JP5983368B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段を具備し、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段を具備することを特徴とする情報処理装置。
請求項2の発明は、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段を具備し、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項7の発明は、コンピュータを、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段として機能させ、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段として機能させさせるための情報処理プログラムである。
技術・商品の構成が複雑になると、要因同士の因果関係が多くなり、さらに、それが互いに絡み合うために、関連性を把握することが困難になる。その結果、以下のようなことが発生する。
(1)要因間の因果関係を調べるのに時間がかかることとなる。ひいては、設計・開発の効率が落ちる。
(2)課題を見落とす可能性が高まり、その場合は、課題に気がついた時点で、プロセスの後戻り、足踏みが発生する。
(3)課題の見落としがあるままで製品を作ることで品質問題が発生する。
(4)想定外の問題が発生すると、現象の解析・分析のための技術構築に時間を要することとなる。ひいては、解決が遅れることとなる。
QFDは、商品企画、商品開発など様々な段階において、顧客が要求する品質を商品作りに反映させるべく、目標、課題、アクションを明確にするための手法である。
典型的なQFDでは、顧客の要求項目から抽出した『要求品質』項目と、技術的に考慮すべき事柄から抽出した『品質特性』項目の間の関係をマトリックスで表す。また、『要求品質』項目同士、『品質特性』項目同士の関係を三角帽子と呼ばれる形で表示することもある。『要求品質』項目に各々の重要度を加味することで『企画品質』(どのような特徴を持たせると顧客が満足するかを示す)項目を抽出することができる。また、『品質特性』を部品の設計値に対応させることで『設計品質』(製品の仕様)を抽出することができる。以上の検討結果によって目標、課題、アクションの関係を明確にすることができる。つまり、QFD表は、複数の項目リストを互いに直交した軸上に配置し、隣り合った軸上の項目同士の因果関係をマトリックスで表示した表である。
しかし、プリンタ、医療機器など、多数の部品・部材、複数の物理現象が相互に関連するような複雑な働きをする製品の開発では、取り扱うべき項目の数が膨大になり、加えて『要求品質』と『品質特性』、『部品展開』と『技術展開』のような単純な枠組みでは設計特性と品質の関係性を十分に記述することができない。また、現実に製品ができるまでのプロセスは、技術の開発、部材の開発、システムの開発、製造など多くの部門の連携によって成立している。よって、2元表を作成して、項目同士が「関係ありそう」、「関係なさそう」という記号を付与することができるが、「なぜそうなるのか」という現象のメカニズムを含めて設計特性と品質の関係性全体を一覧できない限りは、実際の設計・開発プロセスで活用することはできない。つまり、部品、部材の製造工程と製品の品質は、その間に様々な中間特性をもつ間接的な関係となっており、適切な中間特性と構成を持つ表でなければ製造工程と品質の関係を明確にできない。また、製品の設計条件と製品の品質も、間に様々な中間特性をもつ間接的な関係となっており、適切な中間特性と構成を持つ表でなければ、設計条件と品質の関係を明確にできない。
さらに、中間特性の定義があいまいになりがちで、表の統一性が取れないために活用が進まないということになる。
以上の問題は適切に定義された中間特性の軸を持つ因果関係の表を作成することができ、それらの中間特性の間の関係を一望できるような構成で関係性を表示することができ、さらに膨大な数になることが多い軸上の項目の入力とマトリックスの作成と表示を容易に行うことができるシステムを用意することで解決することができる。
しかし、特に項目が多くなり、因果関係が複雑になったとき、ひとつの項目に該当する条件が変化したときにどの項目が影響を受けるか、またはひとつの項目の値を変化させるためにどの条件を変えれば良いかなどの検討をするときには、単に表の上で因果関係を調べるのでは、検討の抜け漏れを防ぐことはできない。それは、ひとつの項目の変化が複数の項目の中間特性の変化として波及し、さらにそのそれぞれの中間特性の変化が別の複数の項目の変化へと波及するために、影響を追跡することが困難なためである。また、例えばひとつの品質を改善するためにある設計条件を変更すると、意図しない他の品質が悪化してしまうということは商品の開発の過程でよく起こる問題である。そのような項目の変化の二次的な影響を調べるためには、項目の変化の影響が波及する様子を表の上で追跡した後に、逆方向に波及の影響を調べることが必要となり、作業はさらに複雑になる。さらに、項目の影響が波及する様子を注意深く抜け漏れなく追跡できたとしても、多数の項目を有する巨大な表の上でそれを示すことは困難である。その結果、検討の抜け漏れが発生して開発期間や品質に悪影響を与えることとなる。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
情報処理装置100は、技術・商品の開発を効率化するとともに成果の品質を高めるための設計・開発支援に用いられるものである。より具体的には、一部の設計変更があったときに、他の項目への影響を、品質機能展開表を用いて確認する際に用いられる。
処理対象である品質機能展開表としては、図3の例に示す品質機能展開表300がある。「3本以上の軸を有している品質機能展開表」の例として、4本の軸を有している品質機能展開表の例を示している。品質機能展開表300は、4本の軸(第1軸310、第2軸320、第3軸330、第4軸340)によって構成されているものである。第1軸310、第2軸320、第3軸330、第4軸340内には、それぞれ軸の名称が付与されており、1つ以上の項目がある。各項目には、その項目の名称が付与されている。例えば、第1軸310の軸の名称として「品質」が付与されており、第2軸320の軸の名称として「発揮すべき性能」が付与されており、第3軸330の軸の名称として「構造と物性」が付与されており、第4軸340の軸の名称として「作成条件」が付与されている。そして、第1軸310には項目が属しており、その項目の名称として例えば「早く多く調理ができる」、「操作性が良い」等がある。
