JP2018128978A - 設計書評価装置、設計書評価方法、及びプログラム - Google Patents

設計書評価装置、設計書評価方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より適切に設計書の評価を行う技術を提供する。【解決手段】設計書評価装置10は、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を記憶する記憶部150と、検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索部112と、設計書に含まれる検索用語の数と、検索用語に関連する種別とを用いて設計書の評価情報を生成する評価部113と、評価情報を出力する出力部140と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、設計書評価装置、設計書評価方法、及びプログラムに関する。
システム開発において、設計の品質を確保するために、設計書の質の向上が求められる。
特許文献1の「開発支援装置」に係る文献には、段落[0045]において、「(本実施形態の開発支援装置1は、設計書に含まれる入力要素の条件の組み合わせと、当該条件の組み合わせに応じた出力要素の処理とを対応づけたデシジョンテーブルを作成するデシジョンテーブル作成部40と、デシジョンテーブル作成部40が作成したデシジョンテーブルに基づいて、設計書の品質を示すスコアを算出するスコア算出部60と、を備える」と記載されている。
特開2014−174932号公報
従来、熟練した検査要員が設計書の検査を行っていた。しかしながら、検査要員の検査技術にばらつきがあると、検査結果に偏りが出てしまう。
また、種々の設計観点に基づいてシステム開発が行われている場合、設計観点に応じて設計書を評価することが肝要である。特許文献1に係る技術は、設計観点を設計書の評価に反映させることは考慮されていない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、より適切に設計書の評価を行う技術の提供を目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る設計書評価装置は、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を記憶する記憶部と、前記検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索部と、前記設計書に含まれる前記検索用語の数と、該検索用語に関連する前記種別とを用いて前記設計書の評価情報を生成する評価部と、前記評価情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
前記出力部は、前記検索用語の少なくとも1つが前記設計書に含まれるか否かを示す情報を前記検索用語組合せ毎に関連付けた前記評価情報を示す検査知識情報別評価表を表示し、前記検査知識情報別評価表は、前記検索用語組合せに対する見解を入力可能であって、前記評価部は、前記検査知識情報別評価表に入力された見解を用いて前記評価情報を生成することを特徴としてもよい。
前記評価部は、前記見解の入力された前記検索用語組合せについて、前記検索用語を含むものと判定することを特徴としてもよい。
前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して重要度を示す階層が関連付けられており、前記評価部は、前記検査知識情報を用いて、前記種別と前記階層との組合せ毎に、前記検索用語の記載率を算出し、前記出力部は、前記記載率を表示する重要度別評価表を出力することを特徴としてもよい。
前記設計書評価装置は、前記検索用語組合せの重要度を示す階層の選択を受け付ける入力部を備え、前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して前記階層が関連付けられており、前記評価部は、前記階層の選択を受け付けると、該階層と関連付けられた前記検索用語組合せの前記種別毎に、前記検索用語の記載率を算出し、前記出力部は、選択された前記階層における前記種別毎の前記記載率を示す重要度別評価図を出力することを特徴としてもよい。
前記設計書評価装置は、前記検索用語組合せに対する見解の入力を受け付ける入力部を備え、前記評価部は、前記入力部が前記見解の入力を受け付けると、入力を受け付けた前記検索用語組合せに係る前記検索用語を含むものとして、前記記載率を算出することを特徴としてもよい。
前記設計書評価装置は、前記種別の選択を受け付ける入力部を備え、前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して重要度を示す階層が関連付けられており、前記評価部は、前記種別の選択を受け付けると、該種別と関連付けられた前記階層毎に、前記検索用語の記載率を算出し、前記出力部は、選択された前記種別における前記階層毎の前記記載率を示す種別毎評価図を出力することを特徴としてもよい。
前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して前記設計観点が関連付けられており、前記評価部は、前記設計書に含まれる前記検索用語の数を用いて、前記設計観点毎に設計書不備の指摘率を算出し、前記出力部は、前記設計観点毎の前記指摘率を示す観点別評価表を出力することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係る設計書評価方法は、設計書評価装置を用いた設計書評価方法であって、前記設計書評価装置は、検索部と、評価部と、出力部と、を備え、前記検索部は、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を参照し、前記検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索手順を実行し、前記評価部は、前記設計書に含まれる前記検索用語の数と、該検索用語に関連する前記種別とを用いて前記設計書を評価する評価手順を実行し、前記出力部は、前記評価部により評価された評価結果を出力する出力手順を実行することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