JP2018134289A - 点滴筒抱持型滴下検出部および点滴管理システム - Google Patents

点滴筒抱持型滴下検出部および点滴管理システム Download PDF

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【課題】検出部では、輸液の滴下を検出光の光路の輸液による遮りを利用して光学的に検出しており、患者が動いたりして液滴の滴下軌道が検出光の光路から外れると実際に滴下が有っても検出できなくなる。【解決手段】発光光学系として、点光源39を共通の焦点として配置された複数の凹面鏡、代表的には放物面鏡35A〜35Dとで構成されて、当該点光源39からの発散光L2を放物面鏡35A〜35Dでそれぞれ平行光L1に変換すると共に当該平行光L1を反射する反射ツリー25を備えており、反射ツリー25は点滴筒に取り付けるケースの内部に配置されている。反射ツリー25は樹脂成形品の表面がアルミめっきされたものである。放物面鏡35A〜35Dを備えた反射ツリー25を使用することで、所望の光学特性を確保しつつ、反射ツリー25の内面側と外面側とを略相似形状にして薄肉化することでサイズの小型・軽量化も図れる。また、部品は1個で済む。【選択図】 図5

Description

本発明は、輸液の滴下状態を検出できる検出部、およびその検出部を利用して点滴状態の確認に使用する点滴管理システムに関するものである。
患者へ点滴する場合には、看護師は、医師から指示された投与量と投与時間から1分当たりの滴下数を予め計算しておき、クレンメの調整の際には、時計等を見ながら滴下数を数えて、その計算した滴下数に一致させる作業をしているが、この調整作業は看護師の熟練度合に大きく影響されるので、特に新人看護師にとっては負担となっていた。
実用新案登録第3194008号公報
そのため、最近では、点滴筒に取り付けたセンサーで滴下を検出し、必要な滴下情報を知らせる補助具が種々発明されている。
そのうち、特許文献1は、本出願人が先に提案したものであり、点滴筒に装着して利用するタイプの点滴用ドリップカウンタである。これは、点滴筒に装着して輸液の滴下を検出する検出部と、検出した点滴間隔を目標とする点滴間隔に対する相対的なアナログ量として表示する表示部を備えており、アナログ量としての表示を特徴として、ユーザインターフェースに工夫を凝らしている。
ところで、点滴筒は途中で患者が体位を動かしたり、立ちあがってトイレに移動したり等で容易に傾いてしまい、その場合には輸液の滴下軌道も軸中心からずれることになる。
而して、検出部では、輸液の滴下を検出光の光路の輸液による遮りを利用して光学的に検出しており、上記したような事情で液滴の滴下軌道が検出光の光路から外れると実際に滴下が有っても検出できなくなる。
この課題に対して、複数の発光素子を備え、検出光の光路の幅を広げることで対応しようとすれば、その分消費電力が増え、長時間にわたる連続使用には耐えられなくなる。一方、安易にバッテリーサイズを大きくすることは、検出部の小型・軽量化、更には部品点数の削減の流れに逆行する。更に、有意的な荷重が点滴筒に掛かると点滴筒が点滴バッグから抜け落ちる等点滴の安定性を損なう危険性があり、安全上の観点からも、軽量化の上限は厳しく制限されるべきとなっている。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、消費電力の抑制や小型・軽量化、更には部品点数の削減の要請を犠牲にせずに、実際の検出状況に対応して、輸液の滴下の検出の信頼性を有意的に高めることができる、新規且つ有用な点滴筒抱持型滴下検出部を提供することを、その目的とする。
また、本発明は、点滴筒抱持型滴下検出部を一要素として利用し、点滴作業における看護師の手間を軽減できる、新規且つ有用な信頼性の高い点滴管理システムを提供することを、その目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、点滴筒を一対のホルダー部の間に差し込んで抱持し、前記一対のホルダー部の間を光路とする検出光の輸液による遮りを利用して前記輸液の滴下を検出する滴下検出部であって、前記一対のホルダー部を外形の一部とするケースと、発光光学系として、点光源と、前記点光源を共通の焦点として配置された複数の凹面鏡とで構成されて、前記点光源からの発散光を前記複数の凹面鏡でそれぞれ平行光に変換すると共に当該平行光を反射するものを備えており、前記複数の凹面鏡は、前記ホルダー部のいずれかの内部で、焦点距離の遠い方から近い方に向かって順に扇状に広がって互いの光路を遮らない位置に配置されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、点光源は一つで構成されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、複数の凹面鏡は1つの樹脂成形品の表面に施された鏡面層によって構成されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部である。
