JP2018130678A - 空気ダクト清掃用ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】 内部空間が狭い細いダクトの清掃を好適に行える清掃用ロボットを提供する。【解決手段】 平面視で同一直線上に延びる第一第二の二個のリンク21,22の間に第二車輪12の組が連結され、後方の第一のリンク21の後端に第一車輪11の組が連結され、前方の第二のリンク22の先端に方向制御用車輪13の組が連結されている。第一車輪11及び第二車輪12は移動用駆動源31,32がつながる移動用車輪であり、方向制御用車輪13は方向制御用駆動源33につながる方向制御用車軸130を介して連結されている。板バネ6である弾性部材が第二車輪12に内蔵され、各車輪11,12,13を空気ダクト9の内壁面に向けて押圧する。方向制御用車軸130には清掃用ブラシ5のロッド部51が着脱可能に連結され、清掃用ブラシ5の繊毛52が空気ダクト9の内壁面を擦る。【選択図】 図1

Description

この出願の発明は、空調ダクト、換気ダクト、排気ダクト等の各種空気ダクトの清掃技術に関するものである。
本願発明において、空気ダクトとは、広く空気を流すためのダクトであり、各種空調設備で使われる空調ダクト、24時間換気等の換気を主目的とする換気ダクトの他、排気を主目的とする排気ダクトを含む概念である。排気ダクトには、家庭や飲食店等における厨房設備としての排気ダクトや、工場等における排ガス用のダクトが含まれる。工場等における排ガス用の空気ダクトは、何らかの処理に使用された廃ガスを排気することもある。
これら空気ダクトは、一定期間使用した後、内部を清掃することが必要になる場合が多い。例えば空調ダクトについては、長期間使用するとダクト内壁面に塵や埃等の汚れが付着することが避けられない。これら汚れを放置すると、屋内環境の悪化(ハウスダスト等)や空調機器の機能低下、故障等を招く問題がある。このため、従来から、定期的にダクト内をクリーニングして汚れを除去するメンテナンスが行われている。この点は、換気ダクトや排気ダクトの場合にも基本的に同様である。尚、厨房設備で使用される排気ダクトの場合、こびりついた油分等の汚れの除去が主たる清掃の目的となる。
現在、オフィスビルや商業ビル、ホテルといった業務用の建物の空調設備については、空調ダクトの清掃サービスが専門業者(清掃業者)によって提供されている。清掃業者は、ダクトの一部に清掃用の孔を開け、そこに吸引ダクトを取り付け、吸引ダクトを集塵機に接続することで清掃を行う。この際、細チューブ状の冶具によりダクト内面に付着した塵や埃等の汚れを予め叩き落とし、より効率良く十分に汚れを取り除くようにしている。
特開2013−150960号公報 実公平6−2797号公報
上記のような従来のダクト清掃において、清掃用の孔を開けることができない場合があり、この場合には上記のようなダクト清掃は難しい。この点は、一般住宅における空調ダクトや換気ダクトの場合に特に顕著であり、ダクトが天井や壁内に組み込まれて配設されていて、孔開けは本質的に不可能な場合が多い。
このような場合、孔を開けずにダクト内を清掃できるようにすることが必要であるが、この方法として、ダクト内を走行できるロボットを採用することが考えられる。特許文献2には、この趣旨の技術が開示されている。
特許文献2の技術によれば、細チューブが取り付けられたロボットがダクト内を走行し、この際に細チューブによる塵埃の叩き出しが行われるので、特許文献1のように孔開けをしなくても清掃が可能である。
しかしながら、特許文献2では、自動車を模した車体に四つの駆動輪を設けた機構(四輪駆動機構)がロボットとして採用されているので、構造的に大がかりであり、横幅がかなりある。このため、内部空間が狭いダクト(細いダクト)には向かない。
本願の発明は、この点を考慮して為されたものであり、内部空間が狭い細いダクトの清掃を好適に行える清掃用ロボットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、空気ダクトの内壁面を清掃する空気ダクト清掃用ロボットであって、
平面視で一列に配列された三組以上又は三個以上の車輪と、
三組以上又は三個以上の車輪のうちの一組又は一個の車輪を間に介在させながら連結された二個以上のリンクと、
少なくとも一組又は一個の車輪を駆動して各リンク及び各車輪を一体に移動させる移動用駆動源とを備えており、
