JP2018126184A - 安全帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の安全性を保障可能に管理できる安全帯を提供する。【解決手段】ショックアブソーバ26は、ランヤード14が所定以上の衝撃荷重を受ける際。ベルト32が引かれることでケーシング30が分割されて、ケーシング30からベルト32が引出されることで、ランヤード14が受ける衝撃を緩和する。また、表示部44には、バーコードが記されたラベル48が貼付されており、ケーシング30が分割されることで、インクタンク52内のインク58が表示部44内に噴出されてラベル48に付着する。このため、ランヤード14に所定以上の衝撃荷重が作用すると、ラベル48に記されたバーコードが読取り不能となるので、ランヤード14に所定以上の衝撃荷重が加わってバーコードが読取りできなくなった安全帯10が使用されるのを防止できて、安全帯10を装着した作業者の安全性を保障可能に管理できる。【選択図】図2

Description

本発明は、高所作業に用いられ安全帯に関する。
建設現場や工場等における高所作業には、作業者保護のために安全帯が用いられる。安全帯は、ロープやストラップ等が用いられたランヤードの一端が胴ベルト等に連結されており、ランヤードの他端が親綱に相当する所定の構造物等に連結されることで、胴ベルトを装着した作業者の転落防止が図られる。また、ランヤードには、ショックアブソーバが設けられたものがあり、ショックアブソーバにより胴ベルトを装着している作業者が受ける衝撃が緩和される。
このような安全帯においては、耐荷重が保障される期間としての耐用年数があり、耐用年数に定まる使用期限での使用が推奨されている。ここから特許文献1では、安全ロープに短管を嵌めこむと共に、バーコードを印刷したラベルを短管に貼付している。バーコードは、安全ロープの製造番号等がコード化されており、特許文献1では、安全ロープの短管に設けられたバーコードを読み込んで使用期限内か否か管理することで、安全ロープの使用期限等の管理を行うように提案している。
特開平05−115573号公報
ところで、安全帯では、大きな引張荷重や引張荷重が加わる際の衝撃が加わることで、ランヤード等に用いられているロープ等の機能部品に損傷が生じ、見た目に異常がないにも関わらず耐荷重が低下することがある。このため、衝撃荷重が加わった安全帯は、使用期限前であっても、作業者の保護が保障されない可能性が生じる。安全帯について作業者の保護を保障するためには、大きな引張荷重や引張荷重が加わる際の衝撃を受けたランヤードや胴ベルト等が使用されるのを防止できるように管理できることが要求される。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、作業者の安全性を保障可能に管理できる安全帯を提供することを目的とする。
第1の態様は、一端に作業者を拘束可能な拘束部を備え、又は一端が作業者を拘束可能な拘束部に連結されると共に、他端が作業者を保持する保持部に連結可能とされたランヤードと、前記ランヤードに設けられ、認識されることで前記ランヤードを特定可能な識別標と、前記ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けることにより前記識別標が認識されるのを阻害する認識阻害手段と、を備えている。
第1の態様では、ランヤードの一端に作業者を拘束可能な拘束部を備えるか、又はランヤードの一端が作業者を拘束可能な拘束部に連結される。また、ランヤードは、他端が保持部に連結されることで、拘束部により拘束されている作業者を保持部に保持可能にしている。即ち、ランヤードは、拘束部が予め連結されたものであっても良く、また、予め作業場所において保持部に連結されて配置され、拘束部を装着した作業者が、作業場所において拘束部をランヤードに連結するものであっても良い。また、拘束部は、胴ベルトであっても良く、ハーネスであっても良い。さらに、ランヤードには、拘束部によって拘束された作業者を吊り下げ得ると共に、作業者を吊り下げる際に生じる衝撃に耐え得る耐衝撃荷重を有するも綱状体を用いることができ、綱状体は、四つ打ちロープ、八つ打ちロープなどの織ロープであっても良く、ストラップなどであっても良い。
作業者を保護する際には、ランヤードや拘束部が衝撃荷重を受ける。この衝撃荷重には、作業者を吊り下げた状態における引張荷重、及び作業者を吊り下げる際の衝撃が含まれ、ランヤード及び拘束部には、衝撃荷重に耐えうる強度が要求される。