の他の態様に係るプログラムは、コンピューターを設計書評価装置として機能させるプログラムであって、前記設計書評価装置を、検索部と、評価部と、出力部として機能させ、前記検索部に、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を参照し、前記検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索手順を実行させ、前記評価部に、前記設計書に含まれる前記検索用語の数と、該検索用語に関連する前記種別とを用いて前記設計書を評価する評価手順を実行させ、前記出力部に、前記評価部により評価された評価結果を出力する出力手順を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、より適切に設計書の評価を行う技術を提供することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
設計書評価装置の機能ブロックの一例を示す図である。 検査知識情報のデータ構造の一例を示す図である。 設計書評価装置のハードウェア構成例を示す図である。 設計書評価処理の一例を示すフローチャートである。 検査知識情報別評価表の一例を示す図である。 重要度別評価表の一例を示す図である。 観点別評価表の一例を示す図である。 表示情報選択画面の一例を示す図である。 検査知識情報別評価表を表示する第1の評価画面の一例を示す図である。 重要度別評価表を表示する第2の評価画面の一例を示す図である。 観点別評価表を表示する第3の評価画面の一例を示す図である。 重要度別評価グラフを表示する第4の評価画面の一例を示す図(その1)である。 種別毎評価グラフを表示する第5の評価画面の一例を示す図である。 重要度別評価グラフを表示する第4の評価画面の一例を示す図(その2)である。 変形例における検査知識情報のデータ構造の一例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の例を説明する。図1は、設計書評価装置10の機能ブロックの一例を示す図である。設計書評価装置10は、PC(Personal Computer)又はサーバー装置等の情報処理装置である。
設計書評価装置10は、制御部110と、通信部120と、入力部130と、出力部140と、記憶部150と、を備える。制御部110は、設計書評価装置10全体を統括的に制御する。記憶部150は、制御部110の処理に必要な情報を記憶する。通信部120は、図示しない他の装置との情報の送信及び受信を仲介する。
入力部130は、設計書評価装置10の有する入力装置を介して、設計書評価装置10への情報の入力を受け付ける。出力部140は、設計書評価装置10の有する出力装置を介して、設計書評価装置10に記憶された情報の出力を行う。出力部140は、後述する検査知識情報別評価表と、重要度別評価表と、観点別評価表と、重要度別評価グラフと、種別毎評価グラフとを出力する。
制御部110は、評価対象取得部111と、検索部112と、評価部113と、を備える。評価対象取得部111は、評価対象である設計書を取得する。評価対象取得部111は、記憶部150に記憶された図示しない記憶領域に記憶された設計書を取得してもよいし、ネットワークを介して接続された他の装置から、通信部120を介して設計書を取得してもよい。設計書は、例えばWordやExcel(登録商標)等の電子データである。
検索部112は、文書から検索用語を検索する検索エンジンを使用し、記憶部150に記憶された検査知識情報内の各検索用語を用いて、設計書を検索する。検索部112は、例えば検査知識情報を用いて任意の検索用語リストを作成し、検索用語リスト内の各検索用語が設計書に含まれているか否かを示す検索結果を得る。また、検索部112は、検索用語が設計書に含まれている場合には、含まれている検索用語の数を検索用語毎に特定する検索結果を得る。
評価部113は、設計書に含まれる各検索用語の数と、当該検索用語と関連する設計観点の種別とに基づいて、設計書を評価する。詳細は後述するが、評価部113は、記憶部150内の検査知識情報を用いて、設計書の評価結果として評価情報を生成する。
記憶部150は、検査知識情報151を記憶している。検査知識情報151は、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた情報である。
なお、制御部110内の各処理部は、図示しないネットワークを介して接続される他の装置に含まれる処理部によりその機能を実現するものであってもよい。例えば、検索部112は、前述の検索用語リストを他の装置に送信し、当該装置の有する検索エンジンを用いて得られた検索結果を取得するものであってもよい。又は、検索部112は、検査知識情報151を直接他の装置に送信し、検索結果を取得してもよい。
図2は、検査知識情報151のデータ構造の一例を示す図である。検査知識情報151は、識別子151aと、カテゴリ151bと、観点151cと、重要度151dと、出典151eと、キーワード151f,151g,151hとを含む。同じレコードに含まれるキーワード151f,151g,151hを、検索用語組合せとして説明する。
識別子151aは、検査知識情報151の各レコードを特定する識別情報である。カテゴリ151bは、設計書が対象とするシステムの設計観点の種別を示す情報である。観点151cは、システムの設計観点を示す情報である。なお、検査知識情報151において、異なるレコードに同じ観点151cが含まれていてもよい。
重要度151dは、同じレコードに含まれる検索用語組合せの重要度を示す階層情報である。キーワード151f,151g,151hは、各々検索用語を示す文字列である。検査知識情報151の各レコードは、少なくとも1つの検索用語を含む。各レコードに含まれる検索用語の数の上限は、図2に示す例に限られない。
なお、設計書の評価は検査知識情報151の各レコードに基づいて行われ、同じレコードに属する検索用語の組合せのうち少なくとも1つの検索用語が設計書に含まれれば、当該レコードに関して設計書は肯定的に評価される。そのため、検索用語組合せは、関連する観点151cから見て類似する意味合いを有する検索用語の組合せであることが望ましい。