二個以上のリンクは、平面視で同一直線上に延びる長尺な部材であって、先頭に向かって交互に斜め上又は斜め下に延びており、
最も後ろ側に位置するリンクの後端には、三組以上又は三個以上の車輪のうちの一組又は一個の車輪が取り付けられ、最も前側に位置するリンクの先端には、三組以上又は三個以上の車輪のうちの他の一組又は一個の車輪が取り付けられており、
各車輪が空気ダクトの内壁面に当接するように弾性力を作用させる弾性部材がいずれかの車輪の車軸又はリンクに設けられており、
最も前側に位置するリンクの先端に連結された一組又は一個の車輪は、方向制御用車軸を介して当該リンクに連結されており、方向制御用車軸は、リンクの長さ方向に交差する向きに向いており、
方向制御用車軸には、方向制御用車軸の向きを変更して移動用駆動源による移動の方向を制御する方向制御用駆動源が設けられており、
いずれかの車輪又はリンクには清掃用ブラシが連結されており、
清掃用ブラシは、ロッド部と、ロッド部に設けた繊毛とから成っており、ロッド部は繊毛の先端が空気ダクトの内壁面に到達可能な長さであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記清掃用ブラシのロッド部は、前記方向制御用車軸に連結されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項1又は2の構成において、前記清掃用ブラシは、前記繊毛の交換が可能な状態で取り付けられているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項3の構成において、前記清掃用ブラシは、全体に着脱可能に連結されているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、前記請求項1乃至4いずれかの構成において、前記清掃用ブラシのロッド部は可撓性であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項1乃至5いずれかの構成において、前記弾性部材は、隣り合う二個のリンクの間に位置する車輪の車軸に設けられたものであって、当該二個のリンクが成す側面視の角度が180度より小さい角度においてさらに小さな角度になるように弾性力を作用させるものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7記載の発明は、前記請求項1乃至6いずれかの構成において、前記移動用車輪は、オムニホイールであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項8記載の発明は、前記請求項1乃至7いずれかの構成において、前記車輪の組の数又は前記車輪の数は三個であり、前記リンクの数は二個であるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項9記載の発明は、前記請求項1乃至7いずれかの構成において、前記車輪の組の数又は前記車輪の数は四個であり、前記リンクの数は三個であるという構成を有する。
以下に説明する通り、本願の請求項1記載の発明によれば、平面視で一列に配列された三組以上又は三個以上の車輪とそれらを繋いだ二個以上の長尺なリンクとから成る車輪連結型の構造となっているので、内部空間の狭い空気ダクトの場合についても内壁面の清掃を良好に行うことができる。この際、移動用車輪が弾性力によって内壁面に押し付けられるので、ロボットの走行が円滑に行える。
また、請求項2記載の発明によれば、上記効果に加え、清掃用ブラシが方向制御用車軸に連結されているので、方向制御用車軸の動きを利用して清掃用ブラシの動作範囲を大きくすることができ、構造的に簡略になる。
また、請求項3記載の発明によれば、上記効果に加え、清掃用ブラシの繊毛が交換可能であるので、摩耗した際、ロボット全体を交換する必要がない。
また、請求項4記載の発明によれば、上記効果に加え、清掃用ブラシ全体を交換することができるので、繊毛の固定強度が低くなる問題がない。
また、請求項5記載の発明によれば、上記効果に加え、清掃用ブラシのロッド部が可撓性であるので、汚れの擦り出しがより十分に行えたり、清掃用ブラシの損傷が防止されたり、ロボットの移動がスムーズになったりする効果が得られる。
また、請求項6記載の発明によれば、上記効果に加え、弾性部材が車軸に内蔵されているので、より構造が簡略化される。
