JP2018141508A - 高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット - Google Patents

高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2018141508A
JP2018141508A JP2017035543A JP2017035543A JP2018141508A JP 2018141508 A JP2018141508 A JP 2018141508A JP 2017035543 A JP2017035543 A JP 2017035543A JP 2017035543 A JP2017035543 A JP 2017035543A JP 2018141508 A JP2018141508 A JP 2018141508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
valve body
pressure water
switching device
rotary valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017035543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6209693B1 (ja
Inventor
高村 正和
Masakazu Takamura
正和 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Corp
Original Assignee
Koyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Corp filed Critical Koyo Corp
Priority to JP2017035543A priority Critical patent/JP6209693B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6209693B1 publication Critical patent/JP6209693B1/ja
Publication of JP2018141508A publication Critical patent/JP2018141508A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

【課題】高圧水が弁ケースの内面と回転弁体との隙間からの漏出を防止できる高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボットを提供する。【解決手段】この流路切替え装置10は、複数の流路31,32,33,34を有する弁ケース20と回転弁体40とを備え、回転弁体40は、回転位置により弁ケース20の流路の内面側開口部35に選択的に整合する複数の開口41a,42a,43aと、これらを連通させる連通路41,42,43とを有し、内面側開口部35には、バネ55を介して弁ケース20の内面25から突出付勢され、回転弁体40の開口形成面に押圧される筒状体50が配置され、弁ケース20の流路内周と筒状体50外周との間隙がシールリング57でシールされている。【選択図】図1

Description

本発明は、高圧水が流通する複数の流路を、適宜選択して所望の流路に切替えることができる、高圧水用流路切替え装置、及び、これを利用した遠隔操作用水圧駆動ロボットに関する。
従来より、水が流れる複数の流路を、適宜選択して所望の流路に切替え可能とした、切替え装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、鉛直向きの弁軸と、下方側に流入口、左右両側に第1,第2流出口、弁軸が嵌挿される弁軸嵌挿部、及び、弁軸嵌挿部の下部に連設された弁座を有する、弁本体とを備え、弁軸の、弁座よりも下方の下端部に、厚肉板状をなした弁体が、回動可能に、かつ、弁軸の軸方向に沿って摺動可能に遊嵌されており、弁座の下側に、弁体が収容される弁体収容部が設けられるとともに、該弁体収容部の下側に流入口が設けられ、弁体は、流入口と各流出口とを選択的に開通させる開口状通路を持ち、弁軸を回動させて弁体を回転させることによって、流体が、弁本体の流入口から弁体の開口状通路を介して、弁本体の第1流出口又は第2流出口に流れる流通状態を選択可能とした、流路切替弁が記載されている。
また、流体が弁本体の流入口から、弁体の開口状通路を介して、弁本体の第1流出口又は第2流出口に流れる際には、流体によって弁体が上方に押圧されて、弁体の上面が弁座に押し付けられるようになっている。更に、上記弁本体は、流入口を有する略筒状をなした流入口部材と、その上方開口側に装着される本体外周部材と、該本体外周部材内に嵌着される内嵌部材とからなる。
特開2016−48097号公報
上記特許文献1の流路切替弁においては、弁体が弁軸の下端部に遊嵌されているので、水圧により弁体が押されて上昇したときに、弁体が傾いた状態で、その上面が弁座に当接して隙間が生じることがあり、弁座と弁体の上面とのシール性に懸念がある。特に、弁体が高水圧で押された場合に、シール性が低下しやすいものと考えられる。
