JP2018128728A - 情報送信システム、通信システム、情報送信方法、及びプログラム - Google Patents

情報送信システム、通信システム、情報送信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信端末間で送信されるコンテンツデータのログへのアクセスは、コンテンツデータ毎に予め設定されたアカウント等に限定されることがある。このため、通信システムにおいて、通信端末間で送信されるコンテンツデータのログを取得するためには、認証、或いはログの選択等の煩雑な処理を要する。
【解決手段】 管理システム50のログ管理DB5007は、複数の端末10間でチャットメッセージを送信するためのセッションsedが確立されている間に、端末10によって送信されるチャットメッセージのログを管理する。管理システム50の送受信部51は、セッションsedの終了前に自動送信の宛先を含む設定情報を複数の端末10の少なくとも一方から受信する。管理システム50の送受信部51は、ログ管理DB5007において管理されているチャットメッセージのログを、送受信部51によって受け付けられた設定に基づいて、上記の宛先へ送信する。
【選択図】図10

Description

本発明は、情報送信システム、通信システム、情報送信方法、及びプログラムに関する。
近年、インターネット等の通信ネットワークを介して拠点間の通信を行う通信システムが普及している。このような通信システムにおいて、例えば、一方の拠点には一方の通信端末が設置され、他方の拠点には他方の通信端末が設置される。通信システムを利用して会議等を行う場合、一方の通信端末は、一方のユーザの画像を撮像し、発言等を収集し、それらをコンテンツデータとして、他方の通信端末へ送信する。他方の通信端末は、受信したコンテンツデータを出力する。コンテンツデータの他の例としてテキストデータを用いる場合には、通信システムにより、拠点間でチャットメッセージを送信することもできる。
特許文献1には、クライアントが当該チャットシステムに接続しているか否かに関わらず、予めユーザにより設定されたチャットサーバのチャットチャンネルにおける発言履歴を取得するエージェントと、上記取得した発言履歴を保存しておく発言履歴保存部と、チャットシステム外部の電話機からのコンピュータネットワークを介した要求に応じて、上記保存された発言履歴情報をユーザの予め設定した形態に加工し、チャットシステム外部のFAXにコンピュータネットワークを介して送信するユーザ認証履歴加工部を有する発言履歴管理システムが開示されている。
しかしながら、通信端末間で送信されるコンテンツデータのログへのアクセスは、コンテンツデータ毎に予め設定されたアカウント等に限定されることがある。このため、通信システムにおいて、通信端末間で送信されるコンテンツデータのログを取得するためには、認証、或いはログの選択等の煩雑な処理を要するという課題が生じる。
請求項1に係る発明の情報送信システムは、会議システムにおいて、複数の通信端末間でコンテンツデータを送信するためのセッションが確立されている間に、前記複数の通信端末のそれぞれによって送信される前記コンテンツデータのログを管理する管理手段と、前記セッションの終了前に、前記ログの送信先の情報を前記複数の通信端末の少なくとも一方から受け付ける受付手段と、前記管理手段において管理されている前記ログを、前記受付手段によって受け付けられた情報に基づいて、前記送信先へ送信する送信手段と、を有する。
以上説明したように本発明によれば、通信システムにおいて、通信端末間で送信されるコンテンツデータのログを、簡易な処理により取得できるようになるという効果を奏する。
図1は、一実施形態に係る通信システムの概略図である。 図2は、通信システムにおける各種情報の送受信の状態の一例を示した概念図である。 図3は、一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 図4は、一実施形態に係る通信システムの一部を構成する端末、及び管理システムの機能ブロック図である。 図5は、管理システムにおいて管理される各管理テーブルを示す概念図である。 図6は、端末が管理システムへログインする処理の一例を示すシーケンス図である。 図7は、個人毎に行う設定の入力画面の一例を示す。 図8は、端末間の通信を確立する処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、テキストデータを送信する処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、ディスプレイの表示例である。 図11は、チャットメッセージのログの送信を要求する処理の一例を示すシーケンス図である。 図12は、端末間の通信を終了する処理の一例を示すシーケンス図である。 図13は、チャットログの送信の準備段階の処理の一例を示すフロー図である。 図14の(A)は、管理システムの記憶部の機能ブロック図である。図14の(B)は、予約管理テーブルを示す概念図である。図14の(C)は、予約設定入力画面の一例を示す。 図15は、予約設定処理の一例を示すシーケンス図である。 図16は、管理システムがセッションを管理する処理の一例を示すフロー図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システムの全体構成>>
図1は、一実施形態に係る通信システムの概略図である。通信システム1は、複数の通信端末10、及び通信管理システム50によって構築されている。以下、「通信端末」を単に「端末」と表し、「通信管理システム」を単に「管理システム」と表す。図1には、一つの管理システム50、及び二つの端末10が示されているが、通信システム1において、三つ以上の端末10が設けられても良く、端末10、及び管理システム50に加えて他の装置が設けられてもよい。
通信システム1には、一方の端末10から他方の端末10に一方向にコンテンツデータを送信するデータ提供システム、或いは複数の端末10間で両方向にコンテンツデータを送信するコミュニケーションシステムが含まれる。コミュニケーションシステムとしては、テレビ会議システム、テレビ電話システム、及びチャットシステム等が例として挙げられる。以下、コンテンツデータは、画像データ、音データ、及びテキストデータであり、通信システム1は、コミュニケーションシステムの一例としてのチャット機能を有するテレビ会議システムであり、端末10は、通信機能を有する汎用のPC(Personal Computer)である場合について説明する。画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であってもよい。なお、「テレビ会議」は、「ビデオ会議」と同義に用いられる。
複数の端末10、及び管理システム50は、通信ネットワーク2を介して通信可能に接続される。複数の端末10は、それぞれ、例えば、日本の東京事業所の会議室、或いはアメリカ合衆国のニューヨーク事業所の会議室等の任意の拠点に設置される。複数の端末10は、画像データ、音データ、及びテキストデータの送受信による拠点間の通信を行う。端末10は、複数の遠隔の事業所内だけでなく、同じ事業所内、屋外と屋内、又は屋外と屋外等の任意の拠点で用いられる。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。端末10は、テレビ会議での利用に限られるものではなく、ユーザ間の一般的な会話に用いられる。
管理システム50は、端末10のログイン認証、端末10による通信の管理等を行う。管理システム50は、端末10と同じ拠点に設置されてもよいし、異なる拠点に設置されてもよい。
本実施形態において、通信ネットワーク2は、例えば、LAN(Local Area Network)、専用線、及びインターネット等によって構築される。通信ネットワーク2には、有線だけでなく、Wi−Fi(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。