また、請求項7記載の発明によれば、上記効果に加え、螺旋状の移動を行いながら清掃用ブラシで空気ダクトの内壁面を擦ることができるので、周方向の全域について容易に清掃を行うことができる。
また、請求項8記載の発明によれば、上記効果に加え、車輪の組の数又は車輪の数は三個であり、リンクの数は二個であるので、内部空間が狭く屈曲箇所が多い空気ダクトの清掃用により適したものとなる。
また、請求項9記載の発明によれば、上記効果に加え、車輪の組の数又は車輪の数は四個であり、リンクの数は三個であるので、内部空間が狭く屈曲箇所が多い空気ダクトの清掃用により適したものとなる。
実施形態の空気ダクト清掃用ロボットの斜視概略図である。 実施形態の空気ダクト清掃用ロボットの平面概略図である。 実施形態の空気ダクト清掃用ロボットの側面概略図概略図である。 実施形態の空気ダクト清掃用ロボットを部分的に側断面で示した概略図である。 実施形態の空気ダクト清掃用ロボットが備える弾性部材について示した概略図である。 実施形態の空気ダクト清掃用ロボットを使用して空気ダクトを清掃する方法について示した側面概略図である。 実施形態の空気ダクト清掃用ロボットを使用して空気ダクトを清掃する方法について示した側面概略図である。
以下、本願発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
図1〜図3は、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットの概略図であり、図1は斜視概略図図2は平面概略図、図3は側面概略図である。
図1〜図3に示す空気ダクト清掃用ロボットは、狭い空気ダクト内の清掃を考慮し、車輪連結型ロボットの構造を採用している。車輪連結型ロボットは、長尺ロボットの一種であり、三組又は三個以上の車輪を二個以上のリンクで連結した構造を有する。各リンクは平面視では一直線上になるので、ロボット全体として長尺なものとなる。
リンクは長尺な部材であり、リンクの数は車輪の組の数又は車輪の数より一個少ない。この実施形態では、車軸の両側に一個ずつ車輪11,12,13が取り付けられおり、三組の車輪11,12,13が平面視で一列に並んだ構造となっている。従って、リンクの数は二個である。
車軸110,120,130はリンク21,22の両側に取り付けられて、各車軸110,120,130の向きは平面視でリンク21,22の長さ方向に対して垂直である。各車軸110,120,130は、リンク21,22の幅よりも僅かに長い程度である。従って、各車軸110,120,130の両側に取り付けられた車輪11,12,13は、リンク21,22の幅に対して少しはみ出している程度である。
三組の車輪11,12,13のうち少なくとも一組が駆動されるものであれば足りるが、この実施形態では、三組のうちの左側の組の車輪(以下、第一車輪ということがある。)11と、中央の組の車輪(以下、第二車輪ということがある。)12が駆動される構造となっている。右側に位置する残りの一組の車輪13は、ロボットの移動方向を制御するための車輪(以下、方向制御用車輪という)である。
この実施形態では、移動用車輪11,12としてはオムニホイールが使用されている。このため、移動用車輪11,12は、前後方向(平面視でリンク21,22の長さ方向)に移動可能なほか、左右方向(平面視でリンク21,22の幅方向)にも移動可能である。
方向制御用車輪13は、断面円弧状の外面を有する形状となっている。より具体的には、方向制御用車輪13は、球体をその中心から少しずれた位置で切断した際の小さい方の半球体にほぼ相当する形状となっており、半球面状の外面を有する。方向制御用車軸は、半球の中心軸に沿った状態となっている。
このような方向制御用車輪13の形状は、実施形態のロボットが、断面円形の空気ダクトの清掃用にも使用されることを考慮したものである。従って、方向制御用車輪13の半球の曲率は、想定される空気ダクトの内面の断面形状における円弧の曲率を考慮して選定される。方向制御用車輪13は、ウレタンのような樹脂製であり、ダクトの内壁面との間で適度な摩擦力が生じるようになっている。
リンク21,22は、図1では円筒状となっているが、角筒状の場合もある。リンク21,22には、各車輪11,12,13を駆動する駆動源が内蔵されている。この点について、図4を使用して説明する。図4は、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットを部分的に側断面で示した概略図である。
