JP5983368B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5983368B2
JP5983368B2 JP2012266806A JP2012266806A JP5983368B2 JP 5983368 B2 JP5983368 B2 JP 5983368B2 JP 2012266806 A JP2012266806 A JP 2012266806A JP 2012266806 A JP2012266806 A JP 2012266806A JP 5983368 B2 JP5983368 B2 JP 5983368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
item
items
belonging
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012266806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014112338A (ja
Inventor
朋之 伊藤
朋之 伊藤
道昭 安野
道昭 安野
宏 梅基
宏 梅基
覚 稲蔭
覚 稲蔭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2012266806A priority Critical patent/JP5983368B2/ja
Priority to US13/888,842 priority patent/US9460477B2/en
Priority to CN201310286613.1A priority patent/CN103854128A/zh
Publication of JP2014112338A publication Critical patent/JP2014112338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5983368B2 publication Critical patent/JP5983368B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/04Manufacturing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、QFD作業時において、ユーザーが、顧客要求に関係する重要な全ての品質特性を、誤りや抜けを生じることなく、効率よく容易に抽出できるように支援する方法及びプログラムを提供することを課題とし、過去に作成されたQFDデータを読込み、読込んだQFDデータの要求品質と品質特性の対応関係に基づき、関係付けられている品質特性と要求品質との組み合わせを抽出して品質特性データを作成し、データベースに登録し、ユーザーの指示に応じて、データベース中のデータを編集し、品質機能展開作業時に、ユーザーの指示に応じて、少なくとも要求品質の一覧、キーワード、を含む複数種類の文字列の中から選択された文字列を検索キーとして用いてデータベースに登録されている品質特性を検索し、検索の結果として得られたデータを検索結果データとして出力することが開示されている。
特許文献2には、品質機能展開作業を作成したユーザに、技術的課題の解決を効率よく行わせることができる製品開発支援装置及びそのプログラムを提供することを課題とし、顧客からの要求品質の情報入力を受け付ける受付手段と、要求品質に関係する品質特性の情報入力を受け付ける受付手段と、品質特性の相互関係の情報入力を受け付ける受付手段と、要求品質に関係する品質特性のアップ又はダウンの情報入力を受け付ける受付手段とを備え、これらの受付手段で入力された各情報を記憶手段に記憶し、そして、品質特性のアップ又はダウンの情報を受け付けたとき、当該品質特性のアップ又はダウンに応じた他の品質特性の変化を、記憶手段に記憶された要求品質の相互関係に基づいて判定して表示手段に表示することが開示されている。
特開2004−362480号公報 特開2012−128708号公報
本発明は、品質機能展開表内のある軸における項目と関連性のある、隣とその隣の軸における項目を表示するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段を具備し、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段を具備することを特徴とする情報処理装置。
請求項2の発明は、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段を具備し、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項の発明は、前記第2の抽出手段によって抽出された第3の項目を前記第2の項目として、前記第2の算出手段と前記第2の抽出手段に処理させることを1回以上繰り返すように制御する制御手段をさらに具備し、前記第2の表示手段は、前記第1の項目と前記第2の項目と前記第2の抽出手段によって抽出された項目を、他の項目とは異なる形態で表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、前記制御手段は、前記第2の算出手段と前記第2の抽出手段による繰り返し処理が終了した後、逆方向に隣り合う軸に属している項目を対象として、該第2の算出手段と該第2の抽出手段に処理させることを1回以上繰り返すように制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、前記第2の表示手段は、前記第1の項目と前記第2の項目と前記第2の抽出手段によって抽出された項目だけからなる品質機能展開表を表示することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項の発明は、コンピュータを、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段として機能させ、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項7の発明は、コンピュータを、第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段として機能させ、前記項目作成手段は、前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、さらに、前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段として機能させさせるための情報処理プログラムである。
請求項1、2の情報処理装置によれば、品質機能展開表内のある軸における項目と関連性のある、隣とその隣の軸における項目を表示することができる。
請求項の情報処理装置によれば、品質機能展開表内のある軸における項目と関連性のある、隣とその隣とさらに隣の軸における項目を表示することができる。
請求項の情報処理装置によれば、関連性のある項目から逆方向に隣り合う軸における関連性のある項目を表示することができる。
請求項の情報処理装置によれば、品質機能展開表内のある軸における項目と関連性のある項目だけを表示することができる。
請求項6、7の情報処理プログラムによれば、品質機能展開表内のある軸における項目と関連性のある、隣とその隣の軸における項目を表示することができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理対象である品質機能展開表の例を示す説明図である。 第1の実施の形態(項目選択モジュール、隣軸項目スコア算出モジュール)による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態(隣軸項目スコア算出モジュール、隣々軸項目スコア算出モジュール、表示モジュール)による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態(表示モジュール)による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 軸項目テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 軸の名称を表示、選択する処理例を示す説明図である。 軸の項目を表示、選択する処理例を示す説明図である。 軸の名称と項目を選択した結果の表示例を示す説明図である。 部材品質機能展開表の表示例を示す説明図である。 システム品質機能展開表の表示例を示す説明図である。 第2の実施の形態による他の処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
まず、本実施の形態を説明する前に、その前提となる技術について説明する。なお、この説明は、本実施の形態の理解を容易にすることを目的とするものである。
技術・商品の構成が複雑になると、要因同士の因果関係が多くなり、さらに、それが互いに絡み合うために、関連性を把握することが困難になる。その結果、以下のようなことが発生する。
(1)要因間の因果関係を調べるのに時間がかかることとなる。ひいては、設計・開発の効率が落ちる。
(2)課題を見落とす可能性が高まり、その場合は、課題に気がついた時点で、プロセスの後戻り、足踏みが発生する。
(3)課題の見落としがあるままで製品を作ることで品質問題が発生する。
(4)想定外の問題が発生すると、現象の解析・分析のための技術構築に時間を要することとなる。ひいては、解決が遅れることとなる。
これらに対する施策として有効に機能するものが、QFD(Quality Function Deployment、品質機能展開)をベースとした要因分析と可視化の手法である。
QFDは、商品企画、商品開発など様々な段階において、顧客が要求する品質を商品作りに反映させるべく、目標、課題、アクションを明確にするための手法である。
典型的なQFDでは、顧客の要求項目から抽出した『要求品質』項目と、技術的に考慮すべき事柄から抽出した『品質特性』項目の間の関係をマトリックスで表す。また、『要求品質』項目同士、『品質特性』項目同士の関係を三角帽子と呼ばれる形で表示することもある。『要求品質』項目に各々の重要度を加味することで『企画品質』(どのような特徴を持たせると顧客が満足するかを示す)項目を抽出することができる。また、『品質特性』を部品の設計値に対応させることで『設計品質』(製品の仕様)を抽出することができる。以上の検討結果によって目標、課題、アクションの関係を明確にすることができる。つまり、QFD表は、複数の項目リストを互いに直交した軸上に配置し、隣り合った軸上の項目同士の因果関係をマトリックスで表示した表である。
QFDでは、『要求品質』、『品質特性』だけでなく、場面に応じて『機能展開』、『部品展開』、『技術展開』、『業務展開』など様々な展開を行って、得られた項目間の因果関係を2元表で表すことが提案されている。さらに、この表を表示するコンピュータ・プログラムを作成し、各項目、マトリックスのセルにネットワーク上の情報に対するリンクを持たせることで、情報蓄積・共有のための枠組みとして活用することができる。