第1の態様では、このランヤードに識別標が設けられており、識別標が認識されることで、ランヤードが特定できて、拘束部を備えたランヤード、又は、拘束部が連結されるランヤードの使用期限等が管理可能にされている。
認識阻害手段は、ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けることで識別標が認識されるのを阻害する。このため、識別標が認識されるのを阻害されているか否か、即ち、識別標を認識できるか否かによって、ランヤードに設けられる機能部品が衝撃荷重を受けたか否かを判別できる。これにより、所定以上の衝撃荷重を受けたランヤードを用いた安全帯が使用されるのを抑制できて、作業者の安全性が保障されるように安全帯を管理できる。しかも、所定以上の衝撃荷重を受けていない安全帯の使用が制限されるのを抑制できる。
第2の態様は、第1の態様において、前記ランヤードは、一端に作業者を拘束可能な前記拘束部を備えている。
第2の態様では、一端に拘束部を備えたランヤードが所定以上の衝撃荷重(所定以上の引張荷重及び衝撃)受けた場合に、識別標が認識されるのを阻害する。これにより、拘束部及びランヤードを備えた安全帯が所定以上の衝撃荷重を受けた場合、当該安全帯が使用されるのを抑制できて、拘束部及びランヤードを備えた安全帯を、作業者の安全性が保障されるように管理できる。
第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記ランヤードには、当該ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けた際に、その衝撃を緩和するショックアブソーバが設けられていると共に、当該ショックアブソーバに前記識別標が設けられ、前記認識阻害手段は、前記ショックアブソーバが作動したときに、前記識別標が認識されるのを阻害する。
第3の態様では、所定以上の衝撃荷重を受ける際の衝撃を緩和するショックアブソーバがランヤードに設けられており、ショックアブソーバに識別標が設けられている。また、認識阻害手段は、所定以上の衝撃荷重を受ける際の衝撃をショックアブソーバが緩和することで、識別標が認識されるのを阻害する。
これにより、所定以上の衝撃荷重を受けたショックアブソーバが用いられているランヤードが使用されるのを抑制できて、作業者の安全性が保障されるように安全帯を管理できる。
第4の態様は、第1の態様から第3の態様の何れかにおいて、前記ランヤードには、底面に前記識別標の一次元又は二次元コードが記されると共に、当該バーコードが視認可能に透明部材により覆われた表示部が設けられており、前記認識阻害手段は、着色剤が充填されると共に、前記着色剤を前記表示部内に供給可能に連通された貯液部、及び前記表示部と前記貯液部との間を閉鎖すると共に、前記ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けることにより開放されて、前記貯液部の前記着色剤を前記バーコードに付着させる閉塞手段を含んで構成されている。
第4の態様によれば、ランヤードに表示部が設けられており、表示部は、底面に識別標の一次元コードとしてのバーコード又は二次元コードとしてのQRコード(登録商標)の識別標のコードが記されると共に、識別標のコードが透明部材によって覆われている。認識阻害手段には、識別標のコードに付着することで適正に視認できなくなるインクなどの有色の着色剤が用いられ、表示部内に連通可能にされた貯留部内に当該着色剤が貯留されると共に、貯留部内と表示部内とが閉塞手段によって閉塞されている。
ここで、ランヤードに所定以上の衝撃荷重が作用した場合、閉塞手段が、表示部と貯留部との間を開放する。これにより、貯留部内の着色剤が、表示部内に供給されて識別標のコードに付着することで、識別標のコード(識別標)が認識されない状態となるので、作業者の安全性が保障されるように安全帯を管理できる。また、識別標のコードに着色剤が付着しているかは、透明部材を通して視認できるので、作業者の安全性を保障できるように安全帯を管理するのが容易になる。
以上説明したように第1の態様によれば、ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けているか否かを確認できるので、所定以上の衝撃荷重を受けたランヤードが使用されるのを抑制できて、作業者の安全性が保障されるように安全帯を管理できる、という効果を有する。