この実施形態では、車輪11,12,13を駆動する駆動源として二種類のものが設けられている。一つは、ロボット全体を移動させるための駆動源(移動用駆動源)31,32である。もう一つは、移動の方向を制御するための駆動源(方向制御用駆動源)33である。
より具体的に説明すると、図1〜図3において、左側のリンク21を第一のリンク21、右側のリンク22を第二のリンク22とする。第一第二の二つの移動用駆動源31,32が、第一のリンク21に内蔵されている。
各移動用駆動源31,32としては、DCサーボモータ等のモータが使用されている。第一の移動用駆動源31の出力軸は、第一の傘歯車(符号省略)を介して第一車輪11の車軸110に連結されている。また、第二の移動用駆動源32の出力軸は、第二の傘歯車(符号省略)を介して第二車輪12の車軸120に連結されている。このため、第一の移動用駆動源31が動作すると第一の傘歯車を介して第一車輪11が回転し、第二の移動用駆動源32が動作すると第二の傘歯車を介して第二車輪12が回転する。回転の向きに応じ、ロボットが前進又は後退をする。
一方、第二のリンク22には、方向制御用駆動源33が内蔵されている。方向制御用駆動源33もDCサーボモータ等のサーボモータであり、出力軸の回転角度を任意に調整できるものとなっている。図5に示すように、第二のリンク22内の方向制御用駆動源33の出力軸331は方向制御用車輪13の車軸(方向制御用車軸)130にそのまま連結されている。従って、方向制御用駆動源33は、方向制御用車軸130を第二のリンク22の長さ方向を中心軸として回転可能としている。この際の回転角度が適宜制御されることで、方向制御用車軸130の向きが調整され、これによりロボットの移動方向が制御されるようになっている。尚、出力軸331は、ベアリング(符号省略)を介して第二のリンク221に保持されている。
尚、方向制御用車輪13は、方向制御用車軸130に対して不図示のベアリングを介して装着されている。従って、上記のように移動用駆動源31,32が動作してロボットが前進又は後退する際、方向制御用車輪13は従動して回転する。方向制御用車軸130は、第二のリンク22に直結されているので、回転しない。
尚、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットは、不図示のリモートコントローラとともに使用されるものとなっている。リモートコントローラは、ロボットケーブル4によって実施形態のロボットに繋がれている。
上述した駆動源に対しては、ロボットケーブル4内に含まれる給電線を介して外部から電力が供給されるようになっている。ロボットケーブル4内には、各駆動原の動作速度や回転の向き、回転量等を制御する信号線も含まれている。リモートコントローラは、これら信号線を介して各駆動原を制御する制御ユニットや制御のための操作部を含んでいる。
このような実施形態のロボットは、空気ダクト内の清掃を可能にするため、清掃用ブラシ5を備えている。清掃用ブラシ5は、ロッド部51と、ロッド部51に設けた繊毛52とから成っている。
図4に示すように、ロッド部51の一端は方向制御用車軸130に連結されている。ロッド部51は、二分割可能となっており、ビス止めによって両者は連結されている。ロッド部51の一方は、方向制御用車軸に固定されており、他方は先端側に延びて繊毛を固定している。即ち、ロッド部51は、方向制御用車軸130に対してビス止めされていて着脱可能な構造となっている。この他、ロッド部51の後端部の周面がねじ切りされていて、ねじ込み式で着脱される構造が採用されることもある。
繊毛52は、ロッド部51の長さ方向の中央から先端にかけて設けられている。繊毛52は、ポリエチレンやポリプロピレンといった比較的硬い樹脂で形成されていることが好ましい。ロッド部51の長さは、繊毛52が使用時に空気ダクトの内壁面に到達可能な長さであることが必要である。
ロッド部51は、弾性を有するロッド本体と、蛇腹状の部分を有してロッド本体を取り囲むケースとから成っており、全体として可撓性を有する。ロッド本体は、硬質ゴムのような比較的硬い弾性体で形成されている。ケースは、ロッド本体511の保護が目的であるので、ステンレス、アルミ等の金属製である。