したがって、本発明の目的は、高圧水が弁ケースの内面と回転弁体との隙間から漏出することを防止することができる、高圧水用流路切替え装置、及び、これを利用した遠隔操作用水圧駆動ロボットを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つである高圧水用流路切替え装置は、内外面に貫通する複数の流路が形成された弁ケースと、前記弁ケース内で回転可能に配置された回転弁体とを備え、前記回転弁体は、回転位置によって前記弁ケースの流路の内面側開口に選択的に整合する複数の開口と、該開口のうち選択されたものどうしを内部で連通させる連通路とを有しており、前記弁ケースの流路の内面側開口部には、流路の奥方に配置されたバネを介して前記弁ケースの内面から突出するように付勢され、前記回転弁体の前記開口が設けられた面に押圧される筒状体が配置されており、前記弁ケースの流路の内周と、前記筒状体の外周との間隙が、シールリングでシールされていることを特徴とする。
本発明の高圧水用流路切替え装置においては、回転弁体が所定の回転位置にあるとき、弁ケースに設けられた複数の流路の選択されたものが、回転弁体の選択された開口と整合し、回転弁体の開口どうしを連通させる連通路を介して、弁ケースに設けられた複数の流路が連通する。そして、回転弁体が所定角度回転して、弁ケースに設けられた複数の流路の別の選択されたものが、回転弁体の選択された開口と整合すると、今度は別の流路どうしが回転弁体に設けた連通路を介して連通し、流路を切替えることができる。そして、弁ケースの流路の内面側開口部に配置された筒状体が、バネによって弁ケースの内面から突出して、回転弁体の開口が設けられた面に押圧されているので、回転弁体の開口周縁と筒状体の当接面とがシールされると共に、弁ケースの流路内周と、筒状体の外周との間隙が、シールリングでシールされているので、弁ケースの流路内に流入した高圧水が、弁ケースの内面と回転弁体との隙間から漏出することが防止される。
本発明の高圧水用流路切替え装置においては、前記回転弁体が金属からなり、前記筒状体が樹脂からなることが好ましい。この態様によれば、回転弁体が金属からなり、筒状体が樹脂からなるので、両者の接触面で長時間高水圧がかかっても凝着してしまうことがない。金属からなる回転弁体は摩耗しにくく、樹脂からなる筒状体が摩耗しやすくなるが、筒状体だけを交換するだけですむので、メンテナンス費用が低減できる。
本発明の高圧水用流路切替え装置においては、前記筒状体は、内周に配置された内筒と、その外周に配置された外筒とで構成され、内筒よりも外筒の方が圧縮強度の高い材質の樹脂で構成されていることが好ましい。この態様によれば、筒状体に高圧水が作用したとき、低圧縮強度の樹脂からなる内筒側から、高圧縮強度の樹脂からなる外筒側に微量の水が流れる可能性があるが、その過程で水に含まれる可能性のある微量の異物は、低圧縮強度の樹脂からなる内筒の端面に押し込まれて捕捉されるので、高圧縮強度の樹脂からなる外筒側の当接面には至らず、外筒側の当接面を保護し、シール漏れをより効果的に防止できる。
本発明の高圧水用流路切替え装置においては、前記内筒の開口部側の端面には、内径方向に向けて低くなる凹部が形成されていることが好ましい。この態様によれば、内筒の開口部側の端面には、内径方向に向けて低くなる凹部が形成されているので、回転体に対する筒状体の当接面積が小さくなるため、流路切替えの際の回転摩擦力を低減できる。また、弁ケースの流路の内面側開口が広くなるので、回転弁体の開口と、弁ケースの流路とを連通させやすくすることができる。
本発明の高圧水用流路切替え装置においては、前記回転弁体の回転軸にギヤが装着され、該ギヤに歯合するラックが設けられており、該ラックが水圧によってスライドするピストンに連結されていることが好ましい。この態様によれば、水圧によってピストンをスライドさせることにより、ピストンに連結されたラックがスライドしてギヤを介して回転弁体を回転させることにより、流路を切り換えることができるので、水圧によって流路の切替え操作も行うことが可能となる。
一方、本発明のもう一つである遠隔操作用水圧駆動ロボットは、高水圧供給手段と、作業用ロボットとが、複数のチューブを内蔵した内蔵ホースで接続され、前記作業用ロボットには、高圧水を作動流体とするアクチュエーターが装着されており、前記高水圧供給手段及び前記作業用ロボットの少なくとも一方に、請求項1〜5のいずれかに記載された高圧水用流路切替え装置が装着され、前記高水圧供給手段から供給される高圧水が、前記高圧水用流路切替え装置を介して、前記アクチュエーターに供給されるように構成されていることを特徴とする。
本発明の遠隔操作用水圧駆動ロボットにおいては、作業用ロボットに装着されたアクチュエーターに、高水圧供給手段から供給される高圧水を、高圧水用流路切替え装置を介して作動流体として供給でき、作業用ロボットを遠隔操作することができる。作動流体が万が一漏れても、水であるため、火災等を引き起こす虞れがなく、安全である。
本発明によれば、弁ケースの流路の内面側開口部に配置された筒状体が、バネによって弁ケースの内面から突出して、回転弁体の開口が設けられた面に押圧されているので、回転弁体の開口周縁と筒状体の当接面とがシールされると共に、弁ケースの流路内周と、筒状体の外周との間隙が、シールリングでシールされているので、弁ケースの流路内に流入した高圧水が、弁ケースの内面と回転弁体との隙間から漏出することが防止される。
本発明に係る高圧水用流路切替え装置の一実施形態を示しており、その断面説明図である。 図1の、II−II矢示線における断面図である。 (A)は、同高圧水用流路切替え装置の要部拡大断面説明図、(B)は、同高圧水用流路切替え装置を構成する筒状体の斜視図である。 同高圧水用流路切替え装置の切替え動作を示しており、(A)は第1切替え状態の説明図、(B)は第2切替え状態の説明図、(C)は第3切替え状態の説明図である。 本発明に係る遠隔操作用水圧駆動ロボットの一実施形態を示しており、その概略構成図である。 同遠隔操作用水圧駆動ロボットに用いられる、ホースの巻取り繰出し装置の斜視図である。 高圧水に異物が混入した場合の、筒状体の当接面の影響確認試験の試験結果を示しており、(A)は第1実施例の試験結果を示す写真、(B)は第2実施例の試験結果を示す写真である。
