JP2018141526A - 排水プラグ - Google Patents

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健介 藤原
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Abstract

【課題】排水孔を有した被取付部とプラグとの間に隙間が形成されることを抑制可能とした排水プラグを提供する。【解決手段】排水プラグ10は、被取付部が有する排水孔を覆うフランジ部11と、フランジ部11の裏面11Rから延び、排水孔の周縁部に係合する複数の係合脚部12,13とを備える。各係合脚部12,13は、フランジ部11の裏面11Rにおいて別々の位置から延び、フランジ部11は、フランジ部11のなかで各係合脚部12,13が接続する部分である接続部21a,22aと、接続部21a,22aよりも肉厚が薄く、かつ、少なくとも接続部21a,22a間に位置する第1薄肉部23とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車などのパネルに形成された貫通孔に取り付けられる排水プラグに関する。
自動車が備えるリアゲート、トランクリッド、フロントドア、および、リアドアなどは、外側パネルと内側パネルとから構成される車体パネルによって形成されている。内側パネルと外側パネルとは先端において互いに溶接され、かつ、内側パネルと外側パネルとの間に所定の隙間が形成されることで、車体パネルが所定の厚さを有している。内側パネルと外側パネルとの間には、雨水や車体を洗浄するための水が入ることがあるため、内側パネルには、車体パネル内の水を車体パネルの外部に排出するための排水孔が形成されている。
こうした排水孔には、排気ガスや塵埃などが車体パネルの内部に入ることを抑えるために、プラグが取り付けられている。プラグは、排水孔を覆う頭部と、頭部から延びる1つの係止脚とを備えている。係止脚が排水孔に差し込まれると、頭部と係止脚とが内側パネルを挟み込むことによって、プラグが排水孔に取り付けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許第5374311号
ところで、内側パネルは、内側パネルと外側パネルとの間を所定の間隔とするために、内側パネルと外側パネルとの溶接部の近傍において湾曲した形状を有することが多い。また、排水孔は、排水孔からの排水の効率を高める目的で、溶接部の近傍、すなわち内側パネルのなかで湾曲した形状を有した部分に形成されることが多い。そのため、プラグには、こうした内側パネルにおける溶接部の近傍などの被取付部の形状に沿うことで、被取付部とプラグとの間に隙間が形成されることを抑えることが可能な構成であることが求められている。
本発明は、排水孔を有した被取付部とプラグとの間に隙間が形成されることを抑制可能とした排水プラグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための排水プラグは、被取付部が有する排水孔の少なくとも一部を覆うフランジ部と、前記フランジ部の裏面から延び、前記排水孔の周縁部に係合する複数の係合脚部と、を備える排水プラグである。前記各係合脚部は、前記フランジ部の前記裏面において別々の位置から延び、前記フランジ部は、前記フランジ部のなかで前記各係合脚部が接続する部分である接続部と、前記接続部よりも肉厚が薄く、かつ、少なくとも前記接続部間に位置する薄肉部とを含む。
上記構成によれば、接続部間に位置する薄肉部を折り曲げ位置としてフランジ部が折れ曲がりやすい。結果として、排水孔の周縁部と係合脚部との係合に適した形状にフランジ部が変形しやすいため、排水孔の周縁部と係合脚部とが係合する状態において、排水孔の周縁部とフランジ部との間に隙間が形成されること、ひいては、排水孔とフランジ部との間に隙間が形成されることが抑えられる。
上記排水プラグにおいて、前記薄肉部は、溝の底部であり、前記溝が1つの方向に沿って延びることが好ましい。