請求項4の発明は、請求項3に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、樹脂成形品は複数の凹面鏡側とその反対側が略相似形になっていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部である。
請求項5の発明は、請求項3または4に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、受光光学系として、受光素子と、前記受光素子を共通の焦点として配置された複数の凹面鏡とで構成されて、前記複数の凹面鏡は、発光光学系の複数の凹面鏡と同じ形状で構成されて、他方のホルダー部の内部で配置されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部である。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、ケースに収納されたバッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を一対のホルダー部の間の凹底面に有することを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部である。
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれかに記載した点滴筒抱持型滴下検出部に、データ取得のために、前記点滴筒抱持型滴下検出部での結果を利用して、点滴間隔時間と点滴経過時間を計測すると共に点滴数をカウントする点滴状況監視部を備えさせ、前記点滴筒抱持型滴下検出部と、点滴間隔時間の計測値を実際の点滴間隔として、この点滴間隔を目標とする点滴間隔に対する相対的なアナログ量として表示する画面を作成する画面制御処理部と、画面を表示する表示部を備えた携帯機器とで構成され、通信機能を利用して、前記携帯機器からの要求に応じて前記点滴筒抱持型滴下検出部が前記点滴状況監視部の各種データを提供することで、前記表示部でのアナログ量の表示を可能とする点滴管理システムである。
本発明の点滴筒抱持型滴下検出部を使用すれば、消費電力の抑制や小型・軽量化、更には部品点数の削減の要請を犠牲にせずに、液滴の滴下の検出の信頼性を効果的に高めることができる。
また、上記の点滴筒抱持型滴下検出部を利用した点滴管理システムを使用すれば、点滴作業における看護師の手間を軽減できる。
本発明の実施の形態に係る点滴管理システムの使用状態の説明図である。 図1中の点滴筒抱持型滴下検出部の拡大斜視図である。 図2の点滴筒抱持型滴下検出部の一部露出斜視図である。 図3の凹面鏡ツリーの斜視図である。 図3の点滴筒抱持型滴下検出部の検出光の光路説明図である。 図5を別の方向から見た点滴筒抱持型滴下検出部の検出光の光路説明図である。 図1の点滴管理システムの使用時に携帯機器に表示される画面の説明図である。
本発明の実施の形態に係る点滴管理システム1を、図面に従って説明する。
図1は、点滴用スタンド(図示省略)に輸液バッグBを吊下げた状態を示している。点滴筒抱持型滴下検出部3は、この輸液バッグBに接続された点滴筒Sに装着されている。
点滴筒抱持型滴下検出部3は軽量で、且つその外形をなすケース5の大きさはコンパクトであり、点滴筒Sに容易に取付けられ、且つ点滴筒Sに有意的な重さを加えるようなことはない。
図2に詳細に示すように、このケース5は、カバー7とキャップ21に分かれている。カバー7とキャップ21は嵌合により着脱自在に一体化されている。カバー7、キャップ21とも薄肉で外形状と内形状が略相似になるように構成されている。
カバー7は、全体が透明になっており、光の透過が可能となっている。
カバー7はキャップ21に対向する側が開口しており、キャップ21と嵌合一体化することで内部の収容空間が密封される。
カバー7は、双頭の筒状になっており、軸方向基端側、すなわちキャップ21との嵌合側は軸方向に垂直な端縁で開口されて、断面円形の開口部9になっている。その開口部9の端縁に沿って扁平な円筒部11が同径状に形成されている。円筒部11の天部13は略平らで軸方向(一点鎖線で図示)に垂直な面となっている。この天部13の軸中心寄りには、一対の露出孔15、15を一組として、合計で二組設けられている。