以下、図面を参照して、本発明に係る高圧水用流路切替え装置の、一実施形態について説明する。なお、本発明が適用される高圧水としては、好ましくは5MPa以上、より好ましくは10MPa以上の圧力が作用した水であることを意味する。
図1及び図2に示すように、この実施形態における高圧水用流路切替え装置10(以下、単に「流路切替え装置10」ともいう)は、内外面に貫通する複数の流路31,32,33,34が形成された弁ケース20と、該弁ケース20内に回転可能に配置された回転弁体40とを備えている。
この実施形態の弁ケース20は、第1ケース21と、該第1ケース21の一端面側にボルト等を介して固着された第2ケース22と、該第2ケース22の一端面側にボルト等を介して固着された第3ケース23とからなる。ただし、弁ケース20としては、例えば、2分割されたものであってもよく、特に限定はされない。
前記第1ケース21の内面側には、円形凹状をなし、前記回転弁体40の一部が回転可能に収容される、弁体収容部24が形成されている。この弁体収容部24の底面が、弁ケース20の内面25をなしている。また、第1ケース21には、その厚さ方向(図1中の上下方向)に貫通する、第1流路31、第2流路32、第3流路33、第4流路34が、周方向に均等な間隔をあけて形成されている(図1及び図4参照)。なお、各流路31,32,33,34の開口には、高圧水が流れるチューブT1(図5参照)が接続されるようになっている。また、流路は、ケースの水平方向に貫通して形成してもよく、更に、流路の個数も、3個又は5個以上であってもよい。
更に、各流路31,32,33,34の、弁ケース20の内面25側の開口には、各流路よりも大径の円形凹状をなした、内面側開口部35がそれぞれ設けられている。この内面側開口部35には、後述する筒状体50が配置され、また、同内面側開口部35の奥方の底面35aには、後述するバネ55の一端部が支持される。
一方、前記第2ケース22には、その中央に、回転弁体40の回転軸44(後述)を回転可能に支持する、軸孔26が形成されている。また、第2ケース22の、第1ケース21との対向面(他端面)には、前記軸孔26に連通する円形凹状をなすと共に、前記回転弁体40の残部が回転可能に収容される、弁体収容部27が形成されている。
更に前記第3ケース23には、第2ケース22の一端面側に固着されるギヤ配置部28と、該ギヤ配置部28に連設されると共に、水平方向に伸びる筒状をなし、内部空間29cを有するシリンダー29とを有している。前記ギヤ配置部28の内部には、回転弁体40の後述するギヤ45が回転可能に収容される。
また、図2に示すように、シリンダー29の長手方向両端部には、前記内部空間29cに連通する、ポート孔29a,29bがそれぞれ形成されている。このポート孔29a,29bには、図5に示すようなチューブT2又はT3がそれぞれ接続されており、切換え弁Vを介していずれか一方に高圧水を供給可能となっている。更に、シリンダー29の内部空間29cには、水圧によってスライドする一対のピストン46,47が、スライド可能に配置されている。これらのピストン46,47は、片面に回転弁体40のギヤ45に歯合する歯を設けたラック48を介して、互いに連結されている。また、ピストン46とシリンダー29の一端部との間、及び、ピストン47とシリンダー29の他端部との間には、ピストン付勢バネ46a,47aが圧縮状態でそれぞれ介装されており、各ピストン46,47がシリンダー中央側に向けて付勢されており、ラック48がシリンダー29の長手方向中央に配置されている。
前記回転弁体40は、厚肉の円盤状をなしており、その一端面の中央部には、回転軸44が連結されている。また、この回転弁体40は、回転位置によって弁ケース20の、複数の流路31,32,33,34の内面側開口部35に選択的に整合する複数の開口41a,42a,43aと、該開口のうち選択されたものどうしを内部で連通させる連通路41,42,43とを有している。
この実施形態では、図4に示すように、回転弁体40の中心を通り、回転弁体40の径方向に沿って伸びる、第1連通路41と、該第1連通路41の一側部に、第1連通路41と平行に伸びる第2連通路42と、前記第1連通路41の他側部に、第1連通路41と平行に伸びる第3連通路43とを有している。また、各連通路41,42,43の長手方向両端から、回転弁体40の厚さ方向に沿って伸び、同回転弁体40の他端面40a側において開口した、開口41a,42a,43aがそれぞれ設けられている(図1参照)。すなわち、第1連通路41が、開口41a,41aどうしを内部で連通させ、第2連通路42が、開口42a,42aどうしを内部で連通させ、第3連通路43が、開口43a,43aどうしを内部で連通させるようになっている。なお、連通路の形状や個数は、特に限定されないが、開口の向きは揃えることが好ましい。
なお、上記回転弁体40は、例えば、ステンレス等のFe系合金や、Ti、Al、NiCr又は、それらの合金の金属から形成されている。
また、図1に示すように、前記回転軸44は、その他端側が前記第3ケース23の一端面開口から挿出されて、該挿出部にハンドル44aが連結されている。このハンドル44aを介して回転軸44を回転させることで、回転軸44に連結された回転弁体40を所定方向に回転させることができるようになっている。なお、このハンドル44aは、設けなくてもよい。
更に、回転軸44の軸方向途中には、円盤状をなすと共に、その外周面が前記ラック48の歯に歯合する、円盤状をなしたギヤ45が設けられている。
そして、回転弁体40の各流路31,32,33,34は、ギヤ45とラック48とにより回転弁体40が回転することで、次のようにして切替わるようになっている。