上記構成によれば、1つの方向に沿ってフランジ部が撓みやすい。
上記排水プラグにおいて、前記複数の係合脚部は、第1係合脚部を含み、前記フランジ部は、前記フランジ部のなかで前記第1係合脚部が接続する部分である第1接続部を備える。前記第1係合脚部は、前記第1接続部から前記フランジ部の端部に向けて延び、前記第1係合脚部が前記排水孔に挿入されたとき、前記第1係合脚部と前記フランジ部とが前記排水孔の周縁部を挟むことが好ましい。
上記構成によれば、第1係合脚部を排水孔内に挿入したときに、第1係合脚部とフランジ部とが排水孔の周縁部を挟むことが可能であるため、第1係合脚部と排水孔の周縁部との係合の強さを高めることが可能ともなる。
上記排水プラグにおいて、前記フランジ部は、前記フランジ部の端部に前記排水孔に通じる凹みを有することが好ましい。
上記構成によれば、フランジ部により排水孔を覆うことによって、排水孔に対して外部から水などが入ることを抑えつつ、排水孔から水が排出されやすい。
上記排水プラグにおいて、前記フランジ部は、前記フランジ部の前記裏面と対向する平面視において、前記接続部の少なくとも1つと前記フランジ部の端部との間に位置する薄肉部を有することが好ましい。
上記構成によれば、フランジ部の撓みの基点となる薄肉部を接続部の周囲に複数有するため、フランジ部が薄肉部を1つのみ有する構成と比べて、フランジ部がより変形しやすくなり、ひいては、フランジ部の変形が被取付部の形状により追従しやすくなる。
本発明によれば、排水孔を有した被取付部と排水プラグとの間に隙間が形成されることを抑えることができる。
排水プラグの一実施形態における排水プラグの側面構造を示す側面図。 排水プラグの断面構造を示す断面図。 フランジ部の表面と対向する平面視におけるフランジ部の上面構造を示す上面図。 フランジ部の裏面と対向する方向から見た排水プラグの斜視構造を示す斜視図。 フランジ部の裏面と対向する方向から見た排水プラグの斜視構造において一部を破断した破断斜視図。 排水プラグの作用を説明するための作用図。 排水プラグの作用を説明するための作用図。 排水プラグの作用を説明するための作用図。
図1から図8を参照して、排水プラグを具体化した一実施形態として、自動車が備える車体パネルのうち、リアゲートを構成する車体パネルが有する排水孔に取り付けられる排水プラグを説明する。以下では、排水プラグの構成、および、排水プラグの作用を順に説明する。
[排水プラグの構成]
図1から図5を参照して排水プラグの構成を説明する。
図1が示すように、排水プラグ10は、フランジ部11、第1係合脚部12、および、第2係合脚部13を備えている。フランジ部11は、排水プラグ10の取付対象である被取付部が有する排水孔を覆う。第1係合脚部12および第2係合脚部13の各々は、フランジ部11の裏面から延び、排水孔の周縁部に係合する。フランジ部11、第1係合脚部12、および、第2係合脚部13は、例えば射出成型によって一体に成型される。排水プラグ10の形成材料は例えばエラストマーであり、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)であることが好ましい。
図2が示すように、フランジ部11は、表面11Fと表面11Fとは反対側の面である裏面11Rとを含んでいる。第1係合脚部12および第2係合脚部13の各々は、フランジ部11の裏面11Rにおける別々の位置から、裏面11Rから離れる方向に延びている。
フランジ部11は、フランジ部11のなかで各係合脚部12,13が接続する部分である接続部21a,22aを含み、2つの接続部21a,22aのうち、第1係合脚部12が接続する接続部が第1接続部21aであり、第2係合脚部13が接続する接続部が第2接続部22aである。フランジ部11は第1薄肉部23を含み、第1薄肉部23が有する厚さの平均値は、第1接続部21aおよび第2接続部22aが有する厚さの平均値よりも薄く、かつ、第1薄肉部23は、第1接続部21aと第2接続部22aとの間に位置している。第1薄肉部23は、表面11Fから裏面11Rに向けて窪む第1溝11aの底部である。