また、実施形態のロボットは、車輪が空気ダクトの内壁面に当接するように弾性力を作用させる弾性部材を備えている。この弾性部材は、内部空間の大きさの異なる種々の空気ダクトについて十分に清掃が行えるようにするためのものである。弾性部材について、図4及び図5を使用して説明する。図5は、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットが備える弾性部材について示した概略図である。
上記の通り、実施形態のロボットは、二組の移動用車輪(駆動車輪)11,12を備えている。ロボットが安定して移動するためには、二組の移動用車輪11,12の全てが空気ダクトの内壁面に接触していることが望ましい。二個のリンク21,22が成す角度(以下、図2にθで示す)は、各リンク21,22の長さが一定の場合、内部空間の大きな空気ダクトについてはθは小さくなり、内部空間の小さな空気ダクトについてはθは大きくなる(但し、θ<180°)。
この場合、内部空間の異なる種々の空気ダクトに対して1台のロボットで清掃ができるようにするためには、想定される最も内部空間の大きな空気ダクトに合わせてリンク21,22の長さを選定し、内部空間の小さな空気ダクトについては、弾性部材の弾性に抗してリンク21,22が広がる(θが大きくなる)ようにすれば良い。実施形態における弾性部材は、このような意義を有するものとなっている。即ち、この実施形態では、弾性部材は、二個のリンク21,22の成す角度が小さくなるように弾性力を作用させるものとなっている。
より具体的には、弾性部材は、この実施形態では板バネ6となっている。図4に示すように、板バネ6は第二車輪12に内蔵されており、図5にその外観が示されている。板バネ6は、図5に示すように円弧状に丸められた形状を有する。板バネ6の周方向の一方の端部は、第一のリンク21に設けられた不図示のストッパに引っ掛かっており、他方の端部は第二のリンク22に設けられた不図示のストッパに引っ掛かっている。このため、二つのリンク21,22が開こうとすると、板バネ6の弾性に抗する状態となる。
次に、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットを使用して空気ダクトを清掃する方法について、図6及び図7を参照して説明する。図6及び図7は、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットを使用して空気ダクトを清掃する方法について示した側面概略図である。
実施形態のロボットを使用して空気ダクト9を清掃する場合、空気ダクト9における既存の開口からロボットを空気ダクト9内に進入させる。「既存の開口」とは、清掃用に新たに開口を設けることなくという意味である。例えば、空調ダクトであれば、空調機器本体と空調ダクトの接続部分を外して空調ダクトの端面開口からロボットを進入させる。換気ダクトであれば、建物の外壁面等に設けられた換気口からロボットを進入させたり、屋内に設けられた換気ファンを取り外し、屋内側からロボットを進入させたりする。排気ダクトであれば、排気ファンの接続部分を外してそこからロボットを進入させたり、屋外の排気ダクトの終端開口からロボットを進入させたりする。
ロボットを進入させる際、自由状態から少し第一第二のリンク21,22を作業者が手で広げる。自由状態でのロボットはリンク角θが最小となっており、この状態のロボットの高さhは、空気ダクトの内部の大きさより少し大きい。内部空間の大きさとは断面円形の空気ダクトであれば内径(直径)であり、断面方形の空気ダクトであれば、内部の高さ又は幅である。
弾性部材としての板バネ6の弾性力に抗してリンク角θを広げながら、ロボットを開口から空気ダクト9内に押し込む。そして、リモートコントローラを操作し、ロボットを空気ダクト9内で前進させる。そして、図6に示すように、前進させながら、先頭に設けた清掃用ブラシ5により空気ダクト9の内壁面の清掃を行わせる。
より具体的に説明すると、ロボットを直線的に前進させる場合、方向制御用車軸130を空気ダクト9の長さ方向に対して垂直とし、この状態で移動用駆動源31,32を動作させる。これによりロボットは前進する。この際、図6に示すように、清掃用ブラシ5の繊毛52は、主として空気ダクト9の底面に接触し、底面の塵埃等の汚れを擦り出す。
また、図7に示すように、方向制御用車軸130を空気ダクトの長さ方向に対して斜めの状態とし、この状態で移動用駆動源31,32を動作させると、移動用車輪11,12としてオムニホイールが採用されているので、真っすぐな空気ダクト9内でロボットが螺旋運動をしながら前進をする。この際、先頭の清掃用ブラシ5は、空気ダクト9の内壁面の周方向の全域に亘って塵埃等の汚れを擦り出し、この状態を保ちながらロボットは螺旋状に前進する。
