JP2018139249A - 光学デバイスの製造方法 - Google Patents

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徹 古田
Toru Furuta
徹 古田
清治 井澤
Seiji Izawa
清治 井澤
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Abstract

【課題】複数の金属層のそれぞれに形成された開口を重ねて配置し易い光学デバイスの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のデバイス10の製造方法は、第1絶縁層12の両面に第1金属材料からなる第1金属層13が形成された基板11を準備することと、表裏の第1金属層13に、互いに重なる第1開口13Aの組を複数組形成することと、基板11の両面に、第2絶縁層22と第2金属材料からなる第2金属層23を形成することと、第2金属層23に、第1開口13Aと重なり且つ第1開口13Aと同径又は第1開口13Aより大径の第2開口23Aを複数形成することと、第2金属層23をマスクに用いてレーザーを照射して、基板11と第2絶縁層22を貫通する貫通孔16を形成することと、第1金属材料を選択的に除去するエッチングにより貫通孔16の内面に露出する第1金属層13を除去することと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の金属層のそれぞれに形成された開口が重ねて配置されているデバイスの製造方法に関する。
特許文献1には、開口が形成された銅張積層板を2枚準備し、それら2枚の銅張積層板を絶縁層の表側と裏側に貼り合わせ、絶縁層に貫通孔を形成して2枚の基板の開口同士を連絡する方法が示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−77663号公報(段落[0011]〜[0016]、図1,2)
特許文献1に開示の方法では、銅張積層板が絶縁層に貼り合される前に開口が形成されるため、開口を重ねて配置し難いという問題が考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数の金属層のそれぞれに形成された開口を重ねて配置し易いデバイスの製造方法の提供を目的とする。
本発明に係るデバイスの製造方法は、第1絶縁層の両面に第1金属材料からなる第1金属層が形成された基板を準備することと、表側の前記第1金属層と裏側の前記第1金属層とに、互いに重なる第1開口の組を複数組形成することと、前記基板の両面に、第2絶縁層と前記第1金属材料とは異なる第2金属材料からなる第2金属層を形成することと、前記第2金属層に、前記第1開口と重なり且つ前記第1開口と同径又は前記第1開口より大径の第2開口を複数形成することと、前記第2開口を有する前記第2金属層をマスクに用いてレーザーを照射して、前記第2開口から露出する前記第1絶縁層と前記第2絶縁層を除去して、前記基板と前記第2絶縁層を貫通する貫通孔を形成することと、前記第1金属材料を選択的に除去するエッチングにより前記貫通孔の内面に露出する前記第1金属層を除去することと、を含む。
本発明の一実施形態に係るデバイスの側断面図 デバイスの製造工程を示す断面図 デバイスの製造工程を示す断面図 デバイスの製造工程を示す断面図 デバイスの製造工程を示す断面図 デバイスの製造工程を示す断面図 他の実施形態に係るデバイスの製造工程を示す断面図
図1に示されるように、本実施形態に係るデバイス10は、第1絶縁層12の表裏の両面に第1金属層13が形成されている基板11を備えている。基板11の表裏の両面には、第2絶縁層22と第2金属層23が形成されている。第1絶縁層12と第2絶縁層22は、同じ樹脂材料で構成されている。第2金属層23は、第1金属層13を構成する第1金属材料とは異なる第2金属材料で構成されている。例えば、第1絶縁層12及び第2絶縁層22は、芯材を含まず且つ無機フィラーを含有する樹脂フィルムである。例えば、第1金属材料はニッケルであり、第2金属材料は銅である。なお、図1では、基板11の表側の面が同図の上側を向くように配置されている。以下では、第1絶縁層12の表側の面であるF面12F側に積層された第1金属層13を表側の第1金属層13F、第2絶縁層22を表側の第2絶縁層22F、第2金属層23を表側の第2金属層23Fといい、第1絶縁層12の裏側の面であるB面12B側に積層された第1金属層13を裏側の第1金属層13B、第2絶縁層22を裏側の第2絶縁層22B、第2金属層23を裏側の第2金属層23Bと適宜分けていう。