天部13からは一対のホルダー部17、17が立ち上がっている。ホルダー部17は、外面側は円筒部11と略面一で滑らかに連なって曲面になっているが、内面側は軸方向に平行な平面になっている。また、ホルダー部17は軸方向上の一点を中心とする仮想球面(点線で図示)により閉じられている。これら一対のホルダー部17、17は、軸中心を挟んで対向配置されている。
すなわち、一対のホルダー部17、17の外形状は、円筒部11を同軸状に延ばし球面状に閉じた仮想の円柱体が、軸中心を通る長方形の板材より切り欠かれて双頭状に造形されたものとなっている。
ホルダー部17の内面側平面からは一組の挟持片19、19が垂直に突設されている。挟持片19は幅狭の長板状になっており、その長辺方向が軸方向と略平行になるように配置されている。挟持片19の軸方向一端側の長辺縁は曲面状に膨らんだ遊端となっており、他端側は円筒部11の天部13に連なって一体化している。一組の挟持片19、19は軸方向からの距離が等しくなるように対称形に配置されている。
2つのホルダー部17、17が備えられているので、合計で4個の挟持片19、19、‥‥が内方に向かって張り出した状態になっている。図1では点滴筒Sがホルダー部17、17の間から差し込まれており、この挟持片19、19、‥‥によって四箇所で挟持された状態で抱持されている。挟持片19の膨らんだ遊端により出入り口が狭められているので、点滴筒Sは脱落し難くなっている。
キャップ21は、全体が遮光用に有色になっており、有底の扁平な円筒状になっている。
図3は、カバー7を外した状態を示している。
符号23は基板を示し、略円板状をしている。この基板23の上面、すなわちカバー7側には、一対の反射ツリー25、25が取り付けられている。これら一対の反射ツリー25、25が上記したホルダー部17、17に一対一対応で収容され固定されている。なお、ホルダー部17は透明で光は透過できるので、反射ツリー25の光学的特性は損なわれない。
この反射ツリー25は、本体が射出成形品になっており、その表面全体にアルミめっきが施されて鏡面層になっている。
反射ツリー25は2つの側部27、29と背部31と上部33とで箱状に構成されており、その内面側の鏡面層が凹面鏡、この実施の形態では放物面鏡として利用されている。反射ツリー25は基板23の周縁部寄りで浮き上がった状態になっており、内面側が軸中心を向いている。そして、一対の反射ツリー25、25は軸中心を挟んで直径方向で対向している。
図4に示すように、一つの反射ツリー25の上部33および側部27の内面側の段差面に、4つの放物面鏡35A、35B、35C、35Dが配置されている。これらの放物面鏡35A、35B、35C、35Dはそれぞれの焦点距離に応じて配置されているので、図5に示す方向からは上下方向に並んだ状態に見える。
但し、横方向から見ると、扇状に広がって並んでおり、図6に示す方向でも重なり合ってはいない。
これらの放物面鏡35A〜35Dは、1つの焦点を共有しており、この焦点は基板23側にあるので、焦点距離を違えたことにより、放物面鏡35A〜35Dの曲率半径は異なっている。
一方の反射ツリー25は、発光光学系37として利用されており、この発光光学系37では、1つの焦点として発散型の点光源39が利用されている。図3に示すように、この点光源39は赤外LEDで構成されており、反射ツリー25の手前に取り付けられている。
もう一方の反射ツリー25は、受光光学系41として利用されており、この受光光学系41では、1つの焦点として点光源39に代えて受光素子43が基板23側にある。この受光素子43は赤外フォトダイオードで構成されている。受光素子43の感度を高めるために、ゴム製の遮光枠45の中に収められている。反射ツリー25と受光素子43との配置関係は、発光光学系37と同じになっている。
発光光学系37の反射ツリー25の放物面鏡35A〜35Dは、この点光源39からの発散光L2をそれぞれ平行光L1に変換すると共に当該平行光L1を反射させている。一方、受光光学系41の反射ツリー25の放物面鏡35A〜35Dは、発光光学系37から入射した平行光L1を反射させると共に、受光素子43に向かって収束させている。
発光光学系37では、点光源39から1つの放物面鏡35に向かう発散光L2の光路とそこから反射する平行光L1の光路は、他の3つの放物面鏡35、‥‥に遮られておらず、1つの放物面鏡35の全体が入射及び出射に利用されている。
また、受光光学系41でも、1つの放物面鏡35に入射する平行光L1の光路とそこから反射する収束光L2の光路は、発光光学系37と同様に、1つの放物面鏡35の全体が入射及び出射に利用されている。
図5、図6で、平行光L1の光路と、発散(=収束)光L2の光路が示されており、平行光L1が発光光学系37から出射されて受光光学系41に入射している。
