JP2018126716A - 回転霧化頭 - Google Patents

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山崎 勇
Isamu Yamazaki
山崎  勇
俊也 小林
Toshiya Kobayashi
俊也 小林
治 吉田
Osamu Yoshida
治 吉田
義治 横溝
Yoshiji Yokomizo
義治 横溝
三千雄 三井
Michio Mitsui
三千雄 三井
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】塗料の流量を大きくした場合であっても、塗料の微粒化が悪化するのを抑制することが可能な回転霧化頭を提供する。
【解決手段】回転霧化頭2は、塗装装置100の回転軸11に取付可能に構成され、供給される塗料を遠心力により放出して霧化するように構成されている。回転霧化頭2は、供給される塗料が外縁部27aに向けて拡散される拡散面27を備える。外縁部27aには溝部28が形成され、溝部28は外縁部27aの放出端29まで延びるように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転霧化頭に関する。
従来、回転軸に取り付けられた回転霧化頭を備える塗装装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。このような塗装装置では、回転軸により回転霧化頭が回転されることにより、回転霧化頭に供給される塗料が遠心力によって放出されて霧化されるようになっている。
特許文献1の回転霧化頭は、供給される塗料が外縁部に向けて拡散される内面と、内面の外縁部から径方向外側に延びて外面に繋がる前端面と、内面と前端面とが繋がる部分が切り欠かれることにより形成される溝部とを備えている。これにより、外縁部から放出される塗料が溝部を通過するため、放出される塗料を液糸状にすることが可能である。
特開2009−297645号公報
しかしながら、上記した従来の回転霧化頭では、塗料の流量を大きくした場合に、溝部を通過した塗料が前端面に沿って流れるときに液糸が結合して大きな液糸になるので、塗料の微粒化が悪化するおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、塗料の流量を大きくした場合であっても、塗料の微粒化が悪化するのを抑制することが可能な回転霧化頭を提供することである。
本発明による回転霧化頭は、塗装装置の回転軸に取付可能に構成され、供給される塗料を遠心力により放出して霧化するように構成されている。回転霧化頭は、供給される塗料が外縁部に向けて拡散される拡散面を備える。外縁部には溝部が形成され、溝部は外縁部の放出端まで延びるように形成されている。
このように構成することによって、放出端の溝部から塗料が放出されることにより、塗料の流量を大きくした場合であっても、放出される塗料の液糸が結合するのを抑制することができる。したがって、放出される塗料を均一な液糸状にすることができるので、塗料の微粒化が悪化するのを抑制することができる。また、放出端を凹凸状にすることにより、静電塗装が行われる場合に、回転霧化頭と被塗装物との間に形成される電界が強くなるので、塗着効率を向上させることができる。
本発明の回転霧化頭によれば、塗料の流量を大きくした場合であっても、塗料の微粒化が悪化するのを抑制することができる。
本実施形態による回転霧化頭を備える塗装装置を説明するための断面図である。 図1の回転霧化頭の外縁部を拡大して示した断面図である。 図1の回転霧化頭の放出端を外面側から示した図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態による回転霧化頭2を備える塗装装置100について説明する。この塗装装置100は、いわゆるベルカップ型の静電塗装装置であり、液体の塗料を霧化して被塗装物(図示省略)に塗着させるように構成されている。なお、被塗装物は、たとえば車両のボディである。
塗装装置100は、図1に示すように、装置本体1と、回転霧化頭2とを備えている。この塗装装置100は、装置本体1により回転霧化頭2を回転させることにより、回転霧化頭2に供給される塗料が遠心力によって放出されて霧化されるように構成されている。また、塗装装置100では、回転霧化頭2に高電圧が印加されるとともに、被塗装物が接地されることにより、霧化される塗料が帯電されて被塗装物に塗着しやすくなっている。
装置本体1には、回転軸11および塗料供給管12などが設けられている。回転軸11の先端部11aには、回転霧化頭2が着脱可能に取り付けられている。この回転軸11は、たとえばエアモータ(図示省略)によって回転するように構成されている。また、回転軸11は、中空状に形成され、内部に塗料供給管12が配置されている。塗料供給管12は、液体の塗料を回転霧化頭2に供給するために設けられており、先端12aにノズル(図示省略)が形成されている。
回転霧化頭(ベルカップ)2は、基端側(X2方向側)に配置される取付部21と、先端側(X1方向側)に配置されるヘッド部22とを含んでいる。取付部21は、円筒状に形成され、回転軸11の先端部11aに取り付けられている。このため、回転霧化頭2は、回転軸11が回転された場合に、その回転軸11と一体的に回転するように構成されている。なお、円筒状の取付部21の内部に回転軸11の先端部11aが配置されている。
ヘッド部22は、椀状に形成され、開口部22aが先端側(X1方向側)を向くように配置されている。このヘッド部22は、先端側に向けて拡径するように形成され、内面22bおよび外面22cを有する。