通信ネットワーク2に接続可能な他の装置としては、例えば、端末10間でコンテンツデータを中継する中継装置、端末10に端末用プログラムを送信し、管理システム50に通信管理用プログラムを送信するプログラム提供システム、端末10、及び管理システム50のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行うメンテナンスシステムが挙げられる。
図2は、通信システムにおける各種情報の送受信の状態の一例を示した概念図である。なお、図2では、複数の端末10間で、中継装置30a、又は中継装置30bを介してコンテンツデータが送信される例が示されている。なお、端末10間の通信は、これに限られず、P2P(Peer to Peer)等の任意の方式で行われてもよい。図2に示されているように、通信システム1において、端末10、及び管理システム50の間では、呼制御用のメッセージ等の各種の管理情報を送受信するための管理情報用のセッションseiが確立される。また、端末10間では、中継装置30aを介して画像データを送信するためのセッションsed1、及び音データを送信するためのセッションsed2が確立される。更に、端末10間では、中継装置30bを介してテキストデータを送信するためのセッションsed3が確立される。以下、通信端末10間でコンテンツデータを送信するためのセッションsed1、セッションsed2、及びセッションsed3のうち、任意の一以上のセッションをセッションsedと表す。画像データは、画像を再生するために必須の基本データ、及び基本データと組み合わせることにより再生する画像の品質を高めるための拡張データを有していてもよい。この場合、画像データ送信用のセッションsed1は、基本データを送受信するためのセッション、拡張データを送受信するためのセッションを含む。なお、管理システム50が中継装置30a、又は中継装置30bの機能を有しており、管理システム50を介して端末10間のセッションsedが確立されてもよい。
<<実施形態のハードウェア構成>>
図3を用いて、一実施形態に係る端末10のハードウェア構成を説明する。なお、図3は、一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。以下、端末10が通信機能を有する汎用のPCである場合について説明する。端末10が専用の装置である場合には、端末10は、下記で説明するものと同じ、又は対応するハードウェア構成を有する。
端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU101(Central Processing Unit)、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM102(Read Only Memory)、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM103(Random Access Memory)、端末10用のプログラム、及びコンテンツデータ等の各種データを記憶するHD104(Hard Disk)、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD105(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、又はICカード(Integrated Circuit Card)等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F107(Interface)、ユーザの操作を入力するためのキーボード108a、及びマウス108b、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、並びに通信ネットワーク2を利用して通信するためのネットワークI/F111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音を入力する内蔵型のマイク114、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号の入出力を処理する音入出力I/F116、画像データに基づいて生成される画像を出力するディスプレイ120、CPU101の制御に従ってディスプレイ120に画像を伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、並びに上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバス、及びデータバス等のバスライン110を備えている。
カメラ112は、レンズ及び、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含む。固体撮像素子としては、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)又は、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。
管理システム50、中継装置30a、及び中継装置30bは、端末10と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。なお、管理システム50、中継装置30a、及び中継装置30bは、例えば、カメラ112、マイク114、及びスピーカ115等の端末10のハードウェア構成の一部を有していなくてもよい。
<<実施形態の機能構成>>
次に、一実施形態に係る通信システムの機能構成について説明する。図4は、一実施形態に係る通信システムの一部を構成する端末10、及び管理システム50の機能ブロック図である。図4では、端末10、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介して通信することができるように接続されている。
<管理システムの機能構成>
管理システム50は、送受信部51、認証部52、端末管理部53、セッション管理部54、ログ管理部55、及び記憶・読出部59を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD104からRAM103上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。また、管理システム50は、ROM102、RAM103、及びHDD105により構築される記憶部5000を有している。記憶部5000には、以下に示すような各テーブルによって各DB(Database)が構築される。
(認証管理テーブル)
図5の(A)は、認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、認証管理テーブルによって認証管理DB5002が構築される。認証管理テーブルには、管理システム50によって管理されるすべての端末10の各通信IDに対して、認証用のパスワードが関連付けられて管理される。通信IDは、通信システム1において、通信先を特定するための情報である。通信IDとしては、例えば、端末10の識別情報、端末10のユーザの識別情報、アカウント名等が用いられる。以下、端末10としての端末10aa、及び端末10baに対応する通信IDが、それぞれ、ユーザによって入力されたアカウント名「01aa,01ba」である場合について説明する。
(端末管理テーブル)
図5の(B)は、端末管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、端末管理テーブルによって端末管理DB5003が構築される。端末管理テーブルには、各端末10の通信IDに関連付けられて、端末10のIPアドレスが管理される。
(アカウント管理テーブル)
