JP2018142523A - ドアの照明構造、及びドア - Google Patents

ドアの照明構造、及びドア Download PDF

Info

Publication number
JP2018142523A
JP2018142523A JP2017037688A JP2017037688A JP2018142523A JP 2018142523 A JP2018142523 A JP 2018142523A JP 2017037688 A JP2017037688 A JP 2017037688A JP 2017037688 A JP2017037688 A JP 2017037688A JP 2018142523 A JP2018142523 A JP 2018142523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
pattern
width direction
groove
illumination structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017037688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6890269B2 (ja
Inventor
平井 良治
Ryoji Hirai
良治 平井
平野 豊明
Toyoaki Hirano
豊明 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017037688A priority Critical patent/JP6890269B2/ja
Publication of JP2018142523A publication Critical patent/JP2018142523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6890269B2 publication Critical patent/JP6890269B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】照明装置から照射される光を利用して、ドアを効果的に演出することができるドアの照明構造、及びドアを提供する。【解決手段】ドア1の照明構造は、ドア1と、照明装置3とを備える。ドア1は、ドア表面15において上下方向に延びた領域に亘り、かつドア幅方向において部分的に形成された凹凸模様19を備える。照明装置3は天井42に設けられ、凹凸模様19に光を照射するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアの照明構造、及びドアに関する。
特許文献1には、ダウンライトを備えたドア設置構造が開示されている。この設置構造では、ドアに隣接する廊下の天井面にダウンライトが設置されている。
特開2012−132210号公報
上述したドア設置構造では、ダウンライトによってドア近傍の足元が照明されるものの、ドア表面における陰影の変化がつきにくく、照明によるドアの演出効果が高くない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、照明装置から照射される光を利用して、効果的にドアを演出することができるドアの照明構造、及びドアを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る一態様のドアの照明構造は、ドアと、照明装置とを備える。前記ドアは、ドア表面において上下方向に延びた領域に亘り、かつドア幅方向において部分的に形成された凹凸模様を備える。前記照明装置は天井に設けられ、前記凹凸模様に光を照射するように構成される。
また、本発明に係る一態様のドアは、ドア表面において上下方向の全長に亘り、ドア幅方向の中間部に部分的に形成された凹凸模様を備える。前記凹凸模様は、前記ドア幅方向に延びた凹溝と前記ドア幅方向に延びた突条とが上下方向に交互に形成された模様である。前記突条は、前記突条の長手方向と直交する断面において先端が尖った頂部を備える。前記凹凸模様は、前記先端で構成された稜線を介して隣接する複数の前記凹溝を備える。前記複数の凹溝の各々は、長手方向と直交する断面形状が弧状であり、かつ溝幅が前記凹溝の長手方向において連続的に変化する。
本発明に係るドアの照明構造は、照明装置から照射される光を利用して、ドアを効果的に演出することができる。
また、本発明に係るドアは、天井に設けられた照明装置を利用して、効果的に演出することができる。
図1は本発明に係る一実施形態のドアの照明構造を示す断面図である。 図2は同上のドアの斜視図である。 図3は同上のドアの表面の拡大図である。 図4Aは同上のドアの凹凸模様の縦断面図であり、図4Bは図4Aに示す凹凸模様における反射光の明るさの変化を示したグラフである。 図5は、同上のドアの凹凸模様の拡大正面図である。 図6Aは、比較例のドアの凹凸模様の縦断面図であり、図6Bは照明装置から光を照射したときにおいて、図6Aに示す凹凸模様における反射光の明るさの変化を示したグラフである。 図7A〜図7Cは、他例の凹凸模様を示した正面図である。
以下に示す実施形態は、ドアの照明構造及びドアに関し、詳しくは、天井に設けられた照明装置を用いてドアの照明を行うドアの照明構造、及びこの照明構造に適したドアに関する。