平行光L1が検出光として利用されており、図5に示すように、発光光学系37の放物面鏡35A〜35Dから出射された平行光L1の光路の上下方向の幅寸法が合計されて最終的な検出光の幅寸法となっており、検出幅が有意的に拡大されている。また、隣り合う放物面鏡35、35どうしの間に隙間は殆ど形成されていないので、一枚の放物面鏡を使用した場合と同様の光学特性が得られている。
上記のような光路は、放物面鏡35A〜35Dが上部33及び側部27の内面側の段差面に構成されることで実現されている。
図5では、発散光L2側でも収束光L2側でも光路がそれぞれ上下方向で交差しているように見えるが、図6に示すように、扇状に広がっており重なってはいない。なお、図6では収束光L2を示しているが、発散光L2も同様になっている。
一つの放物面鏡35を大きくすることで、平行光L1の光路の幅寸法を大きくすることもできるが、一つの放物面鏡35だけで構成すると、基板23に近づくにつれて背面側に大きく後退することになり、薄肉構造にしても限界があり、結果として検出部が大型化する。
一方、本発明では、複数の放物面鏡35A〜35Dを併用し、配置を上手く工夫することで、上記したように所望の光学特性を確保しつつ、反射ツリー25の内面側と外面側とを略相似形状にして薄肉化することでサイズの小型・軽量化にも成功している。また、本体を樹脂の射出成形により一体化成形できるので、複数の放物面鏡35A〜35Dを併用していながら、部品は1個で済む。
キャップ21側には、図3に示すように、基板23の下側にバッテリーケース47が備えられており、そこにバッテリーと基板(共に図示省略)が配置されている。このバッテリーケース47の上には一対のスペーサ48、48が縁側に設けられており、基板23はこのスペーサ48、48の上に載せられ固定されている。
基板23の下面側には、CPU、メモリー、タイマー等からなるマイクロコンピュータが実装されており、CPUで全体を制御させている。バッテリー(パワーサプライ)はリチウムイオン電池で構成されており、バッテリー制御を受けて各部に電源を供給するようになっている。このバッテリーの一対の受電端子49、49が天部13側より突出されている。受電端子49の遊端側は折り返されており、一対一組の露出孔15、15の一方から突出した後に遊端側が再び入り込んで、天部13上に逆U字形で突出している。天部13はホルダー部17の凹底部に当たるので、点滴筒Sを取り付けたときにも邪魔にはならず、また、一対のホルダー部17、17の間に有るので、周囲の物に引っ掛かることもない。この一対の受電端子49、49を利用することで、バッテリーはケース5に収容した状態のまま充電できる。
CPUには、無線通信機能として、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))が利用されており、通信相手は、専用の携帯機器51になっている。
この携帯機器51には、CPU、メモリー等が設けられており、このCPUで全体を制御させている。CPUには、表面に配置された操作ボタン(操作部)53(投与量の増分ボタン(△)および減分ボタン(▽)と、時間の増分ボタン(△)および減分ボタン(▽)と、中央の確定ボタン)と、表示部としてのLCD(ディスプレイ)55が接続されており、操作ボタン53の操作を介して入力情報を受け取ると共に、LCD55で画面表示させることができるようになっている。
いずれのCPUにもメモリーに格納された専用のプログラムを実行することにより、各種機能部がそれぞれ実現されている。
検出部3側は、「点滴状況監視部」が実現されている。
この「点滴状況監視部」は、最初の滴下の検出が報知されると、点滴数のカウントを始めると共に、加算タイマーを始動させて、点滴経過時間(言い換えれば、最初の滴下から今までに経過した時間)の計測を始める。さらに、点滴のカウント毎に、点滴間隔時間(言い換えれば、直前の滴下から直後の滴下までに経過した時間)を計測する。
また、携帯機器51側は、「画面制御処理部」が実現されている。この「画面制御処理部」は、LCD55に表示させる画面を作成するものである。
看護師が、医師からの指示に基づき、操作ボタン53を操作して、初期設定のために、(1)輸液セット(〇滴/ml)、(2)投与量(〇ml)、(3)投与時間(〇h00m)、(4)滴サイズ(標準または大)を入力すると、画面制御処理部が上記入力データを受け取り、演算処理を開始して、1)投与量を総点滴数に換算し、2)最適な点滴間隔を演算する。
この結果に基づいて、画面制御処理部では、メモリーに格納された編集ツール(デザイン、色等)を利用して、検出部3側から点滴間隔時間のデータ提供を逐次受けて、表示用の動画コンテンツを都度作成して、LCD55に表示させる。
