JP2018141576A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井パネルを室内ユニットの下端に固定するに際して、天井パネルの省スペース化を達成できる空気調和機を得ることにある。
【解決手段】空気調和機は、天井裏に据え付けられる室内ユニットと、室内ユニットの下端を覆う天井パネルと、を備えている。室内ユニットの外周部に固定具が設けられている。固定具は、天井パネルを貫通するとともに、当該天井パネルの下方に突出された軸部を有する。天井パネルに係合部材が支持されている。係合部材は、固定具の軸部に係合する係合位置と、軸部から離脱する係合解除位置との間で回動可能であるとともに、係合位置において天井パネルを室内ユニットの下端に固定する。
【選択図】図9

Description

本発明の実施形態は、天井埋め込み型の空気調和機に関する。
天井埋め込み型の空気調和機は、天井裏に据え付けられた室内ユニットの下端を覆う四角い天井パネルを備えている。天井パネルは、四つのコーナー部を有し、各コーナー部がパネル固定ねじおよび固定金具を介して室内ユニットの下端に固定されている。
パネル固定ねじは、室内ユニットの外周部から天井パネルのコーナー部に向けて下向きに突出されている。パネル固定ねじの下端部は、天井パネルのコーナー部を貫通して当該コーナー部の下方に導かれている。
固定金具は、係合位置と係合解除位置との間で直線的にスライド可能にコーナー部に支持されている。固定金具が係合位置にスライドされると、固定金具の先端の係合溝がパネル固定ねじの下端部の外周面に引っ掛かる。これにより、天井パネルが天井面に沿うような形態で室内ユニットの下端に固定される。
特許第4916552号公報
スライド式の固定金具を用いて天井パネルを室内ユニットの下端に固定する従来の空気調和機によると、天井パネルのコーナー部に固定金具のスライドを許容する広いスペースを必要とする。
このため、コーナー部をコンパクトな形状に形成することが困難となり、天井パネルの大型化を招いたり、天井パネルのデザインの自由度を妨げる一つの要因となる。
本発明の目的は、天井パネルを室内ユニットの下端に固定するに際して、天井パネルの省スペース化を達成できる空気調和機を得ることにある。
実施形態によれば、空気調和機は、天井裏に据え付けられる室内ユニットと、前記室内ユニットの下端を覆う天井パネルと、を備えている。前記室内ユニットの外周部に固定具が設けられている。固定具は、前記天井パネルを貫通するとともに、当該天井パネルの下方に突出された軸部を有する。前記天井パネルに係合部材が支持されている。係合部材は、前記固定具の前記軸部に係合する係合位置と、前記軸部から離脱する係合解除位置との間で回動可能であるとともに、前記係合位置において前記天井パネルを前記室内ユニットの下端に固定する。
実施形態に係る空気調和機の斜視図である。 室内ユニットと天井パネルとを互いに分離した状態を示す空気調和機の斜視図である。 天井パネルから一つの化粧カバーを取り外した状態を示す空気調和機の斜視図である。 筐体に固定されたブラケットにパネル固定ねじを取り付けた状態を示す斜視図である。 吸込みグリルと枠体との位置関係を示す天井パネルの斜視図である。 化粧カバーの斜視図である。 化粧カバーを天井パネルに固定した状態を示す斜視図である。 枠体の第3のコーナー部を示す斜視図である。 係合部材が係合位置に回動された状態を示す斜視図である。 係合部材が係合位置に回動された状態を示す平面図である。 係合部材が係合位置に保持された状態を示す斜視図である。 係合部材が係合解除位置に回動された状態を示す斜視図である。 係合部材が係合解除位置に回動された状態を示す平面図である。 係合部材が係合解除位置に保持された状態を示す斜視図である。 係合部材の平面図である。 枠体のコーナー部と枠体の背面に貼り付けられたシール材との位置関係を示す天井パネルの平面図である。 切り欠き部を有するシール材の斜視図である。 図2のF18の箇所を拡大して示す斜視図である。 外気導入路、シール材、ドレンパンおよび固定金具の位置関係を示す断面図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、天井埋め込み型の空気調和機の斜視図、図2は、室内ユニットと天井パネルとを互いに分離した状態を示す斜視図、図3は、天井埋め込み型の空気調和機を図1と異なる方向から見た斜視図である。
図1ないし図3に示すように、空気調和機1は、天井裏に据え付けられる室内ユニット2と、室内ユニット2の下端に取り付けられた天井パネル3と、を主要な要素として備えている。室内ユニット2は、板金製のケーシング4を有している。ケーシング4は、下向きに開口された箱形の要素である。ケーシング4の内周面は、発泡スチロールのような断熱材で覆われている。ケーシング4は、例えば四本の吊りボルト(図示せず)を介して天井裏の梁から吊り下げられている。
