JP2018133401A - 部品供給装置、部品実装装置、部品供給方法および実装基板の製造方法 - Google Patents

部品供給装置、部品実装装置、部品供給方法および実装基板の製造方法 Download PDF

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【課題】部品切れのトレイを効率良く交換することができる部品供給装置、部品実装装置、部品供給方法および実装基板の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】部品供給装置(トレイフィーダ)は、部品が格納されたトレイを保持するパレットを各々収納する複数のパレット収納部と、複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部とを備えている。そして、部品供給装置における部品供給方法は、部品切れのパレットをパレット載置部に移動させる部品切れパレット移動工程(ST11)と、パレット載置部に移動された部品切れのパレットが保持するトレイが交換されることなく他の部品切れのパレットがパレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識工程(ST13)を含んでいる。【選択図】図6

Description

本発明は、トレイに格納された部品を部品実装装置に供給する部品供給装置、部品供給装置を備える部品実装装置、部品供給方法および実装基板の製造方法に関するものである。
部品実装装置において、半導体チップなどの部品を供給するパーツフィーダの一種としてトレイフィーダが知られている。このトレイフィーダは、部品を格納したトレイを保持するパレットを、上下多段に並設された複数のパレット収納部の各々に収納する構成となっている。部品実装作業において、これらのパレットは実装順序に応じて引き出されて部品取出し位置へ移動される。パレットが保持するトレイに部品切れが生じた場合には、その部品切れのパレットをパレット収納部とは別の領域として設けられたパレット載置部に移動させて、部品切れのトレイを新たなトレイと交換するトレイ交換作業が行われる(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のトレイフィーダは、パレットに形成された識別マークを識別する読取センサをパレット載置部に備えており、トレイ交換作業後のパレットがパレット載置部に載置されると、読取センサが識別マークを識別して、所定のパレット収納部に戻し入れている。
特開2012−114324号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、部品切れのパレットをトレイ交換のためにパレット載置部に移動することに伴う次の問題があった。すなわち、同種の部品を格納するトレイを保持するパレットが複数ある場合にも、そのうちの一のパレットが保持するトレイが部品切れになるとそのパレットをパレット載置部に移動させたうえで、他のパレットからの部品供給が継続される。しかしながら、パレット載置部に移動された部品切れのパレットのトレイ交換作業が終了する前に他のパレットで部品切れが発生すると、他の部品切れのパレットをパレット載置部に移動させることができずにトレイフィーダからの部品供給が停止してしまうという課題があった。
そこで本発明は、部品切れのトレイを効率良く交換することができる部品供給装置、部品実装装置、部品供給方法および実装基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の部品供給装置は、部品が格納されたトレイを保持するパレットを各々収納する複数のパレット収納部と、前記複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部と、パレットを前記複数のパレット収納部に出し入れし、またパレットを前記パレット載置部又は部品実装装置によって部品が取り出される部品取り出し位置に移動させるパレット移動部と、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の部品実装装置は、部品が格納されたトレイを保持するパレットを複数のパレット収納部に各々収納し、前記収納されたパレットを部品取り出し位置に移動させて、実装ヘッドによって前記パレットが保持するトレイより前記部品をピックアップして基板に実装する部品実装装置であって、前記複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部と、パレットを前記複数のパレット収納部に出し入れし、またパレットを前記パレット載置部又は前記部品取り出し位置に移動させるパレット移動部と、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の部品供給方法は、部品が格納されたトレイを保持するパレットを各々収納する複数のパレット収納部と、前記複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部と、を備える部品供給装置における部品供給方法であって、前記部品切れのパレットを前記パレット載置部に移動させる部品切れパレット移動工程と、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の実装基板の製造方法は、パレットが保持するトレイが格納する部品を基板に実装する実装基板の製造方法であって、パレットを各々収納する複数のパレット収納部に格納されたパレットを部品取り出し位置に移動させる部品取り出し位置移動工程と、実装ヘッドによって前記部品取り出し位置に移動されたパレットが保持するトレイより部品を取り出す部品取出し工程と、前記実装ヘッドが取り出した部品を基板に実装する部品実装工程と、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットを、パレットを各々収納する複数のパレット収納部とは別の領域に設けられて前記部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部に移動させる部品切れパレット移動工程と、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、部品切れのトレイを効率良く交換することができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置に用いられるトレイフィーダの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における実装基板の製造方法を示すフロー図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における部品切れパレット処理を示すフロー図 (a)(b)(c)(d)本発明の一実施の形態の部品実装装置における部品切れパレット処理を示す工程説明図 (a)(b)(c)(d)本発明の一実施の形態のトレイフィーダが備えるタッチパネルに表示されたスキップパレットの情報の一例を示す説明図 (a)(b)(c)(d)本発明の一実施の形態の部品実装装置における部品切れパレット再投入処理を示す工程説明図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装装置、部品供給装置(トレイフィーダ)の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図1における左右方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図1における上下方向)が示される。図2、及び後述する一部では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図2における上下方向)が示される。Z方向は、部品実装装置が水平面上に設置された場合の上下方向または直交方向である。
