JP2018139270A - ノイズ吸収体取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図りつつノイズ吸収体のケースに電線を安定して固定することができるノイズ吸収体取付構造を提供する。【解決手段】ノイズ吸収体取付構造5は、中空部521を有する筒状の磁性体コア51と、磁性体コア51を覆う筒状のケース52と、磁性体コア51の中空部521を通り、磁性体コア51およびケース52に対して、ケース52の軸方向Cに沿うように巻き付けられる電線43と、ケース52の周方向Dに沿うように巻き付けられ、電線43をケース52に固定する結束バンド54と、ケース52の外周面52aから外方に延びて形成され、ケース52の外部に設けられた被取付部6に取り付けられる支持部55と、支持部55に設けられ、結束バンド54の軸方向Cの移動を規制するバンド移動規制部5Aと、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、ノイズ吸収体取付構造に関する。
従来、車両等に設けられた電子部品や電装品を電気的に接続するためにワイヤーハーネスが使用されている。ワイヤーハーネスには、ノイズの影響を軽減するためのノイズ吸収体が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のノイズ吸収体取付構造は、電線と、筒状の磁性体コア(ノイズ吸収体)と、磁性体コアの外周面を覆う筒状のケースとを備える。電線は、磁性体コアの中空部を通って磁性体コアおよびケースに軸方向に沿うように巻き付けられている。
ケースの外周側には、蓋部が配置されている。蓋部は、ケースの外周面を覆ってケースに固定されている。これにより蓋部は、電線をケースに安定して固定している。
特開2012−134028号公報
しかしながら、特許文献1のノイズ吸収体取付構造では、ノイズ吸収体のケースに電線を安定して固定するために蓋部を使用しているため、大型化を招いてしまう。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、小型化を図りつつノイズ吸収体のケースに電線を安定して固定することができるノイズ吸収体取付構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造(例えば後述の実施形態のノイズ吸収体取付構造5)は、中空部(例えば後述の実施形態の中空部521)を有する筒状のノイズ吸収体(例えば後述の実施形態の磁性体コア51)と、前記ノイズ吸収体を覆う筒状のケース(例えば後述の実施形態のケース52)と、前記ノイズ吸収体の前記中空部を通り、前記ノイズ吸収体および前記ケースに対して、前記ケースの軸方向(例えば後述の実施形態の軸方向C)に沿うように巻き付けられる電線(例えば後述の実施形態の電線43)と、前記ケースの周方向(例えば後述の実施形態の周方向D)に沿うように巻き付けられ、前記電線を前記ケースに固定するバンド(例えば後述の実施形態の結束バンド54)と、前記ケースの外周面(例えば後述の実施形態の外周面52a)から外方に延びて形成され、前記ケースの外部に設けられた被取付部(例えば後述の実施形態の被取付部6)に取り付けられる支持部(例えば後述の実施形態の支持部55)と、前記支持部に設けられ、前記バンドの軸方向の移動を規制するバンド移動規制部(例えば後述の実施形態のバンド移動規制部5A)と、を備えていることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記支持部には、前記バンドが挿通される挿通孔(例えば後述の実施形態の挿通孔554)が設けられ、前記バンド移動規制部は、前記挿通孔の内壁(例えば後述の実施形態の一対の結合部551,551および一対の当接部補強リブ557,557)であることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記支持部と前記ケースの外周面との間には、支持部補強リブ(例えば後述の実施形態の支持部補強リブ555)が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記バンドは、結束工具(例えば後述の実施形態の結束工具G)を使用して前記ケースの周方向に巻き付けられる結束バンド(例えば後述の実施形態の結束バンド54)であり、前記支持部には、前記結束工具が当接可能な当接部(例えば後述の実施形態の当接部556)が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記当接部と前記ケースの外周面との間には、当接部補強リブ(例えば後述の実施形態の当接部補強リブ557,557)が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項6に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記支持部は、クリップ(例えば後述の実施形態のクリップ7)により前記被取付部に取り付けられていることを特徴としている。