図3は、設計書評価装置10のハードウェア構成例を示す図である。設計書評価装置10は、演算装置11と、メモリ12と、外部記憶装置13と、入力IF(Interface)14と、出力IF15と、通信IF16と、記憶媒体駆動装置17とを備え、各構成要素はバスにより接続されている。
演算装置11はCPU(Central Processing Unit)等の演算装置であり、メモリ12又は外部記憶装置13に記録されたプログラムに従って処理を実行する。制御部110を構成する各処理部は、演算装置11がプログラムを実行することにより各々の機能を実現する。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)又はフラッシュメモリ等の記憶装置であり、プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリアとして機能する。外部記憶装置13は、例えばHDD(Hard Disc Drive)や、CD-R(Compact Disc- Recordable)、DVD-RAM(Digital Versatile Disc-Random Access Memory)等の書き込み及び読み出し可能な記憶メディア及び記憶メディア駆動装置等である。記憶部150は、メモリ12又は外部記憶装置13によりその機能が実現される。なお、記憶部150は、通信IF16を介して接続される記憶装置によってその機能が実現されてもよい。
入力IF14は、操作者からの入力操作を受け付けるためのインターフェイスであり、例えばタッチパネル、キーボード、マウス、マイク等の入力装置が接続される。出力IF15は、設計書評価装置10に内蔵されたLCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイ等の出力装置に対して情報を出力するためのインターフェイスである。
通信IF16は、設計書評価装置10を図示しないネットワークに接続するためのインターフェイスであって、例えばLAN(Local Area Network)カード等の通信デバイスが接続される。記憶媒体駆動装置17は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の可搬性のメディア18から情報を入出力する装置である。
なお、設計書評価装置10の各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、設計書評価装置10の各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。また、設計書評価装置10の機能は、WEBブラウザにより実現されるものであってもよい。
図4は、設計書評価処理の一例を示すフローチャートである。本処理は、例えば設計書評価処理の開始指示を設計書評価装置10が受け付けた場合に開始される。
まず、評価対象取得部111が、評価対象を取得する(ステップS01)。具体的には、評価対象取得部111は、図示しない評価対象特定画面に対して入力された評価対象を特定し、記憶部150又はネットワークを介して接続される他の装置から評価対象の設計書を取得する。
次に、検索部112は、検索用語の検索を行う(ステップS02)。具体的には、検索部112は、検索用語リストを作成し、検索用語リスト内の各検索用語が設計書に含まれているか否かを判定する。また、検索部112は、検索用語が設計書に含まれている場合、設計書に含まれる各検索用語の数を特定する。
次に、評価部113は、検査知識情報151毎に設計書を評価する(ステップS03)。具体的には、評価部113は、検査知識情報151のレコードを特定し、ステップS02で得られた判定結果を用いて、レコード内の検索用語組合せに含まれる少なくとも1つの検索用語が設計書に含まれるか否かを判定する。
評価部113は、検査知識情報151内のレコード毎に判定を行い、検索用語があるか否かを示す判定結果を各レコードの識別子151aに対し関連付けた評価情報を生成し、記憶部150の図示しない記憶領域に格納する。また、評価部113は、ステップS02で得られた判定結果を用いて、設計書に含まれる各検索用語の数を集計し、評価情報として記憶部150の図示しない記憶領域に格納する。
図5は、検査知識情報別評価表211の一例を示す図である。検査知識情報別評価表211は、評価部113が検査知識情報151毎に設計書を評価した評価結果を示す評価情報である。評価部113は、評価結果として作成した検査知識情報別評価表211を、記憶部150の記憶領域に格納する。
検査知識情報別評価表211は、識別子211aと、カテゴリ211bと、検索結果211cと、重要度211dと、見解211eと、キーワード211f,211g,211hと、を含む。識別子211aは、検査知識情報別評価表211内の各レコードを識別する識別情報である。識別子211aは、検査知識情報151の識別子151aと対応している。
カテゴリ211bは、システムの設計観点の種別を示す情報であって、検査知識情報151のカテゴリ151bと対応している。検索結果211cは、関連するキーワード211f,211g,211hの少なくとも1つが設計書に含まれているか否かを示す情報である。例えば、検索結果211cは、キーワード(検索用語)の少なくとも1つが含まれている場合に「1」(図5では白丸印)が、1つも含まれていない場合に「0」(図5ではバツ印)が表示される。
重要度211dは、同じレコードに含まれる検索用語組合せの重要度を示す階層情報であって、検査知識情報151の重要度151dと対応している。見解211eは、検索用語組合せに対する見解を示す文字列である。なお、見解211eは、関連する設計観点の種別であるカテゴリ211bや、当該種別に係る観点に対する見解を示す情報であってもよい。
キーワード211fは、検索用語と、設計書に含まれる該検索用語の数を示す情報である。キーワード211g,211hも同様である。キーワード211f,211g,211h内の検索用語は、検査知識情報151のキーワード151f,151g,151hと対応している。
説明を図4に戻す。次に、評価部113は、重要度毎に設計書を評価する(ステップS04)。具体的には、評価部113は、ステップS03において記憶部150に記憶させた評価情報を用いて、設計観点の種別と重要度との組合せ毎に、検索用語の記載率を算出する。
