JP6805531B2 - センサ - Google Patents

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本開示は、センサに関し、特にPM(粒子状物質)センサに関する。
従来、内燃機関から排出される排気ガス中のPMを検出するPMセンサが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電気抵抗型PMセンサは、絶縁性基板の表面に一対の導電性電極を対向配置し、これら電極に付着する導電性のPM(主に、スート成分)によって電気抵抗値が変化することを利用してPM量を推定している。
特開2012−83210号公報
PMセンサは、微量のPMを検出するために、PMセンサ内部にPMを堆積させ、堆積したPMに起因する電気的特性値の変化を観察することにより、堆積したPMの量を推定する。PMセンサ内部に堆積したPMの量が推定された後もPMの検出を継続する必要があるので、一般的に、堆積したPMは燃焼することにより定期的に除去される。
PMセンサ内部に堆積したPMを定期的に燃焼するために、センサ内部にヒータを設ける必要がある。ヒータを別体として設ける代わりに、堆積したPMに起因する電気的特性値の変化を観察するのに使用される測定電極に通電することにより、測定電極をヒータとしても使用することが提案されている。しかしながら、測定電極の制御が複雑になる問題がある。
測定電極とヒータとを別体として設ける場合、PMセンサ内部に堆積したPMをより効率的に燃焼するためには、ヒータを堆積したPMのより近くに配置する必要がある。一方、PMセンサ内部に堆積したPMの量をより正確に推定するためには、測定電極を堆積したPMのより近くに配置する必要がある。
本開示の目的は、PMセンサ内部に堆積したPMの量を正確に推定するとともに、堆積したPMを効率的に燃焼するPMセンサを提供することである。
本開示の一態様に係るPMセンサは、排気中の粒子状物質を捕集するセルを有する捕集部材と、前記セルを挟んで対向配置され、それぞれが電極部材を含む少なくとも1対の電極層と、前記電極層の間に、前記電極層の各々と前記セルの間の一部を除いて配置された発熱体であって、前記捕集部材に堆積した粒子状物質を燃焼する熱を発生する発熱体を含むヒータ層と、前記電極層の間の静電容量に基づいて粒子状物質量を推定する推定部と、を備え、前記発熱体は、前記ヒータ層に埋め込まれた線状の発熱部材であり、前記電極層の各々は、前記電極部材として複数の帯状電極を備え、前記線状の発熱部材が、前記帯状電極と前記セルとの間に重ならないように配置されることにより、前記帯状電極が、当該帯状電極を含む電極層に部分的に配置され、前記発熱体が、前記帯状電極と重ならない位置に配置される構成を採る。
本開示によれば、PMセンサ内部に堆積したPMの量を正確に推定するとともに、堆積したPMを効率的に燃焼するPMセンサを提供することができる。
第1の実施形態のPMセンサが適用されたディーゼルエンジン100の排気系の一例を示す概略構成図である。 第1の実施形態のPMセンサの説明図である。 第1の実施形態のPMセンサのセンサ部およびコントロールユニットの説明図である。 第1の実施形態のPMセンサのセンサ部の分解斜視図である。 ヒータ層の一例の概略上面図である。 第1の電極層および第2の電極層の一例の概略上面図である。 図4Aのヒータ層および図4Bの電極層の断面図である。 他の一例のヒータ層の概略上面図である。 他の一例の第1の電極層および第2の電極層の概略上面図である。 図5Aのヒータ層および図5Bの電極層の断面図である。 さらに他の一例のヒータ層の概略上面図である。 さらに他の一例の第1の電極層および第2の電極層の概略上面図である。 図6Aのヒータ層および図6Bの電極層の断面図である。 他の実施形態のPMセンサのセンサ部の説明図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のPMセンサ10が適用されたディーゼルエンジン(以下、単にエンジンという)100の排気系の一例を示す概略構成図である。エンジン100の排気管110内には、排気上流側から順に酸化触媒210、DPF220、NOx浄化触媒230等が設けられている。本実施形態のPMセンサ10は、例えば、DPF220よりも上流側の排気管110およびDPF220よりも下流側の排気管110のいずれかに設けられる。
