JP2018127982A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セル内のPMおよびアッシュの燃焼を、低消費電力で実施可能な加熱装置を提供すること。
【解決手段】本開示の一形態は、排ガスの流路上において、粒子状物質が堆積するセル隔壁を有する多孔質体と、前記多孔質体において前記排ガスの流れ方向における上流側に設けられ、第一温度で前記多孔質体を加熱する第一ヒータと、前記多孔質体において、前記第一ヒータよりも、前記流れ方向における下流側に設けられ、前記第一温度よりも高い第二温度で前記多孔質体を加熱する第二ヒータと、を備えた加熱装置に向けられる。
【選択図】図2

Description

本開示は、排ガス中のPMを捕集する多孔質体を加熱する加熱装置に関する。
従来から、排ガス中のPM量を検出するPMセンサの研究・開発が行われている(例えば特許文献1を参照)。この種のPMセンサは、例えばウォールフロー型の多孔質体を備えている。この多孔質体には、典型的には複数個のセルが形成されている。より具体的には、排ガスの流れ方向において上流側が目封じ(閉止)された第一セルと、下流側が目封じされた第二セルと、がセル隔壁を挟んで隣り合うように配置される。上記構成のPMセンサは車両の排気管内に配置されており、車両の内燃機関が始動すると、排ガスが多孔質体を通過する。この時、セル隔壁にPMが堆積し、これによって、排ガス中のPMが捕集される。
PMセンサの多孔質体には、排ガスの流れ方向と概ね垂直な方向において相対向する少なくとも一対の電極が設けられている。電極間には、いくつかのセル隔壁が介在しており、電極対からは、堆積したPM量に相関する信号が出力されるようになっている。この出力信号に基づき、PMセンサと共に用いられるECUは、排ガス中のPM量を導出する。
また、多孔質体にはさらに、ヒータが設けられている。セル隔壁上のPMを除去するために、ECU等の制御下でヒータは所定温度で多孔質体を加熱して、堆積したPMを燃焼させる。しかしながら、ヒータの加熱により、PMは燃焼するが、アッシュはセル内に残留してしまう。
例えば特許文献1は、上記のような多孔質体を開示している訳ではないが、電気抵抗型のPMセンサにおいて、ヒータの加熱温度が、残留したアッシュを燃焼可能な温度と、PMを燃焼可能な温度とに設定可能な技術が開示されている。
特開2014−134129号公報
本開示は、セル内のPMおよびアッシュを、従来よりも低消費電力で燃焼可能な加熱装置を提供することを目的とする。
本開示の一形態は、排ガスの流路上において、粒子状物質が堆積するセル隔壁を有する多孔質体と、前記多孔質体において前記排ガスの流れ方向における上流側に設けられ、第一温度で前記多孔質体を加熱する第一ヒータと、前記多孔質体において、前記第一ヒータよりも、前記流れ方向における下流側に設けられ、前記第一温度よりも高い第二温度で前記多孔質体を加熱する第二ヒータと、を備えた加熱装置に向けられる。
本開示によれば、従来よりも低消費電力で、セル内のPMおよびアッシュを燃焼させることが出来る。
図1は、本開示の加熱装置を備えたPMセンサの一例を示す図である。 図2は、図1のセンサ部の詳細な構成を示す断面図である。 図3は、図1の加熱装置の構成を示すブロック図である。 図4は、図2の加熱装置の処理手順の前半部分を示すフロー図である。 図5は、図2の加熱装置の処理手順の後半部分を示すフロー図である。
以下、上記図面を参照して、本開示の加熱装置について詳説する。
<1.定義>
下表1は、本実施形態で使用される頭字語や略語の意味を示す。
Figure 2018127982
また、各図において、x軸は、車両の排気管Eの外部から排気管Eの中心に向かう方向(向心方向)であって、かつ、PMセンサ1の多孔質体13A内における排ガスの流れ方向(以下、単に流れ方向という)を示す。より具体的には、x軸の負方向側が、流れ方向の上流側を示し、その正方向側が流れ方向の下流側を示す。
