JP2018132525A - ピーナッツアレルギーの診断のための改善されたアッセイ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、被験体に由来するサンプル中でAra h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含む診断上有用なキャリア;被験体に由来するサンプル中でAra h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在または非存在を検出する工程を包含する方法、およびAra h 7アイソタイプ7.0201またはその改変体を含む薬学的組成物に関する。
【選択図】なし
Description
(項目1)
被験体に由来するサンプル中で、Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列に対する、最も好ましくは、配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含む、診断上有用なキャリアであって、
ここで該キャリアは、ビーズ、試験ストリップ、マイクロタイタープレート、マイクロアレイ、セルロースに由来する固体ポリマー、好ましくはウエスタンブロット、ラインブロットおよびドットブロットを含む群からのブロット、ガラス表面、スライド、バイオチップならびに膜を含む群より好ましくは選択され、そして最も好ましくは、マイクロタイタープレートまたはラインブロットである、
診断上有用なキャリア。
(項目2)
前記キャリアは、Ara h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5を含む群からの、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9を含む群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体、より好ましくはAra h 2に対する抗体および/またはAra h 6に対する抗体、最も好ましくはAra h 2に対する抗体を特異的に捕捉するための手段をさらに含む、前記項目に記載の診断上有用なキャリア。
(項目3)
前記項目のいずれかに記載の診断上有用なキャリア、ならびに必要に応じて、捕捉された抗体を特異的に検出するための手段も含む、キット。
(項目4)
前記診断上有用なキャリアは、Ara h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5の群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含み、
アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための前記手段、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための該手段は、別個のキャリア上に存在するか、または
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは 配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための前記手段、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための該手段は、1個のキャリア上に存在し、好ましくは1個のキャリアに共有結合して存在する、
前記項目のいずれかに記載のキット。
(項目5)
Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体の存在を、被験体に由来するサンプル中で検出する工程を包含する方法。
(項目6)
好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5を含む群から、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3およびAra h 9を含む群から選択される1もしくはこれより多くのさらなる抗原、最も好ましくはAra h 2および/またはAra h 6に対する抗体の存在を、被験体に由来するサンプル中で検出する工程をさらに包含する、前記項目に記載の方法。
(項目7)
Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在または非存在、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原、好ましくはAra h 2および/またはAra h 6に対する抗体の存在は、同時に検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目8)
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号8に対する抗体の存在または非存在、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体の存在は、空間的に離れた結合反応において検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目9)
Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在、および1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体の存在は、1ポット反応において検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目10)
アイソタイプ7.0201に対する前記抗体は、Ara h 7に対して、好ましくはアイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対して単一特異的な抗体である、前記項目のいずれかに記載のキャリア、キットまたは方法。
(項目11)
配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含むポリペプチド、ならびに好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5ならびにこれらの改変体を含む群からの、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9およびこれらの改変体を含む群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原、最も好ましくはAra h 2および/またはAra h 6を含む、薬学的組成物。