しかし、プリンタ、医療機器など、多数の部品・部材、複数の物理現象が相互に関連するような複雑な働きをする製品の開発では、取り扱うべき項目の数が膨大になり、加えて『要求品質』と『品質特性』、『部品展開』と『技術展開』のような単純な枠組みでは設計特性と品質の関係性を十分に記述することができない。また、現実に製品ができるまでのプロセスは、技術の開発、部材の開発、システムの開発、製造など多くの部門の連携によって成立している。よって、2元表を作成して、項目同士が「関係ありそう」、「関係なさそう」という記号を付与することができるが、「なぜそうなるのか」という現象のメカニズムを含めて設計特性と品質の関係性全体を一覧できない限りは、実際の設計・開発プロセスで活用することはできない。つまり、部品、部材の製造工程と製品の品質は、その間に様々な中間特性をもつ間接的な関係となっており、適切な中間特性と構成を持つ表でなければ製造工程と品質の関係を明確にできない。また、製品の設計条件と製品の品質も、間に様々な中間特性をもつ間接的な関係となっており、適切な中間特性と構成を持つ表でなければ、設計条件と品質の関係を明確にできない。
さらに、中間特性の定義があいまいになりがちで、表の統一性が取れないために活用が進まないということになる。
以上の問題は適切に定義された中間特性の軸を持つ因果関係の表を作成することができ、それらの中間特性の間の関係を一望できるような構成で関係性を表示することができ、さらに膨大な数になることが多い軸上の項目の入力とマトリックスの作成と表示を容易に行うことができるシステムを用意することで解決することができる。
しかし、特に項目が多くなり、因果関係が複雑になったとき、ひとつの項目に該当する条件が変化したときにどの項目が影響を受けるか、またはひとつの項目の値を変化させるためにどの条件を変えれば良いかなどの検討をするときには、単に表の上で因果関係を調べるのでは、検討の抜け漏れを防ぐことはできない。それは、ひとつの項目の変化が複数の項目の中間特性の変化として波及し、さらにそのそれぞれの中間特性の変化が別の複数の項目の変化へと波及するために、影響を追跡することが困難なためである。また、例えばひとつの品質を改善するためにある設計条件を変更すると、意図しない他の品質が悪化してしまうということは商品の開発の過程でよく起こる問題である。そのような項目の変化の二次的な影響を調べるためには、項目の変化の影響が波及する様子を表の上で追跡した後に、逆方向に波及の影響を調べることが必要となり、作業はさらに複雑になる。さらに、項目の影響が波及する様子を注意深く抜け漏れなく追跡できたとしても、多数の項目を有する巨大な表の上でそれを示すことは困難である。その結果、検討の抜け漏れが発生して開発期間や品質に悪影響を与えることとなる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
第1の実施の形態である情報処理装置100は、図1の例に示すように、項目選択モジュール110、隣軸項目スコア算出モジュール120、隣々軸項目スコア算出モジュール130、表示モジュール140を有している。
情報処理装置100は、技術・商品の開発を効率化するとともに成果の品質を高めるための設計・開発支援に用いられるものである。より具体的には、一部の設計変更があったときに、他の項目への影響を、品質機能展開表を用いて確認する際に用いられる。
項目選択モジュール110は、隣軸項目スコア算出モジュール120と接続されている。項目選択モジュール110は、少なくとも3本以上の軸を有しており、各軸には項目が属しており、2つの軸の間に項目間の因果関係が記入されている配列を配置している品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する。
処理対象である品質機能展開表としては、図3の例に示す品質機能展開表300がある。「3本以上の軸を有している品質機能展開表」の例として、4本の軸を有している品質機能展開表の例を示している。品質機能展開表300は、4本の軸(第1軸310、第2軸320、第3軸330、第4軸340)によって構成されているものである。第1軸310、第2軸320、第3軸330、第4軸340内には、それぞれ軸の名称が付与されており、1つ以上の項目がある。各項目には、その項目の名称が付与されている。例えば、第1軸310の軸の名称として「品質」が付与されており、第2軸320の軸の名称として「発揮すべき性能」が付与されており、第3軸330の軸の名称として「構造と物性」が付与されており、第4軸340の軸の名称として「作成条件」が付与されている。そして、第1軸310には項目が属しており、その項目の名称として例えば「早く多く調理ができる」、「操作性が良い」等がある。
そして、第1軸310と第2軸320の間には第1軸第2軸関係マトリックス315があり、第2軸320と第3軸330の間には第2軸第3軸関係マトリックス325があり、第3軸330と第4軸340の間には第3軸第4軸関係マトリックス335がある。つまり、第1軸第2軸関係マトリックス315は第1軸310と第2軸320によって規定されており、第2軸第3軸関係マトリックス325は第2軸320と第3軸330によって規定されており、第3軸第4軸関係マトリックス335は第3軸330と第4軸340によって規定されている。品質機能展開表について、図19、20等を用いて具体的に後述する。
なお、3本の軸を有している品質機能展開表の例として、第1軸310、第2軸320、第3軸330によって構成されている品質機能展開表であってもよいし、第2軸320、第3軸330、第4軸340によって構成されている品質機能展開表であってもよい。
「項目の選択」は、例えば、ディスプレイ等の表示装置に品質機能展開表を表示しておき、その品質機能展開表内の軸内の項目を、マウス、タッチパネル等を用いた操作者の選択する操作である。品質機能展開表の作成、表示については、図13以下の図面を用いて後述する。
また、軸の名称、項目の名称、それらの関係を示すデータ構造については、図15の例を用いて後述する。
隣軸項目スコア算出モジュール120は、項目選択モジュール110、隣々軸項目スコア算出モジュール130と接続されている。隣軸項目スコア算出モジュール120は、項目選択モジュール110によって選択された第1の項目とその第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する。そして、算出した関連性と予め定められた値とを比較して、第1の項目に関連する第2の項目を抽出する。「第1の項目が属している軸と隣り合う軸」が2つある場合は、いずれか一方の軸であってもよいし、両方の軸であってもよい。例えば、図3の例を用いて説明すると、第2軸320内の項目が選択された場合、「隣り合う軸」は第1軸310又は第3軸330である。以後の処理においては、第1軸310と第3軸330の両方を処理対象としてもよいし、いずれか一方の軸を選択して処理対象としてもよい。いずれか一方の軸を選択する処理として、例えば、操作者の選択操作によって、選んでもよいし、予め定められた軸(例えば、時計回り方向にある軸等)を選択してもよい。
ここでの関連性の算出とは、2つの軸の間に項目間の因果関係が記入されている配列内の要素(セル)内の因果関係を示す記号または数値を用いて算出するものである。例えば、正の因果関係が強い場合は、そのことを示す記号として、例えば、赤い二重丸が、負の因果関係が強い場合は、そのことを示す記号として、例えば、青い二重丸がセル内に記入されている。この記号の記入は、操作者の操作によって記入されてもよいし、過去に作成された品質機能展開表を処理対象とする場合のように予め記入されていてもよい。そして、その記号と数値を対応させたテーブル(例えば、後述する図4に示す影響予測係数430)を用意しておき、記号から数値に変換して、予め定められた計算式にしたがって関連性の数値を算出する。計算式として、例えば、項目選択モジュール110によって選択された項目に対応するセル内の値を加算すること、又はそのセル内の値を乗算すること等がある。
隣々軸項目スコア算出モジュール130は、隣軸項目スコア算出モジュール120、表示モジュール140と接続されている。隣々軸項目スコア算出モジュール130は、隣軸項目スコア算出モジュール120によって抽出された第2の項目とその第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する。そして、算出した関連性と予め定められた値とを比較して、第1の項目に関連する第3の項目を抽出する。
「第2の項目が属している軸と隣り合う軸」とは、第1の項目が属している軸ではない軸とし、2回目以降の処理においては、1回目の処理と同じ方向に隣り合う軸を定める。つまり、一方向に隣り合う軸を定め、逆方向(既に関連性の算出処理が行われた軸を対象とするようになる方向)へは進めない。
また、情報処理装置100は、隣々軸項目スコア算出モジュール130によって抽出された第3の項目を第2の項目として、隣々軸項目スコア算出モジュール130に処理させることを1回以上繰り返すように制御するようにしてもよい。
さらに、情報処理装置100は、隣々軸項目スコア算出モジュール130による繰り返し処理が終了した後、逆方向に隣り合う軸に属している項目を対象として、隣々軸項目スコア算出モジュール130に処理させることを1回以上繰り返すように制御するようにしてもよい。ここでの繰り返しの終了は、項目選択モジュール110によって選択された項目が属している軸を対象とするまで(つまり、元に戻ってくるまで)としてもよい。また、操作者の指示によって、あらかじめ、または随時繰り返し回数を定めてもよい。
表示モジュール140は、隣々軸項目スコア算出モジュール130と接続されている。表示モジュール140は、品質機能展開表内の第1の項目と第2の項目と第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する。例えば、他の項目は背景を白とし、第1の項目と第2の項目と第3の項目は、背景を赤等の色としてもよい。また、算出した関連性の値によって、その色を変更するようにしてもよい。
また、表示モジュール140は、第1の項目と第2の項目と隣々軸項目スコア算出モジュール130によって抽出された項目を、他の項目とは異なる形態で表示するようにしてもよい。つまり、隣々軸項目スコア算出モジュール130の処理が複数回繰り返しされた場合の表示処理である。
また、表示モジュール140は、第1の項目と第2の項目と隣々軸項目スコア算出モジュール130によって抽出された項目だけからなる品質機能展開表を表示するようにしてもよい。具体的には、図10を用いて後述する。
図2は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図4、図5を用いて説明する、図4は、第1の実施の形態(項目選択モジュール110、隣軸項目スコア算出モジュール120)による処理例を示す説明図である。図5は、第1の実施の形態(隣軸項目スコア算出モジュール120、隣々軸項目スコア算出モジュール130、表示モジュール140)による処理例を示す説明図である。