そして、第1軸310と第2軸320の間には第1軸第2軸関係マトリックス315があり、第2軸320と第3軸330の間には第2軸第3軸関係マトリックス325があり、第3軸330と第4軸340の間には第3軸第4軸関係マトリックス335がある。つまり、第1軸第2軸関係マトリックス315は第1軸310と第2軸320によって規定されており、第2軸第3軸関係マトリックス325は第2軸320と第3軸330によって規定されており、第3軸第4軸関係マトリックス335は第3軸330と第4軸340によって規定されている。品質機能展開表について、図19、20等を用いて具体的に後述する。
なお、3本の軸を有している品質機能展開表の例として、第1軸310、第2軸320、第3軸330によって構成されている品質機能展開表であってもよいし、第2軸320、第3軸330、第4軸340によって構成されている品質機能展開表であってもよい。
「項目の選択」は、例えば、ディスプレイ等の表示装置に品質機能展開表を表示しておき、その品質機能展開表内の軸内の項目を、マウス、タッチパネル等を用いた操作者の選択する操作である。品質機能展開表の作成、表示については、図13以下の図面を用いて後述する。
また、軸の名称、項目の名称、それらの関係を示すデータ構造については、図15の例を用いて後述する。
ここでの関連性の算出とは、2つの軸の間に項目間の因果関係が記入されている配列内の要素(セル)内の因果関係を示す記号または数値を用いて算出するものである。例えば、正の因果関係が強い場合は、そのことを示す記号として、例えば、赤い二重丸が、負の因果関係が強い場合は、そのことを示す記号として、例えば、青い二重丸がセル内に記入されている。この記号の記入は、操作者の操作によって記入されてもよいし、過去に作成された品質機能展開表を処理対象とする場合のように予め記入されていてもよい。そして、その記号と数値を対応させたテーブル(例えば、後述する図4に示す影響予測係数430)を用意しておき、記号から数値に変換して、予め定められた計算式にしたがって関連性の数値を算出する。計算式として、例えば、項目選択モジュール110によって選択された項目に対応するセル内の値を加算すること、又はそのセル内の値を乗算すること等がある。
「第2の項目が属している軸と隣り合う軸」とは、第1の項目が属している軸ではない軸とし、2回目以降の処理においては、1回目の処理と同じ方向に隣り合う軸を定める。つまり、一方向に隣り合う軸を定め、逆方向(既に関連性の算出処理が行われた軸を対象とするようになる方向)へは進めない。
また、情報処理装置100は、隣々軸項目スコア算出モジュール130によって抽出された第3の項目を第2の項目として、隣々軸項目スコア算出モジュール130に処理させることを1回以上繰り返すように制御するようにしてもよい。
さらに、情報処理装置100は、隣々軸項目スコア算出モジュール130による繰り返し処理が終了した後、逆方向に隣り合う軸に属している項目を対象として、隣々軸項目スコア算出モジュール130に処理させることを1回以上繰り返すように制御するようにしてもよい。ここでの繰り返しの終了は、項目選択モジュール110によって選択された項目が属している軸を対象とするまで(つまり、元に戻ってくるまで)としてもよい。また、操作者の指示によって、あらかじめ、または随時繰り返し回数を定めてもよい。
また、表示モジュール140は、第1の項目と第2の項目と隣々軸項目スコア算出モジュール130によって抽出された項目を、他の項目とは異なる形態で表示するようにしてもよい。つまり、隣々軸項目スコア算出モジュール130の処理が複数回繰り返しされた場合の表示処理である。
また、表示モジュール140は、第1の項目と第2の項目と隣々軸項目スコア算出モジュール130によって抽出された項目だけからなる品質機能展開表を表示するようにしてもよい。具体的には、図10を用いて後述する。
ステップS202では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。図4の例に示すように、第2軸320内の選択項目450が選択されたとする。ここで、影響予測パラメータ設定領域410を用いて、関連性を算出するための計算式、セル内の因果関係の記号を数値化するための対応テーブルを設定する。影響予測方式選択領域420は、前述した計算式の選択を受け付けるための領域である。影響予測係数430は、セル内の因果関係の記号(例えば、赤い二重丸等)を数値化するための対応テーブルを設定するための領域である。これらの設定は、ユーザーのマウス、キーボード等の操作によって行われる。
なお、単にセル内の記号を数値に変換することも算出に含める。2つ以上の値を加算、乗算等する場合としては、項目が階層構造を有しており、複数の下位の項目を含む上位の項目との関連性を算出する場合に用いる。
ここでの第3軸330における対象項目は、対応項目524、対応項目528、対応項目532の複数となる。対応項目524との関連性を算出するためのセルは、図5の例に示すように、第3軸330と第4軸340間(第3軸第4軸関係マトリックス335内)においては、対応項目524と対応項目550の因果関係を示している対応セル548、対応項目528と対応項目546の因果関係を示している対応セル542、対応項目528と対応項目554の因果関係を示している対応セル552、対応項目532と対応項目546の因果関係を示している対応セル544である。
ステップS212では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。図5の例では、選択項目450、対応項目518、対応項目514、対応項目524、対応項目528、対応項目532、対応項目546、対応項目550、対応項目554を他の項目とは異なる色等で表示する。
ステップS604では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS606では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS608では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。なお、ここで「抽出した項目B」とは、繰り返し処理の1回目の場合は、ステップS606で抽出した項目Bであるが、2回目以降の処理の場合は、ステップS610で抽出した項目(繰り返し処理内で抽出した最後の項目)が該当する。以下の図7等の例で示すフローチャートにおいても同様である。