ケーシング4は、周方向に連続した側面部5を含んでいる。側面部5は、四つの外周角部5aを有し、各外周角部5aに吊り金具6が固定されている。吊り金具6は、ケーシング4の四方に向けて水平に突出されており、当該吊り金具6に前記吊りボルトの下端が連結されている。
さらに、四つのブラケット7がケーシング4に固定されている。ブラケット7は、吊り金具6の真下に位置するようにケーシング4の外周角部5aの下端部に位置されている。ブラケット7は、ケーシング4の四方に向けて水平に突出されている。
図2および図4に示すように、各ブラケット7の突出端部にパネル固定ねじ8が取り付けられている。パネル固定ねじ8は、天井パネル3を室内ユニット2に固定する際に用いる固定具の一例であって、軸部9および頭部10を備えている。軸部9は、雄ねじ部9aおよびねじ山が切られていない円柱部9bを有する。頭部10は、円柱部9bの終端に同軸状に位置されているとともに、円柱部9bよりも大きな外径を有している。
パネル固定ねじ8の雄ねじ部9aは、ブラケット7の下方からブラケット7のねじ孔7aにねじ込まれている。そのため、パネル固定ねじ8は、ケーシング4の四つの外周角部5aに位置されるとともに、ブラケット7から下向きに突出されている。パネル固定ねじ8の軸部9bおよび頭部10は、ブラケット7の下方に位置されている。
図2に示すように、送風機12がケーシング4の内部に収容されている。送風機12としては、軸方向から空気を吸い込んで周方向に吐き出す、いわゆる遠心ファンを用いている。送風機12の上端は、ケーシング4の天板部で覆われているので、送風機12の下端が吸い込み側となる。
ケーシング4の下端にドレンパン13が嵌め込まれている。ドレンパン13は、送風機12の周囲に配置された熱交換器から滴下するドレン水を受け止める要素であって、例えば発泡プラスチックの一種である発泡スチロールで構成されている。ドレンパン13は、円形の開口部14を有している。開口部14は、ドレンパン13の中央に位置されている。ベルマウス15がドレンパン13の開口部14に嵌め込まれている。ベルマウス15は、送風機12の吸い込み側に連なる吸込口16を規定している。吸込口16は、ケーシング4の下端の中央部に位置されている。
図2に示すように、ドレンパン13は、吸込口16を取り囲む周縁部を有している。ドレンパン13の周縁部に熱交換器を通過した空気が導かれる四つの切欠部18が形成されている。切欠部18は、夫々ドレンパン13の周縁部に沿って延びる細長い形状を有している。ドレンパン13の周方向に隣り合う切欠部18は、互いに直交し合うような位置関係に保たれている。
ドレンパン13は、四つの固定金具20を介してケーシング4の下端に取り外し可能に支持されている。固定金具20は、互いに共通の構成を有する要素であって、前記ブラケット7の下面にねじ21で固定されている。固定金具20は、平板状の受け部22を有している。受け部22は、ケーシング4の側面部5からドレンパン13の四つの角部の下方に水平に張り出しており、当該受け部22の上にドレンパン13の角部の下面が載置されている。これにより、ドレンパン13は、ケーシング4から抜け落ちないようにケーシング4の下端に保持されている。
前記天井パネル3は、室内ユニット2を室内の側から覆う要素であって、図示しない天井に沿うような姿勢で配置されている。図5に示すように、天井パネル3は、吸込みグリル23および枠体24を備えている。吸込みグリル23および枠体24は、例えば合成樹脂材料で形成されている。
吸込みグリル23は、天井パネル3の中央部に位置されている。吸込みグリル23は、外枠部25および格子部26を有している。外枠部25は、正方形状の要素であって、当該外枠部25を規定する四つの辺部は、所定の幅を有する細長いフラットな板で形成されている。さらに、外枠部25は、直角に尖った四つの外周角部25aを含んでいる。外周角部25aは、外枠部25の周方向に隣り合う辺部の間を繋いでいる。
格子部26は、外枠部25で取り囲まれている。格子部26は、吸込口16の真下に位置するとともに、取り外し可能なフィルタを有している。
図3および図5に示すように、天井パネル3の枠体24は、吸込みグリル23を取り囲んでいる。枠体24は、第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dと、第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dと、を備えている。第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dは、吸込みグリル23の外枠部25が有する四つの辺部に沿って直線状に延びている。隣り合う第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dは、互いに直交するような位置関係に保たれている。