看護師が、チューブTに取り付けたローラークレンメRを動かして調整を開始していくと、画面制御処理部は、検出部3からのデータを逐次受け取って画面を作成していくので、図7に示すように、LCD55上の画面は遷移していく。
従って、看護師は、画面を参考に、その次の調整を行うことができ、適正範囲に調整し易くなっている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、携帯機器側の外形状や表示画面中の各種画像の大きさやデザインは要求される機能を果たせるものであれば良い。
1‥‥点滴管理システム 3‥‥点滴筒抱持型滴下検出部 5‥‥ケース
7‥‥カバー 9‥‥開口部 11‥‥円筒部 13‥‥天部
15‥‥露出孔 17‥‥ホルダー部 19‥‥挟持片 21‥‥キャップ
23‥‥基板 25‥‥反射ツリー 27‥‥側部 29‥‥側部
31‥‥背部 33‥‥上部 35A〜35D‥‥放物面鏡
37‥‥発光光学系 39‥‥点光源 41‥‥受光光学系 43‥‥受光素子
45‥‥遮光枠 47‥‥バッテリーケース 49‥‥受電端子
51‥‥携帯機器 53‥‥操作ボタン 55‥‥LCD
B‥‥輸液バッグ S‥‥点滴筒 T‥‥チューブ R‥‥クレンメ
L1、L2‥‥光路

Claims (7)

  1. 点滴筒を一対のホルダー部の間に差し込んで抱持し、前記一対のホルダー部の間を光路とする検出光の輸液による遮りを利用して前記輸液の滴下を検出する滴下検出部であって、
    前記一対のホルダー部を外形の一部とするケースと、
    発光光学系として、点光源と、前記点光源を共通の焦点として配置された複数の凹面鏡とで構成されて、前記点光源からの発散光を前記複数の凹面鏡でそれぞれ平行光に変換すると共に当該平行光を反射するものを備えており、
    前記複数の凹面鏡は、前記ホルダー部のいずれかの内部で、焦点距離の遠い方から近い方に向かって順に扇状に広がって互いの光路を遮らない位置に配置されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部。
  2. 請求項1に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、
    点光源は一つで構成されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部。
  3. 請求項1または2に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、
    複数の凹面鏡は1つの樹脂成形品の表面に施された鏡面層によって構成されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部。
  4. 請求項3に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、
    樹脂成形品は複数の凹面鏡側とその反対側が略相似形になっていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部。
  5. 請求項3または4に記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、
    受光光学系として、受光素子と、前記受光素子を共通の焦点として配置された複数の凹面鏡とで構成されて、
    前記複数の凹面鏡は、発光光学系の複数の凹面鏡と同じ形状で構成されて、他方のホルダー部の内部で配置されていることを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した点滴筒抱持型滴下検出部において、
    ケースに収納されたバッテリーと、前記バッテリーの充電用の受電端子を一対のホルダー部の間の凹底面に有することを特徴とする点滴筒抱持型滴下検出部。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載した点滴筒抱持型滴下検出部に、データ取得のために、前記点滴筒抱持型滴下検出部での結果を利用して、点滴間隔時間と点滴経過時間を計測すると共に点滴数をカウントする点滴状況監視部を備えさせ、
    前記点滴筒抱持型滴下検出部と、
    点滴間隔時間の計測値を実際の点滴間隔として、この点滴間隔を目標とする点滴間隔に対する相対的なアナログ量として表示する画面を作成する画面制御処理部と、画面を表示する表示部を備えた携帯機器とで構成され、
    通信機能を利用して、前記携帯機器からの要求に応じて前記点滴筒抱持型滴下検出部が前記点滴状況監視部の各種データを提供することで、前記表示部でのアナログ量の表示を可能とする点滴管理システム。
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