本実施形態のドア1の照明構造は、図1に示すように、ドア1と、照明装置3とを備えている。照明装置3は天井42に設けられてドア1の表面15に光を照射する。
(ドア)
本実施形態のドア1は、建物内に設けられる室内ドアであって、室40,41の出入口となる開口部43を開閉する。なお、本実施形態において開口部43を介して隣り合う室40,41の各々は、居室であるが、廊下等の非居室であってもよい。
本実施形態のドア1は、隣り合う室40,41を仕切る壁(図示せず)において床45から天井42に亘るように形成された開口部43を開閉するドアであり、床45から天井42にまで亘る高さを有している。このため、ドア1が開いた状態における室40,41の開放感が増す。また、ドア1の上下端が壁の上下端にそれぞれ一致してドア1と室40,41との一体感が増す。また、ドア1は壁と略同じ上下長さを有するので、室40,41におけるドア1の存在感も増す。
本実施形態の照明構造において、ドア1(開口部43)を介して隣接する室40,41は、天井面(天井42の下面)同士が、一面となって連続している。また、ドア1(開口部43)を介して隣接する室40,41は、床面(床45の上面)同士も、一面となって連続している。このため、ドア1が開いた状態においては、隣接する室40,41が、連続した室のような外観となる。
本実施形態のドア1は、図2に示すように、ドア1の主体を構成するドア本体10と、ドア本体10に取り付けられた取手11とを備えている。本実施形態のドア1は、開き戸であり、ドア本体10は、隣り合う室40,41を仕切る壁に対して、戸尻側の端部が上下軸回り方向に回転可能に連結され、室41(図1参照)側に開く。
(ドア本体)
ドア本体10は上下方向に延びた矩形板状に形成されている。以下、ドア本体10の板厚方向をドア厚み方向といい、ドア本体10の幅方向(上下方向とドア厚み方向との両者に直交する方向)をドア幅方向という。
本実施形態のドア本体10は、木製であって、ドア幅方向に並んだ一対の縦框12,13と、これら一対の縦框12,13の間に配置された装飾体14とで構成されている。装飾体14及び一対の縦框12,13の各々は、上下方向に延びた矩形板状に形成されている。
ドア本体10におけるドア厚み方向の両側の面は、ドア1が閉じた状態において室40,41にそれぞれ露出するドア表面15,16を構成している。本実施形態におけるドア1は、ドア表面15とドア表面16とが同様の構成を有している。以下では両ドア表面15,16のうち、ドア1の開き方向とは反対側に臨むドア表面15について説明し、他方のドア表面16については説明を省略する。
本実施形態のドア表面15は、ドア幅方向における両側の端部の各々が、縦框12,13の表面(厚み方向の一面)で構成されており、ドア幅方向における中間部が、装飾体14の表面(厚み方向の一面)で構成されている。
一対の縦框12,13は、上下長さ、厚み、及び幅の各々が互いに同じである。ドア表面15における各縦框12,13の表面は、鉛直で平坦な平面部17,18であって、ドア厚み方向において同じ位置に存在している。
装飾体14の幅は、各縦框12,13の幅よりも小さい。装飾体14は縦框12,13よりも厚みが小さく、装飾体14の表面は、ドア厚み方向において、各縦框12,13の厚み方向の一面(平面部17,18)よりも内側に位置している。このため、ドア表面15においては、装飾体14の表面が各縦框12,13の平面部17,18よりもドア表面16側に落ち込んでいる。
図3に示すように、装飾体14の表面には、凹凸模様19が形成されている。本実施形態の凹凸模様19は、図2に示すように、上下方向に延びた装飾体14の表面の全体に亘って形成されており、上下方向に延びている。すなわち、ドア1は、ドア表面15において上下方向に延びた領域に亘って形成された凹凸模様19を備えており、凹凸模様19はドア表面15の上下方向の全長に亘っている。
凹凸模様19は、ドア表面15において、ドア幅方向に部分的に形成されている。本実施形態の凹凸模様19は、ドア表面15のドア幅方向における中間部に位置しており、詳しくは、ドア幅方向における中央部に位置している。ここで、前記「中間部」とは、ドア幅方向の中央部と、ドア幅方向の中央部から片側に偏った部分とを含んだ領域である。
本実施形態の凹凸模様19は、ドア1の幅(ドア本体10のドア幅方向の寸法)の1/4以上1/3以下の幅を有している。
凹凸模様19は、一対の縦框12,13の平面部17,18の間に位置しており、各縦框12,13の平面部17,18に隣接している。
本実施形態の凹凸模様19は、図3及び図4Aに示すように、ドア幅方向に延びた突条20とドア幅方向に延びた凹溝21とが、上下方向に交互に形成された模様であり、複数の突条20と複数の凹溝21とを備えている。
複数の突条20及び複数の凹溝21の各々は、装飾体14の幅方向の全長に亘って形成されている。図4Aに示すように、複数の突条20の各々は、長手方向と直交する断面形状が山形であり、長手方向と直交する断面において先端が尖った頂部を備えている。
複数の凹溝21にあっては、隣り合う凹溝21同士が頂部の先端で構成された稜線22を介して隣接している。本実施形態の各突条20は、隣り合う凹溝21の稜線22を介して隣接する溝側面によって構成されている。
各凹溝21は、長手方向と直交する断面形状が、ドア表面16側に向かって窪んだ弧状に形成されており、溝幅方向における中央に近い部分ほど徐々に深くなっている。