表側の第1金属層13Fと裏側の第1金属層13Bとには、複数の第1開口13Aが形成されている。表側の第1金属層13の第1開口13Aは、裏側の第1金属層13の第1開口13Aに重ねられている。第1絶縁層12には、表側の第1金属層13に形成されている複数の第1開口13Aと裏側の第1金属層13に形成されている複数の第1開口13Aとを連絡する複数の第1貫通孔14が形成されている。
表側の第2金属層23Fと裏側の第2金属層23Bとには、複数の第2開口23Aが形成されている。各第2金属層23F,23Bの複数の第2開口23Aは、複数の第1開口13Aとほぼ同軸に配置され、第2開口23Aは第1開口13Aと重なっている。第2開口23Aは、第1開口13Aよりも小さい。第1開口13Aの大きさは約15μmであり、第2開口23Aの大きさは約12μmである。第2絶縁層22F,22Bには、複数の第1開口13Aと複数の第2開口23Aとを連絡する複数の第2貫通孔24F,24Bが形成されている。そして、第1貫通孔14と第2貫通孔24とによって、基板11と表側の第2絶縁層22Fと裏側の第2絶縁層22Bを貫通する貫通孔16が形成されている。裏側の第2絶縁層22Bに形成された第2貫通孔24Bは、第1貫通孔14と同径になっている。表側の第2絶縁層22Fに形成された第2貫通孔24Fは、第1貫通孔14より大径になっている。
本実施形態では、デバイス10は、光を利用して情報を伝達する光学デバイスである。第1開口13A及び第2開口23Aは、デバイス10における光透過部を構成する。
デバイス10は、以下のようにして製造される。
(1)図2(A)に示されるように、第1絶縁層12の表裏の両面に第1金属材料(例えば、ニッケル)からなる第1金属層13が形成された基板11が準備される。
(2)図2(B)に示されるように、表側の第1金属層13と裏側の第1金属層13の上に、所定パターンのエッチングレジスト31が形成される。
(3)第1金属層13のうちエッチングレジスト31で覆われていない部分がエッチングにより除去される。そして、図2(C)に示されるように、エッチングレジスト31が除去され、表側の第1金属層13Fと裏側の第1金属層13Bに複数の第1開口13Aが形成される。表側の第1金属層13Fの第1開口13Aと裏側の第1金属層13Bの第1開口13Aとは、ほぼ同軸に配置され、表側の第1金属層13の第1開口13Aは、裏側の第1金属層13の第1開口13Aに重ねられる。
(4)図3(A)に示されるように、第2絶縁層22の片面に第2金属層23が積層されてなる基板21が2枚準備される。
(5)図3(B)に示されるように、基板11の表裏の両面に基板21が重ねられて、加熱プレスされる。各基板21の第2絶縁層22F,22Bは、基板11の第1金属層13に対向配置される。
(6)図4(A)に示されるように、表側の第2金属層23Fの上に所定パターンのエッチングレジスト32が形成されると共に、裏側の第2金属層23Bの上に全面的にエッチングレジスト32が形成される。
(7)表側の第2金属層23Fのうちエッチングレジスト32で覆われていない部分がエッチングにより除去される。そして、図4(B)に示されるように、エッチングレジスト32が除去され、表側の第2金属層23Fに第1開口13Aより大径な第2開口23Aが複数形成される。この第2開口23Aは、表側の第1金属層13Fの第1開口13A及び裏側の第1金属層13Bの第1開口13Aとほぼ同軸に配置される。
(8)基板11の表側からレーザーが照射され、表側の第2開口23Aから露出する第1絶縁層12と第2絶縁層22が除去される。そして、基板11を貫通する第1貫通孔14及び第2絶縁層22を貫通する第2貫通孔24が形成され、表側の第2絶縁層22Fと基板11と裏側の第2絶縁層22Bを貫通する貫通孔16が形成される(図5(A))。ここで、第1貫通孔14及び裏側の第2絶縁層22Bを貫通する第2貫通孔24Bは、表側の第1金属層13をマスクにして形成される。従って、第1貫通孔14及び裏側の第2絶縁層22Bを貫通する第2貫通孔24は、表側の第2絶縁層22Fを貫通する第2貫通孔24Bよりも小径に形成される。
(9)図5(B)に示されるように、表側の第2金属層23Fの上に全面的にエッチングレジスト33が形成されると共に、裏側の第2金属層23Bの上に所定パターンのエッチングレジスト33が形成される。
(10)裏側の第2金属層23Bのうちエッチングレジスト33で覆われていない部分がエッチングにより除去される。そして、図6に示されるように、エッチングレジスト33が除去され、裏側の第2金属層23Bに複数の第2開口23Aが形成される。この第2開口23Aは、貫通孔16とほぼ同軸に配置される。
(11)貫通孔16の内面に露出する第1金属層13が選択的にエッチングされて、第1金属層13F,13Bに形成されている第1開口13Aが広がる。そして、第1開口13Aが第2開口23Aよりも大径になる。以上により、図1に示されるデバイス10が完成する。
