JP2018138152A - 洗濯機およびその制御装置 - Google Patents

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Toshihide Sugimoto
年秀 杉本
和浩 田村
Kazuhiro Tamura
和浩 田村
有亮 前田
Yusuke Maeda
有亮 前田
吉永 健実
Takemi Yoshinaga
健実 吉永
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Abstract

【課題】外槽から泡が溢れ出にくい洗濯機およびその制御装置を提供する。【解決手段】洗濯機は外槽と、外槽内と連通するように外槽内に設けられる内槽と、内槽内の水を攪拌するために駆動する駆動部と、外槽内の水を循環できるように外槽に接続される循環路と、循環路に水の流れを形成する循環ポンプと、駆動部および循環ポンプを制御する制御装置とを備える。制御装置は、内槽内の衣類を洗濯するために駆動部を駆動させる洗濯期間WPにおいて、駆動部の出力が高い第1洗濯期間WP1に循環ポンプが駆動する状態が含まれ、駆動部の出力が低い第2洗濯期間WP2に循環ポンプが停止する状態が含まれるように循環ポンプを制御する。【選択図】図8

Description

本発明は洗濯機およびその制御装置に関する。
外槽内の水を循環させる機能を有する洗濯機が知られている。その一例である特許文献1の洗濯機は、給水源から外槽および内槽内に水を供給する給水路、外槽の下部と上部とを繋げる循環路、および、循環路に設けられた循環ポンプ、内槽内の水を攪拌するパルセータを備える。この洗濯機は、洗濯開始の要求に応じて次のように動作する。最初に、外槽内に水が供給されるように給水路が開放される。給水路が開放された場合、洗濯剤を含む水が外槽および内槽内に供給される。次に、内槽内の水位が所定水位に達したときに循環ポンプの駆動が開始される。循環ポンプが駆動することにより外槽内の水が循環路を通過して外槽の上部から外槽内に戻され、外槽、内槽、および、循環路を循環する水の流れが形成される。水が循環することにより内槽内の水がかき混ぜられるため、洗濯剤が発泡し、外槽および内槽内で泡が生成される。次に、外槽および内槽内の水位が洗濯水位に達した後、パルセータの駆動が開始される。循環ポンプは継続して駆動される。パルセータの駆動にともない内槽内に強い水流が形成され、衣類が洗濯される。
特開平7−275557号公報
内槽内で多量の泡が生成された場合、泡が外槽から溢れ出るおそれがある。なお、特許文献1では、生成される泡の量について特に言及していない。
本発明に関する洗濯機の一形態は、外槽と、前記外槽内と連通するように前記外槽内に設けられる内槽と、前記内槽内の水を攪拌するために駆動する駆動部と、前記外槽内の水を循環できるように前記外槽に接続される循環路と、前記循環路に水の流れを形成する循環ポンプと、前記駆動部および前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記内槽内の衣類を洗濯するために前記駆動部を駆動させる洗濯期間において、前記駆動部の出力が高い第1洗濯期間に前記循環ポンプが駆動する状態が含まれ、前記駆動部の出力が低い第2洗濯期間に前記循環ポンプが停止する状態が含まれるように前記循環ポンプを制御する。
本発明に関する洗濯機およびその制御装置によれば、外槽から泡が溢れ出るおそれが低減される。
実施の形態の洗濯機の模式図。 図1の洗濯機のブロック図。 図1の洗剤ケース内を示す斜視図。 図1の外槽および内槽内を示す平面図。 図1の循環ポンプおよびその周辺を示す斜視図。 図5のインペラと循環モータとの関係を示す動作図。 各種の洗濯コースにおける循環ポンプの動作の一例を示すマップ。 第1使用状態における洗濯コースの動作の一例を示すタイムチャート。 第2使用状態における洗濯コースの動作の一例を示すタイムチャート。
(洗濯機およびその制御装置が取り得る形態の一例)
(1)本発明に関する洗濯機の一形態は、外槽と、前記外槽内と連通するように前記外槽内に設けられる内槽と、前記内槽内の水を攪拌するために駆動する駆動部と、前記外槽内の水を循環できるように前記外槽に接続される循環路と、前記循環路に水の流れを形成する循環ポンプと、前記駆動部および前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記内槽内の衣類を洗濯するために前記駆動部を駆動させる洗濯期間において、前記駆動部の出力が高い第1洗濯期間に前記循環ポンプが駆動する状態が含まれ、前記駆動部の出力が低い第2洗濯期間に前記循環ポンプが停止する状態が含まれるように前記循環ポンプを制御する。
洗濯期間に循環ポンプが駆動する場合、外槽、内槽、および、循環路を循環する水の流れが形成され、外槽および内槽内で泡が生成される。駆動部の出力が高い第1洗濯期間に循環ポンプが駆動することにより泡の生成量がより多くなる。このため、衣類の汚れを落とす力が強くなる。また、洗濯期間において循環ポンプが停止する場合、循環路を含む経路で水が循環しないため、外槽および内槽内で泡を生成する力が弱くなる。駆動部の出力が低い第2洗濯期間に循環ポンプが停止することにより泡の生成量がより少なくなる。このため、外槽から泡が溢れ出るおそれが低減される。
(2)前記洗濯機の一例によれば、前記制御装置は前記第2洗濯期間における前記駆動部の最大回転速度が前記第1洗濯期間における最大回転速度よりも低くなるように前記駆動部を制御する。このため、第2洗濯期間における泡の生成量がさらに減少し、外槽から泡が溢れ出るおそれがより低減される。
(3)前記洗濯機の一例によれば、前記制御装置は前記第2洗濯期間に前記洗濯期間の終了時点が含まれるように前記駆動部を制御する。
衣類の汚れがおおよそ落ちている洗濯期間の後半期間では、泡の生成量が衣類の洗濯の仕上がり具合に及ぼす影響が小さい。このため、洗濯期間の終了時点を含む第2洗濯期間に駆動部が低い出力で駆動することにより、衣類の洗濯の仕上がり具合に及ぼす影響を抑えながら、外槽から泡が溢れ出るおそれを低減できる。
(4)前記洗濯機の一例によれば、前記制御装置は前記第1洗濯期間に前記循環ポンプが駆動する状態および停止する状態が含まれるように前記循環ポンプを制御する。
循環ポンプが連続して駆動する時間が長くなるにつれて内槽内の水面上における泡の体積が多くなり、泡が外槽から溢れ出る可能性が高くなる。駆動部の出力が高い第1洗濯期間において循環ポンプが長時間にわたり連続的に駆動する場合、その可能性がより高くなる。上記洗濯機では、駆動部の出力が高い第1洗濯期間に循環ポンプが駆動および停止する状態が含まれるため、循環ポンプが長時間にわたり連続的に駆動することが回避され、外槽から泡が溢れ出るおそれが低減される。
(5)本発明に関する洗濯機の制御装置の一形態は、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の洗濯機の制御装置である。
上記洗濯機の制御装置によれば、上記(1)〜(4)の洗濯機により得られる効果と実質的に同じ効果が得られる。
(実施の形態)
図1に示される洗濯機1は衣類の洗濯に用いられる縦型洗濯機である。洗濯機1は例えば床面(図示略)等の平坦な設置面に設置して使用される。洗濯機1は商用電源等の外部電源(図示略)から供給される電力により駆動する。一例では、洗濯機1は電源コード(図示略)が外部電源と接続されることにより、外部電源の電力が洗濯機1を構成する各種の電気的な要素に供給される。図1は洗濯機1の幅方向に直交する方向に沿う洗濯機1の断面を示している。
洗濯機1は本体10、外槽20、および、内槽30を備える。本体10は洗濯機1の外観を構成する。本体10はハウジング11、第1開口12、本体蓋13、操作部14、および、表示部15を含む。ハウジング11は外槽20および内槽30を収容している。ハウジング11を構成する材料の一例は金属材料である。ハウジング11の形状の一例は略直方体である。第1開口12は例えばハウジング11の天面11Aに設けられる。第1開口12は衣類を出し入れ可能な大きさを有する。本体蓋13は第1開口12を開閉可能にハウジング11に設けられる。
ハウジング11の天面11Aは傾斜面11Bを含む。傾斜面11Bは例えば天面11Aにおいて第1開口12よりも洗濯機1の背面側に設けられ、洗濯機1の正面側から背面側に向けて高くなるように傾斜している。操作部14および表示部15は例えば傾斜面11Bに設けられる。操作部14の機能は洗濯機1の動作に関する各種の情報を入力することである。一例では、操作部14は洗濯機1の電源のオンおよびオフを切り替える機能を含む。表示部15の機能は洗濯機1の動作に関する各種の情報を表示することである。
外槽20は本体10のハウジング11内に固定されている。外槽20はハウジング21、第2開口22、および、外槽蓋23を含む。ハウジング21は内槽30を収容している。ハウジング21を構成する材料の一例は樹脂材料である。樹脂材料の一例はポリプロピレンである。ハウジング21の形状の一例は略円柱である。第2開口22は例えばハウジング21の天面21Aに設けられ、第1開口12と対向している。第2開口22は衣類を出し入れ可能な大きさを有する。外槽蓋23は第2開口22を開閉可能にハウジング21に設けられる。
内槽30は外槽20内と連通するように外槽20内に設けられる。内槽30は外槽20に対して回転可能である。内槽30はハウジング31、第3開口32、および、複数の連通孔33を含む。ハウジング31は衣類を収容可能な収容空間31Bを含む。ハウジング31を構成する材料の一例は金属材料である。金属材料の一例はステンレスである。ハウジング31の形状の一例は略円柱である。第3開口32は例えばハウジング31の天面31Aに設けられ、第2開口22と対向している。第3開口32は衣類を出し入れ可能な大きさを有する。本体蓋13および外槽蓋23が開放された状態において、第1開口12、第2開口22、および、第3開口32を介して衣類が出し入れされる。複数の連通孔33は例えば収容空間31Bと外槽20内とを連通するようにハウジング31の外周面31Cに設けられる。