各凹溝21の溝幅bは、図3に示すように、凹溝21の長手方向において連続的に変化している。また、この溝幅bの変化に伴って、各突条20の稜線22も、凹溝21の長手方向において上下方向に波打つように湾曲している。
本実施形態の凹凸模様19にあっては、溝幅bが長手方向の中間部において最も長くなる凹溝21と、溝幅bが長手方向の両端部において最も長くなる凹溝21とが上下方向において交互に形成されている。
図示は省略するが、本実施形態の各凹溝21の溝深さd(図4A)は、凹溝21の長手方向において連続的に変化している。具体的に各凹溝21は、溝幅bの大きな部位ほど溝深さdが大きくなるように変化している。さらに、本実施形態の各凹溝21は、凹凸模様19の全体において、ランダムで有機的な凹凸の印象を与えるため、凹溝21の溝幅bが同じであっても、溝深さdが異なる部分を有している。
また、本実施形態の凹凸模様19は、図5に示すように木目模様23を備えている。なお、木目模様23は、板目又は柾目のいずれであってもよい。本実施形態の木目模様23は、装飾体14の表面の全体に亘っており、すなわち、凹凸模様19の全体に亘っている。
本実施形態の木目模様23は、木目24が上下方向に沿っている。このため、各突条20の稜線22は、木目模様23の木目24と略直交して目立ちやすい。従って、凹凸模様19は、木目模様23による木質の外観を備えつつ、凹凸形状による模様が際立って見えやすい。
(取手)
図1及び図2に示すように、ドア本体10における戸先側の縦框12には、取手11が取り付けられている。本実施形態の取手11は、レバー型ドアハンドルである。
(照明装置)
図1に示すように、室40の天井42には、照明装置3が設けられている。本実施形態の照明装置3は、開口部43を介して隣接する室40,41のうち、ドア1の開き方向とは反対側に位置する室40の天井42に設置されている。
本実施形態の照明装置3は、ダウンライトであって、詳しくは、集光型ダウンライトである。本実施形態の照明装置3は天井42に埋め込まれた状態で設置されている。照明装置3は、図示しない光源を備えている。光源は、例えば、発光ダイオード、白熱灯、蛍光灯、又は有機EL(Electro Luminescence)で構成される。
照明装置3は、光源から照射された光が、開口部43を閉じたドア1の凹凸模様19に照射されるように天井42に設置されている。図示は省略するが、本実施形態の照明装置3は、ドア幅方向において閉じた状態のドア1の凹凸模様19と同じ位置に設置されている。
ドア1が閉じているときに、天井42に設置された照明装置3から光が照射されると、この光によって凹凸模様19が明るく照らされる。この場合、照明装置3から出た光は、図4Aに示すように凹凸模様19に斜め上方から当たるため、各凹溝21には上側の突条20によって光が遮られることによる陰影が現れる。このため、凹凸模様19は立体的に見えやすくなる。
また、本実施形態においては、図2に示すように、凹凸模様19に隣接する、各縦框12,13の表面が、平坦な平面部17,18で構成されており、これら平面部17,18には照明装置3による陰影ができにくい。このため、凹凸模様19に現れる陰影が目立ちやすくなり、凹凸模様19は一層立体的に見えやすい。
また、本実施形態の凹凸模様19は、図4Aに示すように、各突条20の頂部が尖形であり、各凹溝21の断面形状が弧状である。このため、各凹溝21においては、図4Bに示すように、上端に近い部分ほど突条20による陰影が現れやすく、下端に近い部分ほど明るく照らされる。
例えば、図6Aに示す比較例のように、凹凸模様19の断面形状が波形であって、各突条20の先端が丸まっていると、各凹溝21においては、図6Bに示すように、溝幅方向(上下方向)の中間部が最も暗くなり、溝幅方向の両端に近い部分ほど明るくなる。この場合、複数の凹溝21で反射した光の明るさは、連続的に変化する。また、各凹溝21においては、溝幅方向において明るさの変化が急峻になる。
これに対して、本実施形態の凹凸模様19で反射した光の明るさは、図4Bに示すように、各突条20の稜線22を境にして急激に変化するため、凹凸模様19の立体感が強調される。また、本実施形態の各凹溝21における溝幅方向における明るさの変化が緩やかになり、各凹溝21には上下に長いグラデーションが現れる。
上述したように稜線22を境に明るさを急激に変化させつつ、各凹溝21の溝幅方向における明るさを緩やかに変化させるには、各凹溝21の溝幅bを5mm以上20mm以下とし、各凹溝21の溝深さdを0.1mm以上1.0mm以下とすることが好ましい。また、各凹溝21の溝幅bを8mm以上17mm以下とし、各凹溝21の溝深さdを0.4mm以上0.6mm以下とすることがより好ましい。
また、凹凸模様19に現れる陰影を目立たせるには、照明装置3を構成する集光型ダウンライトの1/2ビーム角が、12°以上40°以下(挟角〜広角)であることが好ましく、12°以上25°以下(挟角〜中角)であることがより好ましい。また、特に集光型ダウンライトの1/2ビーム角が、12°以上16°以下(挟角)であれば、凹凸模様19に現れる陰影が際立つ。
ここで、「1/2ビーム角」は、光度が中心光度の1/2となる光の広がり角度であり、詳しくは、照明装置3から出た光が最大光度を示す方向(光軸方向)と、最大光度の1/2の光度を示す方向とのなす角度の2倍の角度である。