また、図2において、y軸は、行列状に配列されるセルの行方向を示し、z軸は列方向を示す。
なお、以下では、流れ方向x、行方向yおよび列方向zと記載することがある。
<2.技術的課題の詳細>
特許文献1等に記載のように、PMセンサは、セル隔壁上のPMを除去するために、ヒータによりPMを燃焼させている。しかしながら、ヒータの加熱により、PMは燃焼するが、アッシュはセル内に残留してしまう。その後、セル内に新たに導入された排ガス中のPMによりアッシュは、流れ方向におけるセルの下流側に移動させられる。ここで、このセルの下流端は目封じされるため、アッシュは、セルの下流端側に溜まっていく。本開示では、このようなPMおよびアッシュを、従来よりも低消費電力で除去可能な加熱装置を提供することを目的としている。
<3.PMセンサ,加熱装置の構成>
図1において、PMセンサ1は、排気管Eに取り付けられ、排気管Eの内部(即ち、排ガス流路)に差し込まれるケース11と、センサ部13と、加熱装置3(図2等を参照)の構成要素の一つでもある制御部15とを備える。
ケース11は、本開示では、有底円筒状の内側ケース部11Aと、内側ケース部11Aの円筒外周面を囲む円筒状の外側ケース部11Bとを備えている。
内側ケース部11Aにおいて、流れ方向xにおける下流端(以下、先端という)およびその近傍は、外側ケース部11Bの下流端よりも突出している。また、内側ケース部11Aの先端には、内側ケース部11A内を通過した排ガスを排気管E内に吐出する出口11Cが形成されている。さらに、内側ケース部11Aの基端側(即ち、先端とは逆方向側の端部)には、周方向に沿って間隔を隔てて複数の入口11Dが形成されている。この入口11Dからは、内側ケース部11Aの外周面と外側ケース部11Bの内周面とで形成された流路11Eを案内されてきた排気ガスが内側ケース部11A内に導入される。なお、図1では、都合上、単一の入口にのみ参照符号11Dが付されている。
センサ部13は、本開示では、内側ケース部11Aの内部における排ガスの流路上に配置される。センサ部13は、図2に例示するように、多孔質体13Aと、図示しない複数の電極対と、第一ヒータ13Bと、第二ヒータ13Cと、を備えている。上記制御部15に加え、多孔質体13A、第一ヒータ13Bおよび第二ヒータ13Cが、加熱装置3の基本的な構成要素となる。
多孔質体13Aは、例えばセラミックスで作製される。多孔質体13Aには、格子状のセル隔壁で区画された複数のセルが形成される。複数のセルは、流れ方向xからの平面視で行列状に配列されており、流れ方向xにおける下流端が目封じ(閉止)された第一セルC1と、その上流側が目封じ(閉止)された第二セルC2と、を含んでいる。なお、第一セルC1と、第二セルC2とは、行方向yにも列方向zにも交互に設けられる。なお、図2では、図示の都合上、第一セルC1と第二セルC2が一つずつ示されている。
このような多孔質体13Aは、セルC1,C2の延在方向が流れ方向xに一致し、かつ第一セルC1の開口が流れ方向xの上流側に位置するように、内側ケース部11Aに収容される。これによって、入口11Dから内側ケース部11Aの内部に導入された排ガスは、基本的には、まず第一セルC1に流入し、第一セルC1を区画するセル隔壁を通過した後、第二セルC2に抜ける。その後、排ガスは、第二セルC2の開口から流出して、内側ケース部11Aの出口11Cから排気管Eに吐出される。
上記の過程において、図2に示すように、排ガス中のPMの殆どは、第一セルC1の内部であってセル隔壁の表面に堆積する。なお、一部のPMはセル隔壁の細孔内に入り込むこともある。これによって、排ガス中のPMはセンサ部13に捕集される。