ステップS202では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。図4の例に示すように、第2軸320内の選択項目450が選択されたとする。ここで、影響予測パラメータ設定領域410を用いて、関連性を算出するための計算式、セル内の因果関係の記号を数値化するための対応テーブルを設定する。影響予測方式選択領域420は、前述した計算式の選択を受け付けるための領域である。影響予測係数430は、セル内の因果関係の記号(例えば、赤い二重丸等)を数値化するための対応テーブルを設定するための領域である。これらの設定は、ユーザーのマウス、キーボード等の操作によって行われる。
ステップS204では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。図4を用いて説明すると、選択項目450が属する第2軸320と隣接する第1軸310、第3軸330上の各項目との関連性を、第1軸第2軸関係マトリックス315、第2軸第3軸関係マトリックス325内のセル内の記号を用いて算出する。ここで、選択項目450との関連性を算出するためのセルは、図5の例に示すように、第2軸320と第1軸310間(第1軸第2軸関係マトリックス315内)においては、選択項目450と対応項目514の因果関係を示している対応セル512、選択項目450と対応項目518の因果関係を示している対応セル516であり、第2軸320と第3軸330間(第2軸第3軸関係マトリックス325内)においては、選択項目450と対応項目524の因果関係を示している対応セル522、選択項目450と対応項目528の因果関係を示している対応セル526であり、選択項目450と対応項目532の因果関係を示している対応セル530である。
なお、単にセル内の記号を数値に変換することも算出に含める。2つ以上の値を加算、乗算等する場合としては、項目が階層構造を有しており、複数の下位の項目を含む上位の項目との関連性を算出する場合に用いる。
ステップS206では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。予め定められた値として、例えば、0.1等がある。図5の例では、抽出される項目は、対応項目518、対応項目514、対応項目524、対応項目528、対応項目532である。例えば関連の相関の正負に応じてスコアが正負の値を取るときには、比較する値としてスコアの絶対値を定めたり、0以外の値とするなどの条件を課してもよい。
ステップS208では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。隣接する軸としては、第3軸330に隣接する第4軸340がある。なお、第1軸310には、第4軸340との間に配列が存在しないので、第1軸310からの算出処理は行わない。つまり、ここで隣接するとは、軸間に配列が存在することを必要とする。
ここでの第3軸330における対象項目は、対応項目524、対応項目528、対応項目532の複数となる。対応項目524との関連性を算出するためのセルは、図5の例に示すように、第3軸330と第4軸340間(第3軸第4軸関係マトリックス335内)においては、対応項目524と対応項目550の因果関係を示している対応セル548、対応項目528と対応項目546の因果関係を示している対応セル542、対応項目528と対応項目554の因果関係を示している対応セル552、対応項目532と対応項目546の因果関係を示している対応セル544である。
ステップS210では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。予め定められた値として、例えば、0.1等がある。また、ステップS206(つまり、隣軸項目スコア算出モジュール120が行う処理)での予め定められた値とは異なる値であってもよい。例えば、選択された項目が属している軸から遠ざかるほど高い値としてもよい。関係性が薄い項目までも抽出してしまうのを防ぐためである。図5の例では、抽出される項目は、対応項目546、対応項目550、対応項目554である。
ステップS212では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。図5の例では、選択項目450、対応項目518、対応項目514、対応項目524、対応項目528、対応項目532、対応項目546、対応項目550、対応項目554を他の項目とは異なる色等で表示する。
図6は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図2の例に示したフローチャートにおいて、ステップS210の後にステップS612を追加したものである。ステップS208とS210の処理を繰り返し行うものである。つまり、図2の例に示したフローチャートでは、隣の隣の軸までの項目との関連性を算出したが、さらに隣の軸(2回以上の繰り返しの場合はさらに隣となる)までの項目との関連性を算出するようにしたものである。なお、4軸の品質機能展開表を対象としているが、5軸以上であってもよく、そのような品質機能展開表を対象とする場合に用いる。他の処理は、図2の例に示したフローチャートと同等である。
ステップS602では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。
ステップS604では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS606では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS608では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。なお、ここで「抽出した項目B」とは、繰り返し処理の1回目の場合は、ステップS606で抽出した項目Bであるが、2回目以降の処理の場合は、ステップS610で抽出した項目(繰り返し処理内で抽出した最後の項目)が該当する。以下の図7等の例で示すフローチャートにおいても同様である。
ステップS610では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS612では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS614へ進み、それ以外の場合はステップS608へ戻る。
ステップS614では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
図7は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図2の例に示したフローチャートにおいて、ステップS212の後にステップS714を追加したものである。ステップS208からS212の処理を繰り返し行うものである。つまり、図6の例に示したフローチャートと同様に、隣の隣の軸のその先の軸までの項目との関連性を算出するものである。ただし、算出処理、抽出処理を行う毎に、ステップS712で表示を行うようにしている。ユーザーが、軸が進む毎に確認しやすくするためである。他の処理は、図2の例に示したフローチャートと同等である。
ステップS702では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。
ステップS704では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS706では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS708では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS710では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS712では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS714では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS708へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS799)。
図8は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図6の例に示したフローチャートにおいて、ステップS612の後にステップS814からS818を追加したものである。逆方向に関連性を算出するようにしたものである。ステップS814の直前までに抽出された項目を設計変更した場合に、その変更がどのように元の項目に関係してくるか、又は他の項目に関係してくるかを確認するために用いられる。他の処理は、図6の例に示したフローチャートと同等である。
ステップS802では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。
ステップS804では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS806では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS808では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS810では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS812では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS814へ進み、それ以外の場合はステップS808へ戻る。
ステップS814では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Zとその項目Zが属する軸とステップS808とは逆方向の隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。ここで項目Zとは、ステップS814の直前で抽出された項目を指している。逆方向の隣接する軸とは、例えば、ステップS808で進む軸の方向が時計回りの場合は反時計回りとなる。つまり、元の軸に戻る方向である。ステップS814からS818の処理は、進む方向が逆であること以外は、ステップS808からS812までの処理と同等である。
ステップS816では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Yを抽出する。
ステップS818では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS820へ進み、それ以外の場合はステップS814へ戻る。
ステップS820では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
図9は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。図7の例に示したフローチャートにおいて、ステップS714の後にステップS916からS922を追加したものである。逆方向の関連性を算出するようにしたものである。ステップS916の直前までに抽出された項目を設計変更した場合に、その変更がどのように元の項目に関係してくるか、又は他の項目に関係してくるかを確認するために用いられる。他の処理は、図7の例に示したフローチャートと同等である。