このようにして汚れを清掃用ブラシ5が擦り出している際、空気ダクト9の開口に送風ファンを設置し、空気ダクト9内を送風する。この場合、好ましくは、ロボットが前進している方向に送風することが好ましい。例えば、ロボットを進入させた開口に送気ファンを設けて送気し、ロボットが前進するその先に向けて汚れを吹き飛ばすようにする。吹き飛ばされた汚れは、空気ダクト9の反対側の開口(不図示)から排出される。反対側の開口に吸気ファンを設けて吸気しながら汚れを排出しても良い。但し、この場合、吸気ファンが汚れをかぶることになるので、送気ファンによる汚れの排出の方が好ましい。反対側から吸気する場合には、吸気ファンに適宜フィルタが設けられる。尚、ロボットを進入させた側の開口から吸気ファンによる送風を行っても良い。但し、この方法ではロボットが汚れをかぶることになるので、ロボットに汚れが付着し易くなる問題がある。従って、ロボットの前方に向けて送風する方法の方が好ましい。
このようにして空気ダクト9の全長に亘って汚れの擦り出しと送風による排出が行われる。この際、空気ダクト9は屈曲している場合が多いが、屈曲箇所では、リモートコントローラから信号が送られ、方向制御用車軸130が制御される。例えば、空気ダクト9が左に屈曲している場合、方向制御用車軸130を少し左に回転させて方向制御用車輪13を少し左に向け、この状態で移動用駆動源31,32を低速で少し動作させ、ロボットが左に曲がりながら前進するようにする。この際、ロボットが螺旋状に前進してきた場合には、屈曲箇所の手前で停止させ、方向制御用車軸130が空気ダクトの長さ方向に対して垂直(単純前進の姿勢)に予めする。
このようにして屈曲箇所でロボットを制御して屈曲に沿ってロボットの移動方向を制御しながら、空気ダクト9の全長に亘って塵埃等の汚れの除去が行われる。尚、屈曲箇所でも、清掃用ブラシ5は空気ダクト9の底面を擦るから汚れの除去が行える。また、緩い屈曲箇所では、螺旋運動をしながらカーブすることができる場合もあり、この場合は、屈曲箇所においても周方向の全域に亘って汚れの除去が行える。
尚、実施形態の空気ダクト清掃用ロボットは、移動用駆動源31,32を逆向きに動作させることで後退も可能である。方向制御用車軸130を適宜の角度にしておくことで、空気ダクト9の屈曲に応じて曲がりながら後退させることも可能である。従って、終端まで汚れの擦り出しを行った後、後退して当初の開口まで戻ってくるよう動作させる場合もある。この例は、何らかの事情で終端の開口からロボットを取り出せない場合にあり得る。
また、一台のロボットを繰り返し空気ダクト清掃用に使用すると、清掃用ブラシ5の繊毛52が摩耗する。この場合は、清掃用ブラシ5をロッド部51の連結部分から取り外して新品と交換する。
このような実施形態の空気ダクト清掃用ロボットによれば、平面視で一列に配列された三組の車輪11,12,13と、両側それぞれ一組の車輪11,12,13を繋いだ二個の長尺なリンク21,22とから成る車輪連結型の構造となっているので、内部空間の狭い空気ダクトの場合についても内壁面の清掃を良好に行うことができる。この際、移動用車輪11,12が弾性力によって内壁面に押し付けられるので、ロボットの走行が円滑に行える。
上記実施形態では、車輪は三組でリンクは二個であったが、四組の車輪と三個のリンクでも良く、五組の車輪と四個のリンクでも良い。さらに車輪の組とリンクとの数を増やしても良い。この場合も、各リンクは平面視で同一直線上に延び、先頭に向かって交互に斜め上又は斜め下に延びた状態で連結される。例えば、リンクの数が三個の場合、最も前側のリンクは下から斜め上に延びる姿勢となり、先頭の車輪は、空気ダクトの内部上面に当接するよう弾性部材が設けられる。リンクの数が四個の場合の最も前側のリンクは、二個の場合と同様に上から斜め下に延びる姿勢となる。
尚、発明者の検討によると、空気ダクト清掃、特に家庭用等の内部空間が狭く屈曲箇所の多い空気ダクトの清掃用としては、車輪及びリンクの数は小さい方が好ましく、三組の車輪と二個のリンク、又は四個の車輪と三個のリンクぐらいが適当である。
また、ある程度幅のある車輪を使用すれば、二個一組の車輪に代えて一個のみの車輪を使用することも可能である。この場合、例えば二個のリンクに対して三個の車輪が組み合わせて車輪連結型ロボットを構成することになる。逆に、三個又はそれ以上の車輪が一組となっていて、それが三組以上用いられていても良い。