(項目12)
配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含むポリペプチドであって、ここで該ポリペプチドは、組換えタンパク質、固定化された精製タンパク質または融合タンパク質であり、好ましくは精製され、かつ組換えられ、かつ固定化されているタンパク質である、ポリペプチド。
(項目13)
ピーナッツアレルギーの診断のための、前記項目のいずれかに記載のポリペプチド、キャリア、またはキットの使用であって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、使用。
(項目14)
ピーナッツアレルギーの診断のためのキットの製造のための前記項目のいずれかに記載のポリペプチドの使用であって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、使用。
(項目15)
配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含む前記ポリペプチドは、該ポリペプチドならびにAra h 2および/もしくはAra h 6またはこれらの改変体を含む組成物である、前記項目のいずれかに記載の薬学的組成物、ポリペプチド、または使用。
(項目16)
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列に、最も好ましくは配列番号8に特異的に結合する抗体、好ましくはIgE、IgG1およびIgG4クラスの抗体であって、該抗体は、好ましくは単離されている、抗体。
(項目17)
ピーナッツアレルギーの診断のための、またはピーナッツアレルギーの診断のためのキットの製造のための、前記項目に記載の抗体の使用。
(項目A1)
被験体に由来するサンプル中で、Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列に対する、最も好ましくは、配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含む、診断上有用なキャリアであって、
ここで該キャリアは、ビーズ、試験ストリップ、マイクロタイタープレート、マイクロアレイ、セルロースに由来する固体ポリマー、好ましくはウエスタンブロット、ラインブロットおよびドットブロットを含む群からのブロット、ガラス表面、スライド、バイオチップならびに膜を含む群より好ましくは選択され、そして最も好ましくは、マイクロタイタープレートまたはラインブロットである、
診断上有用なキャリア。
(項目A2)
前記キャリアは、Ara h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5を含む群からの、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9を含む群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体、より好ましくはAra h 2に対する抗体および/またはAra h 6に対する抗体、最も好ましくはAra h 2に対する抗体を特異的に捕捉するための手段をさらに含む、前記項目に記載の診断上有用なキャリア。
(項目A3)
前記項目のいずれかに記載の診断上有用なキャリア、ならびに必要に応じて、捕捉された抗体を特異的に検出するための手段も含む、キット。
(項目A4)
前記診断上有用なキャリアは、Ara h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5の群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含み、
アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための前記手段、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための該手段は、別個のキャリア上に存在するか、または
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは 配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための前記手段、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための該手段は、1個のキャリア上に存在し、好ましくは1個のキャリアに共有結合して存在する、
前記項目のいずれかに記載のキット。
(項目A5)
Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体の存在を、被験体から単離されたサンプル中で検出する工程を包含する方法。
(項目A6)
好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5を含む群から、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3およびAra h 9を含む群から選択される1もしくはこれより多くのさらなる抗原、最も好ましくはAra h 2および/またはAra h 6に対する抗体の存在を、被験体から単離されたサンプル中で検出する工程をさらに包含する、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A7)
Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在または非存在、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原、好ましくはAra h 2および/またはAra h 6に対する抗体の存在は、同時に検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A8)
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号8に対する抗体の存在または非存在、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体の存在は、空間的に離れた結合反応において検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A9)
Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在、および1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体の存在は、1ポット反応において検出される、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A10)