洗濯機1は洗剤ケース40、給水パイプ50、および、給水ホース60をさらに備える。洗剤ケース40の機能は洗濯剤および柔軟剤等を収容することである。洗剤ケース40は例えば本体10のハウジング11内において外槽20よりも上方に設けられる。給水パイプ50の機能は給水源(図示略)から供給された水を外槽20および内槽30内に給水することである。給水源の一例は蛇口である。給水パイプ50は例えば洗剤ケース40内に水が供給されるように洗剤ケース40に接続されている。給水パイプ50は給水弁55(図2参照)を含む。給水弁55の機能は給水パイプ50から給水される給水量を調節することである。給水ホース60の機能は洗剤ケース40内に供給された水を外槽20および内槽30内に給水することである。給水ホース60は例えば洗剤ケース40と外槽20とを接続している。給水パイプ50を流れる水は洗剤ケース40内に供給され、洗剤ケース40内の洗濯剤および柔軟剤等と混合されて給水ホース60に供給され、給水ホース60の給水口61から外槽20および内槽30内に給水される。
外槽20は上部開口部24、下部開口部25、および、排水開口部26をさらに含む。上部開口部24は例えばハウジング21の天面21Aに設けられる。給水ホース60は例えば外槽20の上部開口部24に接続されている。下部開口部25は例えばハウジング21の底部21Bに設けられる。排水開口部26は例えばハウジング21の底部21Bに設けられる。
洗濯機1は循環路70、排水路80、および、循環ポンプ90をさらに備える。循環ポンプ90の機能は循環路70に水の流れを形成することである。循環ポンプ90は例えば循環路70内に設けられる。循環ポンプ90はインペラ91、循環モータ92、および、ケース93を含む。循環モータ92は出力軸92Aを含む。インペラ91は出力軸92Aに設けられる。インペラ91はケース93に収容されている。循環ポンプ90はインペラ91を回転させることにより循環路70に水の流れを形成する。
循環路70は外槽20内の水を循環できるように外槽20に接続されている。循環路70は例えば上部開口部24および下部開口部25に接続されている。循環路70は第1循環路71および第2循環路72を含む。第1循環路71は下部開口部25と循環ポンプ90のケース93とを接続している。第2循環路72は循環ポンプ90のケース93と洗剤ケース40とを接続している。一例では、循環路70は第1循環路71、循環ポンプ90のケース93、第2循環路72、洗剤ケース40の一部、および、給水ホース60により構成される。
排水路80は外槽20内の水を排水できるように外槽20に接続されている。排水路80は例えば排水開口部26に接続されている。排水路80は第1排水弁81を含む。第1排水弁81は例えば外槽20および内槽30内の水を排水する場合に開放される。循環路70が接続される下部開口部25および上部開口部24と、排水路80が接続される排水開口部26とが個別に形成されているため、循環路70における流水に関する特性、および、排水路80における流水に関する特性を決めるための設計にかかる負荷が軽減される。流水に関する特性は例えば循環路70および排水路80を流れる水の流量等を含む。
上部開口部24と下部開口部25との距離は上部開口部24と排水開口部26との距離よりも長い。循環ポンプ90が駆動することにより外槽20内の水が下部開口部25から循環路70に流れ、上部開口部24から再び外槽20内に供給されるため、外槽20、内槽30、および、循環路70を水が循環する。洗濯機1は、上部開口部24と下部開口部25との距離が上部開口部24と排水開口部26との距離よりも長いため、循環する水により外槽20および内槽30内に形成される流れの経路が長くなる。このため、循環する水により内槽30内の水が均一に攪拌されやすい。
上部開口部24および下部開口部25は洗濯機1の平面視において、外槽20の中心、内槽30の中心、および、内槽30に設けられるバランサ(図示略)の中心を挟む。バランサの機能は内槽30内に収容された衣類の重量のバランスを取ることである。バランサは例えば内槽30における第3開口32の縁に沿って環状に設けられる。この構成では、上部開口部24と下部開口部25との距離が長くなるため、循環する水により外槽20および内槽30内に形成される流れの経路が長くなる。このため、循環する水により内槽30内の水が均一に攪拌されやすい。
上部開口部24は外槽20における洗濯機1の背面寄りの部分に設けられる。下部開口部25は外槽20における洗濯機1の正面寄りの部分に設けられる。この構成では、上部開口部24から外槽20内に供給された水が内槽30内を上部から下部に向けて斜めに流れるため、内槽30内の水が一層均一に攪拌されやすい。また、排水開口部26は外槽20における洗濯機1の背面寄りの部分に設けられる。このため、排水路80の出口(図示略)が洗濯機1の背面側に引き出される場合に、洗濯機1内における排水路80の長さを短くできる。
洗濯機1は閉鎖部74をさらに備える。閉鎖部74は循環路70に設けられる。閉鎖部74の機能は循環ポンプ90が停止している場合に循環路70における空気の流れを遮断することである。閉鎖部74により循環路70における空気の流れが遮断されるため、循環路70内の水分が外槽20内に不要に戻されることが抑制される。また、閉鎖部74は循環路70において循環ポンプ90よりも下流側に設けられる。一例では、閉鎖部74は第2循環路72に設けられる。循環ポンプ90内の水分の流れが閉鎖部74により遮断されるため、循環路70内の水分が外槽20内に不要に戻されることが一層抑制される。
閉鎖部74は排水トラップ74Aを含む。このため、循環ポンプ90の動作が停止することにともない排水トラップ74Aに水が溜まり、循環路70における空気の流れが遮断される。このように、電気エネルギーを閉鎖部74に供給しなくとも閉鎖部74の機能が発現されるために洗濯機1における電力の消費量が低減される。排水トラップ74Aの形状の一例は略U字形状である。
洗濯機1は循環排水路75をさらに備える。循環排水路75は循環路70内の水を排水できるように循環路70と排水路80とを接続している。一例では、循環排水路75は循環ポンプ90のケース93と排水路80とを接続している。循環排水路75は第2排水弁76を含む。第2排水弁76は例えば循環ポンプ90が駆動している場合に閉鎖され、循環ポンプ90の動作が停止している場合に循環路70内の水が排水されるように開放される。
洗濯機1はパルセータ110および駆動部120をさらに備える。パルセータ110の機能は内槽30内の水を攪拌することである。パルセータ110は例えば内槽30に対して回転可能にハウジング31の底部31Dに設けられる。一例では、パルセータ110は洗濯機1の平面視における内槽30の中心を回転中心として回転可能に設けられる。パルセータ110は複数の羽根111および基部112を含む。複数の羽根111は基部112から立ち上がるように基部112に形成されている。複数の羽根111の枚数の一例は4枚である。羽根111の形状の一例は不等辺三角形である。
駆動部120は内槽30内の水を攪拌するために駆動する。駆動部120は洗濯モータ121および切替部122(図2参照)を含む。洗濯モータ121の出力軸(図示略)は切替部122を介して内槽30およびパルセータ110と接続されている。切替部122の一例はクラッチである。洗濯モータ121と内槽30とが切替部122により接続されている場合、洗濯モータ121が駆動することにより内槽30が外槽20に対して回転する。洗濯モータ121とパルセータ110とが切替部122により接続されている場合、洗濯モータ121が駆動することによりパルセータ110が内槽30に対して回転し、内槽30内の水が攪拌される。
洗濯機1は乾燥路130および乾燥機140をさらに備える。乾燥路130は内槽30内に温風を供給できるように外槽20に接続されている。一例では、乾燥路130は外槽20と排水路80とを接続している。乾燥機140の機能は内槽30内の衣類を乾燥することである。乾燥機140は例えば乾燥路130に設けられる。乾燥機140は循環ポンプ90が停止している場合に駆動する。閉鎖部74により循環路70における空気の流れが遮断された状態で乾燥機140が駆動するため、衣類を効率的に乾燥させることができる。
また、衣類を乾燥させる過程において衣類から発生した水蒸気が循環路70を通過して外槽20から漏れることがある。一例では、洗剤ケース40内に流入した水蒸気が洗剤ケース40とその蓋(図示略)との間に形成された隙間から漏れ出すことが考えられる。この例では、外槽20から漏れた水蒸気が洗濯機1を構成する各種の電気的な要素に付着するおそれがある。洗濯機1では、衣類から発生した水蒸気が循環路70を通過する過程において閉鎖部74により遮断されるため、その水蒸気が外槽20から漏れるおそれが低減される。
図2に示されるように、乾燥機140は送風機141、ファンモータ142、および、ヒータ143を含む。送風機141の機能は乾燥路130の空気が循環するように風を生成することである。送風機141は例えば4枚の羽根を有する渦流ファンである。ファンモータ142の機能は送風機141を回転させることである。ファンモータ142の出力軸(図示略)は送風機141と接続されている。ヒータ143の機能は乾燥路130内の空気を温めることである。一例では、ヒータ143は乾燥路130において送風機141の下流側に設けられる。ファンモータ142が駆動することにより送風機141が回転し、送風機141により生成された風がヒータ143により温められることによって外槽20を介して内槽30内に温風が供給される。