ステップS610では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS612では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS614へ進み、それ以外の場合はステップS608へ戻る。
ステップS614では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS704では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS706では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS708では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS710では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS712では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS714では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS708へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS799)。
ステップS804では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS806では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS808では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS810では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS812では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS814へ進み、それ以外の場合はステップS808へ戻る。
ステップS816では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Yを抽出する。
ステップS818では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS820へ進み、それ以外の場合はステップS814へ戻る。
ステップS820では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS904では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS906では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS908では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS910では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS912では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS914では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS908へ戻り、それ以外の場合はステップS916へ進む。
ステップS918では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Yを抽出する。
ステップS920では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS922では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS916へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS999)。
ステップS1004では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS1006では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS1008では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1010では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Eを抽出する。
ステップS1012では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸とステップS1008とは逆方向の隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1014では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Fを抽出する。
ステップS1016では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS1018へ進み、それ以外の場合はステップS1008へ戻る。
ステップS1018では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
また、逆方向に関連性を抽出した結果、既に抽出済みの項目について関連性を再度算出しなければならないことがある。このような場合は、古い算出結果と新しい算出結果を比較して、関連性が強い方の値を採用してもよいし、常に、新しい値を採用してもよい。
関連性を規定回数調べる代わりに、表全体の関連性の算出結果に変化がなくなるまで反復を繰り返すようにしてもよい。