図5の(C)は、アカウント管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、アカウント管理テーブルによってアカウント管理DB5004が構築される。アカウント管理テーブルには、各端末10の通信IDに関連付けられて、端末10のユーザのユーザ名、メールアドレス、端末10が参加したセッションsed3で生成されるチャットメッセージのログを自動送信するか示す情報、自動送信の手段、及び自動送信のため用いられる情報が管理される。自動送信のため用いられる情報としては、dropbox(登録商標)等のオンラインストレージサービスで利用されるユーザID、及びパスワード等のストレージサービス情報、並びにSNS(social networking service)で利用される宛先(ユーザ名)及びパスワード等のSNS情報が挙げられる。自動送信するか示す情報としては、送信することを示す「yes」、及び自動送信の設定がないことを示す「none」が含まれる。
(会議室管理テーブル)
図5の(D)は、会議室管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図5の(D)に示されているような会議室管理テーブルによって会議室管理DB5005が構築される。会議室管理テーブルには、会議室ID、セッションsedのセッションID、セッションsedに参加中の端末10の通信ID、セッションsedの状態を示す情報が関連付けられて管理される。会議室IDは実在の会議室の識別情報ではなく、後述の処理で、複数の端末10が共通のセッションsedに参加するために用いられるものである。
(セッション管理テーブル)
図5の(E)は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、セッション管理テーブルによってセッション管理DB5006が構築される。セッション管理テーブルには、セッションsedのセッションID、このセッションsedで利用される会議室ID、会議の開始時刻、会議の終了時刻、セッションsedに参加した端末10の通信ID、及びセッションsed3で生成されるチャットメッセージのログを自動送信する対象の通信IDが関連付けられて管理される。
(ログ管理テーブル)
図5の(F)は、ログ管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、ログ管理テーブルによってログ管理DB5007が構築される。ログ管理テーブルには、セッションsedのセッションID、このセッションsedにおけるチャットメッセージの送信時刻、チャットメッセージの送信元の通信ID、及びチャットメッセージの内容が関連付けられて管理される。
続いて管理システム50の各機能部について説明する。管理システム50の送受信部51は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F111により、通信ネットワーク2を介して通信相手と各種情報の送受信を行う。
管理システム50の認証部52は、CPU101からの命令により、ログイン要求元の認証を行う。
管理システム50の端末管理部53は、CPU101からの命令により、端末10の状態を管理する。
管理システム50のセッション管理部54は、CPU101からの命令により、端末10間のセッションsedを管理する。
管理システム50のログ管理部55は、CPU101からの命令により、端末10間のセッションsedで送信されるチャットメッセージのログを管理する。
管理システム50の記憶・読出部19は、CPU101からの命令によって、記憶部5000に各種データを記憶するとともに、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、入力受付部12、表示制御部14、及び記憶・読出部19を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、HD104からRAM103上に展開された端末用プログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。また、端末10は、図4に示されているROM102、RAM103、及びHDD105によって構築される記憶部1000を有している。
端末10の送受信部11は、CPU101からの命令によって、通信ネットワーク2を介して、通信相手と各種情報の送受信を行う。
端末10の入力受付部12は、CPU101からの命令、キーボード108a、及びマウス108bによって、ユーザによる各種操作入力を受け付ける。
端末10の表示制御部14は、CPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって、画像をディスプレイ120へ出力させる制御を行う。
端末10の記憶・読出部19は、CPU101からの命令によって、記憶部1000に各種データを記憶するとともに、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<<実施の形態の処理>>
続いて、実施形態に係る処理について説明する。続いて、通信システム1における処理について説明する。
(ログイン処理)
図6は、端末10が管理システム50へログインする処理の一例を示すシーケンス図である。以下、端末10の一例として端末10aaが管理システム50へログインする処理について説明する。なお、他の端末10も同様の処理により管理システム50へログインする。
端末10aaの入力受付部12は、通信IDとしてのアカウント名、及びパスワードの入力を受け付ける(ステップS1)。端末10aaの送受信部11は、入力受付部12によって受け付けられた通信ID、及びパスワードを含むログイン要求を管理システム50へ送信する(ステップS2)。なお、端末10aaの通信ID、及びパスワードは、記憶部1000に予め記憶されていてもよい。この場合、端末10aaの送受信部11は、記憶部1000から読み出された通信ID、及びパスワードを含むログイン要求を管理システム50へ送信する。
管理システム50の送受信部51は、端末10aaによって送信されたログイン要求を受信する。管理システム50は、ログイン要求を受信するときに、ログイン要求元の端末10aaのIPアドレスを取得する。
管理システム50の認証部52は、ログイン要求に含まれている通信ID、及びパスワードを検索キーとして、認証管理テーブル(図5の(A)参照)を検索し、この認証管理テーブルに同一の通信ID、及びパスワードの組が管理されているかを判断することによって認証を行う(ステップS3)。以下、認証部52によって、ログイン要求元が正当な利用権限を有すると判断された場合について説明する。ログイン要求元が正当な利用権限を有すると判断されると、端末10aaは管理システム50へログインすることで、端末10aa、及び管理システム50間のセッションseiは確立する。
管理システム50の端末管理部53は、端末管理テーブル(図5の(B)参照)において、ログイン要求元の端末10aaの通信ID、及びログイン要求元の端末10aaのIPアドレスを関連付けて記録する(ステップS4)。管理システム50の送受信部51は、認証部52による認証結果が示された認証結果情報を、ログイン要求元の端末10aaへ送信する(ステップS5)。これにより、ログイン要求元の端末10aaの送受信部11は、認証結果情報を受信する。
端末10aaが管理システム50へログインしてから、端末10aaの入力受付部12は、ユーザによる操作に応じて、個人毎に行う設定の入力画面の要求の入力を受け付ける。入力画面の要求は、他の端末10との通信の開始前に行われても、通信中に行われてもよい。入力画面の要求の操作入力が受け付けられると、端末10aaの表示制御部14は、入力画面をディスプレイ120に表示させる。
図7は、個人毎に行う設定の入力画面の一例を示す。図7に示すように、入力画面には、セッションsedの終了後にチャットメッセージのログを自動送信するか選択するためのラジオボタンが含まれている。また、入力画面には、自動送信の送信手段を選択するためのプルダウンが含まれている。プルダウンは、送信手段として例えば、メール、オンラインストレージサービス、SNS等の予め設定された選択肢を含む。更に、入力画面には、選択された送信手段で送信するときの宛先として、メールアドレス、又はユーザ名の入力欄が設けられている。また、入力画面には、オンラインストレージサービス、又はSNSを利用するときのパスワードの入力欄が含まれている。更に、入力画面には、自端末側のユーザ名の入力欄も含まれている。なお、上記の各設定値としては、端末10aaの記憶部1000に、デフォルトが予め記録されていてもよい。この場合、表示制御部14は、記憶部1000に予め記録されているデフォルトの設定値を入力画面に含めて出力してもよい。