洗濯機1は制御装置150をさらに備える。制御装置150は例えば洗濯機1の本体10内に設けられる(図1参照)。制御装置150の機能は操作部14の操作に基づいて洗濯機1に関する各種の動作を制御することである。制御装置150は例えば操作部14の操作に基づいて、駆動部120、循環ポンプ90、乾燥機140、給水弁55、第1排水弁81、および、第2排水弁76等を制御する。
図3を参照して、洗剤ケース40および給水パイプ50の構成について説明する。
洗剤ケース40は第1収容部41、第2収容部42、合流路43、および、合流開口部44を含む。第1収容部41の機能は洗濯剤を収容することである。一例では、洗濯機1の外部から第1収容部41に洗濯剤が投入される。第2収容部42の機能は柔軟剤を収容することである。一例では、洗濯機1の外部から第2収容部42に柔軟剤が投入される。合流路43の機能は給水パイプ50から供給された水、第1収容部41に収容された洗濯剤、および、第2収容部42に収容された柔軟剤等を合流させることである。合流路43は第1収容部41および第2収容部42のそれぞれと繋がる。合流開口部44は合流路43の下流側に設けられ、給水ホース60(図1参照)と接続されている。
給水パイプ50は第1パイプ51、第2パイプ52、第3パイプ53、および、共通パイプ54を含む。第1パイプ51、第2パイプ52、および、第3パイプ53は共通パイプ54から分岐している。第1パイプ51、第2パイプ52、および、第3パイプ53のそれぞれに弁(図示略)が設けられる場合、各パイプ51〜53への通水および閉止が各弁によって個別に制御される。第1パイプ51は第1供給口51Aを含む。第1供給口51Aは例えば第1収容部41と対向している。第1パイプ51を流れる水は第1供給口51Aを介して第1収容部41に供給され、第1収容部41に収容された洗濯剤と混合されて合流路43に流れる。第2パイプ52は第2供給口52Aを含む。第2供給口52Aは例えば第2収容部42と対向している。第2パイプ52を流れる水は第2供給口52Aを介して第2収容部42に供給され、第2収容部42に収容された柔軟剤と混合されて合流路43に流れる。
第3パイプ53はシャワーノズル53Aを含む。シャワーノズル53Aは例えば合流路43において、第1収容部41および第2収容部42に供給された水と合流する部分よりも下流側の部分と対向している。第3パイプ53を流れる水がシャワーノズル53Aを介して合流路43に供給されることにより、洗濯剤および柔軟剤の少なくとも一方を含む水が泡立ちやすくなる。第2循環路72は例えば洗剤ケース40において、合流路43のうちのシャワーノズル53Aから供給された水と合流する部分よりも下流側の部分に接続されている。第2循環路72を流れる水が合流路43を流れる水と合流することにより、洗濯剤および柔軟剤の少なくとも一方を含む水が泡立ちやすくなる。
図4を参照して、下部開口部25と排水開口部26との関係について説明する。
下部開口部25および排水開口部26は洗濯機1の平面視において、外槽20の中心、内槽30の中心、パルセータ110の中心、および、バランサ(図示略)の中心を挟む。この構成では、下部開口部25と排水開口部26との距離が長くなるため、排水開口部26から排水路80に向かう水流によって流される異物が下部開口部25に流れにくい。このため、循環路70内に異物が進入しにくい。
下部開口部25の面積は排水開口部26の面積よりも狭い。このため、コイン等の異物が循環路70に流れにくい。コインの一例は硬貨である。循環路70はフィルタ73を含む。フィルタ73は例えば下部開口部25に設けられる。フィルタ73はコインが通過できないように形成されている。このため、循環路70に設けられる循環ポンプ90(図1参照)にコイン等の異物が進入しにくい。排水路80はフィルタを含まない。このため、排水路80における水の抵抗が小さくなり、排水性が高められる。
図5に示されるように、フィルタ73は第1孔73A、第2孔73B、および、連結孔73Cを含む。内槽30の平面視における第1孔73Aの形状の一例は円である。第2孔73Bの形状は第1孔73Aの形状と実質的に同じである。第1孔73Aおよび第2孔73Bはコインが通過できないように、かつ、洗濯にともない衣類から分離されるゴミが通過できるように形成されている。フィルタ73に第1孔73Aおよび第2孔73Bが形成されるため、フィルタ73における水の抵抗が小さくなる。また、ゴミが各孔73A、73Bを通過することにより、循環路70の通路面積がゴミの堆積により狭くなるおそれが低減される。
連結孔73Cは第1孔73Aと第2孔73Bとが繋がるように形成されている。この構成では、糸くずの一方の端部を含む第1部分が第1孔73Aに流れ、その糸くずの他方の端部を含む第2部分が第2孔73Bに流れたような場合に、糸くずにおける第1部分と第2部分との間の第3部分が連結孔73Cに流れることができる。このため、糸くずがフィルタ73に引っ掛かりにくい。
インペラ91は複数の羽根91Aおよび基部91Bを含む。複数の羽根91Aは基部91Bから放射状に延びている。複数の羽根91Aの枚数の一例は4枚である。羽根91Aの形状の一例は長方形である。一例では、基部91Bが循環モータ92の出力軸92Aに取り付けられることにより、インペラ91が出力軸92Aに固定される。
図6を参照して、循環モータ92の構成について説明する。
洗濯機1は調整構造100をさらに備える。調整構造100は循環モータ92の回転が停止している場合におけるインペラ91とケース93の底面93Aとの間隔が、循環モータ92が回転している場合におけるインペラ91と底面93Aとの間隔よりも狭くなるように底面93Aに対するインペラ91の位置を調整する。ケース93の底面93Aはインペラ91の下方に位置する。ケース93のうちのインペラ91の下方と対向する部分が開口している場合、循環モータ92の天面がケース93の底面を構成する。
調整構造100は循環モータ92を含む。循環モータ92はロータ92Bおよびステータ92Cをさらに含む。ロータ92Bおよびステータ92Cはケース93の底面93Aよりも下方に配置されている。ロータ92Bは出力軸92Aと連結されている。ステータ92Cが電磁力を発生することにより循環モータ92が駆動し、ステータ92Cが電磁力を消失することにより循環モータ92が停止する。
循環モータ92は、ステータ92Cが電磁力を消失することにともないロータ92Bが底面93Aから離れるように下方に移動することによりインペラ91を底面93Aに接近させ、ステータ92Cが電磁力を発生することにともないロータ92Bが底面93Aに近づくように上方に移動することによりインペラ91を底面93Aから離間させることができるように構成されている。一例では、ステータ92Cの電磁力が消失した場合、インペラ91の自重によりインペラ91が底面93Aに接近する。図6の二点鎖線はインペラ91が底面93Aに接近した状態を示している。
循環モータ92の回転が停止している場合におけるインペラ91と底面93Aとの間隔が狭くなるため、循環モータ92が回転していない状態で循環路70に水の流れが形成された場合に糸くず等のゴミがインペラ91と底面93Aとの間に入り込みにくくなる。このため、水に含まれる糸くず等のゴミが循環ポンプ90に引っ掛かりにくい。また、循環モータ92がインペラ91を回転させる駆動源とインペラ91の位置を調整する機構とを兼ねるため、装置の構成が簡素化される。また、ロータ92Bおよびステータ92Cの関係によりインペラ91の位置を調整する機構が構成されるため、循環モータ92の構成が簡素化される。
循環モータ92はステータ92Cが電磁力を発生していない場合にインペラ91が底面93Aと接触するように構成されている。このため、循環モータ92が回転していない状態で循環路70に水の流れが形成された場合に糸くず等のゴミがインペラ91と底面93Aとの間に一層入り込みにくくなる。
図1を参照して、制御装置150の動作の一例について説明する。
制御装置150は衣類の洗濯に関する複数の洗濯コースを記憶している。洗濯コースは少なくとも給水期間SPおよび洗濯期間WPを含む(図8参照)。給水期間SPは給水源から内槽30内に給水されている期間である。具体的には、給水期間SPは給水源から内槽30内への給水が開始されてから内槽30の水位が洗濯水位WLに到達するまでの期間である。洗濯水位WLは例えば洗濯に適した内槽30の水位であり、内槽30内に収容される衣類の量に基づいて予め設定されている。洗濯期間WPは給水期間SP後に内槽30内の衣類を洗濯する期間である。複数の洗濯コースは例えば給水期間SPにおける循環ポンプ90および駆動部120の動作が実質的に同じであり、洗濯期間WPにおける循環ポンプ90の動作が互いに異なる。制御装置150は操作部14の操作に基づいて選択された洗濯コースを実行する。
制御装置150は給水期間SPにおいて循環ポンプ90を制御する。給水期間SPは第1期間SP1、第2期間SP2、および、第3期間SP3を含む(図8参照)。第1期間SP1は循環ポンプ90が駆動する期間である。第2期間SP2は第1期間SP1よりも後に循環ポンプ90が停止する、または、第1期間SP1よりも後に第1期間SP1における駆動力よりも弱い駆動力で循環ポンプ90が駆動する期間である。第2期間SP2は内槽30内の水位が洗濯水位WLに達した時点を含む。
第1期間SP1では、循環ポンプ90の駆動にともない外槽20、内槽30、および、循環路70を循環する水の流れが形成され、外槽20および内槽30内で泡が生成される。第2期間SP2において循環ポンプ90が停止する場合、循環路70を含む経路で水が循環しないため、外槽20および内槽30内で泡を生成する力が弱くなる。第2期間SP2において弱い駆動力で循環ポンプ90が駆動する場合、循環する水の流れの強さが弱くなるため、外槽20および内槽30内で泡が生成されにくい。このように、第1期間SP1よりも外槽20および内槽30内の水位が高くなる第2期間SP2において、泡が生成されにくい状態が形成されるため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。また、外槽20および内槽30内の水位が最も高い洗濯水位WLにおいて、循環ポンプ90が停止しているため、または、弱い駆動力で循環ポンプ90が駆動しているため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが一層低減される。一例では、第2期間SP2は第1期間SP1よりも後に循環ポンプ90が停止する期間である。