図2は、第1の実施形態のPMセンサ10の説明図である。図3Aは、第1の実施形態のPMセンサ10のセンサ部60Aおよびコントロールユニット40の説明図である。図3Bは、第1の実施形態のPMセンサ10のセンサ部60Aの分解斜視図である。
PMセンサ10は、排気管110内に挿入されたケース部材11と、ケース部材11を排気管110に取り付ける台座部20と、ケース部材11内に収容されたセンサ部60Aと、センサ部60Aと電気的に接続されたコントロールユニット40とを備えている。
ケース部材11は、底部側(図示例では下端側)を閉塞した有底円筒状に形成されている。ケース部材11の筒軸方向の長さLは、その底部側の筒壁部が排気管110の軸中心CL近傍まで突出するように、排気管110の半径Rと略同一の長さで形成されている。なお、以下の説明では、ケース部材11の底部側を先端側、底部側とは反対側をケース部材11の基端側とする。ケース部材11は、有底円筒状の内側ケース部11Aと、内側ケース部11Aの円筒外周面を囲む円筒状の外側ケース部11Bとを備えた二重管構造を有する。
内側ケース部11Aは、先端側が外側ケース部11Bよりも突出するように、その軸方向長さが外側ケース部11Bよりも長くなるよう形成されている。また、内側ケース部11Aの底部には、内側ケース部11A内の排気ガスを排気管110内に導出する導出口13が設けられている。さらに、内側ケース部11Aの基端側の筒壁部には、周方向に間隔を隔てて配置された複数の通過口14が設けられている。この通過口14は、内側ケース部11Aの外周面と外側ケース部11Bの内周面とで区画された流路15内の排気ガスを内側ケース部11A内に通過させる。
流路15の上流端には、内側ケース部11Aの先端側筒壁部と外側ケース部11Bの先端部とにより区画された円環状の導入口12が形成されている。導入口12の開口面積S12は、導出口13の開口面積S13よりも小さく形成されている(S12<S13)。
すなわち、排気管110を流れる排気ガスは、外側ケース部11Bよりも突出した内側ケース部11Aの筒壁面に当たり、排気管110の軸中心CL近傍に配置された導入口12から流路15内に円滑に取り込まれる。さらに、流路15内を流れる排気ガスは、通過口14から内側ケース部11Aに取り込まれ、センサ部60Aを通過した後に、排気管110の軸中心CL近傍に配置された導出口13から排気管110内に円滑に導出されるようになっている。PMセンサ10においては、導入口12と導出口13とを、排気管110内で排気流速が最も速くなる軸中心CL近傍に配置した。これにより、捕集部材として機能するフィルタ層61を通過する排気流量を効果的に高めることが可能になる。
台座部20は、雄ネジ部21と、ナット部22とを備えている。雄ネジ部21はケース部材11の基端部に設けられており、ケース部材11の基端側開口部を閉塞する。この雄ネジ部21は、排気管110に形成されたボス部110Aの雌ネジ部21と螺合される。ナット部22は、例えば六角ナットであって、雄ネジ部21の上端部に固定されている。これら雄ネジ部21およびナット部22には、第1の導電線62A、第2の導電線63A、およびヒータ層電力供給線64A等を挿通させる貫通孔(不図示)が形成されている。
センサ部60Aは、複数のフィルタ層61と、複数枚の第1の電極層62および第2の電極層63と、複数枚のヒータ層64を備えている。