本発明の請求項7に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記被取付部には、前記クリップによる前記支持部の取付時に前記バンド移動規制部の回転を規制する回転規制部(例えば後述の実施形態の回転規制部8)が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項8に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記ケースおよび前記支持部は樹脂材料により一体成形され、前記支持部のうち前記ケースの外周面と結合する結合部(例えば後述の実施形態の結合部551,551)には、凹部(例えば後述の実施形態の凹部553,553)が形成されていることを特徴としている。
本発明の請求項9に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記ケースの外周面には、前記電線の周方向の移動を規制する電線移動規制部(例えば後述の実施形態の第一電線移動規制部526、第二電線移動規制部527、第三電線移動規制部528)が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項10に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記電線移動規制部(例えば後述の実施形態の第三電線移動規制部528)と前記ケースの外周面との間には、前記電線移動規制部を補強する電線移動規制部補強リブ(例えば後述の実施形態の電線移動規制部補強リブ529,529)が設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項11に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記ケースの軸方向の一方側にはコネクタ(例えば後述の実施形態の第一コネクタ57および第二コネクタ34)が配置されており、前記電線は、前記一方側から前記ケースの外周面に沿って前記軸方向の他方側へ向かい、前記他方側から前記中空部に通されていることを特徴としている。
本発明の請求項12に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記被取付部は、機器(例えば後述の実施形態のパワーコントロールユニット33)に接続されたバスバー(例えば後述の実施形態のバスバー45)を被覆する被覆部(例えば後述の実施形態の被覆部451)から延出されたものであり、前記支持部は、前記機器を収容する筐体(例えば後述の実施形態の筐体10)に前記被取付部とともに取り付けられていることを特徴としている。
本発明の請求項13に記載のノイズ吸収体取付構造では、前記被取付部は、車両(例えば後述の実施形態の車両1)に搭載される部品に設けられていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造では、バンドをケースの周方向に沿うように巻きつけて電線をケースに固定し、ケースの外周面に支持部を設けた。また、支持部には、バンドの軸方向の移動を規制するバンド移動規制部を設けた。これにより、バンドは軸方向の移動が規制された状態で電線をケースに固定することが可能になる。このため、請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造は、蓋部のような大型の部材を使用しなくても電線をケースに安定して固定することが可能になる。よって、請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造は、小型化を図りつつ電線をケースに安定して固定することができる。また、請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造は、支持部によりケースを被取付部に取り付けるようにしたので、新たに取付部を設けなくてもよい。よって、請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造は、取り付けにかかるコストを抑えることができる。
本発明の請求項2に記載のノイズ吸収体取付構造では、支持部には、バンドが挿通される挿通孔が設けられ、バンド移動規制部は、挿通孔の内壁となっている。これにより、バンドは、挿通孔に挿通されることにより軸方向の移動が規制され、電線をケースに固定することが可能になる。よって、請求項2に記載のノイズ吸収体取付構造は、小型化を図りつつ電線をケースに安定して固定することができる。
本発明の請求項3に記載のノイズ吸収体取付構造では、支持部とケースの外周面との間に支持部補強リブを設けた。これにより、支持部に荷重が加わっても支持部の破断が抑制される。このため、支持部は、バンドの軸方向の移動をさらに規制することが可能になる。したがって、バンドは、軸方向の移動がさらに規制された状態で電線をケースに固定することが可能になる。よって、請求項3に記載のノイズ吸収体取付構造は、電線をケースにさらに安定して固定することができる。
本発明の請求項4に記載のノイズ吸収体取付構造では、バンドに結束バンドを使用し、支持部に結束工具が当接可能な当接部を設けた。これにより、結束工具は、当接部に当てながら位置決めしつつ、結束バンドを締め付けてケースに巻き付けることができるので、結束バンドがケースに対して確実に固定される。したがって、結束バンドは、軸方向の移動がさらに規制された状態で電線をケースに固定することが可能になる。よって、請求項4に記載のノイズ吸収体取付構造は、電線をケースにさらに安定して固定することができる。
