JP2018142760A - 車両周辺視認システム - Google Patents

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悠樹 ▲高▼橋
悠樹 ▲高▼橋
Yuki Takahashi
三上 貴史
Takashi Mikami
貴史 三上
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Abstract

【課題】車両のイグニッションがオフになった後でも、車両の周辺を撮影した画像を表示装置に表示できる車両周辺視認システムを提供する。【解決手段】車両周辺視認システム100は、車両300の周辺を撮影した画像情報を取得する画像情報取得部120と、画像情報取得部120を通じて取得した画像情報に含まれる画像を表示する表示部140と、制御部130と、を備える。制御部130は、車両300のイグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで降車用画像を表示部140に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両周辺視認システムに関する。
車両のドアミラーの後方領域の画像をカメラにより撮像して、車両内に設けられたディスプレイにこの画像を表示する車両周辺視認システムが、特許文献1に開示されている。これにより、運転者だけでなく他の乗員もドアミラーの後方領域の画像を見ることができるので、運転者だけでなく他の乗員が降車する際にもディスプレイを見ながら車両の周辺の安全確認を行うことができる。
特開2007−148618号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される車両周辺視認システムは、イグニッションをオフにする際に同時にドアミラーの後方領域の画像を映すディスプレイもオフにされてしまう。従って、イグニッションがオフになった車両では、ディスプレイに車両の周辺の画像が表示されない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、車両のイグニッションがオフになった後でも、車両の周辺を撮影した画像を表示装置に表示できる車両周辺視認システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両周辺視認システムは、
車両の周辺を撮影した画像情報を取得する画像情報取得部と、
前記画像情報取得部を通じて取得した前記画像情報に含まれる画像を表示する表示部と、
前記車両のイグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで前記画像を前記表示部に表示させる制御部と、を備える。
本発明の車両周辺視認システムによれば、車両のイグニッションがオフになった後でも、車両の周辺を撮影した画像を表示装置に表示できる。
本発明の第一実施形態に係る車両周辺視認システムのブロック図である。 (a)は、第一および第二実施形態に係る車両周辺視認システムの撮像部の撮影方向および撮影範囲を示す側面図であり、(b)は、同平面図である。 第一および第二実施形態に係る車両周辺視認システムの表示部と乗員との位置関係を示す図である。 第一実施形態に係る車両周辺視認システムの降車用表示処理のフローチャートである。 第二実施形態に係る車両周辺視認システムの乗車用表示処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る車両周辺視認システムについて、図面を参照しながら説明する。
(第一実施形態)
本実施形態に係る車両周辺視認システム100は、イグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで、表示装置141に車両300の周辺を撮影した画像を映す降車用表示処理を行う。
(車両周辺視認システムの構成)
車両周辺視認システム100は、図1に示すように、撮像部110と、画像情報取得部120と、制御部130と、表示部140と、ECU(Electronic Control Unit)150と、通信部160と、を備える。なお、画像情報取得部120は、制御部130の一部を構成していてもよい。
撮像部110は、図2(a)、(b)に示すように、左右のドアミラーの下部にそれぞれ設置される2台のカメラ111,112を備える。また、撮像部110は、カメラ111,112の撮影方向を変化させるようにカメラ111,112を駆動する駆動部113と、この駆動部113を制御する撮影方向制御部114とを備える。撮像部110は、車両300の周辺の撮影方向1や撮影方向2の方向の風景を撮影する。撮像部110は、駆動部113と撮影方向制御部114とによって、カメラ111,112の撮影方向を上下左右に変化させて撮影方向1や撮影方向2の風景を撮影することができる。
図1に示す画像情報取得部120は、撮像部110の撮影により得られた画像情報を取得し、画像情報を制御部130に送信する。
制御部130は、マイクロコンピュータから構成され、ROM(Read Only Memory)131、RAM(Random Access Memory)132、CPU(Central Processing Unit)133、描画回路135と、第1の通信インタフェース(I/F)136、これらを相互に接続する内部バスを備える。また、制御部130は、車載バッテリ170からの電力を受けて、後述する降車用表示処理などのイグニッションオフ時の動作が可能になる。