外槽から泡が溢れ出る課題は主として循環路を含む洗濯機において発生する。第1例の洗濯機(以下「第1洗濯機」という)は外槽蓋および乾燥路を含まない。第1洗濯機では、内槽内で多量の泡が生成された場合に外槽および内槽内の水面上に泡が堆積し、外槽の第2開口を介して泡が溢れ出ることが考えられる。第2例の洗濯機(以下「第2洗濯機」という)は外槽蓋を含み、乾燥路を含まない。第2洗濯機の外槽蓋は内槽内の衣類を閉じ込めて乾燥機により乾燥させる用途に用いられないため、外槽の第2開口が外槽蓋により適切に密閉されない、または、外槽蓋にスリットが形成されていることが多い。このため、内槽内で多量の泡が生成された場合に外槽および内槽内の水面上に泡が堆積し、外槽のハウジングと外槽蓋との隙間、または、外槽蓋のスリットを介して泡が溢れ出ることが考えられる。第3例の洗濯機(以下「第3洗濯機」)は外槽蓋および乾燥路を含む。第3洗濯機の一例はドラム式の洗濯機である。第3洗濯機では、内槽内で多量の泡が生成された場合に外槽および内槽内の水面上に泡が堆積し、さらにその泡が外槽から溢れ出て乾燥路内に進入することが考えられる。この場合、乾燥路内に進入した泡が乾燥機に付着するおそれがある。第4例の洗濯機は洗濯機1である。洗濯機1は第3洗濯機と同様の課題が発生するおそれがある。また、洗濯機1では、内槽30内で多量の泡が生成された場合に外槽20および内槽30内の水面上に泡が堆積し、さらに洗剤ケース40内においても泡が堆積する。この場合、外槽20から溢れ出た泡が洗剤ケース40とその蓋との間に形成された隙間から溢れ出ることが考えられる。
第3期間SP3は第1期間SP1よりも前に循環ポンプ90が停止する、または、第1期間SP1よりも前に第1期間SP1における駆動力よりも弱い駆動力で循環ポンプ90が駆動する期間である。外槽20および内槽30内の水位が低い状態では、外槽20および内槽30内における水の量が少ないため、泡が効率的に生成されにくい。洗濯機1では、外槽20および内槽30内の水位が低い状態において、循環ポンプ90が停止するため、または、循環ポンプ90が駆動する場合でもその駆動力が弱いため、洗濯機1におけるエネルギーの使用効率が高められる。
第3期間SP3は給水源から外槽20内への給水が開始されてから循環ポンプ90内が水で満たされるまでの期間を含む。一例では、制御装置150は第3期間SP3において、循環ポンプ90が停止するように循環ポンプ90を制御する。このため、循環ポンプ90内に空気が含まれる状態で循環ポンプ90の運転が開始されるおそれが低減される。
制御装置150は第2期間SP2が第3期間SP3よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。外槽20から泡が溢れ出るおそれを低減させるためには、第2期間SP2が相対的に長いことが好ましい。第1期間SP1の後に泡が生成されにくい第2期間SP2、または、泡が生成されるとしても生成量が少ない第2期間SP2が相対的に長い場合、第1期間SP1において生成された泡の一部が消失することが期待できる。洗濯機1では、第2期間SP2が第3期間SP3よりも長くなるように循環ポンプ90が制御されるため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが一層低減される。第1期間SP1、第2期間SP2、および、第3期間SP3の長さは、例えば内槽30内に収容される衣類の量によって適宜変更される。
制御装置150は第1期間SP1において循環ポンプ90の駆動および停止が繰り返されるように、または、第1期間SP1において循環ポンプ90の駆動力が強い状態および駆動力が弱い状態が繰り返されるように循環ポンプ90を制御する。泡の生成のために水が強い力で継続的にかき混ぜられる場合には、泡の体積が急激に増加するおそれがある。洗濯機1では、泡を生成するために循環ポンプ90が駆動する第1期間SP1において、循環ポンプ90の駆動を停止する状態、または、循環ポンプ90の駆動力が弱い状態が間欠的に形成されるため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。一例では、制御装置150は内槽30内に収容される衣類の量が所定量よりも多い場合において、第1期間SP1において循環ポンプ90の駆動および停止が繰り返されるように循環ポンプ90を制御する。内槽30内に収容される衣類の量が所定量よりも多いか否かは、パルセータ110を回転させたときの洗濯モータ121に作用する負荷に基づいて判定される。
制御装置150は給水期間SPにおいて駆動部120を駆動することによりパルセータ110の動作を制御する。給水期間SPにおける循環ポンプ90の駆動により外槽20および内槽30内に泡が生成され、パルセータ110が回転することにより内槽30内の水が攪拌される。このため、外槽20および内槽30内に生成された泡の分布の偏りが小さくなり、内槽30内の各衣類における汚れの落ち方にむらが生じにくい。
制御装置150は給水期間SPにおいて循環ポンプ90を駆動させている状態で駆動部120を駆動させる。循環ポンプ90により水が循環する状態とパルセータ110の回転により水が攪拌される状態とが合わせて形成されるため、効率的に泡が生成される。制御装置150は給水期間SPの開始時点よりも後に循環ポンプ90および駆動部120の駆動を開始する。一例では、制御装置150は第3期間SP3において駆動部120を停止させた状態を維持し、第1期間SP1において駆動部120の駆動を開始する。内槽30内の水位が低い状態では循環ポンプ90および駆動部120が駆動しないため、駆動部120が駆動することにより回転するパルセータ110との接触により衣類を傷めるおそれが低減される。
制御装置150は給水期間SPの途中で循環ポンプ90および駆動部120の駆動を停止する。一例では、制御装置150は第2期間SP2において駆動部120の駆動を停止する。循環ポンプ90および駆動部120の駆動が停止する場合、水が循環しないため、外槽20および内槽30内で泡が生成されにくい。このため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
制御装置150は給水期間SPの途中で駆動部120の駆動を停止した時点から給水期間SPの終了時点までの期間の長さが、給水期間SPにおいて駆動部120を駆動している期間の長さよりも長くなるように駆動部120を制御する。一例では、制御装置150は第2期間SP2が第1期間SP1において駆動部120を駆動している期間よりも長くなるように駆動部120を制御する。このため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが一層低減される。
制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の出力が、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の出力よりも小さくなるように駆動部120を制御する。一例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の出力が洗濯期間WPにおける駆動部120の出力よりも小さくなるように駆動部120を制御する。洗濯期間WPよりも内槽30内の水位が低い給水期間SPにおいて駆動部120の出力が小さいため、パルセータ110との接触により衣類が傷みにくい。
制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度が、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の最大回転速度よりも低くなるように駆動部120を制御する。一例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度が洗濯期間WPにおける駆動部120の最大回転速度よりも低くなるように駆動部120を制御する。駆動部120の回転速度はパルセータ110の回転速度と相関を有する。このため、駆動部120の駆動にともないパルセータ110と衣類とが接触しても、パルセータ110の回転速度が低いため衣類が一層傷みにくい。制御装置150は例えば洗濯期間WPにおいて駆動部120が連続して駆動するように駆動部120を制御する。
図7を参照して、各種の洗濯コースの洗濯期間WPにおける循環ポンプ90の動作の一例について説明する。図7の括弧内に示される数値は循環ポンプ90が駆動する時間または停止する時間を示している。時間の単位は秒である。
制御装置150は各種の洗濯コースにおいて、循環ポンプ90を駆動する状態および停止する状態が洗濯期間WPに含まれるように循環ポンプ90を制御する。洗濯期間WPに循環ポンプ90が駆動する場合、外槽20、内槽30、および、循環路70を循環する水の流れが形成され、外槽20および内槽30内で泡が生成される。洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90が停止する場合、循環路70を含む経路で水が循環しないため、外槽20および内槽30内で泡を生成する力が弱くなる。このように、洗濯期間WPにおいて泡が生成されにくい状態が形成されるため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