本発明の請求項5に記載のノイズ吸収体取付構造では、当接部とケースの外周面との間に当接部補強リブを設けた。これにより、結束工具は、当接部を押圧しても当接部の変形が抑えられるので、結束バンドをケースに対して確実に固定することが可能になる。したがって結束バンドは、軸方向の移動がさらに規制された状態で電線をケースに固定することが可能になる。よって、請求項5に記載のノイズ吸収体取付構造は、電線をケースにさらに安定して固定することができる。
本発明の請求項6に記載のノイズ吸収体取付構造では、支持部をクリップにより被取付部に取り付けるようにした。これにより、例えばボルトやナット等で被取付部に支持部を固定する場合と比較して、工数削減ができ、部品コストも抑制できる。よって、請求項6に記載のノイズ吸収体取付構造は、コストをさらに抑制することができる。
本発明の請求項7に記載のノイズ吸収体取付構造では、被取付部に回転規制部を設けた。これにより、クリップで支持部を被取付部に取り付ける際には、支持部の回転が規制されることからケースの回転も規制される。よって、請求項7に記載のノイズ吸収体取付構造は、取付作業の作業性を向上させることができる。
本発明の請求項8に記載のノイズ吸収体取付構造では、ケースおよび支持部を樹脂材料により一体成形し、支持部の結合部に凹部を形成した。これにより、ケースの支持部において、肉厚の差が抑えられるので、成形時のばらつきが生じにくくなる。よって、請求項8に記載のノイズ吸収体取付構造は、ケースおよび支持部を一体成形するときの成形不良(いわゆるヒケ)を低減することができる。
本発明の請求項9に記載のノイズ吸収体取付構造では、ケースの外周面に電線移動規制部を設けた。これにより、ケースの外周面を軸方向に沿って配置されている電線は、周方向の移動が規制されるので、他の部材に干渉するのが抑制される。よって、請求項9に記載のノイズ吸収体取付構造は、電線が他の部材に干渉するのを抑制できるので、耐久性を向上させることができる。
本発明の請求項10に記載のノイズ吸収体取付構造では、電線移動規制部とケースの外周面との間に電線移動規制部補強リブを設けた。これにより、電線移動規制部に荷重が加わっても、電線移動規制部の破断が抑制されるので、電線移動規制部は電線の周方向の移動をさらに規制することが可能になる。したがって、電線が他の部材に干渉するのがさらに抑制される。よって、請求項10に記載のノイズ吸収体取付構造は、電線が他の部材に干渉するのをさらに防ぐことができる。
本発明の請求項11に記載のノイズ吸収体取付構造では、ケースの軸方向の一方側にはコネクタが配置されており、電線は、一方側からケースの外周面に沿って軸方向の他方側へ向かい、他方側から中空部に通されている。これにより、電線を一方側から中空部に通す場合と比較して、コネクタからノイズ吸収体の中空部に入るまでの電線長をより長く確保できる。このため、より長い電線長に対応したコネクタの挿抜ストロークを十分に確保できるので、容易にコネクタの接続ができる。よって、請求項11に記載のノイズ吸収体取付構造は、コネクタを接続する際の作業性を向上させることができる。
本発明の請求項12に記載のノイズ吸収体取付構造では、被取付部が機器に接続されたバスバーを被覆する被覆部から延出されており、機器を収容する筐体に被取付部とともに取り付けるようにした。これにより支持部の取付作業とバスバーの取付作業を一度に行うことが可能になる。よって、請求項12に記載のノイズ吸収体取付構造は、取り付け作業の作業性を向上させることができる。
本発明の請求項13に記載のノイズ吸収体取付構造では、被取付部は、車両に搭載される部品に設けられている。よって、請求項13に記載のノイズ吸収体取付構造は、車両に設けられる部品のレイアウトの自由度を高めることができる。
本発明の一実施形態のノイズ吸収体取付構造が設けられている車両の模式図である。 図1の車両のエンジンルーム内の構成およびIPUボックス内の構成を示すブロック図である。 ノイズ吸収体取付構造を示す斜視図である。 図3のA−A線に沿った断面図である。 ノイズ吸収体取付構造の斜視図である。 ノイズ吸収体取付構造の斜視図である。 ノイズ吸収体取付構造の支持部の部分断面を含む斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のノイズ吸収体取付構造が設けられている車両の模式図である。
車両1は、エンジンとモータとにより走行する、いわゆるハイブリッド車両である。車両1のフロント側には、エンジンルーム2が設けられている。車両1のリア側には、IPUボックス3(インテリジェントパワーユニットボックス)が設けられている。
図2は、図1の車両のエンジンルーム内の構成およびIPUボックス内の構成を示すブロック図である。なお、図2において、各構成部品はブロックで表されており、大きさの関係については実物とは異なっている。
エンジンルーム2内には、モータ21およびエアコンプレッサ22が設けられている。IPUボックス3内には、バッテリ31(BATT)、ジャンクションボード32(JB)、パワーコントロールユニット33、第二コネクタ34が設けられている。