フランジ部11はさらに第2薄肉部24を含み、第2薄肉部24は、フランジ部11の裏面11Rと対向する平面視において、第2係合脚部13と、フランジ部11の縁である端部11Eとの間に位置している。第2薄肉部24は、表面11Fから裏面11Rに向けて窪む第2溝11bの底部である。フランジ部11の厚さは、フランジ部11のなかで、第1接続部21aに対して第1薄肉部23とは反対側の部分において、第1接続部21aから端部11Eに向けて次第に薄くなり、第2薄肉部24に対して第2接続部22aとは反対側の部分において、端部11Eに向けて次第に薄くなる。
このように、フランジ部11では、端部11Eの近傍において肉厚が薄いため、フランジ部11が排水孔に取り付けられたときに、フランジ部11の端部11Eが排水孔の周縁部の形状に追従しやすい。
上述したように、第1接続部21aおよび第2接続部22aは、各係合脚部12,13が接続する部分である。こうした第1接続部21aおよび第2接続部22aは、排水孔に対してフランジ部11を位置決めするうえで、フランジ部11のなかにおいて、高い剛性を求められる部分である。他方、第1薄肉部23および第2薄肉部24は、フランジ部11の端部11Eを排水孔の周縁部の形状に追従させるうえで、フランジ部11のなかにおいて、高い可撓性を求められる部分である。
この点、上記フランジ部11では、フランジ部11に対して外力が作用したときに、フランジ部11のなかで第1接続部21aおよび第2接続部22aよりも撓ませたい部分である第1薄肉部23および第2薄肉部24において、第1接続部21aおよび第2接続部22aよりも肉厚を薄くしている。言い換えれば、フランジ部11では、フランジ部11に対して外力が作用したときに、フランジ部11のなかで第1薄肉部23および第2薄肉部24よりも撓ませたくない部分である第1接続部21aおよび第2接続部22aにおいて、第1薄肉部23および第2薄肉部24よりも肉厚を厚くしている。
図3が示すように、フランジ部11の表面11Fと対向する平面視において、第1溝11aは、1つの方向であるX方向に沿って延びている。表面11Fと対向する平面視において、第2溝11bは、第1溝11aと同様にX方向に沿って延び、かつ、X方向と直交する方向であるY方向において、第1溝11aと第2溝11bとが間隔を空けて並んでいる。第1溝11aおよび第2溝11bの各々は、Y方向におけるフランジ部11の略全体にわたって延びている。言い換えれば、フランジ部11の表面11Fと対向する平面視において、第1薄肉部23および第2薄肉部24がX方向に沿って延び、かつ、Y方向において間隔を空けて並んでいる。
このように、第1薄肉部23がX方向に沿って延びる第1溝11aの底部であるため、X方向に沿ってフランジ部11が撓みやすい。また、第2薄肉部24もX方向に沿って延びる第2溝11bの底部であるため、X方向に沿ってフランジ部11が撓みやすい。また、フランジ部11は、フランジ部11の撓みの基点となる薄肉部として、第1薄肉部23に加えて第2薄肉部24を有しているため、フランジ部11が第1薄肉部23のみを有する構成と比べて、フランジ部11がより変形しやすくなる。それゆえに、フランジ部11の変形が被取付部により追従しやすくなる。
フランジ部11は、第1厚肉部21、第2厚肉部22、および、第3厚肉部25を含み、Y方向において、第1厚肉部21、第1薄肉部23、第2厚肉部22、第2薄肉部24、および、第3厚肉部25が記載の順に並んでいる。第1厚肉部21、第2厚肉部22、および、第3厚肉部25は、第1薄肉部23および第2薄肉部24よりも肉厚な部分を含んでいる。第1厚肉部21は上述した第1接続部21aを含み、第2厚肉部22は上述した第2接続部22aを含んでいる。
表面11Fと対向する平面視において、フランジ部11は、Y方向に沿って延びる2つの第3溝11cを有し、各第3溝11cは、フランジ部11の端部11Eのなかで、Y方向に沿って延びる部分に沿う部分と、端部11Eの隅部に沿う部分とを有している。各第3溝11cは、第3溝11cのなかのY方向に沿って延びる部分において、第1溝11aおよび第2溝11bに接続している。フランジ部11のうち、各第3溝11cが位置する部分では、第3溝11cを有しない構成と比べて肉厚が薄い。それゆえに、フランジ部11における端部11Eの近傍に位置する部分が、被取付部の形状に追従しやすくなる。
