JP2018127420A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】泡の弾力性および泡伸性が高い濃厚な泡質である皮膚洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。さらに成分(A)〜(C)に加え、下記成分(D)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。(A)平均分子量が10万〜100万のポリオール(B)平均分子量が200万以上のポリオール(C)ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群より選ばれる1種または2種以上の界面活性剤(D)平均分子量が1000以下のポリオール【選択図】なし
Description
本発明は皮膚洗浄剤組成物に関し、詳細には、泡の弾力性および泡伸性が高い濃厚な泡質である皮膚洗浄剤組成物に関する。
従来の皮膚洗浄剤組成物は、泡の濃厚さを向上させるためにアニオンや両性の界面活性剤を組み合わせ、配合する等の検討がなされてきた。しかしながら、こういった皮膚洗浄剤組成物は、泡の弾力性向上に寄与するも、泡の泡伸性にまで寄与することがなかった。
一方、ポリオールを組み合わせることで、さっぱりとした洗い上がりを有し、泡質(クリーミィ性)に優れる(例えば、特許文献1参照。)ことは知られているが、泡の弾力性と泡伸性を向上させる効果については知られていなかった。
また、一般的に皮膚洗浄剤組成物の増粘剤として用いられるセルロース系高分子などは組成物自体の粘度は上昇させるものの、泡の泡伸性に寄与することがなかった。
本発明の目的は、泡の弾力性および泡伸性が高い濃厚な泡質である皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明内の泡の弾力性が高いこととは泡が潰れることなくクッションのように反発することを示し、泡伸性が高いこととは泡をつまんだ際に立つ角が長く伸びることを示す。
本発明者は上記問題点を鑑みて鋭意研究した結果、(A)平均分子量が10万〜100万のポリオール、(B)平均分子量が200万以上のポリオール、および(C)ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群より選ばれる1種または2種以上の界面活性剤とを配合することにより、泡の弾力性および泡伸性が高い濃厚な泡質を特徴とする皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
本願第一の発明は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
(A)平均分子量が10万〜100万のポリオール
(B)平均分子量が200万以上のポリオール
(C)ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群より選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
(A)平均分子量が10万〜100万のポリオール
(B)平均分子量が200万以上のポリオール
(C)ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群より選ばれる1種または2種以上の界面活性剤
本願第二の発明は、皮膚洗浄剤組成物全量に対し、成分(A)を0.001〜5質量%、成分(B)を0.001〜5質量%含有することを特徴とする本願第一の発明に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
本願第三の発明は、下記成分(D)を含有することを特徴とする本願第一の発明または本
願第二の発明に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(D)平均分子量が1000以下のポリオール
願第二の発明に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(D)平均分子量が1000以下のポリオール
本願第四の発明は、皮膚洗浄剤組成物全量に対し、成分(D)を0.1〜10質量%含有することを特徴とする本願第一の発明〜本願第三の発明のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。
本願第五の発明は、成分(A)、成分(B)、および成分(D)が、下記(式1)で表される繰り返し単位の構造を有することを特徴とする本願第一の発明〜本願第四の発明のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。
[化1]
−(OCH2CH2)− ・・・(式1)
[化1]
−(OCH2CH2)− ・・・(式1)
本発明によれば、泡の弾力性および泡伸性が高い濃厚な泡質である皮膚洗浄剤組成物を提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の皮膚洗浄剤組成物に含有される成分(A)である平均分子量が10万〜100万のポリオール、および成分(B)である平均分子量が200万以上のポリオールは、洗浄剤組成物として使用可能なポリオールであれば、特段限定するものではない。例えば、多価アルコール、ポリビニルアルコールおよび糖類などが挙げられる。多価アルコールとしては、具体的にはエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3−メチル−1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。糖類としては、具体的にはソルビトール、マンニトール、グルコース、スクロース、フルクトース、キシリトール、ラクトース、マルトース、マルチトース、トレハロース、エリスリトール等が挙げられる。
本発明に係る成分(A)、および成分(B)としては、上記のポリオールのうち、ポリエチレングリコールを用いることが好ましい。本発明に係る成分(A)の具体例としては、PEG−5M(平均分子量220000)、PEG−7M(平均分子量310000)、PEG−9M(平均分子量400000)、PEG−14M(平均分子量620000)、PEG−20M(平均分子量880000)、本発明に係る成分(B)の具体例としては、PEG−23M(平均分子量1000000)、PEG−45M(平均分子量2000000)、PEG−65M(平均分子量2900000)、PEG−90M(平均分子量4000000)、PEG−115M(平均分子量5100000)等が挙げられる。