制御装置150は各種の洗濯コースにおける洗濯期間WPにおいて、循環ポンプ90を駆動する期間が循環ポンプ90を停止する期間よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。このため、洗濯期間WPにおいて洗濯に適した量の泡が生成されやすい。制御装置150は各種の洗濯コースにおいて、洗濯期間WPの終了時点を含む後半期間に循環ポンプ90を停止させる。衣類の汚れがおおよそ落ちている洗濯期間WPの後半期間では、泡の生成量が衣類の洗濯の仕上がり具合に及ぼす影響が小さい。このため、洗濯期間WPの後半期間に循環ポンプ90が停止することにより、衣類の洗濯の仕上がり具合に及ぼす影響を抑えながら、外槽20から泡が溢れ出るおそれを低減できる。
洗濯期間WPは第1洗濯期間WP1および第2洗濯期間WP2を含む(図8参照)。第1洗濯期間WP1は駆動部120の出力が相対的に高い期間である。第2洗濯期間WP2は駆動部120の出力が相対的に低い期間である。制御装置150は第1洗濯期間WP1に循環ポンプ90が駆動する状態が含まれ、第2洗濯期間WP2に循環ポンプ90が停止する状態が含まれるように循環ポンプ90を制御する。駆動部120の出力が高い第1洗濯期間WP1に循環ポンプ90が駆動することにより泡の生成量がより多くなる。このため、衣類の汚れを落とす力が強くなる。駆動部120の出力が低い第2洗濯期間WP2に循環ポンプ90が停止することにより泡の生成量がより少なくなる。このため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
制御装置150は第2洗濯期間WP2における駆動部120の最大回転速度が第1洗濯期間WP1における駆動部120の最大回転速度よりも低くなるように駆動部120を制御する。このため、第2洗濯期間WP2における泡の生成量がさらに減少し、外槽20から泡が溢れ出るおそれがより低減される。制御装置150は第2洗濯期間WP2に洗濯期間WPの終了時点が含まれるように駆動部120を制御する。このため、洗濯期間WPの終了時点を含む第2洗濯期間WP2に駆動部120が低い出力で駆動することにより、衣類の洗濯の仕上がり具合に及ぼす影響が抑えながら、外槽20から泡が溢れ出るおそれを低減できる。一例では、制御装置150は内槽30内に収容された複数の衣類を分離させるために第2洗濯期間WP2において駆動部120を制御する。
制御装置150は第1洗濯期間WP1に循環ポンプ90が駆動する状態および停止する状態が含まれるように循環ポンプ90を制御する。一例では、第1洗濯期間WP1の終了時点において循環ポンプ90が停止している。循環ポンプ90が連続して駆動する時間が長くなるにつれて内槽30内の水面上における泡の体積が多くなり、泡が外槽20から溢れ出る可能性が高くなる。駆動部120の出力が高い第1洗濯期間WP1において循環ポンプ90が長時間にわたり連続的に駆動する場合、その可能性がより高くなる。洗濯機1では、駆動部120の出力が高い第1洗濯期間WP1に循環ポンプ90が駆動および停止する状態が含まれるため、循環ポンプ90が長時間にわたり連続的に駆動することが回避され、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
複数の洗濯コースは長時間コースおよび短時間コースを含む。長時間コースは洗濯期間WPが相対的に長い洗濯コースである。長時間コースは例えば第1洗濯コース、第2洗濯コース、および、第3洗濯コースを含む。長時間コースは第1洗濯コース、第2洗濯コース、および、第3洗濯コースの順に洗濯期間WPが長い。短時間コースは洗濯期間WPが相対的に短い洗濯コースである。短時間コースは例えば第4洗濯コース、第5洗濯コース、第6洗濯コース、第7洗濯コース、および、第8洗濯コースを含む。短時間コースは第4洗濯コース、第5洗濯コース、第6洗濯コース、第7洗濯コース、および、第8洗濯コースの順に洗濯期間WPが長い。第8洗濯コースは洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90が駆動しない。
制御装置150は長時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間が短時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。制御装置150が循環ポンプ90を停止させる期間は、洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90を停止させている時間の合計である。長時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間が長いため、洗濯期間WPが相対的に長い場合であっても外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
制御装置150は長時間コースにおいて、循環ポンプ90が間欠駆動するように循環ポンプ90を制御する。一例では、制御装置150は長時間コースのうちの第1洗濯コースおよび第2洗濯コースにおいて、循環ポンプ90が間欠駆動するように循環ポンプ90を制御する。循環ポンプ90が間欠駆動する場合、循環ポンプ90が駆動し、その後に停止する一連の動作が繰り返される。循環ポンプ90が間欠駆動する場合における一連の動作において、循環ポンプ90が停止する時間は循環ポンプ90が駆動する時間に基づいて設定されている。循環ポンプ90が間欠駆動する場合における一連の動作において、循環ポンプ90が駆動する時間が相対的に長い場合、泡立ちを抑制するために循環ポンプ90が停止する時間も相対的に長くすることが好ましい。
一例では、制御装置150は第1洗濯コースにおいて、循環ポンプ90が400秒間駆動し、その後に循環ポンプ90が120秒間停止し、次に循環ポンプ90が30秒間駆動し、その後に循環ポンプ90が120秒間停止し、次に循環ポンプ90が30秒間駆動し、その後に循環ポンプ90が200秒間停止するように循環ポンプ90を制御する。循環ポンプ90が間欠駆動することにより循環ポンプ90が停止している期間が長くなるため、洗濯期間WPが相対的に長い場合であっても外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。また、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の停止時間よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。外槽20および内槽30内で生成された泡は内槽30内の水面上に堆積するため、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの循環ポンプ90の駆動時間が長くなるにつれて水面上の泡の体積が大きくなる。洗濯機1では、後半期間における循環ポンプ90の駆動時間が短くなるため、泡の生成量が抑えられ、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
一例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間、および、前半期間における循環ポンプ90の停止時間よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。最後の循環ポンプ90の駆動時間が短くなるため、泡の生成量が一層抑えられ、外槽20から泡が溢れ出るおそれが一層低減される。
制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の停止時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の停止時間よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。一例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の停止時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。最後の循環ポンプ90の停止時間が長くなるため、泡の生成量が抑えられ、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
制御装置150は長時間コースの長さが長くなるにつれて、洗濯期間WPにおける循環ポンプ90を停止させる期間が長くなるように循環ポンプ90を制御する。このため、長時間コースにおいて外槽20から泡が溢れ出るおそれが一層低減される。制御装置150は短時間コースにおいて、循環ポンプ90が間欠駆動する状態が含まれないように循環ポンプ90を制御する。このため、短時間コースにおいて循環ポンプ90が駆動する場合に泡の生成量が少なくなるおそれが低減される。
制御装置150は例えば操作部14の操作に基づいて選択された洗濯コースを実行する。一例では、制御装置150は洗濯コースを実行する前にパルセータ110が所定の回転速度で回転するように駆動部120を制御し、洗濯モータ121に作用する負荷に基づいて内槽30内に収容された衣類の量を判定する。制御装置150は内槽30内に収容された衣類の量が所定量よりも少ないと判定した場合、第1使用状態における洗濯コースを実行する。制御装置150は内槽30内に収容された衣類の量が所定量よりも多いと判定した場合、第2使用状態における洗濯コースを実行する。
図8を参照して、洗濯機1の第1使用状態の一例について説明する。図8は第1使用状態における第1洗濯コースの動作の一例を示している。