フィルタ層61は、排気中のPMを捕集するセルを有する捕集部材として機能する。フィルタ層61は、例えば、多孔質セラミックス等の隔壁で区画されて排気流路をなす複数のセルの上流側と下流側とを交互に目封止し、これらセルを一方向に並列に配置した直方体状に形成されている。排気ガス中に含まれるPMは、図3B中に破線矢印で示すように、排気ガスが下流側を目封止されたセルC1,C2から上流側を目封止されたセルC2に流れ込むことで、セルC1,C2の隔壁(図3Bでは隔壁は図を見やすくするため省略されている。)表面や細孔に捕集される。なお、以下の説明では、セル流路方向をセンサ部60Aの長さ方向(図3A中の矢印L)とし、セル流路方向と直交する方向をセンサ部60Aの幅方向(図3A中の矢印W)とする。
第1の電極層62および第2の電極層63は、その長さ方向Lおよび幅方向Wの外形寸法がフィルタ層61と略同一に形成されている。一例において、図4Bおよび図5Bを参照して後述するように、第1の電極層62および第2の電極層63は、例えば、板状部材を備え、その長さ方向Lおよび幅方向Wの外形寸法がフィルタ層61と略同一に形成されている。
第1の電極層62と第2の電極層63とを対向配置し、第1の電極層62と第2の電極層63間にフィルタ層61を挟持させたことでコンデンサを形成するようになっている。板状の第1の電極層62と第2の電極層63によりコンデンサを形成することで、電極表面積Sを効果的に確保することが可能となり、検出可能な静電容量の絶対値を高めることが可能になる。また、電極間距離dがセルピッチとなり均一化されることで、初期の静電容量のバラツキを効果的に抑制することができる。
ヒータ層64は、発熱体64Bを備える。発熱体64Bは、ヒータ層電力供給線64Aを介して電力の供給を受け発熱することにより、フィルタ層61によって捕集され、セルC1,C2に堆積したPMを燃焼除去する。ヒータ層64は、第1の電極層62および第2の電極層63の間に配置される。一例において、図3Aおよび図3Bに示されるように、第1の電極層62およびヒータ層64からなる層と、第2の電極層63およびヒータ層64からなる層とが、フィルタ層61を挟んで交互に積層される。この場合、ヒータ層64は、第1の電極層62の下面および第2の電極層63の上面または下面に隣接させて配置される。
コントロールユニット40は、フィルタ再生制御部41と、PM量推定演算部42とを備える。フィルタ再生制御部41は、ヒータ層電力供給線64Aを介してヒータ層64の発熱体64Bに接続される。
フィルタ再生制御部41は、静電容量検出回路(図示せず)によって検出される第1の電極層62および第2の電極層63間の静電容量に応じて、ヒータ層電力供給線64Aを介してヒータ層64の発熱体64Bに電力を供給する。こうして、フィルタ再生制御部41は、フィルタ層61のフィルタ再生を制御する。
PM量推定演算部42は、第1の導電線62Aを介して第1の電極層62に接続される。同様に、PM量推定演算部42は、第2の導電線63Aを介して第2の電極層63に接続される。
PM量推定演算部42は、フィルタ再生終了から次のフィルタ再生開始までの再生インターバルにおける静電容量の変化量に基づいて、エンジン100から排出される排気ガス中の総PM量を推定する。ここで、PM量推定演算部42は、複数対の電極間の電気的特性値に基づいてPM量を推定する推定する推定部として機能する。
以下に、総PM量の推定方法の一例について具体的に説明する。電極間の静電容量Cpは、第1の電極層62および第2の電極層63間の媒体の誘電率をε、第1の電極層62および第2の電極層63の表面積をS、第1の電極層62および第2の電極層63間の距離をdとして以下の数式1で表される。
Figure 0006805531
数式1において、第1の電極層62および第2の電極層63の表面積Sは一定であり、セルC1,C2に捕集されたPMによって誘電率ε及び距離dが変化すると、それに伴い静電容量Cpも変化する。第1の電極層62および第2の電極層63間の静電容量Cpとフィルタ層61のPM堆積量との間には略比例関係が成立することが知られている。
セルC1,C2に捕集されたPMの堆積量が上限値を超えると、第1の電極層62および第2の電極層63間の静電容量CpとPM堆積量との比例関係が崩れ、第1の電極層62および第2の電極層63間の静電容量Cpの推定精度が低下する。そこで、フィルタ再生制御部41は、第1の電極層62および第2の電極層63の静電容量CpがPM上限堆積量を示す所定の静電容量上限閾値CpMAXに達すると、ヒータ層64に通電するフィルタ再生制御を開始する。このフィルタ再生制御は、静電容量CpがPMの完全除去を示す所定の静電容量下限閾値Cpminに低下するまで継続される。