まず図1,図2を参照して、部品実装装置1の構成について説明する。図1において、基台1aの上面には、基板搬送機構2がX方向に配設されている。基板搬送機構2は、部品実装対象となる基板3を搬送して、以下に説明する部品実装機構による作業位置に位置決め保持する。基板搬送機構2の両側方には、基板3に実装される部品を供給する部品供給部4A、4Bが配設されている。
部品供給部4Aにはトレイフィーダ5が、部品供給部4Bには複数のテープフィーダ6が、それぞれ着脱自在に配置されている。トレイフィーダ5は、部品Dが格子配列で格納されたトレイ7を、部品実装機構による部品取り出し位置P(図2参照)に移動させることにより、部品Dを実装ヘッドに供給する。トレイフィーダ5には、トレイフィーダ5が部品実装装置1に装着された状態で作業者が視認、操作が可能な位置に、後述するタッチパネルT、スキップボタンQが配設されている。テープフィーダ6は、部品Dを保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、部品Dを部品実装機構に供給する。
基台1aのX方向の一端部には、リニアモータ駆動機構を備えたY軸ビーム8がY方向に配設されている。Y軸ビーム8には、同様にリニアモータ駆動機構を備えた2基のX軸ビーム9A,9Bが、それぞれ部品供給部4A,4Bに対応してY方向に移動自在に結合されている。X軸ビーム9A,9Bには、それぞれ実装ヘッド10A,10Bが、リニア駆動機構によってX方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド10A,10Bはいずれも複数の単位移載ヘッド11を備えている。それぞれの単位移載ヘッド11の下端部には、吸着ノズル11a(図2参照)が交換自在に装着されている。
Y軸ビーム8およびX軸ビーム9Aを駆動することにより、実装ヘッド10Aは部品供給部4Aと基板搬送機構2に保持された基板3との間で水平移動し、トレイ7に格納された部品Dを吸着ノズル11aによって吸着保持してピックアップし、基板3の部品実装点に実装する。Y軸ビーム8およびX軸ビーム9Bを駆動することにより、実装ヘッド10Bは部品供給部4Bと基板3との間で水平移動し、テープフィーダ6によってピッチ送りされたキャリアテープから部品Dを吸着ノズル11aによって吸着保持して取り出し、基板3の部品実装点に実装する。したがってY軸ビーム8、X軸ビーム9A,9B、実装ヘッド10A,10Bは、単位移載ヘッド11の吸着ノズル11aによって部品Dを吸着保持して基板3に実装する部品実装機構12(図4参照)を構成する。
図1において、実装ヘッド10A,10Bが取り付けられたプレート9aには、基板認識カメラ13が取り付けられている。基板認識カメラ13は、実装ヘッド10A,10Bと一体的に移動する。実装ヘッド10A,10Bが移動することにより、基板認識カメラ13は基板搬送機構2に位置決めされた基板3の上方に移動し、基板3に設けられた基板マーク(図示せず)を撮像して基板3の位置を認識する。部品供給部4A,4Bと基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ14が配設されている。部品Dを保持した実装ヘッド10A,10Bが部品認識カメラ14の上方を移動することにより部品認識カメラ14はこれらの部品Dを撮像する。この撮像結果を認識処理することにより、実装ヘッド10A,10Bに保持された状態における部品Dの識別や位置認識が行われる。
図2は、部品供給部4Aにトレイフィーダ5を装着した状態を示している。トレイフィーダ5は、車輪21によって作業床上で移動自在なベース部20を備えている。ベース部20の上面において、作業者OPによる操作側にはフィーダ本体部22が配置されている。フィーダ本体部22には、複数のパレット収納部23が上下多段に設けられている。各パレット収納部23には、1枚または2枚以上のトレイ7を上面に保持するパレット24が収納される。すなわち、複数のパレット収納部23には、部品Dが格納されたトレイ7を保持するパレット24が各々収納される。
フィーダ本体部22の前面側(部品実装装置1側)には、パレット保持部25およびパレット保持部25を昇降(矢印a)させる保持部昇降機構26が設けられている。保持部昇降機構26は、パレット保持部25を昇降させて各パレット収納部23の高さ位置に位置させる。パレット保持部25は、パレット収納部23の高さ位置に位置する状態で、パレット収納部23からパレット24を引き出して保持し、また、保持するパレット24をパレット収納部23に収納させる。
また、保持部昇降機構26は、パレット24を保持するパレット保持部25を昇降させて、実装ヘッド10Aによってトレイ7に格納された部品Dが取り出される部品取り出し位置Pに位置させる。部品実装作業では、この状態のトレイ7から実装ヘッド10Aが吸着ノズル11aによって部品Dをピックアップし、基板搬送機構2の作業位置に位置決め保持された基板3に移動(矢印b)して部品Dを基板3に実装する。
図2において、フィーダ本体部22においてパレット収納部23とは別の領域(ここでは、最上段のパレット収納部23の上方)には、パレット載置部27が設けられている。パレット載置部27には、部品実装作業の実行過程において部品切れとなったトレイ7を保持するパレット24がトレイ交換のために載置される。パレット載置部27の上面側は、フィーダ本体部22の天井部によって覆われている。フィーダ本体部22の天井部の手前側(作業者OPによる操作側)には、パレット載置部27にパレット24を搬入・搬出するための開閉カバー28が開閉自在に設けられている。部品実装作業の実行中は、開閉カバー28は閉じた状態にある。
部品実装作業の実行過程においてパレット24に保持されたトレイ7を交換する必要が生じた場合には、当該パレット24を保持するパレット保持部25は保持部昇降機構26によってパレット載置部27の高さ位置に移動して、当該パレット24をパレット載置部27に移動させる。そして作業者OPは、開閉カバー28を開放してパレット載置部27からパレット24を取り出して、部品切れが生じた空のトレイ7を他のトレイ7と交換するトレイ交換を行う。トレイ交換後のパレット24は開閉カバー28を介してパレット載置部27に再び載置され、パレット保持部25および保持部昇降機構26によって、所定のパレット収納部23または部品取り出し位置Pに移動される。
すなわち、パレット載置部27は、複数のパレット収納部23とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイ7を保持する部品切れのパレット24が載置され、さらにこのパレット24を外に取り出すことが可能な構成となっている。そして、パレット保持部25および保持部昇降機構26は、パレット24を複数のパレット収納部23に出し入れし、またパレット24をパレット載置部27又は部品実装装置1によって部品Dが取り出される部品取り出し位置Pに移動させるパレット移動部29(図4参照)となる。