時刻t1において、制御装置150は給水源から給水パイプ50および洗剤ケース40等を介して所定の給水量で外槽20および内槽30内に給水されるように給水弁55を制御する。所定の給水量の一例は15L/minである。外槽20および内槽30内に給水された水は洗濯剤および柔軟剤等を含む。内槽30内の水位は給水源から給水されている間において上昇し続ける。また、制御装置150は洗濯モータ121と内槽30とが切替部122により接続されるように切替部122を制御し、内槽30が所定の回転速度で回転するように洗濯モータ121を制御する。所定の回転速度の一例は35rpmである。内槽30が所定の回転速度で回転することにより、内槽30内に収容された複数の衣類が分離される。制御装置150は時刻t1から時刻t2までの期間を含む第3期間SP3において循環ポンプ90を駆動しない。
時刻t2において、制御装置150は循環ポンプ90が駆動するように循環モータ92を制御する。制御装置150は時刻t2から時刻t3までの期間を含む第1期間SP1において循環ポンプ90を駆動し続ける。このため、外槽20および内槽30内に泡が生成されやすい。また、制御装置150は内槽30の回転が停止するように洗濯モータ121を制御した後、洗濯モータ121とパルセータ110とが切替部122により接続されるように切替部122を制御し、パルセータ110が第1回転速度RS1で回転するように洗濯モータ121を制御する。第1回転速度RS1の一例は110rpmである。
時刻t3において、制御装置150は循環ポンプ90が停止するように循環モータ92を制御する。制御装置150は時刻t3から時刻t4までの期間を含む第2期間SP2において循環ポンプ90を停止させた状態を維持する。また、制御装置150はパルセータ110の回転が停止するように洗濯モータ121を制御する。第1期間SP1よりも外槽20および内槽30内の水位が高くなる第2期間SP2において、循環ポンプ90および駆動部120が停止しているため、外槽20および内槽30内で泡が生成されにくい状態が形成される。このため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
時刻t4において、制御装置150は内槽30の水位が洗濯水位WLに到達したと判定し、給水源から外槽20および内槽30内への給水が停止するように給水弁55を制御する。洗濯水位WLは洗濯コースにおいて内槽30内の水位が最も高い水位である。洗濯水位WLは内槽30内に収容された衣類の量に応じて設定される。また、制御装置150はパルセータ110が第2回転速度RS2で回転するように洗濯モータ121を制御する。第2回転速度RS2の一例は120rpmである。制御装置150は例えばパルセータ110を第2回転速度RS2で回転させることにより内槽30内の水面から飛ぶ水(以下「飛水」という)の量を検出する。飛水の量が所定量よりも多い場合、外槽20および内槽30内で生成された泡が外槽20から溢れ出るおそれが高い。一例では、制御装置150は飛水の量が所定量よりも多いと判定した場合、外槽20および内槽30内の水の一部を排水する、または、洗濯コースを中止する。
時刻t5において、制御装置150は循環ポンプ90が駆動するように循環モータ92を制御する。制御装置150は第1洗濯コースにおける洗濯期間WPにおいて、循環ポンプ90が間欠駆動するように循環モータ92を制御する。また、制御装置150はパルセータ110が第3回転速度RS3で回転するように洗濯モータ121を制御する。第3回転速度RS3の一例は130rpmである。制御装置150は時刻t5から時刻t11までの期間を含む第1洗濯期間WP1においてパルセータ110が第3回転速度RS3で回転し続けるように洗濯モータ121を制御する。洗濯機1は時刻t5以降において内槽30内に収容された衣類を洗濯し始める。
時刻t6において、制御装置150は循環ポンプ90が停止するように循環モータ92を制御する。時刻t7において、制御装置150は循環ポンプ90が駆動するように循環モータ92を制御する。時刻t8において、制御装置150は循環ポンプ90が停止するように循環モータ92を制御する。時刻t9において、制御装置150は循環ポンプ90が駆動するように循環モータ92を制御する。時刻t10において、制御装置150は循環ポンプ90が停止するように循環モータ92を制御する。制御装置150は洗濯期間WPのうちの時刻t10以降において循環ポンプ90が停止した状態を維持する。循環ポンプ90を駆動する状態および停止する状態が洗濯期間WPに含まれるため、洗濯期間WPにおいて泡が生成されにくい状態が形成される。このため、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。
時刻t11において、制御装置150はパルセータ110が第4回転速度RS4で回転するように洗濯モータ121を制御する。第4回転速度RS4の一例は80rpmである。パルセータ110が第4回転速度RS4で回転することにより、内槽30内に収容された衣類が分離される。時刻t12において、制御装置150はパルセータ110の回転が停止するように洗濯モータ121を制御する。また、制御装置150は外槽20および内槽30内の水が排水されるように排水弁76、81を制御する。以上の工程を経て、制御装置150は第1使用状態における第1洗濯コースを終了する。
制御装置150は例えば各種の洗濯コースの終了後において、すすぎ工程、脱水工程、および、乾燥工程のうちの少なくとも1つの工程を実行する。一例では、制御装置150はすすぎ工程、脱水工程、および、乾燥工程の順に実行する。
すすぎ工程は内槽30内に収容された衣類をすすぐ工程である。一例では、制御装置150はすすぎ工程において、給水源から外槽20および内槽30内に再び給水されるように給水弁55を制御し、内槽30が所定の回転速度で回転するように洗濯モータ121を制御した後、外槽20および内槽30内の水が排水されるように排水弁76、81を制御する。所定の回転速度の一例は780rpmである。制御装置150がすすぎ工程を実行することにより、衣類に付着した汚れまたは泡等が流される。
脱水工程は内槽30内に収容された衣類を脱水する工程である。一例では、制御装置150は脱水工程において、外槽20および内槽30内の水が排水された状態で内槽30が所定の回転速度で回転するように洗濯モータ121を制御する。所定の回転速度の一例は780rpmである。制御装置150が脱水工程を実行することにより、内槽30内に収容された衣類が脱水される。
乾燥工程は内槽30内に収容された衣類を乾燥する工程である。一例では、制御装置150は乾燥工程において、内槽30内に温風が供給されるようにファンモータ142およびヒータ143を制御する。制御装置150が乾燥工程を実行することにより、内槽30内に収容された衣類が乾燥される。
図9を参照して、洗濯機1の第2使用状態の一例について説明する。図9は第2使用状態における第1洗濯コースの動作の一例を示している。
時刻t21において、制御装置150は時刻t1(図8参照)において実行する処理と実質的に同じ処理を実行する。制御装置150は時刻t21から時刻t22までの期間を含む第3期間SP3において循環ポンプ90を駆動しない。
時刻t22において、制御装置150は循環ポンプ90が駆動するように循環モータ92を制御する。制御装置150は時刻t22から時刻t25までの期間を含む第1期間SP1において、循環ポンプ90の駆動および停止が繰り返されるように循環モータ92を制御する。時刻t23において、制御装置150は循環ポンプ90が停止するように循環モータ92を制御する。
時刻t24において、制御装置150は循環ポンプ90が駆動するように循環モータ92を制御する。また、制御装置150は内槽30の回転が停止するように洗濯モータ121を制御した後、洗濯モータ121とパルセータ110とが切替部122により接続されるように切替部122を制御し、パルセータ110が第1回転速度RS1で回転するように洗濯モータ121を制御する。時刻t25において、制御装置150は循環ポンプ90が停止するように循環モータ92を制御する。制御装置150は時刻t25から時刻t26までの第2期間SP2において循環ポンプ90を停止させた状態を維持する。また、制御装置150はパルセータ110の回転が停止するように洗濯モータ121を制御する。
制御装置150は時刻t26〜t34において、時刻t4〜t12(図8参照)において実行するよりと実質的に同じ処理を実行する。以上の工程を経て、制御装置150は第2使用状態における第1洗濯コースを終了する。
図1を参照して、洗濯機1の使用方法の一例について説明する。
洗濯機1は例えばユーザにより次のように使用される。第1手順では、本体蓋13および外槽蓋23が開放され、内槽30の収容空間31Bに開口12、22、32を介して衣類が投入される。第2手順では、洗剤ケース40内に洗濯剤および柔軟剤等が収容される。第3手順では、操作部14が操作されることにより洗濯機1の電源がオンに設定され、任意の洗濯コースが選択される。
洗濯機1は第3手順により選択された洗濯コースを実行する。制御装置150は洗濯コースの給水期間SPにおいて、循環ポンプ90を駆動する状態および停止する状態が含まれるように循環ポンプ90を制御する。このため、給水期間SPにおいて泡が生成されにくい状態が形成され、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。また、制御装置150は洗濯コースの洗濯期間WPにおいて、循環ポンプ90を駆動する状態および停止する状態が含まれるように循環ポンプ90を制御する。このため、洗濯期間WPにおいて泡が生成されにくい状態が形成され、外槽20から泡が溢れ出るおそれが低減される。そして、内槽30内に収容された衣類が洗濯された後、第4手順において内槽30の収容空間31Bから洗濯された衣類が取り出される。
(変形例)