PM量推定演算部42は、再生インターバルT間(フィルタ再生制御終了から次のフィルタ再生制御開始まで)における静電容量変化量ΔCpに基づいて、エンジン100から排出される排気ガス中の総PM量mPMSUMを推定する。再生インターバルT間にフィルタ層61で捕集されるPM量mPMnは、静電容量変化量ΔCpに一次の係数βを乗算した以下の数式2で得られる。
Figure 0006805531
PM量推定演算部42は、数式2から算出される各再生インターバルT間のPM量mPMnを順次積算する以下の数式3に基づいて、エンジン100から排出される排気ガス中の総PM量mPMSUMをリアルタイムに演算する。
Figure 0006805531
なお、PM量の推定は、上記の手法に限られず、様々な手法を採用することができる。例えば、予め実験等により静電容量CpとPM量mPMとの関係を求めてマップを作成しておき、このマップを参照することで総PM量や瞬時のPM量を推定することもできる。
以下、第1の電極層62、第2の電極層63、およびヒータ層64の構成について、図4A〜図6Cを参照して説明する。いずれの構成においても、例えば、発熱体64Bは700度以上の高温耐性を有するセラミックス等の絶縁材料によって取り囲まれる。また、第1の電極部材62Bおよび第2の電極部材63Bは、必要に応じて、同様の絶縁材料によって取り囲まれる。
さらに、いずれの構成においても、発熱体64Bは、第1の電極層62および第2の電極層63の各々とセルC1,C2の間の一部を除いて配置される。さらに、除かれる当該一部の面積をより大きくすることにより、フィルタ層61と第1の電極部材62B(または第2の電極部材63B)とが発熱体64Bを介さずに対面する面積をより大きく確保することができる。こうすると、静電容量ひいてはPM堆積量をより正確に測定することができる。
図4Aは、ヒータ層64の一例の概略上面図である。図4Bは、第1の電極層62および第2の電極層63の一例の概略上面図である。図4Cは、図4Aのヒータ層64と図4Bの第1の電極層62および第2の電極層63とからなる層の断面図である。
図4A〜図4Cに示された例においては、ヒータ層64の発熱体64Bは、網目状である。第1の電極層62および第2の電極層63は、それぞれ板状部材である第1の電極部材62Bおよび第2の電極部材63Bを備える。発熱体64Bが網目状であることにより、第1の電極層62および第2の電極層63とフィルタ層61とが発熱体64Bの網目を介して対面する面積を確保しつつ、発熱体64Bが面全体に対して均等に熱を発生することができる。
図5Aは、他の一例のヒータ層64の概略上面図である。図5Bは、他の一例の第1の電極層62および第2の電極層63の概略上面図である。図5Cは、図5Aのヒータ層64と図5Bの第1の電極層62および第2の電極層63とからなる層の断面図である。
図5A〜図5Cに示された例においては、ヒータ層64の発熱体64Bは、貫通孔を有する板状部材である。第1の電極層62および第2の電極層63は、それぞれ板状部材である第1の電極部材62Bおよび第2の電極部材63Bを備える。発熱体64Bが貫通孔を有する板状部材であることにより、比較的容易な加工により、第1の電極層62および第2の電極層63とフィルタ層61とが貫通孔を介して対面する面積を確保することができる。
図6Aは、さらに他の一例のヒータ層64の概略上面図である。図6Bは、さらに他の一例の第1の電極層62および第2の電極層63の概略上面図である。図6Cは、図6Aのヒータ層64と図6Bの第1の電極層62および第2の電極層63とからなる層の断面図である。