図2において、部品実装装置1は、本体制御装置15を備えている。トレイフィーダ5は、フィーダ制御部30を備えている。トレイフィーダ5が部品実装装置1に装着されると、フィーダ制御部30は本体制御装置15と電気的に接続される(図4参照)。部品実装装置1による部品実装作業は、本体制御装置15によって制御される。トレイフィーダ5におけるパレット24の移動動作は、フィーダ制御部30によって制御される。
次に図3を参照して、トレイフィーダ5の詳細構成および機能について説明する。フィーダ本体部22内に多段に設けられたパレット収納部23は、それぞれが収納アドレス(ここでは、最上段より下方に向かって、(1)(2)(3)・・・の順序)に対応している。この収納アドレスを特定することにより、フィーダ本体部22においてトレイ7を保持した個々のパレット24が収納される収納位置を特定できるようになっている。
パレット載置部27に設けられた開閉カバー28は、カバー保持ヒンジ28a廻りに回動(矢印c)自在となっている。フィーダ本体部22の上部には、タッチパネルT、スキップボタンQが配設されている。タッチパネルTは、液晶パネル、有機ELパネルなどの表示部と、タッチパッドなどの入力部が組み合わされ、トレイフィーダ5の各種情報を表示し、操作コマンドや各種データを入力する機能を有している。スキップボタンQは、パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24が保持するトレイ7を交換することなく他の部品切れのパレット24をパレット載置部27に移動可能な状態とする(パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24の再投入をスキップする)場合に作業者OPが操作するボタンである。
パレット載置部27の内部には、パレット載置部27におけるパレット24の有無を検出する遮光センサなどのパレット検出センサSが配設されている。フィーダ本体部22の作業者OPによる操作側には、部品Dを格納したトレイ7を包装している包装袋、または、トレイ7に付された、トレイ7に格納された部品Dを特定する情報を含むバーコードや2次元コードなどの部品識別マーク(図示省略)を読み取るスキャナRが配設されている。
タッチパネルT、スキップボタンQ、パレット検出センサS、スキャナRは、それぞれフィーダ制御部30に接続されている。スキップボタンQの操作信号(スキップ報告信号)、パレット検出センサSの検出信号、スキャナRの読み取り結果は、それぞれフィーダ制御部30に送信される。なお、スキップボタンQをタッチパネルTに表示させ、タッチパネルTに表示されたスキップボタンQを作業者OPが操作することで、スキップ報告信号をフィーダ制御部30に送信するようにしてもよい。
次に図3を参照して、保持部昇降機構26の構成を説明する。ベース部20の上面に立設された縦フレーム31には、ナット部材32に螺合する送りねじ33を昇降駆動モータ34によって回転駆動する構成の保持部昇降機構26が設けられている。ナット部材32には、パレット保持部25を構成する水平なパレット保持プレート35が結合されている。パレット保持部25は、パレット保持プレート35の下面側に配設されたスライド駆動モータ36を駆動することにより、パレット保持プレート35の上面に沿ってパレット24をスライド移動(矢印d)させる。
パレット保持部25は、昇降駆動モータ34を駆動することにより昇降する。このとき、個々のパレット収納部23に付された収納アドレスを指定することにより、パレット保持部25をこの収納アドレスに対応したパレット収納部23の高さ位置に位置させることができる。また、部品取り出し位置Pまたはパレット載置部27を指定することにより、パレット保持部25を部品取り出し位置Pまたはパレット載置部27の高さ位置に位置させることができる。
次に図4を参照して、部品実装装置1の制御系の構成について説明する。部品実装装置1は、本体制御装置15、記憶部40、機構駆動部41、基板認識カメラ13、部品認識カメラ14、入力部42、表示部43を備えている。また、部品実装装置1には、トレイフィーダ5、テープフィーダ6が装着されている。トレイフィーダ5が部品実装装置1に装着された状態で、トレイフィーダ5が備えるフィーダ制御部30は、本体制御装置15と電気的に接続される。
本体制御装置15は、記憶部40に記憶された各種のデータを参照して、以下の各部を制御することにより、部品実装装置1による部品実装作業を実行させる。記憶部40には、実装データ40a、パレット情報データ40bなどが記憶されている。実装データ40aは、基板3を対象とする部品実装作業を実行するためのデータであり、基板3に実装される部品種を示す部品データ、基板3おける部品実装点の位置データ、実装順序を示すシーケンスデータなどが含まれる。本体制御装置15は、実装データ40aに基づいて、トレイフィーダ5が供給する部品Dの部品種を指示する供給指示を部品実装動作毎にトレイフィーダ5に対して送信する。
図4において、パレット情報データ40bには、トレイフィーダ5にあるパレット24またはトレイ交換作業のためにパレット載置部27から取り出されているパレット24の情報が含まれる。パレット情報データ40bには、トレイ7に格納された部品Dの情報(部品種、部品ID、部品残数など)、そのトレイ7を保持するパレット24、そのパレット24の所在(パレット収納部23の収納アドレス、部品取り出し位置P、パレット載置部27、トレイフィーダ5の外など)などの情報が、パレット24を特定する情報に紐付けられて記憶されている。
本体制御装置15は、実装データ40aとパレット情報データ40bを参照することにより、トレイフィーダ5が供給する部品Dを格納するトレイ7を保持するパレット24を特定することができる。機構駆動部41は、本体制御装置15に制御されて、基板搬送機構2、部品実装機構12を駆動する。これにより、部品実装装置1によって複数の基板3を対象として連続的に部品実装作業が実行される。入力部42は、キーボード、タッチパネル、マウスなどの入力装置であり、操作コマンドやデータ入力時などに用いられる。表示部43は液晶パネルなどの表示装置であり、入力部42による操作のための操作画面などの各種情報を表示する。
図4において、トレイフィーダ5は、フィーダ制御部30、フィーダ記憶部50、移動先決定部51、表示処理部52、スキップ判断部53、部品照合部54、再投入パレット特定部55、パレット移動部29、スキップボタンQ、スキャナR、パレット検出センサS、タッチパネルTを備えている。フィーダ制御部30は、本体制御装置15より送信された供給指示と、フィーダ記憶部50に記憶された各種のデータを参照して、以下の各部を制御することにより部品供給作業を実行させる。
また、フィーダ制御部30は、供給指示を受け付け可能な状態(指示待ち状態)か、トレイ交換作業行中などで供給指示の受け付けを中断している状態(受付中断状態)か、などのトレイフィーダ5の状態を本体制御装置15に送信する。また、フィーダ制御部30は、本体制御装置15より供給指示を受け取った後、指示された部品Dを格納するトレイ7を保持するパレット24を部品取り出し位置Pに位置させて部品Dを供給可能な状態となると、準備完了報告を本体制御装置15に送信する。