ステップS902では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。
ステップS904では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS906では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS908では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Bと、その項目Bが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS910では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Cを抽出する。
ステップS912では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS914では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS908へ戻り、それ以外の場合はステップS916へ進む。
ステップS916では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Zとその項目Zが属する軸とステップS908とは逆方向の隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。ここで項目Zとは、ステップS916の直前で抽出された項目を指している。逆方向の隣接する軸とは、例えば、ステップS908で進む軸の方向が時計回りの場合は反時計回りとなる。つまり、元の軸に戻る方向である。ステップS916からS922の処理は、進む方向が逆であること以外は、ステップS908からS914までの処理と同等である。
ステップS918では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Yを抽出する。
ステップS920では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS922では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS916へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS999)。
図10は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例では、逆方向に進む場合に、前述したように処理が終了してから逆方向に進んで終わるのではなく、毎回前後に波及させるものである。なお、毎回前後に波及させること以外の処理については、図8の処理と同等である。
ステップS1002では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。
ステップS1004では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS1006では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS1008では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1010では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Eを抽出する。
ステップS1012では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸とステップS1008とは逆方向の隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1014では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Fを抽出する。
ステップS1016では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、繰り返し回数は予め定められた回数に達したか否かを判断し、達した場合はステップS1018へ進み、それ以外の場合はステップS1008へ戻る。
ステップS1018では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
S1008とS1012における項目Dとは、S1006又は直前のS1010とS1014の処理の結果として抽出された項目を指す。
また、逆方向に関連性を抽出した結果、既に抽出済みの項目について関連性を再度算出しなければならないことがある。このような場合は、古い算出結果と新しい算出結果を比較して、関連性が強い方の値を採用してもよいし、常に、新しい値を採用してもよい。
関連性を規定回数調べる代わりに、表全体の関連性の算出結果に変化がなくなるまで反復を繰り返すようにしてもよい。
図11は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例では、逆方向に進む場合に、前述したように処理が終了してから逆方向に進んで終わるのではなく、ユーザの指示で逐次逆に波及させるものである。なお、ユーザの指示で逐次逆に波及させること以外の処理については、図9の処理と同等である。
ステップS1102では、項目選択モジュール110が、ユーザーに軸上の項目Aを選択させる。
ステップS1104では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、選択された項目Aと、その項目Aが属する軸と隣接する軸上の各項目との関連性を算出する。
ステップS1106では、隣軸項目スコア算出モジュール120が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Bを抽出する。
ステップS1108では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸と隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1110では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Eを抽出する。
ステップS1112では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、抽出した項目Dと、その項目Dが属する軸とステップS1108とは逆方向の隣接する軸上の各項目の関連性を算出する。
ステップS1114では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、予め定められた値以上の関連性がある隣接する軸上の項目Fを抽出する。
ステップS1116では、表示モジュール140が、項目Aと抽出した項目を強調表示する。
ステップS1118では、隣々軸項目スコア算出モジュール130が、ユーザーから繰り返し指定があったか否かを判断し、あった場合はステップS1108へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS1199)。
S1108とS1112における項目Dとは、S1106又は直前のS1110とS1114の処理の結果として抽出された項目を指す。
また、逆方向に関連性を抽出した結果、既に抽出済みの項目について関連性を再度算出しなければならないことがある。このような場合は、古い算出結果と新しい算出結果を比較して、関連性が強い方の値を採用してもよいし、常に、新しい値を採用してもよい。
図12は、第1の実施の形態(表示モジュール140)による処理例を示す説明図である。図5の例では、抽出された項目を強調表示したが、図12の例に示すように、抽出した項目を抜き出して品質機能展開表を生成するようにしてもよい。ここでは、図5の例で、選択項目450と、抽出された対応項目514、対応項目518、対応項目524、対応項目528、対応項目532、対応項目546、対応項目550、対応項目554だけからなる品質機能展開表を生成し、表示した例を示している。品質機能展開表が大きくなった場合(例えば、表示装置であるディスプレイよりも大きくなり、スクロール等を行わなければ抽出した項目を見ることができない場合等)に、抽出した項目を一覧するために用いられる。なお、軸の名称は例示であり、後述する品質機能展開表の名称としてもよい。
図13は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。第2の実施の形態は、前述の第1の実施の形態によって選択される項目、関連性のある項目が含まれている品質機能展開表を作成、表示するものである。
第2の実施の形態である情報処理装置1300は、図13の例に示すように、軸名称設定モジュール1310、部材/システム選択モジュール1315、軸対応項目作成モジュール1320、軸間整合モジュール1325、表示モジュール1330、軸関連情報記憶モジュール1350を有している。
情報処理装置1300は、技術・商品の開発を効率化するとともに成果の品質を高めるための設計・開発支援に用いられるものである。
部材/システム選択モジュール1315は、軸名称設定モジュール1310と接続されている。部材/システム選択モジュール1315は、(1)部品、部材の製造工程とそれらの部品を組み上げたときの製品の品質の関係を明確化するための品質機能展開表(以下、「部材品質機能展開表」ともいう)、(2)技術、商品の開発における設計条件と技術又は製品の品質の関係を明確化するための品質機能展開表(以下、「システム品質機能展開表」ともいう)、のいずれを作成するかを選択するものである。いずれにするかによって、後述する軸の名称、項目が異なってくる。この選択は、操作者の選択操作によって行ってもよい。また、操作者、操作者の所属部門、職種等に応じて、いずれかを選択するようにしてもよい。例えば、操作者を本実施の形態において一意に識別できる操作者識別子と「部材品質機能展開表」又は「システム品質機能展開表」のいずれかを対応付けたテーブルを軸関連情報記憶モジュール1350に予め用意し、そのテーブルを用いて操作者識別子から選択するようにしてもよい。また、操作者と所属部門又は職種等を対応付けたテーブルと、所属部門又は職種等と「部材品質機能展開表」又は「システム品質機能展開表」のいずれかを対応付けたテーブルを軸関連情報記憶モジュール1350に予め用意し、その2つのテーブルを用いて操作者識別子から選択するようにしてもよい。
軸名称設定モジュール1310は、部材/システム選択モジュール1315、軸対応項目作成モジュール1320、軸関連情報記憶モジュール1350と接続されている。軸名称設定モジュール1310は、第1軸から第4軸の名称を設定する。なお、設定は、作成も含む概念として用いる。軸名称設定モジュール1310は、部材/システム選択モジュール1315による選択結果に基づいて、第1軸から第4軸の名称を設定するようにしてもよい。つまり、部材/システム選択モジュール1315によって「部材品質機能展開表」が選択されている場合は、第1軸の名称として「製品の品質」、第2軸の名称として「発揮すべき性能」、第3軸の名称として「構造と物性」、第4軸の名称として「作成条件」を設定してもよい。そして、部材/システム選択モジュール1315によって「システム品質機能展開表」が選択されている場合は、第1軸の名称として「製品の品質」、第2軸の名称として「メカニズム」、第3軸の名称として「物理的特性」、第4軸の名称として「設計条件」を設定してもよい。