また、本実施形態の各凹溝21は、溝幅b及び溝深さdが長手方向において変化しているため、凹凸模様19に現れる陰影が単調になり難く、高い演出効果が得られる。
また、照明装置3は、ドア1を閉じた状態において、図1に示すようにドア幅方向に見たときに、ドア表面15から水平方向に100mm以上400mm以下の距離Lだけ離れた位置から、鉛直下方に向けて光を照射するように構成されることが好ましい。
この場合、凹凸模様19を明るく照らしながら、各凹溝21の上端に近い部分において陰影を作り出すことができ、凹凸模様19に現れる陰影を一層際立たせることができる。ここで、「鉛直下方に向けて光を照射する」とは、照明装置3の光軸a(照明装置3から照射される光の中心軸)が鉛直であって、照明装置3から下向きに光が照射されることをいう。また、距離Lは,100mm以上200mm以下であることがより好ましい。
また、本実施形態のドア1の照明構造にあっては、ドア1が開閉される過程においても、天井42に設置された照明装置3から照射された光が、凹凸模様19に当たる。このため、凹凸模様19に現れる陰影は、ドア1の開き角度に応じて徐々に移り変わり、ドア表面15の表情が刻々と変化する。
また、ドア1が開いた状態では、照明装置3から照射された光によってドア1付近の床45が照らされ、この場合、照明装置3は開口部43を象徴的に演出する足元灯として利用される。
(補足)
なお、本実施形態のドア1の照明構造及びドア1は、適宜設計変更可能である。
例えば、照明装置3は、光軸が下方ほどドア1に近づくように鉛直方向に対して傾斜した状態で設置されてもよい。また、照明装置3の設置位置は、適宜変更可能である。また、照明装置は、拡散型ダウンライトであってもよい。また、照明装置3は、天井42に埋め込まれない状態で天井面に取り付けられてもよい。
また、照明装置3は、照射する光の向きを変更できる照明装置であってもよいし、変更できない照明装置であってもよい。
また、凹凸模様19は本実施形態の凹凸模様19に限られない。例えば、木目模様23は、木目がドア幅方向に沿った模様であってもよい。また、凹凸模様19は木目模様23を備えなくてもよい。
また、各凹溝21の溝幅b又は溝深さdは、凹溝21の長手方向において一様であってもよい。
また、各突条20の頂部は、例えば図6Aに示すように、突条20の長手方向と直交する断面形状が非尖形であってもよい。また、凹凸模様19は、図7Aに示すように、上下方向に延びた突条20と上下方向に延びた凹溝21とがドア幅方向に交互に形成された模様であってもよい。
また、凹凸模様19の各凹溝21には、図7Bに示すように、凹溝21の長手方向と直交する方向に延びて、凹溝21を長手方向における複数の領域に区切る突条25が形成されてもよい。
また、凹凸模様19は、図7Cに示すように、鋸目状の凹溝21が間隔を介して複数並べて形成された模様であってもよい。
また、本実施形態の凹凸模様19は、ドア表面15の上下方向の全長に亘って形成されているが、上下方向の一部にのみ形成されていてもよい。
また、凹凸模様19は、ドア表面15において、ドア幅方向の中央からずれた位置に形成されてもよいし、ドア幅方向の端部に形成されてもよい。すなわち、凹凸模様19はドア表面15のドア幅方向に部分的に形成されていればよい。
また、ドア1は天井42よりも背が低いドアであってもよく、この場合、開口部43の上方には壁が位置する。また、ドア1は引き戸であってもよい。また、ドア1によって開閉される開口部43は、部屋の出入口に限られず、例えば、建物の出入口であってもよい。
(効果)
前記実施形態のドア1の照明構造は、以下に示す特徴を有している。ドア1の照明構造は、ドア1と、照明装置3とを備える。ドア1は、ドア表面15において上下方向に延びた領域に亘り、かつドア幅方向において部分的に形成された凹凸模様19を備える。照明装置3は天井42に設けられ、凹凸模様19に光を照射するように構成される。以下、この特徴を有する照明構造を第1の態様の照明構造という。
第1の態様の照明構造にあっては、照明装置3から出た光が、凹凸模様19に斜め上方から当たることで、ドア表面15において上下方向に延びた凹凸模様19に陰影が現れる。この陰影は、ドア表面15において凹凸模様19が形成されたドア幅方向の一部であるため、凹凸模様19の立体感が強調される。また、ドア1が開閉される過程において、照明装置3から照射された光が、凹凸模様19に当たった場合には、凹凸模様19に現れる陰影が、ドア1の開き度合に応じて徐々に移り変わり、ドア表面15の表情が変化する。このため、天井42に設けられた照明装置3によって、ドア1を効果的に演出することができる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第1の態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。凹凸模様19は、ドア幅方向に延びた突条20とドア幅方向に延びた凹溝21とが上下方向に交互に形成された模様である。以下、この照明構造を第2の態様の照明構造という。