アイソタイプ7.0201に対する前記抗体は、Ara h 7に対して、好ましくはアイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対して単一特異的な抗体である、前記項目のいずれかに記載のキャリア、またはキット。
(項目A10)
アイソタイプ7.0201に対する前記抗体は、Ara h 7に対して、好ましくはアイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対して単一特異的な抗体である、前記項目のいずれかに記載の方法。
(項目A12)
配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含むポリペプチド、ならびに好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5ならびにこれらの改変体を含む群からの、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9およびこれらの改変体を含む群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原、最も好ましくはAra h 2および/またはAra h 6を含む、薬学的組成物。
(項目A13)
配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含むポリペプチドであって、ここで該ポリペプチドは、組換えタンパク質、固定化された精製タンパク質または融合タンパク質であり、好ましくは精製され、かつ組換えられ、かつ固定化されているタンパク質である、ポリペプチド。
(項目A14)
ピーナッツアレルギーの診断のための、前記項目のいずれかに記載のポリペプチドを含む組成物、前記項目のいずれかに記載のキャリア、または前記項目のいずれかに記載のキットであって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、組成物、キャリアまたはキット。
(項目A15)
ピーナッツアレルギーの診断のためのキットの製造のための前記項目のいずれかに記載のポリペプチドの使用であって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、使用。
(項目A16)
前記項目のいずれかに記載のポリペプチドを含む、ピーナッツアレルギーの診断のためのキットであって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、キット。
(項目A17)
前記ポリペプチドは、配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含む、前記項目のいずれかに記載の薬学的組成物、前記項目のいずれかに記載のポリペプチド、または前記項目のいずれかに記載の組成物。
(項目A18)
前記ポリペプチドは、配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含む、前記項目のいずれかに記載の使用。
(項目A19)
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列に、最も好ましくは配列番号8に特異的に結合する抗体、好ましくはIgE、IgG1およびIgG4クラスの抗体であって、該抗体は、好ましくは単離されている、抗体。
(項目A20)
ピーナッツアレルギーの診断のためのキットの製造のための、前記項目のいずれかに記載の抗体の使用。
(項目A21)
ピーナッツアレルギーの診断のための、前記項目のいずれかに記載の抗体を含む組成物。
(項目A22)
ピーナッツアレルギーの診断のための前記項目のいずれかに記載の抗体を含むキット。
本発明は、被験体に由来するサンプル中でAra h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含む診断上有用なキャリア;被験体に由来するサンプル中でAra h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在または非存在を検出する工程を包含する方法、およびAra h 7アイソタイプ7.0201またはその改変体を含む薬学的組成物に関する。
一部の実施形態において、抗体は、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10からなる群から選択される配列に対するものである。一部の実施形態において、抗体は配列番号8に対するものである。一部の実施形態において、キャリアは、ビーズ、試験ストリップ、マイクロタイタープレート、マイクロアレイ、セルロースに由来する固体ポリマー、ブロット、ガラス表面、スライド、バイオチップならびに膜からなる群より選択される。一部の実施形態において、キャリアは、ウエスタンブロット、ラインブロットおよびドットブロットからなる群から選択されるブロットである。一部の実施形態において、キャリアは、マイクロタイタープレートまたはラインブロットである。
本発明は、新規なポリペプチドのある範囲、より具体的には、以下を含む:
1.1.組換えタンパク質
組換えアレルゲンの異種発現および精製
Ara h 7.0101(配列番号11)、Ara h 7.0201(配列番号12)、Ara h 7.0(配列番号13)、Ara h 6(配列番号15)およびAra h 2(配列番号14)を、Sitaru C, Dahnrich C, Probst C, Komorowski L, Blocker I, Schmidt E, Schlumberger W, Rose C, Stocker W, Zillikens D. Enzyme−linked immunosorbent assay using multimers of the 16th non−collagenous domain of the BP180 antigen for sensitive and specific detection of pemphigoid autoantibodies. Exp Dermatol. 2007 Sep;16(9):770−7によって記載されるように、E.coliにおいてそれぞれの配列番号によって示される配列を有するHis6融合タンパク質として発現させ、精製した。精製を、固定化金属イオンクロマトグラフィーによって変性条件下で行った。