軸対応項目作成モジュール1320は、軸名称設定モジュール1310、軸間整合モジュール1325、表示モジュール1330、軸関連情報記憶モジュール1350と接続されている。軸対応項目作成モジュール1320は、軸名称設定モジュール1310によって名称が設定された軸に属する項目を作成する。そして、軸対応項目作成モジュール1320は、(1)第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、(2)第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、(3)第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、(4)第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する。
そして、軸対応項目作成モジュール1320は、(1)第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、(2)第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、(3)第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、(4)第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成するようにしてもよい。特に、部材/システム選択モジュール1315によって「部材品質機能展開表」が選択された場合は、このように作成する。
また、軸対応項目作成モジュール1320は、(1)第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、(2)第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、(3)第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、(4)第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成するようにしてもよい。特に、部材/システム選択モジュール1315によって「システム品質機能展開表」が選択された場合は、このように作成する。さらに、各軸の項目として、各部品、部材の他に「共通」(項目の大分類)を含めるようにしてもよい。
また、軸対応項目作成モジュール1320は、軸間整合モジュール1325によって作成した各軸間の項目の整合性を判断させてもよい。
また、軸対応項目作成モジュール1320は、4軸のそれぞれの定義に合わない項目は、まとめて各軸の項目と並列になるように作成してもよい。例えば、各部材に共通の項目、システムのパラメータ、外乱等がある。
なお、軸に属する項目は、1階層以上の階層構造を有していてもよい。例えば、図15に示す軸項目テーブル1500のようであってもよい。図15は、軸項目テーブル1500のデータ構造例を示す説明図である。軸項目テーブル1500は、軸名称欄1510、項目名欄1520を有している。軸名称欄1510は、軸の名称を記憶している。項目名欄1520は、その軸に属する項目名を記憶している。そして、項目は階層構造を有しており、例えば、大分類、中分類、小分類の3階層を有している。項目名欄1520は、大分類欄1522、中分類欄1524、小分類欄1526を有している。大分類欄1522は、第1階層としての大分類を記憶している。中分類欄1524は、第2階層としての中分類を記憶している。小分類欄1526は、第3階層としての小分類を記憶している。なお、ここでの階層は、小分類だけの1階層、大分類と小分類の2階層、大分類と中分類と小分類の3階層がある。
軸間整合モジュール1325は、軸対応項目作成モジュール1320と接続されている。軸間整合モジュール1325は、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の項目の間に、その項目の予め定められた階層における項目が整合しているか否かを判断し、整合していないと判断した場合は、項目を修正するようにしてもよい。この項目の修正については、自動的に修正する、又は操作者の操作に応じて修正させる(例えば、修正したパターンを例示して操作者に選択させる、操作者に警告を発して修正を促す)ことが考えられる。
表示モジュール1330は、軸対応項目作成モジュール1320と接続されている。表示モジュール1330は、軸名称設定モジュール1310によって設定された軸の名称と軸対応項目作成モジュール1320によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する。例えば、後述する図19に示す「部材品質機能展開表」、図20に示す「システム品質機能展開表」のようであってもよい。
軸関連情報記憶モジュール1350は、軸名称設定モジュール1310、軸対応項目作成モジュール1320と接続されている。軸関連情報記憶モジュール1350は、軸に関連する情報を記憶している。例えば、軸項目テーブル1500を記憶している。
図14は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1402では、軸名称設定モジュール1310が、設定する4軸表の書誌情報を受け付ける。書誌情報としては、例えば、操作者名称、操作者識別子、作成日時、製品名等がある。
ステップS1404では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=1とする。変数:Nは、軸を指し示す値である。
ステップS1406では、軸名称設定モジュール1310が、軸名称のリストを表示する。図16は、軸の名称を表示、選択する処理例を示す説明図である。情報処理装置1300に備え付けられている液晶ディスプレイ等上の設定画面1600に、第N軸設定欄1610、軸名称設定欄1620、軸項目設定欄1650を表示する。第N軸設定欄1610内には、ステップS1404又はステップS1424で設定された変数:Nの値に応じて、現在の対象軸は、第N軸であることを表示する。軸名称設定欄1620内が操作者の操作によって選択されると、軸名称リスト表示領域1630を含む軸名称選択領域1625を表示する。軸名称リスト表示領域1630内の軸名称を、カーソル1629を用いて選択させる。軸名称リスト表示領域1630内の軸名称は、軸項目テーブル1500の軸名称欄1510から抽出すればよい。
ステップS1408では、軸名称設定モジュール1310が、第N軸の軸名称を受け付ける。
ステップS1410では、軸対応項目作成モジュール1320が、選択した軸名称に属する項目名をリスト表示する。図17は、軸の項目を表示、選択する処理例を示す説明図である。設定画面1600に、第N軸設定欄1610、軸名称設定欄1620、軸項目設定欄1650を表示する。軸項目設定欄1650内が操作者の操作によって選択されると、項目選択テーブル1710、選択結果表示テーブル1720を含む項目選択領域1655を表示する。項目選択テーブル1710内の項目を、カーソル1629を用いて選択させると、選択結果表示テーブル1720内にその項目を移動して表示する。項目選択テーブル1710内の項目名称は、軸項目テーブル1500の項目名欄1520から抽出すればよい。
ステップS1412では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名の1つ又は複数を受け付ける。
ステップS1414では、軸対応項目作成モジュール1320が、受け付けた項目を選択リストに追加する。
ステップS1416では、軸対応項目作成モジュール1320が、必要ならば選択リストを並べ替える。例えば、既に項目が選択された軸における項目順と合わせるように、項目を並べ替えてもよい。
ステップS1418では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名選択が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS1420へ進み、それ以外の場合はステップS1412へ戻る。例えば、図17に例示の項目選択領域1655内のOKボタン1790が操作者の操作によって選択された場合が「項目名選択が完了」である。
ステップS1420では、軸対応項目作成モジュール1320が、軸関連情報記憶モジュール1350に選択リストの項目名を第N軸の項目名として格納する。図18は、軸の名称と項目を選択した結果の表示例を示す説明図である。第N軸設定欄1610に現在の対象となっている軸を表示し、軸名称設定欄1620にその軸の名称を表示し、軸項目設定欄1650内に軸・項目設定結果テーブル1810を表示する。第N軸設定欄1610、軸名称設定欄1620、軸・項目設定結果テーブル1810の組み合わせは、軸関連情報記憶モジュール1350に記憶させる。
ステップS1422では、軸対応項目作成モジュール1320が、変数:N=4であるか否かを判断し、変数:N=4である場合はステップS1426へ進み、それ以外の場合はステップS1424へ進む。
ステップS1424では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=N+1(変数:Nをインクリメント)とする。
ここでは、第1軸から順に第4軸を受け付ける構成を示しているが、操作者が軸の名称と項目を与える軸の番号を任意に選択できる構成としてもよい。
ステップS1426では、表示モジュール1330が、第1軸を上向きに、第2軸を右向きに、第3軸を下向きに、第4軸を左向きに配置して、4軸表を描画する。
例えば、図19に示す「部材品質機能展開表」、図20に示す「システム品質機能展開表」のように表示する。