ステップS1104では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS1106では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS1108では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1110では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Eを抽出する。
ステップS1112では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸とステップS1108とは逆方向の隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1114では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Fを抽出する。
ステップS1116では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS1118では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS1108へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1199)。
また、逆方向に関連性を抽出した結果、既に抽出済みの項目について関連性を再度算出しなければならないことがある。このような場合は、古い算出結果と新しい算出結果を比較して、関連性が強い方の値を採用してもよいし、常に、新しい値を採用してもよい。
第2の実施の形態である情報処理装置1300は、図13の例に示すように、軸名称設定モジュール1310、部材/システム選択モジュール1315、軸対応項目作成モジュール1320、軸間整合モジュール1325、表示モジュール1330、軸関連情報記憶モジュール1350を有している。
情報処理装置1300は、技術・商品の開発を効率化するとともに成果の品質を高めるための設計・開発支援に用いられるものである。
そして、軸対応項目作成モジュール1320は、(1)第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、(2)第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、(3)第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、(4)第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成するようにしてもよい。特に、部材/システム選択モジュール1315によって「部材品質機能展開表」が選択された場合は、このように作成する。
また、軸対応項目作成モジュール1320は、(1)第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、(2)第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、(3)第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、(4)第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成するようにしてもよい。特に、部材/システム選択モジュール1315によって「システム品質機能展開表」が選択された場合は、このように作成する。さらに、各軸の項目として、各部品、部材の他に「共通」(項目の大分類)を含めるようにしてもよい。
また、軸対応項目作成モジュール1320は、軸間整合モジュール1325によって作成した各軸間の項目の整合性を判断させてもよい。
また、軸対応項目作成モジュール1320は、4軸のそれぞれの定義に合わない項目は、まとめて各軸の項目と並列になるように作成してもよい。例えば、各部材に共通の項目、システムのパラメータ、外乱等がある。
表示モジュール1330は、軸対応項目作成モジュール1320と接続されている。表示モジュール1330は、軸名称設定モジュール1310によって設定された軸の名称と軸対応項目作成モジュール1320によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する。例えば、後述する図19に示す「部材品質機能展開表」、図20に示す「システム品質機能展開表」のようであってもよい。
軸関連情報記憶モジュール1350は、軸名称設定モジュール1310、軸対応項目作成モジュール1320と接続されている。軸関連情報記憶モジュール1350は、軸に関連する情報を記憶している。例えば、軸項目テーブル1500を記憶している。
ステップS1402では、軸名称設定モジュール1310が、設定する4軸表の書誌情報を受け付ける。書誌情報としては、例えば、操作者名称、操作者識別子、作成日時、製品名等がある。
ステップS1404では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=1とする。変数:Nは、軸を指し示す値である。
ステップS1406では、軸名称設定モジュール1310が、軸名称のリストを表示する。図16は、軸の名称を表示、選択する処理例を示す説明図である。情報処理装置1300に備え付けられている液晶ディスプレイ等上の設定画面1600に、第N軸設定欄1610、軸名称設定欄1620、軸項目設定欄1650を表示する。第N軸設定欄1610内には、ステップS1404又はステップS1424で設定された変数:Nの値に応じて、現在の対象軸は、第N軸であることを表示する。軸名称設定欄1620内が操作者の操作によって選択されると、軸名称リスト表示領域1630を含む軸名称選択領域1625を表示する。軸名称リスト表示領域1630内の軸名称を、カーソル1629を用いて選択させる。軸名称リスト表示領域1630内の軸名称は、軸項目テーブル1500の軸名称欄1510から抽出すればよい。
ステップS1410では、軸対応項目作成モジュール1320が、選択した軸名称に属する項目名をリスト表示する。図17は、軸の項目を表示、選択する処理例を示す説明図である。設定画面1600に、第N軸設定欄1610、軸名称設定欄1620、軸項目設定欄1650を表示する。軸項目設定欄1650内が操作者の操作によって選択されると、項目選択テーブル1710、選択結果表示テーブル1720を含む項目選択領域1655を表示する。項目選択テーブル1710内の項目を、カーソル1629を用いて選択させると、選択結果表示テーブル1720内にその項目を移動して表示する。項目選択テーブル1710内の項目名称は、軸項目テーブル1500の項目名欄1520から抽出すればよい。