バッテリ31は、正極および負極用の二本のバスバー41を介してジャンクションボード32に電気的に接続されている。ジャンクションボード32は、正極および負極用の二本のバスバー45を介してパワーコントロールユニット33に電気的に接続されている。
パワーコントロールユニット33は、U相、V相およびW相用の三相線42を介してモータ21に電気的に接続されている。
モータ21は、パワーコントロールユニット33から出力された三相の交流電力により駆動される。
バッテリ31は、パワーコントロールユニット33から出力された直流電力により充電を行う。
パワーコントロールユニット33は、バッテリ31から出力される直流電力を三相の交流電力に変換してモータ21に出力する。また、パワーコントロールユニット33は、モータ21から回生電力を得て、得られた回生電力を直流電力に変換してバッテリ31に出力する。
ジャンクションボード32は、正極および負極用の二本の電線43と、電線43の先端に設けられた第一コネクタ57と、を介して、第二コネクタ34に電気的に接続されている。第二コネクタ34は、正極および負極用の二本のエアコンプレッサ接続用電線44を介して、エアコンプレッサ22に電気的に接続されている。
エアコンプレッサ22は、バッテリ31から出力される直流電力を得て、内蔵された不図示のインバータによって変換された三相交流電力により駆動される。
二本のエアコンプレッサ接続用電線44および三相線42は、プロテクタ47に保護された状態で、図1に示すように車両1の床下に配置されている。
電線43には、磁性体コア51(請求項の「ノイズ吸収体」に相当。)が取り付けられている。磁性体コア51は、本実施形態のノイズ吸収体取付構造を構成している部材である。以下に、本実施形態のノイズ吸収体取付構造について説明する。
図3は、ノイズ吸収体取付構造を示す斜視図である。
図3に示すように、ノイズ吸収体取付構造5は、主に高周波ノイズを吸収・除去するために使用される。ノイズ吸収体取付構造5は、磁性体コア51と、ケース52と、電線43と、結束バンド54(請求項の「バンド」に相当。)と、支持部55とを備える。
図4は、図3のA−A線に沿った断面図である。
図4に示すように、磁性体コア51は、円筒状に形成されている。磁性体コア51の内部の中央部分には、貫通部511が軸方向Cに沿って形成されている。磁性体コア51は、電線43を流れるノイズ電流を吸収可能な磁性材により形成されている。磁性材としては、フェライトや電磁鋼板等が挙げられる。
図3および図4に示すように、ケース52は、樹脂材料により円筒状に形成されている。図4に示すように、ケース52の径方向の断面は、環状に形成されている。
ケース52の中央部分には、中空部521が軸方向Cに沿って形成されている。ケース52の内部には、収容空間(図示せず)が形成されている。収容空間には、磁性体コア51が収容されている。磁性体コア51は、例えば接着剤により収容空間の内壁に固定されている。これにより磁性体コア51の外周面51aおよび他端面は、ケース52で覆われている。磁性体コア51の一端面は蓋56で覆われている。
図4に示すようにケース52の外周面52aには、複数の電線移動規制部526〜528が設けられている。複数の電線移動規制部526〜528は、第一電線移動規制部526、第二電線移動規制部527、第三電線移動規制部528である。
複数の電線移動規制部526〜528は、ケース52の外周面52aに一体形成されている。複数の電線移動規制部526〜528は、径方向の外側に向かって突出する板状に形成されている。複数の電線移動規制部526〜528は、電線43の周方向Dの移動を規制する。具体的に複数の電線移動規制部526〜528は、電線43が周方向Dに移動したときに電線43に当接して電線43がさらに周方向Dに移動するのを規制する。複数の電線移動規制部526〜528は、ケース52の外周面52aにおいて周方向Dに間隔を置いて配置されている。
第一電線移動規制部526は、外周面52aから下方に突出している。第二電線移動規制部527は、第一電線移動規制部526と対向して配置されており、外周面52aから下方に突出している。第三電線移動規制部528は、外周面52aから側方(図4中の左側方)に突出している。
図5は、図3のノイズ吸収体取付構造を第一電線移動規制部および第二電線移動規制部側からみたときの斜視図である。
図5に示すように、第一電線移動規制部526、第二電線移動規制部527および第三電線移動規制部528は、ケース52の外周面52aにおいて軸方向Cに間隔を置いて複数配置されている。
図6は、図3のノイズ吸収体取付構造を第三電線移動規制部側からみたときの斜視図である。
図6に示すように、第三電線移動規制部528とケース52の外周面52aとの間には、一対の電線移動規制部補強リブ529,529が設けられている。一対の電線移動規制部補強リブ529,529は、第三電線移動規制部528を補強するリブである。一対の電線移動規制部補強リブ529,529は、第三電線移動規制部528の両端部とケース52の外周面52aとの間に一体形成されている。
図5に示すように、電線43は、磁性体コア51の内側であって、ケース52の中空部521を通り、磁性体コア51およびケース52に軸方向Cで巻き付けられている。以下に具体的に説明する。