図19の例では、4つの軸(品質軸(第1軸)1900、発揮すべき性能軸(第2軸)1920、構造と物性軸(第3軸)1940、作成条件軸(第4軸)1960)の一端(三角形領域である軸名称表示領域(品質)1902、軸名称表示領域(発揮すべき性能)1922、軸名称表示領域(構造と物性)1942、軸名称表示領域(作成条件)1962)にそれぞれの軸の名称を表示する。そして、その一端から品質軸(第1軸)1900は上方向に項目名表示領域1904を伸ばした軸に、発揮すべき性能軸(第2軸)1920は右方向に項目名表示領域1924を伸ばした軸に、構造と物性軸(第3軸)1940は下方向に項目名表示領域1944を伸ばした軸に、作成条件軸(第4軸)1960は左方向に項目名表示領域1964を伸ばした軸に、それぞれの軸に属する項目を表示する。次に、少なくても項目名表示領域1904と項目名表示領域1924によって囲まれている相関記入領域1910、項目名表示領域1924と項目名表示領域1944によって囲まれている相関記入領域1930、項目名表示領域1944と項目名表示領域1964によって囲まれている相関記入領域1950の3つの領域に各項目が交差する位置に、その項目間の因果関係を記入し得るマトリックスを生成する。例えば、項目名表示領域1904の項目「安全性・耐久性」の「やけどしない」と項目名表示領域1924の「保持部」の「基本性能」の「熱くなりにくい」には、強い相関があることを示す◎が記入されている。この相関の表し方については、数値で表してもよいし、色で表してもよいし、これらの組み合わせで表示してもよい。たとえば記号を正の相関の場合に赤字、負の相関の場合に青字とすれば、相関の強弱に加えて正負も表すことができる。なお、項目名表示領域1904と項目名表示領域1964によって囲まれている相関記入領域1970に、その項目間の因果関係を記入し得るマトリックスを生成してもよい。この「部材品質機能展開表」は、「作成条件」が「品質」に及ぼす影響を、「作成条件」と「構造と物性」、「構造と物性」と「発揮すべき性能」、「発揮すべき性能」と「品質」を介して、検証することができるようになる。つまり、結果としての「品質」(現象)へのメカニズムを「作成条件」から「構造と物性」、「発揮すべき性能」を通って解明することを、本実施の形態以外の情報処理装置よりも容易にするものである。例えば、品質向上のための施策が他の品質については悪化となってしまうこととその理由を、事前に把握可能になる。そして、開発上の技術的な課題が発生したときに、原因や施策を検討するための解析技術を抽出すること、そしてその解析技術を未然に獲得することを可能とする。
例えば、第2軸に関するマトリックスを記載するためには、各部品・部材の機能発現のメカニズムがわかっている必要がある。この項目を記載できない箇所を調べることで、必要な解析技術を抽出できる。
各軸は一般に異なる部門が担当する項目なので、部門間の協業を促進できる。
図16、図17に示したように、予め用意されたリストから軸の名称や項目の名称を選択する構成のときは、いずれの多軸表でも同じ用語が使用されることになるため、本実施の形態が特に高い効果を発揮する。
図20に示す例は、図19と同等のものであるが、「システム品質機能展開表」であるために、前述したように、各部品、部材の他に共通の項目がある。この「システム品質機能展開表」は、「設計条件」が「品質」に及ぼす影響を、「設計条件」と「物理的特性」、「物理的特性」と「メカニズム」、「メカニズム」と「品質」を介して、検証することができるようになる。つまり、結果としての「品質」(現象)へのメカニズムを「設計条件」から「物理的特性」、「メカニズム」を通って解明することを、本実施の形態以外の情報処理装置よりも容易にするものである。例えば、品質向上のための施策が他の品質については悪化となってしまうことを、事前に把握可能になる。そして、開発上の技術的な課題が発生したときに、原因や施策を検討するための解析技術を抽出すること、そしてその解析技術を未然に獲得することを可能とする。
例えば、第2軸に関するマトリックスを記載するためには、設計条件で決まる特性が品質に影響する物理メカニズムがわかっている必要がある。この項目を記載できない箇所を調べることで、必要な解析技術を抽出できる。
なお、操作者の操作によってマトリックス内に、項目間の相関関係の値が記入された後に、表示モジュール1330は、マトリックス内で埋められていない箇所を示す項目について、その旨を表示するようにしてもよい。例えば、その箇所を他の箇所(既に因果関係が記載されている箇所)とは異なる色で表す等である。
また、第3軸に関するマトリックス内で値を記載できていない項目を抽出し、例えば、性能との関係における「構造と物性」の項目に示されているものの計測技術が不足している旨を表示するようにしてもよい。
図21は、第2の実施の形態による他の処理例を示すフローチャートである。前述した図14の例に示すフローチャートに対して、ステップS2110、ステップS2116、ステップS2118を付加したものである。したがって、そのステップの処理について、詳細に説明する。他のステップの処理は、図14の例に示すフローチャート内の処理と同等である。
ステップS2102では、軸名称設定モジュール1310が、設定する4軸表の書誌情報を受け付ける。
ステップS2104では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=1とする。
ステップS2106では、軸名称設定モジュール1310が、軸名称のリストを表示する。
ステップS2108では、軸名称設定モジュール1310が、第N軸の軸名称を受け付ける。
ステップS2110では、既に項目が設定された軸と整合する項目を抽出する。この処理は、軸対応項目作成モジュール1320が軸間整合モジュール1325に行わせる。例えば、既に設定された軸の項目の大分類の階層が一致する項目を抽出する。ここで「既に設定された軸」としては、対象としている軸とマトリックスを構成する軸としてもよい。例えば、第2軸の場合は第1軸、第3軸の場合は第2軸、第4軸の場合は第3軸となる。
ステップS2112では、軸対応項目作成モジュール1320が、選択した軸名称に属する項目名をリスト表示する。ステップS2110で抽出した項目だけを表示するようにしてもよい。また、ステップS2110で抽出した項目以外の項目を含めるようにしてもよい。その場合は、ステップS2110で抽出した項目を他の項目とは異なる形態(形状、模様、色彩、又はこれらの組み合わせ)で表示するようにしてもよい。
ステップS2114では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名の1つ又は複数を受け付ける。
ステップS2116では、軸間整合モジュール1325が、既に項目が設定された軸と項目は整合するか否かを判断し、整合する場合はステップS2120へ進み、それ以外の場合はステップS2118へ進む。整合するとは、項目が階層構造を有しており、その階層における予め定められた階層の名称が一致することをいう。ここで「既に設定された軸」としては、前述の通り、対象としている軸とマトリックスを構成する軸としてもよい。整合していない項目がある場合は、ステップS2118へ進むことになる。
ステップS2118では、軸対応項目作成モジュール1320が、対象軸又は他の軸の項目名を修正する。整合していない項目として、対象軸における項目又は既に設定された軸における項目がある。その項目を、操作者の操作に基づいて修正する機会を与える。なお、必ずしも修正されなくてもよい。
ステップS2120では、軸対応項目作成モジュール1320が、受け付けた項目を選択リストに追加する。
ステップS2122では、軸対応項目作成モジュール1320が、必要ならば選択リストを並べ替える。
ステップS2124では、軸対応項目作成モジュール1320が、項目名選択が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS2126へ進み、それ以外の場合はステップS2114へ戻る。
ステップS2126では、軸対応項目作成モジュール1320が、軸関連情報記憶モジュール1350に選択リストの項目名を第N軸の項目名として格納する。
ステップS2128では、軸対応項目作成モジュール1320が、変数:N=4であるか否かを判断し、変数:N=4である場合はステップS2132へ進み、それ以外の場合はステップS2130へ進む。
ステップS2130では、軸名称設定モジュール1310が、変数:N=N+1とする。
ステップS2132では、表示モジュール1330が、第1軸を上向きに、第2軸を右向きに、第3軸を下向きに、第4軸を左向きに配置して、4軸表を描画する。
図22を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図22に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部2217と、プリンタなどのデータ出力部2218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)2201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、項目選択モジュール110、隣軸項目スコア算出モジュール120、隣々軸項目スコア算出モジュール130、表示モジュール140、軸名称設定モジュール1310、部材/システム選択モジュール1315、軸対応項目作成モジュール1320、軸間整合モジュール1325、表示モジュール1330等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)2202は、CPU2201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2203は、CPU2201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス2204により相互に接続されている。
ホストバス2204は、ブリッジ2205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス2206に接続されている。
キーボード2208、マウス等のポインティングデバイス2209は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ2210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)2211は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、軸項目テーブル1500、設定された軸名称、項目名などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ2212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2207、外部バス2206、ブリッジ2205、及びホストバス2204を介して接続されているRAM2203に供給する。リムーバブル記録媒体2213も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート2214は、外部接続機器2215を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート2214は、インタフェース2207、及び外部バス2206、ブリッジ2205、ホストバス2204等を介してCPU2201等に接続されている。通信部2216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部2217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2218は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図22に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図22に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図22に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