第2の態様によれば、ランヤードの一端に拘束部を備えた安全帯について、作業者の安全性が保障されるように管理できる、という効果を有する。また、第3の態様によれば、所定以上の衝撃荷重を受けたショックアブソーバを用いているランヤードが使用されるのを抑制できて、ランヤードにショックアブソーバが設けられた安全帯について、作業者の安全性が保障されるように管理できる、という効果を有する。
第4の態様によれば、識別標を目視でも確認できるので、作業者の安全性が保障されるように安全帯を管理するのが容易となる、という効果を有する。
本実施の形態に係る安全帯の概略図である。 (A)はショックアブソーバを示す図1の2A−2A線に沿った概略断面図、(B)は安全帯を装着した状態を示す概略図である。 (A)は衝撃荷重を受けたショックアブソーバの概略を示す断面図、(B)は安全帯が衝撃荷重を受けた状態を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に係る安全帯10が斜視図にて示されている。
本実施の形態に係る安全帯10には、胴ベルト型安全帯が適用されている。安全帯10は、拘束部としての胴ベルト12及びランヤード14を備えており、胴ベルト12にランヤード14が連結される。
胴ベルト12は、帯状にされており、長手方向の一端にバックル16が取付けられると共に、長手方向の他端にプレート18が取付けられる。バックル16は、挿入口16Aにプレート18が挿入されることでプレート18が係合されると共に、解除ボタン16Bが操作されることで、プレート18が係合解除されるワンタッチ式にされている。また、胴ベルト12には、長手方向の中間部に調整金具20が設けられており、調整金具20により胴ベルト12の長さ(バックル16とプレート18との間の長さ)が調整可能にされている。
胴ベルト12は、装着者(作業者)が適正な拘束状態となる長さに調整されて作業者の腰に巻付けられ、バックル16にプレート18が係合されることで装着される。また、胴ベルト12は、バックル16へのプレート18の係合が解除されることで装着が解除される(取外される)。なお、胴ベルト12は、ワンタッチ式に限らず、胴ベルト12の一端に設けたバックル金具に他端の先端が挿入されて装着される構成等の公知の構成を適用できる。
ランヤード14には、綱状体としての長尺のストラップ22、調整手段としての巻取り器24、衝撃緩和手段としてのショックアブソーバ26及び係合部材としての鉤形のフック28が設けられている。図2(A)には、ショックアブソーバ26の概略が図1の2A−2A線に沿った断面図にて示されており、図2(B)には、安全帯10の装着状態が示されている。
図1に示す如く、ランヤード14は、ストラップ22の一端にフック28が連結されており、ストラップ22の他端が巻取り器24に連結されている。巻取り器24は、平面視略円形のハウジング24A内に図示しない巻取軸が設けられており、ハウジング24Aの引出し口24Bに挿入されたストラップ22の先端部が巻取軸に連結されて巻付けられている。巻取り器24は、図示しないレバー操作によりストラップ22の巻取り及び引出しが可能にされており、巻取り器24によりストラップ22の引出し長さが調整されることで、ランヤード14の長さが調整される。また、巻取り器24は、レバー非操作状態においてストラップ22の引出しが阻止されたロック状態にされる。なお、ランヤード14は、ストラップ22に代えて、四つ打ちロープや八つ打ちロープなどの織ロープなどの綱状体が用いられても良い。
ショックアブソーバ26には、ケーシング30及び帯状のベルト32が設けられている。ショックアブソーバ26は、巻取り器24と胴ベルト12との間に配置されて、ベルト32により胴ベルト12と巻取り器24を連結する。図2(A)に示す如く、ケーシング30は、巻取り器24側の前壁30A、巻取り器24とは反対側の後壁30B、下壁30C、上壁30D、及び一対の側壁30E(図1参照)によって略矩形箱形状に形成されている。ケーシング30には、前壁30Aに挿通口34Aが設けられると共に、後壁30Bに挿通口34Bが形成されており、挿通口34A、34Bが前壁30A及び後壁30Bの下壁30C側において略矩形状(スリット状)に開口されている。