ステップS1414では、軸対応項目作成モジュール1320が、受け付けた項目を選択リストに追加する。
ステップS1416では、軸対応項目作成モジュール1320が、必要ならば選択リストを並べ替える。例えば、既に項目が選択された軸における項目順と合わせるように、項目を並べ替えてもよい。
ステップS1418では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名選択が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS1420へ進み、それ以外の場合はステップS1412へ戻る。例えば、図17に例示の項目選択領域1655内のOKボタン1790が操作者の操作によって選択された場合が「項目名選択が完了」である。
ステップS1422では、軸対応項目作成モジュール1320が、変数:N=4であるか否かを判断し、変数:N=4である場合はステップS1426へ進み、それ以外の場合はステップS1424へ進む。
ステップS1424では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=N+1(変数:Nをインクリメント)とする。
ここでは、第1軸から順に第4軸を受け付ける構成を示しているが、操作者が軸の名称と項目を与える軸の番号を任意に選択できる構成としてもよい。
例えば、図19に示す「部材品質機能展開表」、図20に示す「システム品質機能展開表」のように表示する。
図19の例では、4つの軸(品質軸(第1軸)1900、発揮すべき性能軸(第2軸)1920、構造と物性軸(第3軸)1940、作成条件軸(第4軸)1960)の一端(三角形領域である軸名称表示領域(品質)1902、軸名称表示領域(発揮すべき性能)1922、軸名称表示領域(構造と物性)1942、軸名称表示領域(作成条件)1962)にそれぞれの軸の名称を表示する。そして、その一端から品質軸(第1軸)1900は上方向に項目名表示領域1904を伸ばした軸に、発揮すべき性能軸(第2軸)1920は右方向に項目名表示領域1924を伸ばした軸に、構造と物性軸(第3軸)1940は下方向に項目名表示領域1944を伸ばした軸に、作成条件軸(第4軸)1960は左方向に項目名表示領域1964を伸ばした軸に、それぞれの軸に属する項目を表示する。次に、少なくても項目名表示領域1904と項目名表示領域1924によって囲まれている相関記入領域1910、項目名表示領域1924と項目名表示領域1944によって囲まれている相関記入領域1930、項目名表示領域1944と項目名表示領域1964によって囲まれている相関記入領域1950の3つの領域に各項目が交差する位置に、その項目間の因果関係を記入し得るマトリックスを生成する。例えば、項目名表示領域1904の項目「安全性・耐久性」の「やけどしない」と項目名表示領域1924の「保持部」の「基本性能」の「熱くなりにくい」には、強い相関があることを示す◎が記入されている。この相関の表し方については、数値で表してもよいし、色で表してもよいし、これらの組み合わせで表示してもよい。たとえば記号を正の相関の場合に赤字、負の相関の場合に青字とすれば、相関の強弱に加えて正負も表すことができる。なお、項目名表示領域1904と項目名表示領域1964によって囲まれている相関記入領域1970に、その項目間の因果関係を記入し得るマトリックスを生成してもよい。この「部材品質機能展開表」は、「作成条件」が「品質」に及ぼす影響を、「作成条件」と「構造と物性」、「構造と物性」と「発揮すべき性能」、「発揮すべき性能」と「品質」を介して、検証することができるようになる。つまり、結果としての「品質」(現象)へのメカニズムを「作成条件」から「構造と物性」、「発揮すべき性能」を通って解明することを、本実施の形態以外の情報処理装置よりも容易にするものである。例えば、品質向上のための施策が他の品質については悪化となってしまうこととその理由を、事前に把握可能になる。そして、開発上の技術的な課題が発生したときに、原因や施策を検討するための解析技術を抽出すること、そしてその解析技術を未然に獲得することを可能とする。
例えば、第2軸に関するマトリックスを記載するためには、各部品・部材の機能発現のメカニズムがわかっている必要がある。この項目を記載できない箇所を調べることで、必要な解析技術を抽出できる。
各軸は一般に異なる部門が担当する項目なので、部門間の協業を促進できる。
図16、図17に示したように、予め用意されたリストから軸の名称や項目の名称を選択する構成のときは、いずれの多軸表でも同じ用語が使用されることになるため、本実施の形態が特に高い効果を発揮する。
例えば、第2軸に関するマトリックスを記載するためには、設計条件で決まる特性が品質に影響する物理メカニズムがわかっている必要がある。この項目を記載できない箇所を調べることで、必要な解析技術を抽出できる。
また、第3軸に関するマトリックス内で値を記載できていない項目を抽出し、例えば、性能との関係における「構造と物性」の項目に示されているものの計測技術が不足している旨を表示するようにしてもよい。
ステップS2104では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=1とする。
ステップS2106では、軸名称設定モジュール1310が、軸名称のリストを表示する。
ステップS2108では、軸名称設定モジュール1310が、第N軸の軸名称を受け付ける。
ステップS2110では、既に項目が設定された軸と整合する項目を抽出する。この処理は、軸対応項目作成モジュール1320が軸間整合モジュール1325に行わせる。例えば、既に設定された軸の項目の大分類の階層が一致する項目を抽出する。ここで「既に設定された軸」としては、対象としている軸とマトリックスを構成する軸としてもよい。例えば、第2軸の場合は第1軸、第3軸の場合は第2軸、第4軸の場合は第3軸となる。
ステップS2114では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名の1つ又は複数を受け付ける。
ステップS2118では、軸対応項目作成モジュール1320が、対象軸又は他の軸の項目名を修正する。整合していない項目として、対象軸における項目又は既に設定された軸における項目がある。その項目を、操作者の操作に基づいて修正する機会を与える。なお、必ずしも修正されなくてもよい。