ROM131は、CPU133が実行する動作プログラムなどの各種固定データを格納する。例えば、イグニッションがオンの間、画像情報取得部120が取得した撮影方向1の画像を表示部140に表示させ、その後、イグニッションがオフになった場合に、撮影方向2の画像を、予め設定されている表示終了条件に至るまで表示部140に表示させる後述する降車用表示処理をCPU133に実行させる動作プログラムを記憶する。また、ROM131は、後述する電子キー200の信号強度の閾値TH、降車用表示終了時間ET、ID送信領域TA、撮影方向1・撮影方向2のときのカメラの角度などを記憶する。
RAM132は、CPU133のワークエリアとして機能する。また、RAM132は、後述する乗員PAが設定する撮影方向におけるカメラの角度などを記憶する。
描画回路135は、CPU133の制御に従って、表示部140の後述する表示装置(図1ではLCDと表示)141に表示する画像を描画する。
第1の通信インタフェース(I/F)136は、ECU150などとシリアル通信可能なケーブルで接続されており、各ユニットからの情報を入力する。また、第1の通信I/F136は、画像情報取得部120から撮像部110の撮影により得られた画像情報を入力し、制御部130へ送信する。
CPU133は、RAM132をワークエリアとして使用して、ROM131に記憶された動作プログラムを実行することにより、制御処理を実行する。具体的には、CPU133は、画像情報取得部120から第1の通信I/F136を介して受信した画像情報に基づいて、表示対象の画像を生成する。
CPU133は、生成した画像を、描画回路135により描画し、表示装置141に表示させる。
また、判別部の機能を有するCPU133は、車両300のイグニッションがオフになった後、動作プログラムに従って、電子キー200に対して無線通信によるID信号返信要求(信号返信要求)を行う。CPU133は、電子キー200から返信される電子キー200のID信号の信号強度がROM131に記憶された閾値未満になったときに、車両300から乗員PAが所定の距離まで離れたと判別し、延長期間を終了して降車用表示を終了する。また、乗車判別部の機能を有するCPU133は、車両300のキーロックが解除された、あるいは車両300のいずれかのドアが開かれたときに、乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したと判別し、後述する乗車用表示を開始する。
表示部140は、液晶表示パネル(LCD:Liquid Crystal Display)から構成された表示装置(図1では、単にLCDと表示)141を備える。
表示装置141としては、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)、液晶、有機EL(Electroluminescence)などを採用できる。表示装置141は、描画回路135によって生成された描画データに基づいて、表示画像を形成する。
図3に示すように、表示装置141は、ダッシュボード145に設置されている。例えば、コンビネーションメータと呼ばれる計器装置内に設置されていてもよい。表示装置141は、第1の表示領域と第2の表示領域とを備える。第1の表示領域は、右サイドミラーに設置されたカメラ111に映る画像を表示する。一方、第2の表示領域は、左サイドミラーに設置されたカメラ112に映る画像を表示する。
表示部140は、表示画面が乗員PAから視認できるように、乗員PAに対向する位置や角度にて設けられる。
図1に示す、ECU150は、マイコンやSRAM、トランジスタ等を基板に搭載した電子制御装置である。ECU150は、ドアがキーロックされたときに、キーロック信号を制御部130へ出力する。また、ECU150は、ドアが開いたときには、ドアオープン信号を制御部130へ出力する。また、ECU150は、イグニッションのオン・オフ等を検知し検知信号を制御部130へ出力する。ECU150は、車両300の各所に配置されており、キーロックセンサ、ドア開閉センサ、ギアポジション検出部、車速センサなどの各種センサなどから、車両300の状態に関する情報を入力し、制御部130に送信する。
通信部160は、制御部130の内部バスに接続され、後述する電子キー200から電子キー200のID信号およびその信号強度を取得する第2の通信インタフェース(I/F)161を備える。第2の通信I/F161は、例えばWi−FiやBluetooth(登録商標)などによって電子キー200と無線通信し、電子キー200から取得(受信)した電子キー200のID信号およびその信号強度を制御部130へ送信する。
電子キー200は、車両300とは独立した可搬型の情報処理装置であり、車両300のドアの施錠・解錠、エンジンの始動などを行うためのものである。電子キー200は、通信部210と制御部220とを備えている。車両周辺視認システム100と電子キー200とは、通信部160,210によって双方向の無線通信を行う。
(車両周辺視認システムの表示制御)