フィーダ記憶部50には、パレット情報データ50aなどが記憶されている。パレット情報データ50aは、部品実装装置1が備える記憶部40に記憶されるパレット情報データ40bと同等の情報である。フィーダ記憶部50に記憶されるパレット情報データ50aと記憶部40に記憶されるパレット情報データ40bは、フィーダ制御部30を介して相互に送信されて適宜更新される。フィーダ制御部30は、パレット情報データ50aに基づいて、本体制御装置15から指示された部品Dを格納するトレイ7を保持するパレット24を特定し、さらに、パレット収納部23の収納アドレスなどの当該パレット24の所在を特定する。
移動先決定部51は、本体制御装置15からの供給指示、パレット情報データ50aに基づいて、パレット保持部25が保持するパレット24の移動先、または、パレット保持部25に保持させるパレット24を決定する。フィーダ制御部30は、後述するパレット移動動作を実行させる。すなわち、フィーダ制御部30は、移動先決定部51が決定した移動先に基づいてパレット24を移動させるようにパレット移動部29を制御する制御部となる。
表示処理部52は、パレット情報データ50aに基づいて、パレット載置部27より取り出されたパレット24であって、パレット載置部27に再投入される前に他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となったスキップパレットを特定する情報などの画面表示(図8参照)を作成して、タッチパネルTに表示させる表示処理を実行させる。すなわち、タッチパネルTは、表示処理部52によってスキップパレットを特定する情報など所定の情報を表示する表示部となる。また、表示処理部52は、タッチパネルT(表示部)にスキップパレットを特定する情報を表示させる際に、スキップパレットをパレット載置部27に再投入される優先順位により並び替えて表示させる。
また、タッチパネルTにスキップパレットを特定する情報が表示されている状態で作業者OPが後述する所定の操作を行うことで、タッチパネルTよりパレット載置部27に再投入するスキップパレット(トレイ交換作業がされた部品切れのパレット24)を選択入力することができる。すなわち、タッチパネルTは、タッチパネルT(表示部)に表示されたスキップパレット(部品切れのパレット24)の中から、パレット載置部27に再投入されるスキップパレット(部品切れのパレット24)が選択入力される入力部となる。
スキップ判断部53は、パレット載置部27から部品切れのパレット24が取り出されてからトレイ7が交換されてパレット載置部27に再投入されるまでの間に、作業者OPがスキップボタンQを操作することで送信されるスキップ報告信号が受信されると、その部品切れのパレット24は再投入がスキップされたと判断する。すなわち、スキップボタンQおよびスキップ判断部53は、パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24が保持するトレイ7が交換されることなく他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段となる。つまり、スキップ認識手段には、スキップボタンQが含まれる。
また、スキップ判断部53は、作業者OPがパレット載置部27から部品切れのパレット24を取り出す前にスキップボタンQを操作することで送信されるスキップ報告信号が受信され、その後、パレット検出センサSがパレット載置部27からパレット24が取り出されたことを検出すると(検出信号が有から無に変化すると)、その部品切れのパレット24の再投入がスキップされたと判断するようにしてもよい。すなわち、スキップ認識手段には、パレット検出センサSが含まれるようにしてもよい。
部品照合部54は、スキャナRが読み取った部品識別マークの読み取り結果、パレット情報データ50aに含まれる部品Dの情報に基づいて、トレイに格納された部品Dを特定する。作業者OPは、部品切れのパレット24に対してトレイ交換作業を行う際に、交換するトレイ7の部品識別マークをスキャナRで読み取って、そのトレイ7に格納される部品Dを特定する。すなわち、スキャナRおよび部品照合部54は、パレット載置部27に再投入されるパレット24に保持されたトレイ7に格納された部品Dを特定する部品特定手段となる。
再投入パレット特定部55は、部品特定部によって特定された部品Dの情報、パレット情報データ50aに含まれるパレット24の情報より、再投入されるパレット24を特定する。なお、表示処理部52は、再投入パレット特定部55によって特定された再投入されるパレット24の情報に基づいて、タッチパネルT(表示部)に表示させるスキップパレット(部品切れのパレット24)を特定する情報を更新するようにしてもよい。
また、スキップ判断部53は、再投入パレット特定部55によって特定された再投入されるパレット24の情報に基づいて、再投入されるパレット24が直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24とは異なる部品切れのパレット24である場合に、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24は再投入がスキップされたと判断するようにしてもよい。
次に、パレット移動動作について具体的に説明する。フィーダ制御部30が、本体制御装置15より送信された供給指示を受けると、移動先決定部51は、指示された部品Dを格納するトレイ7を保持するパレット24をパレット収納部23より取り出して部品取り出し位置Pに移動させるように決定する(図7(a)、図7(d)参照)。また、移動先決定部51は、実装ヘッド10Aによって部品Dが取り出されてパレット24が保持するトレイ7が部品切れとなった際に、部品切れのパレット24の移動先をパレット載置部27に決定する(図7(b)参照)。
また、移動先決定部51は、パレット載置部27にトレイ交換作業がされた部品切れのパレット24が再投入されると、再投入されたパレット24の移動先を空のパレット収納部23に決定する。なお、移動先決定部51は、再投入されたパレット24が保持するトレイ7が格納する部品Dをトレイフィーダ5が供給する部品Dとして本体制御装置15より指示されている場合は、再投入されたパレット24の移動先を部品取り出し位置Pに決定するようにしてもよい。
上記のように、トレイフィーダ5は、複数のパレット収納部23と、パレット載置部27と、パレット移動部29と、パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24が保持するトレイ7が交換されることなく他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段とを備える部品供給装置となる。これによって、一の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動された後に、トレイ7を交換してパレット載置部に再投入する優先順位がより高い他の部品切れのパレット24が発生した場合でも、一の部品切れのパレット24の再投入をスキップして、他の部品切れのパレット24を優先して再投入することができ、部品切れのトレイ7を効率良く交換することができる。
なお、移動先決定部51、表示処理部52、スキップ判断部53、部品照合部54、再投入パレット特定部55を部品実装装置1の本体制御装置15が備え、タッチパネルTの入力部と表示部としての機能を部品実装装置1の入力部42と表示部43が実行するようにしてもよい。すなわち、部品実装装置1は、パレット載置部27と、パレット移動部29と、パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24が保持するトレイ7が交換されることなく他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段とを備えるようにしてもよい。