図1に示す如く、胴ベルト12には、長手方向の中間部に連結部材としての矩形環36が設けられており、矩形環36が、胴ベルト12の装着者(作業者)側の面とは反対側の面に取付けられている。
ベルト32は、中間部が折り畳まれてケーシング30の内部に収容されており、ベルト32の端部が挿通口34A、34Bから引出されている。ケーシング30は、下壁30Cが胴ベルト12に対向されて配置され、ケーシング30の挿通口34Aから引き出されたベルト32の先端が巻取り器24に連結されていると共に、挿通口34Bから引き出されたベルト32の先端部が矩形環36に連結されている。これにより、ランヤード14が胴ベルト12に連結されている。
図2(B)に示す如く、安全帯10は、作業者の腹側でバックル16にプレート18が係合されて胴ベルト12が装着されることで、ショックアブソーバ26が作業者の背中側に配置される。また、ランヤード14のフック28を保持部としての親綱や構造物等の取付設備(安全帯10を安全に取付けるための予め定められた設備)38に掛けられて連結されることで、安全帯10(胴ベルト12)を装着した作業者が取付設備38に保持可能にされる。
一方、図1に示す如く、ショックアブソーバ26は、ケーシング30の側壁30Eの各々に脆弱部としての破断線40が設けられており、破断線40は、側壁30Eにおいて挿通口34Aと挿通口34Bとを結ぶ浅溝のライン状に形成されている。ケーシング30は、破断線40に沿って胴ベルト12側の下ケース42Aと胴ベルト12とは反対側の上ケース42Bとに分割可能にされている。
図3(A)には、分割された状態のケーシング30が図2(A)と同様の断面図にて示されており、図3(B)には、安全帯10により作業者が取付設備38に吊り下げられて保持された状態(ランヤード14に引張荷重が作用した状態)が示されている。
胴ベルト12を装着した作業者がランヤード14により取付設備38に吊り下げられると、弛んでいたストラップ22に所定以上の引張荷重が作用し、ショックアブソーバ26のベルト32が巻取り器24側に引かれる。また、ランヤード14は、引張荷重が作用する際に衝撃を受ける。ショックアブソーバ26のケーシング30は、引張荷重が作用する際に、ベルト32により挿通口34Aを開く方向(上ケース42B側が下ケース42Aから離れる方向)に引かれて、側壁30Eの破断線40において分割される(図3(A)参照)。これにより、ケーシング30内に折り畳まれていたベルト32が展開されて、胴ベルト12を装着した作業者の受ける衝撃が緩和される。なお、ケーシング30には、後壁30B側(挿通口34B側)に支軸(図示省略)が設けられており、ケーシング30が分割される際、下ケース42A及び上ケース42Bが後壁30B側の支軸を軸に回動して挿通口34A側が開放される。また、本実施の形態では、ケーシング30に予め破断線40を形成したが、ケーシング30は、挿通口34A側を開放するように分割可能であれば良い。
図1及び図2(A)に示す如く、ショックアブソーバ26のケーシング30には、上壁30Dに表示部44が設けられている。表示部44では、上壁30Dに矩形状の開口44Aが形成されており、上壁30Dに取付けられた透明部材及び保護部材としての透明板44Bにより開口44Aが閉塞されている。また、上壁30Dの内側(ケーシング30内側)には、薄箱状の底板46が設けられており、底板46が上壁30Dに取付けられて開口44Aをケーシング30内側から閉塞している。これにより、表示部44内には、透明板44Bと底板46の底面(透明板44B側の面)46Aに狭い空間が形成されている。また、表示部44内には、底板46の底面46Aにラベル48が貼付されている。
図1に示す如く、ラベル48には、識別標の一次元コードであるバーコード50が記されており、表示部44では、透明板44Bを通してバーコード50が視認可能にされている。バーコード50は、識別標とされた符号がコード化されており、バーコード50は、一次元バーコードに限らず二次元コードであるQRコード(登録商標)であっても良い。また、識別標としては、安全帯10又は安全帯10に設けられたランヤード14を特定可能な符号が適用される。このような識別標としては、安全帯10の製造番号、安全帯10に設けられるランヤード14の製造番号、ランヤード14に設けられるストラップ22の製造番号、又はランヤード14に設けられるショックアブソーバ26の製造番号を用いることができる。また、識別標は、これらに限らず、安全帯10に設けられるランヤード14を特定できるように設定したユニークな符号(数字、文字及び数字と文字を組み合わせた文字列)を適用しても良い。本実施の形態において、バーコード50は、ランヤード14の製造番号を識別標として、一次元コード化されている。これにより、ハンディスキャナ(バーコードスキャナ)などの読取手段により透明板44Bの外側からバーコード50を読取ることで、識別標を認識できて、安全帯10及び安全帯10に用いたランヤード14が特定可能にされている。
