JP2018133213A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化を実現することのできる照明器具を提供する。【解決手段】照明器具100は、器具本体106と、器具本体106に載置された基板11と、基板11における器具本体106側とは反対側の第一主面11aに配置された複数の発光素子20と、基板11における器具本体106側の第二主面11bに配置され、複数の発光素子20に発光のための電力を供給する電源回路90と、外部の電源からの電力を受ける器具取付部8(電気接続部)と、器具取付部8と電源回路90とを接続する電源ケーブル199とを備え、電源ケーブル199は、一端部が第二主面11b側で電源回路90に接続されて、他端部が第一主面11a側で器具取付部8と接続されている。【選択図】図5

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を有する照明器具に関する。
従来、例えば、天井に配置される照明器具であるシーリングライトが知られている。例えば、特許文献1に記載の従来のシーリングライトは、器具本体と、器具本体を造営材に取り付けるための器具取付部と、器具本体に支持された光源基板及び回路基板を備えている。光源基板には、複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が実装されている。回路基板には、複数のLEDの各々を点灯させるための点灯回路を構成する複数の回路部品が実装されている。
回路基板は、器具取付部の周囲を囲むように器具本体にリング状に配置されている。光源基板は、回路基板の周囲を囲むように器具本体にリング状に配置されている。
特開2012−146666号公報
上記従来のシーリングライトを組み立てる際には、まず、光源基板及び回路基板をそれぞれ器具本体に対して位置決めする位置決め作業を行った後に、光源基板と回路基板とをリード線で接続する配線作業を行う必要がある。そのため、例えば、シーリングライトの組み立て効率を向上させることが困難である。
そこで、光源基板と回路基板とを1枚の基板で実現することも考えられるが、この場合、基板の裏面に、例えば回路部品、回路部品のリード線、または、はんだ等の要素が存在するため、これらの収容スペースが必要である。この収容スペースの存在は、照明器具の厚みを増加させる要因となり得る。
本発明は、薄型化を実現することのできる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明器具の一態様は、器具本体と、器具本体に載置された基板と、基板における器具本体側とは反対側の第一主面に配置された複数の発光素子と、基板における器具本体側の第二主面に配置され、複数の発光素子に発光のための電力を供給する電源回路と、外部の電源からの電力を受ける電気接続部と、電気接続部と電源回路とを接続する電源ケーブルとを備え、電源ケーブルは、一端部が第二主面側で電源回路に接続されて、他端部が第一主面側で電気接続部と接続されている。
本発明によれば、薄型化を実現することのできる照明器具を提供することを目的とする。
実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 実施の形態に係る器具本体と、発光モジュールと、回路カバーと、光源カバーとを示す部分断面図である。 実施の形態に係る発光モジュールを器具本体側から見た平面図である。 実施の形態に係る発光モジュールを床側から見た平面図である。 実施の形態に係る発光モジュールの側面図である。 実施の形態に係る発光モジュールと、回路カバーと、光源カバーとを示す分解斜視図である。 実施の形態に係る器具本体と、発光モジュールと、回路カバーと、光源カバーとを示す部分断面図である。 変形例に係る基板の概略構成を示す拡大図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
以下、実施の形態に係る照明器具100について説明する。
[照明器具の全体構成]
まず、図1を参照しながら、実施の形態に係る照明器具100の全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具100の分解斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態の照明器具100は、例えば天井に取り付けられるシーリングライトである。なお、図1における上方(Z軸のプラスの方向)が、天井に対向する床面(図示せず)の方向に相当する。つまり、図1における照明器具100は、通常の使用時とは上下が逆の姿勢で図示されている。