図4が示すように、フランジ部11は、フランジ部11の裏面11Rと対向する方向から見て、フランジ部11の中央部に向けて窪む椀状を有している。フランジ部11は、フランジ部11の周方向の全体にわたって、端部11Eを含むテーパー部であって、フランジ部11の中央部に向けて先細りするテーパー部を有している。第1厚肉部21、第2厚肉部22、および、第3厚肉部25の各々には、テーパー部の一部が含まれる。テーパー部において、フランジ部11の端部11Eからの距離が小さい部位ほど肉厚が薄い。
フランジ部11は、フランジ部11の端部11Eに排水孔に通じる凹み11dを有している。凹み11dは、フランジ部11のなかで第3厚肉部25に含まれる端部11Eに位置している。フランジ部11が排水孔を覆うとき、フランジ部11は、排水孔に対して外部から水などが入ることを抑えつつ、凹み11dを通じて排水孔から水を排出しやすくすることができる。
第2係合脚部13は、フランジ部11の裏面11Rから離れるように、XY平面と交差する平面に沿って延び、かつ、Y方向において所定の厚さを有する形状を有している。X方向における第2係合脚部13の長さは、X方向における第1薄肉部23の長さよりも短い。第2係合脚部13において、フランジ部11の裏面11Rに接続する端部が基端であり、基端とは反対側の端部が先端である。フランジ部11において、X方向における第2接続部22aの長さは、X方向における第2係合脚部13の基端の長さに等しく、Y方向における第2接続部22aの長さは、Y方向に沿う第2係合脚部13の基端の厚さに等しい。すなわち、フランジ部11のなかで、第2係合脚部13の基端がフランジ部11に投影された部分が、フランジ部11における第2接続部22aである。
第2係合脚部13の外周面のうち、X方向において互いに対向する面には、互いに離れる方向に向けて突き出た係合突部13aが位置している。排水プラグ10が排水孔に取り付けられたとき、係合突部13aは、排水孔の縁よりも排水孔の周縁部に向けて飛び出る。そのため、排水プラグ10が排水孔から外れる方向の力が排水プラグ10に不要に作用したとき、係合突部13aが排水孔の周縁部に当接することによって、排水プラグ10が排水孔から抜けることが抑えられる。
第2係合脚部13は、第2係合脚部13と第1係合脚部12とが並ぶ方向に沿って第2係合脚部13を貫通する2つの肉抜き部13bを有している。2つの肉抜き部13bは、第2係合脚部13と第1係合脚部12とが並ぶ方向と直交する方向に沿って間隔を空けて並んでいる。各肉抜き部13bは、フランジ部11の裏面11Rから第2係合脚部13の先端よりも手前まで延びている。第2係合脚部13が2つの肉抜き部13bを有するため、2つの肉抜き部13bが並ぶ方向に沿う力であって、各肉抜き部13bを他方の肉抜き部13bに向けて窪ませるような力が第2係合脚部13に作用したときに、第2係合脚部13が撓みやすい。それゆえに、第2係合脚部13を排水孔に差し込むときに、第2係合脚部13の形状が変わりやすく、ひいては、第2係合脚部13が係合突部13aを有していても、第2係合脚部13が排水孔内に進入しやすい。
図5が示すように、第1係合脚部12は、第1接続部21aからフランジ部11の端部11Eに向けて延び、第1係合脚部12が排水孔に挿入されたときに、第1係合脚部12とフランジ部11とが排水孔の周縁部を挟むように構成されている。そのため、第1係合脚部12と周縁部との係合の強さを高めることができる。第1係合脚部12において、フランジ部11の裏面11Rに接続する端部が基端であり、基端とは反対側の端部が先端である。X方向において、第1係合脚部12の基端の長さは、第2係合脚部13の基端の長さよりも短く、かつ、第1薄肉部23の長さよりも短い。