図2(A)に示す如く、ケーシング30の上壁30Dには、認識阻害手段を構成する貯留部としてのインクタンク52が設けられている。インクタンク52は、上壁30Dのケーシング30内面側に一体に形成されても良く、また、上壁30Dのケーシング30内面側に取付けられても良い。インクタンク52は、内部が図示しない連通孔を介して表示部44内に連通可能にされている。また、表示部44とインクタンク52との間には、閉塞手段としての閉塞栓54が設けられており、閉塞栓54が表示部44とインクタンク52との間に挿入及び引出し可能にされて上壁30Dに取付けられている。閉塞栓54が表示部44とインクタンク52との間に挿入された状態では、連通孔が閉塞されてインクタンク52内が封止され、閉塞栓54が表示部44とインクタンク52との間から引き出された状態では、インクタンク52内が表示部44内に連通される。
図2(A)及び図3(A)に示す如く、ケーシング30内には、認識阻害手段を構成する連結線(ワイヤ)56が設けられている。連結線56は、一端が閉塞栓54に連結されると共に、他端が挿通口34Bの近傍においてベルト32に連結されている。連結線56は、ケーシング30が下ケース42Aと上ケース42Bとに分割されることで伸長され、上ケース42Bの表示部44とインクタンク52との間から閉塞栓54を引出す。これにより、表示部44内とインクタンク52内とが連通される。
インクタンク52には、表示部44との間に閉塞栓54が挿入されて封止された状態で着色剤としての液状のインク(インク液、濃色が好ましい)58が加圧されて封入されている。表示部44とインクタンク52との間から閉塞栓54が引き出されることで、インク58が表示部44内に噴出される。これにより、表示部44内のラベル48の表面及び透明板44Bの内面にインク58が付着し、付着したインク58によりバーコード50の読取りが阻害される(バーコード50が読取り不能にされる)。
なお、本実施の形態では、インクタンク52のインク58が表示部44内に噴出されるようにしているが、これに限らず、表示部44内においてラベル48の表面が透明板44Bに接するようにしておき、インクタンク52内のインク58が毛細管現象によって透明板44Bとラベル48との間に浸み込むことで、バーコード50を読取り不能となるようにしても良い。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
安全帯10は、胴ベルト12が作業者の腰に巻かれてバックル16にプレート18が係合されて装着される。装着された安全帯10は、ショックアブソーバ26が作業者の背中側に配置されて、ショックアブソーバ26のケーシング30に設けているラベル48のバーコード50が表示部44の透明板44Bを通して視認可能とされている。これにより、バーコード50をバーコードスキャナなどにより読取ることで、ランヤード14及びランヤード14が設けられた安全帯10を特定できる。
バーコード50は、ランヤード14(安全帯10)ごとに異なっており、このバーコード50を用いて安全帯10及び安全帯10のランヤード14の管理を行うことができる。安全帯10を管理する図示しない管理システムにおいては、安全帯10ごとの使用開始日、使用開始日と耐用年数とから定まる使用期限などを含めて管理する際、安全帯10に設けたバーコード50に関連付ける。
ここで、作業者が作業場所に入退場する際に、作業者の装着した安全帯10のバーコード50をスキャナによって読取ることで、作業場所において使用される安全帯10を特定できると共に、安全帯10の使用期限等を管理できる。また、安全帯10を装着した作業者の入場及び退場を管理することができる。なお、安全帯10に対する管理は、公知の管理方法を適用でき、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
安全帯10を装着した作業者は、作業場所において定められている取付設備38にランヤード14のフック28を係合させた状態(図2(B)参照)で作業を行い、作業が終了して退場する際、フック28を取付設備38から外す。