成分(A)の平均分子量としては100000〜1000000が望ましく、好ましくは150000〜900000、更に好ましくは200000〜800000であることが望ましい。また、配合量は皮膚洗浄剤組成物全量に対し0.001〜5質量%が望ましく、好ましくは0.001〜4質量%、更に好ましくは0.001〜3質量%であることが望ましい。成分(A)の配合量がこちらに示す範囲より多い場合、洗浄剤組成物が分離を引き起こし安定性が悪化し、少ない場合は充分な泡の弾力性を保持することができない。
成分(B)の平均分子量としては2000000以上が望ましく、好ましくは23000
00以上、更に好ましくは2500000以上が望ましい。また、配合量は皮膚洗浄剤組成物全量に対し0.001〜5質量%が望ましく、好ましくは0.001〜質量4%、更に好ましくは0.001〜3質量%であることが望ましい。成分(B)の配合量がこちらに示す範囲より多い場合、洗浄剤組成物が分離を引き起こし安定性が悪化し、更に充分な泡の弾力性を保持することができず、少ない場合は充分な泡の泡伸性を保持することができない。
00以上、更に好ましくは2500000以上が望ましい。また、配合量は皮膚洗浄剤組成物全量に対し0.001〜5質量%が望ましく、好ましくは0.001〜質量4%、更に好ましくは0.001〜3質量%であることが望ましい。成分(B)の配合量がこちらに示す範囲より多い場合、洗浄剤組成物が分離を引き起こし安定性が悪化し、更に充分な泡の弾力性を保持することができず、少ない場合は充分な泡の泡伸性を保持することができない。
本発明の皮膚洗浄剤組成物に含有される成分(C)は、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性活性剤からなる群から選ばれる1種または2種以上の界面活性剤である。
このような界面活性剤としては、化粧料として使用が可能なものであれば特段に限定されるものではなく、アニオン性界面活性剤においては、例えばラウリン酸カリウム、ミリスチン酸ナトリウムなどの各種脂肪酸塩、パーム核脂肪酸トリエタノールアミン、α−ラウロイルスルホン酸ナトリウム、ミリストイルアリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸カリウム、ヤシ油脂肪酸カリウム、N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸カリウム、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム(4.5E.O.)等が、ノニオン性界面活性剤においては、例えばポリオキシエチレンセチルエーテル、モノステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(6)モノイソステアレート、ポリオキシエチレン(12)ジオレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール(12E.O.)等が、両性界面活性剤においては、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−Nヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノジ酢酸ナトリウム、β−アミノプロピオン酸ナトリウム、N−ラウロイル−N‘−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられるが、これらに限るものではない。なお、これらを適宜一種又は二種以上選択して用いればよい。
本発明においては、特定の平均分子量を有するポリオールである成分(A)と成分(B)、およびノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群より選ばれる1種または2種以上の界面活性剤である成分(C)に加え、泡の弾力性と泡伸性の更なる向上、および洗浄剤組成物の安定性向上のために成分(D)を配合することが望ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物に含有される成分(D)である平均分子量が1000以下のポリオールは、洗浄剤組成物として使用可能なポリオールであれば、特段限定するものではない。例えば、多価アルコール、ポリビニルアルコールおよび糖類などが挙げられる。多価アルコールとしては、具体的にはエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、3−メチル−1,3−ブチレングリコール等が挙げられる。糖類としては、具体的にはソルビトール、マンニトール、グルコース、スクロース、フルクトース、キシリトール、ラクトース、マルトース、マルチトース、トレハロース、エリスリトール等が挙げられる。
本発明に係る成分(D)としては、上記のポリオールのうち、ポリエチレングリコールを用いることが好ましい。本発明に係る成分(D)の具体例としては、PEG−4(平均分子量190程度)、PEG−6(平均分子量280程度)、PEG−8(平均分子量370程度)、PEG−12(平均分子量550程度)、PEG−16(平均分子量720程度)、PEG−20(平均分子量900程度)等が挙げられる。
成分(D)の平均分子量としては1000以下が望ましく、好ましくは700以下、更に好ましくは500以下であることが望ましい。また、配合量は皮膚洗浄剤組成物全量に対し0.1〜10質量%が望ましく、好ましくは0.1〜8質量%、更に好ましくは0.5〜5質量%であることが望ましい。成分(D)の配合量がこちらに示す範囲より多い場合、泡の弾力性と泡伸性が低下し、少ない場合は安定的にポリオール(A)、および(B)を配合することができない。
本発明に係る成分(A)、成分(B)、および成分(D)の各ポリオールは同じ繰り返し単位や構造を持つことが望ましい。特に好ましくは下記一般式(1)で表される繰り返し単位を持つことである。
[化1]
−(OCH2CH2)− ・・・(1)
[化1]
−(OCH2CH2)− ・・・(1)
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、上述した成分の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分、例えば前記以外の界面活性剤、炭化水素、エステル、高級アルコール、多価アルコール、油剤、粉体(顔料、色素、樹脂等)、水、防腐剤、香料、保湿剤、生理活性成分、塩類、溶媒、パール化剤、中和剤、pH調整剤、昆虫忌避剤、酵素等の成分を適宜配合することができる。