第1係合脚部12は、フランジ部11の裏面11Rから突き出る略鉤状を有し、基端を含む基端要素と先端を含む先端要素とから構成されている。第1係合脚部12の基端要素は、裏面11Rから離れるように延び、第1係合脚部12の先端要素は、第1係合脚部12の基端要素からフランジ部11の端部11Eに向けて延びる。このように、第1係合脚部12の先端要素が第2係合脚部13とは異なる方向に沿って延びるため、排水孔を有した被取付部が湾曲した形状を有しているときに、第1係合脚部12と第2係合脚部13との両方が、排水孔の周縁部における各別の位置に係合しやすい。
フランジ部11において、X方向における第1接続部21aの長さは、X方向における第1係合脚部12の基端の長さに等しく、Y方向における第1接続部21aの長さは、Y方向に沿う第1係合脚部12の基端の厚さに等しい。すなわち、第1係合脚部12の基端がフランジ部11に投影された部分が、フランジ部11における第1接続部21aである。
[排水プラグの作用]
図6から図8を参照して排水プラグ10の作用を説明する。なお、図6および図8において、排水プラグ10を排水孔に差し込んだときの形状であって、排水孔に対する排水プラグ10の取り付けを開始したときの排水プラグ10の形状が二点鎖線で示されている。
図6が示すように、排水プラグ10の取付対象である車体パネル30は、内側パネル31と外側パネル32とを備えている。車体パネル30は、例えば一方の端部において内側パネル31と外側パネル32とが溶接された溶接部30aを含んでいる。
内側パネル31は、溶接部30aの近傍において、外側パネル32から離れる方向に湾曲した後、外側パネル32との間の距離を所定の値に保つように、外側パネル32と平行な方向に沿って延びる形状を有している。内側パネル31には、内側パネル31における湾曲した部分を跨ぐように排水孔31aが形成され、内側パネル31のなかで排水孔31aを含む部分が被取付部31bである。被取付部31bは、排水孔31aを区画する周縁部31b1を含んでいる。
排水孔31aに排水プラグ10が取り付けられるときには、まず、第1係合脚部12が排水孔31aに差し込まれることで、第1係合脚部12の先端と、フランジ部11のなかで第1係合脚部12の先端と対向する部位が排水孔31aの周縁部31b1を挟む。次いで、フランジ部11の表面11Fから第2係合脚部13を排水孔31aの内部に押し込む方向の力が加えられることによって、第2係合脚部13が排水孔31aの内部に押し込まれる。
こうして第2係合脚部13が排水孔31aの周縁部31b1に係合するときには、各係合脚部を排水孔31a内に押し込むための力がフランジ部11に加えられることによって、第1接続部21aと第2接続部22aとの間に位置する第1薄肉部23を折り曲げ位置としてフランジ部11が折れ曲がりやすい。これにより、排水孔31aの周縁部31b1と第1係合脚部12との係合、および、周縁部31b1と第2係合脚部13との係合に適した形状にフランジ部11が変形しやすい。そのため、排水孔31aの周縁部31b1と各係合脚部とが係合する状態において、周縁部31b1とフランジ部11との間に隙間が形成されること、ひいては、排水孔31aとフランジ部11との間に隙間が形成されることが抑えられる。
排水プラグ10が排水孔31aに取り付けられると、フランジ部11が排水孔31aの全体を覆う。なお、排水孔31aに排水プラグ10が取り付けられると、フランジ部11が排水孔31aの周縁部31b1に追従するように変形しやすいため、フランジ部11の有する凹み11dが周縁部31b1を介して排水孔31aに通じる。これにより、排水孔31aから排水孔31aの外部に排出された水は、排水孔31aの周縁部31b1を伝った後、凹み11dから排水プラグ10の外部に排出される。
また、図7が示すように、排水孔31aに第2係合脚部13が差し込まれると、肉抜き部13bが変形することによって、第2係合脚部13の係合突部13aが、内側パネル31と外側パネル32との間まで押し込まれる。これにより、フランジ部11と係合突部13aとが被取付部31bを挟むことによって、排水プラグ10が排水孔31aを塞ぐように被取付部31bに取り付けられる。