以下、車両周辺視認システム100の制御部130が行う表示制御を説明する。制御部130は、イグニッションがオンになったとき以降、通常の表示処理を行う。その後、制御部130は、イグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで、車両300の周辺の画像を表示装置141に表示するように表示部140を制御するために実行する降車用表示処理を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部130は、車両300のイグニッションがオンされてからイグニッションがオフされる直前まで、図2(a)に示す、撮影方向が路面に平行をなす方向である撮影方向1に、カメラ111,112を向けて車両の周辺を撮影させ、表示部140に、撮像された画像(運転用画像)を表示する通常表示を行わせるように制御する。車両300のイグニッションがオフに切り替わった後、制御部130は、車両300のイグニッションがオフに切り替わった旨の検知信号を受信したときに、図4に示す降車用表示処理を開始する。降車用表示処理を開始するとき、制御部130は、内部タイマを用いて経過時間tの測定を開始する(ステップS1)。
制御部130は、まず、撮像部110の撮影方向制御部114に、駆動部113によってカメラ111,112の撮影方向を、ROM131に記憶された車両300のドアの下方を含む降車用風景を撮影する方向へ向けさせるように制御する。この降車用風景を撮影する方向は、図2(a)に示す、車両の後方に向かうにつれて路面に近づく撮影方向2である。カメラ111,112の撮影方向が撮影方向2に調整されると、制御部130は、撮像部110に降車用風景を撮影させる。次に、画像情報取得部120は、撮像部110から降車用画像情報を取得し、これを制御部130に送信する。制御部130は、降車用画像情報から画像(降車用画像)を生成し、描画回路135に供給し、表示装置141に表示させる降車用表示を行う(ステップS2)。
CPU133は、本実施形態では、電子キー200の返信するID信号の信号強度がROM131に記憶されている閾値TH未満であるか否かを判別することで、車両300から乗員PAが所定の距離まで離れたか否かを判別する(ステップS3)。CPU133は、通信部160に電子キー200の通信部210へ向けて電子キー200のID信号返信要求を送信させる。通信部210から通信部160に返信される電子キー200のID信号の信号強度が閾値TH未満であるとき(ステップS3:Yes)、CPU133は、延長期間を終了し、表示装置141を消灯させ、降車用表示を終了する(ステップS4)。
通信部210から通信部160に返信される電子キー200のID信号の信号強度が閾値TH以上である場合(ステップS3:No)、CPU133は、内部タイマの経過時間tがROM131(またはRAM132)に予め設定された降車用表示終了時間ETを経過したか否かを判別することで、車両300から乗員が所定の距離まで離れたか否かを判別する(ステップS5)。本実施形態において、降車用表示終了時間ETは1分である。内部タイマの経過時間t≧降車用表示終了時間ET=1(分)である場合(ステップS5:Yes)、制御部130は、延長期間を終了し、表示装置141を消灯させ、降車用表示を終了する(ステップS4)。
内部タイマの経過時間t<降車用表示終了時間ET=1(分)である場合(ステップS5:No)、ステップS2に戻る。
以上の処理によって、イグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで、表示装置141に降車用画像が表示される。従って、乗員PAは表示装置141を見て車両300の周辺の安全を確認しながら降車できる。
(変形例)
上記実施の形態では、ステップS3において、通信部160から電子キー200の通信部210に電子キー200のID信号返信要求を送信させ、通信部210から返信される電子キー200のID信号の信号強度がROM131に記憶されている閾値TH未満であるときに、CPU133は、車両300から乗員が所定の距離まで離れたと判別した。これに代わって、CPU133は、車両300のドアが全てロックされたか否かを判別することで、乗員が車両300から所定の距離まで離れたか否かを判別してもよい。この場合、車両周辺視認システム100は、電子キー200および通信部160を備える電子キーシステムを利用しない。
あるいは、ステップS3ではなくステップS5において、車両300のドアが全てロックされたか否かを判別することで乗員が車両300から所定の距離まで離れたか否かを判別してもよい。
あるいは、ステップS3の条件とステップS5の条件とを入れ替えてもよい。
(第二実施形態)
第一実施形態では、イグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで、表示装置141に車両300の周辺を撮影した画像を表示させた。第二実施形態では、延長期間に車両300の周辺の画像を表示させるだけでなく、乗員PAが車両300に乗車しはじめたとき以降イグニッションがオンになるまでの間、表示装置141に車両の周辺の画像を表示させる車両周辺視認システム100aについて説明する。以下、上記第一実施形態との相違点を中心に説明する。
車両周辺視認システム100aは、車両周辺視認システム100と同様の構成である。