図5に示すように、電線43は、ケース52の軸方向Cの一方側に配置された第二コネクタ34側から、ケース52の外周面52aの第二電線移動規制部527と第三電線移動規制部528との間を通ってケース52の軸方向Cの他方側に向かい、ケース52の軸方向Cの他方側で曲げられて中空部521に挿入されている。
さらに電線43は、中空部521を通り、ケース52の軸方向Cの一方側から出てケース52の外周面52aに送られている。これにより、電線43は、磁性体コア51およびケース52に対して、軸方向Cに沿って巻き付けられている。
さらに電線43は、第二電線移動規制部527と第一電線移動規制部526との間を通ってケース52の軸方向Cの他方側に向かい、ケース52の軸方向Cの他方側で曲げられて中空部521に挿入されている。さらに電線43は、中空部521を通り、ケース52の軸方向Cの一方側から出て、第二電線移動規制部527と第一電線移動規制部526との間を通ってケース52の軸方向Cの他方側へ向かって延びている。これにより電線43は、磁性体コア51およびケース52に軸方向Cに沿ってさらに巻き付けられている。
電線43の一端には、第一コネクタ57が取り付けられている。ケース52の軸方向Cの一方側には、第一コネクタ57および第二コネクタ34が配置されている。第一コネクタ57は、ケース52の軸方向Cの一方側において、第二コネクタ34に嵌合されて接続されている。
図4に示すように、結束バンド54は、電線43の上からケース52の周方向Dに沿って巻き付けられており、電線43をケース52に固定している。
結束バンド54は、結束バンド本体541と、係止部542とを備える。
結束バンド本体541は、帯状に形成されている。結束バンド本体541は、電線43の上からケース52の周方向Dに沿って巻かれている。
係止部542は、結束バンド本体541の一端に設けられている。係止部542は、ケース52の外周面52a上に配置されている。係止部542は、結束バンド本体541が挿通させて係止している。
結束工具Gは、結束バンド54をケース52に対して締め付けるとともに、結束バンド本体541の先端側の不要な部分を切断する。
図3に示すように、支持部55は、ケース52の外周面52aから外方(図3中の右方)に延びて形成されている。支持部55は、樹脂材料により、ケース52と一体成形されている。
支持部55は、結束バンド54の両側に、ケース52の外周面52aと結合する一対の結合部551,551を有している。一対の結合部551,551の各々には、凹部553が形成されている。凹部553は、ケース52の外周面52a側に開口しており、周方向Dに沿って形成されている。一対の結合部551,551間には、結束バンド54が挿通する挿通孔554が形成されている。これにより、一対の結合部551,551は、ケース52の外周面52aにおいて結束バンド54を挟むように設けられる。
支持部55の結合部551とケース52の外周面52aとの間には、支持部55を補強する支持部補強リブ555が設けられている。支持部補強リブ555は、ケース52と一体形成されている。
支持部55は、ケース52の外部に配置されている被取付部6に取り付けられている。支持部55における結合部551,551の先端側に、取付部552が形成されている。取付部552は、樹脂材料により形成されたクリップ7で被取付部6に取り付けられている。クリップ7は、例えばいわゆるプッシュプルタイプの周知のものであり、芯部材を押し込むことで拡径し、被取付部6に対して係合するものである。被取付部6は、バスバー45を被覆する樹脂材料からなる被覆部451から延出されたものである。
被取付部6には、回転規制部8が設けられている。回転規制部8は、被取付部6の上面から起立した壁状に形成されている。回転規制部8は、取付部552を被取付部6に取り付けるときに支持部55と当接して回転を規制し位置決めをする。
図7は、ノイズ吸収体取付構造において支持部の断面を含む斜視図である。
図7に示すように、取付部552には、第一取付孔55aが形成されている。取付部552に対応した位置には、被取付部6が配置されている。
被取付部6には、第一取付孔55aと対応する位置に、第二取付孔6aが形成されている。被取付部6には、筐体10から延出した延出部11が配置されている。筐体10は、パワーコントロールユニット33を収容しているものである。延出部11には、第二取付孔6aと対応する位置に、第三取付孔11aが形成されている。
クリップ7は、第一取付孔55a、第二取付孔6a、第三取付孔11aの順に挿通される。これにより、取付部552は、被取付部6を筐体10の延出部11とで挟んだ状態で被取付部6に取り付けられる。すなわち、支持部55は、筐体10に被取付部6とともに取り付けられている。
図4に示すように、支持部55には、当接部556が設けられている。当接部556は、支持部55の下方において突出して形成されている。当接部556は、結束工具Gが使用可能な位置で当接させるものである。当接部556の側面556aには、結束工具Gの先端部分が当接する。これにより、結束工具Gは所定位置に位置決めされる。