図6は、重要度別評価表221の一例を示す図である。重要度別評価表221は、評価部113が設計観点と重要度との組合せ毎に設計書を評価した評価結果を示す評価情報である。評価部113は、評価結果として作成した重要度別評価表221を、記憶部150の記憶領域に格納する。
重要度別評価表221は、カテゴリ221aと、重要度221bと、用語数221cと、記載数221dと、記載率221eと、を含む。カテゴリ221aは、システムの設計観点の種別を示す情報であって、検査知識情報151のカテゴリ151bと対応している。重要度221bは、同じレコードに含まれる検索用語組合せの重要度を示す階層情報であって、検査知識情報151の重要度151dと対応している。
用語数221cは、検査知識情報151のレコードのうち、用語数221cに関連付けられたカテゴリ221a及び重要度221bの組合せを含むレコードの数を示す情報である。記載数221dは、関連するカテゴリ221a及び重要度221bの組合せを含む検査知識情報151のレコードのうち、少なくとも1つの検索用語が設計書に含まれるレコードの数を示す情報である。
即ち、記載数221dは、記載数221dに関連づけられたカテゴリ221a及び重要度221bの組合せを含む検査知識情報別評価表211のレコードのうち、検索用語が設計書に含まれることを示す検索結果211cを有するレコードの数を示す情報である。記載率221eは、関連する用語数221cに対する記載数221dの割合である。
本実施形態において、評価部113は、検査知識情報151を参照し、カテゴリ151bと重要度151dとの組合せをすべて抽出する。評価部113は、抽出したカテゴリ及び重要度の組合せを用いて検査知識情報別評価表211を参照し、抽出したカテゴリと重要度との組合せ毎に、当該組合せを含む検査知識情報別評価表211のレコード数を用語数221cとして特定する。
また、評価部113は、特定したレコード数に係る検査知識情報別評価表211のレコードのうち、検索結果211cが「1」であるレコードの数を、記載数221dとして特定し、記載率221eを算出する。評価部113は、カテゴリ221aと重要度221bとの組合せ毎に、用語数221cと、記載数221dと、記載率221eとを関連付け、評価情報として重要度別評価表221を作成する。
説明を図4に戻す。次に、評価部113は、設計書を観点毎に評価する(ステップS05)。具体的には、評価部113は、ステップS03において記憶部150に記憶させた評価情報を用いて、設計観点毎に、設計書不備の指摘率を算出する。評価部113は、評価結果として作成した観点別評価表231を、記憶部150の記憶領域に格納する。
図7は、観点別評価表231の一例を示す図である。観点別評価表231は、評価部113が設計観点毎に設計書を評価した評価結果を示す評価情報である。評価部113は、評価結果として作成した観点別評価表231を、記憶部150の記憶領域に格納する。
観点別評価表231は、カテゴリ231aと、観点231bと、指摘率231cと、評価231dと、を含む。カテゴリ231aは、システムの設計観点の種別を示す情報であって、検査知識情報151のカテゴリ151bと対応している。観点231bは、システムの設計観点を示す情報であって、検査知識情報151の観点151cと対応している。
指摘率231cは、それに関連付けられた観点231bを含む検査知識情報151の総レコード数における、検索用語を含まないレコード数の割合を示す値である。評価231dは、指摘率231cに対する評価である。例えば評価231dは、指摘率231cに対し所定の閾値を用いて得られる評価値である。
具体的には、評価部113は、検査知識情報151を参照し、カテゴリ151bと観点151cとの組合せをすべて抽出する。評価部113は、抽出したカテゴリ151bと観点151cとの組合せ毎に当該組合せを含む検査知識情報151のレコードを特定し、特定したレコードの数を集計する。評価部113は、検査知識情報別評価表211を参照し、特定した検査知識情報151のレコードと対応する検査知識情報別評価表211のレコードを特定し、検索結果211cが「0」(即ち、検索用語が1つも含まれていない)であるレコード数を集計する。
評価部113は、集計した検査知識情報別評価表211のレコード数を、集計した検査知識情報151のレコード数で除算することにより、設計書不備の指摘率231cを得る。評価部113は、抽出したカテゴリと、観点と、算出した指摘率と、該指摘率から特定される評価とを関連付けて、観点別評価表231を作成する。
説明を図4に戻す。次に、評価部113は、表示情報選択画面を表示する(ステップS06)。
図8は、表示情報選択画面240の一例を示す図である。表示情報選択画面240には、検査知識情報別評価表選択ボタン241と、重要度別評価表選択ボタン242と、観点別評価表選択ボタン243と、重要度別評価グラフ選択ボタン244と、種別毎評価グラフ選択ボタン245と、が選択可能に表示されている。
なお、検査知識情報別評価表選択ボタン241の選択を受け付けると、後述する第1の評価画面に表示画面が遷移する。重要度別評価表選択ボタン242の選択を受け付けると、後述する第2の評価画面に表示画面が遷移する。観点別評価表選択ボタン243の選択を受け付けると、後述する第3の評価画面に表示画面が遷移する。重要度別評価グラフ選択ボタン244の選択を受け付けると、後述する第4の評価画面に表示画面が遷移する。種別毎評価グラフ選択ボタン245の選択を受け付けると、後述する第5の評価画面に表示画面が遷移する。
なお、出力部140は、表示情報選択画面240において重要度別評価グラフ選択ボタン244の選択を受け付けると、図示しない階層情報選択画面を表示する。階層情報選択画面には、検査知識情報151内の重要度151dに含まれる、検索用語組合せの重要度を示す階層情報が、選択可能に表示されている。入力部130は、例えば「高」、「中」、「低」等の階層情報のうち、いずれか1つの選択を受け付ける。出力部140は、階層情報の選択を受け付けると、該階層情報に応じた重要度別評価グラフを示す後述の第4の評価画面を表示する。
また、出力部140は、表示情報選択画面240において種別毎評価グラフ選択ボタン245の選択を受け付けると、図示しない種別選択画面を表示する。種別選択画面には、検査知識情報151に含まれるカテゴリ151b内の、設計観点の種別を示す情報が、選択可能に表示されている。出力部140は、1つの種別の選択を受け付けると、該種別に応じた種別毎評価グラフを示す後述の第5の評価画面を表示する。