図13以降を用いて説明した第2の実施の形態は、以下の発明のように把握できる。そして、第1の実施の形態は、これらの発明と組み合わせてもよい。
(A1) 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
を具備し、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理装置。
(A2) 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
を具備し、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理装置。
(A3) 前記軸名称設定手段は、軸名称のリストを操作者に対して表示し、当該軸名称のリストから操作者によって選択された名称を軸の名称とする
ことを特徴とする(A1)又は(A2)に記載の情報処理装置。
(A4) 前記項目作成手段は、項目のリストを操作者に対して表示し、当該項目のリストから操作者によって選択された項目を軸に属する項目とする
ことを特徴とする(A1)乃至(A3)に記載の情報処理装置。
(A5) 前記軸に属する項目は、階層構造を有しており、
前記項目作成手段は、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の項目の間に、該項目の予め定められた階層における項目が整合しているか否かを判断し、整合していないと判断した場合は、項目を修正する
ことを特徴とする(A1)乃至(A4)に記載の情報処理装置。
(A6) コンピュータを、
第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
として機能させ、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
(A7) コンピュータを、
第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
として機能させ、
前記項目作成手段は、
前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
100…情報処理装置
110…項目選択モジュール
120…隣軸項目スコア算出モジュール
130…隣々軸項目スコア算出モジュール
140…表示モジュール
1300…情報処理装置
1310…軸名称設定モジュール
1315…部材/システム選択モジュール
1320…軸対応項目作成モジュール
1325…軸間整合モジュール
1330…表示モジュール
1350…軸関連情報記憶モジュール

Claims (7)

  1. 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
    前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
    前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
    を具備し、
    前記項目作成手段は、
    前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
    前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
    前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
    前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
    を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
    さらに、
    前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
    前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
    前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
    前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
    を具備し、
    前記項目作成手段は、
    前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
    前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
    前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
    前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
    を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
    さらに、
    前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
    前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記第2の抽出手段によって抽出された第3の項目を前記第2の項目として、前記第2の算出手段と前記第2の抽出手段に処理させることを1回以上繰り返すように制御する制御手段
    をさらに具備し、
    前記第2の表示手段は、前記第1の項目と前記第2の項目と前記第2の抽出手段によって抽出された項目を、他の項目とは異なる形態で表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記第2の算出手段と前記第2の抽出手段による繰り返し処理が終了した後、逆方向に隣り合う軸に属している項目を対象として、該第2の算出手段と該第2の抽出手段に処理させることを1回以上繰り返すように制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の表示手段は、前記第1の項目と前記第2の項目と前記第2の抽出手段によって抽出された項目だけからなる品質機能展開表を表示する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
    前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
    前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
    として機能させ、
    前記項目作成手段は、
    前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
    前記第2軸に属する項目として、各部品、各部材が製品の品質を満たすために発揮すべき性能の度合いを示す項目、
    前記第3軸に属する項目として、各部品、各部材の構造と物性についての項目、
    前記第4軸に属する項目として、各部品、各部材の作成条件を定義する項目、
    を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
    さらに、
    前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
    前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  7. コンピュータを、
    第1軸から第4軸の名称を設定する軸名称設定手段と、
    前記軸名称設定手段によって名称が設定された軸に属する項目を作成する項目作成手段と、
    前記軸名称設定手段によって設定された軸の名称と前記項目作成手段によって作成された項目に基づいて、製品を開発するために用いる品質機能展開表として、中心から上下左右に分けた領域内に、第1軸から第4軸の各々の名称を配置し、該中心から上下左右に伸びる方向に第1軸から第4軸の各々の軸に属する項目を配置し、少なくとも第1軸と第2軸、第2軸と第3軸、第3軸と第4軸の間に項目間の因果関係を記入可能な配列を配置した品質機能展開表を表示する表示手段
    として機能させ、
    前記項目作成手段は、
    前記第1軸に属する項目として、製品の品質を示す項目、
    前記第2軸に属する項目として、物理的な特性項目によって挙動が決定され、製品の品質を支配する物理的なメカニズムの項目、
    前記第3軸に属する項目として、設計条件によって決まるシステムの物理的な特性を示す項目、
    前記第4軸に属する項目として、設計条件を示す項目、
    を操作者が選択することによって、各軸に属する項目を作成し、
    さらに、
    前記表示された前記品質機能展開表内の項目を、操作者の選択操作によって選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された第1の項目と該第1の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性を算出する第1の算出手段と、
    前記第1の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第2の項目を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された第2の項目と該第2の項目が属している軸と隣り合う軸に属している項目との関連性から第1の項目との関連性を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段によって算出された関連性と予め定められた値とを比較して、前記第1の項目に関連する第3の項目を抽出する第2の抽出手段と、
    前記品質機能展開表内の前記第1の項目と前記第2の項目と前記第3の項目を、他の項目とは異なる形態で表示する第2の表示手段
    として機能させさせるための情報処理プログラム。
JP2012266806A 2012-12-05 2012-12-05 情報処理装置及び情報処理プログラム Active JP5983368B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266806A JP5983368B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 情報処理装置及び情報処理プログラム
US13/888,842 US9460477B2 (en) 2012-12-05 2013-05-07 Information processing apparatus and method and non-transitory computer readable medium