図示しない複数の電極対は、例えば平板状の導電体であり、例えば、行方向yに並ぶセルC1,C2を挟んで、列方向zに相対向するようにセル隔壁内に設けられる。各電極対はコンデンサを構成し、セル隔壁に堆積するPM量に相関する静電容量を示す信号を出力する。
なお、電極対は、本開示の要部では無く、また、公知技術を適用可能である。また、電極対を図2に示すと、本開示の要部であるヒータ13B,13Cの視認性が低下する。このため、電極対の図示は省略される。
第一ヒータ13Bは、例えば線状の導電体であり、制御部15の制御下で通電されて、第一温度で多孔質体13Aを加熱する。ここで、第一温度は、セル隔壁に捕集されたPMを燃焼可能な温度である。
本質的には、第一ヒータ13Bは、一つで良い。しかし、本開示では後述するように多孔質体13Aの温度測定を行うので、複数あることが好ましい。
複数の第一ヒータ13Bは、例えば行方向yに並ぶセルC1,C2を挟んで、列方向zに相対向するようにセル隔壁内に設けられる。また、各第一ヒータ13Bは、xy平面において蛇行するように形成されることが好ましい。
より具体的には、各第一ヒータ13Bは、流れ方向xにおける多孔質体13Aの下流端から所定距離だけ上流側に離して配置される。以下、多孔質体13Aにおいて下流端から所定距離だけ上流方向に遡った位置を所定位置という。換言すると、各第一ヒータ13Bは、流れ方向xにおける多孔質体13Aの上流端から所定位置までの範囲内に設けられる。
第二ヒータ13Cは、例えば線状の導電体であり、制御部15の制御下で通電されて、第一温度よりも高い第二温度で多孔質体13Aを加熱する。ここで、第二温度は、典型的には第一セルC1の下流端近傍に残留するアッシュを燃焼可能な温度である。
本質的には、第二ヒータ13Cも、第一ヒータ13Bと同様の理由から、複数個設けられることが好ましい。
複数の第二ヒータ13Cは、例えば行方向yに並ぶセルC1,C2を挟んで、列方向zに相対向するようにセル隔壁内に設けられる。また、各第二ヒータ13Cもまた、xy平面において蛇行するように形成されることが好ましい。
具体的には、各第二ヒータ13Cは、各第一ヒータ13Bから電気的に絶縁されると共に、流れ方向xにおける多孔質体13Aの上記所定位置から下流端までの範囲内に設けられる。
制御部15は、図3に示すように、例えばECUであって、予め格納されたプログラムに従って動作するマイコン15Aと、ヒータ制御回路15Bと、温度検出回路15Cと、を少なくとも含んでおり、本開示では、PMセンサ1(図示しない電極対)の出力信号に基づきPM量を求め、求めたPM量に基づき、各ヒータ13B,13Cの通電制御を少なくとも行う。また、好ましい形態として、制御部15は、各ヒータ13B,13Cを用いて多孔質体13Aの温度を求めて、各ヒータ13B,13Cの故障診断を行う。
<4.加熱装置の動作>
次に、図3〜図5を参照して、加熱装置3の動作について説明する。
図3のマイコン15Aは、PMセンサ1の出力信号に基づき、多孔質体13Aの内部に存在するPM量を求める(図4のステップS101)。
マイコン15Aは、ステップS101で求めたPM量が所定の基準量以上か否か等に基づき、PM燃焼の開始タイミングが到来したか否かを判断する(ステップS103)。ここで、基準量は、車両やPMセンサ1の仕様等により定まり、これ以上となると第一セルC1内に堆積するPM量が多いとみなせる値である。この基準量は、本加熱装置3の設計・開発段階の実験やシミュレーション等に基づき適切に定められる。
ステップS103でYESと判断すると、マイコン15Aは、ヒータ制御回路15Bを複数の第一ヒータ13Bと電気的に接続させると共に、温度検出回路15Cを複数の第二ヒータ13Cと電気的に接続させる(ステップS105)。
ヒータ制御回路15Bが、マイコン15Aの制御下で、第一ヒータ13Bに通電を行って、第一ヒータ13Bが第一温度で多孔質体13Aを加熱する(ステップS107)。
