JP2018126995A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 複合体製造方法であって、
   不織ファブリックに付着した不連続繊維のネットワークを含む繊維改質された中間層を産出するために、連続繊維で形成された不織ファブリックを、分散液中に懸濁された不連続繊維のスラリに通して引き出すこと
   を含む方法。
2. 前記引き出すことが、前記スラリを保管タンクに収容することと、前記スラリが前記保管タンクに収容されている間に前記不織ファブリックを前記スラリに通して移動させることとを含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記引き出すことが、複数のガイドローラを用いて供給ロールから前記不織ファブリックを引き出すことを含む、請求項１または２に記載の方法。
4. 前記連続繊維が、熱可塑性材料を含む、請求項１から３のいずれか一項に記載の方法。
5. 前記不連続繊維が、炭素繊維を含む、請求項１から４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記スラリを産出するために前記不連続繊維を前記分散液中に分散させることをさらに含む、請求項１から５のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記不連続繊維が、炭素ナノチューブ、グラフェン板状晶、炭素ウィスカ、チョップト炭素繊維、ミルド炭素繊維、及び炭素ナノ繊維からなる群から選択される部材を含む、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
8. 前記分散液が水を含む、請求項１から７のいずれか一項に記載の方法。
9. さらに、
   前記不連続繊維の第１の部分を、前記不織ファブリックの第１の表面を形成する前記連続繊維の少なくとも一部分に機械的に接合することと、
   前記不連続繊維の第２の部分を、前記第１の表面と反対の前記不織ファブリックの第２の表面を形成する前記連続繊維の少なくとも一部分に機械的に接合することと
   を含む、請求項１から８のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記不連続繊維の前記ネットワークが付着した前記不織ファブリックを、一対の圧力ローラに通過させることをさらに含む、請求項１から８のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記不連続繊維の前記ネットワークが付着した前記不織ファブリックを加熱することをさらに含む、請求項１から１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 前記ネットワークの前記不連続繊維の少なくとも一部分が、前記不織ファブリックの肉厚方向に散在する、請求項１から１１のいずれか一項に記載の方法。
13. 中間層で強化された補強ファブリックを産出するために、前記繊維改質された中間層に補強層を付着することをさらに含む、請求項１から１２のいずれか一項に記載の方法。
14. 前記付着することが、前記補強層を前記繊維改質された中間層に融着することを含む、請求項１３に記載の方法。
15. 前記中間層で強化された補強ファブリックをマトリクス材料で含浸することをさらに含む、請求項１３または１４に記載の方法。
16. 前記マトリクス材料を硬化することをさらに含む、請求項１５に記載の方法。
17. 中間層で強化された補強ファブリックを産出するために、複数の補強層を複数の前記繊維改質された中間層に、交互の構成で付着することをさらに含む、請求項１から１６のいずれか一項に記載の方法。
18. 前記付着することが、前記複数の補強層と前記複数の繊維改質された中間層とを糸で縫い付けることを含む、請求項１７に記載の方法。
19. 複合構造物を通して電磁エネルギーを散逸させるための方法であって、
    補強材料及びマトリクス材料を含む前記複合構造物の表面上に前記電磁エネルギーを付与することと、
    連続した導電経路に沿って横方向に、前記電磁エネルギーを散逸させることと、
    前記複合構造物に連結された接地平面に前記電磁エネルギーを転位させることと
    を含む、方法。
20. 複合構造物を通して衝撃エネルギーを散逸させるための方法であって、
    補強材料及びマトリクス材料を含む前記複合構造物の表面上に前記衝撃エネルギーを付与することと、
    前記複合構造物に沿って横方向に、前記衝撃エネルギーを偏向させることと、
    前記複合構造物の肉厚方向の損傷成長を抑制することと
    を含む、方法。