シリンダー29内に高圧水が流れていない状態では、図2に示すように、ラック48がシリンダー29の長手方向中央に配置され、回転弁体40が回転されておらず、図4(A)に示すように、第1流路31及び第3流路33が、回転弁体40の開口41a,41aと整合し、第1連通路41を介して、第1流路31及び第3流路33が連通するようになっている。
この状態では、高圧水は、第1流路31又は第3流路33の一方、後述する筒状体50の内部(筒状体50の貫通孔51を意味する。以下同様)、第1連通路41、筒状体50の内部、第1流路31又は第3流路33の他方の、順に流通する。
そして、シリンダー29のポート孔29aに高圧水が供給されると、ピストン46が押圧されて、ラック48が、ピストン47側のピストン付勢バネ47aの付勢力に抗して、図2の矢印F1に示すように、シリンダー29の他端部側にスライドする。その結果、ラック48及びギヤ45を介して、回転弁体40が、図2の矢印F2に示す方向に回転して、図4(B)に示すように、第4流路34及び第3流路33が、回転弁体40の開口42a,42aと整合し、第2連通路42を介して、第4流路34及び第3流路33が連通すると共に、第1流路31及び第2流路32が、回転弁体40の開口43a,43aと整合し、第3連通路43を介して、第1流路31及び第2流路32が連通することになり、弁ケース20の流路を切替え可能となっている。
この状態では、高圧水は、第4流路34又は第3流路33の一方、筒状体50の内部、第2連通路42、筒状体50の内部、第4流路34又は第3流路33の他方の、順に流通すると共に、第1流路31又は第2流路32の一方、筒状体50の内部、第3連通路43、筒状体50の内部、第1流路31又は第2流路32の他方の、順に流通する。なお、ポート孔29aへの高圧水の供給が中止されると、ラック48がピストン付勢バネ47aによって押されて、シリンダー29の中央位置に戻るようになっている。
一方、シリンダー29のポート孔29bに高圧水が供給されると、ピストン47が押圧されて、ラック48が、ピストン46側のピストン付勢バネ46aの付勢力に抗して、図2の矢印F3に示すように、シリンダー29の一端部側にスライドする。その結果、ラック48及びギヤ45を介して、回転弁体40が、図2の矢印F4に示す方向に回転して、図4(C)示すように、第1流路31及び第4流路34が、回転弁体40の開口42a,42aと整合し、第2連通路42を介して、第1流路31及び第4流路34が連通すると共に、第2流路32及び第3流路33が、回転弁体40の開口43a,43aと整合し、第3連通路43を介して、第2流路32及び第3流路33が連通することになり、弁ケース20の流路を切替え可能となっている。
この状態では、高圧水は、第1流路31又は第4流路34の一方、筒状体50の内部、第2連通路42、筒状体50の内部、第1流路31又は第4流路34の他方の、順に流通すると共に、第2流路32又は第3流路33の一方、筒状体50の内部、第3連通路43、筒状体50の内部、第2流路32又は第3流路33の他方の、順に流通する。なお、ポート孔29bへの高圧水の供給が中止されると、ラック48がピストン付勢バネ46aによって押されて、シリンダー29の中央位置に戻るようになっている。
また、回転弁体40を回転させる手段として、この実施形態においては、いわゆるラックピニオン構造を採用したが、水圧によって回転弁体を回転可能であれば、特に限定はされない。
上記の、弁ケース20の各流路31,32,33,34の内面側開口部35には、該内面側開口部35の開口端に対して微少距離だけ昇降可能とされた、筒状体50がそれぞれ配置されている。各筒状体50は、その中央に高圧水が流通する貫通孔51を有していると共に、樹脂から形成されている。
図3(A),(B)に示すように、この実施形態の筒状体50は、内周に配置された内筒52と、その外周に配置された外筒53とで構成されている。
この実施形態の場合、内筒52及び外筒53は同一内径とされ、かつ、内筒52の方が、外筒53よりも軸方向長さが短く形成されており、外筒53の一方の端面53a側の内周に、内筒52が嵌合されて一体化されているが、二色成形により外筒53と内筒52が一体形成されてもよい。
また、内筒52の一方(開口部側)の端面52aは、外筒53の端面53aよりも、やや高く突出するようになっており(図3(B)参照)、この内筒52の端面52aには、内径に向けて低くなる凹部52bが設けられている。この実施形態における凹部52bは、内筒52の端面52a側の内周において、内径に向けて次第に低くなるテーパ面状をなしている。ただし、凹部としては、例えば、段状をなしていてもよく、凹状をなしていればよい。
また、外筒53の他端側の外周には、環状の凹溝状をなしたリング配置溝53bが形成されており、該リング配置溝53bに、円環状をなしたシールリング57が配置されるようになっている。
また、この筒状体50においては、内筒52よりも外筒53の方が、圧縮強度の高い材質の樹脂で構成されている。内筒52の材質としては、例えば、ポリエチレン(PE)や、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂を用いることができる。一方、外筒53の材質としては、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の樹脂を用いることができる。
そして、上記構成からなる筒状体50は、弁ケース20に設けた、各流路31,32,33,34の奥方に配置されたバネ55を介して、弁ケース20の内面25から突出するように付勢されて、回転弁体40の開口41a,42a,43aが設けられた面(他端面40a)に押圧されるように構成されている。