ユーザが、入力画面において、自動送信をするかを示す情報、及び送信手段を選択し、ユーザ名、宛先、及びパスワード等を入力して「設定」ボタンを押下すると、端末10aaの入力受付部は、これらの操作入力を受け付ける(ステップS11)
端末10aaの送受信部11は、ステップS11で選択、又は入力された自動送信をするかを示す情報、送信手段、宛先(メールアドレス、ユーザID)、及びパスワード等を含む設定情報を管理システム50へ送信する(ステップS12)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aaによって送信された設定情報を受信する。管理システム50の記憶・読出部59は、端末10aaの通信IDに関連付けて、設定情報に含まれる自動送信の要否、送信手段、宛先(メールアドレス、ユーザ名)、及びパスワードをアカウント管理テーブル(図5の(C)参照)に記録する(ステップS13)。
(端末間の通信の確立処理)
続いて、端末10間の通信を確立する処理について説明する。図8は、端末間の通信を確立する処理の一例を示すシーケンス図である。なお、以下、管理システム50にログインした端末10aa、及び端末10baがテレビ会議のための通信を開始する処理について説明するが、管理システム50にログインした他の端末10も、同様の処理により通信を開始することができる。
本実施形態では、クライアント側の端末10によって同時に開催されるテレビ会議の数が、一例として、4つに限定されている。このため、端末10は、4つの会議室IDのいずれかを指定して、管理システム50へ参加要求を送信する。なお、会議室IDは実在の会議室の識別情報ではなく、複数の端末10が共通のセッションsedに参加するために利用されるものである。
端末10aaにおいて、ユーザが会議室IDを指定する操作を行うと、入力受付部12は、会議室IDの入力を受け付ける(ステップS21−1)。以下、入力された会議室IDが「C01」である場合について説明する。会議室IDの入力が受け付けられると、端末10aaの送受信部11は、入力された会議室ID「C01」を含む会議への参加要求を管理システム50へ送信する(ステップS22−1)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aaによって送信された参加要求を受信する。管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルを参照して、参加要求に含まれる会議室ID「C01」を利用してセッションsedに参加中の端末10があるか確認する。表1−1は、会議室管理テーブルを示す。表1−1のように会議室ID「C01」に関連付けられた参加中の通信IDがない場合、即ち、会議室ID「C01」を利用してセッションsedに参加中の端末10がない場合、セッション管理部54は、新たなセッションID(ここでは、「S01」とする)を生成し、このセッションIDに対応するセッションsedを確立させる(ステップS23−1)。本実施形態では、中継装置30aが端末10間で画像データ、及び音データを中継し、管理システム50が端末10間でテキストデータを中継する。この場合、セッション管理部54は、中継装置30aと端末10aaとの間で、画像データを送信するためのセッションsed1、及び音データを送信するためのセッションsed2を確立させ、端末10aaと管理システム50との間で、テキストデータを送信するためのセッションsed3を確立させる。
Figure 2018128728
管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、参加要求に含まれる会議室ID「C01」に関連付けて、参加要求元の端末10aaの通信ID「01aa」、及び「会議中」の状態を示す情報、及び生成されたセッションID「S01」を記録する(ステップS24−1)。表1−2は、会議室管理テーブルを示す。上記の処理により表1−1の会議室管理テーブルは表1−2のように更新される。
Figure 2018128728
更に、管理システム50のセッション管理部54は、セッション管理テーブルに、生成されたセッションID、参加要求に含まれる会議室ID「C01」、セッションsedの開始時刻として現時刻(例えば、2017/1/5 10:00:00)、及びセッションsedに参加する端末10aaの通信ID「01aa」を含むレコードを追加する。表2−1は、セッション管理テーブルを示す。上記の処理によりセッション管理テーブルには、表2−1に示すレコードが追加される。
Figure 2018128728
端末10baにおいて、ユーザが、端末10aaで指定されたものと同じ会議室ID「C01」を指定する操作を行うと、入力受付部12は、会議室IDの入力を受け付ける(ステップS21−2)。会議室IDの入力が受け付けられると、端末10baの送受信部11は、入力された会議室ID「C01」を含む参加要求を管理システム50へ送信する(ステップS22−2)。
管理システム50の送受信部51は、端末10baによって送信された参加要求を受信する。管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルを参照して、参加要求に含まれる会議室ID「C01」を利用してセッションsedに参加中の端末10があるか確認する。
表1−2のように会議室ID「C01」に関連付けられた参加中の通信IDがある場合、即ち、会議室ID「C01」を利用してセッションsedに参加中の端末10がある場合、セッション管理部54は、会議室ID「C01」に対応するセッションID「S01」のセッションsedに、参加要求元の端末10baを参加させる(ステップS23−2)。この処理で、セッション管理部54は、中継装置30と端末10baとの間で、画像データを送信するためのセッションsed1、及び音データを送信するためのセッションsed2を確立させ、端末10baと管理システム50との間で、テキストデータを送信するためのセッションsed3を確立させる。
管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、参加要求に含まれる会議室ID「C01」に関連付けて、参加要求元の端末10baの通信ID「01ba」を記録する(ステップS24−2)。表1−3は、会議室管理テーブルを示す。上記の処理により表1−2の会議室管理テーブルは表1−3のように更新される。
Figure 2018128728
更に、管理システム50のセッション管理部54は、セッション管理テーブルにおいて、参加要求に含まれる会議室ID「C01」に関連付けて、セッションsedに参加する端末10baの通信ID「01ba」を追加する。表2−2は、セッション管理テーブルを示す。上記の処理により表2−1のセッション管理テーブルは、表2−2のように更新される。
Figure 2018128728
端末10aa、及び端末10baがセッションsedに参加すると、中継装置30aは同じセッションsedに参加している端末10aa、及び端末10baの間で画像データ、及び音データを中継する。また、管理システム50は同じセッションsedに参加している端末10aa、及び端末10baの間でテキストデータを中継する。
以下、セッションsedが確立されてから、端末10aa、及び端末10ba間でテキストデータを送信する処理について説明する。図9は、テキストデータを送信する処理の一例を示すシーケンス図である。