第2の態様の照明構造にあっては、照明装置3から出た光が、凹凸模様19に斜め上方から当たったとき、凹溝21には上側の突条20によって光が遮られることによる陰影が現れる。このため、凹凸模様19の立体感を強調することができる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第2の態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。照明装置3は、ダウンライトであって、ドア1が閉じた状態において、ドア幅方向に見てドア表面15から水平方向に100mm以上400mm以下の距離Lだけ離れた位置から、鉛直下方に向けて光を照射するように構成される。以下、この照明構造を第3の態様の照明構造という。
第3の態様の照明構造にあっては、凹凸模様19が明るく照らされやすくなり、また、各凹溝21の上端に近い部分において陰影が現れやすくなる。このため、凹凸模様19に現れる陰影を一層際立たせて立体感を強調することができる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第2又は第3の態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。突条20は、突条20の長手方向と直交する断面において先端が尖った頂部を備える。凹凸模様19は、前記先端で構成された稜線22を介して隣接する複数の凹溝21を備える。複数の凹溝21の各々は、長手方向と直交する断面形状が弧状である。以下、この照明構造を第4の態様の照明構造という。
第4の態様の照明構造では、複数の凹溝21で反射した光の明るさが、突条20の稜線22を境にして急激に変化するため、凹凸模様19の立体感が強調される。また、各凹溝21においては、溝幅方向における明るさの変化が緩やかになり、上下に長いグラデーションが現れて演出効果が高まる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第4の態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。凹溝21の溝幅bが、5mm以上20mm以下である。凹溝21の溝深さdが、0.1mm以上1.0mm以下である。以下、この照明構造を第5の態様の照明構造という。
第5の態様の照明構造にあっては、稜線22を境にした明るさの急激な変化が生じやすく、また、凹溝21の溝幅方向における明るさの変化が緩やかになりやすい。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第2〜第5のいずれかの態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。凹溝21の溝幅bは、凹溝21の長手方向において連続的に変化する。以下、この照明構造を第6の態様の照明構造という。
第6の態様の照明構造にあっては、凹凸模様19に現れる陰影が単調になり難く、高い演出効果が得られる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第2〜第6のいずれかの態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。凹凸模様19は、木目24が上下方向に沿った木目模様23を備える。以下、この照明構造を第7の態様の照明構造という。
第7の態様の照明構造にあっては、突条20が、木目模様23の木目24と略直交して目立ちやすくなる。このため、凹凸模様19は、木目模様23による木質の外観を備えながら、凹凸形状による模様が際立ちやすい外観となり、照明装置3による照明と相まって、高い演出効果を得ることができる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第1〜第7のいずれかの態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。凹凸模様19はドア表面15のドア幅方向の中間部において上下方向の全長に亘って形成される。ドア表面15は、ドア幅方向において凹凸模様19の両側に位置し、凹凸模様19に隣接した一対の平面部17,18を備える。以下、この照明構造を第8の態様の照明構造という。
第8の態様の照明構造にあっては、照明装置3から照射された光が、ドア表面15に当たったときには、凹凸模様19においては陰影が現れやすく、かつ平面部17,18においては明るく照らされて陰影が現れにくい。このため、凹凸模様19は、一層立体的に見えやすくなる。
また、前記実施形態のドア1の照明構造は、第1〜第8のいずれかの態様の照明構造において、以下に示す付加的な特徴を有している。ドア1は床45から天井42にまで亘る高さを有し、ドア1を介して隣接する室40,41の天井面同士が一面となって連続する。以下、この照明構造を第9の態様の照明構造という。
第9の態様の照明構造にあっては、ドア1が開いた状態における室40,41の開放感が増し、また、このように開放感のある室40,41を照明装置3によって演出することができる。
また、前記実施形態のドア1は、以下に示す特徴を有している。ドア1は、ドア表面15において上下方向の全長に亘り、ドア幅方向の中間部に部分的に形成された凹凸模様19を備える。凹凸模様19は、ドア幅方向に延びた凹溝21とドア幅方向に延びた突条20とが上下方向に交互に形成された模様である。突条20は、突条20の長手方向と直交する断面において先端が尖った頂部を備える。凹凸模様19は、凹溝21として、前記先端で構成された稜線22を介して隣接する複数の凹溝21を備える。複数の凹溝21の各々は、長手方向と直交する断面形状が弧状である。凹溝21の溝幅bは、凹溝21の長手方向において連続的に変化している。以下、このドア1を第1の態様のドア1という。