本実施の形態に係る照明器具100は、器具本体106と、発光モジュール10と、回路カバー150と、光源カバー160と、照明カバー140と、器具取付部8とを備えている。以下、これらについて詳細に説明する。
[器具本体]
図2は、実施の形態に係る器具本体106と、発光モジュール10と、回路カバー150と、光源カバー160とを示す部分断面図である。具体的には、図2は、回路カバー150における第二カバー152(後述)を切断する位置での、YZ平面に平行な切断面を見た断面図である。
図1及び図2に示すように、器具本体106は、円盤状に形成されており、例えばアルミニウム板又は鋼板等の板金を用いて作製された部材である。器具本体106の発光モジュール10等が配置される側の面には、例えば、光反射率が高い白色塗料が塗布又は反射性金属材料が蒸着されている。
また、器具本体106の中央部には、円形状の開口部が形成されており、当該開口部の周縁から発光モジュール10側に延びる略円筒状の支持部126が形成されている。支持部126は、例えば樹脂により形成された部材であり、器具取付部8と嵌め合わせ可能な構造を有している。支持部126には、当該支持部126の先端部から軸方向に沿って延在するスリット状の挿通部1261が形成されている。この挿通部1261には、器具取付部8と発光モジュール10とを電気的に接続するための電源ケーブル199(図7等参照)が挿通される。
器具本体106は、最外周部1061と、最内周部1062と、最外周部1061及び最内周部1062の間の中間部1063とを備えている。最外周部1061と、最内周部1062と、中間部1063とは、全体として三重のリング状となっている。
最外周部1061には、フラットな第一取付面部1064と、第一取付面部1064の外周縁で立設した立設部1065とを備えており、これらが全周にわたって形成されている。第一取付面部1064には、照明カバー140が取り付けられ、立設部1065は、第一取付面部1064と照明カバー140との境界を側方から覆って、漏れ光を抑制する。
中間部1063には、フラットな第二取付面部1066と、第一取付面部1064から第二取付面部1066まで連続する曲板部1067とが、全周にわたって形成されている。第二取付面部1066は、第一取付面部1064に平行であり、当該第一取付面部1064よりも天井側(Z軸のマイナスの方向)に配置されている。第二取付面部1066には発光モジュール10が取り付けられる。
最内周部1062は、支持部126に隣接する部位である。最内周部1062には、第二取付面部1066に対して凹状となる収容凹部1068が形成されている。収容凹部1068の底面は、Z軸方向において、第一取付面部1064と、第二取付面部1066との間に配置されている。この収容凹部1068には、発光モジュール10の回路部品80が収容される。つまり、第一取付面部1064と第二取付面部1066との間に収まる収容凹部1068で回路部品80を収容しているので、器具本体106全体をコンパクトにすることができる。
[器具取付部]
器具取付部8は、器具本体106の支持部126の内部に挿入されることで、支持部126に取り付けられる。また、器具取付部8は、天井に設置された天井側取付部材(図示省略)に着脱自在に取り付けられる。このように器具取付部8が天井側取付部材に着脱自在に取り付けられることにより、器具本体106は、着脱自在に天井に取り付けられる。そして、なお、器具取付部8は、天井側取付部材と照明器具100との電気接続も兼ねている。具体的には、天井側取付部材は、天井の裏側に配置された商用電源(図示せず)と電線(図示せず)を介して電気的に接続されている。照明器具100が天井に設置されることにより、商用電源からの交流電力が天井側取付部材を介して、器具取付部8に供給される。つまり、器具取付部8は、外部の電源(商用電源)からの電力を受ける電気接続部である。
[発光モジュール]
図3は、実施の形態に係る発光モジュール10を器具本体106側から見た平面図である。図4は、実施の形態に係る発光モジュール10を床側から見た平面図である。図5は、実施の形態に係る発光モジュール10の側面図である。
図3〜図5に示すように、発光モジュール10は、基板11と、基板11に配置された複数の発光素子20と、基板11に配置された1以上(本実施の形態では複数)の回路部品80とを備える。ここで、基板11における器具本体106側とは反対側の主面を第一主面11aとし、器具本体106側の主面を第二主面11bとする。つまり、第一主面11aが床側を向き、第二主面11bが天井側を向く。そして、第一主面11aには、複数の発光素子20が配置されており、第二主面11bには、回路部品80が配置されている。