第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dは、天井パネル3の四隅に位置するとともに、枠体24の周方向に隣り合う第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dとの間を一体的に繋いでいる。
具体的に述べると、第1のコーナー部29aは、第1のパネル片部28aと第4のパネル片部28dとの間を繋いでいる。第2のコーナー部29bは、第1のパネル片部28aと第2のパネル片部28bとの間を繋いでいる。第3のコーナー部29cは、第2のパネル片部28bと第3のパネル片部28cとの間を繋いでいる。第4のコーナー部29dは、第3のパネル片部28cと第4のパネル片部28dとの間を繋いでいる。
このため、第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dは、第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dを介して正方形状に枠組みされている。第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dで囲まれた四角い領域は、作業用開口30を規定している。作業用開口30は、ベルマウス15の真下に位置されている。
さらに、図5および図16に示すように、第1のパネル片部28aおよび第3のパネル片部28cの作業用開口30に臨む縁部に夫々仮掛け金具31が取り付けられている。仮掛け金具31は、天井パネル3を室内ユニット2に仮掛けする際に用いる要素であって、第1のパネル片部28aおよび第3のパネル片部28cの長手方向に沿う中間部から枠体24の上方に突出されている。
仮掛け金具31の上端にフック31aが形成されている。フック31aは、吸込口16に臨むベルマウス15の下端に取り外し可能に引っ掛かる。これにより、天井パネル3がベルマウス15から吊り下げられた形態で室内ユニット2に仮止めされるようになっている。
図5に示すように、本実施形態の吸込みグリル23は、外枠部25の一つの辺部が枠体24の第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dのいずれかに選択的に回動可能に連結されている。そのため、吸込みグリル23は、作業用開口30を覆う第1の位置と、作業用開口30を開放する第2の位置との間で回動可能となっている。
図1および図3は、吸込みグリル23が第1の位置に回動された状態を開示している。第1の位置では、吸込みグリル23の外枠部25の外周部が枠体24の内周部を周方向に連続して覆っている。特に、外枠部25の第1ないし第4の外周角部25aは、枠体24の第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの内周部に被さっている。このため、第1ないし第4の外周角部25aの頂部は、第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの内周部から外周部に向けて大きく張り出している。
図5は、吸込みグリル23が第2の位置に回動された状態を開示している。第2の位置では、吸込みグリル23は、天井パネル3の枠体24に対し下向きに回動されて垂直な姿勢に保持されている。これにより、吸込みグリル23の格子部26からフィルタを取り外して清掃したり、フィルタを交換するといった日常のメンテナンス作業を実施できる。
さらに、枠体24と外枠部25との連結を解除することで、枠体24から吸込みグリル23を取り外すことが可能となる。
図1に示すように、天井パネル3は、熱交換器を通過した空気を室内に吹き出す四つの吹出口33を有している。吹出口33は、ドレンパン13が有する四つの切欠部18と向かい合うように、枠体24の第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dに形成されている。
四つのルーバー34が天井パネル3の枠体24に支持されている。ルーバー34は、吹出口33から室内に吹き出す空気の吹き出し方向を変化させる要素であって、フラットな細長い板状に形成されている。ルーバー34は、吹出口33を閉じる閉じ位置と、吹出口33を開放するように傾斜する開き位置との間で回動可能である。ルーバー34が閉じ位置に回動された状態では、当該ルーバー34が水平となって第1ないし第4のパネル片部28a,28b,28c,28dを全面的に覆うようになっている。