この実施形態では、先頭に位置する一組の車輪13が方向制御用車輪となっているので、屈曲した空気ダクトであっても清掃が行える。この場合、方向制御用車軸130に清掃用ブラシ5が取り付けられている点は、大きな相乗効果を有する。即ち、空気ダクトの内壁面のより広い領域を効率良く清掃するためには、清掃用ブラシ5がより広い領域に亘って内壁面に接触するようにする必要がある。この場合、清掃用ブラシ5に対して駆動機構を別途設けて清掃用ブラシ5を動かすようにしても良いが、構造的に複雑になる欠点がある。方向制御用車軸130に清掃用ブラシ5が連結されていると、方向制御用車軸130の駆動機構を利用して清掃用ブラシ5の動作範囲を広げることができ、構造的にも複雑にならない。
上記相乗効果において、実施形態のロボットは移動用車輪11,12にオムニホイールを採用しているので、螺旋状の前進を行うことができ、このことは清掃用ブラシ5が空気ダクトの周面の全域に亘って清掃を行うことを可能にしており、より大きな相乗効果をもたらしている。
また、清掃用ブラシ5のロッド部51が可撓性であるので、繊毛52を空気ダクトの内壁面に押し付けることで汚れの擦り出しが効率良く行われる。加えて、可撓性のロッド部51は、ロボットが空気ダクトの屈曲部を曲がる際の動きを円滑にしたり衝撃を吸収して清掃用ブラシ5の損傷を防いだりする効果がある。
さらに、清掃用ブラシ5が着脱可能に連結されているので、清掃用ブラシ5の繊毛52が摩耗した場合にもロボット全体を新しくする必要はなく、清掃用ブラシ5のみ交換できる。このため、コストが安価となる。この際、清掃用ブラシ5はロッド部51の連結部分から取り外すことができるので、繊毛52はロッド部51に固定したままとすることができ、繊毛52の強度が低下する問題はない。繊毛52をロッド部51に対して着脱自在としても良いが、繊毛52の固定強度が低下する問題が生じ得る。
上記実施形態の空気ダクト清掃用ロボットにおいて、カメラが搭載されることがあり得る。カメラは、例えば、いずれかのリンク21,22に上面に固定される。カメラ搭載の目的は、空気ダクトの屈曲状態をモニタしながらリモートコントローラを操作することでロボットの移動をスムーズにしたり、空気ダクトの内壁面の汚れの状況を確認したり、清掃後の内壁面を撮影して塵埃が十分に除去されているかを確認したりする等の目的であり、これらのうちのいずれか複数の目的で兼用されることもあり得る。
カメラについては、別のロボットに搭載して空気ダクト内に進入させても良いが、ロボットが二台必要になってコスト高となる。また、一台のロボットに清掃用ブラシ5とカメラが搭載されていれば、清掃用ブラシ5による清掃の状況をカメラで撮影してモニタすることもできる。
CCDイメージセンサを使用した高性能のカメラが市販されているので、上記目的のカメラとして利用できる。ロボットとリモートコントローラとをつなぐロボットケーブル4内には、カメラへの給電線や制御信号線、カメラから撮影データを送るデータ線等が含められる。
また、上記実施形態の空気ダクト清掃用ロボットにおいて、清掃用の薬液を噴射するため、ノズルが設けられる場合がある。ノズルはいずれかのリンク21,22に固定され、給液ホースが接続される。給液ホースは、ロボットケーブル4に束ねられ、給液ホースには送液ポンプや薬液タンクが接続される。
薬液としては、典型的には厨房設備の排気ダクトにおいて油汚れを除去するためのもの(油を空気ダクトの内壁面から浮かせる性質を持ったもの)が採用される。薬液は、ノズルから噴射されて空気ダクトの内面に散布される。このため、こびりついた油汚れが容易に除去できる。この他、例えば消毒用の薬液が使用されることもあり、これは、厨房設備の排気ダクト以外でもあり得る(例えば病院における空調ダクト等)。
上記実施形態の空気ダクト清掃用ロボットでは、移動用車輪を空気ダクトの内壁面に押し付けるための弾性部材は、円弧状に丸められた板バネ6であったが、コイルスプリングを全体に円弧状にしたものや、流体圧を用いる弾性部材等が使用されることもあり得る。
また、弾性部材が各リンク21,22に内蔵されることもあり得る。例えば各リンク21,22を長さ方向に縦設した二つの部材から成るものとし、両者の間に弾性部材を設ける。弾性部材の弾性力は、両者が離れる向きとし、この弾性力に抗して二つの部材を押し込みながらロボットを空気ダクト内に進入させるようにする。
