JP2018126228A - 消防用ホース - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面の耐摩耗性や耐候性が優れており、且つライニングの内面の平滑性が高く、流水抵抗の少ない消防用ホースを提供する。【解決手段】 ジャケットの表面に長く露出する表たて糸と、ジャケットの内面に長く露出する裏たて糸とを交互に配し、当該たて糸群とよこ糸とをたて二重織組織により織成してなるジャケットの内面にゴム又は合成樹脂のライニングを施してなるホースにおいて、前記裏たて糸が合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸よりなり、且つ裏たて糸が表たて糸より細いことを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は消防用ホースに関するものであって、柔軟で扁平に折畳み可能なジャケットの内面に、ゴム又は合成樹脂のライニングを施してなる形式の消防用ホースに関するものである。
従来の消防用ホースは、実公昭58−24708号公報に示されるように、ジャケットはたて糸とよこ糸とを平織組織で織成したものが用いられており、よこ糸が外部に露出して紫外線や外傷により傷付くことがないように、たて糸を極端に混ませたものが使用されていた。
しかしながらこのようなホースでは、たて糸がよこ糸一本ごとに浮沈するため、ジャケットの裏面においてよこ糸による凹凸が生じ、その凹凸がライニングの内面にまで転写され、前記公報の図面にも表されているように、ホースの内面にホースの周方向に延びる凹凸条が形成される。
そのため当該ホース内を通る水はその凹凸条を横切って流れることとなり、ホースの流水抵抗が大きくなり、長い距離を流れた後においては放水量が大幅に減少することとなるのである。
また特開2003−74756号公報に示されるように、ジャケットの表面にたて糸が多く露出するような綾織組織の内外面を反転し、ジャケットの内面にたて糸が多く露出するような綾織り組織によりジャケットを織成することにより、内面における凹凸条を無くすることが考えられるが、かかる組織ではジャケットの外面によこ糸が多く露出することとなり、ホースの耐圧力を負担するよこ糸が紫外線や日光により劣化したり、摩耗や外傷などにより傷ついたりする恐れがある。
実公昭58−24708号公報 特開2003−74756号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、ジャケットの表面においてたて糸によりよこ糸を保護しつつ、ジャケットの内面において凹凸条が生じるのを防止し、ホースの流水抵抗を減少させることを目的とするものである。
而して本発明は、ジャケットの表面に長く露出する表たて糸と、ジャケットの内面に長く露出する裏たて糸とを交互に配し、当該たて糸群とよこ糸とをたて二重織組織により織成してなるジャケットの内面にゴム又は合成樹脂のライニングを施してなるホースにおいて、前記表たて糸と裏たて糸が合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸よりなり、且つ裏たて糸が表たて糸より細いことを特徴とするものである。
本発明においては、前記裏たて糸の太さが、表たて糸の太さの50〜90%であることが好ましい。
本発明によれは、ジャケットの表面に長く露出する表たて糸と、ジャケットの内面に長く露出する裏たて糸とを交互に配し、当該たて糸群とよこ糸とをたて二重織組織により織成しているので、ジャケットの表裏共にたて糸が覆っており、当該表たて糸と裏たて糸との間によこ糸がサンドイッチ状に挟まれているので、よこ糸は日光や摩耗等の外傷から保護されており、傷付くことがない。
そしてジャケットの内面は裏たて糸が長く露出しており、当該裏たて糸はライニングとの接着性に優れた合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸よりなっているので、よこ糸がライニングに接することがなく、紡績糸又は嵩高長繊維糸よりなる裏たて糸により、ライニングに対して優れた接着性を有するのである。
また表たて糸として合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸を使用することにより、これらの糸条は嵩が高くよこ糸を有効に覆って保護すると共に、ホースの耐摩耗性を確保することができる。