説明を図4に戻す。次に、入力部130は、表示情報選択画面240において検査知識情報別評価表211が選択されたか否かを判定する(ステップS07)。具体的には、入力部130は、表示情報選択画面240において検査知識情報別評価表選択ボタン241が選択された場合に、処理をステップS08に移行させる。
また、入力部130は、重要度別評価表選択ボタン242と、観点別評価表選択ボタン243と、重要度別評価グラフ選択ボタン244と、種別毎評価グラフ選択ボタン245と、のいずれかが選択された場合に、処理をステップS13に移行させる。
ステップS07において、入力部130が、表示情報選択画面240において検査知識情報別評価表選択ボタン241が選択されたと判定する場合(ステップS07で「YES」の場合)、出力部140は、検査知識情報別評価表211を表示する(ステップS08)。
図9は、検査知識情報別評価表211を表示する第1の評価画面210の一例を示す図である。第1の評価画面210は、検査知識情報別評価表211のほか、再集計ボタン212と、戻るボタン213と、終了ボタン214と、を含む。第1の評価画面210に表示される検査知識情報別評価表211は、各レコードに対し見解欄が入力可能である。
再集計ボタン212は、設計書の再評価指示を利用者から受け付けるためのボタンである。詳細は後述するが、第1の評価画面210に表示された検査知識情報別評価表211の見解欄の少なくとも1つに見解が入力され、再集計ボタン212が選択されると、入力された情報を用いて設計書の再評価が行われる。
戻るボタン213は、第1の評価画面210の表示前の状態への画面遷移指示を利用者から受け付けるためのボタンである。終了ボタン214は、第1の評価画面210の表示を終了させる指示を利用者から受け付けるためのボタンである。
なお、第1の評価画面210は、検査知識情報別評価表211のうち、第1の評価画面210に表示させない情報の指定を受け付けることができる。例えば設計書と関連性の低い設計観点の種別の入力を受け付けた場合に、当該種別に係るカテゴリ211bを含むレコードを非表示とすることが可能である。
本実施形態における検査知識情報別評価表211では、検索用語の少なくとも1つが設計書に含まれているか否かが、検索用語組合せ毎に関連付けられている。検査知識情報別評価表211を表示することにより、利用者は、設計書に記載することが必要とされる用語を設計書が含むか否かを認識することができ、設計書の品質向上に寄与する。また、類似する検索用語を検索用語組合せに設定することにより、異なる類似用語が設計書に含まれるか否かを把握することができ、設計書における記載のばらつきを認識することができる。
説明を図4に戻す。次に、入力部130は、再集計指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS09)。具体的には、入力部130は、第1の評価画面210において、検査知識情報別評価表211の見解欄の少なくとも1つに情報が入力され、再集計ボタン212が選択された場合に、再集計指示を受け付けたと判定する。入力部130が、再集計指示を受け付けていないと判定する場合(ステップS09で「NO」の場合)、出力部140は処理をステップS11に移行する。
入力部130が、再集計指示を受け付けたと判定する場合(ステップS09で「YES」の場合)、評価部113は、検査知識情報151毎に評価する(ステップS10)。具体的には、評価部113は、表示中の検査知識情報別評価表211のうち見解211eの入力されたレコードと対応する検査知識情報151のレコードを特定する。
評価部113は、特定した検査知識情報151のレコードについて、検索用語が含まれるものと判定し、当該レコードの識別子151aに対して検索用語が含まれることを示す判定結果を関連付けて評価情報を作成し、記憶部150の図示しない記憶領域に格納する。
なお、出力部140は、検査知識情報別評価表211の表示を終了し、記憶部150に記憶させた評価情報を用いて、新たに検査知識情報別評価表を表示してもよい。その場合、見解211eの入力された検査知識情報別評価表211のレコードに含まれる検索結果211cは、検索用語が実際に設計書に含まれるか否かに関わらず、設計書に検索用語が含まれることを示す情報であってもよい。
次に、入力部130は、戻るボタンの選択を受け付けたか否か判定する(ステップS11)。具体的には、入力部130は、表示中の第1の評価画面210に含まれる戻るボタン213の選択を受け付けたか否かを判定する。
入力部130が戻るボタン213の選択を受け付けたと判定する場合(ステップS11で「YES」の場合)、入力部130は処理をステップS04に移行させる。
入力部130が戻るボタン213の選択を受け付けていないと判定する場合(ステップS11で「NO」の場合)、入力部130は終了ボタン214の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS12)。入力部130が、終了ボタン214の選択を受け付けていないと判定する場合(ステップS12で「NO」の場合)、入力部130は処理をステップS9に移行する。
入力部130は、終了ボタン214の選択を受け付けたと判定する場合(ステップS12で「YES」の場合)、出力部140は、検査知識情報別評価表211の表示を終了し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、ステップS11において、戻るボタン213の入力を受け付けたと判定する場合、評価部113は、ステップS04において重要度の評価を行う。この際、ステップS10において記憶部150に記憶させた評価情報を用いて、記載率を集計する。即ち、検査知識情報別評価表211内で見解211eの入力されたレコードについては、検索用語を含むものとして、記載率を集計する。
また評価部113は、ステップS05において観点毎の評価を行う場合、検査知識情報別評価表211内で見解211eの入力されたレコードは検索用語を含むものとして、指摘率を算出する。
ステップS07において、出力部140が、表示情報選択画面240において検査知識情報別評価表211が選択されていないと判定する場合(ステップS07で「NO」の場合)、出力部140は、選択に応じた画面を表示する(ステップS13)。具体的には、出力部140は、表示情報選択画面240への入力に応じて、第2の評価画面、第3の評価画面、第4の評価画面、または第5の評価画面のいずれかを表示する。