当接部556とケース52の外周面52aとの間には、当接部556を補強する一対の当接部補強リブ557,557が設けられている。一対の当接部補強リブ557,557は、ケース52と一体形成されている。一対の当接部補強リブ557,557は、一対の結合部551,551の下方において、挿通孔554の軸方向Cにおける両側に形成されている。
支持部55には、結束バンド54の軸方向Cの移動を規制するバンド移動規制部5Aが設けられる。本実施形態のバンド移動規制部5Aは、挿通孔554の内壁である一対の結合部551,551および一対の当接部補強リブ557,557により構成されている。一対の結合部551,551および一対の当接部補強リブ557,557は、結束バンド54が軸方向Cに移動したときに結束バンド54に当接して結束バンド54がさらに軸方向Cに移動するのを規制する。
次に、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5の作用効果を説明する。
本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、結束バンド54をケース52の周方向に沿うように巻きつけて電線43をケース52に固定し、ケース52の外周面52aに支持部55を設けた。また、支持部55には、結束バンド54の軸方向Cの移動を規制するバンド移動規制部5Aを設けた。これにより、結束バンド54は軸方向Cの移動が規制された状態で電線43をケース52に固定することが可能になる。このため、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、蓋部のような大型の部材を使用しなくても電線43をケース52に安定して固定することが可能になる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、小型化を図りつつ電線43をケース52に安定して固定することができる。また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、支持部55によりケース52を被取付部6に取り付けるようにしたので、新たに取付部を設けなくてもよい。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、取り付けにかかるコストを抑えることができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造では、支持部55には、結束バンド54が挿通される挿通孔554が設けられ、バンド移動規制部5Aは、挿通孔554の内壁である一対の結合部551,551および一対の当接部補強リブ557,557となっている。これにより、結束バンド54は、挿通孔554に挿通されることにより軸方向Cの移動が規制され、電線43をケース52に固定することが可能になる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、小型化を図りつつ電線43をケース52に安定して固定することができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、支持部55とケース52の外周面52aとの間に支持部補強リブ555を設けた。これにより、支持部55に荷重が加わっても支持部55の破断が抑制される。このため、支持部55は、結束バンド54の軸方向Cの移動をさらに規制することが可能になる。したがって、結束バンド54は、軸方向Cの移動がさらに規制された状態で電線43をケース52に固定することが可能になる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、電線43をケース52にさらに安定して固定することができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、結束バンド54を使用し、支持部55に結束工具Gが当接可能な当接部556を設けた。これにより、結束工具Gは、当接部556に当てながら位置決めしつつ、結束バンド54を締め付けてケース52に巻き付けることができるので、結束バンド54がケース52に対して確実に固定される。したがって、結束バンド54は、軸方向Cの移動がさらに規制された状態で電線43をケース52に固定することが可能になる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、電線43をケース52にさらに安定して固定することができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、当接部556とケース52の外周面52aとの間に当接部補強リブ557を設けた。これにより、結束工具Gは、当接部556を押圧しても当接部556の変形が抑えられるので、結束バンド54をケース52に対して確実に固定することが可能になる。したがって結束バンド54は、軸方向Cの移動がさらに規制された状態で電線43をケース52に固定することが可能になる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、電線43をケース52にさらに安定して固定することができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、支持部55をクリップ7により被取付部6に取り付けるようにした。