実施の形態に関する説明は本発明に関する洗濯機およびその制御装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明は実施の形態以外に例えば以下に示される実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・給水期間SPの第1期間SP1における制御内容は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は第1期間SP1において、循環ポンプ90の駆動力が強い状態および弱い状態が繰り返されるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は内槽30内に収容される衣類の量が所定量よりも多い場合において、第1期間SP1において循環ポンプ90が駆動し続けるように循環ポンプ90を制御する。第3例では、制御装置150は内槽30内に収容される衣類の量が所定量よりも少ない場合において、第1期間SP1において循環ポンプ90の駆動および停止が繰り返されるように循環ポンプ90を制御する。
・給水期間SPの第2期間SP2における制御内容は任意に変更可能である。一例では、制御装置150は第2期間SP2において、第1期間SP1における駆動力よりも弱い駆動力で循環ポンプ90が駆動するように循環ポンプ90を制御する。
・給水期間SPの第3期間SP3における制御内容は任意に変更可能である。一例では、制御装置150は第3期間SP3において、第1期間SP1における駆動力よりも弱い駆動力で循環ポンプ90が駆動するように循環ポンプ90を制御する。
・給水期間SPにおける第2期間SP2と第3期間SP3との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は第2期間SP2と第3期間SP3とが実質的に同じ長さになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は第2期間SP2が第3期間SP3よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。
・給水期間SPの第3期間SP3の内容は任意に変更可能である。第1例では、第3期間SP3は給水源から外槽20内への給水が開始されてから循環ポンプ90内が水で満たされる前までの期間を含む。第2例では、第3期間SP3は給水源から外槽20内への給水が開始されてから内槽30の水位が所定水位に到達するまでの期間を含む。所定水位に関する好ましい範囲の一例は15〜25mmである。所定水位の一例は22mmである。
・給水期間SPの構成は任意に変更可能である。第1例では、第1期間SP1が給水期間SPから省略される。この例によれば、制御装置150は給水期間SPにおいて循環ポンプ90を駆動しない。第2例では、第2期間SP2および第3期間SP3の少なくとも一方が給水期間SPから省略される。
・給水期間SPの途中で駆動部120の駆動を停止した時点から給水期間SPの終了時点までの期間の長さと、給水期間SPにおいて駆動部120が駆動している期間の長さとの関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は給水期間SPの途中で駆動部120の駆動を停止した時点から給水期間SPの終了時点までの期間の長さ、給水期間SPにおいて駆動部120が駆動している期間の長さと実質的に同じ長さとなるように駆動部120を制御する。第2例では、制御装置150は給水期間SPの途中で駆動部120の駆動を停止した時点から給水期間SPの終了時点までの期間の長さ、給水期間SPにおいて駆動部120が駆動している期間の長さよりも短くなるように駆動部120を制御する。
・給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度と、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の最大回転速度との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度が、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の最大回転速度と実質的に同じになるように駆動部120を制御する。第2例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度が、洗濯期間WPにおける駆動部120の最大回転速度と実質的に同じになるように駆動部120を制御する。第3例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度が、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の最大回転速度よりも高くなるように駆動部120を制御する。第4例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の最大回転速度が、洗濯期間WPにおける駆動部120の最大回転速度よりも高くなるように駆動部120を制御する。
・給水期間SPにおける駆動部120の出力と、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の出力との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の出力が、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の出力と実質的に同じになるように駆動部120を制御する。第2例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の出力が、洗濯期間WPにおける駆動部120の出力と実質的に同じになるように駆動部120を制御する。第3例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の出力が、給水期間SP後において駆動部120が駆動する場合における駆動部120の出力よりも大きくなるように駆動部120を制御する。第4例では、制御装置150は給水期間SPにおける駆動部120の出力が、洗濯期間WPにおける駆動部120の出力よりも大きくなるように駆動部120を制御する。
・給水期間SPにおける循環ポンプ90の駆動状態と駆動部120の駆動状態との関係は任意に変更可能である。一例では、制御装置150は給水期間SPにおいて循環ポンプ90を停止している状態で駆動部120を駆動させる。
・給水期間SPにおける駆動部120の駆動状態は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は給水期間SPにおいて駆動部120が駆動し続けるように駆動部120を制御する。第2例では、制御装置150は給水期間SPにおいて駆動部120が停止した状態を維持するように駆動部120を制御する。
・洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90を停止させる期間は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は洗濯期間WPの開始時点を含む前半期間に循環ポンプ90を停止させる。第2例では、制御装置150は洗濯期間WPの途中に循環ポンプ90を停止させる。
・洗濯期間WPにおける循環ポンプ90を駆動する期間と循環ポンプ90を停止する期間との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は洗濯期間WPにおいて、循環ポンプ90を駆動する期間が循環ポンプ90を停止する期間と実質的に同じになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は洗濯期間WPにおいて、循環ポンプ90を駆動する期間が循環ポンプ90を停止する期間よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。
・長時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間と短時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は長時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間が、短時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間と実質的に同じになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は長時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間が、短時間コースにおいて循環ポンプ90を停止させる期間よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。
・洗濯期間WPにおける循環ポンプ90を停止させる期間と長時間コースの長さとの関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は長時間コースにおいて、洗濯期間WPにおける循環ポンプ90を停止させる期間が実質的に同じになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は長時間コースの長さが長くなるにつれて、洗濯期間WPにおける循環ポンプ90を停止させる期間が短くなるように循環ポンプ90を制御する。