図10は、重要度別評価表221を表示する第2の評価画面220の一例を示す図である。第2の評価画面220は、重要度別評価表221のほか、戻るボタン222と、終了ボタン223と、を含む。
戻るボタン222は、第2の評価画面220の表示前への状態への画面推移指示を利用者から受け付けるためのボタンである。終了ボタン223は、第2の評価画面220の表示を終了させる指示を利用者から受け付けるためのボタンである。なお、第2の評価画面220は、第1の評価画面210と同様に、重要度別評価表221のうち表示させない情報の指定を受け付けることができる。
本実施形態における重要度別評価表221を参照することにより、設計観点の種別に対して、重要度別に記載率を把握することができる。これにより、利用者は、注目すべき種別において重要度の高い(又は低い)検索用語の記載率を認識することができる。
図11は、観点別評価表231を表示する第3の評価画面230の一例を示す図である。第3の評価画面230は、観点別評価表231と、戻るボタン232と、終了ボタン233と、を含む。第3の評価画面230は、第1の評価画面210、及び第2の評価画面220と同様に、観点別評価表231のうち表示させない情報の指定を受け付けることができる。
戻るボタン232は、第3の評価画面230の表示前の状態への画面遷移指示を利用者から受け付けるためのボタンである。終了ボタン233は、第3の評価画面230の表示を終了させる指示を利用者から受け付けるためのボタンである。
本実施形態における観点別評価表231を参照することにより、検索用語の記載が十分でない設計観点を容易に確認することができる。これにより、利用者はシステム設計において重要度の高い設計観点について、設計書の記載を充実させる等の対応を行うことができる。
図12は、重要度別評価グラフ251を表示する第4の評価画面250の一例を示す図(その1)である。第4の評価画面250は、重要度別評価グラフ251と、戻るボタン252と、終了ボタン253と、を含む。重要度別評価グラフ251は、利用者により選択された階層情報における、設計観点の種別毎の記載率を示す評価情報である。
より具体的には、評価部113は、図6に示す重要度別評価表221を参照し、選択された重要度221bを含むレコードを抽出する。出力部140は、抽出したレコードを用いて、横軸にカテゴリ221a、縦軸に記載率221eを示すグラフの表示情報を生成し、重要度別評価グラフ251を第4の評価画面250に表示させる。
なお、重要度別評価グラフ251は、目標値xを含むものであってもよい。出力部140は、予め設計観点の種別(カテゴリ)毎に定められた目標値を、記載率を示す情報に重畳させて重要度別評価グラフ251に表示させる。なお、目標値xは、各種別とも同じ値であってもよい。
戻るボタン252は、第4の評価画面250の表示前の状態への画面遷移指示を利用者から受け付けるためのボタンである。終了ボタン253は、第4の評価画面250の表示を終了させる指示を利用者から受け付けるためのボタンである。
本実施形態における重要度別評価グラフ251を参照することにより、重要度に応じて各設計観点の種別毎の記載率を確認することができる。また、記載率がグラフで表示されているため、特定の重要度の検索用語組合せが設計書にどの程度記載されているかを、各種別に応じて直感的に認識することができる。また、目標値を設定することで、目標値と実際の記載率との差を直感的に把握することが可能となる。
図13は、種別毎評価グラフ261を表示する第5の評価画面260の一例を示す図である。第5の評価画面260は、種別毎評価グラフ261と、戻るボタン262と、終了ボタン263と、を含む。種別毎評価グラフ261は、利用者により選択された種別における、階層情報毎の記載率を示す評価情報である。
より具体的には、評価部113は、図6に示す重要度別評価表221を参照し、選択された種別に対応するカテゴリ221aを含むレコードを抽出する。評価部113は、抽出したレコードの重要度221b毎に、用語数221cと記載数221dを集計し、総記載数を総用語数で除算することにより、記載率を算出する。出力部140は、横軸に重要度221bに対応する階層情報、縦軸に算出した記載率を示すグラフの表示情報を生成し、種別毎評価グラフ261を第5の表示画面に表示させる。
なお、種別毎評価グラフ261は、図12に示す重要度別評価グラフ251と同様に、目標値を含むものであってもよい。
戻るボタン262は、第5の評価画面260の表示前の状態への画面遷移指示を利用者から受け付けるためのボタンである。終了ボタン263は、第5の評価画面260の表示を終了させる指示を利用者から受け付けるためのボタンである。
本実施形態における種別毎評価グラフ261を参照することにより、設計観点の種別に応じて、重要度を示す階層情報毎の記載率を確認することができる。また、記載率がグラフで表示されているため、特定の種別の検索用語組合せが設計書にどの程度記載されているかを、各階層情報に応じて直感的に認識することができる。
説明を図4に戻す。次に、入力部130は、戻るボタンの選択を受け付けたか否かをと判定する(ステップS14)。具体的には、入力部130は、ステップS13において表示した評価画面に含まれる戻るボタンの選択を受け付けたか否かを判定する。入力部130が、戻るボタンの選択を受け付けたと判定する場合(ステップS14で「YES」の場合)、出力部140は、処理をステップS06に移行させ、表示情報選択画面240を表示させる。
入力部130が、戻るボタンの選択を受け付けていないと判定する場合(ステップS14で「NO」の場合)、入力部130は終了ボタンの選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS15)。具体的には、入力部130は、ステップS13において表示した評価画面に含まれる終了ボタンの選択を受け付けたか否かを判定する。入力部130が、終了ボタンの選択を受け付けていないと判定する場合(ステップS15で「NO」の場合)、入力部130は処理をステップS14に移行する。即ち、戻るボタン又は終了ボタンの入力を受け付けるまで、ステップS14及びステップS15の処理が継続される。