CN201310286613.1A CN103854128A (zh) 2012-12-05 2013-07-09 信息处理装置和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266806A JP5983368B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 情報処理装置及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014112338A JP2014112338A (ja) 2014-06-19
JP5983368B2 true JP5983368B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=50826517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012266806A Active JP5983368B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 情報処理装置及び情報処理プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9460477B2 (ja)
JP (1) JP5983368B2 (ja)
CN (1) CN103854128A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6586902B2 (ja) * 2016-02-09 2019-10-09 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP6674094B2 (ja) * 2016-03-31 2020-04-01 富士通株式会社 領域抽出プログラム、領域抽出方法、および領域抽出装置
EP3465506B1 (en) * 2016-06-01 2024-04-03 Life Technologies Corporation Methods and systems for designing gene panels
CN110609873A (zh) * 2018-06-15 2019-12-24 富士施乐株式会社 信息处理装置和非暂时性计算机可读介质
JP2019219769A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6841308B2 (ja) * 2019-08-01 2021-03-10 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5745390A (en) * 1997-02-21 1998-04-28 Regents Of The University Of Michigan Method and system for reducing development time of complex systems utilizing correlation matrices
US20050027870A1 (en) * 1998-04-14 2005-02-03 Trebes Harold Herman System and method for providing peer-oriented control of telecommunication services
US7020697B1 (en) * 1999-10-01 2006-03-28 Accenture Llp Architectures for netcentric computing systems
US6766205B1 (en) * 2000-06-15 2004-07-20 General Electric Company Method, system and storage medium for providing network based optimization tools
US6535775B1 (en) * 2000-09-01 2003-03-18 General Electric Company Processor system and method for integrating computerized quality design tools
US7219068B2 (en) * 2001-03-13 2007-05-15 Ford Motor Company Method and system for product optimization
JP2004005393A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Toshiba Corp 製品ライフサイクル計画支援プログラム
AU2003295572A1 (en) * 2002-11-15 2004-06-15 Axios Partners, Llc Value innovation management system and methods
JP2004362480A (ja) 2003-06-06 2004-12-24 Toshiba Corp 品質機能展開支援方法とそのためのプログラム
JP2007219947A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 因果関係知識抽出装置及びプログラム
JP2010009153A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Incs Inc 設計支援システム、設計支援装置、設計支援プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体
JP5178417B2 (ja) * 2008-09-10 2013-04-10 アルパイン株式会社 設計支援装置、設計支援システム、設計支援方法および設計支援プログラム
JP2010128708A (ja) 2008-11-26 2010-06-10 Kyushu Hitachi Maxell Ltd 製品開発支援装置及びそのプログラム
US20140156338A1 (en) * 2012-12-05 2014-06-05 Fuji Xerox Co., Ltd. Information processing apparatus and method and non-transitory computer readable medium

Also Published As

Publication number Publication date
US20140156655A1 (en) 2014-06-05
CN103854128A (zh) 2014-06-11
US9460477B2 (en) 2016-10-04
JP2014112338A (ja) 2014-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5983368B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
Fei et al. A method for engineering design change analysis using system modelling and knowledge management techniques
US20180032492A1 (en) Generation of annotated computerized visualizations with explanations
Park et al. Evidence of latecomers’ catch-up in CoPS industries: a systematic review
US20140156338A1 (en) Information processing apparatus and method and non-transitory computer readable medium
JP2009015603A (ja) 作業項目抽出装置、作業項目抽出方法、および、作業項目抽出プログラム
JP5898584B2 (ja) 六面体メッシュ生成装置
Gupta et al. Computer-aided generation of modularised conceptual designs with assembly and variety considerations
US20140136152A1 (en) Analyzing hardware designs based on component re-use
Ginting et al. TRIZ or DFMA Combined With QFD as Product Design Methodology: A Review.
Siddharth et al. A multiple-domain matrix support to capture rationale for engineering design changes
JP5439296B2 (ja) 変更影響予測方法及び変更影響予測装置
Perkins et al. Practical data science for actuarial tasks
Kim et al. Visualization support for multi-criteria decision making in software issue propagation
Smith et al. Computer aided material selection for additive manufacturing materials
CN116862383A (zh) 用于确定物料清单之间的差异性的方法、装置及处理器
US7853442B2 (en) Printed circuit board design instruction support method and device
JP5942827B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
US20160291821A1 (en) Generating and displaying graphical representations of processes
JP2014002565A (ja) アプリケーションプログラムの影響範囲抽出方法および影響範囲抽出プログラム
JPWO2013145230A1 (ja) 情報分析支援装置、情報分析支援方法、及び情報分析支援プログラム
Tokarz et al. Methods and tools for the development of a Product-Service System: Proposal of a conceptual model
JP6031981B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2009288848A (ja) 部品共通化設計支援装置
JP2009140362A (ja) セキュリティレベル評価装置およびセキュリティレベル評価プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5983368

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350