接近判別部の機能を有するCPU133aは、車両300のキーロックが解除されたとき、あるいは車両300のいずれかのドアが開かれたときに、乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したと判別し、後述する乗車用表示を行う。
電子キー200の制御部220は、電子キー200を所持した乗員PAが、予めROM131(またはRAM132)に記憶された車両300から所定の範囲内であるID送信領域TAの中まで接近すると、通信部210から車両300の通信部160へ電子キー200のID信号を送信させる。
車両300の制御部130は、通信部160に電子キー200のID信号を受信すると、起動する。その後、制御部130は、ECU150を起動させる。
(乗車用表示)
次に、乗車用表示について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。この乗車用表示は、簡潔に説明すると、車両周辺視認システム100aの制御部130が、乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したときからイグニッションのオン前まで、車両300の周辺の画像を表示装置141に表示させる。
電子キー200の制御部220は、電子キー200を所持した乗員PAが車両300のID送信領域TAの中まで接近すると、通信部210から車両300の通信部160へ電子キー200のID信号を送信させる。本実施形態では、車両300から5m以内に電子キー200がある場合に、電子キー200から車両300へID信号が送信される。車両300の制御部130は、通信部160に電子キー200のID信号を受信すると起動し、乗車用表示処理を開始する。その後、制御部130は、ECU150を起動させる(ステップS11)。
制御部130は、ECU150を介して車両300のドアが全てロック状態にあるか否かを判別する(ステップS12)。車両300のドアが全てロック状態にある場合(ステップS12:Yes)、制御部130は、ECU150を介して車両300のドアのロックが解除されたか否かを判別することによって乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したか否かを判別する(ステップS13)。
車両300のドアのロックが解除された場合(ステップS13:Yes)、制御部130は、撮像部110の方向制御部に、カメラ111,112の撮影方向を図2(a)に示す撮影方向2へ向けさせるように制御する。カメラ111,112の撮影方向が撮影方向2に調整されると、制御部130は、撮像部110に乗車用風景を撮影させる。次に、画像情報取得部120は、撮像部110から乗車用風景を撮影して得られた乗車用画像情報を取得し、これを制御部130に送信する。制御部130は、乗車用画像情報から画像(乗車用画像)を生成し、描画回路135に供給し、表示装置141に表示させる乗車用表示を行う(ステップS14)。
制御部130は、車両300のイグニッションがオンであるか否かを判別する(ステップS15)。
車両300のイグニッションがオンである場合(ステップS15:Yes)、制御部130は、表示装置141に乗車用表示を終了させ、上記通常表示を行わせるように制御する。
車両300のドアが1ヶ所以上アンロック状態である場合(ステップS12:No)、制御部130は、ECU150を介して車両300のドアが開いているか否かを判別することによって、乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したか否かを判別する(ステップS16)。車両300のドアが開いている場合(ステップS16:Yes)、上記ステップS14に進む。車両300のドアが開いていない場合(ステップS16:No)、ステップS12に戻る。
車両300のイグニッションがオンでない場合(ステップS15:No)、ステップS14に戻る。
以上の処理によって、車両周辺視認システム100aは、車両300のドアのロックが解除されたとき、または車両300のドアが開いたときからイグニッションがオンになるまでの間、表示装置141に乗車用画像を表示させる。従って、乗員PAが表示装置141に映る画像を見て車両300の後方の安全を確認しながら乗車できる。
上記実施の形態では、CPU133aは、乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したと判別したときに乗車用表示を開始したが、制御部130が起動した時点で乗員PAが車両300に所定の距離まで接近したと判別して、乗車用表示を開始してもよい。
以上本発明の実施の形態を説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の応用及び変形が可能である。
第一および第二実施形態では、車両周辺視認システムは、車載されていたが、車載用に限られず、飛行機、船舶等の任意の移動体に搭載されていてもよい。
なお、車両300から乗員が所定の距離まで離れたか否かを判別する他の方法としては、例えば、画像情報取得部120が取得する画像に含まれる乗員PAの画像が所定の距離まで遠ざかったときに車両300から乗員PAが降車したと判別したり、画像情報取得部120が取得する画像にドアから出てくる乗員PAの画像が含まれているときに車両300から乗員PAが所定の距離まで離れたと判別する方法もある。また、これらの判別方法の逆を車両300に乗員が所定の距離まで接近したか否かを判別する方法としてもよい。また、車速が一定値を超えた時点で、乗車用表示を終了し、通常表示に移行するようにしてもよい。