上述したように、フランジ部11の端部11Eに沿うように第3溝11cが位置しているため、フランジ部11の端部11Eにおける変形が、被取付部31bの形状に追従しやすい。結果として、フランジ部11と被取付部31bとの間に隙間が形成されることが抑えられる。
なお、図8が示すように、排水プラグ10が取り付けられる車体パネル40では、内側パネル41と外側パネル42との間の距離が大きいために、図7に示す例よりもさらに大きく湾曲した内側パネル41に排水孔41aの全体が形成されていることもある。例えば、外側パネル42に対して溶接部40aを基点として内側パネル41が湾曲し、被取付部41bにおいて、被取付部41bと外側パネル42とが形成する角度が45°程度であることもある。
排水プラグ10がこうした車体パネル40に取り付けられるときであっても、第1係合脚部12とフランジ部11とが排水孔41aの周縁部41b1を挟む状態で、第2係合脚部13が排水孔41aに押し込まれるときには、第1薄肉部23を基点としてフランジ部11が折れ曲がりやすい。そのため、排水孔41aの周縁部41b1と第1係合脚部12との係合、および、周縁部41b1と第2係合脚部13との係合に適した形状にフランジ部11が変形しやすい。
しかも、フランジ部11は第1薄肉部23に加えて第2薄肉部24を有するため、内側パネル41の立ち上がりが急峻であっても、第2薄肉部24を基点としてフランジ部11が折れ曲がりやすいため、フランジ部11が排水孔41aの周縁部41b1の形状に沿って変形しやすい。それゆえに、フランジ部11の変形が周縁部41b1の形状に追従しやすく、ひいては、フランジ部11と排水孔41aとの間に隙間が形成されることが抑えられる。
以上説明したように、排水プラグの一実施形態によれば、以下に列挙する効果を得ることができる。
(1)第1接続部21aと第2接続部22aとの間に位置する第1薄肉部23を折り曲げ位置としてフランジ部11が折れ曲がりやすい。これにより、排水孔の周縁部と各係合脚部との係合に適した形状にフランジ部11が変形しやすい。そのため、排水孔の周縁部と各係合脚部とが係合する状態において、排水孔の周縁部とフランジ部11との間に隙間が形成されること、ひいては、排水孔とフランジ部11との間に隙間が形成されることが抑えられる。
(2)第1薄肉部23がX方向に沿って延びる第1溝11aの底部であるため、X方向に沿ってフランジ部11が撓みやすい。
(3)第1係合脚部12を排水孔内に挿入したときに、第1係合脚部12とフランジ部11とが排水孔の周縁部を挟むことが可能であるため、第1係合脚部12と排水孔の周縁部との係合の強さを高めることが可能ともなる。
(4)フランジ部11によって排水孔の一部を覆うことによって、排水孔に対して外部から水などが入ることを抑えつつ、排水孔から水が排出されやすい。
(5)フランジ部11が、フランジ部11の撓みの基点となる薄肉部を2つの接続部の周囲に複数有するため、フランジ部11が第1薄肉部23のみを有する構成と比べて、フランジ部11がより変形しやすくなり、ひいては、フランジ部11の変形が被取付部の形状により追従しやすくなる。
なお、上述した実施形態は、以下のように適宜変更して実施することができる。
・フランジ部11の大きさは、排水プラグ10が排水孔に取り付けられたときに排水孔の全体を覆う大きさを有しているが、排水孔の一部を覆う大きさでもよい。こうした構成であっても、排水プラグ10が排水孔に取り付けられたときには、フランジ部11が排水孔の一部を覆うため、排水孔が全く覆われていない状態と比べて、排水孔内に水や塵埃が入ることが抑えられる。
・フランジ部11は上述した椀状に限らず、平板状を有してもよい。こうした構成であっても、フランジ部11が係合脚部間に薄肉部を有していれば、フランジ部11は、係合脚部と排水孔との係合に適した形状に少なからず変形するため、上述した(1)の効果を得ることはできる。
・第2係合脚部13の係合突部13aが内側パネルと外側パネルとの間に押し込まれる程度に撓むことが可能であれば、第2係合脚部13における2つの肉抜き部13bは割愛されてもよい。