図1ないし図3に示すように、枠体24の第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dは、夫々合成樹脂製の化粧カバー35で覆われている。化粧カバー35は、第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dを下方から全面的に覆うようなフラットな形状を有している。化粧カバー35の内周部には、吸込みグリル23の第1ないし第4の外周角部25aを避けるように直角に切り欠かれたカット部36が形成されている。
枠体24に対する四つの化粧カバー35の取り付け構造は、互いに共通であるので、枠体24の第3のコーナー部29cを代表して説明する。
図6および図7に示すように、化粧カバー35は、複数の係止爪37およびねじ受け部38を有している。係止爪37は、化粧カバー35の外周部の背面から突出されている。ねじ受け部38は、化粧カバー35のカット部36の内側の角から突出されている。ねじ受け部38は、スリット状の挿入溝38aを有している。挿入溝38aは、ねじ受け部38の先端に開口されている。
図8ないし図10に示すように、枠体24の第3のコーナー部29cは、複数の係合孔40および受け座41を有している。係合孔40は、第3のコーナー部29cの外周部に配置されている。受け座41は、吸込みグリル23の一つの外周角部25aの頂部で覆われる位置に設けられており、当該受け座41にねじ42がねじ込まれている。
化粧カバー35を枠体24の第3のコーナー部29cに取り付けるには、化粧カバー36の係止爪37を第3のコーナー部29cの係合孔40に引っ掛けた後、ねじ受け部38の挿入溝38aにねじ42の軸部が入り込むように、化粧カバー35をスライドさせる。この後、ねじ42を締め付けることで、ねじ受け部38が受け座41に固定され、係止爪37が係合孔40に引っ掛かった状態に保持される。
これにより、化粧カバー35が枠体24の第3のコーナー部29cに固定される。化粧カバー35を第3のコーナー部29cに固定した状態では、当該化粧カバー35が吸込みグリル23の外枠部25およびルーバー34と同一の平面上に位置されている。
図2に示すように、天井パネル3の第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dは、丁度室内ユニット2の外周角部5aの真下に位置されている。そのため、天井パネル3は、第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの箇所で室内ユニット2の下端に取り外し可能に連結されている。
室内ユニット2と第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dとの連結箇所は、互いに類似した構成を有するので、本実施形態では第3のコーナー部29cを代表して説明する。
図8ないし図11に示すように、第3のコーナー部29cは、化粧カバー35で下方から覆われる収容部45を有している。収容部45は、下向きに開口された凹みで規定されている。収容部45の上端に位置する天板部46には、室内ユニット2のパネル固定ねじ8が貫通する貫通孔47が形成されている。パネル固定ねじ8の頭部10および円柱部9bの下端部は、貫通孔47を通じて収容部45に突出されている。
さらに、天板部46に下向きに突出するボス部48が形成されている。ボス部48は、第3のコーナー部29cに設けられた前記受け座41隣り合うとともに、吸込みグリル23の外周角部25aから外れた位置に設けられている。
係合部材50が収容部45に配置されている。係合部材50は、例えば板金プレス加工された金属板で構成されている。図8および図15に示すように、係合部材50は、ピボット部としての第1の端部51と、スリット状の切込み52を有する第2の端部53と、第1の端部51と第2の端部53との間を結ぶ連結部54と、を備えている。
第1の端部51は、フラットな板状の要素であって、ボス部48の下端面にねじ55およびワッシャ56を介して回動可能に支持されている。第2の端部53は、天板部46に面するフラットな板状の要素であって、第2の端部53の側縁に切込み52が開口されている。連結部54は、ボス部48の外周面に沿うような姿勢で起立している。そのため、係合部材50は、枢軸としてのねじ55を中心として係合位置と係合解除位置との間で回動可能となっている。
図9ないし図11は、係合部材50が係合位置に回動された状態を開示している。係合位置では、係合部材50の切込み52にパネル固定ねじ8の円柱部9bの下端部が嵌り込むとともに、第2の端部53がパネル固定ねじ8の頭部10と収容部45の天板部46との間で挟持されている。