端末10aaにおいて、ユーザが端末10baへ送信するチャットメッセージとしてのテキストデータを入力する操作を行うと、入力受付部12は、テキストデータの入力を受け付ける(ステップS31)。端末10aaの送受信部11は、ステップS31で入力されたテキストデータを、セッションsed3により管理システム50へ送信する(ステップS32)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aaによって送信されたテキストデータを受信する。管理システム50のログ管理部55は、セッションsedのセッションID「S01」、テキストデータを受信した時刻、テキストデータの送信元の通信ID「01aa」、及びテキストデータとしてのチャットメッセージの内容(例えば、「こんにちは」)を含むレコードをログ管理テーブルに追加する(ステップS33)。表3−1、及び表3−2は、ログ管理テーブルを示す。ステップS33の処理により、表3−1のログ管理テーブルに、表3−2のレコードが追加される。
Figure 2018128728
Figure 2018128728
管理システム50の送受信部51は、ステップS32で端末10aaから送信されたテキストデータを、同じセッションsed3に参加している端末10baへ送信する(ステップS34)。
端末10baの送受信部11は、管理システム50によって送信されたテキストデータを受信する。端末10baの表示制御部14は、端末10aaからセッションsed1で送信される画像データ、及び端末10aaからセッションsed3で送信されるテキストデータとしてのチャットメッセージを端末10baのディスプレイ120に出力させる(ステップS35)。図10の(A)は、ステップS35におけるディスプレイの表示例である。図10の(A)に示されているように、画面には会議終了後にチャットメッセージのログを送信する要求を受け付けるチェックボックスが含まれている。
端末10baにおいて、ユーザが端末10aaへ送信するチャットメッセージとしてのテキストデータを入力する操作を行うと、入力受付部12は、テキストデータの入力を受け付ける(ステップS41)。端末10baの送受信部11は、ステップS41で入力されたテキストデータを、セッションsed3により管理システム50へ送信する(ステップS42)。
管理システム50の送受信部51は、端末10baによって送信されたテキストデータを受信する。管理システム50のログ管理部55は、セッションsedに対応するセッションID「S01」、テキストデータを受信した時刻、テキストデータの送信元の通信ID「01ba」、及びテキストデータとしてのチャットメッセージの内容(例えば、「こんにちは」)を含むレコードをログ管理テーブルに追加する(ステップS43)。表3−3は、ログ管理テーブルを示す。ステップS43の処理により、表3−2のログ管理テーブルは、表3−3のように更新される。
Figure 2018128728
管理システム50の送受信部51は、ステップS42で端末10baから送信されたテキストデータを、同じセッションsed3に参加している端末10aaへ送信する(ステップS44)。
端末10aaの送受信部11は、管理システム50によって送信されたテキストデータを受信する。端末10aaの表示制御部14は、端末10baからセッションsed1で送信される画像データ、及び端末10baからセッションsed3で送信される、又は端末10baへセッションsed3で送信したテキストデータとしてのチャットメッセージを端末10aaのディスプレイ120に出力させる(ステップS45)。図10の(B)は、ステップS45におけるディスプレイの表示例である。図10の(B)に示されているように、画面には会議終了後にチャットメッセージのログを送信する要求を受け付けるチェックボックスが含まれている。
端末10aaにおいて、ユーザがテキストデータを入力する度に、ステップS31乃至S35の処理は実行される。端末10baにおいて、ユーザがテキストデータを入力する度に、ステップS41乃至S45の処理は実行される。これにより、端末10aa、及び端末10baのディスプレイ120の各画面には、端末10aa、又は端末10baがセッションsed3で送信、又は受信したテキストデータが出力される。
図11は、チャットメッセージのログの送信を要求する処理の一例を示すシーケンス図である。以下、端末10aaがチャットメッセージのログを要求する処理を説明するが、会議に参加している他の端末10baも同様にしてチャットメッセージのログを要求することができる。
セッションsedに参加中の端末10aaにおいて、ユーザが図10の(B)の画面におけるチェックボックスにチェックを入れる、又は外す操作を行うと、入力受付部12は、会議終了後にチャットメッセージのログを送信する要求、又は要求の取り消しの入力を受け付ける(ステップS51)。
会議終了後にチャットメッセージのログを送信する要求、又は要求の取り消しの入力の受け付けに応じて、端末10aaの送受信部11は、受け付けられた要求、又は要求の取り消しを示す情報を管理システム50へ送信する(ステップS52)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aaによって送信された要求、又は要求の取り消しを示す情報を受信する。ログを送信する要求が受信された場合、管理システム50のセッション管理部54は、セッション管理テーブルにおいて、端末10aaが参加中のセッションsedのセッションID「S01」が記録されたレコードに、ログ送信対象の通信IDとして端末10aaの通信ID「01aa」を記録する(ステップS53)。要求の取り消しが受信された場合、管理システム50のセッション管理部54は、セッション管理テーブルにおいて、端末10aaが参加中のセッションsedのセッションID「S01」が記録されたレコードから、ログ送信対象の通信IDとして記録されている端末10aaの通信ID「01aa」を削除する(ステップS53)。
表2−3は、セッション管理テーブルを示す。端末10aaによってチャットメッセージのログを送信する要求が送信された場合、表2−2のセッション管理テーブルは、表2−3のように更新される。
Figure 2018128728
(端末間の通信の終了処理)
続いて、端末10間のテレビ会議を終了するときの処理について説明する。図12は、端末間の通信を終了する処理の一例を示すシーケンス図である。
端末10aaにおいて、テレビ会議を終了するための操作を行うと、入力受付部12は、テレビ会議の終了要求の入力を受け付ける(ステップS61−1)。テレビ会議の終了要求の入力が受け付けられると、端末10aaの送受信部11は、端末10aaが利用している会議室ID「C01」を含む退室要求を管理システム50へ送信する(ステップS62−1)。
管理システム50の送受信部51は、端末10aaによって送信された退室要求を受信する。管理システム50のセッション管理部54は、退室要求元の端末10aaを、セッションsedから切断させる(ステップS63−1)。この処理で、セッション管理部54は、端末10aa、及び中継装置30aの間の画像データを送信するためのセッションsed1、及び音データを送信するためのセッションsed2を切断させ、端末10aa、及び管理システム50の間のテキストデータを送信するためのセッションsed3を切断させる。
管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、退室要求に含まれる会議室ID「C01」に関連付けられていた退室要求元の端末10aaの通信ID「01aa」を削除する(ステップS64−1)。表1−4は、会議室管理テーブルを示す。ステップS64−1の処理により、表1−3の会議室管理テーブルは、表1−4のように更新される。
Figure 2018128728
通信ID「01aa」の削除後、管理システム50のセッション管理部54は、退室要求元の端末10aaがセッションsedに接続していた最後の端末10であるか判断する。更新後の会議室管理テーブル(表1−4参照)において、会議室ID「C01」に関連付けられて、セッションsedに参加中の端末10の通信IDが記録されている場合、セッション管理部54は、退室要求元の端末10aaがセッションsedに接続していた最後の端末10ではないと判断する。この場合、セッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、会議室ID「C01」に関連付けられた状態を示す情報を「会議中」のままとする。