・フランジ部11の有する第3溝11cは割愛されてもよい。こうした構成によれば、第3溝11cが割愛された部位においてフランジ部11の肉厚が厚くなるため、フランジ部11の機械的な強度を高めることはできる。
・フランジ部11は第2薄肉部24に加えて、フランジ部11の表面11Fと対向する平面視において、第1係合脚部12とフランジ部11の端部11Eとの間に位置する他の薄肉部を含んでもよい。こうした構成によれば、フランジ部11が有する薄肉部の数が増えた分だけ、フランジ部11が係合脚部と排水孔との係合に適した形状に変形しやすくなる。
・フランジ部11は第2薄肉部24を有しない一方で、フランジ部11の表面11Fと対向する平面視において、第1係合脚部12とフランジ部11の端部11Eとの間に位置する他の薄肉部を含んでもよい。こうした構成によれば、フランジ部11が他の薄肉部を有することによって、フランジ部11が係合脚部と排水孔との形状に適した形状に変形しやすくはなる。
・第1溝11aおよび第2溝11bの少なくとも一方は、フランジ部11の表面11Fから裏面11Rに向けて窪む溝ではなく、フランジ部11の裏面11Rから表面11Fに向けて窪む溝であってもよい。こうした構成であっても、フランジ部11が係合脚部間に位置する薄肉部を有する以上は、上述した(1)と同等の効果を得ることはできる。
・第1薄肉部23はX方向に沿って延びる第1溝11aの底部でなくてもよく、X方向に沿って間隔を空けて位置する複数の凹部において、各凹部の底部であってもよい。各凹部は、フランジ部11の表面11Fから裏面11Rに向けて窪む凹部、あるいは、裏面11Rから表面11Fに向けて窪む凹部であればよい。こうした構成では、X方向に沿って並ぶ複数の凹部によって、1つの薄肉部が構成されている。
要は、上述した薄肉部は、薄肉部が有する厚さの平均値が、接続部が有する厚さの平均値よりも小さく、樹脂ヒンジとして機能する構成であればよい。例えば、1つの薄肉部が複数の凹部から構成されるときには、薄肉部のなかに接続部よりも厚い部分が含まれてもよく、表面11Fと対向する平面視において各凹部の区画する領域が、矩形状を有してもよいし、円形状を有してもよい。こうした構成であっても、薄肉部を基点としてフランジ部11が変形しやすくなるため、上述した(1)と同等の効果を得ることはできる。
・第2薄肉部24は、第1薄肉部23と同様、X方向に沿って延びる第2溝11bの底部でなくてもよく、例えば、X方向に沿って間隔を空けて位置する複数の凹部において、各凹部の底部であってもよい。
・第1薄肉部23は、X方向における略全体に位置していなくてもよく、少なくとも第1接続部21aと第2接続部22aとの間に位置していればよい。すなわち、上述した実施形態では、X方向に沿う第1薄肉部23の長さが、第1係合脚部12の基端におけるX方向に沿う長さと等しく、かつ、第1接続部21aと第2接続部22aとの間に位置していればよい。こうした構成であっても、少なくとも係合脚部間に薄肉部が位置していれば、フランジ部11が係合脚部と排水孔との係合に適した形状に変形しやすくなる。つまり、上述した(1)と同等の効果を得ることはできる。
・第2薄肉部24は、第1薄肉部23と同様、X方向における略全体に位置していなくてもよく、第2接続部22aとフランジ部11の端部11Eとの間において、X方向における少なくとも一部に位置していればよい。
・排水プラグ10が有する係合脚部の数は、上述した2に限らず、3以上であってもよい。こうした構成であっても、フランジ部が、係合脚部間の全てに薄肉部を有していれば、上述した(1)と同等の効果を得ることはできる。
・排水プラグ10の取付対象は、リアゲートを構成する車体パネルに限らず、例えば、トランクリッド、フロントドア、および、リアドアなどを構成する車体パネルであってもよい。排水プラグ10がこれらのドアを構成する車体パネルに取り付けられたときにも、排水プラグ10は、リアゲートを構成する車体パネルに取り付けられたときと同等の効果を有する。