ここで、作業場所において安全帯10を装着した作業者が足場等を踏み外すなどの事態が生じると、作業者は、ランヤード14によって取付設備38から吊り下げられて保持されるので(図3(B)参照)、作業者が高所から転落してしまうのを防止できる。
安全帯10を装着した作業者がランヤード14によって吊り下げられるなどの状態となる場合、ランヤード14は所定以上の衝撃荷重を受ける。ここで、本実施の形態において、所定の衝撃荷重は、ショックアブソーバ26が作動する最低の衝撃荷重としている。
ランヤード14が所定以上の衝撃荷重を受ける際には、ショックアブソーバ26のベルト32が巻取り器24側に引っ張られることで、ケーシング30が下ケース42Aと上ケース42Bとに分割されてベルト32が展開される。これにより、作業者がランヤード14によって吊り下げられる際の衝撃が緩和される。また、ランヤード14は、衝撃荷重を受ける際の衝撃が緩和されて、乗員を支える際の引張荷重を受けながら乗員を吊り下げる。
ところで、ショックアブソーバ26のケーシング30には、インクタンク52が設けられており、ケーシング30が下ケース42Aと上ケース42Bとに分割されることで伸長される連結線56が、閉塞栓54を引っ張る。このため、表示部44内とインクタンク52内とが連通されて、インクタンク52内に充填されたインク58が表示部44内に噴出されて、表示部44のラベル48に記したバーコード50が読取り不可能となる。
一方、ランヤード14が所定以上の衝撃荷重を受けた安全帯10では、ランヤード14等の耐荷重(耐衝撃荷重)が低下していることがあり、このために、作業者が転落した際の安全性が保障されなくなる場合がある。安全帯10は、ランヤード14が所定以上の衝撃荷重を受けると、バーコード50の読取りが不能になる。
ここから、作業者がバーコード50の読取が不能となった安全帯10を装着して作業場所に入場する場合、バーコード50を読取ることができないので、作業者の装着している安全帯10が所定以上の衝撃荷重を受けていることが明確になり、使用されるのを制限できる。
このように、安全帯10のランヤード14が所定以上の衝撃荷重を受けた際に、バーコード50を読取り不能にすることで、所定以上の衝撃荷重を受けたランヤード14、当該ランヤード14が設けられた安全帯10が使用されるのを防止できる。これにより、安全帯10について、作業者の安全性を保障できるように管理できる。
また、ランヤード14が所定以上の衝撃荷重を受けた場合に、バーコード50が記されたラベル48にインク58が付着するので、所定以上の衝撃荷重を受けたか否かを目視でも確認できる。これにより、作業場所において、作業者の各々が装着している安全帯10(ランヤード14)が所定以上の衝撃荷重を受けたか否かを確認でき、作業者の安全性が保障されていない安全帯10が使用されてしまうのを防止できる。
さらに、衝撃荷重を受けた際に衝撃を吸収するショックアブソーバ26にバーコード50を設け、ショックアブソーバ26が衝撃を緩和するように作動した場合にバーコード50を読取り不能にする。これにより、衝撃を緩和するように動作したショックアブソーバ26が使用されるのを防止できて、作業者の安全性を保障できるように適正に管理できる。しかも、ショックアブソーバ26が作動しない荷重であれば、バーコード50の読取り可能な状態に維持されるので、不必要に安全帯10が使用できなくなるのを抑制できる。
なお、以上説明した本実施の形態では、識別標としてのバーコード50を記したラベル48をショックアブソーバ26のケーシング30(表示部44の底板46の底面46A)に貼付したが、これに限らず、底板46の底面46Aにバーコード50を刻設して形成するようにしても良い。
また、本実施の形態では、綱状体としてのストラップ22、調整手段としての巻取り器24、衝撃緩和手段としてのショックアブソーバ26、及び係合部材としてのフック28を備えたランヤード14を例に説明した。しかしながら、ランヤードは、少なくとも綱状体及び係合部材を含むものであれば良く、また、ランヤードは、綱状体、調整手段、及び係合部材で構成されても良く、綱状体、衝撃緩和手段、及び係合部材で構成されても良い。
さらに、認識阻害手段は、インクタンク52及びインク58を含む構成に限らない。認識阻害手段は、破断線40を跨ぐようにケーシング30の側壁30Eにラベル48を貼付し、ケーシング30が分割された際に、ラベル48が分割(破断)されてバーコード50の読取りが不能となるようにしたものであっても良い。