本実施形態のデバイス10の製造方法では、表側の第1金属層13Fと裏側の第1金属層13Bに、同軸に配置される第1開口13Aが複数形成された後、基板11の両面に第2絶縁22F,22Bと第2金属層23F,23Bが形成される。そして、その第2金属層23F,23Bに、複数の第1開口13Aと重なる複数の第2開口23Aが形成される。本実施形態のデバイス10の製造方法では、基板11に第2金属層23が重ねられてから、その第2金属層23に第2開口23Aが形成されるので、予め第2開口23Aが形成された第2金属層23が基板11に重ねられる場合と比べて、第1開口13Aと第2開口23Aの位置ずれが抑えられる。これにより、第1開口13Aと第2開口23Aを重ねて配置し易くなる。
ここで、特許文献1に開示の方法では、内層側の開口が外層側の開口よりも小さいデバイスしか製造することができない。これに対し、本実施形態のデバイス10の製造方法では、基板11と第2絶縁層22を貫通する貫通孔16の内面に露出する第1金属層13が除去されることで、第1開口13Aを第2開口23Aより大きくすることが可能となる。これにより、内層側の開口を外層側の開口より大きくすることが可能となる。しかも、本実施形態では、表裏の一方側からレーザーが照射されることにより貫通孔16が形成されるので、第1開口13A及び第2開口23Aと重なる貫通孔16が形成され易くなる。
本実施形態では、エッチングによって第1金属層13に第1開口13Aが形成されるので、第1開口13Aの小径化が図られる。また、エッチングによって第2金属層23に第2開口23Aが形成されるので、第2開口23Aの小径化が図られる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、第1金属材料と第2金属材料の組合せがニッケルと銅であったが、例えば、チタンと銅であってもよい。
(2)上記実施形態において、図7(A)に示されるように、裏側の第2金属層23に第2開口23Aが形成され、基板11の裏側からレーザーが照射されて、図7(B)に示されるように、裏側の第2開口23Aから露出する第1絶縁層12と第2絶縁層22が除去されてもよい。
(3)上記実施形態のデバイス10の製造工程(6)〜(8)において、表側の第2金属層23と裏側の第2金属層23とに第2開口23Aが形成され、基板11の表側と裏側の両方からレーザーが照射されて貫通孔16が形成されてもよい。
(4)上記実施形態において、第2開口23Aが第1開口13Aと同じ大きさに形成され、エッチングにより第1開口13Aが広げられてもよい。
(5)上記実施形態において、第2開口23Aがレーザー照射によって形成されてもよい。
(6)上記実施形態において、表側の第2貫通孔24F、第1貫通孔14、裏側の第2貫通孔24Bの内面にめっき膜を形成してもよい。これにより、各貫通孔14,24A,24Bの径をめっき膜の厚みで小さく調整することができる。
10 デバイス
12 第1絶縁層
13 第1金属層
13A 第1開口
16 貫通孔
22 第2絶縁層
23 第2金属層
23A 第2開口

Claims (4)

  1. 第1絶縁層の両面に第1金属材料からなる第1金属層が形成された基板を準備することと、
    表側の前記第1金属層と裏側の前記第1金属層とに、互いに重なる第1開口の組を複数組形成することと、
    前記基板の両面に、第2絶縁層と前記第1金属材料とは異なる第2金属材料からなる第2金属層を形成することと、
    各前記第2金属層に、前記第1開口と重なり且つ前記第1開口と同径又は前記第1開口より大径の第2開口を複数形成することと、
    前記第2開口を有する前記第2金属層をマスクに用いてレーザーを照射して、前記第2開口から露出する前記基板と前記第2絶縁層を除去して、前記基板及び前記第2絶縁層を貫通する貫通孔を形成することと、
    前記第1金属材料を選択的に除去するエッチングにより前記貫通孔の内面に露出する前記第1金属層を除去することと、を含む光学デバイスの製造方法。
  2. 請求項1に記載の光学デバイスの製造方法において、
    前記複数の第2開口と前記貫通孔を形成するにあたり、表裏の一方側の前記第2金属層に前記第2開口を形成し、その第2開口を有する前記第2金属層をマスクに用いて表裏の一方側からレーザーを照射して前記貫通孔を形成した後、表裏の他方側の前記第2金属層に前記第2開口を形成する。
  3. 請求項1又は2に記載の光学デバイスの製造方法において、
    エッチングにより前記第1金属層に前記第1開口を形成する。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1の請求項に記載の光学デバイスの製造方法において、
    エッチングにより前記第2金属層に前記第2開口を形成する。
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