端末10baにおいて、テレビ会議を終了するための操作を行うと、入力受付部12は、テレビ会議の終了要求の入力を受け付ける(ステップS61−2)。テレビ会議の終了要求の入力が受け付けられると、端末10baの送受信部11は、端末10baが利用している会議室ID「C01」を含む退室要求を管理システム50へ送信する(ステップS62−2)。
管理システム50の送受信部51は、端末10baによって送信された退室要求を受信する。管理システム50のセッション管理部54は、退室要求元の端末10baを、セッションsedから切断させる(ステップS63−2)。この処理で、セッション管理部54は、端末10ba、及び中継装置30aの間の画像データを送信するためのセッションsed1、及び音データを送信するためのセッションsed2を切断させ、端末10ba、及び管理システム50の間のテキストデータを送信するためのセッションsed3を切断させる。
管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、退室要求に含まれる会議室ID「C01」に関連付けられていた退室要求元の端末10baの通信ID「01ba」を削除する(ステップS64−2)。
通信ID「01ba」の削除後、管理システム50のセッション管理部54は、退室要求元の端末10baがセッションsedに接続していた最後の端末10であるか判断する。会議室管理テーブルにおいて、会議室ID「C01」に関連付けられて、セッションsedに参加中の端末10の通信IDが一つも記録されていなければ、セッション管理部54は、退室要求元の端末10baがセッションsedに接続していた最後の端末10であると判断する。この場合、セッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、会議室ID「C01」に関連付けられた状態を示す情報を「空き」に変更し、セッションIDを削除する。更に、セッション管理部54は、セッション管理テーブルの会議室ID「C01」が記録されたレコードに、セッションsedの終了時刻として現時刻を記録する。
表1−5は、会議室管理テーブルを示す。表2−4は、セッション管理テーブルを示す。ステップS64−2の処理により、表1−4の会議室管理テーブルは、表1−5のように更新される。また、ステップS64−2の処理により、表2−3のセッション管理テーブルは、表2−4のように更新される。
Figure 2018128728
Figure 2018128728
管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルからセッションID「S01」を削除した後、このセッションIDを含むチャットログの送信指示を、管理システム50のログ管理部55へ送信する。チャットメッセージのログの送信指示の受信に応じて、ログ管理部55は、チャットログの送信の準備を開始する(ステップS65)。
図13は、チャットメッセージのログの送信の準備段階の処理の一例を示すフロー図である。図13を用いて、ステップS65の処理を詳細に説明する。ログ管理部55は、受信したセッションID「S01」を検索キーとしてセッション管理テーブル(表2−4参照)を検索し、対応するログ送信対象の通信ID「01aa」を取得する(ステップS65−1)。
管理システム50のログ管理部55は、セッションsedに参加していた端末10aa、及び端末10baの各通信ID「01aa,01ba」のうち、アカウント管理テーブル(図5の(C)参照)において、対応する自動送信を示す情報が「none」以外のものを抽出する(ステップS65−2)。図5の(C)のアカウント管理テーブルから通信ID「01aa」が抽出される。
管理システム50のログ管理部55は、ステップS65−1で取得された通信ID、及びステップS65−2で抽出された通信IDの論理和を演算して、チャットメッセージのログの送信先の一覧を生成する(ステップS65−3)。なお、チャットメッセージのログの送信先の決定方法は、セッションsedに参加していた端末10による設定に基づくものであれば特に限定されない。例えば、ログ管理部55は、ステップS65−3で論理和に代えて論理積により送信先の一覧を生成しても良い。
管理システム50のログ管理部55は、ステップS65−3で生成された一覧に一以上の通信IDが含まれているか判断する(ステップS65−4)。ステップS65−4で一覧に一以上の通信IDが含まれていない(NO)と判断された場合には、ログ管理部55は、チャットメッセージのログを送信しないと判断して処理を終了する。
ステップS65−4で一覧に一以上の通信IDが含まれている(YES)と判断された場合、管理システム50のログ管理部55は、チャットメッセージのログに含める情報を取得する。この処理で、ログ管理部55は、セッション管理部54から受信したセッションID「S01」を検索キーとして、セッション管理テーブル(表2−4参照)を検索し、対応する会議室ID、開始時刻「2017/1/5 10:00:00」、終了時刻「2017/1/5 10:30:00」、及びセッションsedに参加した端末10の通信ID「01aa,01ba」を読み出す。また、ログ管理部55は、読み出された通信ID「01aa,01ba」を検索キーとして、アカウント管理テーブル(図5の(C)参照)を検索し、対応するユーザ名「鈴木、田中」を読み出す。更に、ログ管理部55は、セッション管理部54から受信したセッションID「S01」を検索キーとして、ログ管理テーブル(表3−3参照)を検索し、対応する時刻、送信元の通信ID、及びメッセージを、レコード毎に取得する。ログ管理部55は、上記で読み出された各情報を用いて、チャットメッセージのログを生成する(ステップS65−5)。表4は生成されるログの一例を示す。
Figure 2018128728
管理システム50のログ管理部55は、ステップS65−3で生成された送信先の一覧に含まれる通信IDを検索キーとしてアカウント管理テーブル(図5の(C)参照)を検索し、対応する送信手段を読み出す(ステップS65−6)。読み出された送信手段が「mail」である場合、ログ管理部55は、送信先の通信IDを検索キーとしてアカウント管理テーブルを検索し、対応するメールアドレスを取得する。読み出された送信手段が「storage service」である場合、ログ管理部55は、送信先の通信IDを検索キーとしアカウント管理テーブルを検索し、対応するストレージサービス情報としてユーザ名、及びパスワードを取得する。読み出された送信手段が「SNS」である場合、ログ管理部55は、送信先の通信IDを検索キーとしアカウント管理テーブルを検索し、対応するSNS情報としてユーザ名、及びパスワードを取得する。
管理システム50の送受信部51は、ステップS65−6で取得された送信先へ、ステップS65−5で生成されたチャットメッセージのログを送信する(ステップS66)。例えば、S65−6でメールアドレスが読み出された場合、送受信部51は読み出されたメールアドレスへチャットメッセージのログを送信する。これにより、端末10aaの送受信部11は、メールサーバから配送されたチャットメッセージのログを受信する。
<<<実施形態の変形例A>>>
続いて、実施形態の変形例Aについて上記の実施形態と異なる点を説明する。管理システム50のセッション管理部54は、退室要求元の端末10をセッションsedから切断させた後に(ステップS63−1,S63−2参照)、ステップS64−1、又はS64−2において以下のようにセッションsedを管理する。
管理システム50のセッション管理部54は、上記の実施形態と同様に、会議室管理テーブルにおいて、退室要求に含まれる会議室IDに関連付けられた退室要求元の通信ID「01aa、又は01ba」を削除する。通信IDを削除後、セッション管理部54は、上記の実施形態と同様にセッションsedから切断した端末10aa、又は端末10baが、セッションsedに接続していた最後の端末10であるか判断する。端末10aa、又は端末10baがセッションsedに接続していた最後の端末10ではない場合、セッション管理部54は、最後の端末10が切断するのを待機する。