基板11は、平面視(基板11を基板11の厚み方向から見た場合)における外形が、角が切断された矩形状であり、かつ、中央部に円形の開口部12が形成されている。つまり、基板11は環状の形状を有している。開口部12の周囲には、電源ケーブル199が基板11を貫通する切り欠き状の貫通口121が形成されている。なお貫通口は、電源ケーブル199が貫通するのであればその形状は如何様でも良い。貫通口のその他の形状としては、孔状などが挙げられる。また、貫通口の設置箇所も、開口部12の周囲でなくてもよい。
基板11には、例えば、CEM3(Composite epoxy material−3)基板等のガラスコンポジット基板、樹脂基板、セラミック基板、または紙フェノール基板等が採用される。
本実施の形態の複数の発光素子20の各々は、例えばLEDチップがパッケージ化された表面実装型の発光素子である。すなわち、発光モジュール10の実装構造は、LEDチップがパッケージ化されたLED素子を基板11上に実装したSMD(Surface Mount Device)構造である。これら複数の発光素子20は、第一主面11aに設けられた導体パターン(金属配線)と、リフロー方式のはんだ付けによって接続されている。つまり、複数の発光素子20は、基板11の第一主面11aにおける第二領域13bに表面実装されている。具体的には、基板11の第一主面11aにおける複数の実装位置(発光素子20を配置すべき位置)にペースト状のはんだ(例えば「クリームはんだ」とも呼ばれる)が塗布され、各はんだと接触するように複数の発光素子20が配置される。その後、熱を加える工程(加熱工程)等を経ることで、各発光素子20と、第一主面11aに設けられた金属配線とが接続される。このようにして、複数の発光素子20は、リフロー方式で基板11にはんだ付けされる。
そして、発光モジュール10が有する複数の発光素子20のうち、少なくもと1つ(本実施の形態では1つ)は常夜灯用の発光素子20aであり、その他の複数の発光素子20bは、照明用の発光素子20bである。常夜灯用の発光素子20aは、例えば、照明用の発光素子20bよりも、明るさ、色温度の少なくとも1つを低くすることができるLED素子である。つまり、常夜灯用の発光素子20aは、照明用の発光素子20bよりも明るさ、色温度の少なくとも1つが低い特性を有する発光素子であってもよいし、調光制御或いは調色制御によって、照明用の発光素子20bよりも明るさ、色温度の少なくとも1つが低くなる発光素子であってもよい。
また、本実施の形態では、図4に示すように、基板11の第二主面11bの、平面視における中央部分(開口部12の周縁部分)の領域である第一領域13aに、常夜灯用の発光素子20aが配置されている。
照明用の発光素子20bは、通常の照明に用いられるLED素子である。照明用の複数の発光素子20bは、例えば色温度が互いに異なる複数種類の発光素子20を含んでいてもよい。
例えば、照明用の複数の発光素子20bが、色温度が高い発光素子20bのグループ(第一グループ)と、色温度が低い発光素子20bのグループ(第二グループ)とによって構成されてもよい。この場合、第一グループの発光素子20b及び第二グループの発光素子20bそれぞれの明るさを調整すること、つまり調光制御することで、発光モジュール10が発する照明光の色の調整、つまり、調色制御が行われてもよい。
また、本実施の形態では、図4に示すように、基板11の第一主面11aにおける第一領域13aの外周の領域である第二領域13bに、照明用の複数の発光素子20bが配置されている。
これら複数の発光素子20bは、例えば図4に示すように、基板11の第一領域13aを囲むように、環状に並んで配置されている。なお、複数の発光素子20bの電気的な接続の態様は、常夜灯用の発光素子20aと独立していれば、特に限定はない。例えば、直列接続されたn(nは2以上の整数)個の発光素子20bのグループ(発光素子群)を複数形成し、これら複数の発光素子群を並列に接続してもよい。また、基板11に配置された全ての発光素子20bが直列に接続されてもよい。また、本実施の形態において、複数の発光素子20により、発光モジュール10における発光部25が構成されている。