さらに本発明によれば、裏たて糸がよこ糸に対してジャケットの内面に長く露出する綾織り組織により織られているので、よこ糸によるジャケットの凹凸を裏よこ糸が隠蔽し、ジャケットの内面はよこ糸による凹凸がなく平滑になり、ホースの流水抵抗を大幅に低下させることができる。
さらに本発明によれば、裏たて糸が表たて糸より細く、且つ表たて糸と同じ密度で織り込まれることとなるので、裏たて糸はそのテンションにより扁平に押し潰された状態で、ジャケットの裏面において周方向に並ぶこととなり、ホースの内面には扁平状態の裏たて糸により長さ方向のみならず周方向にも平滑になり、流水抵抗をさらに軽減させることが可能となるのである。
本発明のジャケットの表面における意匠図である。 本発明のジャケットの組織を示すものであって、(a)は平面図、(b)はb−b断面図である。
以下本発明を図面に基づいて説明する。図面においてジャケット1は、たて糸2とよこ糸3とを織成してなっており、たて糸2としては表たて糸2aと裏たて糸2bとが交互に配置されている、
そして表たて糸2aはよこ糸3に対して、ジャケット1の表面に長く露出する3/1綾織により織られており、裏たて糸2bはよこ糸3に対して、ジャケット1の内面に長く露出する1/3綾織により織られている。
そのため表たて糸2aは主としてジャケット1の表面に長く浮き、内面には短くしか浮かないため、ジャケット1の表面においてはテンションが緩み、裏たて糸2bは逆にジャケット1の内面においてテンションが緩むこととなり、表たて糸2aはジャケット1の表面に偏倚し、裏たて糸2bはジャケット1の内面に偏倚する。
それゆえジャケット1の表面においては裏たて糸2bの浮いた部分も表たて糸2aに包み込まれてほとんど表面に現れず、逆にジャケット1の内面においては表たて糸2aの沈んだ部分も裏たて糸2bに包み込まれる。そのためジャケット1の表面には表たて糸2aのみが現れ、内面には裏たて糸2bのみが現れることとなる。
従って本発明によれば、ジャケット1の内面には合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸よりなる裏たて糸2bのみが存在することとなり、表たて糸2aもよこ糸3も内面に露出することがないので、ジャケット1はライニングに対してきわめて良好な接着性を有するのである。
そしてよこ糸3はジャケット1の内面に露出することがないので、強度の大きいフィラメント糸を使用することができ、そのようにしてもジャケット1とライニングとの接着性を阻害することがない。
そしてまた表たて糸2aに合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸を使用することにより、当該紡績糸や嵩高長繊維糸は耐摩耗性に優れており、またフィラメント糸に比べて嵩が高いので、よこ糸3を日光や風雨から有効に隠し、且つジャケット1の耐摩耗性にも優れたものとなる。
また裏たて糸2bは表たて糸2aよりも細く、しかも表たて糸2aと同じ密度で織り込まれるため、裏たて糸2bは表たて糸2aに比べて扁平に押し潰された状態となり、ジャケット1の内面はかかる扁平状態の裏たて糸2bに覆われることとなり、凹凸のない平滑な状態となる。
従ってジャケット1の内面が平滑になるため、ライニング4の内面に凹凸が形成されることがなく、ホースとして内面が極めて平滑性の高いものとなり、流水抵抗が大幅に低下するのである。
1 ジャケット
2a 表たて糸
2b 裏たて糸
3 よこ糸
4 ライニング

Claims (2)

  1. ジャケットの表面に長く露出する表たて糸と、ジャケットの内面に長く露出する裏たて糸とを交互に配し、当該たて糸群とよこ糸とをたて二重織組織により織成してなるジャケットの内面にゴム又は合成樹脂のライニングを施してなるホースにおいて、前記表たて糸と裏たて糸が合成繊維の紡績糸又は嵩高長繊維糸よりなり、且つ裏たて糸が表たて糸より細いことを特徴とする、消防用ホース
  2. 前記裏たて糸の太さが、表たて糸の太さの50〜90%であることを特徴とする、請求項1に記載の消防用ホース
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