次に図5、図6のフローに沿って、図7〜図9を参照しながら、部品実装装置1によって基板3に部品Dを実装する実装基板の製造方法について説明する。部品実装装置1では、トレイフィーダ5およびテープフィーダ6が供給する部品Dを基板3に実装して実装基板が製造される。以下では、トレイフィーダ5が装着された部品実装装置1において、実装ヘッド10Aによってパレット24が保持するトレイ7より部品Dを取り出して基板3に実装する実装基板の製造方法について説明する。
図5において、まず、部品実装装置1の基板搬送機構2は、上流側の装置から搬入された基板3を作業位置に搬送して位置決め保持する(ST1:基板搬入工程)。次いで移動先決定部51は、本体制御装置15より指示された部品種の部品Dを格納するトレイ7を保持するパレット24を部品取り出し位置Pに移動させるように決定する。そして、フィーダ制御部30は、決定されたパレット24を部品取り出し位置Pに移動するようにパレット移動部29を制御する(ST2:部品取り出し位置移動工程)。すなわち、パレット24を各々収納する複数のパレット収納部23に格納されたパレット24が部品取り出し位置Pに移動する。
図7(a)では、トレイフィーダ5は、本体制御装置15より部品D(1)を供給するように指示されている。そこで、パレット移動部29は、パレット収納部23(1)より部品D(1)を格納するトレイ7(1)を保持するパレット24(1)をパレット保持部25によって取り出して部品取り出し位置Pに移動させている。パレット24(1)の部品取り出し位置Pへの移動が完了すると、フィーダ制御部30は、本体制御装置15に準備完了報告を送信する。
図5において、次いで本体制御装置15は、実装ヘッド10Aによって部品取り出し位置Pに移動されたパレット24(1)が保持するトレイ7(1)より部品D(1)を取り出させる(ST3:部品取り出し工程)(図7(a)参照)。次いで本体制御装置15は、実装ヘッド10Aを作業位置に位置決め保持されている基板3の部品実装点に移動させて、実装ヘッド10Aが取り出して保持していた部品D(1)を基板3に実装させる(ST4:部品実装工程)。
次いで移動先決定部51は、部品取り出し位置Pにあるトレイ7(1)が部品切れになったか否かを判断する(ST5:部品切れ判断工程)。部品切れになっていないと判断されると(ST5においてNo)、本体制御装置15は、基板3に予定された全ての部品Dが実装されたか否かを判断する(ST6:実装完了判断工程)。全ての部品Dが実装された場合(ST6においてYes)、基板搬入工程(ST1)に戻って、全ての部品Dが実装された実装基板が部品実装装置1より搬出され、次に部品実装対象となる基板3が搬入される。未実装の部品Dがある場合(ST6においてNo)、部品取り出し位置移動工程(ST2)に戻って次の部品Dの実装が実行される。
部品切れ判断工程(ST5)においてトレイ7(1)が部品切れになったと判断されると(Yes)、部品切れパレット処理(ST7)が実行される。図7(a)では、部品取り出し位置Pにあるトレイ7(1)が部品切れとなったため、次いで部品切れパレット処理(ST7)が実行される。部品切れパレット処理(ST7)が実行されている間は、トレイフィーダ5は受付中断状態となる。
図6において、部品切れパレット処理(ST7)では、まず移動先決定部51は、パレット24(1)の移動先をパレット載置部27に決定する。そして、パレット移動部29(パレット保持部25)は、部品切れのパレット24(1)をパレット載置部27に移動させる(ST11:部品切れパレット移動工程)。すなわち、部品切れとなったトレイ7(1)*を保持する部品切れのパレット24(1)をパレット載置部27に移動させる。図7(b)において、パレット移動部29は、パレット24(1)を保持するパレット保持部25をパレット載置部27の高さ位置まで上昇させて(矢印e)、パレット24(1)をパレット載置部27に移動させる(矢印f)。
次いで作業者OPは、パレット載置部27から部品切れのパレット24(1)を取り出す(ST12:パレット取出し工程)。図7(c)において、作業者OPは、開閉カバー28を開けて(矢印g)、パレット載置部27から部品切れのトレイ7(1)*を保持するパレット24(1)を引き出して取り出す(矢印h)。この時、パレット検出センサSによってパレット載置部27からパレット24(1)が取り出されたことが検出される。すなわち、パレット検出センサSから送信される検出信号が有から無に変化すると、スキップ判断部53は、パレット24(1)が取り出されたと判断する。
図6において、次いでスキップ判断部53は、部品切れのパレット24(1)がトレイ交換作業されずにスキップされたか否かを判断する(ST13:スキップ判断工程)。図7(c)において、作業者OPは、パレット載置部27から取り出したパレット24(1)をスキップパレットにすると判断すると、スキップボタンQを操作するスキップ報告を実行する。これによって、スキップボタンQからスキップ報告信号が送信され、スキップ判断部53は、部品切れのパレット24(1)の再投入がスキップされた(ST13においてYes)と判断(認識)する。
このように、スキップ判断工程(ST13)は、スキップボタンQ(ボタン)が操作されると、パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24(1)が保持する部品切れのトレイ7(1)*が交換されることなく他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となった(部品切れのパレット24(1)の再投入がスキップされた)と認識するスキップ認識工程となる。
なお、作業者OPは、スキップボタンQを操作してスキップ報告した後に、部品切れのパレット24(1)をパレット載置部27から取り出すようにしてもよい。その場合、スキップ判断部53は、スキップ報告信号が受信された後、パレット検出センサSによってパレット24(1)がパレット載置部27から取り出されたことが検出されると、パレット24(1)の再投入がスキップされたと判断する。すなわち、スキップ認識工程では、スキップボタンQ(ボタン)が操作された後、パレット検出センサSによってパレット載置部27より部品切れのパレット24(1)が取り出されたことが検出されると、他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となった(スキップされた)と認識される。
図6において、スキップ判断工程(ST13)においてパレット24(1)の再投入がスキップされたと判断されると(Yes)、次いで表示処理部52は、パレット24(1)をスキップパレットとしてタッチパネルT(表示部)に表示させる(ST14:スキップパレット表示工程)。すなわち、パレット載置部27より取り出されたパレット24であって、パレット載置部27に再投入される前に他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となったスキップパレット(部品切れのパレット24(1))を特定する情報をタッチパネルT(表示部)に表示する。