尚、清掃用ブラシ5については、先頭の方向移動用車軸に設けることは上述した意義があるが、いずれかのリンク21,22に設けても良い。ロッド部51や繊毛52を適宜の長さとしたり、複数のブラシを設けたりすることで、空気ダクトの内壁面の清掃が適宜行われる構造を採用し得る。
11 第一車輪(移動用車輪)
110 移動用車軸
12 第二車輪(移動用車輪)
120 移動用車軸
13 方向制御用車輪
130 方向制御用車軸
21 第一のリンク
22 第二のリンク
31 移動用駆動源
32 移動用駆動源
33 方向制御用駆動源
4 ロボットケーブル
5 清掃用ブラシ
51 ロッド部
52 繊毛
6 弾性部材としての板バネ

Claims (9)

  1. 空気ダクトの内壁面を清掃する空気ダクト清掃用ロボットであって、
    平面視で一列に配列された三組以上又は三個以上の車輪と、
    三組以上又は三個以上の車輪のうちの一組又は一個の車輪を間に介在させながら連結された二個以上のリンクと、
    少なくとも一組又は一個の車輪を駆動して各リンク及び各車輪を一体に移動させる移動用駆動源とを備えており、
    二個以上のリンクは、平面視で同一直線上に延びる長尺な部材であって、先頭に向かって交互に斜め上又は斜め下に延びており、
    最も後ろ側に位置するリンクの後端には、三組以上又は三個以上の車輪のうちの一組又は一個の車輪が取り付けられ、最も前側に位置するリンクの先端には、三組以上又は三個以上の車輪のうちの他の一組又は一個の車輪が取り付けられており、
    各車輪が空気ダクトの内壁面に当接するように弾性力を作用させる弾性部材がいずれかの車輪の車軸又はリンクに設けられており、
    最も前側に位置するリンクの先端に連結された一組又は一個の車輪は、方向制御用車軸を介して当該リンクに連結されており、方向制御用車軸は、リンクの長さ方向に交差する向きに向いており、
    方向制御用車軸には、方向制御用車軸の向きを変更して移動用駆動源による移動の方向を制御する方向制御用駆動源が設けられており、
    いずれかの車輪又はリンクには清掃用ブラシが連結されており、
    清掃用ブラシは、ロッド部と、ロッド部に設けた繊毛とから成っており、ロッド部は繊毛の先端が空気ダクトの内壁面に到達可能な長さであることを特徴とする空気ダクト清掃用ロボット。
  2. 前記清掃用ブラシのロッド部は、前記方向制御用車軸に連結されていることを特徴とする請求項1記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  3. 前記清掃用ブラシは、前記繊毛の交換が可能な状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  4. 前記清掃用ブラシは、全体に着脱可能に連結されていることを特徴とする請求項3記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  5. 前記清掃用ブラシのロッド部は可撓性であることを特徴する請求項1乃至4いずれかに記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  6. 前記弾性部材は、隣り合う二個のリンクの間に位置する車輪の車軸に設けられたものであって、当該二個のリンクが成す側面視の角度が180度より小さい角度においてさらに小さな角度になるように弾性力を作用させるものであることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  7. 前記移動用車輪は、オムニホイールであることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  8. 前記車輪の組の数又は前記車輪の数は三個であり、前記リンクの数は二個であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の空気ダクト清掃用ロボット。
  9. 前記車輪の組の数又は前記車輪の数は四個であり、前記リンクの数は三個であることを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の空気ダクト清掃用ロボット。
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