第1の態様のドア1にあっては、天井42に設けられた照明装置3から凹凸模様19に光が照射されたとき、凹凸模様19における凹溝21に、上側の突条20によって光が遮られることによる陰影が現れる。また、この場合、複数の凹溝21で反射した光の明るさは、突条20の稜線22を境にして急激に変化し、凹凸模様19の立体感が強調される。また、凹溝21の溝幅bは凹溝21の長手方向において連続的に変化するため、凹凸模様19に現れる陰影は単調になり難い。また、ドア1が開閉される過程において、照明装置3から照射された光が、凹凸模様19に当たった場合には、凹凸模様19に現れる陰影が、ドア1の開き度合に応じて徐々に移り変わり、ドア表面15の表情が刻々と変化する。このため、天井42に設けられた照明装置3によって、ドア1を効果的に演出することができる。
また、前記実施形態のドア1は、第1の態様のドア1において、以下に示す付加的な特徴を有している。ドア表面15は、ドア幅方向において凹凸模様19の両側に位置し、凹凸模様19に隣接した一対の平面部17,18を備える。以下、このドア1を第2の態様のドア1という。
第2の態様のドア1にあっては、天井42に設けられた照明装置3から照射された光が、ドア表面15に当たったときには、凹凸模様19において陰影ができやすく、かつ平面部17,18においては陰影ができにくくなる。このため、凹凸模様19は、一層立体的に見えやすくなる。
また、前記実施形態のドア1は、第1又は第2の態様のドア1において、以下に示す付加的な特徴を有している。凹凸模様19は、木目24が上下方向に沿った木目模様23を備える。以下、このドア1を第3の態様のドア1という。
第3の態様のドア1にあっては、突条20が、木目模様23の木目24と略直交して目立ちやすくなり、凹凸模様19は、木目模様23による木質の外観を備えながら、凹凸形状による模様が際立って見えやすい外観となる。このため、照明装置3による照明と相まって、高い演出効果を得ることができる。
1 ドア
15 ドア表面
17 平面部
18 平面部
19 凹凸模様
20 突条
21 凹溝
22 稜線
23 木目模様
24 木目
3 照明装置
40 室
41 室
42 天井
45 床
b 凹溝の溝幅
d 凹溝の溝深さ
L 距離

Claims (12)

  1. ドアと、
    照明装置とを備え、
    前記ドアは、
    ドア表面において上下方向に延びた領域に亘り、かつドア幅方向において部分的に形成された凹凸模様を備え、
    前記照明装置は天井に設けられ、前記凹凸模様に光を照射するように構成されたことを特徴とするドアの照明構造。
  2. 前記凹凸模様は、前記ドア幅方向に延びた突条と前記ドア幅方向に延びた凹溝とが上下方向に交互に形成された模様であることを特徴とする請求項1に記載のドアの照明構造。
  3. 前記照明装置は、ダウンライトであって、前記ドアが閉じた状態において、前記ドア幅方向に見て前記ドア表面から水平方向に100mm以上400mm以下の距離だけ離れた位置から、鉛直下方に向けて光を照射するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載のドアの照明構造。
  4. 前記突条は、
    前記突条の長手方向と直交する断面において先端が尖った頂部を備え、
    前記凹凸模様は、
    前記先端で構成された稜線を介して隣接する複数の前記凹溝を備え、
    前記複数の凹溝の各々は、長手方向と直交する断面形状が弧状であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のドアの照明構造。
  5. 前記凹溝の溝幅が、5mm以上20mm以下であり、
    前記凹溝の溝深さが、0.1mm以上1.0mm以下であることを特徴とする請求項4に記載のドアの照明構造。
  6. 前記凹溝の溝幅は、前記凹溝の長手方向において連続的に変化していることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のドアの照明構造。
  7. 前記凹凸模様は、
    木目が上下方向に沿った木目模様を備えたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のドアの照明構造。
  8. 前記凹凸模様は前記ドア表面の前記ドア幅方向の中間部において上下方向の全長に亘って形成されており、
    前記ドア表面は、
    前記ドア幅方向において前記凹凸模様の両側に位置し、前記凹凸模様に隣接した一対の平面部を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のドアの照明構造。
  9. 前記ドアは床から前記天井にまで亘る高さを有し、前記ドアを介して隣接する室の天井面同士が一面となって連続していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のドアの照明構造。
  10. ドア表面において上下方向の全長に亘り、ドア幅方向の中間部に部分的に形成された凹凸模様を備え、
    前記凹凸模様は、前記ドア幅方向に延びた凹溝と前記ドア幅方向に延びた突条とが上下方向に交互に形成された模様であり、