図8(a)に、図7(c)に示す部品切れのパレット24(1)がスキップされた状態において、タッチパネルT(表示部43)の画面61に表示される画面表示の例を示す。画面61には、タイトル欄62、スキップパレット欄63(1)、補給ボタン欄64が表示されている。タイトル欄62には、画面表示の内容を示す「スキップパレット」が表示されている。スキップパレット欄63(1)には、スキップされた部品切れのパレット24(1)が供給していた部品D(1)の情報を示す「AAA(1)」が表示されている。補給ボタン欄64は、トレイ交換作業が完了したパレット24がパレット載置部27に再投入された際に、作業者OPが操作するボタンが表示されている。
図6において、スキップパレット表示工程(ST14)が終了すると、部品切れパレット処理(ST7)が終了してトレイフィーダ5は指示待ち状態となる。そして、図5において、実装完了判断工程(ST6)が実行される。
図7(d)において、トレイフィーダ5は、パレット24(1)が取り出されて再投入がスキップされている状態で、本体制御装置15より部品D(1)を供給するように指示されている。トレイフィーダ5には、部品D(1)を格納するトレイ7(2),7(3)を保持するパレット24(2),24(3)が、それぞれパレット収納部23(2),23(3)に収納されている(図7(a)参照)。
そこで、移動先決定部51は、パレット24(2)を部品取り出し位置Pに移動するように決定する。そして、パレット移動部29は、パレット収納部23(2)よりパレット24(2)をパレット保持部25によって取り出して部品取り出し位置Pに移動させている(矢印i)。パレット24(2)の部品取り出し位置Pへの移動が完了すると、フィーダ制御部30は、本体制御装置15に準備完了報告を送信する。
このように、スキップパレットがあっても、スキップパレット(部品切れのパレット24(1))が保持するパレット7(1)が格納していた部品D(1)と同種の部品D(1)を格納するトレイ7(2),7(3)を保持するパレット24(2),24(3)がある場合は、部品実装装置1による部品D(1)の部品実装作業を継続することができる。
図6において、スキップ判断工程(ST13)においてパレット24(1)の再投入がスキップされたと判断されずに(No)、部品切れのパレット24に対するトレイ交換作業が実行されると、作業者OPは、スキャナRによって交換するトレイ7の部品識別マークを読み取って補給する部品Dを照合する(ST15:部品照合工程)。次いで部品照合部54は、照合結果より、パレット載置部27に再投入されるパレット24に保持されたトレイ7に格納された部品Dを特定する(ST16:部品特定工程)。次いで再投入パレット特定部55は、特定された部品Dの情報より、再投入されるパレット24を特定する(ST17:再投入パレット特定工程)。
次いでスキップ判断部53は、再投入されるパレット24が直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24と同じか否かを判断する(ST18:再投入パレット判断工程)。再投入されるパレット24が直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24とは異なる場合(ST18においてNo)、スキップ判断部53は、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24の再投入がスキップされたと判断する。
このように、再投入パレット判断工程(ST18)は、再投入パレット特定工程(ST17)において特定された再投入されるパレット24の情報に基づいて、再投入されるパレット24が、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24とは異なる場合に、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24の再投入がスキップされたと認識するスキップ認識工程となる。
次いで表示処理部52は、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24をスキップパレットとし、また、特定されたパレット24が再投入されるとしてタッチパネルT(表示部)の表示を更新させる(ST19:スキップパレット更新工程)。すなわち、再投入パレット特定工程(ST17)において特定された再投入されるパレット24の情報に基づいて、タッチパネルT(表示部)に表示される前記部品切れのパレットを特定する情報が更新される。
図6において、次いで移動先決定部51は、パレット載置部27に再投入されたパレット24の移動先を、空いているパレット収納部23に決定する。そして、パレット移動部29は、パレット載置部27に再投入されたパレット24を空のパレット収納部23に移動させる(ST20:再投入パレット移動工程)。再投入されるパレット24が直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24と同じ場合(ST18においてYes)、スキップ判断部53は、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24の再投入がスキップされていないと判断する。そして、スキップパレット更新工程(ST19)を実行することなく、再投入パレット移動工程(ST20)が実行される。
図6において、再投入パレット移動工程(ST20)が終了すると、部品切れパレット処理(ST7)が終了してトレイフィーダ5は指示待ち状態となる。そして、図5において、実装完了判断工程(ST6)が実行される。
図9(a)において、トレイフィーダ5は、パレット収納部23(1),23(2)に収納されていた部品D(1)を格納するトレイ7(1),7(2)を保持するパレット24(1),24(2)(図7(a)参照)が、パレット載置部27から取り出されて、再投入がスキップされている。さらに、パレット収納部23(6)に収納されていた部品D(2)を格納するトレイ7(6)を保持するパレット24(6)(図7(d)参照)が、パレット載置部27から取り出されている(矢印j)。この時点では、スキップボタンQは操作されていない(スキップ報告がされていない)とする(ST13においてNo)。
図8(b)に、図9(a)に示す状態において、タッチパネルT(表示部43)の画面61に表示される画面表示の例を示す。画面61には、スキップされたパレット24(1)およびパレット24(2)に対応するスキップパレット欄63(1)、スキップパレット欄63(2)が表示されている。スキップパレット欄63(1)には、パレット24(1)を特定する情報を示す「AAA(1)」が表示され、スキップパレット欄63(2)には、パレット24(2)を特定する情報を示す「AAA(2)」が表示されている。
図9(b)において、トレイ交換作業によって部品切れのトレイ7(1)*が部品D(1)を格納するトレイ7(8)と交換されたパレット24(1)に対して、スキャナRによって部品識別マークが読み取られている(ST15)。これによって、トレイ7(8)を保持して再投入されるパレットがパレット24(1)と特定される(ST16,ST17)。図8(c)に、図9(b)に示す状態において、タッチパネルT(表示部43)の画面61に表示される画面表示の例を示す。画面61では、特定されたパレット24(1)を示すスキップパレット欄63(1)が強調表示(図中はハッチング)されている。