図12ないし図14は、係合部材50が係合解除位置に回動された状態を開示している。係合解除位置では、係合部材50の第2の端部53がパネル固定ねじ8の円柱部9bの下端部から外れた位置まで退き、切込み52がパネル固定ねじ8の円柱部9bから離脱している。
したがって、係合部材50は、切込み52がボス部48を中心とする円弧を描くように回動するようになっており、本実施形態の場合、係合部材50の回動角度は90°未満、好ましくは約75°に設定されている。
本実施形態の係合部材50は、指掛け部58および一対の凹部59を有している。指掛け部58は、作業者が係合部材50を係合位置から係合解除位置又は係合解除位置から係合位置に回動させる際に指を引っ掛けるための要素であって、第2の端部53の側縁から下向きに突出されている。凹部59は、第2の端部53にエンボス加工を施すことにより形成され、収容部45の天板部46から遠ざかる方向に窪んでいる。
さらに、収容部45の天板部46には、ストッパ部61、第1の保持部62および第2の保持部63が形成されている。ストッパ部61は、係合部材50が係合解除位置に回動された時に、係合部材50の指掛け部58が突き当たる要素であって、天板部46から下向きに突出されている。指掛け部58がストッパ部61に突き当たることで、それ以上の係合部材50の回動が制限される。
第1の保持部62は、天板部46の厚さ方向に弾性変形が可能な波形部62aを有している。波形部62aは、係合部材50が係合位置に回動された時に、係合部材50の凹部59に弾性的に嵌合する。この嵌合により、係合部材50が係合位置に保持されるとともに、係合部材50が係合位置に達したことを示すクリック感が作業者に伝わるようになっている。
第2の保持部63は、天板部46の厚さ方向に弾性変形が可能な波形部63aを有している。波形部63aは、係合部材50が係合解除位置に回動された時に、係合部材50の凹部59に弾性的に嵌合する。この嵌合により、係合部材50が係合解除位置に保持されるとともに、係合部材50が係合解除位置に達したことを示すクリック感が作業者に伝わるようになっている。
図16および図17に示すように、天井パネル3の枠体24の背面にシール材65が貼り付けられている。シール材65は、天井パネル3とドレンパン13との間の隙間を塞ぐ要素であって、例えばスポンジのような多孔質性の柔軟な材料で形成されている。シール材65は、枠体24が有する四つの吹出口33を取り囲むとともに、第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dのうちドレンパン13の四つの角部と向かい合う領域を連続して覆っている。
図2に示すように、本実施形態の空気調和機1は、室内の換気性を高めるために天井裏から外気を取り入れる外気導入路70を備えている。外気導入路70は、ケーシング4の断熱材に形成された第1の通路部71と、ドレンパン13に形成された第2の通路部72と、で構成されている。
第1の通路部71は、熱交換器を通過した空気の流れを妨げないように、熱交換器の外側でケーシング4の高さ方向に延びている。第1の通路部71の上流端は、ケーシング4の側面部5に開口された外気入口73に通じている。第1の通路部71の下流端は、ドレンパン13の一つの角部とケーシング4との合面に開口されている。
第2の通路部72は、ドレンパン13の下面に開口された溝で規定されている。第2の通路部72は、ドレンパン13の一つの角部とベルマウス15が嵌り込むドレンパン13の開口部14との間を結んでいる。すなわち、第2の通路部72の一端部は、ドレンパン13の一つの角部に対応した位置で第1の通路部71の下流端に通じている。第2の通路部72の他端部は、ベルマウス15の吸込口16に通じている。
第2の通路部72の一端部は、シール材65に面している。図16および図17に示すように、シール材65は、第2の通路部72の一端部を覆うことがないように溝状にカットされた切り欠き75を有している。言い換えると、第1の通路部71と第2の通路部72との合流部では、シール材65が排除されている。
さらに、本実施形態によると、図18および図19に示すように、ドレンパン13を支える固定金具20のうち、1つの固定金具20の受け部22は、第2の通路部72の一端部を下方から覆っている。このため、1つの固定金具20の受け部22は、第2の通路部72の一端部とシール材65との間に介在されて、シール材65を上から押えている。
本実施形態において、天井裏に吊り下げられた室内ユニット2の下端に天井パネル3を取り付けるには、まず、天井パネル3の側に位置された係合部材50を係合解除位置に回動させておく。係合解除位置では、係合部材50の第2の端部53が貫通孔47の付近から退いている。