これにより、例えばボルトやナット等で被取付部6に支持部55を固定する場合と比較して、工数削減ができ、部品コストも抑制できる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、コストをさらに抑制することができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、被取付部6に回転規制部8を設けた。これにより、クリップ7で支持部55を被取付部6に取り付ける際には、支持部55の回転が規制されることからケース52の回転も規制される。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、取付作業の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、ケース52および支持部55を樹脂材料により一体成形し、支持部55の結合部551に凹部553を形成した。これにより、ケース52の支持部55において、肉厚の差が抑えられるので、成形時のばらつきが生じにくくなる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、ケース52および支持部55を一体成形するときの成形不良(いわゆるヒケ)を低減することができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、ケース52の外周面52aに電線移動規制部526〜528を設けた。これにより、ケース52の外周面52aを軸方向Cに沿って配置された電線43は、周方向Dの移動が規制されるので、他の部材に干渉するのが抑制される。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、電線43が他の部材に干渉するのを抑制できるので、耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態に記載のノイズ吸収体取付構造5では、第三電線移動規制部528とケース52の外周面52aとの間に、第三電線移動規制部528を補強する電線移動規制部補強リブ529,529が設けた。これにより、第三電線移動規制部528に荷重が加わっても、第三電線移動規制部528の破断が抑制されるので、第三電線移動規制部528は電線43の周方向Dの移動をさらに規制することが可能になる。したがって、電線43が他の部材に干渉するのがさらに抑制される。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、電線43が他の部材に干渉するのをさらに防ぐことができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、ケース52の軸方向Cの一方側には第一コネクタ57および第二コネクタ34が配置されており、電線43は、一方側からケース52の外周面52aに沿って軸方向Cの他方側へ向かい、他方側から中空部521に通されている。これにより、電線43を一方側から中空部521に通す場合と比較して、第一コネクタ57から磁性体コア51の中空部521に入るまでの電線長をより長く確保できる。このため、より長い電線長に対応した第一コネクタ57の挿抜ストロークを十分に確保できるので、容易に第一コネクタ57と第二コネクタ34との接続ができる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、第一コネクタ57と第二コネクタ34とを接続する際の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、被取付部6がパワーコントロールユニット33に接続されたバスバー45を被覆する被覆部451から延出されており、パワーコントロールユニット33を収容する筐体10に被取付部6とともに取り付けるようにした。これにより、支持部55の取付作業とバスバー45の取付作業を一度に行うことが可能になる。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、取り付け作業の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5では、被取付部6は、車両1に搭載されるパワーコントロールユニット33に接続されたバスバー45を被覆する被覆部451に設けられている。よって、本実施形態のノイズ吸収体取付構造5は、車両1に設けられる部品のレイアウトの自由度を高めることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
本実施形態では、ケース52の外周面52aにおいて結束バンド54を両側から挟むように支持部55を設けたが、結束バンド54の一方側のみに支持部を設けてもよい。
また、本実施形態では、支持部55の取り付けにプッシュプル方式のクリップ7を使用したが、ネジ式のクリップ等を使用してもよい。
本実施形態では、ケース52の外周面52aに三個の電線移動規制部526〜528を設けたが、電線移動規制部の個数は限定されず1個でもよい。
本実施形態では、第三電線移動規制部528とケース52の外周面52aとの間に電線移動規制部補強リブ529,529を設けたが、第一電線移動規制部526とケース52の外周面52aとの間や、第二電線移動規制部527とケース52の外周面52aとの間にも電線移動規制部補強リブを設けてもよい。