    前記突条は、
    前記突条の長手方向と直交する断面において先端が尖った頂部を備え、
    前記凹凸模様は、
    前記先端で構成された稜線を介して隣接する複数の前記凹溝を備え、
    前記複数の凹溝の各々は、長手方向と直交する断面形状が弧状であり、かつ溝幅が前記凹溝の長手方向において連続的に変化していることを特徴とするドア。
  11. 前記ドア表面は、
    前記ドア幅方向において前記凹凸模様の両側に位置し、前記凹凸模様に隣接した一対の平面部を備えたこと特徴とする請求項10に記載のドア。
  12. 前記凹凸模様は、
    木目が上下方向に沿った木目模様を備えたことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のドア。
JP2017037688A 2017-02-28 2017-02-28 ドアの照明構造、及びドア Active JP6890269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017037688A JP6890269B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 ドアの照明構造、及びドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017037688A JP6890269B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 ドアの照明構造、及びドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018142523A true JP2018142523A (ja) 2018-09-13
JP6890269B2 JP6890269B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=63528183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017037688A Active JP6890269B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 ドアの照明構造、及びドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6890269B2 (ja)

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61203988U (ja) * 1986-06-05 1986-12-22
JPH06155663A (ja) * 1992-11-20 1994-06-03 Dainippon Printing Co Ltd 立体化粧板
JPH10128912A (ja) * 1996-10-31 1998-05-19 Toppan Printing Co Ltd 框レイアウト化粧板とそれを用いたドア乃至扉
JPH10312496A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Fujita Corp 避難誘導装置
JPH11151769A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材及びその製造方法
JP2005114087A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Mitsubishi Alum Co Ltd パネル連結体
JP2007227294A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Sumitomo Forestry Co Ltd 間接照明装置
JP3137340U (ja) * 2007-08-23 2007-11-22 有限会社錦木工所 扉の間接照明装置。
JP2007331232A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Daiken Trade & Ind Co Ltd 化粧面材
JP2012132210A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp ダウンライトを備えたドア設置構造
WO2013118721A1 (ja) * 2012-02-06 2013-08-15 IRII Yoshinao 照明システム
JP2013187146A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Mitsubishi Chemicals Corp 照明装置及び当該照明装置が設けられた建物
JP2015200162A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 利高工業株式会社 玄関ドアおよびその製造方法
JP2016188516A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 大建工業株式会社 板状体

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61203988U (ja) * 1986-06-05 1986-12-22