この後、最初に天井パネル3の枠体24が有する一対の仮掛け金具31をベルマウス15の下端に引っ掛ける。これにより、天井パネル3がベルマウス15から吊り下げられた形態で室内ユニット2に仮止めされ、枠体24の第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dが室内ユニット2の外周角部5aの真下に位置される。
天井パネル3が室内ユニット2に仮止めされた状態では、パネル固定ねじ8の頭部10および円柱部9bの下端部が、貫通孔47を通じて第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの収容部45に突出されている。
この後、係合解除位置に保持された係合部材50を係合位置に向けて回動させる。この回動により、パネル固定ねじ8の円柱部9bの下端部が係合部材50の切込み52に嵌り込むとともに、係合部材50の第2の端部53がパネル固定ねじ8の頭部10と収容部45の天板部46との間で挟み込まれる。
この結果、天井パネル3がパネル固定ねじ8および係合部材50を介して室内ユニット2の下端を覆うように当該室内ユニット2の下端に固定される。
係合部材50を係合位置から係合解除位置に向けて回動させると、係合部材50の切込み52がパネル固定ねじ8の円柱部9bの下端部から離脱する。それとともに、係合部材50の第2の端部53がパネル固定ねじ8の頭部10と収容部45の天板部46との間から引き出される。
これにより、室内ユニット2に対する天井パネル3の連結が解除される。したがって、天井パネル3の仮掛け金具31をベルマウス15から外すことで、天井パネル3を室内ユニット2から取り外すことができる。
天井パネル3が室内ユニット2の下端に固定された状態では、シール材65が天井パネル3の枠体24とドレンパン13との間で圧縮され、枠体24とドレンパン13との間の隙間を塞ぐ。
シール材65が圧縮されると、潰れたシール材65がドレンパン13の下面に開口された外気導入用の第2の通路部72の一端部にはみ出し、第2の通路部72の一端部の通路面積を減じたり、最悪の場合は第2の通路部72の一端部を塞いでしまうことがあり得る。
本実施形態では、シール材65は、第2の通路部72の一端部を覆うことがないように溝状にカットされた切り欠き75を有するので、シール材65が大きく潰されたとしても、シール材65そのものが第2の通路部72の一端部に入り込み難くなる。
それとともに、ドレンパン13を支える固定金具20の受け部22が第2の通路部72の一端部とシール材65との間に介在されているので、当該受け部22でシール材65を上から押えることができる。
したがって、潰れたシール材65により第2の通路部72の一端部の通路面積が減じられたり、塞がれるのを回避することができる。よって、天井裏からベルマウス15の吸込口16に向かう外気の流れが妨げられずに済み、外気の導入量を十分に確保できる。
さらに、ドレンパン13を支える固定金具21を利用してシール材65を上から押さえているので、シール材65を押さえる専用の金具類が不要となる。このため、部品点数を少なく抑えることができ、空気調和機1のコストアップを抑制することができる。
本実施形態の空気調和機1によると、パネル固定ねじ8の円柱部9bの下端部および頭部10を第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの収容部45に突出させた後、係合部材60を係合解除位置から係合位置に回動させる単純な動作で係合部材50の切込み52をパネル固定ねじ8の円柱部9bに引っ掛けることができる。
本実施形態では、吸込みグリル23の外枠部25が有する四つの外周角部25aが天井パネル3の第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの内周部に被さり、外枠部25の外周角部25aが第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの内周部から外周部に向けて大きく張り出している。
さらに、外周角部25aの頂部に対応した位置に化粧カバー35を保持するねじ42が位置するので、係合部材50が収まる収容部45が第1ないし第4のコーナー部29a,29b,29c,29dの内周部から外周部の側に押し出された形態となっている。したがって、収容部45の内側に十分なスペースを確保することが困難な状況にある。
しかるに、前記のように係合部材50を回動方式とすることで、スペースが制限された収容部45に係合部材50を無理なく配置することができる。このため、係合部材50の動きを許容する広いスペースを必要とせず、天井パネル3のコンパクト化を図る上で有利な構成となる。