・循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の駆動時間と、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間と実質的に同じになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの後半期間における循環ポンプ90の駆動時間と、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の停止時間との関係においても同様の変形例が成立する。
・循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間と、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間と実質的に同じになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の駆動時間よりも長くなるように循環ポンプ90を制御する。循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間と、循環ポンプ90が間欠駆動する期間のうちの前半期間における循環ポンプ90の停止時間との関係においても同様の変形例が成立する。
・循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の停止時間と、循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の停止時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間と実質的に同じになるように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の停止時間が、循環ポンプ90が間欠駆動する期間における最後の循環ポンプ90の駆動時間よりも短くなるように循環ポンプ90を制御する。
・洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90が間欠駆動するか否かは任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は長時間コースのうちの全部の洗濯コースにおいて、循環ポンプ90が間欠駆動するように循環ポンプ90を制御する。第2例では、制御装置150は短時間コースにおいて、循環ポンプ90が間欠駆動するように循環ポンプ90を制御する。第3例では、制御装置150は循環ポンプ90が間欠駆動しないように循環ポンプ90を制御する。
・循環ポンプ90を駆動する状態および停止する状態が洗濯期間WPに含まれるか否かは任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90を駆動し続ける。第2例では、制御装置150は洗濯期間WPにおいて循環ポンプ90を停止した状態を維持する。
・第2洗濯期間WP2における駆動部120の最大回転速度と、第1洗濯期間WP1における駆動部120の最大回転速度との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は第2洗濯期間WP2における駆動部120の最大回転速度が、第1洗濯期間WP1における駆動部120の最大回転速度と実質的に同じになるように駆動部120を制御する。第2例では、制御装置150は第2洗濯期間WP2における駆動部120の最大回転速度が、第1洗濯期間WP1における駆動部120の最大回転速度よりも高くなるように駆動部120を制御する。
・第2洗濯期間WP2における駆動部120の出力と、第1洗濯期間WP1における駆動部120の出力との関係は任意に変更可能である。第1例では、制御装置150は第2洗濯期間WP2における駆動部120の出力が、第1洗濯期間WP1における駆動部120の出力と実質的に同じになるように駆動部120を制御する。第2例では、制御装置150は第2洗濯期間WP2における駆動部120の出力が、第1洗濯期間WP1における駆動部120の出力よりも高くなるように駆動部120を制御する。
・乾燥機140の構成は任意に変更可能である。一例では、乾燥機140はヒータ143に代えてヒートポンプを含む。洗濯機1は乾燥機140および乾燥路130を省略した形態を取り得る。
・調整構造100の構成は任意に変更可能である。一例では、調整構造100は循環モータ92に代えて、インペラ91の位置を調整可能な別の機構を含む。別の機構の一例はボールねじである。洗濯機1は調整構造100を省略した形態を取り得る。
・循環モータ92の構成は任意に変更可能である。一例では、循環モータ92はステータ92Cが電磁力を発生していない場合にインペラ91がケース93の底面93Aと接触しないように構成される。このため、循環モータ92のステータ92Cが電磁力を発生していない場合において、インペラ91と底面93Aとの間に隙間が形成される。
・閉鎖部74の構成は任意に変更可能である。第1例では、閉鎖部74は循環路70において循環ポンプ90よりも上流側に設けられる。第2例では、閉鎖部74は排水トラップ74Aに代えて電磁弁を含む。洗濯機1は閉鎖部74を省略した形態を取り得る。
・フィルタ73の構成は任意に変更可能である。第1例では、フィルタ73は連結孔73Cに代えてまたは加えて、少なくとも1つの孔を含む。少なくとも1つの孔はコインが通過できないように、かつ、洗濯にともない衣類から分離されるゴミが通過できるように形成されることが好ましい。第2例では、第1孔73A、第2孔73B、および、連結孔73Cの少なくとも1つがフィルタ73から省略される。
・循環路70の構成は任意に変更可能である。一例では、循環路70は洗剤ケース40および給水ホース60を介さずに上部開口部24および下部開口部25に接続されている。この例によれば、第2循環路72は循環ポンプ90のケース93と外槽20とを接続している。
・外槽20における上部開口部24の位置は任意に変更可能である。第1例では、上部開口部24は外槽20における洗濯機1の正面寄りの部分に設けられる。第2例では、上部開口部24は外槽20における洗濯機1の中央付近の部分に設けられる。第3例では、上部開口部24は外槽20の外周面に設けられる。
・外槽20における下部開口部25の位置は任意に変更可能である。第1例では、下部開口部25は外槽20における洗濯機1の背面寄りの部分に設けられる。第2例では、下部開口部25は外槽20における洗濯機1の中央付近の部分に設けられる。第3例では、下部開口部25は外槽20の外周面に設けられる。
・外槽20における排水開口部26の位置は任意に変更可能である。第1例では、排水開口部26は外槽20における洗濯機1の正面寄りの部分に設けられる。第2例では、排水開口部26は外槽20における洗濯機1の中央付近の部分に設けられる。第3例では、排水開口部26は外槽20の外周面に設けられる。
・上部開口部24と下部開口部25との距離と、上部開口部24と排水開口部26との距離の関係は任意に変更可能である。第1例では、上部開口部24と下部開口部25との距離は上部開口部24と排水開口部26との距離と実質的に同じである。第2例では、上部開口部24と下部開口部25との距離は上部開口部24と排水開口部26との距離よりも短い。
・下部開口部25の面積と排水開口部26の面積との関係は任意に変更可能である。第1例では、下部開口部25の面積は排水開口部26の面積と実質的に同じである。第2例では、下部開口部25の面積は排水開口部26の面積よりも広い。
・洗濯機1は循環ポンプ90およびパルセータ110の少なくとも一方を省略した形態を取り得る。洗濯機1は循環ポンプ90を省略する場合、循環路70も省略可能である。洗濯機1はパルセータ110を省略する場合、駆動部120の駆動にともない内槽30を外槽20に対して回転させることによって内槽30内の水を攪拌する。
・洗濯機1の構成は任意に変更可能である。一例では、洗濯機1はドラム式の洗濯機である。ドラム式の洗濯機の構成は洗濯機1の構成と実質的に同じである。
本発明に関する洗濯機およびその制御装置は、家庭用および業務用をはじめとする各種の洗濯機に利用できる。
1 :洗濯機
20 :外槽
30 :内槽
70 :循環路
90 :循環ポンプ
120 :駆動部
150 :制御装置
WP :洗濯期間
WP1 :第1洗濯期間
WP2 :第2洗濯期間

Claims (5)

  1. 外槽と、
    前記外槽内と連通するように前記外槽内に設けられる内槽と、
    前記内槽内の水を攪拌するために駆動する駆動部と、
    前記外槽内の水を循環できるように前記外槽に接続される循環路と、
    前記循環路に水の流れを形成する循環ポンプと、
    前記駆動部および前記循環ポンプを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記内槽内の衣類を洗濯するために前記駆動部を駆動させる洗濯期間において、前記駆動部の出力が高い第1洗濯期間に前記循環ポンプが駆動する状態が含まれ、前記駆動部の出力が低い第2洗濯期間に前記循環ポンプが停止する状態が含まれるように前記循環ポンプを制御する
    洗濯機。
  2. 前記制御装置は前記第2洗濯期間における前記駆動部の最大回転速度が前記第1洗濯期間における最大回転速度よりも低くなるように前記駆動部を制御する
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記制御装置は前記第2洗濯期間に前記洗濯期間の終了時点が含まれるように前記駆動部を制御する
    請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記制御装置は前記第1洗濯期間に前記循環ポンプが駆動する状態および停止する状態が含まれるように前記循環ポンプを制御する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗濯機の制御装置。
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