・排水プラグ10は、車体パネルに形成された排水孔に取り付けられるプラグとしてだけでなく、他の板部材に排水以外の目的で形成された貫通孔、例えば通気孔などに取り付けられるプラグとして用いられてもよい。
上記実施形態、および、変形例から導かれる技術的思想を付記する。
[付記1]
被取付部が有する貫通孔の少なくとも一部を覆うフランジ部と、
前記フランジ部の裏面から延び、前記貫通孔の周縁部に係合する複数の係合脚部と、を備えるプラグであって、
前記各係合脚部は、前記フランジ部の前記裏面において別々の位置から延び、
前記フランジ部は、前記フランジ部のなかで前記各係合脚部が接続する部分である接続部と、前記接続部よりも肉厚が薄く、かつ、少なくとも前記接続部間に位置する薄肉部とを含む
プラグ。
[付記2]
被取付部が有する貫通孔の少なくとも一部を覆うフランジ部と、
前記フランジ部の裏面から延び、前記貫通孔の周縁部に係合する複数の係合脚部と、を備えるプラグであって、
前記各係合脚部は、前記フランジ部の前記裏面において別々の位置から延び、
前記フランジ部では、前記フランジ部のなかで前記各係合脚部が接続する部分である接続部の厚さの平均値が前記接続部間における厚さの平均値よりも厚い
プラグ。
上記各付記によれば、接続部間を折り曲げ位置としてフランジ部が折れ曲がりやすい。結果として、貫通孔の周縁部と係合脚部との係合に適した形状にフランジ部が変形しやすいため、排水孔の周縁部と係合脚部とが係合する状態において、排水孔の周縁部とフランジ部との間に隙間が形成されること、ひいては、排水孔とフランジ部との間に隙間が形成されることが抑えられる。
10…排水プラグ、11…フランジ部、11a…第1溝、11b…第2溝、11c…第3溝、11d…凹み、11E…端部、11F…表面、11R…裏面、12…第1係合脚部、13…第2係合脚部、13a…係合突部、13b…肉抜き部、21…第1厚肉部、21a…第1接続部、22…第2厚肉部、22a…第2接続部、23…第1薄肉部、24…第2薄肉部、25…第3厚肉部、30,40…車体パネル、30a,40a…溶接部、31,41…内側パネル、31a,41a…排水孔、31b,41b…被取付部、31b1,41b1…周縁部、32,42…外側パネル。

Claims (5)

  1. 被取付部が有する排水孔の少なくとも一部を覆うフランジ部と、
    前記フランジ部の裏面から延び、前記排水孔の周縁部に係合する複数の係合脚部と、を備える排水プラグであって、
    前記各係合脚部は、前記フランジ部の前記裏面において別々の位置から延び、
    前記フランジ部は、前記フランジ部のなかで前記各係合脚部が接続する部分である接続部と、前記接続部よりも肉厚が薄く、かつ、少なくとも前記接続部間に位置する薄肉部とを含む
    排水プラグ。
  2. 前記薄肉部は、溝の底部であり、
    前記溝が1つの方向に沿って延びる
    請求項1に記載の排水プラグ。
  3. 前記複数の係合脚部は、第1係合脚部を含み、
    前記フランジ部は、前記フランジ部のなかで前記第1係合脚部が接続する部分である第1接続部を備え、
    前記第1係合脚部は、前記第1接続部から前記フランジ部の端部に向けて延び、前記第1係合脚部が前記排水孔に挿入されたとき、前記第1係合脚部と前記フランジ部とが前記排水孔の周縁部を挟む
    請求項1または2に記載の排水プラグ。
  4. 前記フランジ部は、前記フランジ部の端部に前記排水孔に通じる凹みを有する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の排水プラグ。
  5. 前記フランジ部は、前記フランジ部の前記裏面と対向する平面視において、前記接続部の少なくとも1つと前記フランジ部の端部との間に位置する薄肉部を有する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の排水プラグ。
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