図3に示すように、基板11における第二主面11bの第一領域13aは、1以上の回路部品80が配置された領域である。当該1以上の回路部品80は、発光部25の動作(点灯、消灯、調光率の変更等)に用いられる電気回路の少なくとも一部を構成する部品である。1以上の回路部品80は、発光素子20よりも高さが高い。ここで「高さ」とは、基板11に設置時における基板11からの高さ(Z軸方向の長さ)である。なお、第二主面11bに設置される回路部品80の全てが、発光素子20よりも高さが高くなくてもよい。
本実施の形態では、第二主面11bの第一領域13aには複数の回路部品80が配置されており、これら複数の回路部品80により、発光部25に発光のための電力を供給する電源回路90が構成されている。電源回路90は、電源ケーブル199によって、器具取付部8に接続されている。なお、この「接続」には、電気的な接続及び機械的な接続が含まれている。これにより、商用電源からの交流電力が器具取付部8及び電源ケーブル199を介して、電源回路90に供給される。電源回路90は、交流電力を、発光部25の発光に適した直流電力に変換して供給するので、発光部25は発光する。
具体的には、電源ケーブル199は、基板11の貫通口121内及び支持部126の挿通部1261内に配置された状態で、一端部が電源回路90に接続されて、他端部が器具取付部8に接続されている。電源ケーブル199の他端部には、器具取付部8に対して着脱自在なコネクタ(図示省略)が設けられている。そして、図5に示すように、電源ケーブル199の一端部は第二主面11b側に配置され、他端部は第一主面11a側に配置される。これにより、電源ケーブル199の一部が側面視で基板11に重なることになり、基板11の厚み分だけ、電源ケーブル199の高さ方向(Z軸方向)の設置スペースを小さくすることができる。
電源回路90を構成する複数の回路部品80のそれぞれは、例えば、電解コンデンサもしくはセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗素子、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、ノイズフィルタ、及び、ダイオードもしくは集積回路素子等の半導体素子等である。
本実施の形態では、第一主面11aのみに、パターン形成された金属配線(図示せず)が設けられており、この金属配線に対して、複数の回路部品80がフロー方式のはんだ付けによって接続されている。このため、第二主面11bに配置された複数の回路部品80は、リードスルー実装型のリード部品(ラジアル部品又はアキシャル部品)である。第二主面11b上の各回路部品80では、そのリード線が、基板11を貫通して第一主面11aの金属配線にはんだで接続されている。具体的には、基板11に回路部品80のリード線を第二主面11b側から挿入し、第一主面11aから突出したリード線を、溶かしたはんだに漬けることで、回路部品80と、第一主面11aに設けられた金属配線とが接続される。このように複数のリードスルー実装型の回路部品80が第二主面11bに纏められていると、これらの回路部品80のリード線と、第一主面11aの金属配線とを、フロー方式のはんだ付けで一括して接続することができる。
なお、図示はしていないが、第一主面11aにおける第一領域13aには、表面実装型の回路部品も実装されている。
また、図3及び図4において一点鎖線で表現されている、第一領域13a及び第二領域13bの境界は、基板11に視認可能に表示されている必要はなく、また、形状も基板11の外形に沿った形状である必要はない。例えば、平面視において、複数の回路部品80で構成された電源回路90に外接する仮想線によって、第一領域13aと第二領域13bとの境界が規定されてもよい。
[回路カバー]
図6は、実施の形態に係る発光モジュール10と、回路カバー150と、光源カバー160とを示す分解斜視図である。図7は、実施の形態に係る器具本体106と、発光モジュール10と、回路カバー150と、光源カバー160とを示す部分断面図である。図7は、YZ平面に平行な切断面を見た断面図である。
図6及び図7に示すように、回路カバー150は、基板11における電源回路90が設置された第一領域13aを、第一主面11a側から覆う部材である。回路カバー150は、第一カバー151と、第二カバー152とを備えており、これらが一体化されて基板11に取り付けられている。