すなわち、各流路31,32,33,34の、内面側開口部35の奥方の底面35aに、バネ55の一端が支持され、該バネ55の他端に、筒状体50の他端面側が支持されており、更に、第1ケース21の弁体収容部24、及び、第2ケース22の弁体収容部27に、回転弁体40が収容されることで、筒状体50を介してバネ55が圧縮状態に保持される。その結果、バネ55の付勢力によって、筒状体50の一端面(外筒53の端面53a及び内筒52の端面52aを意味する)が、第1ケース21の内面25から突出するように付勢されて、回転弁体40の他端面40aに押圧されるようになっている。
そして、外筒53のリング配置溝53bに配置されたシールリング57の外周が、各流路31,32,33,34の内面側開口部35の内周に当接することで、弁ケース20の各流路31,32,33,34の内周と、筒状体50の外周との間隙C1(図1及び図3(A)参照)が、シールリング57でシールされるようになっている。
また、各流路31,32,33,34の内面側開口部35に高圧水が流入すると、バネ55の付勢力に加えて、高圧水によっても筒状体50が押圧されるので、その一端面が回転弁体40の各開口41a,42a,43aの周縁に当接するようになっている。
なお、シールリング57は、その外周が流路内周に当接しているので、筒状体50の微少な昇降動作に伴って、流路内周(ここでは内面側開口部35の内周)に摺接して移動するが、該シールリング57は、リング配置溝53bに配置されているので、筒状体50の外周からのシールリング57の脱落が防止されるようになっている。
上記構造をなした流路切替え装置10は、遠隔操作用水圧駆動ロボットに利用することができる。以下、本発明に係る、遠隔操作用水圧駆動ロボットの、一実施形態について説明する。
図5には、この実施形態における遠隔操作用水圧駆動ロボット(以下、単に「水圧駆動ロボット60」ともいう)の概略構成図が記載されている。同図5に示すように、この水圧駆動ロボット60は、複数の高水圧ポンプP1,P2(本発明の「高水圧供給手段」をなす)と、作業用ロボット61とが、複数のチューブT1,T2,T3を内蔵したホースHによって互いに接続されている。また、作業用ロボット61には、高圧水を作動流体とするアクチュエーター65が装着されており、この作業用ロボット61に、上記構造をなした流路切替え装置10が複数装着されている。そして、高水圧ポンプP1から供給される高圧水が、複数の流路切替え装置10を介して、アクチュエーター65に供給されるように構成されている。
より具体的に説明すると、この実施形態における作業用ロボット61には、4個の流路切替え装置10が装着されている。各流路切替え装置10の所定の流路に、高水圧ポンプP1に連結されたチューブT1が接続されている。また、各流路切替え装置10のシリンダー29のポート孔29a,29bには、高水圧ポンプP2に連結されたチューブT2,T3が接続されており、切替え弁Vを介して、いずれか一方のポート孔29a,29bに、高圧水を供給可能となっている。更に、各流路切替え装置10の所定の流路には、アクチュエーター65に連結されたチューブT4が接続されている。また、高水圧ポンプP1,P2は、チューブT5を介して水槽Aに接続されており、更に、チューブT2及びチューブT3の途中には、切替え弁Vが配置されている。
また、アクチュエーター65としては、高圧水で動作可能であれば特に限定されないが、例えば、図1において想像線で示すように、高圧水が流通するシリンダー65aと、該シリンダー65a内に配置され、水圧で往復スライドするピストン65bと、該ピストン65bに固定された動作ロッド65cとからなり、シリンダー65aにチューブT4,T4が接続された構造を採用することができる。
そして、高水圧ポンプP2から供給された高圧水が、各流路切替え装置10のシリンダー29のポート孔29a又はポート孔29bに流入することで、ラック48やギヤ45を介して回転弁体40が回転して、弁ケース20の流路を切替え可能となっている。なお、流路切替えに用いた水は、チューブT6を介して水槽Aに返送され、再利用される。また、高水圧ポンプP1から供給された高圧水が、流路切替え装置10の所定の流路を通り、複数のチューブT4を介して、アクチュエーター65のシリンダー65a内に出入りすることで、ピストン65bが所定方向にスライドして、動作ロッド65cが往復動作して、作業用ロボット61が所定動作を行うようになっている。
また、上記の水圧駆動ロボット60に用いられる複数のチューブのうち、チューブT1,T2,T3が、ホースHに内蔵された状態で利用されるようになっているが、このホースHは、例えば、図6に示すような、巻取り繰出し装置70に回転支持されたリール71に巻取られるようになっている。この巻取り繰出り装置70のリール71の前方には、リール71の回転に同期して、リール71の軸方向に往復移動するトラバーサー72が配置されており、リール71に対してホースHを整列状態で巻取り可能となっている。
なお、上記実施形態の水圧駆動ロボット60においては、作業用ロボット61に、流路切替え装置10が装着されているが、高水圧供給手段側に、流路切替え装置を装着させる構造としてもよい。
次に、上記構造からなる流路切替え装置10及び水圧駆動ロボット60の、作用効果について説明する。
すなわち、回転弁体40が回転していない状態では、第1連通路41を介して、第1流路31及び第3流路33が連通し(図4(A)参照)、回転弁体40が矢印F2方向に回転すると、第2連通路42を介して、第4流路34及び第3流路33が連通すると共に、第3連通路43を介して、第1流路31及び第2流路32が連通し(図4(B)参照)、回転弁体40が矢印F4方向に回転すると、第2連通路42を介して、第1流路31及び第4流路34が連通すると共に、第3連通路43を介して、第2流路32及び第3流路33が連通する(図4(C)参照)。このようにして、弁ケース20の流路を適宜切替えることができる。
上記のように、この実施形態においては、水圧によってピストン46,47をスライドさせることにより、ラック48がスライドして、ギヤ45を介して回転弁体40を回転させて、複数の流路31,32,33,34を適宜切替えることができるので、水圧によって流路の切替え操作も行うことが可能となる。
そして、この流路切替え装置10においては、弁ケース20の各流路31,32,33,34の内面側開口部35にそれぞれ配置された筒状体50が、バネ55を介して、弁ケース20の内面25から突出するように付勢され、回転弁体40の開口41a,42a,43aが設けられた他端面40aに押圧されるように構成されているので、回転弁体40の開口41a,42a,43aの周縁と、筒状体50の一端面とがシールされると共に、弁ケース20の各流路31,32,33,34の内面側開口部35の内周と、筒状体50の外周との間隙C1が、シールリング57でシールされているので、弁ケース20の各流路31,32,33,34内に流入した高圧水が、弁ケース20の内面25と、回転弁体40の他端面40aとの隙間C2(図1及び図3(A)参照)から漏出することを防止することができる。
このとき、各流路31,32,33,34の内面側開口部35に高圧水が流入すると、バネ55の付勢力に加えて、高圧水によっても筒状体50が押圧されて、その一端面が回転弁体40の各開口41a,42a,43aの周縁に強い押圧力で当接するので、筒状体50の一端面と、回転弁体40の開口41a,42a,43aとのシール性を高めることができ、弁ケース20の内面25と、回転弁体40の他端面40aとの隙間C2からの、漏出をより確実に防止することができる。特に、高圧水の圧力が高いほど、筒状体50が強く押圧されるので、筒状体50の一端面と、回転弁体40の開口41a,42a,43aとのシール性を向上させることができる。
また、この実施形態においては、回転弁体40が金属からなり、筒状体50が樹脂からなるので、両者の接触面において、長時間高水圧が作用しても、回転弁体40と筒状体50とが凝着してしまうことを防止することができる。更に、金属からなる回転弁体40は摩耗しにくく、樹脂からなる筒状体50が摩耗しやすくなるが、筒状体50だけを交換するだけですむので、メンテナンス費用を低減することができる。
更に、この実施形態においては、図3(A),(B)に示すように、筒状体50は、内周に配置された内筒52と、その外周に配置された外筒53とで構成され、内筒52よりも外筒53の方が圧縮強度の高い材質の樹脂で構成されている。そして、高圧水が筒状体50に作用したときに、低圧縮強度の樹脂からなる内筒52側から、高圧縮強度の樹脂からなる外筒53側に微量の水が流れる可能性があるが、その過程で水に含まれる可能性のある微量の異物は、低圧縮強度の樹脂からなる内筒52の端面52aに押し込まれて捕捉されるので、高圧縮強度の樹脂からなる外筒53側の当接面(端面53a)には至らず、外筒53側の当接面を保護することができ、筒状体50の一端面と、回転弁体40の開口41a,42a,43aとのシール性を高めて、シール漏れをより効果的に防止することができる。
また、この実施形態においては、図3(A),(B)に示すように、内筒52の端面52aには、内径に向けて低くなる凹部52bが設けられているので、回転弁体40に対する筒状体50の当接面積を小さくすることができ、流路切替え時に、回転弁体40を回転させるときの、回転摩擦力を低減できる。更に、弁ケース20の各流路31,32,33,34の内面側開口が広くなるので、回転弁体40の開口41a,42a,43aと、弁ケース20の各流路31,32,33,34とを連通させやすくすることができる。
一方、本発明の水圧駆動ロボット60においては、図5に示すように、複数の高水圧ポンプP1,P2と、作業用ロボット61とが、複数のチューブT1,T2,T3を内蔵したホースHにより互いに接続され、作業用ロボット61に高圧水を作動流体とするアクチュエーター65が装着され、該作業用ロボット61に複数の流路切替え装置10が装着されて、更に、高水圧ポンプP1から供給される高圧水が、複数の流路切替え装置10を介して、アクチュエーター65に供給されるように構成されている。
そのため、作業用ロボット61に装着されたアクチュエーター65に、高水圧供給手段(高水圧ポンプP1)から供給される高圧水を、流路切替え装置10を介して作動流体として供給でき、作業用ロボット61を遠隔操作することができる。また、作動流体が万が一漏れても、水であるため、火災等を引き起こす虞れがなく、安全である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
高圧水に異物が混入した場合における、筒状体の、回転弁体に対する当接面への影響を確認した。
<実施例1>
図3と同様の形状をなした、実施例1の筒状体を作製した。内筒は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)で形成し、外筒は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)で形成した。また、筒状体の孔径(貫通孔の内径)は、5mmである。
<実施例2>
内筒を、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成した以外は、実施例1と同様の条件で、実施例2を作製した。
<試験条件>
アルミナ質研削材(宇治電化学工業株式会社製、トサエメリーエキストラ AE F60 ♯80)を、Tylerメッシュ♯150の篩で篩分けし、篩下2gを採取した。また、ポリ容器に、水道水20lと、前記アルミナ質研削材の篩下2gとを入れて攪拌して、アルミナ質研削材と水との懸濁液を製造した。この懸濁液を攪拌しながら、高水圧ポンプで、実施例1の筒状体、又は、実施例2の筒状体を組み込んだ、流路切替え装置に供給した。なお、流路切替え装置の出口には、絞り弁を配置して、高水圧ポンプの吐出圧を18MPa、送水量を10l/minとなるように制御している。また、流路切替え装置において、回転弁体を回転させて、流路の切替えを、1分間あたり60回の頻度で行いつつ、高圧水の供給を1時間継続して行った。その後、流路切替え装置から筒状体を取り出して、回転弁体に対する当接面の状態を確認した。その結果を、図7に示す。図7(A)が実施例1の写真、図7(B)が実施例2の写真である。
<試験結果>
図7(A)及び図7(B)に示すように、内筒の当接面には、アルミナ質研削材の圧着が認められるものの、外筒の当接面には、アルミナ質研削材の圧着が認められなかった。また、金属製の回転弁体の、筒状体が当接する面(開口を設けた側の面)には、傷などは認められなかった。このことから、内筒よりも外筒の方が圧縮強度の高い材質の樹脂で構成されている場合には、内筒側の端面に異物を捕捉でき、外筒側の当接面を保護して、シール漏れをより効果的に防止できることを確認できた。
10 高圧水用流路切替え装置(流路切替え装置)
20 弁ケース
21 第1ケース
22 第2ケース
23 第3ケース
24,27 弁体収容部
25 内面
26 軸孔
28 ギヤ配置部
29 シリンダー
29a,29b ポート孔
29c 内部空間
31 第1流路
32 第2流路
33 第3流路
34 第4流路
35 内面側開口部
35a 底面
40 回転弁体
40a 他端面
41 第1連通路
42 第2連通路
43 第3連通路
41a,42a,43a 開口
44 回転軸
44a ハンドル
45 ギヤ
46,47 ピストン
46a,47a ピストン付勢バネ
48 ラック
50 筒状体
51 貫通孔
52 内筒
52a 端面(開口部側の端面)
52b 凹部
53 外筒
53a 端面
53b リング配置溝
55 バネ
57 シールリング
60 水圧駆動ロボット
61 作業用ロボット
65 アクチュエーター
65a シリンダー
65b ピストン
65c 動作ロッド
70 巻取り繰出し装置
71 リール
72 トラバーサー
A 水槽
C1 間隙
C2 隙間
H ホース
P1,P2 高水圧ポンプ
T1,T2,T3,T4,T5,T6 チューブ
V 切替え弁

Claims (6)

  1. 内外面に貫通する複数の流路が形成された弁ケースと、前記弁ケース内で回転可能に配置された回転弁体とを備え、
    前記回転弁体は、回転位置によって前記弁ケースの流路の内面側開口に選択的に整合する複数の開口と、該開口のうち選択されたものどうしを内部で連通させる連通路とを有しており、
    前記弁ケースの流路の内面側開口部には、流路の奥方に配置されたバネを介して前記弁ケースの内面から突出するように付勢され、前記回転弁体の前記開口が設けられた面に押圧される筒状体が配置されており、
    前記弁ケースの流路の内周と、前記筒状体の外周との間隙が、シールリングでシールされていることを特徴とする高圧水用流路切替え装置。
  2. 前記回転弁体が金属からなり、前記筒状体が樹脂からなる請求項1記載の高圧水用流路切替え装置。
  3. 前記筒状体は、内周に配置された内筒と、その外周に配置された外筒とで構成され、内筒よりも外筒の方が圧縮強度の高い材質の樹脂で構成されている請求項2記載の高圧水用流路切替え装置。
  4. 前記内筒の開口部側の端面には、内径方向に向けて低くなる凹部が形成されている請求項3記載の高圧水用流路切替え装置。
  5. 前記回転弁体の回転軸にギヤが装着され、該ギヤに歯合するラックが設けられており、該ラックが水圧によってスライドするピストンに連結されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の高圧水用流路切替え装置。
  6. 高水圧供給手段と、作業用ロボットとが、複数のチューブを内蔵したホースで接続され、前記作業用ロボットには、高圧水を作動流体とするアクチュエーターが装着されており、前記高水圧供給手段及び前記作業用ロボットのいずれか一方に、請求項1〜5のいずれかに記載された高圧水用流路切替え装置が装着され、前記高水圧供給手段から供給される高圧水が、前記高圧水用流路切替え装置を介して、前記アクチュエーターに供給されるように構成されていることを特徴とする遠隔操作用水圧駆動ロボット。
JP2017035543A 2017-02-27 2017-02-27 高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット Active JP6209693B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017035543A JP6209693B1 (ja) 2017-02-27 2017-02-27 高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017035543A JP6209693B1 (ja) 2017-02-27 2017-02-27 高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6209693B1 JP6209693B1 (ja) 2017-10-04
JP2018141508A true JP2018141508A (ja) 2018-09-13

Family

ID=59997813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017035543A Active JP6209693B1 (ja) 2017-02-27 2017-02-27 高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6209693B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6983410B2 (ja) * 2018-08-23 2021-12-17 株式会社不二工機 流路切換弁
CN110553063B (zh) * 2019-09-28 2024-03-26 徐州中矿大贝克福尔科技股份有限公司 一种煤矿矸石膏体充填可旋转布料阀装置及操作方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4864832U (ja) * 1971-11-22 1973-08-17
JPS4839285B1 (ja) * 1970-10-14 1973-11-22
JPH0925907A (ja) * 1995-07-14 1997-01-28 Ebara Corp 液圧アクチュエータの制御装置
JP2002106736A (ja) * 2000-10-04 2002-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 作業機用水圧バルブ
JP2011085226A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Nomura Four C's Ltd ソーラ式アクチュエータ設備

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839285B1 (ja) * 1970-10-14 1973-11-22
JPS4864832U (ja) * 1971-11-22 1973-08-17
JPH0925907A (ja) * 1995-07-14 1997-01-28 Ebara Corp 液圧アクチュエータの制御装置
JP2002106736A (ja) * 2000-10-04 2002-04-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 作業機用水圧バルブ
JP2011085226A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Nomura Four C's Ltd ソーラ式アクチュエータ設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP6209693B1 (ja) 2017-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130299014A1 (en) Fluid diverting system
CA1056794A (en) Fluid control valve
KR102157212B1 (ko) 전환 밸브
EP3124092B1 (en) Filter for hydraulic fluids for hydraulic circuits and process of making the same
JP6209693B1 (ja) 高圧水用流路切替え装置及び遠隔操作用水圧駆動ロボット
EP1758667B1 (en) Filter with filter cleaning apparatus
AU2016259460A1 (en) Piloted Poppet Valve
MXPA04009011A (es) Valvula de control de flujo de fluidos con cierre bi-direccional.
CN106550595B (zh) 采用过滤盘堆叠的过滤器
US7350534B2 (en) Hollow ball valve assembly
JP5026463B2 (ja) 容積形エネルギー回収装置
KR20090015105A (ko) 유체 시스템
JP2010253344A (ja) 容積形エネルギー回収装置
US20040182769A1 (en) Multi-chamber magnetic filter
EP2732186B1 (en) Bellows energized seal assembly for a rotary control valve
JP6591934B2 (ja) スプール弁機構
US8789559B2 (en) Flow path switching valve
US20160129375A1 (en) Spool valve for dual fuel base operation filters
KR101849207B1 (ko) 배관용 필터장치
TWI778012B (zh) 用於容許特別是在高壓範圍內的介質通過之裝置的密封系統
US20200215469A1 (en) Fuel filter cartridges with automated air-bleeding internal features
JP4951442B2 (ja) フィルタ
JP2005233250A (ja) 弁装置
WO2016089377A1 (en) Pilot-operated check valve for high-pressure concentrated seawater usable in sea-water reverse osmosis pumping and energy recovery systems
JP6932885B2 (ja) 液圧シリンダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6209693

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250