ここで、複数の第二ヒータ13Cは、多孔質体13Aを挟んで相対向する対向電極とも言える。別の言い方をすると、複数の第二ヒータ13Cと多孔質体13Aとの組み合わせは、サーミスタとも言える。温度検出回路15Cは、マイコン15Aの制御下で、既知の抵抗値を有する抵抗と、サーミスタとの直列回路に定電圧を加えると共に、サーミスタによる分圧を得る。温度検出回路15Cは、得られた分圧(デジタル値)をマイコン15Aに出力する。マイコン15Aは、温度検出回路15Cからの分圧に基づき、多孔質体13Aの現在の温度を求める(ステップS109)。
マイコン15Aは、ステップS109で求めた温度と第一温度との誤差が所定の第一基準温度以上か否か等に基づき、第一ヒータ13Bが故障しているか否かを判断する(ステップS111)。ここで、第一基準温度は、第一ヒータ13Bが断線等により故障しているとみなせる値であり、本加熱装置3の設計・開発段階の実験やシミュレーション等に基づき適切に定められる。
ステップS111でYESと判断すると、マイコン15Aは、図示しない警告灯等を用いて、第一ヒータ13Bが故障している旨を車両の運転手等に報知して(ステップS113)、図4および図5の処理を終了する。
ステップS111でNOと判断すると、マイコン15Aは、例えば予め定められた時間が経過するか否か等に基づき、PM燃焼を終了させるか否かを判断する(ステップS115)。
ステップS115でNOと判断すると、マイコン15Aは、ステップS107に戻る。この時、マイコン15Aは、ステップS109で求めた温度が第一温度となるように、フィードバック制御を行うことが好ましい。
ステップS115でYESと判断すると、マイコン15Aは、ヒータ制御回路15Bによる第一ヒータ13Bへの通電を停止させ、その後、ヒータ制御回路15Bと複数の第一ヒータ13Bとの電気的接続を切断させると共に、温度検出回路15Cと複数の第二ヒータ13Cとの電気的接続を切断させる(ステップS117)。
ステップS103でNOと判断するか、ステップS117の次に、マイコン15Aは、前回のアッシュ燃焼から予め定められた時間が経過するか否か等に基づき、アッシュの燃焼タイミングが到来したか否かを判断する(図5のステップS119)。
ステップS119でYESと判断すると、アッシュ燃焼の開始タイミングが到来したとして、マイコン15Aは、ヒータ制御回路15Bを複数の第二ヒータ13Cと電気的に接続させると共に、温度検出回路15Cを複数の第一ヒータ13Bと電気的に接続させる(ステップS121)。
ヒータ制御回路15Bが、マイコン15Aの制御下で、第二ヒータ13Cに通電を行って、第二ヒータ13Cが第二温度で多孔質体13Aを加熱する(ステップS123)。
ここで、温度検出回路15Cは、前述と同じ要領で、サーミスタとしての複数の第一ヒータ13Bから得られた分圧をマイコン15Aに出力する。マイコン15Aは、温度検出回路15Cからの分圧に基づき、多孔質体13Aの現在の温度を求める(ステップS125)。
マイコン15Aは、ステップS125で求めた温度と第二温度との誤差が所定の第二基準温度以上か否か等に基づき、第二ヒータ13Cが故障しているか否かを判断する(ステップS127)。ここで、第二基準温度は、第二ヒータ13Cが断線等により故障しているとみなせる値であり、本加熱装置3の設計・開発段階の実験やシミュレーション等に基づき適切に定められる。
ステップS127でYESと判断すると、マイコン15Aは、図示しない警告灯等を用いて、第二ヒータ13Cが故障している旨を車両の運転手等に報知して(ステップS129)、図4および図5の処理を終了する。
ステップS127でNOと判断すると、マイコン15Aは、例えば予め定められた時間が経過するか否か等に基づき、アッシュ燃焼を終了させるか否かを判断する(ステップS131)。