図6A〜図6Cに示された例においては、ヒータ層64の発熱体64Bは、ヒータ層64に埋め込まれた線状の発熱部材である。第1の電極層62および第2の電極層63は、それぞれ複数の帯状電極からなる第1の電極部材62Bおよび第2の電極部材63Bを備える。当該複数の帯状電極は、センサ部60Aを組み立てたときに、それぞれがフィルタ層61の各セルC1,C2を挟むように設けられる。例えば、当該複数の帯状電極は、700度以上の高温耐性を有するセラミックス等の絶縁材料にそれぞれの周囲が取り囲まれるように形成される。
さらに、図6Cに示されるように、線状の発熱部材は、当該複数の帯状電極と各セルC1,C2との間に重ならないように配置される。その結果、第1の電極部材62Bおよび第2の電極部材63Bが、それぞれが当該電極部材を含む第1の電極層62および第2の電極層63に部分的に配置され、さらに、発熱体64Bが、当該電極部材と重ならない位置に配置される。こうすると、第1の電極層62および第2の電極層63とフィルタ層61とが対面する面積を大きく確保することができるとともに、測定される静電容量に対する発熱体64Bの影響を最小限にすることができる。
(他の実施形態)
第1の実施形態においては、図3Aおよび図3Bに示されるように、第1の電極層62およびヒータ層64からなる層と、第2の電極層63およびヒータ層64からなる層とが、フィルタ層61を挟んで交互に積層される。これに代えて、他の実施形態に係るPMセンサのセンサ部60Bの説明図である図7に示されるように、2つのヒータ層64に挟まれた第1の電極層62と、2つのヒータ層64に挟まれた第2の電極層63とを、フィルタ層61を挟んで交互に積層してもよい。こうすると、堆積したPMを燃焼する際に、PMにより効率的に熱を与えることができる。
第1の実施形態においては、図3Aおよび図3Bに示されるように、第1の電極層62およびヒータ層64からなる層と、第2の電極層63およびヒータ層64からなる層とが、フィルタ層61を挟んで交互に積層される。第1の電極層62および第2の電極層63の熱伝導率が十分高い場合、これに代えて、2つの第1の電極層62に挟まれたヒータ層64と、2つの第2の電極層63に挟まれたヒータ層64とを、フィルタ層61を挟んで交互に積層してもよい。こうすると、堆積したPMに起因するフィルタ層61の静電容量を、より正確に測定することができる。
本開示に係るPMセンサは、ディーゼルエンジンを搭載した車両において使用するのに好適である。
10 PMセンサ
11 ケース部材
11A 内側ケース部
11B 外側ケース部
12 導入口
13 導出口
14 通過口
15 流路
20 台座部
21 雄ネジ部
22 ナット部
40 コントロールユニット
41 フィルタ再生制御部
42 PM量推定演算部
60A センサ部
60B センサ部
61 フィルタ層
62 第1の電極層
62A 第1の導電線
62B 第1の電極部材
63 第2の電極層
63A 第2の導電線
63B 第2の電極部材
64 ヒータ層
64A ヒータ層電力供給線
64B 発熱体

Claims (2)

  1. 排気中の粒子状物質を捕集するセルを有する捕集部材と、
    前記セルを挟んで対向配置され、それぞれが電極部材を含む少なくとも1対の電極層と、
    前記電極層の間に、前記電極層の各々と前記セルの間の一部を除いて配置された発熱体であって、前記捕集部材に堆積した粒子状物質を燃焼する熱を発生する発熱体を含むヒータ層と、
    前記電極層の間の静電容量に基づいて粒子状物質量を推定する推定部と、
    を備え
    前記発熱体は、前記ヒータ層に埋め込まれた線状の発熱部材であり、
    前記電極層の各々は、前記電極部材として複数の帯状電極を備え、
    前記線状の発熱部材が、前記帯状電極と前記セルとの間に重ならないように配置されることにより、前記帯状電極が、当該帯状電極を含む電極層に部分的に配置され、前記発熱体が、前記帯状電極と重ならない位置に配置される、
    センサ。
  2. 前記複数の帯状電極は、700度以上の高温耐性を有するセラミックス等の絶縁材料にそれぞれの周囲が取り囲まれるように形成される、請求項1に記載のセンサ。
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