さらに、係合部材50を係合解除位置から係合位置に回動させると、係合部材50の第2の端部53がパネル固定ねじ8の頭部10と収容部45の天板部46との間で挟み込まれる。そのため、係合部材50を係合位置に回動させた後に、パネル固定ねじ8を締め付ける必要はなく、作業性が向上する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…空気調和機、2…室内ユニット、3…天井パネル、8…固定具(パネル固定ねじ)、9…軸部、16…吸込口、23…吸込みグリル、24…枠体、25a…外周角部、29a,29b,29c,29d…第1ないし第4のコーナー部、50…係合部材。

Claims (10)

  1. 天井裏に据え付けられる室内ユニットと、
    前記室内ユニットの下端を覆う天井パネルと、
    前記室内ユニットの外周部に設けられ、前記天井パネルを貫通するとともに、当該天井パネルの下方に突出された軸部を有する固定具と、
    前記天井パネルに支持され、前記固定具の前記軸部に係合する係合位置と、前記軸部から離脱する係合解除位置との間で回動可能であるとともに、前記係合位置において前記天井パネルを前記室内ユニットの下端に固定する係合部材と、
    を具備した空気調和機。
  2. 前記係合部材は、前記天井パネルに枢軸を介して回動可能に支持された第1の端部と、前記固定具の前記軸部が嵌り込む切込みを有する第2の端部と、を含み、前記切込みが前記枢軸を中心に円弧を描くように回動する請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記固定具は、前記軸部の下端に当該軸部よりも径が大きい頭部を有し、前記係合部材が前記係合位置に回動された状態では、前記係合部材の前記第2の端部が前記固定具の前記頭部と前記天井パネルとの間で挟み込まれる請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記天井パネルは、前記係合位置に回動された前記係合部材を前記係合位置に保持する第1の保持部と、前記係合解除位置に回動された前記係合部材を前記係合解除位置に保持する第2の保持部と、を備えた請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記天井パネルは、前記係合部材が前記係合解除位置に回動された時に、前記係合部材の前記第2の端部が突き当たるストッパ部を有する請求項4に記載の空気調和機。
  6. 天井裏に据え付けられ、下向きに開口された吸込口を有する室内ユニットと、
    前記室内ユニットの下端を覆う天井パネルと、を具備した空気調和機であって、
    前記室内ユニットは、その四隅から下向きに突出された四つの軸状の固定具を有し、
    前記天井パネルは、
    前記吸込口を下方から覆うとともに、四つの外周角部を有する吸込みグリルと、
    前記吸込みグリルを取り囲む四角い形状を有し、前記固定具の下端が貫通する四つのコーナー部を含むとともに、当該コーナー部の内周部に前記吸込みグリルの前記外周角部が被さる枠体と、
    前記枠体の前記コーナー部に夫々支持され、前記固定具の前記下端に係合する係合位置と、前記固定具の前記下端から離脱する係合解除位置との間で回動可能であるとともに、前記係合位置において前記天井パネルを前記室内ユニットの下端に固定する係合部材と、を備えた空気調和機。
  7. 前記枠体の前記コーナー部は、前記係合部材を回動可能に支持するボス部を有し、当該ボス部は、前記吸込みグリルの前記外周角部が被さる前記コーナー部の前記内周部と隣り合う位置に設けられた請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記係合部材は、前記ボス部に枢軸を介して回動可能に支持された第1の端部と、前記固定具の前記下端が嵌り込む切込みを有する第2の端部と、を含み、前記切込みが前記ボス部を中心に円弧を描くように回動する請求項7に記載の空気調和機。
  9. 前記天井パネルの前記コーナー部を覆う四つの化粧カバーをさらに備え、前記化粧カバーは、夫々ねじで前記コーナー部に取り外し可能に保持されているとともに、前記ねじは、前記ボス部が隣り合う前記コーナー部の前記内周部にねじ込まれた請求項7に記載の空気調和機。
  10. 前記コーナー部の前記内周部に前記ねじを受ける受け座が設けられ、当該受け座が前記ボス部と隣り合う請求項9に記載の空気調和機。
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