第一カバー151は、第一領域13aにおける常夜灯用の発光素子20aの近傍領域以外を覆う部材である。具体的には、第一カバー151は、一部が切り欠かれた平面視環状に形成されている。この切り欠き部1515に第二カバー152が嵌め込まれる。第一カバー151の中央には、開口1511が形成されており、この開口1511内に支持部126が嵌め込まれる。第一カバー151における開口1511よりも外周にあるカバー部1512は、中空に形成された部分であり、基板11の第一領域13aを実質的に覆う部分である。なお、カバー部1512は、開口1511から外周縁に向けて、徐々に天井側(Z軸方向マイナス側)に向かうテーパー状に形成されている。カバー部1512は、回路部品80のはんだ付け部及び電源ケーブル199などを覆っている。カバー部1512は、基板11を介して、器具本体106の収容凹部1068に対向している。そして、第一カバー151におけるカバー部1512よりも外周側には、図示しない複数のネジにより基板11に固定される固定部1513が形成されている。固定部1513及びカバー部1512には、上記した切り欠き部1515が形成されている。
第一カバー151は、本実施の形態では鉄またはアルミニウム等の金属により形成されており、不燃性を有している。また、第一カバー151の外側面を形成する部分が、発光部25から放出される光を反射する反射面として機能する。
第二カバー152は、常夜灯用の発光素子20aの周囲を囲む部材である。第二カバー152は、難燃性の樹脂によって形成されている。具体的には、第一カバー151は、基台部1521と、壁部1522とを備えている。基台部1521は、平板状に形成されており、基板11に対して平行に配置されている。基台部1521は、平面視で、第一カバー151の切り欠き部1515に嵌まり込む形状に形成されている。そして、基台部1521には、常夜灯用の発光素子20aを露出するための平面視円形の開口1523が形成されている。
壁部1522は、基台部1521における外方側の一辺以外の三辺から立設している。壁部1522は、カバー部1512の切り欠き部1515に沿うように立設して、切り欠き部1515を閉塞する。つまり、発光部25から放出された光が、切り欠き部1515から第一カバー151内に入射することを防止している。
ここでは、第一カバー151が金属製、第二カバー152が樹脂製である場合を例示した。しかし、第一カバー151が樹脂製、第二カバー152が金属製であってもよい。また、第一カバー151と第二カバー152とは、両者が金属製であってもよいし、両者が樹脂製であってもよい。
また、回路カバー150の内面に、例えば、樹脂製の絶縁シートが配置されていてもよい。これにより、回路カバー150の内面を、回路カバー150の内部の回路部品80に近づけることができ、その結果、回路カバー150の小型化が図られる。
[光源カバー]
図6及び図2に示すように、光源カバー160は、発光モジュール10の複数の発光素子20を覆う部材であり、透光性を有する(例えば透明の)樹脂等で形成されている。光源カバー160は、ドーナツ状に形成されており、回路カバー150の周囲を囲み、かつ、環状に配置された複数の発光素子20を覆う状態で、発光モジュール10の第一主面11aに固定される。具体的には、光源カバー160は、照明用の複数の発光素子20bを第一主面11a側で覆う第一透光カバー161と、常夜灯用の発光素子20aを第一主面11a側で覆う第二透光カバー162とを一体的に備えている。
第一透光カバー161は、光源カバー160における環状部分であり、複数のレンズ1611を有する。複数のレンズ1611は、複数の発光素子20bと一対一に対応して設けられている。レンズ1611は、例えば、対応する発光素子20bからの光の配光角を拡大する。すなわち、レンズ1611は、光を発散させる機能を有する。このように、個々の発光素子20bに対応してレンズ1611を配置することで、例えば、複数の発光素子20bそれぞれからの光の拡散を緻密に制御することができる。
第二透光カバー162は、第一透光カバー161の内縁から内方に向けて突出した部分である。第二透光カバー162は、第二カバー152の基台部1521に対向配置されることで、常夜灯用の発光素子20aを覆っている。第二透光カバー162は、レンズ1621を有しており、常夜灯用の発光素子20aからの光の配光角を拡大する。すなわち、レンズ1621は、光を発散させる機能を有する。
なお、第一透光カバー161及び第二透光カバー162はレンズ1611、1621を有しなくてもよい。また、光拡散性を有する素材(例えば乳白色の樹脂)で光源カバー160全体を形成してもよい。この場合、光源カバー160の全体を光拡散性の素材で形成してもよいし、第一透光カバー161及び第二透光カバー162の一方を光拡散性の素材で形成し、他方にレンズを形成してもよい。また、第一透光カバー161及び第二透光カバー162が別体であってもよい。なお、第一透光カバー161及び第二透光カバー162は、光拡散性を有する素材で形成された場合よりも、レンズを備えた構造である方が、薄くすることが可能である。