ステップS131でNOと判断すると、マイコン15Aは、ステップS123に戻る。この時、マイコン15Aは、ステップS125で求めた温度が第二温度となるように、フィードバック制御を行うことが好ましい。
ステップS131でYESと判断すると、マイコン15Aは、ヒータ制御回路15Bによる第二ヒータ13Cへの通電を停止させ、その後、ヒータ制御回路15Bと複数の第二ヒータ13Cとの電気的接続を切断させると共に、温度検出回路15Cと複数の第一ヒータ13Bとの電気的接続を切断させる(ステップS133)。
ステップS119でNOと判断するか、ステップS133の次に、マイコン15Aは、図4のステップS101に戻る。
<5.加熱装置の効果>
<2.技術的課題の詳細>からも明らかなように、第一セルC1において、流れ方向xの上流側にPMが堆積し、下流端近傍にアッシュが溜まる。これは、本件発明者が見出した知見である。この知見に基づき、本加熱装置3では、第一ヒータ13Bは、第一セルC1においてPMが堆積しやすい箇所を加熱できるように、多孔質体13Aにおいて流れ方向xの上流側に配置されて、マイコン15A等の制御下で、PMを燃焼可能な第一温度で多孔質体13Aを加熱する。それに対し、第二ヒータ13Cは、第一セルC1においてアッシュが溜まりやすい箇所を加熱できるように、多孔質体13Aにおいて流れ方向xの下流端近傍に配置されて、マイコン15A等の制御下で、アッシュを燃焼可能な第二温度で多孔質体13Aを加熱する。
従って、加熱装置3は、PM燃焼時に、第一セルC1においてPMが堆積しにくい部分を加熱しないし、アッシュ燃焼時に、第一セルC1においてアッシュが溜まり難い部分を加熱しない。これによって、従来よりも低消費電力でPMおよびアッシュを燃焼可能な加熱装置3を提供することが出来る。
また、第一ヒータ13Bおよび第二ヒータ13Cの一方が加熱を行っている間、他方は多孔質体13Aの温度測定に使用されるので、制御部15は、加熱が適切に行えているかどうかを容易に判断することが出来る。
また、制御部15は、多孔質体13Aの温度測定の結果に基づき、第一ヒータ13Bおよび第二ヒータ13Cの故障診断を行って、故障診断の結果を車両の運転者等に報知する。これによって、使い勝手の良い加熱装置3を提供できるようになる。
<6.付記>
上記説明では、加熱装置3はPMセンサ1への応用例を説明した。しかし、これに限らず、加熱装置3は、ウォールフロー型のフィルタを備えたDPFやGPFに応用されても良い。
また、上記説明では、PMセンサ1は、所謂静電容量型であったが、代替的に、電気抵抗型等であっても良い。
本開示の加熱装置は、低消費電力でPMおよびアッシュを燃焼可能であり、PMセンサ、DPFまたはGPFへの応用が好適である。
3 加熱装置
13A 多孔質体
13B 第一ヒータ
13C 第二ヒータ
15 制御部

Claims (4)

  1. 排ガスの流路上において、粒子状物質が堆積するセル隔壁を有する多孔質体と、
    前記多孔質体において前記排ガスの流れ方向における上流側に設けられ、第一温度で前記多孔質体を加熱する第一ヒータと、
    前記多孔質体において、前記第一ヒータよりも、前記流れ方向における下流側に設けられ、前記第一温度よりも高い第二温度で前記多孔質体を加熱する第二ヒータと、を備えた加熱装置。
  2. 前記第一ヒータと、前記第二ヒータとは互いに異なる時間に加熱を行う、請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記第一ヒータおよび前記第二ヒータの一方が加熱中、他方は前記多孔質体の温度測定に使用される、請求項2に記載の加熱装置。
  4. 前記温度測定の結果に基づき、前記第一ヒータおよび前記第二ヒータの故障診断を行う制御部を、さらに備えた請求項3に記載の加熱装置。
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