なお、タッチパネルT(入力部)は、作業者OPがスキップパレット欄63(1)を操作することで、再投入するパレットとしてパレット24(1)を選択入力(特定)することもできる。すなわち、部品照合工程(ST15)、部品特定工程(ST16)、再投入パレット特定工程(ST17)に代わり、作業者OPがタッチパネルT(入力部)より再投入するパレット24(1)を選択入力することで(再投入パレット選択入力工程)、再投入されるパレット24(1)を特定することもできる。
図9(b)において、スキャナRによる部品照合の後、作業者OPは、パレット24(1)をパレット載置部27に再投入する(矢印k)。図9(c)において、次いで作業者OPは、開閉カバー28を閉じる(矢印m)。開閉カバー28の開状態または閉状態を検出するセンサ(図示省略)が、開閉カバー28が閉じられたことを検出した後、パレット検出センサSによってパレット24(1)がパレット載置部27にあることが検出されると、パレット24(1)の再投入が確定する(ST18)。
この例では、再投入されたパレット24(1)が直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24(6)とは異なるため(ST18においてNo)、再投入されたパレット24(1)はスキップパレットから削除され、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24(6)がスキップパレットとなる。図8(d)に、図9(c)に示す状態において、タッチパネルT(表示部43)の画面61に表示される画面表示の例を示す。画面61では、再投入されたパレット24(1)を示すスキップパレット欄63(1)が削除され、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24(6)を特定する情報「BBB(1)」が表示されたスキップパレット欄63(3)が追加されている。
図9(c)において、スキップパレット欄63(2)が示すスキップされたパレット24(2)が供給する部品D(1)は、再投入されたパレット24(1)とパレット収納部23(3)に収納されているパレット24(3)が保持するパレット7(8),7(3)に格納されている。一方、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24(6)が供給していた部品D(2)を格納するトレイ7を保持するパレット24は、トレイフィーダ5には収納されていない。そのため、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24(6)の方が、再投入がスキップされているパレット24(2)よりも再投入する優先順位が高い。
そこで、図8(d)に示す画面61では、直前にパレット載置部27から取り出された部品切れのパレット24(6)を示すスキップパレット欄63(3)が、再投入がスキップされているパレット24(2)を示すスキップパレット欄63(2)よりも上位に表示されている。すなわち、スキップパレット更新工程(ST19)、または、スキップパレット表示工程(ST14)では、スキップパレット(パレット24(2)、パレット24(6))がパレット載置部27に再投入される優先順位により並び替えられてタッチパネルT(表示部)に表示される。
図9(d)において、移動先決定部51は、パレット載置部27に再投入されたパレット24(1)をパレット収納部23(1)に移動させるように決定している。そこで、パレット移動部29は、パレット保持部25によって再投入されたパレット24(1)をパレット載置部27から取出し、パレット保持部25をパレット収納部23(1)の高さ位置に下降させ(矢印n)、パレット24(1)をパレット収納部23(1)に移動させている(矢印p)。
上記説明したように、スキップ判断工程(ST13)および再投入パレット判断工程(ST18)は、パレット載置部27に移動された部品切れのパレット24が保持するトレイ7が交換されることなく他の部品切れのパレット24がパレット載置部27に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識工程となる。そして、実装基板の製造方法は、部品取り出し位置移動工程(ST2)と、部品取出し工程(ST3)と、部品実装工程(ST4)と、部品切れパレット移動工程(ST11)と、スキップ認識工程とを含んでいる。これによって、作業者OPがトレイ交換作業の優先順位が高いパレット24を選択してパレット載置部27に再投入することができ、部品切れのトレイ7を効率良く交換することができる。
また、複数のパレット収納部23と、パレット載置部27とを備えるトレイフィーダ5(部品供給装置)における部品供給方法は、部品切れパレット移動工程(ST11)と、スキップ認識工程とを含んでいる。これによって、作業者OPがトレイ交換作業の優先順位が高いパレット24を選択してパレット載置部27に再投入することができ、部品切れのトレイ7を効率良く交換することができる。
本発明の部品供給装置、部品実装装置、部品供給方法および実装基板の製造方法は、部品切れのトレイを効率良く交換することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1 部品実装装置
3 基板
5 トレイフィーダ(部品供給装置)
7 トレイ
10A 実装ヘッド
23 パレット収納部
24 パレット
27 パレット載置部
43 表示部
D 部品
OP 作業者
P 部品取り出し位置
Q スキップボタン(ボタン)
R スキャナ(部品特定手段)
S パレット検出センサ
T タッチパネル(表示部)

Claims (20)

  1. 部品が格納されたトレイを保持するパレットを各々収納する複数のパレット収納部と、
    前記複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部と、
    パレットを前記複数のパレット収納部に出し入れし、またパレットを前記パレット載置部又は部品実装装置によって部品が取り出される部品取り出し位置に移動させるパレット移動部と、
    前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段と、を備えることを特徴とする、部品供給装置。
  2. 表示部と、
    前記表示部に所定の情報を表示させる表示処理部と、をさらに備え、
    前記表示処理部は、前記パレット載置部より取り出されたパレットであって、前記パレット載置部に再投入される前に他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったスキップパレットを特定する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記表示処理部は、前記スキップパレットを前記パレット載置部に再投入される優先順位により並び替えて前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項2に記載の部品供給装置。
  4. 前記パレット載置部に再投入されるパレットに保持されたトレイに格納された部品を特定する部品特定手段と、
    前記部品特定部によって特定された部品の情報より、前記再投入されるパレットを特定する再投入パレット特定部と、をさらに備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の部品供給装置。