端末10aa、又は端末10baが、セッションsedに接続していた最後の端末10であると判断された場合、セッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、最後の端末10が利用していた会議室ID「C01」に関連付けられている状態を示す情報を「開放待ち」に変更する。表1−6は、会議室管理テーブルを示す。上記の処理により、表1−4の会議室管理テーブルは、表1−6のように更新される。
Figure 2018128728
状態を「開放待ち」へ変更した後、セッション管理部54は、設定時間の一例として10分間のタイマーをスタートさせる。タイマーがタイムアウトするまでに、セッションsedに参加していた端末10から管理システム50へ、セッションsedへの参加要求が送信された場合、セッション管理部54は、参加要求元の端末10をセッションsedへ再接続させる。この処理は、ステップS21−1乃至S24−1の処理、又はステップS21−2乃至S24−2の処理と同様である。
タイマーがタイムアウトするまでに、セッションsedに参加していた端末10から管理システム50へ、セッションsedへの参加要求が送信されなかった場合、セッション管理部54は、セッションsedを終了させる。続いて、セッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、最後の端末10が利用していた会議室IDに関連付けられている状態を「空き」に変更し、セッションIDを削除する(表1−5参照)。更に、セッション管理部54は、セッション管理テーブルにおいて、最後の端末10が利用していた会議室IDに関連付けて、セッションsedの終了時刻を記録する(表2−4参照)。セッションIDの削除後に、セッション管理部54は、ログ管理部55へログの送信指示を送信する。
これにより、管理システム50のログ管理部55は、ステップS65と同様にしてチャットメッセージのログの送信の準備を開始し、送受信部11は、ステップS66と同様にしてチャットメッセージのログを送信する。
実施形態の変形例Aによると、端末10は、意図せずセッションsedから切断した場合でも、同じセッションsedに再接続することができる。これにより、端末10は、再接続後のチャットメッセージを含むログを受信することが可能となる。
<<<実施形態の変形例B>>>
続いて、実施形態の変形例Bについて上記の実施形態と異なる点を説明する。図14の(A)は、実施形態の変形例Bにおける管理システム50の記憶部5000の機能ブロック図である。記憶部5000には、上記実施形態の各テーブルに加え、予約管理DB5008によって予約管理テーブルが構築される。
(予約管理テーブル)
図14の(B)は、予約管理テーブルを示す概念図である。予約管理テーブルには、予約された会議で利用する会議室ID、予約された会議の会議名、予約された会議の開始時刻、及び終了時刻が関連付けられて管理される。
(予約設定処理)
図15は、予約設定処理の一例を示すシーケンス図である。図15を用いて予約設定処理を説明する。
端末10が管理システム50へログインしてから、端末10のユーザが予約設定入力画面を要求する操作を行うと、端末10の入力受付部12は、予約設定入力画面の要求を受け付ける。予約設定入力画面の要求が受け付けられると、端末10の表示制御部14は、予約設定入力画面をディスプレイ120に表示させる。
図14の(C)は予約設定入力画面の一例を示す。予約設定入力画面には、予約に係る会議で利用する会議室IDを選択するためのプルダウン、会議の開始日時、終了日時の入力欄、及び会議名の入力欄が含まれている。ユーザが、予約設定入力画面において、会議室ID、会議の開始日時、終了日時、及び会議名を入力して、「設定」ボタンを押下すると、端末10の入力受付部12は、これらの操作入力を受け付ける(ステップS81)
端末10aaの送受信部11は、ステップS81で入力された会議室ID、会議の開始日時、終了日時、及び会議名を含む予約情報を管理システム50へ送信する(ステップS82)。
管理システム50の送受信部51は、端末10によって送信された予約情報を受信する。管理システム50の記憶・読出部59は、予約情報に含まれる会議室ID、会議の開始日時、終了日時、及び会議名を関連付けて予約管理テーブルに記録する(ステップS83)。
(端末間の通信の確立、及び終了処理)
会議の予約設定を行った端末10のユーザは、入力した会議室ID、会議の開始日時、終了日時、及び会議名等の予約情報を、メール等の手段で、予約した会議に参加する他のユーザへ通知する。各ユーザは、端末10を利用して、ステップS21−1乃至S24−1と同様の処理により、開始日時に会議に参加することができる。また、各ユーザは、ステップS61−1乃至S64−1と同様の処理により、終了日時に会議を終了することができる。
上記の処理に加え、実施形態の変形例Bでは、管理システム50は、予約管理テーブルに記録された情報に基づいたセッションsedの管理機能を有する。図16は、管理システム50がセッションsedを管理する処理の一例を示すフロー図である。図16を用いて、実施形態の変形例Bの処理を説明する。
管理システム50のセッション管理部54は、現時刻の年月日時分を検索キーとして、予約管理テーブル(図14の(B)参照)を検索し、開始時刻、又は終了時刻が現時刻と一致するレコードを抽出する(ステップS91)。ステップS91でレコードが抽出されなかった場合(ステップS92のNO)、セッション管理部54は、1分後にステップS91の処理を繰り返す。
ステップS91でレコードが抽出された場合(ステップS92のYES)、セッション管理部54は、抽出されたレコード毎に以下のループ処理を行う。まず、セッション管理部54は、抽出されたレコードの開始時刻が現時刻と一致するか判断する(ステップS93)。
抽出されたレコードの開始時刻が現時刻と一致すると判断された場合(ステップS93のYES)、セッション管理部54は、会議室管理テーブルにおいて、ステップS91で抽出されたレコードに含まれる会議室IDに関連付けられる状態を示す情報を「予約会議中」に変更する(ステップS94)。予約された開始時刻に、いずれの端末10も予約された会議室IDを利用してセッションsedに参加していない場合であっても、会議室管理テーブルにおいて、予約で選択された会議室IDに関連付けられる状態を示す情報は、「予約会議中」に自動的に更新される。
抽出されたレコードの開始時刻が現時刻と一致しないと判断された場合(ステップS93のNO)、抽出されたレコードの終了時刻は現時刻と一致することになる。この場合、セッション管理部54は、抽出されたレコードに含まれる会議室IDを検索キーとして、会議室管理テーブルを検索し、対応するセッションsedに参加中の端末10の通信IDを抽出する(ステップS95)。
管理システム50のセッション管理部54は、ステップS95で、セッションsedに参加中の端末10の通信IDが一以上抽出されたか判断する(ステップS96)。
セッションsedに参加中の端末10の通信IDが一以上抽出されたと判断された場合(ステップS96のYES)、セッション管理部54は、セッションsedに参加中の端末10をセッションsedから切断させる(ステップS97)。
セッションsedに参加中の端末10がセッションsedから切断した後、管理システム50のセッション管理部54は、ステップS95で抽出された通信IDを、会議室管理テーブルから参加中の通信IDのフィールドから削除する(ステップS98)。
管理システム50のセッション管理部54は、会議室管理テーブルのうち終了時刻が現時刻と一致するレコードにおいて、状態を示す情報を「空き」に変更し、セッションIDを削除する(ステップS99)。更に、セッション管理部54は、セッション管理テーブルにおいて、セッションsedから切断した端末10が利用していた会議室IDが記録されたレコードに、セッションsedの終了時刻を記録する。
管理システム50のセッション管理部54は、ステップS99で削除したセッションIDを含むチャットメッセージのログの送信指示を、管理システム50のログ管理部55へ送信する(ステップS100)。
これにより、管理システム50のログ管理部55は、ステップS65と同様にしてチャットメッセージのログの送信の準備を開始し、送受信部11は、ステップS66と同様にしてチャットメッセージのログを送信する。