上記油剤は、通常化粧料に用いられる揮発性および不揮発性の油剤、溶剤および樹脂が挙げられ、常温で液体、ペースト、固体であっても構わないが、ハンドリングに優れる液体が好ましい。具体的に油剤としては、例えばセチルアルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール、イソステアリン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸等の脂肪酸、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、オキシステアリン酸オクチル等のエステル類、流動パラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロウ、ミンク油、カカオ油、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒマシ油、オリーブ油等の油脂などが挙げられる。また、シリコーン類として例えばジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、フルオロアルキル・ポリオキシアルキレン共変性オルガノポリシロキサン、アルキル変性オルガノポリシロキサン、ジメチコノール、末端変性オルガノポリシロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アモジメチコーン、アミノ変性オルガノポリシロキサン、シリコーンゲル、アクリルシリコーン、トリメチルシロキシケイ酸、シリコーンRTVゴム、フッ素変性シリコーン樹脂等のシリコーン化合物が挙げられる。
また、上記粉体としては、例えば赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色401号等の色素、黄色4号A1レーキ、黄色203号Baレーキ等のレーキ色素、ナイロンパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、セルロースパウダー、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレン末等の高分子、黄酸化鉄、赤色酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン等の白色顔料、タルク、マイカ
、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。
、セリサイト、カオリン等の体質顔料、雲母チタン等のパール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸マグネシウム等の金属塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、スメクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、紡錘状等)に特に制限はない。
上記粉体は、従来公知の表面処理、例えばフッ素化合物処理、シリコーン処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金属石けん処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理等によって事前に表面処理されていてもいなくても構わない。
上記溶媒としては、例えば精製水、エタノール、軽質流動イソパラフィン、低級アルコール、エーテル類、LPG、フルオロカーボン、N−メチルピロリドン、フルオロアルコール、揮発性直鎖状シリコーン、次世代フロン等が挙げられる。
上記生理活性成分としては、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性を与える物質が挙げられる。例えば、抗炎症剤、老化防止剤、紫外線防御剤、ひきしめ剤、抗酸化剤、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン剤、アミノ酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤、酵素成分等が挙げられる。上記生理活性成分は、天然系の植物抽出成分、乾燥抽出成分、生薬成分や、化合物等が挙げられるが、これらの中でも、特に天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が安全性の点で好ましい。
上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分の例としては、例えばアシタバエキス、アマチャエキス、アルテアエキス、アロエエキス、アンズエキス、イチョウエキス、ウイキョウエキス、ウーロン茶エキス、エイジツエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、甘草エキス、カキョクエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クロレラエキス、クワエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コラーゲン、サルビアエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シャクヤクエキス、シラカバエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、センキュウエキス、センブリエキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チョウジエキス、チンピエキス、トウキエキス、トウニンエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ビワエキス、ブクリョウエキス、プロポリス、ヘチマエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ホップエキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モモエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げることができる。