また、本実施の形態では、ショックアブソーバ26にバーコード50(バーコード50が記されたラベル48)を設けたが、バーコード50は、綱状体(ストラップ22)に設けても良く、調整手段(巻取り器24)に設けても良い。認識阻害手段は、綱状体(ストラップ22)又は調整手段(巻取り器24)に設けたラベル48にインク等の着色剤を付着させるか、ラベル48を破断させるかして、識別標(バーコード50)を読取り不能にする構成を適用すれば良い。
また、本実施の形態では、識別標をコード化したバーコード50をラベル48に記した。しかしながら、ICチップに識別標を記録したRFタグを用い、管理システムにRFIDシステムを適用しても良い。この場合、認証阻害手段は、ランヤードが受ける衝撃荷重によりRFタグのアンテナを破断させても良く、また、RFタグを電磁的にシールドするなどして、RFタグとRFIDシステムとの間で送受信が成立しないようにすれば良い。
このようなRFタグを用いることで、入退場時に送受信用のアンテナが設けられたゲートを通過するようにすることで、安全帯の作業場所への入退場を管理できる。また、作業場所においては、複数の安全帯10の状態を同時に管理することができる。
なお、以上説明した本実施の形態では、ランヤード14の一端に拘束部としての胴ベルト12を備えた安全帯10を例に説明した。しかしながら、安全帯は、拘束部(胴ベルト12)とランヤード14とが別体とされ、ランヤード14が予め作業場所において保持部(取付設備38)に連結されており、胴ベルト12を装着した作業者が作業場所において、胴ベルト12にランヤード14を連結するように構成したものであっても良い。この場合、ランヤード14ごとに識別標が認識できるか否かを確認するように管理すれば良い。
また、安全帯は、胴ベルト型安全帯に限らず、ランヤードが拘束部としてのハーネスに連結されたハーネス型安全帯であっても良い。
10 安全帯
12 胴ベルト(拘束部)
14 ランヤード
22 ストラップ(ランヤード)
24 巻取り器(ランヤード)
26 ショックアブソーバ(ランヤード)
28 フック(ランヤード)
30 ケーシング
38 取付設備(保持部)
44 表示部
44B 透明板(透明部材)
48 ラベル
50 バーコード(識別標、一次元コード)
52 インクタンク(認識阻害手段)
54 閉塞栓(認識阻害手段)
56 連結線(認識阻害手段)
58 インク(認識阻害手段、着色剤)

Claims (4)

  1. 一端に作業者を拘束可能な拘束部を備え、又は一端が作業者を拘束可能な拘束部に連結されると共に、他端が作業者を保持する保持部に連結可能とされたランヤードと、
    前記ランヤードに設けられ、認識されることで前記ランヤードを特定可能な識別標と、
    前記ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けることにより前記識別標が認識されるのを阻害する認識阻害手段と、
    を備えた安全帯。
  2. 前記ランヤードは、一端に作業者を拘束可能な前記拘束部を備えている請求項1記載の安全帯。
  3. 前記ランヤードには、当該ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けた際に、その衝撃を緩和するショックアブソーバが設けられていると共に、
    当該ショックアブソーバに前記識別標が設けられ、
    前記認識阻害手段は、前記ショックアブソーバが作動したときに、前記識別標が認識されるのを阻害する請求項1又は請求項2記載の安全帯。
  4. 前記ランヤードには、底面に前記識別標の一次元又は二次元コードが記されると共に、当該バーコードが視認可能に透明部材により覆われた表示部が設けられており、
    前記認識阻害手段は、着色剤が充填されると共に、前記着色剤を前記表示部内に供給可能に連通された貯液部、及び前記表示部と前記貯液部との間を閉鎖すると共に、前記ランヤードが所定以上の衝撃荷重を受けることにより開放されて、前記貯液部の前記着色剤を前記バーコードに付着させる閉塞手段を含んで構成されている請求項1から請求項3の何れか1項記載の安全帯。
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