JP2005318749A - ソーラ式アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光が得られないときでも太陽光エネルギを利用してバルブのスプール等を駆動することができるソーラ式アクチュエータを提供する。
【解決手段】太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネル(2)と、回転電動機(3)と、コンプレッサ(25)と、蓄圧タンク(26)と、切換バルブ等の切替えレバーに作用する作動子(10)とから構成する。回転電動機(3)は、ソーラパネル(2)により得られる電力によりコンプレッサ(25)を駆動して蓄圧タンク(26)に所定圧力の空気を蓄積する。作動子(10)を蓄圧タンク(26)に蓄積されている空気圧により駆動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上記したような事情に鑑みてなされてもので、太陽光のエネルギを利用してバルブのスプール等の被駆動体を、単純で安価に得られる構造の駆動装置により駆動できるソーラ式アクチュエータを提供することを目的としている。また、他の発明は、太陽光が得られないときでも被駆動体を駆動することができるソーラ式アクチュエータを提供することを目的としている。特に限定するものではないが、特許文献3、4等に記載されているような防水あるいは防御装置の切換バルブ等の操作装置として好適なソーラ式アクチュエータを提供することを目的としている。
請求項2に記載の発明は、太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、該ソーラパネルにより得られる電力が蓄えられる蓄電池と、回転電動機と、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、前記回転電動機は、前記蓄電池から供給される電力または前記蓄電池から供給される電力と前記ソーラパネルにより直接得られる電力とにより回転すると共に、前記作動子は前記回転電動機により回転駆動されるネジ機構と該ネジ機構に螺合するナット機構とを介して、直線的に駆動されるように構成され、請求項3に記載の発明は、太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、回転電動機と、コンプレッサと、蓄圧タンクと、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、前記回転電動機は、前記ソーラパネルにより得られる電力により回転して前記コンプレッサを駆動して前記蓄圧タンクに所定圧力の流体を蓄積し、前記作動子は、前記蓄圧タンクに一旦蓄積されている流体圧により駆動されるように、請求項4に記載の発明は、太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、該ソーラパネルにより得られる電力が蓄えられる蓄電池と、回転電動機と、コンプレッサと、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、前記回転電動機は、前記蓄電池から供給される電力または前記蓄電池から供給される電力と前記ソーラパネルにより直接得られる電力とにより回転して前記コンプレッサを駆動し、前記作動子は、前記コンプレッサにより直接的に得られる流体圧により駆動されるように、そして請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの項に記載のアクチュエータにおいて、作動子は送受信機を備えたコントローラにより遠隔的に操作されるように構成される。
また、他の発明によると、太陽光のエネルギが一旦蓄電池に溜められるので、太陽光が得られない夜間のようなときでも作動子を駆動することができる。このときは、蓄えられている電力を一度に利用することもできる利点も得られる。他の発明によると、太陽光エネルギ利用してコンプレッサにより蓄圧タンクに所定圧力の流体を蓄圧するので、夜間のようなときでも作動子を駆動することができると共に、加圧されている流体を一度に利用することにより、作動子の運動速度を大きくすることもできし、大きな被駆動体を駆動することもできる。さらには、回転電動機の回転運動を摩擦抵抗の大きい機械的機構を経ることなく、例えばピストンシリンダユニットにより直線運動に換えることができる効果も得られる。また、他の発明によると、作動子は送受信機を備えたコントローラにより遠隔的に操作されるので、前述したような特許文献3、4等に記載されているような防水あるいは防御装置に適用すると一層の効果が得られる。
回転電動機3は、ケーシング7の側壁8に取り付けられ、その出力軸はケーシング7内に延びボールネジ9となっている。作動子10は、図示の実施の形態では、ケーシング7内に位置する駆動部11と、ケーシングから外へ出ている棒状の作用部12とからなり、駆動部11のボールナット13がボールネジ9に螺合している。したがって、ボールネジ9が回転駆動されると、これに螺合しているボールナット13したがって作動子10が軸方向に直線的に駆動されることになる。
3 回転電動機 6 コントローラ
10 作動子 20 蓄電池
25 コンプレッサ 26 蓄圧タンク
Claims (5)
- 太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、回転電動機と、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、
前記回転電動機は、前記ソーラパネルにより得られる電力により回転すると共に、前記作動子は前記回転電動機により回転駆動されるネジ機構と該ネジ機構に螺合するナット機構とを介して、直線的に駆動されることを特徴とするソーラ式アクチュエータ。 - 太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、該ソーラパネルにより得られる電力が蓄えられる蓄電池と、回転電動機と、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、
前記回転電動機は、前記蓄電池から供給される電力または前記蓄電池から供給される電力と前記ソーラパネルにより直接得られる電力とにより回転すると共に、前記作動子は前記回転電動機により回転駆動されるネジ機構と該ネジ機構に螺合するナット機構とを介して、直線的に駆動されることを特徴とするソーラ式アクチュエータ。 - 太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、回転電動機と、コンプレッサと、蓄圧タンクと、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、
前記回転電動機は、前記ソーラパネルにより得られる電力により回転して前記コンプレッサを駆動して前記蓄圧タンクに所定圧力の流体を蓄積し、
前記作動子は、前記蓄圧タンクに一旦蓄積されている流体圧により駆動されることを特徴とするソーラ式アクチュエータ。 - 太陽光を電気エネルギに変換するソーラパネルと、該ソーラパネルにより得られる電力が蓄えられる蓄電池と、回転電動機と、コンプレッサと、切換バルブ等の被駆動体に作用する作動子とからなり、
前記回転電動機は、前記蓄電池から供給される電力または前記蓄電池から供給される電力と前記ソーラパネルにより直接得られる電力とにより回転して前記コンプレッサを駆動し、
前記作動子は、前記コンプレッサにより直接的に得られる流体圧により駆動されることを特徴とするソーラ式アクチュエータ。 - 請求項1〜4のいずれかの項に記載のアクチュエータにおいて、作動子は送受信機を備えたコントローラにより遠隔的に操作されるソーラ式アクチュエータ。
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