入力部130は、終了ボタンの選択を受け付けたと判定する場合(ステップS15で「YES」の場合)、出力部140は、表示中の評価画面の表示を終了し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、設計書の評価後に、検査知識情報151を修正することができる。その場合、修正後の検査知識情報151を記憶部150に記憶させるとともに、図4に示す設計書評価処理において再度評価対象の設計書を取得することで、修正後の検査知識情報151を用いた設計書の評価を行うことができる。
また、設計書の評価後に、評価対象の設計書を修正することができる。その場合、図4に示す設計書評価処理において、評価対象の設計書として修正後の設計書を取得すればよい。
図14は、重要度別評価グラフ251を表示する第4の評価画面250の一例を示す図(その2)である。本図は、図12に示す重要度別評価グラフ251の表示後に、検査知識情報別評価表211において見解211eの入力を受け付け、入力された見解を用いて再度設計書の評価を行った後に表示される重要度別評価グラフ251を示している。図12の重要度別評価グラフ251に比べ、種別が「性能」であるグラフの記載率が向上している。
これは、検査知識情報別評価表211において、表示指示を受け付けた階層情報と対応する重要度211d、及び「性能」であるカテゴリ211bの組合せと関連する見解211eに、見解が入力されたことを示している。
本実施形態によれば、設計書の評価後に、評価の対象外とする検索用語組合せに対して見解を入力し、再度評価を行うことができる。これにより、例えば設計書の評価後に、検索を必要としないと判断される検索用語組合せに対して見解を入力すれば、当該検索用語組合せを評価対象外として設計書の再評価を行うことができ、より適切な評価結果を得ることができる。
また、種々の設計書に汎用的な検査知識情報151を用いて評価を行い、個々の設計書の設計観点や事情を加味して見解を入力し、再評価することが可能となる。これにより、検査知識情報151を複数の設計書で共用できるため、データ量の削減に寄与し、効率的に設計書の評価を行うことができる。
<変形例>
次に、変形例における設計書評価装置10について説明する。以下、上述の実施形態と異なる点について説明する。変形例における設計書評価装置10に記憶された検査知識情報151は、検査知識情報別評価表211の機能を有する。本変形例における検査知識情報151は、設計書毎に作成される。
図15は、変形例における検査知識情報151のデータ構造の一例を示す図である。検査知識情報151は、識別子151aと、カテゴリ151bと、観点151cと、重要度151dと、出典151eと、キーワード151f,151g,151hとのほか、検索結果151xと、見解151yとを含む。
検索結果151xは、関連するキーワード151f,151g,151hの少なくとも1つが設計書に含まれているか否かを示す情報である。より具体的には、検索結果151xは、検査知識情報別評価表211の検索結果211cと同様に、キーワード(検索用語)の少なくとも1つが含まれていることを示す情報か、又は1つも含まれていないことを示す情報か、のいずれかである。なお、検査知識情報151を用いた設計書の評価が行われていない場合、検索結果151xは結果がないことを示す情報(例えばnull)である。
見解151yは、検査知識情報別評価表211の見解211eに入力された情報である。検査知識情報151を用いた設計書の評価が行われていない場合、見解151yは情報が入力されていないことを示す情報(例えばnull)である。
図4に示す設計書評価処理のステップS03において、検査知識情報151のレコード毎の評価が実行されると、評価部113は検索用語が設計書に含まれるか否かを示す情報を検査知識情報151の検索結果151xに格納する。また、ステップS07において検査知識情報別評価表211が選択されたと入力部130が判定した場合、出力部140は、検査知識情報151を検査知識情報別評価表211として第1の評価画面210に表示させる。その後検査知識情報別評価表211の見解211eに見解が入力されると、入力部130は入力された情報を検査知識情報151の見解151yに格納する。
本変形例によれば、検査知識情報151が検査知識情報別評価表211として機能する。これにより、記憶部150に記憶された検査知識情報151がそのまま検査知識情報別評価表211として表示されるため、利用者の情報視認性が高まると共に、記憶領域におけるデータ量の削減が期待できる。
以上、本発明に係る各実施形態の説明を行ってきたが、本発明は、上記した実施形態の一例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態の一例は、本発明を分かり易くするために詳細に説明したものであり、本発明は、ここで説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施形態の一例の構成の一部を他の一例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の一例の構成に他の一例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の一例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることもできる。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、図中の制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、全てを示しているとは限らない。ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記の設計書評価装置10の機能構成は、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。上述に示す通り、設計書評価装置10の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