[照明カバー]
照明カバー140は、器具本体106の発光モジュール10等が取り付けられた側を覆
う部材であり、透光性を有する樹脂で形成されている。照明カバー140は、例えば乳白色の樹脂で形成されており、各発光素子20からの光を拡散して外部に放出することができる。また、照明カバー140は、例えば、器具本体106に対して着脱自在に取り付けられる。
[効果など]
以上のように、本実施の形態によれば、照明器具100は、器具本体106と、器具本体106に載置された基板11と、基板11における器具本体106側とは反対側の第一主面11aに配置された複数の発光素子20と、基板11における器具本体106側の第二主面11bに配置され、複数の発光素子20に発光のための電力を供給する電源回路90と、外部の電源に接続される器具取付部8(電気接続部)と、器具取付部8と電源回路90とを接続する電源ケーブル199とを備え、電源ケーブル199は、一端部が第二主面11b側で電源回路90に接続されて、他端部が第一主面11a側で器具取付部8と接続されている。
この構成によれば、電源ケーブル199の一端部が第二主面11b側に配置され、他端部が第一主面11a側に配置されているので、基板11の側面視で電源ケーブル199の一部と基板11とが重畳する。これにより、基板11の厚み分だけ、電源ケーブル199の高さ方向(Z軸方向)の設置スペースを小さくすることができる。
また、電源ケーブル199は、可撓性はあるものの、柔軟性はそれほど大きくないため変形させづらく、電源ケーブル199の取り回しスペース(設置スペース)を十分に確保する必要がある。上記したように、電源ケーブル199の一端部が第二主面11b側に配置され、他端部が第一主面11a側に配置されていると、基板11の第一主面11a側及び第二主面11b側のそれぞれを取り回しスペースとして用いることができる。例えば、基板11の第一主面11a側にのみ電源ケーブル199を配置した場合と比べると、第一主面11a側の取り回しスペースを小さくすることができる。
そして、電源ケーブル199の取り回しスペースは、照明器具100の厚みを決定する一因でもあるが、この取り回しスペースを小さくすることができれば、照明器具100自体の厚みも薄くすることが可能である。
また、照明器具100は、さらに、基板11における電源回路90が設置された領域(第一領域13a)を、第一主面11a側から覆う回路カバー150を備え、電源ケーブル199は、回路カバー150内に収容されている。
この構成によれば、電源ケーブル199の取り回しスペースが小さくされているので、電源ケーブル199を収容する回路カバー150を薄くすることができる。回路カバー150は、照明器具100の厚みを決定する一因でもあるが、この回路カバー150自体が薄型にされることで、照明器具100自体の厚みも薄くすることが可能である。
また、照明器具100は、複数の発光素子20を第一主面11a側で覆う光源カバー160を備え、光源カバー160は、光を拡散するレンズ1611、1621を備える。
この構成によれば、光源カバー160に備わるレンズ1611、1621によって光を拡散することができる。したがって、光拡散性を有する素材で光源カバー160を形成した場合よりも、光源カバー160を薄くすることができ、照明器具100自体の薄型化を図ることができる。
また、基板11には、電源ケーブル199が当該基板11を貫通する貫通口121が形成されている。
この構成によれば、電源ケーブル199が貫通口121を介して基板11を貫通しているので、電源ケーブル199をコンパクトに基板11に貫通させることができる。貫通口121によって電源ケーブル199の移動を規制することもできる。
(他の実施の形態)
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。なお、以降の説明において、上記実施の形態と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
例えば、上記実施の形態では、常夜灯用の発光素子20aが第一領域13aに配置され、その他の発光素子20bが第二領域13bに配置されている場合を例示したが、常夜灯用の発光素子20aとその他の発光素子20bとを第二領域13bに配置してもよい。