JPH06155663A (ja) * 1992-11-20 1994-06-03 Dainippon Printing Co Ltd 立体化粧板
JPH10128912A (ja) * 1996-10-31 1998-05-19 Toppan Printing Co Ltd 框レイアウト化粧板とそれを用いたドア乃至扉
JPH10312496A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Fujita Corp 避難誘導装置
JPH11151769A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材及びその製造方法
JP2005114087A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Mitsubishi Alum Co Ltd パネル連結体
JP2007227294A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Sumitomo Forestry Co Ltd 間接照明装置
JP2007331232A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Daiken Trade & Ind Co Ltd 化粧面材
JP3137340U (ja) * 2007-08-23 2007-11-22 有限会社錦木工所 扉の間接照明装置。
JP2012132210A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp ダウンライトを備えたドア設置構造
WO2013118721A1 (ja) * 2012-02-06 2013-08-15 IRII Yoshinao 照明システム
JP2013187146A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Mitsubishi Chemicals Corp 照明装置及び当該照明装置が設けられた建物
JP2015200162A (ja) * 2014-04-10 2015-11-12 利高工業株式会社 玄関ドアおよびその製造方法
JP2016188516A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 大建工業株式会社 板状体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6890269B2 (ja) 2021-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10697176B2 (en) Luminous false-wall device
US2506951A (en) Foraminous sheet material and luminaire made therefrom
CN105829943A (zh) 用于发光的光学元件和组件
JP5173792B2 (ja) 照明器具及び照明器具用の照明パネル
US7465071B2 (en) Electric light fixture with reflectors
EP2880361B1 (de) Beleuchtungsvorrichtung
Henryk et al. Usability of luminaries with LED sources to illuminate the window areas of architectural objects
JP2018142523A (ja) ドアの照明構造、及びドア
KR200481461Y1 (ko) 조명등용 프레임
CN107110444A (zh) 适合于光输出的改进的均匀性的照明面板
JP2010123344A (ja) 照明器具
KR101469620B1 (ko) 광고판 투광등용 엘이디 렌즈
CN102345964A (zh) 冰箱用照明装置及应用其的冰箱
KR102113473B1 (ko) 조명장치가 구비된 천장용 히든몰딩마감재
JP2006066176A (ja) 車両用灯具
JP5291476B2 (ja) 間接照明
KR20100005124U (ko) 조명등 갓
JP2006198020A (ja) 収納棚
ES2392635T3 (es) Placa cobertora de muebles
JP2008171591A (ja) 通路用照明器具
JP2007194089A (ja) 照明器具用グローブ
KR102683684B1 (ko) 비대칭 렌즈를 구비하는 led 라인 투광기
JP2017076562A (ja) 照明器具を備えたドア
KR200468688Y1 (ko) 가변형 입면패턴이 구비된 건축벽체
KR101009536B1 (ko) 장식 조명등용 조명판

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210430

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6890269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151