ステップS94、又はステップS100の処理が終了すると管理システム50のセッション管理部54は、ループ処理を繰り返し、ループ処理が終了すると、ステップS91の処理に戻る。
<<実施形態の主な効果>>
上記実施形態の情報送信方法によると、管理システム50(情報送信システムの一例)のログ管理DB5007(管理手段の一例)は、通信システム1(会議システムの一例)において、複数の端末10間でチャットメッセージ(コンテンツデータの一例)を送信するためのセッションsedが確立されている間に、複数の通信端末のそれぞれによって送信されるチャットメッセージのログを管理する。管理システム50の送受信部51(受付手段の一例)は、セッションsedの終了前に自動送信の宛先を含む設定情報を複数の端末10の少なくとも一方から受信する(受付処理の一例)。管理システム50の送受信部51(送信手段の一例)は、ログ管理DB5007において管理されているチャットメッセージのログを、送受信部51によって受け付けられた設定情報に基づいて、上記の宛先へ送信する(送信処理の一例)。即ち、管理システム50は、セッションsedに参加する端末10により、セッションsedの終了前にログの送信先の設定を受け付ける。これにより、端末10は、セッションsed終了後にログを取得するときに、再度の管理システム50への認証要求や、ログの選択等の煩雑な処理を行わなくてもよくなる。
管理システム50の送受信部51は、セッションsedに参加するすべての端末10がセッションsedから切断してから、ログを上記の送信先へ送信する。これにより、管理システム50は、セッションsedの途中にセッションsedから切断した端末10に対しても、セッションsedからの切断後に送信されたチャットメッセージを含むログを送信することができる。
管理システム50の送受信部51は、セッションsedに参加するすべての端末10がセッションsedから切断してからの経過時間が10分(所定の時間の一例)を超えてから、ログを上記の送信先へ送信する。これにより、管理システム50は、すべての端末10が意図せずセッションsedから切断しても、セッションsedへの再接続後に送信されたチャットメッセージのログを送信することができる。
管理システム50の送受信部51は、端末10から送信される予約情報により、セッションsedの終了時刻の設定を受け付ける。管理システム50の送受信部51は、送受信部51によって受け付けられた設定に基づいて、セッションsedの終了時刻が経過してから、ログを上記の送信先へ送信する。これにより、管理システム50は、予約の終了時刻の前にセッションsedから切断した端末10に対しても、セッションsedからの切断後に送信されたチャットメッセージを含むログを送信することができる。
管理システム50の送受信部51は、セッションsedに参加中の端末10から、チャットメッセージのログの要求を受け付ける。これにより、端末10のユーザは、会議中に判明した会議の重要度に応じて、チャットメッセージのログを要求できるようになる。
<<実施形態の補足>>
管理システム50用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。また、上記記録媒体、あるいは、これらプログラムが記憶されたHD(Hard Disk)は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供することができる。
また、上記実施形態における管理システム50は、単一の装置によって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数の装置によって構築されていてもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路を含むプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
10 端末
11 送受信部
12 入力受付部
14 表示制御部
19 記憶・読出部
50 管理システム
51 送受信部
52 認証部
53 端末管理部
54 セッション管理部
55 ログ管理部
59 記憶・読出部
1000 記憶部
5000 記憶部
5002 認証管理DB
5003 端末管理DB
5004 アカウント管理DB
5005 会議室管理DB
5006 セッション管理DB
5007 ログ管理DB
特開平11−249990号公報

Claims (9)

  1. 会議システムにおいて、複数の通信端末間でコンテンツデータを送信するためのセッションが確立されている間に、前記複数の通信端末のそれぞれによって送信される前記コンテンツデータのログを管理する管理手段と、
    前記セッションの終了前に、前記ログの送信先の情報を前記複数の通信端末の少なくとも一方から受け付ける受付手段と、
    前記管理手段において管理されている前記ログを、前記受付手段によって受け付けられた情報に基づいて、前記送信先へ送信する送信手段と、
    を有する情報送信システム。
  2. 前記セッションに参加するすべての通信端末が前記セッションから切断してから、前記送信手段は、前記ログを前記送信先へ送信する請求項1に記載の情報送信システム。
  3. 前記セッションに参加するすべての通信端末が前記セッションから切断してからの経過時間が所定の時間を超えてから、前記送信手段は、前記ログを前記送信先へ送信する請求項2に記載の情報送信システム。
  4. 前記受付手段は、前記セッションの終了時刻の情報を受け付け、
    前記受付手段によって受け付けられた情報に基づいて、前記セッションの終了時刻が経過してから、前記送信手段は、前記ログを前記送信先へ送信する請求項1に記載の情報送信システム。
  5. 前記受付手段は、前記セッションに参加中の通信端末から、前記ログの要求を受け付ける請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報送信システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報送信システムと、
    他の通信端末へ前記コンテンツデータを送信する前記通信端末と、を有し、
    前記通信端末は、前記セッションの終了前に、前記ログの送信先の情報を前記情報送信システムへ送信する
    通信システム。
  7. 請求項5に記載の情報送信システムと、
    他の通信端末へ前記コンテンツデータを送信する前記通信端末と、を有し、
    前記通信端末は、
    前記セッションの終了前に、前記ログの送信先の情報を前記情報送信システムへ送信し、
    前記セッションに参加中に、前記ログの要求を前記情報送信システムへ送信する
    通信システム。
  8. 会議システムにおいて、複数の通信端末間でコンテンツデータを送信するためのセッションが確立されている間に、前記複数の通信端末のそれぞれによって送信される前記コンテンツデータのログを管理する管理手段を有する情報送信システムに、
    前記セッションの終了前に、前記ログの送信先の情報を前記複数の通信端末の少なくとも一方から受け付ける受付処理と、
    前記管理手段において管理されている前記ログを、前記受付処理によって受け付けられた情報に基づいて、前記送信先へ送信する送信処理と、
    を実行させる情報送信方法。
  9. 会議システムにおいて、複数の通信端末間でコンテンツデータを送信するためのセッションが確立されている間に、前記複数の通信端末のそれぞれによって送信される前記コンテンツデータのログを管理する管理手段を有する情報送信システムに、
    前記セッションの終了前に、前記ログの送信先の情報を前記複数の通信端末の少なくとも一方から受け付ける受付処理と、
    前記管理手段において管理されている前記ログを、前記受付処理によって受け付けられた情報に基づいて、前記送信先へ送信する送信処理と、
    を実行させるプログラム。
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