第一および第二実施形態では、表示部140は、ダッシュボード145に設置されていたが、図3(b)に示すように、前席の背もたれ部などにも表示部140aが設置された、後席に乗車する乗員PAが画像を見やすくなる構成としてもよい。あるいは、ダッシュボード145には表示部140が設置されておらず、前席の乗員PAはドアミラーで安全確認を行い、後席の乗員PA用だけに表示部140aが設置されている構成であってもよい。
第一および第二実施形態では、撮像部110は、左右のドアミラーに設置されている2台のカメラ111,112を備えていたが、撮像部110は、さらに車両300後部中央などにもカメラを備えていてもよい。カメラの台数や位置は限定されていない。カメラの台数に表示装置141の数をあわせるとよい。また、ドアミラーが設置されておらず、ドアミラーを兼用するカメラだけが設置されていてもよい。
第一および第二実施形態では、撮影方向1および撮影方向2は、ROM131に記憶されているが、乗員PAが撮影方向1および撮影方向2を設定してもよい。また、乗員PAが撮影方向3などをRAM132に記憶させ、撮影方向3と撮影方向1や撮影方向2から状況に応じて乗員PAが撮影方向を選択できるようにしてもよい。
閾値TH、降車用表示終了時間ETなどは、乗員PAがRAM132に記憶させるようにしてもよい。また、ステップS12、S13、S16で開閉状態を判別するドアの数や位置を乗員PAが自由に設定できるようにしてもよい。
1,2,3 撮影方向
100,100a 車両周辺視認システム
110 撮像部
120 画像情報取得部
130 制御部
133 CPU(判別部、乗車判別部)
140 表示部
150 ECU
160 通信部
200 電子キー
210 通信部
220 制御部
300 車両
PA 乗員

Claims (8)

  1. 車両の周辺を撮影した画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記画像情報取得部を通じて取得した前記画像情報に含まれる画像を表示する表示部と、
    前記車両のイグニッションがオフに切り替わったときから延長期間が終了するまで前記画像を前記表示部に表示させる制御部と、を備える、
    車両周辺視認システム。
  2. 前記車両から乗員が所定の距離まで離れたか否かを判別する判別部をさらに備え、
    前記制御部は、前記判別部により前記車両から前記乗員が所定の距離まで離れたと判別されたとき、前記延長期間を終了させる、
    請求項1に記載の車両周辺視認システム。
  3. 前記判別部は、前記車両のイグニッションがオフに切り替わったときから予め設定されている時間が経過したとき、または、キーロック信号の入力があったときのうち、少なくとも一方に該当するとき前記車両から前記乗員が所定の距離まで離れたと判別する、
    請求項2に記載の車両周辺視認システム。
  4. 前記制御部は、前記車両のイグニッションのオン以降前記車両のイグニッションのオフまでの間、前記車両の後側方を含む前記画像である運転用画像を前記表示部に表示させ、前記車両のイグニッションがオフに切り替わったときから前記延長期間が終了するまでの間、前記車両のドアの下方を含む前記画像である降車用画像を前記表示部に表示させる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両周辺視認システム。
  5. 前記車両の周辺を撮影する撮像部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記運転用画像の撮影時には、前記撮像部の撮影方向が、前記車両が走行する路面に平行をなすように前記車両の後方に向かい、
    前記降車用画像の撮影時には、前記撮像部の撮影方向が、前記車両の後方に向かうにつれて路面に近づくように前記撮像部を制御する、
    請求項4に記載の車両周辺視認システム。
  6. 前記乗員が前記車両に所定の距離まで接近したか否かを判別する乗車判別部をさらに備え、
    前記乗車判別部が、前記乗員が前記車両に所定の距離まで接近したと判別したとき以降前記車両のイグニッションのオンまでの間、前記制御部は前記画像を前記表示部に表示させる、
    請求項2または3に記載の車両周辺視認システム。
  7. 前記乗車判別部は、前記車両のキーロックが解除されたとき、あるいは前記車両のドアが開かれたときのうち少なくともいずれか一方に該当するとき、前記乗員が前記車両に所定の距離まで接近したと判別する、
    請求項6に記載の車両周辺視認システム。
  8. 前記車両のイグニッションのオフ時以降に、前記車両から前記車両の電子キーに信号返信要求を送信し、前記電子キーから返信される信号の信号強度が閾値未満になったときに、前記判別部は、前記車両から前記乗員が所定の距離まで離れたと判別する、
    請求項2,3,6のいずれか1項に記載の車両周辺視認システム。
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