図8は、変形例に係る基板11Cの概略構成を示す拡大図である。図8に示すように、変形例に係る基板11Cでは、常夜灯用の発光素子20aとその他の発光素子20bとが第二領域13bに配置されている。そして、基板11Cには、常夜灯用の発光素子20aとその他の発光素子20bとの間に一対のスリット111が形成されている。この一対のスリット111によって、常夜灯用の発光素子20aとその他の発光素子20bとの絶縁距離を確保している。これにより、常夜灯用の発光素子20aと、その他の発光素子20bとの電圧差を起因とした短絡を抑制することができる。なおスリット111の幅は、常夜灯用の発光素子20aとその他の発光素子20bとの電圧差で放電が生じない幅にされていてもよい。そして、常夜灯用の発光素子20aと、その他の発光素子20bとの間隔を、十分に取っていれば、スリット111を設けなくてもよい。
また、発光モジュール10の基板11として、上記実施の形態で例示した、ガラスコンポジット基板及び樹脂基板以外に、例えば、表面が樹脂被膜された金属材料からなるメタルベース基板が採用されてもよい。この場合、例えば、基板11の第一主面11aに表面実装された複数の発光素子20及び複数の回路部品80の熱が基板11を介して効率よく器具本体106に伝導される。
また、基板11の外形は、例えば図3に示される外形に限定されない。例えば、中央に開口部を有する円環状の基板11が発光モジュール10に備えられてもよい。
また、器具本体106の外形も、図1等に示される外形に限定されない。器具本体106は、例えば、平面視において、矩形等の多角形の外形を有してもよく、直線と曲線とからなる外形を有してもよい。
また、基板11に配置された1以上の回路部品80は、電源回路90とは異なる種類の電気回路(電子回路)を構成してもよい。例えば、照明器具100の外部から送信される信号に従って、複数の発光素子20を調光制御または調色制御する制御回路が、当該1以上の回路部品80によって構成されていてもよい。また、電源回路90が、上記制御回路を含んでもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、発光素子20としてLEDチップがパッケージ化されたLED素子が例示された。しかしながら、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)もしくは無機EL等のEL素子等の他の種類の固体発光素子が、発光素子20として採用されてもよい。
その他、上記実施の形態及びその変形例に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態、及び、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態及びその変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
8 器具取付部(電気接続部)
10 発光モジュール
11、11C 基板
11a 第一主面
11b 第二主面
13a 第一領域(領域)
20 発光素子
25 発光部
90 電源回路
100 照明器具
106 器具本体
121 貫通口
150 回路カバー
160 光源カバー
199 電源ケーブル
1611、1621 レンズ

Claims (4)

  1. 器具本体と、
    前記器具本体に載置された基板と、
    前記基板における前記器具本体側とは反対側の第一主面に配置された複数の発光素子と、
    前記基板における前記器具本体側の第二主面に配置され、前記複数の発光素子に発光のための電力を供給する電源回路と、
    外部の電源からの電力を受ける電気接続部と、
    前記電気接続部と前記電源回路とを接続する電源ケーブルとを備え、
    前記電源ケーブルは、一端部が前記第二主面側で前記電源回路に接続されて、他端部が前記第一主面側で前記電気接続部と接続されている
    照明器具。
  2. さらに、
    前記基板における前記電源回路が設置された第一領域を、前記第一主面側から覆う回路カバーを備え、
    前記電源ケーブルは、前記回路カバー内に収容されている
    請求項1に記載の照明器具。
  3. さらに、
    前記複数の発光素子を前記第一主面側で覆う光源カバーを備え、
    前記光源カバーは、光を拡散するレンズを備える
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記基板には、前記電源ケーブルが当該基板を貫通する貫通口が形成されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明器具。
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