ステップS2122では、軸対応項目作成モジュール1320が、必要ならば選択リストを並べ替える。
ステップS2124では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名選択が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS2126へ進み、それ以外の場合はステップS2114へ戻る。
ステップS2126では、軸対応項目作成モジュール1320が、軸関連情報記憶モジュール1350に選択リストの項目名を第N軸の項目名として格納する。
ステップS2128では、軸対応項目作成モジュール1320が、変数:N=4であるか否かを判断し、変数:N=4である場合はステップS2132へ進み、それ以外の場合はステップS2130へ進む。
ステップS2130では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=N+1とする。
ステップS2132では、表示モジュール1330が、第1軸を上向きに、第2軸を右向きに、第3軸を下向きに、第4軸を左向きに配置して、4軸表を描画する。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
を具備し、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理装置。
(A2) 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
を具備し、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理装置。
(A3) 前記軸名称設定手段は、軸名称のリストを操作者に対して表示し、当該軸名称のリストから操作者によって選択された名称を軸の名称とする
ことを特徴とする(A1)又は(A2)に記載の情報処理装置。
(A4) 前記項目作成手段は、項目のリストを操作者に対して表示し、当該項目のリストから操作者によって選択された項目を軸に属する項目とする
ことを特徴とする(A1)乃至(A3)に記載の情報処理装置。
(A5) 前記軸に属する項目は、階層構造を有しており、
前記項目作成手段は、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の項目の間に、該項目の予め定められた階層における項目が整合しているか否かを判断し、整合していないと判断した場合は、項目を修正する
ことを特徴とする(A1)乃至(A4)に記載の情報処理装置。
(A6) コンピュータを、
第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
として機能させ、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(A7) コンピュータを、
第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
として機能させ、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
110…項目選択モジュール
120…隣軸項目スコア算出モジュール
130…隣々軸項目スコア算出モジュール
140…表示モジュール
1300…情報処理装置
1310…軸名称設定モジュール
1315…部材/システム選択モジュール
1320…軸対応項目作成モジュール
1325…軸間整合モジュール
1330…表示モジュール
1350…軸関連情報記憶モジュール
Claims (7)
- 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
を具備し、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
さらに、
前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
を具備し、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
さらに、
前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記第2の抽出手段によって抽出された第3の項目を前記第2の項目として、前記第2の算出手段と前記第2の抽出手段に処理させることを1回以上繰り返すように制御する制御手段
をさらに具備し、
前記第2の表示手段は、前記第1の項目と前記第2の項目と前記第2の抽出手段によって抽出された項目を、他の項目とは異なる形態で表示する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記制御手段は、前記第2の算出手段と前記第2の抽出手段による繰り返し処理が終了した後、逆方向に隣り合う軸に属している項目を対象として、該第2の算出手段と該第2の抽出手段に処理させることを1回以上繰り返すように制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記第2の表示手段は、前記第1の項目と前記第2の項目と前記第2の抽出手段によって抽出された項目だけからなる品質機能展開表を表示する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
として機能させ、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
さらに、
前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
として機能させるための情報処理プログラム。 - コンピュータを、
第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
として機能させ、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
さらに、
前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
として機能させさせるための情報処理プログラム。
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