  5. 前記表示処理部は、前記再投入パレット特定部によって特定された再投入されるパレットの情報に基づいて、前記表示部に表示させる前記部品切れのパレットを特定する情報を更新することを特徴とする、請求項4に記載の部品供給装置。
  6. 前記スキップ認識手段には、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイを交換することなく他の部品切れのパレットを前記パレット載置部に移動可能な状態とする場合に作業者が操作するボタンが含まれることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の部品供給装置。
  7. 前記スキップ認識手段には、前記パレット載置部におけるパレットの有無を検出するパレット検出センサが含まれることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の部品供給装置。
  8. 部品が格納されたトレイを保持するパレットを複数のパレット収納部に各々収納し、前記収納されたパレットを部品取り出し位置に移動させて、実装ヘッドによって前記パレットが保持するトレイより前記部品をピックアップして基板に実装する部品実装装置であって、
    前記複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部と、
    パレットを前記複数のパレット収納部に出し入れし、またパレットを前記パレット載置部又は前記部品取り出し位置に移動させるパレット移動部と、
    前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識手段と、を備えることを特徴とする、部品実装装置。
  9. 表示部と、
    前記表示部に所定の情報を表示させる表示処理部と、をさらに備え、
    前記表示処理部は、前記パレット載置部より取り出されたパレットであって、前記パレット載置部に再投入される前に他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったスキップパレットを特定する情報を表示部に表示させることを特徴とする、請求項8に記載の部品実装装置。
  10. 前記パレット載置部に再投入されるパレットに保持されたトレイに格納された部品を特定する部品特定手段と、
    前記部品特定部によって特定された部品の情報より、前記再投入されるパレットを特定する再投入パレット特定部と、をさらに備えることを特徴とする、請求項8または9に記載の部品実装装置。
  11. 前記スキップ認識手段には、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイを交換することなく他の部品切れのパレットを前記パレット載置部に移動可能な状態とする場合に作業者が操作するボタンが含まれることを特徴とする、請求項8から10のいずれかに記載の部品実装装置。
  12. 部品が格納されたトレイを保持するパレットを各々収納する複数のパレット収納部と、前記複数のパレット収納部とは別の領域に設けられ、部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部と、を備える部品供給装置における部品供給方法であって、
    前記部品切れのパレットを前記パレット載置部に移動させる部品切れパレット移動工程と、
    前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識工程と、を含むことを特徴とする、部品供給方法。
  13. 前記パレット載置部より取り出されたパレットであって、前記パレット載置部に再投入される前に他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったスキップパレットを特定する情報を表示部に表示するスキップパレット表示工程をさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の部品供給方法。
  14. 前記スキップパレット表示工程において、前記スキップパレットが前記パレット載置部に再投入される優先順位により並び替えられて前記表示部に表示されることを特徴とする、請求項13に記載の部品供給方法。
  15. 前記パレット載置部に再投入されるパレットに保持されたトレイに格納された部品を特定する部品特定工程と、
    前記部品特定工程において特定された部品の情報より、前記再投入されるパレットを特定する再投入パレット特定工程と、
    前記再投入パレット特定工程において特定された再投入されるパレットの情報に基づいて、前記表示部に表示される前記部品切れのパレットを特定する情報が更新されるスキップパレット更新工程と、をさらに含むことを特徴とする、請求項12から14のいずれかに記載の部品供給方法。
  16. 前記スキップ認識工程において、ボタンが操作されると、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったと認識されることを特徴とする、請求項12から15のいずれかに記載の部品供給方法。
  17. パレットが保持するトレイが格納する部品を基板に実装する実装基板の製造方法であって、
    パレットを各々収納する複数のパレット収納部に格納されたパレットを部品取り出し位置に移動させる部品取り出し位置移動工程と、
    実装ヘッドによって前記部品取り出し位置に移動されたパレットが保持するトレイより部品を取り出す部品取出し工程と、
    前記実装ヘッドが取り出した部品を基板に実装する部品実装工程と、
    部品切れとなったトレイを保持する部品切れのパレットを、パレットを各々収納する複数のパレット収納部とは別の領域に設けられて前記部品切れのパレットが載置され、さらにこのパレットを外に取り出すことが可能なパレット載置部に移動させる部品切れパレット移動工程と、
    前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったことを認識するスキップ認識工程と、を含むことを特徴とする、実装基板の製造方法。
  18. 前記パレット載置部より取り出されたが、前記パレット載置部に再投入される前に他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったスキップパレットを特定する情報を表示部に表示するスキップパレット表示工程をさらに含むことを特徴とする、請求項17に記載の実装基板の製造方法。
  19. 前記パレット載置部に再投入されるパレットに保持されたトレイに格納された部品を特定する部品特定工程と、
    前記部品特定工程において特定された部品の情報より、前記再投入されるパレットを特定する再投入パレット特定工程と、
    前記再投入パレット特定工程において特定された再投入されるパレットの情報に基づいて、前記表示部に表示される前記部品切れのパレットを特定する情報が更新されるスキップパレット更新工程と、をさらに含むことを特徴とする、請求項18に記載の実装基板の製造方法。
  20. 前記スキップ認識工程において、ボタンが操作されると、前記パレット載置部に移動された前記部品切れのパレットが保持する前記トレイが交換されることなく他の部品切れのパレットが前記パレット載置部に移動可能な状態となったと認識されることを特徴とする、請求項17から19のいずれかに記載の実装基板の製造方法。
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