また、上記天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分以外の成分としては、例えばデオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水分解卵殻膜などの生体高分子、アミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイン、ホエイ等の保湿成分、スフィンゴ脂質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導体、リン脂質等の油性成分、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチーム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、ビタミン類(A、B
2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸等の細胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体等の血行促進剤、イソピロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、1−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
2、B6、C、D、E)、パントテン酸カルシウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエステル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸等の細胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体等の血行促進剤、イソピロピルメチルフェノール、トリクロサン、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤、1−メントール、ハッカ油等の冷感剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒剤等が挙げられる。
以下、本発明を実施例及び比較例を例示することにより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。まず、実施例に用いた評価方法、及び評価基準を示す。
1.官能評価試験(泡の弾力性)
8名の専門パネルにより、試料使用時の泡の弾力性を下記評価基準により評価した。
8名の専門パネルにより、試料使用時の泡の弾力性を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:極めて良好 弾力性があると答えた人が7人以上
○:良好 弾力性があると答えた人が5人以上7人未満
△:普通 弾力性があると答えた人が3人以上5人未満
×:不良 弾力性があると答えた人が3人未満
◎:極めて良好 弾力性があると答えた人が7人以上
○:良好 弾力性があると答えた人が5人以上7人未満
△:普通 弾力性があると答えた人が3人以上5人未満
×:不良 弾力性があると答えた人が3人未満
2.官能評価試験(泡伸性)
8名の専門パネルにより、試料使用時の泡伸性を下記評価基準により評価した。
8名の専門パネルにより、試料使用時の泡伸性を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:極めて良好 泡伸性があると答えた人が7人以上
○:良好 泡伸性があると答えた人が5人以上7人未満
△:普通 泡伸性があると答えた人が3人以上5人未満
×:不良 泡伸性があると答えた人が3人未満
◎:極めて良好 泡伸性があると答えた人が7人以上
○:良好 泡伸性があると答えた人が5人以上7人未満
△:普通 泡伸性があると答えた人が3人以上5人未満
×:不良 泡伸性があると答えた人が3人未満
3.安定性評価試験
試料の室温3ヶ月における経時安定性を下記評価基準により評価した。
試料の室温3ヶ月における経時安定性を下記評価基準により評価した。
(評価基準)
○:良好 分離が見られない。
×:不良 分離が見られる。
○:良好 分離が見られない。
×:不良 分離が見られる。
実施例1〜13および比較例1〜6
表1に示す実施例1〜13および比較例1〜6の各処方による皮膚洗浄剤組成物を調製し、これらを使用した時の泡の弾力性と泡伸性および剤の安定性について調べ、その結果を表1に示した。なお、以下全ての実施例および比較例における配合量は質量%である。
表1に示す実施例1〜13および比較例1〜6の各処方による皮膚洗浄剤組成物を調製し、これらを使用した時の泡の弾力性と泡伸性および剤の安定性について調べ、その結果を表1に示した。なお、以下全ての実施例および比較例における配合量は質量%である。
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜13の皮膚洗浄剤組成物は比較例1〜6の組成物に比べていずれも優れた性能を示した。
以下、本発明の皮膚洗浄剤組成物のその他の処方例を実施例14〜15として挙げる。なお、これらの実施例の洗浄剤組成物についても、これらを使用した時の泡の弾力性と泡伸性および剤の安定性の各項目を評価した。
実施例14 ボディシャンプー 配合量(質量%)
(1)ラウリン酸 5.0
(2)ミリスチン酸 6.0
(3)パルミチン酸 4.0
(4)ステアリン酸 0.5
(5)水酸化カリウム 3.0
(6)ジプロピレングリコール 4.0
(7)PEG−4 3.0
(8)パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(9)ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(2E.O) 1.0
(10)PEG−7M 0.5
(11)ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 0.3
(12)塩化ナトリウム 0.2
(13)塩化カリウム 0.2
(14)PEG−65M 0.1
(15)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.5
(16)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0
(17)海シルト 0.005