本実施形態では、ノイズ吸収体取付構造5を車両1に適用した場合について説明したが、ノイズ吸収体取付構造5の適用範囲は車両1に限定されることはなく、他の用途に使用してもよい。
本実施形態では、被取付部6が、バスバー45を被覆する被覆部451から延出されたものとして構成される場合を説明したが、バスバー45以外の樹脂部品や、板金部品、金属部品などで構成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 車両
5 ノイズ吸収体取付構造
5A バンド移動規制部
6 被取付部
7 クリップ
8 回転規制部
10 筐体
33 パワーコントロールユニット(機器)
34 第二コネクタ
43 電線
45 バスバー
51 磁性体コア(ノイズ吸収体)
51a 外周面
52 ケース
52a 外周面
54 結束バンド(バンド)
55 支持部
57 第一コネクタ
451 被覆部
526 第一電線移動規制部(電線移動規制部)
527 第二電線移動規制部(電線移動規制部)
528 第三電線移動規制部(電線移動規制部)
529 電線移動規制部補強リブ
551 結合部
553 凹部
555 支持部補強リブ
556 当接部
557 当接部補強リブ
C 軸方向
D 周方向

Claims (13)

  1. 中空部を有する筒状のノイズ吸収体と、
    前記ノイズ吸収体を覆う筒状のケースと、
    前記ノイズ吸収体の前記中空部を通り、前記ノイズ吸収体および前記ケースに対して、前記ケースの軸方向に沿うように巻き付けられる電線と、
    前記ケースの周方向に沿うように巻き付けられ、前記電線を前記ケースに固定するバンドと、
    前記ケースの外周面から外方に延びて形成され、前記ケースの外部に設けられた被取付部に取り付けられる支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記バンドの軸方向の移動を規制するバンド移動規制部と、
    を備えていることを特徴とするノイズ吸収体取付構造。
  2. 前記支持部には、前記バンドが挿通される挿通孔が設けられ、
    前記バンド移動規制部は、前記挿通孔の内壁であることを特徴とする請求項1に記載のノイズ吸収体取付構造。
  3. 前記支持部と前記ケースの外周面との間には、支持部補強リブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載のノイズ吸収体取付構造。
  4. 前記バンドは、結束工具を使用して前記ケースの周方向に巻き付けられる結束バンドであり、
    前記支持部には、前記結束工具が当接可能な当接部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
  5. 前記当接部と前記ケースの外周面との間には、当接部補強リブが設けられていることを特徴とする請求項4に記載のノイズ吸収体取付構造。
  6. 前記支持部は、クリップにより前記被取付部に取り付けられていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
  7. 前記被取付部には、前記クリップによる前記支持部の取付時に前記支持部の回転を規制する回転規制部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のノイズ吸収体取付構造。
  8. 前記ケースおよび前記支持部は樹脂材料により一体成形され、
    前記支持部のうち前記ケースの外周面と結合する結合部には、凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
  9. 前記ケースの外周面には、前記電線の周方向の移動を規制する電線移動規制部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
  10. 前記電線移動規制部と前記ケースの外周面との間には、前記電線移動規制部を補強する電線移動規制部補強リブが設けられていることを特徴とする請求項9に記載のノイズ吸収体取付構造。
  11. 前記ケースの軸方向の一方側にはコネクタが配置されており、
    前記電線は、前記一方側から前記ケースの外周面に沿って前記軸方向の他方側へ向かい、前記他方側から前記中空部に通されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
  12. 前記被取付部は、機器に接続されたバスバーを被覆する被覆部から延出されたものであり、
    前記支持部は、前記機器を収容する筐体に前記被取付部とともに取り付けられていることを特徴とする請求項2から請求項11のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
  13. 前記被取付部は、車両に搭載される部品に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のノイズ吸収体取付構造。
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