内面22bの中央には軸方向(X2方向)から見て円形の凹部23が形成され、その凹部23を塞ぐようにハブ24が設けられている。このため、凹部23およびハブ24により塗料空間Sが区画されている。また、凹部23の底部中央には貫通孔25が形成され、その貫通孔25に塗料供給管12が配置されている。そして、塗料供給管12の先端12aが塗料空間Sに臨むように配置されている。これにより、塗料供給管12のノズルから塗料空間Sに塗料が供給されるようになっている。
ハブ24は、円板状の別部材であり、凹部23の開口端部(X1方向側の端部)を塞ぐように組み付けられている。ハブ24の中央には、ほぼ円錐状の突起24aが塗料空間S側に突出するように形成されている。このハブ24には、突起24aの近傍に洗浄の際に用いられる洗浄孔24bが形成されている。また、ハブ24の外縁部には、塗料空間Sから塗料を流出させるための流出孔26が形成されている。
流出孔26は、周方向に所定の間隔を隔てて複数設けられている。各流出孔26は、凹部23の内側面に沿って延びるように形成されている。このため、各流出孔26では、入口(X2方向側の端部)が出口(X1方向側の端部)に比べて径方向の内側に配置されている。なお、周方向は、回転霧化頭2の回転方向であり、径方向は、回転霧化頭2の軸方向(X1およびX2方向)と直交する方向である。
そして、流出孔26に対して径方向の外側の内面22bが、塗料が拡散される拡散面27として機能する。この拡散面27は、先端側(X1方向側)に向けて拡径するように形成されている。また、拡散面27の外縁部27aには、図2に示すように、溝部28が形成されている。この溝部28は、塗料を液糸状にして放出端29から放出するために設けられている。溝部28は、径方向に延びるように形成されるとともに、周方向に所定の間隔を隔てて複数設けられている。
具体的には、溝部28は、内面22bと外面22cとが繋がる部分である放出端29まで延びるように形成されている。すなわち、内径側から外径側へと延びる溝部28の深さが所定値になると、その所定値の深さを保ったまま放出端29に到達するように溝部28が形成されている。なお、所定値は、たとえば、塗料の流量を大きくした場合であっても塗料を均一な液糸状にすることが可能なように予め設定された値である。
このため、図3に示すように、溝部28の断面形状が外面22c側に現れるようになっている。したがって、放出端29は、外面22c側から見て凹凸状に形成されている。また、溝部28は、断面形状がほぼV字状に形成され、深くなるほど幅が狭くなるように形成されている。そして、隣接する溝部28を仕切る壁部は、断面形状が三角形状に形成されている。
−塗装時の動作−
次に、図1〜図3を参照して、塗装装置100の動作について説明する。なお、塗装時には、回転霧化頭2に高電圧が印加され、被塗装物が接地される。そして、たとえばエアモータにより、回転軸11および回転霧化頭2が回転される。
まず、塗料供給管12(図1参照)のノズルから液体の塗料が吐出され、塗料空間Sに塗料が供給される。ノズルから吐出された塗料は、ハブ24の突起24aに衝突し、径方向(凹部23の内側面側)に拡散される。その塗料は、遠心力により流出孔26から流出される。
そして、流出孔26から流出した塗料は、遠心力により拡散面27に沿って径方向の外側に流れる。その拡散面27に沿って流れる塗料は膜状になり、外縁部27aに到達して溝部28(図2および図3参照)に供給される。溝部28を通過した塗料は液糸状になり、放出端29から放出される。そして、放出された液糸状の塗料が霧化される。その霧化された塗料は帯電されており、被塗装物に塗着される。
−効果−
本実施形態では、上記のように、溝部28を放出端29まで延びるように形成することによって、放出端29の溝部28から塗料が放出されることにより、塗料の流量を大きくした場合であっても、放出される塗料の液糸が結合するのを抑制することができる。したがって、放出される塗料を均一な液糸状にすることができるので、塗料の微粒化が悪化するのを抑制することができる。また、放出端29を凹凸状にすることにより、回転霧化頭2と被塗装物との間に形成される電界が強くなるので、塗着効率を向上させることができる。本実施形態の回転霧化頭2を用いた場合には、放出端が凹凸状ではない従来の回転霧化頭を用いた場合に比べて、塗着効率が約2%向上した。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態において、霧化された塗料を制御するためのシェーピングエアを吐出するエア吐出部が設けられていてもよい。
本発明は、塗装装置の回転軸に取付可能に構成され、供給される塗料を遠心力により放出して霧化するように構成された回転霧化頭に利用可能である。
2 回転霧化頭
11 回転軸
27 拡散面
27a 外縁部
28 溝部
29 放出端
100 塗装装置

Claims (1)

  1. 塗装装置の回転軸に取付可能に構成され、供給される塗料を遠心力により放出して霧化するように構成された回転霧化頭であって、
    供給される塗料が外縁部に向けて拡散される拡散面を備え、
    前記外縁部には溝部が形成され、前記溝部は前記外縁部の放出端まで延びるように形成されていることを特徴とする回転霧化頭。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11351559B2 (en) 2018-06-21 2022-06-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotary atomization head and coating device

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