(18)L−テアニン 0.1
(19)モモ葉エキス 0.1
(20)アロエベラ葉エキス 0.1
(21)サボンソウエキス 0.1
(22)ローズエキス 0.1
(23)エデト酸二ナトリウム 0.1
(24)香料 1.0
(25)精製水 残余
(1)ラウリン酸 5.0
(2)ミリスチン酸 6.0
(3)パルミチン酸 4.0
(4)ステアリン酸 0.5
(5)水酸化カリウム 3.0
(6)ジプロピレングリコール 4.0
(7)PEG−4 3.0
(8)パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(9)ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(2E.O) 1.0
(10)PEG−7M 0.5
(11)ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 0.3
(12)塩化ナトリウム 0.2
(13)塩化カリウム 0.2
(14)PEG−65M 0.1
(15)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.5
(16)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0
(17)海シルト 0.005
(18)L−テアニン 0.1
(19)モモ葉エキス 0.1
(20)アロエベラ葉エキス 0.1
(21)サボンソウエキス 0.1
(22)ローズエキス 0.1
(23)エデト酸二ナトリウム 0.1
(24)香料 1.0
(25)精製水 残余
実施例15 ボディシャンプー 配合量(質量%)
(1)ラウリン酸 10.0
(2)ミリスチン酸 6.0
(3)パルミチン酸 3.0
(4)ステアリン酸 1.0
(5)水酸化カリウム 4.8
(6)プロピレングリコール 8.0
(7)PEG−6 5.0
(8)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 1.0
(9)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 3.0
(10)ジステアリン酸グリコール 3.0
(11)ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム 0.3
(12)PEG−9M 0.1
(13)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3
(14)塩化ナトリウム 1.0
(15)PEG−90M 0.05
(16)加水分解コラーゲン 0.1
(17)ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.1
(18)サピンズストリホリアツス果実エキス 0.1
(19)ホホバ油 0.1
(20)オリブ油 0.1
(21)グリセリン 2.0
(22)グリコシルトレハロース 0.1
(23)N−アセチルグルコサミン 0.1
(24)L−テアニン 0.1
(25)精製水 残余
(1)ラウリン酸 10.0
(2)ミリスチン酸 6.0
(3)パルミチン酸 3.0
(4)ステアリン酸 1.0
(5)水酸化カリウム 4.8
(6)プロピレングリコール 8.0
(7)PEG−6 5.0
(8)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 1.0
(9)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 3.0
(10)ジステアリン酸グリコール 3.0
(11)ラウロイルメチル−β−アラニンナトリウム 0.3
(12)PEG−9M 0.1
(13)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3
(14)塩化ナトリウム 1.0
(15)PEG−90M 0.05
(16)加水分解コラーゲン 0.1
(17)ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.1
(18)サピンズストリホリアツス果実エキス 0.1
(19)ホホバ油 0.1
(20)オリブ油 0.1
(21)グリセリン 2.0
(22)グリコシルトレハロース 0.1
(23)N−アセチルグルコサミン 0.1
(24)L−テアニン 0.1
(25)精製水 残余
常法により上記組成の洗浄剤組成物を調製し、使用した時の泡の弾力性と泡伸性および剤の安定性を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
Claims (5)
- 下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
(A)平均分子量が10万〜100万のポリオール
(B)平均分子量が200万以上のポリオール
(C)ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤からなる群より選ばれる1種または2種以上の界面活性剤 - 皮膚洗浄剤組成物全量に対し、成分(A)を0.001〜5質量%、成分(B)を0.001〜5質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 下記成分(D)を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
(D)平均分子量が1000以下のポリオール - 皮膚洗浄剤組成物全量に対し、成分(D)を0.1〜10質量%含有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の皮膚洗浄剤組成物。
- 成分(A)、成分(B)、および成分(D)が、下記(式1)で表される繰り返し単位の構造を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の皮膚洗浄剤組成物。
[化1]
−(OCH2CH2)− ・・・(式1)
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-
2017
- 2017-02-09 JP JP2017022144A patent/JP2018127420A/ja active Pending
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