3種のAra h 7アイソフォームのIgE結合能力を、ピーナッツ抽出物に関してIgE陽性である33名の患者の血清とともにインキュベートした酵素結合イムノソルベントアッセイ(ELISA)によって分析した(図1)。さらに、ピーナッツ感作なしのアトピー患者の10の血清および23名の健康な血液ドナーの血清を、陰性コントロールとしてインキュベートした(全て陰性として反応、データは示さず)。
Ara h 7アイソタイプ7.0101、Ara h 7アイソタイプ7.0201およびAra h 7.0に対するIgE反応性を、66のヒト血清において測定した。23名の血液ドナーのうちのいずれも、およびピーナッツ抽出物に対するIgEを全く有しないアレルギー患者由来の10の血清のうちのいずれも、陽性反応ではなかった。23のピーナッツ抽出物陽性血清のうち、11が、Ara h 7.0201と陽性結果を示したが、6および10のみが、それぞれAra h 7.0101およびAra h 7と陽性結果を示した。
2SアルブミンAra h 2、Ara h 6、および3種のAra h 7アイソフォームのIgE結合能力を、イムノブロット分析によって調査した。34名のピーナッツ感作被験体に由来する血清サンプル(図2)を、ラインブロット−イムノブロットによりインキュベートし、強度を、EUROLINEScanソフトウェアで評価した。さらに、ピーナッツ感作のないアトピー被験体の20の血清および17名の健康な血液ドナーの血清を、陰性コントロールとしてインキュベートした(全て陰性、データは示さず)。
合計71サンプルにおいて、イムノブロットで分析した。ピーナッツ抽出物に対する特異的IgE(sIgE)のないアトピー被験体に由来する20の血清、および健康な血液ドナーに由来する17の血清のうちのいずれにおいても、Ara h 2、Ara h 6、およびAra h 7の全3種のアイソフォームに対するsIgEは全く検出されなかった。ピーナッツ抽出物に対するsIgEを有する被験体に由来する34のサンプルのうち、それぞれ、17のサンプルが、Ara h 2およびAra h 6と陽性反応し、15のサンプルが、Ara h 7.0201と陽性反応し、14のサンプルがAra h 7.0101と陽性反応し、11のサンプルがAra h 7.0と陽性反応した。
ペプチドマイクロアレイインキュベーションおよび視覚化
重複する配列(オフセット: 1、あらゆるペプチドを二連でプリントした)を伴うAra h 7.0201の15merのペプチド(配列番号2)を含むペプチドマイクロアレイを、商業的に入手した(PEPperPRINT)(これは、Ara h 7.0201のC末端(配列番号6)をカバーする)。インキュベーション実験のために、このマイクロアレイを、作業強度ユニバーサル緩衝液(WSUB、実施例2を参照のこと)で、1時間室温において、軌道式振盪機でブロックした。全てのさらに記載されるインキュベーションをまた、WSUB中で行った。3名のピーナッツ陽性患者および2名のピーナッツ陰性患者の血清を1:4希釈し、一晩4℃でインキュベートした。結合したIgE抗体の検出のために、ビオチン化抗IgE IT−28(Squarix)を1:5000希釈し、室温において1時間、上記アレイ上でインキュベートした。洗浄後、そのアレイを、1時間室温において1:5000希釈した蛍光Neutravidin 800(Thermo Fisher)とともにインキュベートした。上記ペプチドマイクロアレイスライドを、Licor Odyssey Imagerで波長800nm(強度:8.5)においてスキャンした。画像焦点を0.8mmに設定し、最大画像解像度(21μm)を選択して、最大感度を保証した。
スキャン後に、TIFF画像およびペプチドマップファイルを、各単一ペプチドに対応するシグナルの定量のために、Pepslide Analyzer Software(SICASYS)にロードした。生データをCSVファイルとしてエクスポートし、上記アレイ上の各単一Ara h 7ペプチド(SAra)および空のスポット(Sブランク)のシグナル−対−ノイズ比のlog2を計算した。より強くかつ正規化した評価のために、各単一ペプチドのz−スコア(Zi)を、以下の式に従って計算した:
上記2個の陰性血清によってエピトープは全く検出されなかった一方で、血清3を使用すると、以前に未知であったAra h 7.0201エピトープを検出でき、これは配列GFRSPS(アミノ酸129〜134)(配列番号2に従うアミノ酸残基番号)を含んでいた。z−スコアカットオフを下回るものの、このエピトープはまた、血清1に関して検出可能である。この配列はAra h 7.0201に特有であるので、このエピトープは、2種の他のアイソフォームと比較してAra h 7.0201の増強された反応性と関連するものであることが、結論づけられ得る。
*陽性試験に関して、製造業者推奨のカットオフ値を使用する。†寛容性被験体とアレルギー性被験体との間の陽性試験の数における差のp値(χ2乗検定)。‡n=79
Claims (22)
- 被験体に由来するサンプル中で、Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列に対する、最も好ましくは、配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含む、診断上有用なキャリアであって、
ここで該キャリアは、ビーズ、試験ストリップ、マイクロタイタープレート、マイクロアレイ、セルロースに由来する固体ポリマー、好ましくはウエスタンブロット、ラインブロットおよびドットブロットを含む群からのブロット、ガラス表面、スライド、バイオチップならびに膜を含む群より好ましくは選択され、そして最も好ましくは、マイクロタイタープレートまたはラインブロットである、
診断上有用なキャリア。 - 前記キャリアは、Ara h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5を含む群からの、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9を含む群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体、より好ましくはAra h 2に対する抗体および/またはAra h 6に対する抗体、最も好ましくはAra h 2に対する抗体を特異的に捕捉するための手段をさらに含む、請求項1に記載の診断上有用なキャリア。
- 請求項1〜2のいずれか1項に記載の診断上有用なキャリア、ならびに必要に応じて、捕捉された抗体を特異的に検出するための手段も含む、キット。
- 前記診断上有用なキャリアは、Ara h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5の群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための手段を含み、
アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための前記手段、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための該手段は、別個のキャリア上に存在するか、または
Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは 配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体を特異的に捕捉するための前記手段、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体を特異的に捕捉するための該手段は、1個のキャリア上に存在し、好ましくは1個のキャリアに共有結合して存在する、
請求項3に記載のキット。 - Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する、好ましくは配列番号6に対する、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対する抗体の存在を、被験体から単離されたサンプル中で検出する工程を包含する方法。
- 好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5を含む群から、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3およびAra h 9を含む群から選択される1もしくはこれより多くのさらなる抗原、最も好ましくはAra h 2および/またはAra h 6に対する抗体の存在を、被験体から単離されたサンプル中で検出する工程をさらに包含する、請求項5に記載の方法。
- Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在または非存在、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原、好ましくはAra h 2および/またはAra h 6に対する抗体の存在は、同時に検出される、請求項5〜6のいずれか1項に記載の方法。
- Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号8に対する抗体の存在または非存在、ならびに1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体の存在は、空間的に離れた結合反応において検出される、請求項5〜7のいずれか1項に記載の方法。
- Ara h 7アイソタイプ7.0201に対する抗体の存在、および1もしくはこれより多くのさらなる抗原に対する抗体の存在は、1ポット反応において検出される、請求項5〜8のいずれか1項に記載の方法。
- アイソタイプ7.0201に対する前記抗体は、Ara h 7に対して、好ましくはアイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対して単一特異的な抗体である、請求項1もしくは2に記載のキャリア、または請求項3もしくは4に記載のキット。
- アイソタイプ7.0201に対する前記抗体は、Ara h 7に対して、好ましくはアイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、最も好ましくは配列番号8に対して単一特異的な抗体である、請求項5〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含むポリペプチド、ならびに好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9、Ara h 8およびAra h 5ならびにこれらの改変体を含む群からの、より好ましくはAra h 2、Ara h 6、Ara h 1、Ara h 3、Ara h 9およびこれらの改変体を含む群からの1もしくはこれより多くのさらなる抗原、最も好ましくはAra h 2および/またはAra h 6を含む、薬学的組成物。
- 配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含むポリペプチドであって、ここで該ポリペプチドは、組換えタンパク質、固定化された精製タンパク質または融合タンパク質であり、好ましくは精製され、かつ組換えられ、かつ固定化されているタンパク質である、ポリペプチド。
- ピーナッツアレルギーの診断のための、請求項13に記載のポリペプチドを含む組成物、請求項1〜2のいずれか1項に記載のキャリア、または請求項3〜4のいずれか1項に記載のキットであって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、組成物、キャリアまたはキット。
- ピーナッツアレルギーの診断のためのキットの製造のための請求項13に記載のポリペプチドの使用であって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、使用。
- 請求項13に記載のポリペプチドを含む、ピーナッツアレルギーの診断のためのキットであって、ここで好ましくは該診断の感度は増大される、キット。
- 前記ポリペプチドは、配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含む、請求項12に記載の薬学的組成物、請求項13に記載のポリペプチド、または請求項14に記載の組成物。
- 前記ポリペプチドは、配列番号8、より好ましくは配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列、より好ましくは配列番号6、最も好ましくはAra h 7アイソタイプ7.0201もしくはその改変体を含む、請求項15に記載の使用。
- Ara h 7アイソタイプ7.0201、好ましくは配列番号6、より好ましくは配列番号7、配列番号8、配列番号9および配列番号10を含む群からの配列に、最も好ましくは配列番号8に特異的に結合する抗体、好ましくはIgE、IgG1およびIgG4クラスの抗体であって、該抗体は、好ましくは単離されている、抗体。
- ピーナッツアレルギーの診断のためのキットの製造のための、請求項19に記載の抗体の使用。
- ピーナッツアレルギーの診断のための、請求項19に記載の抗体を含む組成物。
- ピーナッツアレルギーの診断のための、請求項19に記載の抗体を含むキット。
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