合方法。 - バリが形成された前記補助部材を前記第一金属部材及び前記第二金属部材から除去する除去工程を含むことを特徴とする請求項8に記載の接合方法。
- 前記外隅摩擦攪拌工程では、前記補助部材の中央部に前記第一回転ツールの前記攪拌ピンを挿入することを特徴とする請求項9に記載の接合方法。
- 端部の裏面に段差部が形成された板状の第一金属部材を用意するとともに、板状の第二金属部材を用意する準備工程と、
前記第一金属部材の前記段差部の段差底面と、前記第二金属部材の端面とを突き合わせて第一突合せ部を形成するとともに、前記段差部の段差側面と、前記第二金属部材の第一側面とを突き合わせて第二突合せ部を形成する突合せ工程と、
前記第一金属部材の端面及び前記第二金属部材の第二側面の間に現れた前記第一突合せ部に沿って補助部材を配置する補助部材配置工程と、
前記補助部材の表面側から第一回転ツールの攪拌ピンを挿入し、前記第一回転ツールの前記攪拌ピンのみを前記第一金属部材、前記第二金属部材及び前記補助部材に接触させた状態で、前記第一回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する外隅摩擦攪拌工程と、
前記第一金属部材の表面側からショルダ部及び攪拌ピンを備えた第二回転ツールの前記攪拌ピンを挿入し、前記ショルダ部を前記第一金属部材に接触させた状態で、前記第二回転ツールを前記第一突合せ部に沿って相対移動させて、前記第一突合せ部を摩擦攪拌接合する第一突合せ部摩擦攪拌工程と、を含むことを特徴とする接合方法。 - 前記補助部材の端面を通り、前記第一金属部材の端面に直交する線を基準線とした場合に、
前記外隅摩擦攪拌工程では、前記第一回転ツールの回転中心軸と前記基準線とが重なるように、前記第一回転ツールを相対移動させるとともに、摩擦攪拌接合で発生するバリが前記補助部材に形成されるように接合条件を設定することを特徴とする請求項11に記載の接合方法。 - 前記補助部材の端面を通り、前記第一金属部材の端面に直交する線を基準線とした場合に、
前記外隅摩擦攪拌工程では、摩擦攪拌を行った後に、前記第一回転ツールの片側のみに前記補助部材が残存する程度に、前記第一回転ツールの回転中心軸を前記基準線よりもわずかに前記補助部材の中央側に偏移させて、前記第一回転ツールを相対移動させるとともに、残存する前記補助部材にバリが形成されるように接合条件を設定することを特徴とする請求項11に記載の接合方法。 - 前記外隅摩擦攪拌工程又は前記第一突合せ部摩擦攪拌工程を行う前に、前記第一金属部材の端面及び前記第二金属部材の前記第二側面側から前記第一突合せ部に対してスポット仮付けを行う外隅仮接合工程を含むことを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の接合方法。
- 前記外隅摩擦攪拌工程又は前記第一突合せ部摩擦攪拌工程を行う前に、前記第一金属部材の裏面及び前記第二金属部材の前記第一側面で形成される内隅から前記第二突合せ部に対してスポット仮付けを行う内隅仮接合工程を含むことを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の接合方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017119789A JP6740964B2 (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 接合方法 |
PCT/JP2017/043254 WO2018216248A1 (ja) | 2017-05-26 | 2017-12-01 | 接合方法 |
CN201780087329.8A CN110325314A (zh) | 2017-05-26 | 2017-12-01 | 接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017119789A JP6740964B2 (ja) | 2017-06-19 | 2017-06-19 | 接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019000889A JP2019000889A (ja) | 2019-01-10 |
JP6740964B2 true JP6740964B2 (ja) | 2020-08-19 |
Family
ID=65004525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017119789A Active JP6740964B2 (ja) | 2017-05-26 | 2017-06-19 | 接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6740964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7185919B2 (ja) * | 2019-01-07 | 2022-12-08 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
2017
- 2017-06-19 JP JP2017119789A patent/JP6740964B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019000889A (ja) | 2019-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6052237B2 (ja) | 摩擦攪拌接合方法 | |
JP6743643B2 (ja) | 中空容器の製造方法 | |
WO2018216248A1 (ja) | 接合方法 | |
JP6740964B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6740960B2 (ja) | 接合方法 | |
JP2018039017A (ja) | 接合方法 | |
JP6756105B2 (ja) | 接合方法 | |
JP2018187672A (ja) | 接合方法 | |
JP6740963B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6658469B2 (ja) | 摩擦攪拌接合方法 | |
JP6794945B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6777020B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6747365B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6662210B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6756253B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6699530B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6897024B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6769244B2 (ja) | 接合方法 | |
JP2018187671A (ja) | 接合方法 | |
JP2019025489A (ja) | 接合方法 | |
WO2019097771A1 (ja) | 接合方法 | |
JP6750552B2 (ja) | 接合方法 | |
JP6756252B2 (ja) | 接合方法 | |
JP2009172650A (ja) | 接合構造物の製造方法 | |
JP2018051563A (ja) | 接合方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190814 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200623 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6740964 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |