JP2011085226A - ソーラ式アクチュエータ設備 - Google Patents

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康博 野村
Toshiaki Makihata
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

【課題】小型の設備で大きい駆動力を得る。
【解決手段】ソーラパネル71により得られた電力により電動モータ81を駆動して液圧ポンプ82を作動させ、液圧ポンプ82から吐出される加圧水を、大径ピストン12を有する加圧シリンダ11と小径のピストン22を有する増圧シリンダ21とをピストンロッド20A,20Bを介して連結して構成された増圧装置83に供給して増圧した後、これをアキュムレータで蓄圧し、このアキュムレータから供給される高圧水により駆動シリンダ92を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電を利用して、ドアやシャッター、樋門などの扉体の開閉駆動や可動体の移動などを行うソーラ式アクチュエータ設備に関する。
油圧式シリンダの油漏れにより降下する扉体を検出すると、太陽光発電により発電された電力により油ポンプ駆動用の電動機を駆動し、油ポンプにより駆動される油圧式シリンダを作動して、水路に設置された扉体を上昇させることにより、油圧式シリンダの油漏れにより扉体が自然降下して水路を閉鎖するのを防止するものが特許文献1に開示されている。
また本発明者は、特許文献2において、ソーラパネルとその蓄電池から得られた電力により、コンプレッサを駆動して圧縮空気を蓄圧器に蓄圧し、蓄圧器から供給される圧縮空気により、回転されるナットとねじ軸とにより、直線駆動力を取り出すソーラ式アクチュエータを提案している。
実公平3−52252号 特開2005−318749号
特許文献1および2の構成では、太陽電池により発電された電力を蓄電してポンプ駆動用の電動機を駆動するものであるが、重量のある扉体などを大きいストロークで昇降、移動するには、十分な電力が必要で、大きい駆動力を得るためには、かなり面積が大きい高能力の太陽電池や、容量の大きい蓄電池を必要とし、また圧縮空気では、大きい駆動力が得られないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決して、小型の設備で大きい駆動力を得ることができるソーラ式アクチュエータ設備を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、当該ソーラパネルにより得られた電力を蓄える蓄電池と、当該蓄電池の電力により駆動される電動モータと、当該電動モータにより駆動される液圧ポンプと、当該液圧ポンプから吐出される加圧水を増圧する増圧装置と、当該増圧装置により加圧された高圧水を溜める蓄圧タンクと、当該蓄圧タンクから供給される高圧水により駆動される駆動シリンダとを具備し、
前記増圧装置は、複動式の加圧シリンダと、当該加圧シリンダのピストンより小径のピストンを有し当該加圧シリンダにピストンロッドを介して連結された複動式の増圧シリンダと、前記液圧ポンプから加圧水を前記加圧シリンダの伸展側の水室に導入するとともに、当該加圧シリンダの収縮側の水室の水を大気側に排出する加圧側切換弁と、前記液圧ポンプから加圧水を前記増圧シリンダの伸展側の水室に導入するとともに、当該増圧シリンダの収縮側の水室から排出される高圧水を蓄圧タンクに導入する増圧側切換弁と、前記加圧シリンダまたは前記増圧シリンダのピストン位置を検出する位置検出器と、当該位置検出器の検出信号に基づき、前記加圧側切換弁および前記増圧側切換弁を操作して前記加圧シリンダおよび前記増圧シリンダを往復駆動する増圧コントローラとを有するものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、
加圧シリンダのシリンダチューブの周囲に、当該加圧シリンダを中心として対称位置に互いに平行な複数の増圧シリンダのシリンダチューブを配置し、
前記加圧シリンダのピストンロッドと前記各増圧シリンダのピストンロッドとを連結部材により連結したものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構成において、
液圧ポンプの吸入口に接続された給水管と、加圧シリンダの収縮側の水室に接続される加圧側給排水管と、増圧シリンダの収縮側の水室に接続される増圧側給排水管と、駆動シリンダの収縮側の水室に接続される駆動側排水管とがそれぞれ接続された大気側開放の循環水タンクを設け、
使用する水を、前記循環水タンク、前記給水管、前記液圧ポンプ、前記加圧シリンダ、前記加圧側給排水管、前記循環水タンクの順に循環させるとともに、前記循環水タンク、前記給水管、前記液圧ポンプ、前記増圧シリンダ、前記増圧側給排水管、前記循環水タンクの順に循環させるように構成したものである。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の構成において、
液圧ポンプの吸入口に、水道水圧により水道水が供給される水道管を接続し、
加圧シリンダの収縮側の水室に接続される加圧側給排水管と、増圧シリンダの収縮側の水室に接続される増圧側給排水管と、駆動シリンダの収縮側の水室に接続される駆動側排水管とがそれぞれ接続された大気側開放の二次利用水タンクを設けたものである。
請求項1記載の発明によれば、ソーラパネルにより蓄電した電力により液圧ポンプを駆動し、その加圧水を増圧装置で加圧する。増圧装置では、加圧シリンダのピストンと増圧シリンダのピストンの受圧面積比で増圧シリンダの収縮側の水室を加圧して高圧水とし、増圧シリンダの伸展側の水室に導入した加圧水圧を利用して、収縮側の水室の高圧水を蓄圧タンクに供給して蓄圧することができる。このように増圧された高圧水を蓄圧タンクに蓄えることにより、複数の駆動シリンダやストロークの長い駆動シリンダを大きい出力で駆動することができ、小型の設備でドアやシャッター、樋門などの扉体の開閉や可動体の移動などが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、増圧装置では、加圧シリンダを中心として対称位置に増圧シリンダを配置し、ピストンロッドを連結部材で互いに連結することにより、全体をコンパクトに構成して、長いストロークの加圧シリンダ、増圧シリンダを使用することができる。また加圧シリンダの駆動力を、連結部材により均等に分離して増圧シリンダに伝達することができ、安定して作動させることができる。
請求項3記載の発明によれば、使用する水を循環水タンクを介して循環させることで、無駄な排水をなくして省資源化を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、水道水圧を有する水を、液圧ポンプの吸入口に供給することにより、液圧ポンプから吐出される加圧水の圧力を高めることができ、より高圧の高圧水を蓄圧タンクに蓄圧することができる。
本発明に係るソーラ式アクチュエータ設備の実施例を示す構成図である。 (a)および(b)は増圧装置の動作説明図で、(a)は伸展時、(b)は収縮時を示す。 (a)および(b)は実施例の具体例を示し、(a)は正面図、(b)は図3(a)に示すA−A断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
[実施例]
ソーラ式アクチュエータ設備の実施例を図1〜図3を参照して説明する。
図1はソーラ式アクチュエータ設備を示す構成図である。このソーラ式アクチュエータ設備は、太陽光を電気エネルギに変換して蓄える太陽光発電装置70と、太陽光発電装置70から得られた電気エネルギを圧縮流体エネルギに変換して蓄圧するエネルギ変換装置80と、蓄圧された圧縮流体エネルギを動力に変換する出力部90とを具備している。
太陽光発電装置70は、ソーラパネル71と蓄電用コントローラ72と蓄電池73とを備え、当該ソーラパネルにより得られた電気エネルギを、蓄電用コントローラ72を介して蓄電池73に蓄える。
エネルギ変換装置80は、蓄電池73の電力により駆動される電動モータ81と、電動モータ81により駆動される液圧ポンプ82と、液圧ポンプ82から吐出される加圧水を増圧する増圧装置83と、この増圧装置83により加圧された高圧水を溜めるアキュムレータ(蓄圧タンク)84とを備え、大気側開放の循環水タンク19に貯留された循環水を液圧ポンプ82により加圧して加圧水とし、増圧装置83によりこの加圧水をさらに増圧して高圧水としアキュムレータ84に蓄圧する。
出力部90は、アキュムレータ84と単数(または複数)の駆動シリンダ92の伸展側の水室とを駆動給水管93により接続するとともに、駆動シリンダ92の収縮側の水室と循環水タンク19とを駆動排水管94により接続し、操作器38により、駆動給水管93および駆動排水管94に介在された駆動切換弁91を操作して、駆動シリンダ92を往復駆動してドアやシャッター、樋門などの扉体の開閉や可動体の移動などを行うように構成される。
次に増圧装置83を説明する。
図1において、11は液圧ポンプ82により発生した加圧水により往復駆動される複動式の加圧シリンダで、大径のピストン12を有し、後水室(水室)13および前水室(水室)14とに加圧給排水管15A,15Bと、液圧ポンプ82に接続された給水管17および循環水タンク19に接続されて大気側に開放された排水管18との間に、増圧コントローラ31により伸展側の水室に給水し、収縮側の水室から排水するように切り換えられる加圧側切換弁(電磁式4ポート3位置切換弁)16が介在されている。
21は、加圧シリンダ11のピストン12より小径のピストン22を有する複動式の増圧シリンダで、加圧シリンダ11と同一ストロークに形成されて加圧シリンダ11に並設されている。そして、増圧シリンダ21のピストンロッド20Bと加圧シリンダ11のピストンロッド20Aとが先端部で連結部材36を介して互いに連結されている。この増圧シリンダ21の後水室(水室)23と前水室(水室)24とにそれぞれ接続された増圧給排水管25A,25Bと、液圧ポンプ82に接続された給水管27およびアキュムレータ84に接続されたチェック弁29付きの高圧水吐出管28との間に、増圧コントローラ31により伸展側の水室に給水し、収縮側の水室から排水するように切り換えられる増圧側切換弁(電磁式4ポート3位置切換弁)26が介在されている。
さらに、増圧側切換弁26から高圧水をアキュムレータ84に送る高圧水吐出管18に、増圧コントローラ31によって水圧を調整可能な外部パイロット式の圧力制御弁33が介在されており、この圧力制御弁33の出口と入口の間の高圧水吐出管28にバイパス管34が接続され、このバイパス管34には、増圧シリンダ21への流入のみを許容するチェック弁35が介在されている。
さらにまた、加圧シリンダ11(または増圧シリンダ21)のシリンダチューブには、ピストン12の移動限位置を検出する非接触式の位置検出器(たとえば磁気センサ)32がそれぞれ設けられており、位置検出器32の検出信号に基づいて増圧コントローラ31により、加圧シリンダ11と増圧シリンダ21の往復動作が同期して切り替えられる。増圧コントローラ31は、操作器38によりデータ入力されて操作されるとともに、位置検出器32の検出信号に基づいて加圧側切換弁16および増圧側切換弁26を操作し、加圧シリンダ11と増圧シリンダ21を往復駆動して液圧ポンプ82の加圧水を増圧し、高圧水としてアキュムレータ84に供給する。また操作器38により駆動切換弁91を操作して駆動シリンダ92が駆動される。
したがって、増圧コントローラ31では、位置検出器32により検出されたピストン12の移動限位置の検出信号に基づいて、加圧側切換弁16と増圧側切換弁26とをそれぞれI−III位置の間で操作することにより、加圧シリンダ11および増圧シリンダ21を往復駆動し、増圧シリンダ21から排出される高圧水をアキュムレータ84に供給し蓄圧することができる。
図2(a)に示すように、液圧ポンプ82の吐出圧Pi、加圧シリンダ11のピストン12の受圧面積をA1とすると、加圧シリンダ11の後水室13に液圧ポンプ82の吐出圧Piを供給した時にピストン20Aに発生する駆動力F1aは、
F1a=Pi×A1…(1)式である。
増圧シリンダ21のピストン12の受圧面積をA2とすると、増圧シリンダ21の後水室23に液圧ポンプ82の吐出圧Piを供給した時にピストン20Bに発生する駆動力F2aは、
F2a=Pi×A2…(2)式である。
したがって、増圧シリンダ21のピストン22に加わる駆動力Faは、
Fa=P1a+P2a=Pi×(A1+A2)…(3)式となり、
増圧シリンダ21の前水室24で加圧される高圧水の圧力Paは、
Pa=Fa/A2=[Pi×(A1+A2)]/A2…(4)式となる。
これにより、増圧シリンダ21の前水室24を加圧することができる。
図2(b)に示すように、加圧シリンダ11のピストンロッド20Aの断面積をs1とすると、液圧ポンプ82の吐出圧Piを加圧シリンダ11の前水室14に供給した時にピストン20Aに発生する駆動力F1bは、
F1b=Pi×(A1−s1)…(5)式であり、
また増圧シリンダ21のピストンロッド20Bの断面積をs2とすると、増圧シリンダ21の前水室24に水道水圧Piを供給した時にピストン20Bに発生する駆動力F2bは、
F2b=Pi×(A2−s2)…(6)式である。
したがって、増圧シリンダ21のピストン22に加わる駆動力Fbは、
Fb=P1b+P2b
=Pi×(A1−s1)+Pi×(A2−s2)…(7)式となり、
増圧シリンダ21の前水室24で加圧される高圧水の圧力Pbは、
Pb=Fb/(A2−s2)
=Pi×(A1−s1)+Pi×(A2−s2)/(A2−s2)
=Pi×(A1−s1)/(A2−s2)+Pi…(8)式となる。これにより、増圧シリンダ21の前水室24を加圧することができる。
図3は、1本の加圧シリンダ11と2本の増圧シリンダ21とを具備した増圧装置83を示し、その配管装置が省略されている。
すなわち、基台43にアキュムレータ84が設置され、その上部のシリンダ保持フレーム44で中央部に、加圧シリンダ11のシリンダチューブが固定され、加圧シリンダ11のシリンダチューブの左右両側で対称位置(または上部および下部の対称位置でもよい)に増圧シリンダ21のシリンダチューブが互いに平行に並設固定されている。またその上部に増圧コントローラ31が配置されている。
また、加圧シリンダ11のピストンロッド20Aと増圧シリンダ21のピストンロッド20Bとが連結部材36を介して互いに連結されており、連結部材36の中央部に加圧シリンダ11のピストンロッド20Aが連結固定され、連結部材36の両端部で長さ方向に形成された長穴に、増圧シリンダ21のピストンロッド20Bがピン37を介して連結されて、加圧シリンダ11と増圧シリンダ21との設置誤差や伸縮誤差などを吸収している。
ここで、増圧シリンダ21が2本使用されることで、増圧シリンダ21のピストンの受圧面積は2倍となり、(5)式〜(8)式における増圧シリンダ21の後水室23の受圧面積は2×A2、前水室24の受圧面積は×(A2−a2)となる。
ここで、循環水タンク19から液圧ポンプ82を介して加圧シリンダ11に送られた高圧水は、循環水タンク19に戻され、また液圧ポンプ82を介して加圧シリンダ11に送られた高圧水は、増圧されてアキュムレータ84に送られ、さらにアキュムレータ84から駆動シリンダ92に供給された高圧水は、圧縮された流体エネルギが回収されて循環水タンク19に戻され循環される。したがって、循環系に使用される水量が増加されることがなく、省資源化を図ることができる。なお、循環系での漏水を補充するために、水道管85が補充弁を介して接続されている。
上記実施例によれば、ソーラパネル71により蓄電した電力により液圧ポンプ82を駆動し、その加圧水を増圧装置83で加圧する。そして増圧された高圧水をアキュムレータ84に蓄えることにより、複数の駆動シリンダ92やストロークの長い駆動シリンダ92を大きい出力で駆動することができ、小型の設備でドアやシャッター、樋門などの扉体の開閉や可動体の移動が可能となる。
増圧装置83では、加圧シリンダ11と増圧シリンダ21のピストン12,22の受圧面積の差により、増圧シリンダ21の収縮側の水室23または24を加圧して高圧水を形成し、増圧シリンダ21の伸展側の水室に導入した水道水圧を利用して増圧シリンダ21の収縮側の水室23または24から高圧水をアキュムレータ84に排出することで、水道水を増圧して効果的に蓄圧することができる。また高圧水をアキュムレータ84に蓄えることにより、複数のシリンダやストロークの長いシリンダを駆動することができる。
また増圧装置83では、加圧シリンダ11のピストン12と増圧シリンダ21のピストン22の受圧面積比で増圧シリンダ21の収縮側の水室を加圧して高圧水とし、液圧ポンプ82から増圧シリンダ21の伸展側の水室に導入した加圧水圧を利用して、収縮側の水室で加圧された高圧水をアキュムレータ84に供給することで、循環水を効果的に増圧して蓄圧することができる。
さらに、増圧装置83において、加圧シリンダ11を中心として対称位置に増圧シリンダ21を配置し、ピストンロッド20A,20Bを連結部材36で互いに連結することにより、全体をコンパクトに構成してストロークの長い加圧シリンダ11および増圧シリンダ21を採用することができる。また加圧シリンダ11の駆動力を、連結部材36を介して均等に分離し増圧シリンダ21に伝達することができ、安定して作動させることができる。
さらにまた、使用する水を循環水タンク19を介して循環させることで、無駄な排水をなくして省資源化を図ることができる。
なお、上記実施例では、高圧水として加圧使用する水を循環使用したが、循環系としないで、仮想線で示すように、水道管85を直接、液圧ポンプ82の吸入口に接続し、循環水タンク19を二次利用水タンク86として使用することもできる。この場合、水道管から供給される水道水の水圧を利用して、液圧ポンプ82の吐出口から送り出される高圧水の圧力を高めることができ、効率よく高圧水をアキュムレータ84に蓄圧することができる。
また、加圧シリンダ11と増圧シリンダ21と互いに平行に配置してピストンロッド20A,20Bを連結部材36で連結したが、加圧シリンダ11と増圧シリンダ21とを対向して配置しピストンロッドを直結してもよい。
11 加圧シリンダ
12 ピストン
13 後水室(水室)
14 前水室(水室)
15A,15B 加圧給排水管
16 加圧側切換弁
17 給水管
18 排水管
19 循環水タンク
20A,20B ピストンロッド
21 増圧シリンダ
22 ピストン
23 後水室(水室)
24 前水室(水室)
25A,25B 増圧給排水管
26 増圧側切換弁
27 給水管
28 高圧水吐出管
31 増圧コントローラ
36 連結部材
38 操作器
70 太陽光発電装置
71 ソーラパネル
72 蓄電用コントローラ
73 蓄電池
80 エネルギ変換装置
81 電動モータ
82 液圧ポンプ
83 増圧装置
84 アキュムレータ(蓄圧タンク)
85 水道管
90 出力部
91 駆動切換弁
92 駆動シリンダ
93 駆動給水管
94 駆動排水管

Claims (4)

  1. 太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、当該ソーラパネルにより得られた電力を蓄える蓄電池と、当該蓄電池の電力により駆動される電動モータと、当該電動モータにより駆動される液圧ポンプと、当該液圧ポンプから吐出される加圧水を増圧する増圧装置と、当該増圧装置により加圧された高圧水を溜める蓄圧タンクと、当該蓄圧タンクから供給される高圧水により駆動される駆動シリンダとを具備し、
    前記増圧装置は、複動式の加圧シリンダと、当該加圧シリンダのピストンより小径のピストンを有し当該加圧シリンダにピストンロッドを介して連結された複動式の増圧シリンダと、前記液圧ポンプから加圧水を前記加圧シリンダの伸展側の水室に導入するとともに、当該加圧シリンダの収縮側の水室の水を大気側に排出する加圧側切換弁と、前記液圧ポンプから加圧水を前記増圧シリンダの伸展側の水室に導入するとともに、当該増圧シリンダの収縮側の水室から排出される高圧水を蓄圧タンクに導入する増圧側切換弁と、前記加圧シリンダまたは前記増圧シリンダのピストン位置を検出する位置検出器と、当該位置検出器の検出信号に基づき、前記加圧側切換弁および前記増圧側切換弁を操作して前記加圧シリンダおよび前記増圧シリンダを往復駆動する増圧コントローラとを有する
    ことを特徴とするソーラ式アクチュエータ設備。
  2. 加圧シリンダのシリンダチューブの周囲に、当該加圧シリンダを中心として対称位置に互いに平行な複数の増圧シリンダのシリンダチューブを配置し、
    前記加圧シリンダのピストンロッドと前記各増圧シリンダのピストンロッドとを連結部材により連結した
    ことを特徴とする請求項1記載のソーラ式アクチュエータ設備。
  3. 液圧ポンプの吸入口に接続された給水管と、加圧シリンダの収縮側の水室に接続される加圧側給排水管と、増圧シリンダの収縮側の水室に接続される増圧側給排水管と、駆動シリンダの収縮側の水室に接続される駆動側排水管とがそれぞれ接続された大気側開放の循環水タンクを設け、
    使用する水を、前記循環水タンク、前記給水管、前記液圧ポンプ、前記加圧シリンダ、前記加圧側給排水管、前記循環水タンクの順に循環させるとともに、前記循環水タンク、前記給水管、前記液圧ポンプ、前記増圧シリンダ、前記増圧側給排水管、前記循環水タンクの順に循環させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のソーラ式アクチュエータ設備。
  4. 液圧ポンプの吸入口に、水道水圧により水道水が供給される水道管を接続し、
    加圧シリンダの収縮側の水室に接続される加圧側給排水管と、増圧シリンダの収縮側の水室に接続される増圧側給排水管と、駆動シリンダの収縮側の水室に接続される駆動側排水管とがそれぞれ接続された大気側開放の二次利用水タンクを設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のソーラ式アクチュエータ設備。
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