10:設計書評価装置、11:演算装置、12:メモリ、13:外部記憶装置、14:入力IF、15:出力IF、16:通信IF、17:記憶媒体駆動装置、18:メディア、110:制御部、111:評価対象取得部、112:検索部、113:評価部、120:通信部、130:入力部、140:出力部、150:記憶部、151:検査知識情報、210:第1の評価画面、211:検査知識情報別評価表、212:再集計ボタン、213・222・232・252・262:戻るボタン、214・223・233・253・263:終了ボタン、220:第2の評価画面、221:重要度別評価表、230:第3の評価画面、231:観点別評価表、240:表示情報選択画面、241:検査知識情報別評価表選択ボタン、242:重要度別評価表選択ボタン、243:観点別評価表選択ボタン、244:重要度別評価グラフ選択ボタン、245:種別毎評価グラフ選択ボタン、250:第4の評価画面、251:重要度別評価グラフ、260:第5の評価画面、261:種別毎評価グラフ

Claims (10)

  1. 1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を記憶する記憶部と、
    前記検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索部と、
    前記設計書に含まれる前記検索用語の数と、該検索用語に関連する前記種別とを用いて前記設計書の評価情報を生成する評価部と、
    前記評価情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする、設計書評価装置。
  2. 請求項1に記載の設計書評価装置であって、
    前記出力部は、前記検索用語の少なくとも1つが前記設計書に含まれるか否かを示す情報を前記検索用語組合せ毎に関連付けた前記評価情報を示す検査知識情報別評価表を表示し、
    前記検査知識情報別評価表は、前記検索用語組合せに対する見解を入力可能であって、
    前記評価部は、前記検査知識情報別評価表に入力された見解を用いて前記評価情報を生成することを特徴とする、設計書評価装置。
  3. 請求項2に記載の設計書評価装置であって、
    前記評価部は、前記見解の入力された前記検索用語組合せについて、前記検索用語を含むものと判定することを特徴とする、設計書評価装置。
  4. 請求項1に記載の設計書評価装置であって、
    前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して重要度を示す階層が関連付けられており、
    前記評価部は、前記検査知識情報を用いて、前記種別と前記階層との組合せ毎に、前記検索用語の記載率を算出し、
    前記出力部は、前記記載率を表示する重要度別評価表を出力することを特徴とする、設計書評価装置。
  5. 請求項1に記載の設計書評価装置であって、
    前記検索用語組合せの重要度を示す階層の選択を受け付ける入力部を備え、
    前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して前記階層が関連付けられており、
    前記評価部は、前記階層の選択を受け付けると、該階層と関連付けられた前記検索用語組合せの前記種別毎に、前記検索用語の記載率を算出し、
    前記出力部は、選択された前記階層における前記種別毎の前記記載率を示す重要度別評価図を出力することを特徴とする、設計書評価装置。
  6. 請求項5に記載の設計書評価装置であって、
    前記検索用語組合せに対する見解の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記評価部は、前記入力部が前記見解の入力を受け付けると、入力を受け付けた前記検索用語組合せに係る前記検索用語を含むものとして、前記記載率を算出することを特徴とする、設計書評価装置。
  7. 請求項1に記載の設計書評価装置であって、
    前記種別の選択を受け付ける入力部を備え、
    前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して重要度を示す階層が関連付けられており、
    前記評価部は、前記種別の選択を受け付けると、該種別と関連付けられた前記階層毎に、前記検索用語の記載率を算出し、
    前記出力部は、選択された前記種別における前記階層毎の前記記載率を示す種別毎評価図を出力することを特徴とする、設計書評価装置。
  8. 請求項1に記載の設計書評価装置であって、
    前記検査知識情報には、前記検索用語組合せに対して前記設計観点が関連付けられており、
    前記評価部は、前記設計書に含まれる前記検索用語の数を用いて、前記設計観点毎に設計書不備の指摘率を算出し、
    前記出力部は、前記設計観点毎の前記指摘率を示す観点別評価表を出力することを特徴とする、設計書評価装置。
  9. 設計書評価装置を用いた設計書評価方法であって、
    前記設計書評価装置は、検索部と、評価部と、出力部と、を備え、
    前記検索部は、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を参照し、前記検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索手順を実行し、
    前記評価部は、前記設計書に含まれる前記検索用語の数と、該検索用語に関連する前記種別とを用いて前記設計書を評価する評価手順を実行し、
    前記出力部は、前記評価部により評価された評価結果を出力する出力手順を実行することを特徴とする、設計書評価方法。
  10. コンピューターを設計書評価装置として機能させるプログラムであって、
    前記設計書評価装置を、検索部と、評価部と、出力部として機能させ、
    前記検索部に、1又は複数の検索用語を含む検索用語組合せと、該検索用語組合せに関連する設計観点の種別とを関連付けた検査知識情報を参照し、前記検索用語を用いて評価対象の設計書を検索する検索手順を実行させ、
    前記評価部に、前記設計書に含まれる前記検索用語の数と、該検索用語に関連する前記種別とを用いて前記設計書を評価する評価手順を実行させ、
    前記出力部に、前記評価部により評価された評価結果を出力する出力手順を実行させることを特徴とするプログラム。
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